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検索対象: 図書 2016年8月

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図書 2016年8月


探 険 隊 の 後 援 会 幹 事 と し て 、 資 金 集 め の 二 八 ) 年 、 私 塾 を 抜 け 出 し て 上 京 、 印 刷 に 言 え ば 、 野 間 清 治 が 『 私 の 半 生 』 と い 先 頭 に 立 っ た こ と で も 知 ら れ て い る 。 工 場 で 職 工 と し て 働 き 始 め る 。 た だ し 、 う 自 伝 を 出 版 し た の も 、 同 じ く 一 九 三 六 村 上 俊 蔵 の 経 歴 は と い う と 、 一 八 七 一 一 そ の 担 当 は 、 吾 一 少 年 と は 異 な り 、 輪 転 年 の こ と で あ る 。 ( 明 治 五 ) 年 、 現 在 の 静 岡 県 浜 松 市 生 ま 機 を 回 転 さ せ る 仕 事 だ っ た ら し い 。 と な れ ば 、 『 路 傍 の 石 』 の 愛 川 吾 一 に れ 。 あ る 程 度 の 苦 学 を し て い る 点 だ け は 佐 藤 少 年 は や が て 、 印 刷 会 社 の 重 役 に は 、 野 間 清 治 、 村 上 俊 蔵 、 佐 藤 義 亮 の 少 愛 川 吾 一 と 似 て い る が 、 そ れ 以 外 に 目 立 文 才 を 見 込 ま れ 、 校 正 係 に 抜 擢 さ れ た 。 な く と も 三 人 の 出 版 創 業 者 の 経 歴 が 、 溶 っ た 共 通 点 は な い 。 と は い え 、 雑 誌 の 内 と い う と こ ろ は 、 吾 一 少 年 の 経 歴 と か し 込 ま れ て い る と 考 え て よ さ そ う だ 。 容 的 に 見 て 、 山 本 有 三 が 『 成 功 の 友 』 を 似 て い る 。 そ の 後 、 佐 藤 義 亮 は 、 苦 労 を も っ と 探 せ ば 、 吾 一 と 部 分 的 に 似 た 経 歴 考 え 出 し た と き 、 村 上 俊 蔵 の 『 成 功 』 が 重 ね な が ら も 、 一 九 〇 四 ( 明 治 三 七 ) 年 に を 持 っ さ ら に ほ か の 出 版 創 業 者 が 見 つ か 念 頭 に あ っ た こ と は 、 間 違 い な か ろ う 。 新 潮 社 を 創 業 、 文 芸 雑 誌 『 新 潮 』 を 発 刊 る 可 能 性 だ っ て 、 否 定 は で き な い 。 吾 一 青 年 の 新 雑 誌 は 、 小 説 家 の 空 想 の 産 す る の で あ る 。 そ れ は 、 単 な る ″ モ デ ル 探 し 〃 の 域 を 物 で は な い の で あ る 。 山 本 有 三 は 、 連 載 打 ち 切 り の 際 に 『 主 超 え て い る だ ろ う 、 と ぼ く は 思 う の だ 。 と こ ろ で 、 出 版 創 業 者 と し て の 愛 川 吾 婦 之 友 』 に 掲 載 し た 「 ペ ン を 折 る 」 と い 明 治 の 後 半 、 多 く の 出 版 創 業 者 た ち 一 に つ い て は 、 も う 一 つ 、 注 意 す べ き 特 う 文 章 で 、 『 路 傍 の 石 』 の 構 想 を 得 た の が 、 日 本 の 近 代 的 な 出 版 業 界 を 創 り 出 し 徴 が あ る 。 そ れ は 、 印 刷 工 場 で 働 い て い は 一 九 三 六 ( 昭 和 一 一 ) 年 の こ と だ っ た 、 て い っ た 。 そ の 一 つ の 象 徴 と し て 、 愛 川 た 、 と い う こ と だ 。 そ し て 、 こ の 特 徴 に と 記 し て い る 。 佐 藤 義 亮 が 『 新 潮 社 四 十 吾 一 を 描 く 。 そ れ こ そ が 、 『 路 傍 の 当 て は ま る 出 版 創 業 者 も 、 実 在 す る 。 そ 年 』 に 、 自 己 の 半 生 を 回 想 し た 「 出 版 お 石 』 で 山 本 有 三 が 意 図 し た こ と で は な か 」 - り ・ よ う れ は 、 新 潮 社 の 佐 藤 義 亮 で あ る 。 も い で 話 」 を 載 せ た の が 、 ち ょ う ど こ の っ た ろ う か 。 一 八 七 八 ( 明 治 一 一 ) 年 、 現 在 の 秋 田 県 年 。 こ の 本 は 非 売 品 だ が 、 有 三 は 以 前 か ( え ん ま ん じ じ ろ う ・ 編 集 者 ) 仙 北 市 に 生 ま れ た 佐 藤 義 亮 は 、 小 学 校 卒 ら 新 潮 社 と は 深 い 関 係 が あ り 、 「 出 版 お 業 後 、 師 範 学 校 へ の 進 学 を 目 指 し て 私 塾 も い で 話 」 に も 名 前 が 出 て い る ほ ど だ か で 勉 強 を 続 け て い た が 、 一 八 九 五 ( 明 治 ら 、 こ の 本 を 贈 ら れ た に 違 い な い 。 さ ら ぜ ん に く

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大 ヒ ッ ト を 記 録 し 、 や が て 、 雑 誌 王 国 、 れ る 、 と い う 少 年 時 代 は 、 そ の ま ま 有 三 う に 成 功 を 夢 み て 、 日 夜 、 孤 独 な 努 力 を 囲 の 経 験 と 重 な る か ら だ 。 し か も 、 有 三 は 続 け て い る 人 が た く さ ん い る 。 そ う い う 講 談 社 へ と 成 長 し て い く こ と と な っ た 。 吾 一 青 年 の 新 雑 誌 は 、 速 記 録 を 集 め て 一 八 八 七 ( 明 治 二 〇 ) 年 生 ま れ で 、 吾 一 と 人 た ち の た め の 雑 誌 を 作 ろ う 、 と い う の ほ ぼ 同 い 年 。 と す る と 、 『 路 傍 の 石 』 の だ 。 定 価 は 、 わ ず か 一 〇 銭 。 自 分 の よ う い る と い う 点 で 『 雄 弁 』 と 同 じ で あ り 、 か っ 、 発 刊 時 期 も ほ ぼ 一 致 す る 。 さ ら 筋 書 き は 、 作 者 自 身 の 経 歴 に 野 間 清 治 の に 貧 し い 者 で も 買 い や す い よ う に 、 と い う 配 慮 で あ る 。 に 、 野 間 清 治 の 出 身 は 現 在 の 群 馬 県 桐 生 事 績 を つ な ぎ 合 わ せ た も の な の か 。 市 で 、 愛 川 吾 一 の 故 郷 だ と 想 定 さ れ る 栃 そ う い う ふ う に 、 小 説 の ″ モ デ ル 〃 を 現 実 の 世 界 で も 、 一 九 〇 二 ( 明 治 三 五 ) り よ う も う 木 市 と は 、 同 じ 北 関 東 の 「 両 毛 」 と 呼 ば 探 す と い う の は 、 実 際 の と こ ろ 、 た い し 年 一 〇 月 、 同 じ く 定 価 一 〇 銭 で 発 刊 さ れ れ る 地 域 。 と な れ ば 、 吾 一 の モ デ ル は 野 て 意 味 の あ る こ と と は 思 え な い 。 小 説 の た 、 『 成 功 』 と い う 雑 誌 が あ っ た 。 そ の 間 清 治 で は な い か 、 と 考 え た く な る と い 世 界 は 小 説 の 世 界 と し て 味 わ え ば い い の 「 発 刊 之 辞 」 に は 「 自 己 の 手 腕 を 以 て 自 う も の だ 。 で あ っ て 、 そ れ を わ ざ わ ざ 現 実 と 絡 め る 己 の 運 命 を 作 り 出 す 人 物 」 の た め に こ の 雑 誌 を 始 め る 、 と あ る 。 し か し 、 野 間 清 治 は 群 馬 県 尋 常 師 範 学 必 要 は な い か ら だ 。 こ の 年 、 実 業 之 日 本 社 か ら 出 版 さ れ た た だ 、 『 路 傍 の 石 』 の 場 合 、 そ こ に は 校 を 卒 業 し た エ リ ー ト だ っ た の に 対 し て 、 愛 川 吾 一 は 苦 学 の 道 を 歩 ん だ 。 ま 単 な る ″ モ デ ル 探 し 〃 と し て 片 付 け て は カ ー ネ ギ ー の 『 実 業 の 帝 国 』 が 、 ベ ス ト セ ラ ー に な っ た 。 以 後 、 実 業 界 で の 成 功 た 、 一 八 七 八 ( 明 治 一 一 ) 年 生 ま れ の 野 間 お け な い も の が あ る 、 と ぼ く は 感 じ る 。 を 語 る 出 版 物 が 、 プ ー ム と な る 。 雑 誌 は 、 一 八 九 九 ( 明 治 三 一 l) 年 に は 数 え で 二 な ぜ な ら 、 吾 一 青 年 の 新 雑 誌 創 刊 に は 、 二 歳 だ か ら 、 吾 一 よ り 八 つ も 年 上 。 そ う ほ か に も 〃 モ デ ル 〃 ら し き も の が 存 在 し 『 成 功 』 は そ の 流 れ に 乗 り 、 最 盛 期 に は 数 万 部 を 発 行 し た 、 か な り メ ジ ャ ー な 雑 い う 点 で は 、 野 間 清 治 は 吾 一 の モ デ ル で て い る か ら で あ る 。 は な い 。 誌 だ っ た と い う 。 出 版 元 は 、 成 功 雑 誌 独 立 し て 出 版 社 を 立 ち 上 げ た 愛 川 吾 一 社 。 創 業 者 は 、 村 上 俊 蔵 。 村 上 は こ の 雑 そ も そ も 、 吾 一 の モ デ ル は 山 本 有 一 二 自 身 だ 、 と さ れ る こ と も あ る 。 進 学 の 希 望 が 企 画 し た 新 雑 誌 は 、 そ の 名 を 『 成 功 の 誌 に よ っ て 文 字 通 り ″ 成 功 〃 を 収 め て 名 の ぶ が 容 れ ら れ ず に 呉 服 屋 へ 丁 稚 奉 公 に 出 さ 友 』 と い う 。 世 の 中 に は 、 自 分 と 同 じ よ 士 と な り 、 明 治 末 年 、 あ の 白 瀬 矗 の 南 極

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新 刊 案 内 に 表 示 し た 発 売 日 は 小 社 出 庫 日 で す 8-2016 2016 年 度 下 期 主 要 企 画 社 会 の 価 値 観 が 大 き く 転 換 し た 時 代 に 、 人 び と の 愛 と 孤 独 と 狂 気 を み つ め 、 物 語 を つ む ぐ こ と に よ っ て 魂 の 尊 厳 に 光 を あ て た 漱 石 。 没 刊 後 百 年 を 経 た 今 な お 、 そ の 著 作 は わ れ わ れ の 2 定 本 漱 石 全 集 こ こ ろ を 捉 え て 離 さ な い 。 自 筆 原 稿 に 基 づ い ◆ 全 巻 ・ 別 巻 1 た 本 文 に 、 詳 細 な 注 と 校 異 表 を 付 し 、 新 発 見 資 料 の 数 々 を 盛 り 込 ん だ 決 定 版 全 集 。 刑 事 司 法 を 考 え る 岩 波 茂 雄 文 集 〔 編 集 委 浜 田 寿 美 男 ・ 佐 藤 博 史 ・ 後 藤 昭 ・ 指 宿 信 ・ 木 谷 明 ・ 浜 井 浩 一 裁 判 員 制 度 、 被 害 者 参 加 、 取 り 調 べ の 可 視 化 ・ 。 二 一 世 紀 初 頭 か ら 続 刊 月 く 改 革 で 日 本 の 刑 事 司 法 は 大 き く 変 わ り つ つ あ る 。 何 が 問 題 か 、 ど の よ う な 改 革 が 必 要 か 。 ◆ 全 7 巻 日 本 の 刑 事 司 法 シ ス テ ム 全 般 に 広 く メ ス を 入 れ 、 今 後 の あ る べ き 姿 を 探 る 。 〔 編 集 委 植 田 康 夫 ・ 紅 野 謙 介 ・ 十 重 田 裕 一 「 文 化 の 配 達 人 」 を 志 し 、 理 想 の 出 版 を 追 い 求 め た 岩 波 茂 雄 。 岩 波 書 店 の 「 開 店 案 内 」 か 刊 月 ら 、 敗 戦 後 ま も な く の 手 記 ま で 、 そ の 生 涯 に 書 き 遺 し た 文 章 を 初 め て 集 成 す る 。 一 出 版 人 ◆ 全 3 巻 の 軌 跡 で あ る と 同 時 に 、 近 代 日 本 の 学 術 と 文 芸 を め ぐ る 精 神 の 記 録 で も あ る 。

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こ 用 済 み の ご 蔵 書 を お 譲 り 下 さ い 古 書 全 般 案 内 書 か ら 趣 味 、 肉 筆 類 ま で 正 し い 評 価 で の お 引 取 り に つ と め て お り ま す 。 多 少 に よ ら ず お 間 合 せ 下 さ い 。 ☆ 取 扱 う 古 書 ・ 哲 学 、 思 想 、 キ リ ス ト 教 、 西 洋 古 典 、 仏 教 ・ 東 洋 西 洋 史 、 近 代 現 代 史 、 社 会 科 学 、 伝 記 ・ 辞 事 典 、 言 語 学 、 書 誌 、 雑 誌 、 近 代 文 学 研 究 ・ 美 術 ( 画 集 、 評 論 、 随 筆 、 図 録 雑 誌 、 版 画 入 本 ) ・ 映 画 、 演 劇 、 写 真 集 、 音 楽 、 陶 芸 、 趣 味 ・ 明 治 か ら 昭 和 40 年 頃 ま で の 小 説 、 詩 集 、 句 歌 集 、 署 名 入 本 、 著 名 作 家 の 肉 筆 類 、 限 定 本 ・ 外 国 文 学 の 明 治 か ら の 翻 訳 、 研 究 書 、 作 家 論 ・ 全 集 、 叢 書 、 各 分 野 の 個 人 全 集 、 岩 波 他 の 文 庫 ・ 文 科 系 の 英 独 仏 、 ギ リ シ ャ 、 ラ テ ン 語 の 洋 書 ・ 明 治 前 の 和 本 、 唐 本 も こ 相 談 下 さ い 。 都 内 ・ 地 方 と も ご 都 合 に 合 わ せ お 伺 い し ま す ・ 地 方 か ら の ご 送 本 は 「 着 払 い 」 を ご 利 用 下 さ い 。 ・ 当 店 の ご 案 内 は 筑 摩 書 房 「 ち く ま 」 も ご 参 照 下 さ い 。 [email protected] 田 村 書 店 〒 101-0051 千 代 田 区 神 田 神 保 町 ト 7 谷 03 ( 3291 ) 0563 ー 4 03 ( 3295 ) 0039 本 号 合 店 さ 限 類 盟 。 肥 同 加 ・ 抱 月 全 集 複 刻 日 本 図 書 0 8 冊 三 万 円 下 論 2 協 合 本 評 。 秋 聲 全 集 臨 川 書 店 冊 ニ 万 円 相 業 組 定 本 佐 藤 春 夫 全 集 臨 川 書 店 冊 十 五 万 円 こ 初 集 手 商 同 8 の 全 籍 協 店 期 , の 会 書 商 生 田 春 月 全 集 複 刻 飯 塚 書 房 冊 三 万 五 千 円 初 等 家 委 古 術 上 林 暁 全 集 増 補 決 定 版 筑 摩 書 房 円 冊 八 万 円 ら こ 和 書 作 都 美 オ 昭 文 本 都 京 京 坂 口 安 吾 全 集 筑 摩 書 房 冊 八 万 円 し ・ 古 日 京 東 東 東 ま 大 岡 昇 平 全 集 筑 摩 書 房 幻 冊 六 万 円 大 物 近 ざ 定 本 久 生 十 蘭 全 集 国 書 刊 行 会 冊 十 万 円 治 ・ 書 福 永 武 彦 全 集 新 潮 社 冊 三 万 八 千 円 カ 明 本 術 町 ワ 〕 籍 , 版 学 保 8 福 永 武 彦 全 作 品 新 潮 社 冊 ニ 万 円 書 等 ・ 系 神 た 紙 本 文 田 安 部 公 房 全 集 新 潮 社 冊 十 四 万 円 し 色 写 の 神 部 ま ・ の 等 区 大 江 健 三 郎 全 作 品 新 潮 社 冊 ニ 万 円 簡 で 学 田 書 子 規 全 集 講 談 社 冊 四 万 八 千 円 な 書 ま 誌 代 古 < ・ 期 書 千 日 夏 耿 之 介 全 集 河 出 書 房 新 社 8 冊 四 万 円 要 稿 初 ・ 都 不 草 治 学 京 小 野 十 三 郎 著 作 集 筑 摩 書 房 3 冊 ニ 万 五 千 円 御 ( 弉 語 東 類 ~ 本 全 集 現 代 文 学 の 発 見 学 芸 書 林 冊 四 万 五 千 円 ワ 〕 筆 代 日 引 っ 0 日 本 児 童 文 学 大 系 ほ る ぶ 出 版 冊 一 万 五 千 円 入 肉 古 ・ 8 買 目 家 ( 学 一 少 年 小 説 大 系 三 一 書 房 芻 冊 五 万 五 千 円 圭 日 書 名 籍 文 古 扱 豪 典 本 川 、 ※ 状 態 に 少 々 難 の 有 る 物 も ご ざ い ま す 。 文 古 日 〒 ′ ・ 取 詳 細 は 小 店 に お 問 い 合 わ せ 下 さ い 新 着 古 書 案 内

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る の で あ る 。 せ て 社 主 に 気 に 人 ら れ た 吾 一 は 、 文 選 工 資 本 の な い 彼 は 、 速 記 は も ち ろ ん 、 文 た だ 、 一 九 八 〇 ( 昭 和 五 五 ) 年 に 改 版 さ か ら 引 き 抜 か れ て 事 務 員 と な る 。 そ し 選 も 自 分 で す る し か な い 。 そ ん な 吾 一 青 れ た 現 在 の 新 潮 文 庫 で は 、 『 新 篇 路 傍 の て 、 空 い た 時 間 に 速 記 を 習 得 、 名 士 の 講 年 が 活 字 を 拾 い な が ら 雑 誌 の 成 功 を 夢 み 石 』 に 続 け る 形 で 、 「 付 録 。 と し て 朝 日 演 会 に 出 か け て は 速 記 を 取 り 、 原 稿 に 起 る 場 面 で 、 「 第 一 部 」 は 終 わ っ て い る 。 新 聞 版 の 『 路 傍 の 石 』 の 終 わ り の 四 分 の こ し て 雑 誌 社 に 売 り 込 む よ う に な っ た 。 一 ほ ど を も 収 録 し て い る 。 両 者 の 間 で そ れ が 功 を 奏 し て 、 吾 一 は と あ る 経 済 こ の 朝 日 新 聞 版 『 路 傍 の 石 』 の 最 後 の は 、 登 場 人 物 の 名 前 が 違 っ て い た り 、 母 雑 誌 社 へ の 転 職 に 成 功 す る 。 そ こ の 社 長 部 分 を 読 み な が ら 、 ぼ く が 思 い 出 し た の せ い じ の 死 因 が 異 な っ て い た り と 、 う ま く つ な に も か わ い が ら れ る が 、 い ろ い ろ な 会 社 は 、 講 談 社 の 創 業 者 、 野 間 清 治 で あ る 。 が ら な い 点 も 多 い の だ が 、 い ち お う 、 作 の 重 役 た ち の 料 亭 で の 密 談 を 、 隣 室 で 聞 東 京 帝 国 大 学 法 科 大 学 の 首 席 書 記 を し 者 の 当 初 の 構 想 の 全 貌 が 見 え る よ う に な き 耳 を 立 て て 速 記 す る と い う 、 な に や ら て い た 野 間 清 治 が 、 大 学 の 弁 論 部 が 発 足 っ て い る わ け だ 。 後 ろ 暗 い 仕 事 を 命 じ ら れ る に 及 び 、 潔 く す る に あ た り 、 そ の 講 演 の 速 記 録 を 集 め で は 、 印 刷 工 場 の 火 事 の 後 、 愛 川 吾 一 独 立 の 道 を 選 ぶ 。 そ し て 、 速 記 録 を 中 心 た 雑 誌 を 出 す こ と を 思 い つ い た の は 、 一 は ど う な る の か 。 と す る 雑 誌 を 立 ち 上 げ る こ と を 決 意 し 九 〇 九 ( 明 治 四 一 l) 年 の こ と 。 翌 年 、 大 日 火 事 の 際 、 い ち 早 く 校 正 刷 り を 避 難 さ た 。 本 雄 弁 会 か ら 創 刊 さ れ た 雑 誌 『 雄 弁 』 は 円 】 円 円 訳 円 】 円 円 刊 8 月 刪 3 4 刊 喟 刊 4 喟 8 8 未 直 4 書 - R 月 来 — 一 全 3 3 4 版 叫 都 は 体 の ヅ に 体 】 ③ ⑨ い 目 戸 0 本 円 円 へ 本 巴 巴 0 0 国 史 燗 ~ 術 。 〈 弘 一 分 ~ 華 華 一 教 ワ 】 歴 り 6 ( 学 土 垳 集 部 っ 黎 詞 詞 。 双 の 和 俊 0 度 デ 全 諸 こ 洳 ア ア 訳 印 〃 家 い 年 ピ 彦 ス シ シ 彦 刊 ス マ 史 智 。 大 ( 響 一 晶 慨 ウ 洋 良 テ 亠 冊 祐 リ 劇 和 刪 ノ 体 途 リ . リ . 冊 ン ロ 宇 立 冊 イ 、 都 市 南 全 西 京 工 悲 丹 ル 身 用 難 ギ ギ 沓 弁 緜 「 乃 。 ロ の → 交 々 交 : : 冫 を 数 ) 3 交 : : : こ み 々 ゞ 第 々 ゞ

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新 刊 案 内 に 表 示 し た 発 売 日 は 小 社 出 庫 日 で す 8-2016 永 田 和 宏 ・ 永 田 淳 ・ 永 田 紅 編 「 手 を の べ て あ な た と あ な た に 触 れ た き に 息 が 足 り な い こ の 世 の 息 が . 二 〇 一 〇 年 八 月 一 二 日 、 こ の 歌 を 遺 し て 、 現 代 短 歌 を 代 表 す る 女 性 歌 人 ・ 河 野 裕 子 は 世 を 去 っ た 。 い ま だ 愛 さ れ つ づ け る 約 六 四 〇 〇 首 の 作 品 か ら 、 夫 ・ 永 田 和 宏 、 長 男 ・ 永 田 淳 、 長 女 ・ 永 田 紅 の 三 歌 人 が 、 約 一 五 〇 〇 首 を 選 ぶ 。 は じ め て 読 む 人 に も 、 長 年 の 愛 読 者 に も 、 必 ず や 心 に 響 く 、 決 定 版 ・ 河 野 裕 子 短 歌 セ レ ク シ ョ ン 。 ( 解 説 “ 三 枝 昻 之 ) ◆ 一 五 の 歌 集 そ れ そ れ に 編 者 の 書 き 下 ろ し ェ ッ セ イ を 付 す ◆ 歌 集 の 書 影 と 「 あ と が き 」 を 全 て 収 録 ◆ 巻 末 に 河 野 裕 子 年 譜 も 掲 載 四 六 判 ・ 上 製 カ バ ー ・ 336 頁 本 体 1800 円 978 ー 4Pb022094 ー 1 C0092 [ 対 象 ] 一 般 ・ 図 書 館 [ 分 日 本 文 学 詩 歌 ・ 4 日 発 売 2

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イ ン キ ュ ナ ピ ュ ラ 豪 華 な 装 飾 写 本 に 揺 籃 活 字 本 、 瓦 版 や 越 ま で 収 録 と な る と 、 『 源 氏 』 の 本 家 本 元 こ ぼ れ ば な し 中 富 山 の 薬 袋 な ど 、 じ つ に 多 様 な 書 物 が で も 、 こ れ ほ ど 手 の 込 ん だ 作 り の 書 籍 本 書 で は 紹 介 さ れ て い ま す が 、 個 人 的 に は 、 な か な か あ り ま せ ん 。 こ こ ま で 豪 華 ◎ 「 雑 誌 の 顔 」 と も 言 わ れ る 表 紙 。 そ の 関 心 を そ そ ら れ た の は 、 海 外 で 紹 介 さ れ な 造 本 も 、 フ ラ ン ス と い う お 国 柄 の な せ わ ざ 表 紙 や 装 丁 に 誘 わ れ て 、 思 わ ず 手 に 取 っ た 日 本 の 作 品 の た た ず ま い で す 。 る 業 と 言 え る の で は な い で し よ う か 。 て し ま っ た と い う 経 験 を 多 く の 方 が お 持 ◎ た と え ば 、 江 戸 川 乱 歩 『 押 絵 と 旅 す る ◎ 本 書 に 収 め ら れ て い る の は 美 し い 色 彩 ち だ と 思 い ま す 。 昨 年 の 一 月 か ら 、 本 誌 男 』 の 仏 語 版 で 表 紙 に 使 わ れ て い る の は を ま と っ た 書 物 だ け で は あ り ま せ ん 。 移 な ら し げ な り わ い の 「 顔 」 は 科 学 写 真 。 日 常 の 、 見 慣 れ て 小 出 楢 重 の 「 帽 子 を か ぶ っ た 自 画 像 」 で 動 牧 畜 を 生 業 と す る 羊 飼 い の 記 録 や 、 い る は ず の 風 景 も 、 伊 知 地 国 夫 さ ん の レ す が 、 彼 の 国 で 乱 歩 の 作 品 が ど の よ う な フ ラ ン ス か ら フ ラ ン ド ル に か け て 口 頭 で ン ズ を と お し て 見 る と 、 ま っ た く 違 う 不 イ メ ー ジ で 受 け 取 ら れ て い る の か を 教 え 流 布 し て い た と 思 わ れ る 雑 多 な 民 衆 の 知 つ む ざ お 思 議 な 世 界 に 変 貌 。 毎 月 、 新 鮮 な 驚 き を て く れ ま す 。 ま た 表 題 作 「 押 絵 と 旅 す る 恵 を 集 め た 『 紡 錘 竿 の 福 音 書 』 に も 、 ま も っ て た の し み に し て い ま す 。 男 」 の 仏 訳 が 「 蜃 気 楼 」 で あ る こ と も 、 た 『 四 〇 枚 の 図 版 、 あ る い は 最 近 フ ラ ン ◎ そ れ 以 前 、 二 〇 〇 八 年 一 月 か ら 一 四 年 宮 下 さ ん の 解 説 で は じ め て 知 り ま し た 。 ス で 起 こ っ た 、 戦 争 、 虐 殺 、 騒 乱 を め ぐ 一 二 月 ま で 、 本 誌 の 「 顔 」 を ご 担 当 い た 英 訳 が 「 ぼ ろ 布 を 貼 っ た 絵 (the pasted る 、 忘 れ が た い 事 件 の 数 々 。 そ の 現 場 に だ い て い た の は 宮 下 志 朗 さ ん で し た 。 出 Ragp u 「 e ) と 旅 す る 男 」 と 直 訳 で あ る 居 合 わ せ て 、 事 件 を 目 撃 し た 人 々 の 証 言 版 の 世 界 で も 電 子 化 が 急 速 に 進 行 し て い こ と と 比 較 し て み る と 、 フ ラ ン ス 的 な 翻 に 基 づ き 集 成 さ れ た 迫 真 の 図 像 集 』 に る い ま 、 デ ー タ に し て し ま っ て は 味 わ え 訳 の セ ン ス に は 、 脱 帽 で す 。 も 、 読 み 、 書 く と い う 行 為 に 託 さ れ て き な い 、 モ ノ と し て の 書 物 の 魅 力 と 感 触 が ◎ 『 源 氏 物 語 』 の 仏 語 版 に も 感 心 し ま し た 人 々 の 思 い 、 息 遣 い が 感 じ ら れ す 。 甦 っ て く る よ う な 宮 下 さ ん の 解 説 を 、 み た 。 三 分 冊 の 函 人 り 、 函 の 絵 は 江 戸 期 の 本 書 は 、 書 物 を と お し て 、 様 々 な 時 代 を な さ ん も ご 記 憶 の こ と と 思 い ま す 。 屏 風 と 伝 俵 屋 宗 達 の 屏 風 と い う 華 や か な 生 き た 人 々 と 歴 史 の 実 相 が 立 ち 上 が る 場 い ぎ な ◎ 七 年 に わ た っ て 書 物 や 文 学 の 歴 史 が も 外 装 だ け で は あ り ま せ ん 。 そ れ ぞ れ に 詳 面 に 誘 っ て く れ る で し よ う 。 っ 豊 饒 な 世 界 を ご 紹 介 い た だ い た そ の 全 し い 解 説 が 付 さ れ て い る 五 〇 〇 点 以 上 の ◎ 斎 藤 美 奈 子 さ ん の 連 載 が 本 号 で 終 了 と 八 四 回 が 、 『 カ ラ ー 版 書 物 史 へ の 扉 』 と カ ラ ー 図 版 を 収 め た う え に 、 相 関 図 っ き な り ま す 。 こ れ ま で の ご 愛 読 あ り が と う し て 五 月 に 刊 行 さ れ ま し た 。 西 洋 中 世 の の 各 帖 の 梗 概 、 主 要 登 場 人 物 事 典 に 地 図 ご ざ い ま し た 。

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岩 波 書 店 / 主 要 企 画 ・ 既 刊 漱 石 ー 没 後 百 年 感 な 記 プ で 仕 念 ッ 裸 の 漱 石 に 迫 る , き 掛 の ク る け 新 デ ほ ほ 原 稿 本 ー と 装 ザ そ の ま ま 版 / 冊 物 版 イ 0 き 五 . 0 、 ロ ロ 英 満 字 第 オ 判 本 ら 者 変 を 図 に 6 型 読 版 よ を や ぇ 豊 本 む ま る c 中 2 悦 で 刊 6 、 び 、 行 : 8 を 緻 百 8 円 体 密 年 M 新 漱 石 ー 絵 は が き の 付 版 小 宇 宙 や 式 る 視 和 一 斎 す に ぎ し 九 藤 い 改 な た の 一 ー ー 「 小 生 は 人 に 手 紙 を 書 く 事 と , 人 か ら 手 紙 を も ら ふ 事 が 大 す き 」 一 一 新 め い 解 通 五 ニ し 、 地 説 称 年 郎 住 催 】 日 本 近 代 文 学 館 【 特 別 協 力 】 岩 波 書 店 い 難 位 で で に 【 編 集 委 員 】 十 川 信 介 ・ 安 藤 宏 ・ 中 島 国 彦 ・ 長 島 裕 子 版 解 を 、 親 刊 豊 と な 保 今 し 行 岩 波 書 店 が 所 蔵 す る 300 通 も の 漱 石 に 宛 て た 絵 は が き し 語 っ も ま さ 田 を , 初 め て 公 開 し ま す . あ わ せ て , 漱 石 の 自 筆 絵 は が て に 。 英 れ れ 実 き や , 文 学 館 蔵 の 漱 石 資 料 を 展 示 し ま す . 今 は 漢 和 、 た 増 2016 年 9 月 24 日 ( 土 ) ~ 11 月 26 日 ( 土 ) 日 注 字 辞 熟 本 補 の を ・ 典 語 辞 / 休 館 日 : 日 曜 日 ・ 月 曜 日 第 4 木 曜 ( 10 月 27 日 . 11 月 24 日 ) 読 施 か の 1 1 月 3 日 , 23 日 の 祝 日 は 開 館 者 す な 古 フ 一 日 本 近 代 文 学 館 2 階 展 示 室 に な 遣 典 〒 1 53-0041 東 京 都 目 黒 区 駒 場 4-3-55 お ど い と TE し 03-3468-4181 注 京 王 井 の 頭 線 ・ 各 駅 停 車 「 駒 場 東 大 前 」 駅 ( 西 口 ) 下 車 7 分 る 読 現 て を 藤 ( 渋 谷 駅 か ら 約 1 5 分 ) 。 み 代 揺 重 英 200 円 ◆ 1 0 月 刊 既 刊 祖 父 江 慎 ブ ッ ク デ ザ イ ン を 一 日 本 近 代 文 学 館 2016 年 度 秋 の 特 別 展 三 入 館 料 21

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、 金 持 ち ゃ 貴 族 で は な い 一 般 庶 民 か ら き た オ オ ナ マ ケ モ ノ の 化 石 と か 、 グ リ プ ん で す 。 こ の ぐ ら い の も の を 羽 毛 な ん て く ト ド ン の 化 石 を 記 載 し て 有 名 に な っ た わ 呼 ば な い ほ う が い い ん じ ゃ な い か な と 考 学 者 に な り 、 ダ ー ウ イ ン の 番 大 と 言 わ れ え た 。 だ け ど 、 そ の 後 、 化 石 が ど ん ど ん た 人 で す ね 。 け で す が 、 進 化 に 関 す る 考 え 方 が 違 う 。 オ ー エ ン も 進 化 を ま っ た く 否 定 し て い た 出 て き ち ゃ っ た の で 、 あ る と き か ら 「 こ 真 鍋 は い 。 ダ ー ウ イ ン の 『 種 の 起 れ は 羽 毛 と 認 め ま し よ う 。 ま い り ま し 源 』 が 出 た の が 一 八 五 九 年 じ ゃ な い で す わ け じ ゃ な い ん で す け れ ど ね 。 で は 次 に 、 恐 竜 温 血 説 か ら 羽 毛 恐 竜 説 た 」 と 頭 を 下 げ ま し た 。 そ の 後 、 卵 を 抱 か 。 始 祖 鳥 が 見 つ か っ た の が 六 〇 年 な の ( シ フ ト し た 背 景 を 聞 か せ て い た だ け ま く よ う な 行 動 も 見 ら れ て 、 恐 竜 か ら 島 ( で 、 初 版 刊 行 時 に は 、 ま だ 見 つ か っ て い 進 化 し た と い う 流 れ が き れ い に 見 え て き な い ん で す 。 『 種 の 起 源 』 を 読 む と 、 「 進 す か 。 て 、 大 多 数 の 人 が 納 得 す る よ う に な る の 化 す る の だ っ た ら 、 そ の 二 つ の 間 の 、 今 進 化 し て い る や つ は ど こ に い る か 」 と い で す 。 た れ が 「 羽 毛 恐 竜 」 と 言 い 出 し た か ? じ ゃ あ 、 鳥 の 恐 竜 起 源 説 を 最 初 に 言 い う 素 朴 な 疑 問 を 持 つ わ け で す ね 。 で も 、 真 鍋 一 九 九 六 年 に 初 め て 「 恐 竜 で も 羽 毛 を 持 っ て い る ん だ 」 と い う こ と が わ 出 し た の は 誰 か と 遡 っ て い く と 、 実 は ダ 「 こ れ が 今 ま さ に 進 化 中 で す 」 と い う も ー ウ イ ン と 、 友 人 の ハ ク ス レ —(Thomas の は な か な か な い 。 け れ ど も 、 始 祖 鳥 と か っ た の で す が 、 そ れ は 、 石 の な か か ら い う 、 骨 格 の 手 と か 、 尻 尾 と か 、 ロ を 見 H. Huxley) ら し い の で す 。 出 て き た 羽 毛 の 化 石 に よ る ん で す 。 渡 辺 ハ ク ス レ ー は 当 時 で は め ず ら し る と 爬 虫 類 だ け れ ど 、 羽 毛 を 見 た ら 立 派 僕 は 、 最 初 は 羽 毛 恐 竜 の 否 定 派 だ っ た た 円 ト 時 営 円 た 。 円 凵 問 円 2 別 呈 集 れ 。 呈 こ 円 の 実 犠 & 円 技 易 れ 0 当 造 0 る を 克 超 地 0 生 ク 義 蒐 さ 成 送 オ 0 史 の ら 0 招 幸 。 と え 交 記 掫 解 工 建 る 0 地 相 固 基 0 0 代 都 へ 成 基 る 「 縄 8 解 が 用 集 っ の ) ン 創 か 8 ー め 7 館 本 鋓 情 配 樫 齔 平 を 2 ~ 禍 込 1 軍 ぐ と 沖 5 代 ご 2 米 め 凵 「 へ 惨 。 文 京 / 書 の 人 い 文 図 っ 刺 代 ! 、 { 集 年 迫 の よ 調 館 記 被 の の ー 東 出 田 描 と 激 作 日 0 本 掘 想 列 和 史 へ 本 木 庫 代 宝 ) 芻 版 日 著 発 思 著 の お の 、 産 駻 子 る 物 士 ロ 繝 碑 米 彬 れ 起 、 文 ら の 、 巻 和 ら 〉 話 5 / 〈 、 4 」 い か 直 蔵 迫 田 姿 実 1 電 2 原 伝 恒 須 の の 頴 を 、 安 平 記 瞿 こ 飛 日 交 黯 ~ 驟 晉 沖 日 瞿 歴 史 文 化 ラ イ プ ラ リ ー

図書 2016年8月


た と え ば 三 四 郎 と 美 禰 子 の 関 係 、 「 美 焼 き つ け た の は 一 二 四 郎 だ け で は な い 。 美 か 、 そ れ と も 一 二 四 郎 な の か と い 0 た 議 論 子 は 三 四 郎 を 好 き だ 0 た の か 」 問 題 を 禰 子 も 三 四 郎 を 意 識 し て い た こ と は 、 あ が 積 み 重 ね ら れ て き た 〉 し 、 〈 当 然 こ う し ど う 考 え る か 。 こ こ は 読 者 の 見 解 が 大 き と で わ か る 。 そ の 上 、 彼 女 は 、 画 家 の 原 た 議 論 は 、 美 禰 子 の 愛 に 対 す る 断 念 が 、 く 分 か れ る と こ ろ で 、 男 性 読 者 の 多 く は ロ の モ デ ル に な っ た と き 、 そ の 時 の 服 装 野 々 宮 に よ 0 て も た ら さ れ た の か 、 そ れ 「 少 し は 好 き だ 0 た は ず だ 」 と 、 女 性 読 と 持 物 と 姿 勢 で 描 か れ る こ と を 要 求 し て と も 三 四 郎 に よ 0 て な の か 、 と い 0 た 論 者 の 多 く は 「 ま さ か 、 ウ ブ な 若 者 を か ら い る 。 こ の 出 会 い を 恋 と い う な ら ば 、 彼 争 に も つ な が 0 て い た 〉 と 書 き つ つ 、 〈 し か し 必 ず し も 男 と 女 の 三 角 関 係 に 読 み 方 か っ て み た だ け に 決 ま っ て る じ ゃ な い 」 ら は 恋 し あ っ た と い っ て も よ い 〉 お っ と 、 柄 谷 行 人 も 「 美 禰 子 は 三 四 郎 を 限 定 す る 必 要 は な い よ う だ 〉 と か い っ と い う 。 解 説 は ど う だ ろ う 。 て 議 論 を 下 り て し ま う 。 ず る い な あ 、 も 〈 無 意 識 下 に お い て は 美 禰 子 は 三 四 郎 が 好 き だ っ た 」 説 な の か ! 一 方 、 菅 野 昭 正 に よ る 岩 波 文 庫 版 ( 一 う ( も っ と も こ の 解 説 は 美 禰 子 の 不 当 な 扱 わ に ひ か れ て い な が ら 、 意 識 の 上 で は そ の 愛 を 否 定 し て い る 。 そ こ に 彼 女 の 言 動 の 九 九 〇 年 ) の 解 説 は 〈 『 三 四 郎 』 に つ い て 語 れ 方 を 分 析 し た フ = ミ = ズ ム 批 評 で 、 た い 〈 上 で の 謎 ー ー 、 少 な く と も 若 い 三 四 郎 に と る 論 者 は 、 こ れ ま で 美 子 と 三 四 郎 の 関 ん お も し ろ い ん だ け ど ) 。 え 、 私 ? そ れ は も ち ろ ん 「 美 禰 子 は っ て は ー ー ・ が 生 ま れ て く る の で あ り 、 そ 係 の あ り か た を 探 り 、 そ れ に 関 連 し て 、 の 謎 と 矛 盾 と 「 ケ ッ ト リ ー と に 満 ち た 言 美 禰 子 と い う 女 性 の 特 異 さ の 性 質 を 解 く 野 々 宮 が 好 き だ 0 た 」 派 だ 。 0 て い う 動 に 三 四 郎 は 次 第 に 惹 か れ て ゆ く の で あ こ と に ば か り 論 議 を 集 中 し て き た 〉 と 述 か 、 そ れ 以 外 に 読 み よ う が な い 。 美 禰 子 る 〉 と 書 く の は 山 本 健 吉 に よ る 角 川 文 庫 べ て こ の 問 題 に 深 人 り す る の を 避 け つ つ が 三 四 郎 に ち ょ っ か い を 出 す モ チ ベ ー シ 版 ( 一 九 五 一 年 ) の 解 説 。 お お 、 山 本 健 吉 も 、 〈 美 禰 子 が 野 々 宮 の 存 在 を 気 に す る , ン は 「 野 々 宮 ( の あ て つ け 」 で す よ 。 し か し 、 素 直 と い う 点 で は 、 こ の 解 説 は 「 美 禰 子 は 三 四 郎 が 本 当 は 好 き だ っ 場 面 は あ ち こ ち に 散 布 さ れ て い る 〉 と 書 く 。 ど ち ら か と い え ば 「 美 子 は 野 々 宮 に ま さ る も の は な い だ ろ う 。 た 」 説 を と っ て い る よ う だ な 。 〈 ぼ く が 作 家 と し て 出 発 す る き っ か け 大 学 の 池 の 端 で 二 人 が 出 会 う 場 面 を と が 好 き だ っ た 」 説 ? じ ゃ あ 小 森 陽 一 に よ る 集 英 社 文 庫 版 と な っ た 「 僕 っ て 何 」 と い う 作 品 が 芥 川 ら え 、 〈 こ の 出 会 い の 一 瞬 は 決 定 的 で あ る 〉 と 書 く の は 柄 谷 行 人 に よ る 新 潮 文 庫 ( 一 九 九 一 年 ) の 解 説 は ど う か と い う と 、 賞 を 受 賞 し た 時 、 何 人 か の 評 論 家 が 、 こ 版 ( 一 九 八 五 年 ) の 解 説 だ 。 〈 こ れ を 脳 裡 に 〈 彼 女 の 愛 し て い る の は 野 々 宮 宗 八 な の れ は 「 三 四 郎 」 の 現 代 版 だ 、 と い 0 た 評