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『アレ』 Vol.2


私 が 武 雄 市 図 書 館 を 擁 護 す る 理 由 ◆ 参 考 文 献 ・ 猪 谷 千 香 ' 2014 ' 「 図 書 館 総 合 展 ) 武 雄 市 図 書 館 ~ を 検 証 す る 』 全 文 ( 樋 渡 啓 祐 市 長 、 糸 賀 雅 児 教 授 、 高 橋 聡 さ ん 、 湯 浅 俊 彦 教 授 ) ー ー 激 論 、 進 化 す る 公 立 図 書 館 か 、 公 設 民 営 の ブ ッ ク カ フ ェ か ? 」 ハ フ ィ ン ト ン ポ ス ト ' ( 2017 年 4 月 日 取 得 ' http:// www.hu 三 ng 一 0 三 ) ( ) s 二 ミ 20 一 37 一 073 一 /take 三 ー n ー 4 一 86089. h ( m 一 ) ・ 2 015 ' 「 武 雄 市 図 書 館 の 選 書 で が 異 例 の 『 反 省 』 愛 知 県 小 牧 市 「 < 図 書 館 」 計 画 は 住 民 投 票 へ 」 ' ハ フ ィ ン ト ン ポ ス ト ' ( 2 0 1 7 年 4 月 2 日 取 得 ' http://www. hufIingtonpost.jp/2015/09/10/takeoshi ・ ccc—n 8 一 一 7678. h 一 (l) ・ ・ 池 沢 昇 ' 2016 ' 「 図 書 館 の 指 定 管 理 者 を ど う 見 て い る か 」 『 出 版 ニ ュ ー ス 』 2016 年 川 月 上 旬 号 ' 6-7 ・ ・ 浦 郷 究 ' 2015 ' 「 武 雄 市 図 書 館 リ ニ ュ ー ア ル オ ー プ ン 時 の 蔵 書 購 入 に つ い て 」 ' た け お ポ ー タ ル ' ( 2017 年 4 月 日 取 得 ' h 一 一 「 ) ミ www.city.takeo.lg.jp/in 「 ()rmaニ0nZ20ー5709Z002437. html) ・ ・ カ ル チ ュ ア ・ コ ン ビ ニ エ ン ス ・ ク ラ ブ 株 式 会 社 ' 2 013 ' 「 カ ー ド で の 武 雄 市 図 書 館 利 用 に 関 す る 規 約 」 ' ( 2017 年 4 月 田 日 取 得 ' http://www.ccc.co.jp/customer_management/member/ agreement ・ takeoshilibrary/index. html) ・ ・ 桑 原 芳 哉 ' 2016 ' 「 公 立 図 書 館 に お け る 指 定 管 理 者 制 度 導 人 の 現 状 」 『 尚 絅 大 学 研 究 紀 要 ・ 人 文 ・ 社 会 科 学 編 』 ( 48 ) ' 一 3 に 5 ・ ・ 総 務 省 ' 2010 ' 「 指 定 管 理 者 制 度 の 運 用 に つ い て 」 ' 総 務 省 ホ ー ム ペ ー ジ ' ( 2017 年 4 月 2 日 取 得 ' http://wvvw.soumu.go ・ 」 マ ma 一 n ー c ( ) n 窄 n 一 ら 00096783. 一 ) d 一 ) ・ ' 2016 ' 「 公 の 施 設 の 指 定 管 理 者 制 度 の 導 人 状 況 等 に 関 す る 調 査 結 果 」 ' 総 務 省 ホ ー ム ペ ー ジ ' ( 2017 年 4 月 川 日 取 得 ' http:// www.soumu.g()jミmaーnーC()n窄nU000405023.pdf) ・ ・ 武 雄 市 教 育 委 員 会 ' 2 0 1 5 ' 「 武 雄 市 図 書 館 リ ニ ュ ー ア ル オ ー プ ン 時 の 郷 上 資 料 の 取 り 扱 い に つ い て 」 ' た け お ポ ー タ ル ' ( 2 0 1 7 年 4 月 2 日 取 得 ' http://www.city.takeo.lg.」 ミ information/2015/l U002624. h ( m 一 ) ・ ・ 図 書 館 友 の 会 全 国 連 絡 会 ' 2015 ' 「 【 2015 年 に 月 に 日 】 湯 浅 俊 彦 氏 と の 面 談 報 告 」 ' と と も れ ん 報 告 会 ' ( 2017 年 4 月 川 日 取 得 ' h ニ p 艾 /t0 一 om ( ) ren. ne 二 b 一 0 を ?p Ⅱ 583 ) ・ ・ 図 書 館 流 通 セ ン タ ー ' 2017 ' 「 選 書 と 物 流 」 ' 図 書 館 流 通 セ ン タ ー ホ ー ム ペ ー ジ ' ( 2017 年 4 月 川 日 取 得 ' https://www.trc.co.jp/ solution/logistics. html) ・ ・ 日 本 図 書 館 協 会 図 書 館 調 査 事 業 委 員 会 編 ' 2016 ' 『 日 本 の 図 書 館 統 計 と 名 簿 2015 』 日 本 図 書 館 協 会 ・ ・ 野 口 武 悟 ' 2009 ' 「 岐 路 に 立 っ 地 方 自 治 体 と 図 書 館 経 営 ( 1 ) 海 道 タ 張 市 の 場 合 」 『 人 文 科 学 年 報 』 ( 39 ) ' 一 9 ・ 4 一 ' ( 2017 年 4 月 2 日 取 得 ' h 三 ) ミ ir. acc. senshu-u. ac.jp/?action=repository_uri&item ミ Ⅱ 76 一 3 一 一 一 e ミ Ⅱ 一 5 一 一 一 e ー no 日 こ ・ ク ム (@kum 三 三) 1982 年 熊 本 県 生 ま れ 。 日 頃 、 個 人 的 に な ん と な く 気 に な っ て い る こ と を 、 調 べ て ま と め た 評 論 同 人 誌 『 く む 組 む 』 を 発 行 。 『 国 立 国 会 図 書 館 本 ー ー サ プ カ ル か ら み る 納 本 制 度 ( V 。 一 . こ 』 に 始 ま り 、 最 新 作 は 『 左 右 本 ー ー な ぜ そ れ が 右 で そ れ が 左 な の か ( V ( ) 一 .8 ) 』 。 本 物 の 熊 は 怖 い け れ ど 、 く ま の ぬ い ぐ る み が 好 き 。 で も 、 く ま モ ン は あ ま り 好 き で は な い 3

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【 特 集 】 ァ イ ア の 見 在 地 点 ◆ は じ め に 2017 年 の 時 点 で 既 に 3 年 以 上 が 経 過 し て い ま す が 、 こ こ 数 年 、 公 共 図 書 館 の 界 隈 で と て も 話 題 に な っ て い こ の 問 題 に つ い て は 、 今 で も 様 々 な 意 見 を 目 に し ま す 。 る こ と 、 そ れ は 佐 賀 県 武 雄 市 の 図 書 館 を カ ル チ ュ ア ・ コ た と え ば 、 『 出 版 ニ ュ ー ス 』 2016 年 Ⅱ 月 下 旬 号 に 、 椙 ン ビ ニ エ ン ス ・ ク ラ ブ 株 式 会 社 ( 以 下 、 orou) が 運 営 山 女 学 園 大 学 の 山 本 昭 和 教 授 の 「 図 書 館 は 直 営 で な け れ す る こ と の 是 非 に つ い て で す 。 こ の 件 に 関 し て は 、 「 関 ば な ら な い 」 と い う 論 が 載 っ た か と 思 え ば 、 同 2 17 年 2 月 上 旬 号 で は 立 命 館 大 学 の 湯 浅 俊 彦 教 授 に よ る 「 指 連 企 業 が 中 古 買 取 し た 本 が 納 人 さ れ て い る 」 や 「 E-* カ ー ド に よ る 貸 し 出 し は 個 人 情 報 が 心 配 だ 」 な ど 、 ニ ュ ー ス 定 管 理 者 制 度 が 切 り 拓 く 次 世 代 型 公 共 図 書 館 の 可 能 性 」 や 新 聞 で も 様 々 に 取 り 上 げ ら れ ま し た 。 と い う 論 が 載 る と い う 状 態 で す 。 武 雄 市 図 書 館 の 問 題 を も っ と 大 き な 視 点 で 考 え る と 、 私 個 人 と し て は 、 公 共 図 書 館 を 民 間 企 業 が 運 営 す る こ と に つ い て は 、 こ れ を 歓 迎 す べ き だ と 思 っ て い ま す 。 ま 「 公 共 図 書 館 を 民 間 企 業 が 運 営 す る こ と の 是 非 」 と い う こ と に な り ま す 。 O に よ る 運 営 が 開 始 さ れ て か ら 、 た 、 武 雄 市 図 書 館 の 取 り 組 み に つ い て も 、 応 援 し た い と 私 が 武 雄 市 図 書 館 を 擁 護 す る 理 由 ー 公 共 図 書 館 に お け る 指 定 管 理 者 制 度 に つ い て ー ☆ コ ラ ム ク ム 3

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ア レ 当 卩 - 巻 頭 言 シ ャ ン ル 不 定 力 ル チ ャ ー 誌 『 ア レ 』 創 刊 か ら 早 く も 半 年 が 経 ち 、 つ い に 今 回 「 ア レ 』 VoI. 2 を 出 版 す る こ と に な っ た 。 昨 年 Ⅱ 月 に 上 梓 し た Vol. 1 は 、 多 く の 読 者 諸 賢 に 目 を 通 し て い た だ き 、 現 在 で は 同 人 誌 で あ り な が ら 、 一 般 の 書 店 で も 取 り 扱 い を し て い た だ い て い る 。 ま た 、 本 誌 が き っ か け と な っ て 編 集 部 メ ン ノ ヾ ー が イ ベ ン ト に 呼 ば れ た り す る な ど 、 そ の 反 響 は 私 の 予 想 を は る か に 超 え る も の だ っ た 。 一 介 の 学 生 で し か な い 私 に と っ て 、 こ れ ほ ど の 僥 倖 は 他 に な い 。 こ の 場 を 借 り て 、 改 め て 感 謝 の 意 を 示 し た い 。 さ て 、 多 く の 雑 誌 に 倣 っ て 、 本 誌 も 今 号 か ら 特 集 を 組 む 運 び と な っ た 記 今 す べ き 0 ロ ッ 、 特 集 第 一 弾 の タ イ ト ル は 、 「 メ デ ィ ア の 現 在 地 点 」 で あ る 。 こ の 「 メ テ ィ ア 」 は 、 古 今 東 西 す っ と 議 論 さ れ 続 け て い る テ ー マ で あ る 。 そ の 概 念 の 成 立 は 古 く 、 最 初 は 単 に 「 中 間 的 な も の 、 媒 介 的 な も の 、 手 段 」 な ど を 意 味 す る 言 葉 と し て あ っ た が 、 そ の 後 は 「 巫 女 」 や 「 霊 媒 師 」 の こ と を 指 す よ う に も な っ た り し た 。 そ の 後 、 物 理 学 や 社 会 学 で の 転 用 を 経 て 、 次 第 に 「 印 刷 術 」 や 「 テ レ ビ 放 送 」 な ど と い っ た 、 今 日 的 な 意 味 合 い を 含 む よ う に な っ た 。 今 回 の 『 ア レ 』 Vol.2 で は 、 そ の メ デ ィ ア の 「 現 在 地 点 」 に つ い て 、 私 た ち な り に 確 認 を 試 み た い と 思 う 。 現 在 の 私 た ち を 取 り 囲 ん で い る メ デ ィ ア 環 境 は 、 近 年 目 ま ぐ る し く 変 化 し て い る 。 SNS や ラ イ プ ス ト リ ー ミ ン グ 配 信 と い っ た 技 術 の 発 達 に 伴 い 、 現 在 で は 誰 も が 簡 単 に 自 分 の 意 見 を 発 信 で き る よ う に な っ た 一 方 で 、 プ ロ ジ ェ ク シ ョ ン マ ッ ピ ン グ や VR ( 仮 想 現 実 ) な ど の 登 場 に よ り 、 私 た ち の 現 実 が 別 の 「 現 実 」 に よ っ て 書 き 換 え る か も し れ な い 未 来 が 徐 々 に 見 え つ つ あ る 。 こ の よ う に 、 メ デ ィ ア は 日 々 そ の 拡 張 を 続 け て お り 、 留 ま る こ と を 知 ら な い 。 さ て 、 今 回 私 た ち が 取 り 上 げ る 「 メ デ ィ ア 」 は 、 一 風 変 わ っ た も の か も し れ な い 。 例 を 挙 げ れ ば 、 「 ケ ー ム セ ン タ ー 」 が そ う だ 。 詳 し く は 当 該 記 事 を 参 照 し て い た だ き た い が 、 そ の 記 事 で は ゲ ー ム セ ン タ ー が 人 々 の メ デ ィ ア セ ン タ ー と し て の 役 割 を こ れ ま で 担 っ て き た と い う 事 実 を 、 ケ ー ム の 歴 史 や 社 会 問 題 に 触 れ つ つ 解 説 し 、 ゲ ー ム セ ン タ ー の 今 後 に つ い て 考 察 し て い る 。 こ の 他 に も 、 こ こ 数 年 話 題 と な っ て い る 「 武 雄 市 図 書 館 」 に 関 す る コ ラ ム や 、 Twitter を 中 心 に 人 気 を 博 し た ア ニ メ 『 け も の フ レ ン ズ 』 に 関 す る 論 考 な ど も 取 り 揃 え て い る 。 ま た 、 イ ン タ ビ ュ ー で は 、 ケー ム AI ( 人 工 知 能 ) の 開 発 者 で 知 ら れ る 三 宅 陽 一 郎 氏 に 人 工 知 能 や キ ャ ラ ク タ ー の 生 命 に つ い て 、 情 報 環 境 論 者 の 濱 野 智 史 氏 に ネ ッ ト メ デ ィ ア の 功 罪 と ア ー キ テ ク チ ャ の 今 後 に つ い て 、 そ れ ぞ れ お 話 を 伺 っ た 。 本 誌 を 通 じ て 、 一 筋 縄 で は い か な い こ の 「 メ テ ィ ア 」 と い う も の に 、 読 者 諸 賢 の 興 味 関 心 が 少 し で も 広 が れ ば 幸 い で あ る 。 そ れ で は 、 ま さ に 「 ア レ 」 と し か 言 い よ う が な い 『 ア レ 』 Vol.2 を 、 ど う ぞ こ 堪 能 あ れ ! 2017 年 5 月 7 日 ア レ ☆ Club 代 表 : 山 下 泰 春 (@yasuharu are)

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ム ク 蔵 書 数 で す 。 一 方 、 今 回 取 り 上 げ た 武 雄 市 図 書 館 は 、 販 の ま ま 図 書 館 を 潰 し ま す か ? 極 端 な 例 で す が 、 公 共 図 ゞ っ 0 書 館 と 指 定 管 理 者 制 度 に つ い て 論 じ る 人 た ち に 、 私 が 投 売 し て い る 書 籍 を 除 い た 蔵 書 だ け で 人 口 対 蔵 書 数 カ 4 冊 。 現 在 、 私 が 住 ん で い る 千 代 田 区 に い た っ て は 、 な ん げ か け た い 質 間 で す 。 と 9 冊 で す 。 今 述 べ た こ と を 踏 ま え て 、 も し 、 自 分 が 都 会 で 生 ま れ た な ら ば 、 ど れ だ け 幸 せ な 図 書 館 人 生 を 送 れ た こ と だ ろ う か と 、 私 は よ く 考 え ま す 。 図 書 館 の 価 値 は 、 も ち ろ ん こ 。 こ 、 ム こ と っ て 蔵 書 数 で 決 ま る わ け で は あ り ま せ ん 。 オ オ 不 ( 「 図 書 館 」 と は 、 本 が 沢 山 あ っ て 、 背 表 紙 を 見 て い る だ 〔 註 1 〕 日 本 図 書 館 協 会 図 書 館 調 査 事 業 委 員 会 編 ( 2016 ) を 参 照 。 け で 世 界 の 知 に 触 れ る こ と が で き る 場 所 で あ り 、 そ の た 〔 註 2 〕 野 口 ( 2 0 0 9 ・ ・ 円 , 引 ) を 参 照 。 め に も 、 ま ず は 本 が 豊 富 に あ る こ と が 第 一 だ と 考 え て い 〔 註 3 〕 桑 原 ( 2 016 】 1 跖 ) を 参 照 。 ま す 。 「 註 4 〕 総 務 省 ( 2010 ) を 参 照 。 が 私 の 生 ま れ 育 っ た 町 で 図 書 館 を 運 営 す る こ と は 、 ま ず な い で し よ う 。 で す が 、 も し 武 雄 市 規 模 の 自 治 「 註 5 〕 総 務 省 ( 2016 ) を 参 照 。 〔 註 6 〕 「 武 雄 市 図 書 館 に の 在 庫 が 押 し つ け ら れ る ? 」 体 で 、 本 と の 出 会 い を 増 や す こ と が で き る か も し れ な い ( 2 017 年 4 月 川 日 取 得 ' h ニ ps 艾 /t ( ) get 窄 r.com 」 二 858068 ) と い う 時 、 批 判 的 あ る い は 感 情 的 な 意 見 に よ っ て 、 そ の を 参 照 。 チ ャ ン ス が な く な っ て し ま う の は 、 と て も 残 念 な こ と で 〔 註 7 〕 浦 郷 ( 2015 ) を 参 照 。 す 。 〔 註 8 〕 猪 谷 ( 2015 ) を 参 照 。 最 後 に 、 公 共 図 書 館 の あ り 方 に 関 す る 議 論 を 見 て い る 〔 註 9 〕 池 沢 ( 2016 ) を 参 照 。 と 、 「 図 書 館 が 存 在 す る 」 と い う こ と が 、 半 ば 当 た り 前 〔 註 2 〕 図 書 館 友 の 会 全 国 連 絡 会 ( 2015 ) を 参 照 。 の こ と と し て 受 け 止 め ら れ て い る 風 潮 が あ り ま す 。 仮 に 、 あ な た の 自 治 体 の 図 書 館 が 潰 れ る 危 機 に あ り 、 民 間 企 業 〔 註 リ 武 雄 市 教 育 委 員 会 ( 2015 ) を 参 照 。 が 助 け 舟 を 出 し た と し ま し よ う 。 そ の 時 、 あ な た は 、 指 〔 註 に 〕 図 書 館 流 通 情 報 セ ン タ ー ( 2017 ) を 参 照 。 〔 註 」 カ ル チ ュ ア ・ コ ン ビ ニ エ ン ス ・ ク ラ ブ 株 式 会 社 ( 2013 ) を 参 照 。 定 管 理 者 制 度 に よ る 運 営 を 選 び ま す か ? そ れ と も 、 そ ◆ 註 釈 っ 6

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ら の よ う な 世 界 の 変 動 は 、 人 間 と ゲ ー ム を よ り 密 接 に 近 付 江 堀 け 、 娯 楽 か ら 遠 ざ け る 方 向 へ と 進 ん で い る の か も し れ ま 【 註 1 】 警 察 省 発 行 の 『 警 察 白 書 』 ( 平 成 年 版 — 平 成 年 版 ) を 参 照 。 せ ん 。 も し く は 、 そ の 逆 、 あ る い は 両 方 か も し れ ま せ ん 。 【 註 2 】 日 本 ア ミ ュ ー ズ メ ン ト マ シ ン 協 会 発 行 の 平 成 年 度 版 「 ア ミ ュ ー ズ メ ン ト 産 業 界 の 実 態 調 査 」 ( 2017 年 4 月 川 日 取 得 ' 当 た り 前 で す が 、 遠 い 未 来 の こ と は 、 誰 に も 分 か ら な い http://www.」 amma. or.jp/reference/data/survey—h23. pdf) の で す 。 た だ 、 一 つ 言 え る こ と は 、 「 人 間 が 娯 楽 を 完 全 に お よ び 日 本 ア ミ ュ ー ズ メ ン ト 施 設 営 業 者 協 会 連 合 会 (<CD) 発 行 の 平 成 跖 年 度 版 「 AOU News 」 ( 2017 年 4 月 川 日 取 得 ' 失 う こ と は な い 」 と い う こ と で す 。 娯 楽 を 失 っ た ら 、 そ http://www.aou.or.」 ミneWSニ4ーミ07. pdf) を 参 照 。 れ は も う 人 間 で は な い の で す か ら 。 【 註 3 】 ど れ ほ ど の プ ー ム に な っ た か を 表 す 逸 話 に つ い て は 「 人 気 に よ 最 後 に 、 人 間 が 娯 楽 を 失 わ な い 限 り 、 つ ま り 人 間 が 人 り 100 円 玉 の 発 行 高 が 不 足 し た 」 な ど 、 大 量 に あ り ま す 。 面 白 い の で 検 索 し て み て く だ さ い 間 と い う 個 体 を 維 持 し て い る 以 上 、 ゲ ー ム セ ン タ ー は 都 市 ( そ れ が 現 実 世 界 に は な い も の で も ) の 中 に あ る ゲ ー 【 註 3 】 『 ゼ ビ ウ ス 』 を は じ め と し た ナ ム コ か ら 出 て い る ゲ ー ム の 音 楽 を 収 録 ・ ア レ ン ジ し た も の 。 ム 空 間 と し て 、 一 定 の 需 要 を 保 ち 続 け ま す 。 た と え そ れ が 馬 小 屋 程 度 の ス ペ ー ス し か 無 く て も 、 そ の 需 要 に 喚 起 【 註 4 】 幻 時 間 営 業 の ゲ ー ム セ ン タ ー は 姿 を 消 し 、 未 成 年 の 立 ち 人 り に も 時 間 制 限 が 設 け ら れ る こ と に な り ま す 。 す る 形 で 、 ゲ ー ム セ ン タ ー は 存 在 し 続 け る で し よ う 。 ゲ ー 【 註 5 】 格 闘 ゲ ー ム プ ー ム が 本 格 的 に な っ た の は 『 ス ト リ ー ト フ ァ イ タ ー ム 化 さ れ た 世 界 の 中 で 、 ゲ ー ム セ ン タ ー は 社 会 に 娯 楽 と Ⅱ ダ ッ シ ュ 』 ( — 9 9 2 ' カ プ コ ン ) か ら で す 。 し て の ゲ ー ム と い う 、 「 新 し い 経 験 」 を 未 来 の 人 々 に 伝 【 註 6 】 正 確 に は 、 19540 軒 ( 一 992 年 ) か ら 19766 軒 ( 一 993 年 ) え る 場 所 に な っ て い く か も し れ ま せ ん 。 に 増 加 し て い る 。 警 察 省 発 行 の 『 警 察 白 書 』 ( 平 成 4 年 版 、 平 成 5 年 版 ) を 参 照 。 【 註 7 】 『 ス ペ ー ス イ ン べ ー ダ ー 』 の 「 名 古 屋 撃 ち 」 な ど の テ ク ニ ッ ク の 伝 達 や 、 『 ド ル ア ー ガ の 塔 』 ( 1984 ' ナ ム コ ) の 攻 略 情 報 な ど 、 攻 略 を 目 的 と し た 情 報 交 換 が 行 わ れ て い ま し た 。 【 註 8 】 特 に 『 ム シ キ ン グ 』 は 、 法 令 上 「 自 動 販 売 機 」 と し て 売 り 出 せ る よ う に な っ て お り 、 デ パ ー ト な ど の 商 業 施 設 で も 安 価 に 導 人 す る こ と が で き ま し た 。 【 註 9 】 株 式 会 社 M ( ) gura が 運 営 す る 「 Mogura VR 」 の 「 タ イ ト ー 、 ゲ ー ム セ ン タ ー に 4 人 対 戦 可 能 な > マ シ ン を 導 人 」 ( 2 0 — 7 年 4 月 川 日 取 得 ' http://www.moguravr.com/vr-game-stage/) ◆ 註 釈 2

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し げ の か い り あ ら ゆ る 対 象 に 対 す る 認 識 や 表 現 と い っ た 諸 々 の 行 為 は 、 受 す る こ と が で き る 立 場 に あ っ た 。 そ う 考 え る と 、 二 人 が ど ん な に 表 現 者 、 あ る い は 哲 学 者 が 「 他 者 を 許 容 せ よ 」 と 柳 田 の よ う に 理 念 を 持 た ず 、 「 表 現 」 を 「 自 己 表 現 」 と 解 言 っ た と こ ろ で 、 暴 力 性 を 不 可 避 的 に 孕 ん で い る 。 「 暴 力 釈 し た の も 、 無 理 の な い 話 で あ る 。 そ し て 、 そ ん な す ず さ は 悪 い こ と だ 」 と 断 定 す る の は 通 俗 的 な 倫 理 観 で し か な い ん は 、 彼 女 を 育 み 、 彼 女 自 身 が 享 受 し た 「 豊 か さ 」 の 代 償 が 、 そ の よ う な 暴 力 性 は 、 対 象 の 重 要 な 思 い や 空 気 を 、 文 を 払 う こ と で 、 自 己 表 現 の た め の 右 手 を 失 い 、 家 族 へ の 仲 字 通 り 破 壊 し て し ま い か ね な い 間 入 り を 果 た し た 。 こ こ ま で 書 い て 、 私 は ふ と 、 柳 田 國 男 と 今 和 次 郎 の こ と 戦 後 年 以 上 が 経 過 し た が 、 あ の 時 の 日 本 の 敗 戦 が ど の を 思 い 出 し た 。 民 俗 学 者 で あ る 柳 田 は 、 消 え 去 り 行 く 農 村 よ う な 意 味 を 持 っ た の か に つ い て は 、 未 だ に 議 論 が 絶 え な し か し 、 敗 戦 を 「 近 代 化 の や り 直 し 」 と 捉 え た 場 合 、 の 姿 を 、 フ ィ ー ル ド ワ ー ク を 通 し て 記 述 し た 。 彼 は 学 問 を 未 来 の 日 本 の 礎 と し て 役 に 立 た せ よ う と し て お り 、 そ の た 高 度 経 済 成 長 を 遂 げ た 後 の 表 現 者 や 人 文 学 者 た ち に は 、 す め 、 学 問 は 有 用 的 で な け れ ば な ら な い と 説 い た 。 ゆ え に 、 ず さ ん の よ う な 側 面 が あ る の で は な い か と 私 は 考 え て い る 。 そ の 意 味 で 、 『 こ の 世 界 の 片 隅 に 』 を 、 す ず さ ん と い 彼 が 語 る 「 学 間 」 は 、 日 本 に 暮 ら す 大 勢 の た め と い う 、 一 種 の 理 念 を 念 頭 に 置 い た も の だ っ た 。 一 方 、 大 正 期 に 生 ま う 戦 前 か ら 戦 後 を 逞 し く 生 き た 女 性 の 物 語 と し て 観 る の で れ た 今 は 、 そ の よ う な 理 念 や 志 な ど と い っ た も の と は 無 縁 は な く 、 「 豊 か さ 」 に よ っ て 培 わ れ た 表 現 が 持 っ 暴 力 性 と 、 の 存 在 だ っ た 。 そ れ を 失 う こ と が ど う い う 意 味 を 持 つ の か を 示 し た 物 語 と な ぜ 、 柳 田 は 理 念 や 志 を 持 っ こ と が で き た の か 。 そ れ は 、 し て 観 る こ と は 、 決 し て 無 駄 で は な い だ ろ う 。 彼 が 民 俗 学 を や り 始 め た 時 期 の 日 本 が 、 欧 米 列 強 と 肩 を 並 べ る よ う な 存 在 に な ら な け れ ば い け な い と 考 え て い た 時 代 だ っ た か ら だ ろ う 。 柳 田 に と っ て 近 代 を 覚 え る 、 あ る い は 書 く こ と を 覚 え る と い う の は 、 言 い 換 え れ ば 「 日 本 を 欧 米 列 強 に 負 け な い 一 等 国 に す る 」 と い う こ と で あ っ た 。 私 は 、 『 こ の 世 界 の 片 隅 に 』 を 観 て 、 す ず さ ん と 今 和 次 郎 が 似 て い る と 思 っ た 。 こ の 二 人 は 、 ど ち ら も 大 正 期 か ら 戦 前 ま で の 日 本 の 「 豊 か さ 」 を 知 っ て い て 、 か っ そ れ を 享 し げ の か い り (@hahaha8201) 1995 年 生 ま れ 、 新 潟 県 在 住 。 近 著 に 「 映 画 放 談 」 ( 2 c — 6 ' 『 ア レ 』 V 三 」 所 収 ) が あ る 。 728

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『 ア レ 』 に つ い て 遠 く に あ る モ ノ を 指 す 代 名 詞 。 常 に 目 に は す る が 名 前 が 思 い 出 せ な い モ ノ 。 不 鮮 明 な 感 情 の よ う な 何 か 。 名 状 し が た い モ ノ 。 知 っ て は い る が 人 前 で 名 前 を 出 す の が 憚 ら れ る モ ノ 。 総 じ て 、 私 た ち が 日 々 突 き 放 し て 生 き て い る モ ノ 。 本 誌 は 、 「 ア レ 」 の た め の ア ー カ イ ヴ で あ り 、 「 ア レ 」 を 後 世 に 保 管 し て い く た め の プ ロ ジ ェ ク ト で あ る 。 『 ア レ 』 は 、 世 に 広 ま っ て い る 断 片 的 で 、 痕 跡 の ま ま に 留 ま っ て い る 「 ア レ 」 を 拾 い 集 め て 、 組 み 立 て て い く 。 世 の 「 ア レ 」 は 、 本 誌 を 通 じ て 人 目 に 触 れ 、 外 気 に 晒 さ れ る こ と に よ り 、 一 匙 の 公 共 性 を 獲 得 す る 。 『 ア レ 』 な の で あ る 。 『 ア レ 』 は 、 「 ア レ 」 に 目 を 向 け 、 耳 を 傾 け る か ら こ そ 4 ア レ *Club 2017 年 5 月 7 日

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「 痛 み 」 は ど う す れ ば 分 か ち 合 え る か ? た 」 と い う 事 実 を 喪 失 し て し ま う か ら だ 。 誰 か が そ こ を 訪 れ て 絶 え ず 意 味 を 与 え て い か な い 限 り 、 一 切 の 物 事 は 等 し く 滅 び ゆ く 運 命 に あ る 。 私 は 、 そ の よ う な リ ア リ テ ィ を 、 こ の シ ナ ゴ ー グ の 地 下 室 か ら 感 じ 取 っ た 。 ( 写 真 3 ) 地 下 室 の 一 室 。 写 真 を 見 て 気 付 い た が 、 左 の 壁 に 血 糊 が べ ッ タ リ と 付 い て い た ◆ 3 ソ 連 が 産 ん だ 双 子 ー ー 原 子 力 発 電 所 と レ ー ダ ー ツ ア ー 中 、 「 Duga ・ 3 ( ド ウ ガ ー 3 ) 」 を 見 る 機 会 が あ っ た 。 こ れ は 「 C レ ー ダ ー (()ver The Horizon Radaö 超 水 平 線 レ ー ダ ー ) 」 と 呼 ば れ る 装 置 の 一 種 で 、 2 種 類 の 電 波 を 用 い て 、 水 平 線 の 向 こ う 側 に あ る 航 空 機 や ロ ケ ッ ト を 観 測 す る た め の も の だ 。 Duga ・ 3 は 高 さ が 148m 、 長 さ は も あ り 、 日 本 の 送 電 鉄 塔 の 高 さ が 菊 か ら 大 き く て も — 程 度 な の で 、 そ れ の お よ そ 2 — 3 倍 も 高 い 物 体 が 、 8 0 に 渡 り 延 々 と 続 い て い る こ と に な る 。 そ れ だ け で も 圧 巻 な の だ が 、 Duga 乙 は あ る 種 の 幾 何 学 的 な パ タ ー ン を 描 い て お り 、 筆 舌 に 尽 く し 難 い ほ ど 美 し い 。 聞 く と こ ろ に よ る と 、 Duga-3 が あ る 「 チ ェ ル ノ ブ イ リ 2 」 と い 一 つ 軍 事 村 に 人 る こ と が で き る の は 2 16 年 い つ ば い ま で ら し く 、 今 後 こ れ を 見 に 行 く こ と が で き な い の は 、 非 常 に 残 念 で あ る Duga-3 は 、 一 兀 々 ( 大 陸 間 弾 道 ミ サ イ ル ) を 意 識 し て 作 ら れ た も の ら し い し か し 、 そ の 精 度 は 非 常 に 低 く 、 一 度 も 使 用 さ れ ず に 放 置 さ れ た 上 に 、 実 際 に — を 観 測 で き た か す ら 怪 し い と 言 わ れ て い る 。 こ の 巨 大 な レ ー ダ ー が 、 地 球 の 裏 側 に 関 す る 情 報 を 知 ろ う と し た ソ 連 が 辿 っ た 末 路 の 象 徴 で あ る こ と は 確 か だ ろ う 。 私 は ツ ア ー 中 、 思 わ ず 「 Duga ・ 3 は 世 紀 最 大 の ゴ ミ だ 」 日 し た が 、 し か し 最 大 の ゴ ミ で あ る と 同 時 に 、 前 述 し た 巨 大 さ と 美 し さ か ら 、 私 に は こ れ が 一 種 の 芸 術 作 品 の よ う に も 見 え た 。 709

『アレ』 Vol.2


山 下 泰 春 を 出 版 し て い る 。 2010 年 代 は 「 デ モ の 時 代 」 で あ る と し ば し ば 呼 ば れ る こ と が あ る 。 こ れ が 正 し い な ら ば 、 ユ ー ロ マ イ ダ ン も し も 村 上 春 樹 が ク ル コ フ と 同 様 に 、 積 極 的 な 政 治 的 で の 反 体 制 派 の 射 殺 事 件 は 、 そ の よ う な 時 代 に お け る 、 活 動 を 行 っ た ら ? あ る い は 、 日 本 で も デ モ 隊 と 警 察 や 一 つ の 象 徴 的 な 帰 結 だ ろ う 。 私 が そ こ を 訪 れ た 際 、 事 件 軍 隊 が 衝 突 し て 死 者 が 出 た ら ? も ち ろ ん 、 そ う し た 状 か ら お よ そ 2 年 の 月 日 が 経 過 し て い た が 、 事 件 が 起 き た 況 が 発 生 す る 条 件 は 、 国 や 時 代 に よ っ て 異 な る だ ろ う 。 し か し 、 少 な く と も こ の ウ ク ラ イ ナ の 事 例 は 今 後 、 常 に 独 立 広 場 に は 、 も う 血 痕 な ど の 生 々 し い 傷 跡 の よ う な も の は ほ と ん ど 残 っ て い な か っ た 。 し か し 、 そ の 代 わ り 参 照 さ れ る べ き 歴 史 的 な 節 目 と し て 、 記 録 な い し は 記 憶 に デ モ で 死 亡 し た 人 々 の 遺 影 が 並 べ ら れ て お り 、 そ れ だ し て い く 必 要 が あ る の で は な い だ ろ う か 。 け が 、 こ こ で デ モ が あ っ た の だ と い う 事 実 を 訴 え か け て い る よ う に 、 私 に は 思 え た 。 ュ ー ロ マ イ ダ ン の デ モ で 亡 ◆ 8 【 「 制 御 室 」 と い う 名 の 祭 壇 ー ー チ ェ ル ノ ブ イ リ 原 く な っ た 人 々 は 、 若 い 学 生 か ら 経 済 学 者 の よ う な い わ ゆ 発 2 号 炉 実 は 今 回 の ツ ア ー で は 、 そ も そ も 原 発 内 部 に 人 れ る か る 知 識 人 ま で 、 様 々 で あ っ た 。 ツ ア ー 中 、 東 浩 紀 と 対 談 し た ウ ク ラ イ ナ の 作 家 ア ン ド レ イ ・ ク ル コ フ ( 19 51 怪 し か っ た 。 そ れ も 、 ウ ク ラ イ ナ 側 の 不 手 際 に よ っ て 、 で あ る 。 聞 い た 話 に よ る と 、 ど う や ら 、 原 発 内 部 へ 入 る —) は 、 こ の デ モ で 起 き た 犠 牲 者 た ち は 「 決 し て 無 駄 で は な か っ た 」 と 述 べ 、 2004 年 に 起 き た オ レ ン ジ 革 命 た め の 申 請 書 の や り 取 り を し て い た 役 人 が 、 私 た ち 一 行 ( 2 0 0 4 年 の ウ ク ラ イ ナ 大 統 領 選 の 結 果 に 対 す る 反 発 に 許 可 を 出 す 前 に 勝 手 に 体 暇 に 入 っ て し ま っ た ら し い そ こ で 、 今 回 の ツ ア ー の 企 画 者 の 一 人 で あ る ジ ャ チ ェ ン と し て 発 生 し た 抗 議 運 動 の こ と 。 運 動 の 参 加 者 が オ レ ン コ フ さ ん が 様 々 な 人 と 交 渉 し 、 最 終 的 に は 大 臣 ク ラ ス の ジ 色 を シ ン ポ ル カ ラ ー に し た た め そ う 呼 ば れ て い る ) と 比 較 し て 、 か な り 肯 定 的 な 立 場 を 取 っ て い た 。 人 物 と 電 話 連 絡 を 行 い 、 最 終 的 に は ど う に か 原 発 内 部 に そ れ に し て も 、 な ん と 異 様 な 時 代 だ ろ う か 。 ク ル コ フ 入 る 許 可 が 下 り た 。 だ が 、 そ の 間 の ジ ャ チ ェ ン コ フ さ ん は し ば し ば 「 ウ ク ラ イ ナ の 村 上 春 樹 」 と 呼 ば れ る こ と が や 東 浩 紀 た ち の 表 情 は 険 し く 、 入 れ な い と 告 げ ら れ た 日 の バ ス の 中 で 、 東 浩 紀 が 極 め て 丁 寧 な 謝 罪 を 行 っ て い た あ る 国 民 的 作 家 だ が 、 , 彼 の よ う な 人 物 が こ う し た 状 況 を の が 、 今 で も 印 象 に 残 っ て い る 。 肯 定 し 、 自 ら も 政 治 活 動 に 勤 し ん で い る の で あ る 。 実 際 、 と も あ れ 、 私 た ち は 無 事 に 原 発 内 部 に 人 る こ と が で き 彼 は ユ ー ロ マ イ ダ ン の 様 子 を 直 に 観 察 し 、 そ の 経 緯 や 自 た 。 建 物 の 内 部 に 人 っ た 私 た ち は 、 幾 度 か の パ ス ポ ー ト 身 の 胸 中 に つ い て 記 し た 『 ウ ク ラ イ ナ 日 記 』 ( 2014 ) 7 7 8

『アレ』 Vol.2


編 集 後 記 ー パ ズ り す ぎ て は い け な い 一 こ の た び は 『 ア レ 』 VoI. 2 を お 読 み い た だ き 、 あ り が と う こ ざ い ま す 。 本 誌 の 編 集 長 、 堀 江 く ら は で す 。 今 回 は 特 集 と し て 「 メ デ ィ ア 」 を 取 り 上 げ ま し た 。 お そ ら く 、 多 く の 読 者 の 予 想 を 裏 切 る 「 ア レ 」 な 諭 考 ・ コ ラ ム ・ エ ッ セ イ が 掲 載 で き た と 思 い ま す 。 い か が た っ た で し ょ う カ ) ? さ て 、 前 回 の 「 ア レ 』 Vol.l と 同 じ く 、 僕 自 身 の 話 を し ま し よ う 。 僕 は ラ イ タ ー と い う 仕 事 柄 、 本 誌 の い く つ か の 記 事 で も 話 題 に 上 が っ た 「 Web メ テ ィ ア 」 で 記 事 を 書 く こ と が あ り ま す 。 Web で あ っ て も 、 原 稿 の テ ー マ を 考 え た り 、 取 材 で 色 々 な 人 の 話 を 聴 け た り と 、 そ れ な り の 楽 し み が あ り ま す 。 そ も そ も 僕 は 文 章 を 書 く の が 好 き な の で す 。 し か し 、 楽 し さ を 感 し る と 同 時 に 、 自 分 の 書 い た 記 事 か . パ ズ っ て は 消 え て い く こ と に 罪 悪 感 を 抱 く こ と も あ り ま す 。 ハ ズ る こ と は 、 決 し て 悪 い こ と で は あ り ま せ ん 。 そ の 中 に は い い 記 事 が あ る の も 事 実 で す し 、 面 白 画 像 や 猫 動 画 た っ て 、 肩 の 力 を 抜 く の に は 丁 度 い い 。 問 題 は 、 パ ズ を 狙 い す ぎ て 、 読 者 を 見 失 っ て し ま う メ テ ィ ア や 編 集 者 、 書 き 手 が い る こ と 。 そ し て 、 読 者 が あ ら ゆ る 情 報 を 「 た め に な る 」 と 錯 覚 し て し ま う こ と で は な い で し よ う か 。 書 き 手 と し て も 、 読 者 と し て も 、 僕 は そ う な ら な い よ う に 気 を 付 け て い ま す が 、 胸 を 張 っ て 「 自 分 は 大 丈 夫 だ 」 と 言 え る 自 信 は あ り ま せ ん 。 日 々 精 進 し て い き た い と 思 い ま す 。 「 パ ズ 」 に 関 す る あ ら ゆ る 問 題 は 、 メ デ ィ ア や 読 者 が 改 革 を 起 こ せ る は ど 小 さ な 問 題 で は あ り ま せ ん 。 し か し 、 そ の 流 れ に 逆 ら う こ と は で き ま す 。 そ の た め に 、 こ の 『 ア レ 』 Vol. 2 で は 「 メ デ ィ ア の 現 在 地 点 」 と い う 特 集 を 組 み ま し た 。 情 報 を 流 れ る ま ま に せ す 、 ど こ か で せ き 止 め る 。 . パ ズ ら せ す ぎ な い 。 そ う す る こ と で 、 メ デ ィ ア の 現 在 地 点 、 ひ い て は 自 ら の 現 在 地 点 を 把 握 す る こ と が で き る か も し れ な い 。 願 わ く ば 、 本 誌 が そ う い っ た 情 報 の ダ ム の 役 割 を 果 た せ れ ば と 思 い ま す 。 「 ア レ 」 な も の は 世 界 中 の ど こ に で も 広 が っ て い て 、 私 た ち は そ れ を 見 つ け ら れ な い で い ま す 。 本 誌 を 読 ん だ 後 、 電 車 の 中 で ス マ ホ か ら 目 を 離 し て 。 窓 の 外 の 風 景 を 見 て み て く だ さ い 。 な ん な ら 、 中 吊 り 広 告 だ っ て 構 い ま せ ん 。 あ る い は 通 勤 通 学 で 使 う 道 を 、 い つ も よ り ゆ っ く り と 歩 い て み て く だ さ い 。 そ の 時 、 あ な た の 頭 の 中 で 「 ア レ 」 な 発 見 が あ っ た ら 、 私 た ち の 試 み は 成 功 し た と 言 え る で し よ う 。 そ ん な 風 に 、 本 誌 の 内 容 が 皆 様 の 生 活 を 少 し で も 豊 か に で き れ ば 幸 い で す 。 も ち ろ ん 、 こ れ は 僕 個 人 の 意 見 で す 。 他 の 編 集 部 メ ン ハ ー や 執 筆 者 も 、 そ れ ぞ れ に 伝 え た い 思 い や 考 え が あ っ て 、 本 誌 に 協 力 し て く れ ま し た 。 そ の お か げ で 、 さ ま ざ ま な 視 点 が 人 り 組 み 、 結 果 的 に 各 記 事 が 絶 妙 に 絡 み 合 う 、 そ ん な 雑 誌 に な っ た と 思 い ま す 。 最 後 に 、 今 回 イ ン タ ビ ュ ー に 協 力 し て く た さ っ た 濱 野 智 史 氏 と 三 宅 陽 一 郎 氏 、 そ し て 寄 稿 者 の 皆 様 に 、 心 よ り 御 礼 申 し 上 げ ま す 。 ま た 、 相 変 わ ら す の 編 集 長 を 支 え て く れ た 編 集 部 メ ン ノ ヾ ー も 、 本 当 に あ り が と う 。 そ れ で は 、 次 は 「 ア レ 』 Vol. 3 で お 会 い し ま し よ う 。 今 後 と も < ア レ ☆ Club > を 、 ど う か よ ろ し く お 願 い い た し ま す 。 20 7 2017 年 5 月 7 日 ア レ ☆ CIub 「 ア レ 』 編 集 長 : 堀 江 く ら は (@kuraharu)