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検索対象: ジュリスト 2016年10月号

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ジュリスト 2016年10月号


、 。 ー 。 縉 有 斐 閣 ・ 出 版 案 内 ・ 〒 101 ー 開 51 東 京 都 千 代 田 区 神 田 神 保 町 2 ー 17 TeI : 03 ー 3265 ー 11 http:〃www.yuhikaku.co.jp/ ※ 表 示 価 格 は 税 別 。 消 費 税 込 み の 金 額 が 定 価 で す 。 QuarterIy ー Jurist 7 ュ ・ 好 評 * 発 売 中 ・ 〔 ジ ュ リ ス ト 増 刊 〕 B5 判 並 製 各 2 , 667 円 + 税 特 集 1 個 人 情 報 ・ プ ラ イ バ シ ー 保 護 の 理 論 と 課 題 2016 年 夏 号 ( 18 号 ) 2 再 婚 禁 止 期 間 , 夫 婦 別 姓 訴 訟 大 法 廷 判 決 特 集 憲 法 の あ の 瞬 間 特 集 不 法 行 為 制 度 の あ り 方 を 考 え る ー 複 数 の 者 が 関 与 す る 損 害 発 生 に お け る 複 層 性 の 検 討 特 集 土 地 法 の 制 度 設 計 特 集 刑 の 執 行 猶 予 の 多 角 的 検 討 特 集 憲 法 の 現 況 特 集 1 「 新 た な 刑 事 司 法 制 度 」 の 構 築 2 団 体 訴 訟 の 制 度 設 計 と 244 頁 978-4-641-21318-0 2016 年 春 号 ( 17 号 ) 248 頁 978-4-641-21317-3 2016 年 冬 号 ( 16 号 ) 220 頁 978-4-641-21316-6 2015 年 秋 号 ( 15 号 ) 256 頁 978-4-641-21315-9 2015 年 夏 号 ( 14 号 ) 228 頁 978-4-641-21314-2 2015 年 春 号 ( 13 号 ) 208 頁 978-4-641-21313-5 2015 年 冬 号 ( 12 号 ) 264 頁 978-4-641-21312-8 特 集 1 社 会 保 障 制 度 改 革 一 議 論 の 道 程 と 今 後 の 展 亡 月 王 2014 年 秋 号 ( 1 1 号 ) 2 国 際 関 係 法 上 の 喫 緊 の 課 題 特 集 1 法 務 と 数 理 的 思 考 2 現 代 相 続 法 の 課 題 208 頁 978-4-641-21310-4 200 頁 特 集 憲 法 " 改 正 " 問 題 ー 国 家 の あ り 方 と は 978-4-641-21309-8 特 集 1 障 害 者 権 利 条 約 の 批 准 と 国 内 法 の 課 題 2 改 正 行 政 事 件 訴 訟 法 施 行 1 0 年 の 検 証 特 集 1 環 境 条 約 の 国 内 実 施 ー 国 際 法 と 国 内 法 の 関 係 248 頁 978-4-641-21311-1 244 頁 978-4-641-21307-4 2013 年 秋 号 ( 7 号 ) 248 頁 978-4-641-21308-1 2014 年 冬 号 ( 8 号 ) 2014 年 春 号 ( 9 号 ) 2014 年 夏 号 ( 10 号 ) 2 星 野 英 一 先 生 の 人 と 学 問 特 集 震 災 と 民 法 学 特 集 い ま , 選 挙 制 度 を 問 い 直 す 特 集 團 藤 重 光 先 生 の 人 と 学 問 特 集 重 要 判 例 か ら み た 行 政 法 特 集 1 裁 判 員 制 度 3 年 の 軌 跡 と 展 望 2 国 際 化 時 代 に お け る 家 族 法 の 課 題 特 集 憲 法 最 高 裁 判 例 を 読 み 直 す 204 頁 978-4-641-21306-7 252 頁 978-4-641-21305-0 2 1 6 頁 978-4-641-21304-3 240 頁 978-4-641-21303-6 276 頁 978-4-641-21301-2 232 頁 978-4-641-21300-5 2013 年 夏 号 2013 年 春 号 2013 年 冬 号 2012 年 秋 号 2012 年 夏 号 2012 年 春 号 ( 6 号 ) ( 5 号 ) ( 4 号 ) ( 3 号 ) ( 2 号 ) ( 1 号 )

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〔 判 例 百 選 シ リ ー ス 、 一 覧 ) 別 冊 ジ ュ リ ス ト 分 野 公 法 民 事 法 経 済 法 知 的 財 産 法 国 際 法 ・ 国 際 私 法 刑 事 法 書 名 憲 法 判 例 百 選 I 憲 法 判 例 百 選 Ⅱ 行 政 判 例 百 選 I 行 政 判 例 百 選 Ⅱ 地 方 自 治 判 例 百 選 租 税 判 例 百 選 環 境 法 判 例 百 選 メ デ ィ ア 判 例 百 選 民 法 判 例 百 選 I 総 則 ・ 物 権 民 法 判 例 百 選 Ⅱ 債 権 民 法 判 例 百 選 Ⅲ 親 族 ・ 相 続 不 動 産 取 引 判 例 百 選 交 通 事 故 判 例 百 選 消 費 者 法 判 例 百 選 医 事 法 判 例 百 選 供 託 先 例 判 例 百 選 ア メ リ カ 法 判 例 百 選 国 際 私 法 判 例 百 選 国 際 法 判 例 百 選 商 標 ・ 意 匠 ・ 不 正 競 争 判 例 百 選 特 許 判 例 百 選 経 済 法 判 例 ・ 審 決 百 選 社 会 保 障 判 例 百 選 労 働 判 例 百 選 刑 事 訴 訟 法 判 例 百 選 刑 法 判 例 百 選 Ⅱ 各 論 刑 法 判 例 百 選 I 総 論 民 事 執 行 ・ 保 全 判 例 百 選 倒 産 判 例 百 選 民 事 訴 訟 法 判 例 百 選 手 形 小 切 手 判 例 百 選 保 険 法 判 例 百 選 金 融 商 品 取 引 法 判 例 百 選 会 社 法 判 例 百 選 商 法 ( 総 則 ・ 商 行 為 ) 判 例 百 選 版 第 6 版 第 6 版 第 6 版 第 6 版 第 4 版 第 6 版 第 2 版 第 7 版 第 7 版 第 3 版 第 4 版 第 2 版 第 2 版 第 5 版 第 3 版 第 7 版 第 5 版 第 5 版 第 2 版 第 7 版 第 7 版 第 9 版 第 8 版 第 5 版 第 4 版 第 2 版 第 2 版 ISBN コ ー ド 11517-0 11518-7 11511-8 11512-5 11515-6 11529-3 115064 11479- X 11523-1 11524-8 11525-5 11492-0 11452-8 11500-2 11519-4 1145 & 7 11494-4 11530-9 11514-9 11502-6 11522-4 11527-9 11516-3 11508-8 11520-0 11521-7 11503-3 11497-5 11528-6 11499-9 11509-5 11488-3 11504-0 11510-1 11513-2 本 体 価 格 2 , 095 円 2 , 095 円 2 , 286 円 2 , 286 円 2 , 476 円 2 , 600 円 2 , 600 円 2 , 600 円 2 , 100 円 2 , 200 円 2 , 100 円 2 , 600 円 2 , 400 円 2 , 714 円 2 , 400 円 2 , 800 円 2 , 400 円 2 , 400 円 2 , 286 円 2 , 400 円 2 , 200 円 2 , 800 円 2 , 400 円 2200 円 2 , 2 開 円 2 , 48 円 2 , 400 円 2 , 476 円 2 , 500 円 2 , 800 円 2 , 400 円 2 , 600 円 2 , 476 円 2 , 600 円 2 , 600 円 発 行 年 月 2013 / 11 2013 / 12 2012 / 10 2012 / 11 2013 / 05 2016 / 06 2011 / 09 2005 / 12 2015 / 01 2015 / 01 2015 / 02 2008 / 07 1999 / 09 2010 / 06 2014 / 03 2001 / 07 2008 / 12 2016 / 09 2013 / 02 2010 / 12 2014 / 11 2015 / 11 2013 / 07 2012 / 03 2014 / 08 2014 / 08 2011 / 03 2 開 9 / 10 2016 / 05 2010 / 04 2012 / 04 2007 / 11 2011 / 09 2012 / 06 2012 / 12 * 表 示 価 格 は 税 別 。 消 費 税 込 み の 金 額 が 定 価 で す 。 神 保 町 2 丁 目 17 番 地 雑 誌 0 326413 Ⅱ 〒 101 切 051 東 京 都 千 代 田 区 神 田 営 業 03 ー 326 68u 有 斐 閣 ☆ 宅 配 便 で , 代 金 引 換 え 【 定 価 ( 税 込 ) + 手 数 料 】 と な り ま す 。 FAX0120 ー 299 35 ◆ 直 接 お 申 込 み の 方 は こ ち ら で 。 ブ ッ ク サ ー ビ ス 株 式 会 社 ( フ リ ー コ ー ル ) TEL0120—29 ー 9625 http://www.yuhikaku.co.jp ◆ ホ ー ム ペ ー ジ よ り お 申 し 込 み い た だ け ま す 。 ☆ 弊 社 ホ ー ム ペ ー ジ 「 常 備 店 」 か ら お 近 く の 書 店 を お 探 し い た だ け ま す 。 ◆ 全 国 の 有 斐 閣 特 約 書 店 で お も と め 下 さ い 。

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、 。 。 、 、 。 縉 有 斐 閣 〒 10 ト 開 51 東 京 都 千 代 田 区 神 田 神 保 町 2 ー 17 Tel : 03 ー 3265 ー 6811 http: 〃 www.yuhikaku.co.jp/ ・ 出 版 案 内 ・ ※ 表 示 価 格 は 税 別 。 消 費 税 込 み の 金 額 が 定 価 で す 。 別 冊 ジ ュ リ ス ト 229 号 い わ は ら し ん さ く か ん さ く ひ ろ ゆ き ふ じ た と も た か 岩 原 紳 作 ・ 神 作 裕 之 ・ 藤 田 友 敬 編 早 稲 田 大 学 教 授 ・ 東 京 大 学 教 授 ・ 東 京 大 学 教 授 ( 9 月 29 日 発 売 ) B 5 判 並 製 会 社 法 判 例 百 選 第 3 版 240 頁 ・ 2 , 400 円 + 税 978 ー 4 ー 641 ー 1 1530-9 会 社 法 分 野 に お け る 判 例 教 材 の 大 定 番 , 待 望 の 改 訂 。 旧 版 ( 2011 年 ) 刊 行 以 降 の 法 改 正 等 の 動 き に 対 応 し , 内 容 の ア ッ プ デ ー ト を 行 っ た 。 第 3 版 か ら は Append ⅸ を 新 設 。 よ り 多 く の 重 要 判 例 を 掲 載 す る こ と で , 一 層 学 習 し や す い , 充 実 し た 内 容 と な っ た 。 I 会 社 総 則 ( 4 件 ) 主 Ⅱ 株 式 会 社 目 次 ( 1 ) ( 2 ) ( 3 ) ( 4 ) ( 5 ) 設 立 ( 4 件 ) 株 式 ・ 新 株 予 約 権 株 主 総 会 ( 14 件 ) 取 締 役 ・ 取 締 役 会 ( 21 件 ) ( 30 件 ) Ⅲ Ⅳ V Ⅵ Ⅶ 監 査 役 ・ 会 計 監 査 人 ( 2 件 ) ( 6 ) 計 算 ( 4 件 ) 刑 事 事 件 ( 2 件 ) 企 業 買 収 ・ 支 配 権 の 争 奪 ( 7 件 ) 組 織 再 編 ・ 解 散 ( 11 件 ) 社 債 ( 2 件 ) 持 分 会 社 ( 3 件 ) 以 上 計 104 件 ほ か Appendix40 件 ( 発 売 中 ) ア シ ア 法 務 解 説 書 の 決 定 版 西 村 あ さ ひ 法 律 事 務 所 編 ほ う り つ じ む し ょ に し む ら ベ ト ナ ム の ビ ジ ネ ス 法 務 . A5 判 並 製 カ / ヾ ー 付 3 1 0 頁 3 , OOO 円 + 税 く ア ジ ア ヒ ジ ネ ス 法 務 の 基 礎 シ リ ー ズ 〉 ー 978 ー 4 ー 641 ー 04819 ー 5 マ ー ケ ッ ト と し て も , 生 産 拠 点 と し て も 注 目 を 集 め る ベ ト ナ ム 。 そ ん な 変 化 の 激 し い ベ ト ナ ム の 法 制 度 を , 企 業 の 進 出 段 階 に 応 じ て わ か り や す く 解 説 し た ベ ト ナ ム 法 務 解 説 書 の 決 定 版 。 2015 年 7 月 に 施 行 さ れ た 2014 年 投 資 法 や 2014 年 企 業 法 に も 対 応 。 Ⅱ 現 地 で の 事 業 運 営 Ⅳ 撤 退 主 目 次 1 ベ ト ナ ム の 投 資 環 境 及 び 進 出 動 向 2 法 制 度 の 特 徴 Ⅱ 進 出 1 2 3 4 事 業 体 比 較 外 資 規 制 官 民 連 携 の イ ン フ ラ ス ト ラ ク チ ャ ー プ ロ ジ ェ ク ト に 関 す る 法 制 ベ ト ナ ム へ の 進 出 1 2 3 4 5 6 7 8 9 2014 年 企 業 法 契 約 法 及 び 為 替 管 理 労 働 法 知 的 財 産 権 コ ン プ ラ イ ア ン ス 紛 争 解 決 不 動 産 資 金 調 達 ・ 担 保 税 務 1 2 3 4 5 6 ベ ト ナ ム 現 地 法 人 の 清 算 手 続 外 国 法 人 の 駐 在 員 事 務 所 又 は 支 店 の 閉 鎖 整 理 解 雇 及 び 解 散 解 雇 清 算 以 外 の 撤 退 方 法 倒 産 法 制 そ の 他 の 倒 産 ・ 再 生 手 続 V 終 わ り に

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果 的 な コ ン プ ラ イ ア ン ス ・ プ ロ グ ラ ム の 整 備 ・ 運 営 が , 「 免 責 や 処 罰 猶 予 を も た ら し う る 」 と 記 さ れ て い る に と ど ま っ て い た の に 対 し て , ト ン プ ソ ン ・ メ モ で は , そ う し た 企 業 の 取 組 を 一 層 促 す た め に , 「 免 責 , 処 罰 猶 予 ま た は 公 判 前 ダ イ バ ー ジ ョ ン を も た ら し う る 」 と 明 言 さ れ た こ と か ら , 企 業 に 大 き な イ ン パ ク ト を 与 え る こ と に な っ た 。 こ の よ う に ト ン プ ソ ン ・ メ モ で 示 し た 方 針 と ア ー サ ー ・ ア ン ダ ー セ ン 廃 業 の 教 訓 か ら , 連 邦 司 法 省 は , 2005 年 頃 か ら , 企 業 に 対 す る 刑 事 手 続 に お い て , 企 業 が , 有 罪 を 認 め , 財 産 刑 の 支 払 に 応 じ , コ ン プ ラ イ ア ン ス 体 制 の 改 善 に 取 り 組 み , 公 的 機 関 の 捜 査 に 全 面 的 に 協 力 す る こ と を 条 件 に , 企 業 の 起 訴 を 一 定 期 間 猶 予 し , ま た は 不 起 訴 と す る こ と を 検 察 と 企 業 で 合 意 す る 「 起 訴 猶 予 合 意 (deferred prosecution agree- ments) 」 や 「 不 起 訴 合 意 (non-prosecution agreements) 」 の 仕 組 み を 積 極 的 に 用 い る 方 針 を 打 ち 出 し た 。 法 改 正 を 伴 わ ず , 連 邦 司 法 省 ( 連 邦 検 事 ) の 裁 量 と し て 実 施 さ れ た こ の 方 針 転 換 以 後 , 起 訴 猶 予 合 意 や 不 起 訴 合 意 の 適 用 件 数 は 徐 々 に 増 加 し , 対 象 と な る 犯 罪 の 種 類 も , 連 邦 レ ベ ル の あ ら ゆ る 犯 罪 に 及 ぶ よ う に な っ た 12 ) 。 さ ら に , 2010 年 1 月 に は , 証 券 取 引 委 員 会 (SEC) が , 調 査 や 法 執 行 に 対 す る 企 業 や 個 人 の 一 層 の 協 力 を 促 す た め に , 新 た な 手 立 て と し て , 起 訴 猶 予 合 意 や 不 起 訴 合 意 を 採 用 す る 旨 を 公 表 し 13 ) , 同 年 12 月 に は , 最 初 の 不 起 訴 11 ) Memorandum from Eric Holder, Deputy Attorney General on Federal Prosecution Of Corporations tO AII Component Heads and United states Attorneys (June 16 , 1999 ). 12 ) 企 業 と の 起 訴 猶 予 合 意 と 不 起 訴 合 意 に つ い て は , 木 目 田 裕 = 山 田 将 之 「 企 業 の コ ン プ ラ イ ア ン ス 体 制 の 確 立 と 米 国 の 訴 追 延 期 合 意 —Deferred Prosecution Agreement 」 商 事 法 務 1801 号 ( 2007 年 ) 43 頁 ~ 54 頁 , 内 田 芳 樹 「 米 国 連 邦 政 府 の 企 業 犯 罪 対 応 と 司 法 取 引 ・ 訴 訟 代 替 手 段 利 用 に 際 し て の 留 意 点 ー ー US Attorneys' Manual の 日 本 企 業 へ の 適 用 の 視 点 か ら 」 国 際 商 事 法 務 43 巻 9 号 ( 2015 年 ) 1299 頁 ~ 13 頁 , 川 崎 友 巳 「 企 業 と の 起 訴 猶 予 合 意 ・ 不 起 訴 合 意 」 「 浅 田 和 茂 先 生 古 稀 祝 賀 論 文 集 ( 下 ) 」 ( 成 文 堂 , 2016 年 刊 行 [ Jurist ] October 2016 / Number 1498 46 合 意 が 実 施 さ れ た 14 ) 。 ( 3 ) 量 刑 ガ イ ド ラ イ ン の 再 改 正 2010 年 に は , 合 衆 国 量 刑 委 員 会 に よ っ て , 組 織 体 に 対 す る 連 邦 量 刑 ガ イ ド ラ イ ン の コ ン プ ラ イ ア ン ス お よ び 倫 理 プ ロ グ ラ ム を 規 定 し た 第 8 章 B 節 2.1 条 の 注 釈 の 改 正 が 議 会 に 提 案 さ れ , 同 年 11 月 に , 以 下 の 3 点 の 改 正 を 施 し た 量 刑 ガ イ ド ラ イ ン が 施 行 さ れ た 15 ) 。 ① 企 業 の コ ン プ ラ イ ア ン ス お よ び 倫 理 プ ロ グ ラ ム の 改 善 を 遵 守 事 項 と し た プ ロ べ ー シ ョ ン に よ っ て , 裁 判 所 が 企 業 を モ ニ タ リ ン グ す る 権 限 を 有 す る こ と を 明 確 化 す る 。 ② 犯 罪 の 教 訓 と し て , 企 業 が コ ン プ ラ イ ア ン ス お よ び 倫 理 プ ロ グ ラ ム に つ い て , い か に 応 え る べ き か を 規 定 す る 。 ③ 罰 金 刑 の 算 定 手 続 に お い て , 高 い 地 位 に あ る 者 が 犯 罪 に 関 与 し て い た 場 合 に は 認 め ら れ な か っ た , 効 果 的 な コ ン プ ラ イ ア ン ス お よ び 倫 理 プ ロ グ ラ ム の 実 施 を 罰 金 額 の 軽 減 事 由 と し て 認 め る 例 外 規 定 を 新 設 す る 。 こ の 改 正 に よ っ て , 企 業 が 効 果 的 な コ ン プ ラ イ ア ン ス お よ び 倫 理 プ ロ グ ラ ム の 整 備 を 早 急 に 進 め る こ と が 期 待 さ れ た 16 ) 。 3. 「 飴 と 鞭 」 ア プ ロ ー チ の 現 在 こ の よ う に ア メ リ カ 合 衆 国 の 連 邦 レ ベ ル で は , 1991 年 組 織 体 に 対 す る 連 邦 量 刑 ガ イ ド ラ イ ン の 施 行 以 降 , 高 額 の 罰 金 刑 を 中 心 と し た き わ め て 厳 し い 刑 罰 を 用 意 す る 一 方 で , 企 業 が 整 備 す べ き 効 果 的 な コ ン プ ラ イ ア ン ス ( お よ び 倫 理 ) プ ロ グ ラ ム の 具 体 的 な 内 容 を 明 示 し , 事 件 発 生 予 定 ) 。 13 ) SEC press Release, SEC Announces lnitiative to Encourage lndividuals and Companies tO Cooperate and Assist ⅲ lnvestigations, available at https://www.sec.gov/ news/press/2010/2010-6. htm (last visited at Feb. 5 , 2016 ). 14 ) GIBSON DUNN, 2010 YEAR-END UPDATE ON CORPORATE DEFERRED PROSECUTION AND NON-PROSECUTION AGREEMENTS 1-2 ( 2011 ) , available at http://www.gibsondunn.com/ publications/pages/2010year-endupdate-corporatedeferredp rosecutlonandnon-prosecuåonagreements. aspx (last visited at Feb. 5 , 2016 ). 15 ) U. S. S. G. , 砌 を ra note 2 , 8B2. lcomment. 16 ) U. S. S. G. , ra note 2 , Appendix C, amendment 744.

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前 か ら こ れ を 実 施 し て い た 場 合 や 発 生 後 に 自 主 的 に 実 施 し た 場 合 に は , 減 刑 を し た り , 起 訴 を 猶 予 し た り で き る と い う 「 飴 と 鞭 」 ア プ ロ ー チ を 基 本 に , 「 飴 」 や 「 鞭 」 を 強 化 す る こ と に よ っ て , 企 業 に よ り 効 果 的 な コ ン プ ラ イ ア ン ス ( お よ び 倫 理 ) プ ロ グ ラ ム の 整 備 を 促 す 仕 組 み が 採 ら れ て き た 17 ) 。 こ う し た 基 本 的 枠 組 み は , 今 日 で も 変 わ っ て い な い 。 た だ し , 昨 年 9 月 に , 司 法 副 長 官 S ・ イ エ ー ツ に よ っ て 発 せ ら れ た メ モ ラ ン ダ ム 「 企 業 の 不 正 行 為 に 対 す る 個 人 の 責 任 (lndividual Accountability for Corporate Wrongdoing) 18 ) 」 ( 通 称 「 イ エ ー ツ ・ メ モ 」 ) を 受 け て の 今 後 の 展 開 に は 留 意 が 必 要 で あ ろ う 。 イ エ ー ツ ・ メ モ は , こ れ ま で 犯 罪 を 行 っ た 企 業 が 受 け て き た 起 訴 猶 予 や 不 起 訴 と い っ た 特 典 を 受 け る た め に , 今 後 , 企 業 は , 必 ず 当 該 犯 罪 に つ い て 責 任 の あ る 個 人 を 特 定 し , 関 連 す る 情 報 を 検 察 官 に 提 供 し な け れ ば な ら な い と 明 言 し た 。 こ う し た 新 し い 方 針 は , 同 年 11 月 に , 合 衆 国 検 察 官 マ ニ ュ ア ル (). S. Attorneys' Manual) の 改 正 に あ た っ て も 盛 り 込 ま れ , 9-28.000 条 「 連 邦 レ ベ ル で の 企 業 組 織 の 起 訴 に 関 す る 原 則 」 に 規 定 さ れ た 19 ) 。 こ う し た 企 業 犯 罪 に つ い て 個 人 へ の 責 任 追 及 を 強 化 す る と い う 方 針 は , 例 外 な く 適 用 す る と 明 言 さ れ て い る こ と か ら , 「 オ ー ル ・ オ ア ・ ナ ッ シ ン グ 」 政 策 と 称 さ れ て い る 20 ) 。 こ こ う し た 方 針 が 示 さ れ た 背 景 に は , の 時 期 に 2007 年 以 降 の 世 界 金 融 危 機 に 関 し て , 結 局 , 17 ) 効 果 的 な コ ン プ ラ イ ア ン ス お よ び 倫 理 プ ロ グ ラ ム に つ い て 規 定 し た 組 織 体 に 対 す る 連 邦 量 刑 ガ イ ド ラ イ ン 第 8 章 B 節 21 条 の 試 訳 は , 川 崎 ・ 前 掲 注 1 ) 19 頁 ~ 21 頁 。 18 ) Memorandum from Sally Quillian Yates, Deputy Attorney General on lndividual Accountability for Corporate Wrongdoing tO Heads Of Department Components and United States Attorneys (September 9 , 2015 ). イ エ ー ツ ・ メ モ に つ い て 紹 介 す る 邦 語 文 献 と し て , 内 田 芳 樹 「 米 国 連 邦 政 府 の 企 業 犯 罪 に お け る 個 人 責 任 追 及 姿 勢 の 強 化 —Yates Memo 後 の 司 法 取 引 等 と 望 ま れ る 企 業 コ ン プ ラ イ ア ン ス 体 制 」 国 際 商 事 法 務 巻 5 号 ( 2016 年 ) 9 頁 ~ 675 頁 。 19 ) U. S. Attorneys' Manual 9-28.0 開 ( 2015 ). 特 集 / コ ン プ ラ イ ア ン ス 再 考 誰 一 人 刑 事 責 任 を 問 え な か っ た 連 邦 政 府 お よ び 司 法 省 に 対 す る 厳 し い 批 判 の 存 在 が 指 摘 さ れ て い る (1) 。 企 業 と 同 時 に , 個 人 の 責 任 を 問 う と い う 方 針 は , 以 前 か ら の 連 邦 司 法 省 の 基 本 的 な 立 場 で あ り , 同 国 の 司 法 関 係 者 の 間 で は , イ エ ー ツ ・ メ モ の 内 容 は , 「 大 き な 方 針 の 変 更 で は な い 」 と の 指 摘 も 見 ら れ る 。 し か し , 起 訴 猶 予 や 不 起 訴 と い っ た 特 典 を 得 る た め に は , 企 業 内 の 責 任 の あ る 個 人 に 関 す る 事 実 を 開 示 し な け れ ば な ら な い と い う の は , 個 人 の 刑 事 責 任 を 積 極 的 に 問 う こ と に な る だ け で な く , 起 訴 猶 予 合 意 や 不 起 訴 合 意 が 有 す る 企 業 に と っ て の 特 典 と し て の 魅 力 を 失 わ せ , 起 訴 に 至 る ケ ー ス の 増 加 を も た ら し , ひ い て は , コ ン プ ラ イ ア ン ス ( お よ び 倫 理 ) プ ロ グ ラ ム の 整 備 の イ ン セ ン テ イ プ を 減 退 さ せ , 「 飴 と 鞭 」 ア プ ロ ー チ の 前 提 を 根 底 か ら 覆 し か ね な い 。 た し か に , 金 融 危 機 の 際 の 投 資 銀 行 な ど の 振 る 舞 い に は 無 力 で あ っ た が , 総 じ て 言 え ば , 企 業 に コ ン プ ラ イ ア ン ス の 風 土 を 醸 成 さ せ た 「 飴 と 鞭 」 ア プ ロ ー チ そ の も の に 対 す る 評 価 は 決 し て 悪 く な か っ た 。 そ れ だ け に , ア メ リ カ 合 衆 国 で も , イ エ ー ツ ・ メ モ の イ ン パ ク ト を 測 り か ね て い る の が 実 情 で あ る 22 ) 。 は た し て , イ エ ー ツ ・ メ モ が , 従 来 の 「 飴 と 鞭 」 ア プ ロ ー チ を 若 干 修 正 す る も の な の か , あ る い は 根 底 か ら 覆 す も の な の か , そ の 運 用 の 動 向 か ら は 目 を 離 す こ と が で き な い 。 20 ) U. S. CHAMBER INSTITUTE FOR LEGAL REFORM, DOJ'S NEW THRESHOLD FOR "COOPERATION ” : CHALLENGES POSED BY THE YATES MEMO AND USAM REFORMS 7-8 ( 2016 ) ; MichaeI P. KeIIy and Ruth E. MandeIbaum, / the 施 s Me 川 ora 〃 イ ″ 襯 イ the FederaI 面 ヴ 3 Concerns 0 わ 0 曜 0 た C 川 加 記 た 0 加 〃 De ⅵ 〃 記 ね c 。 盟 ? , 53 AM. CRIM. L. REV. 899 , 906 ( 2016 ). 21 ) H. DAVID KOTZ, THE YATES MEMO-THE BACKGROUND AND ITS IMPACT 2-3 ( 2016 ) : Joseph W. Yockey, 召 0 〃 イ 施 & ・ From 〃 gage 襯 e 加 ね / cco Ⅷ 他 厖 〃 加 Co 挈 ora セ Crime, 12 N. Y. U. J. L. & BUS. 407 , 40 & 9 ( 2016 ). 22 ) Kelly and MandeIbaum, supra note 20 , at 916-937 ; Yockey, supra note 21 , at 41 421. [ Jurist ] October 2016 / Number 1498 47

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シ ス テ ム , 建 機 , 自 動 車 部 品 な ど の 複 数 の 事 業 で 一 定 規 模 の 利 益 を あ げ る 構 造 を 作 り 上 げ た 。 本 社 部 門 が な す べ き こ と を な さ な か っ た , っ ま り 全 社 戦 略 と 呼 ば れ る 戦 略 を き ち ん と 立 案 ・ 実 施 し な か っ た , そ れ が 「 チ ャ レ ン ジ 」 な る 過 大 な 目 標 を 課 さ ざ る を え な か っ た 原 因 で あ る 。 「 貧 す れ ば 鈍 す る 」 14 ) 状 況 に 陥 り , 不 採 算 事 業 を 温 存 し つ つ , 各 事 業 部 門 に 採 算 を 厳 し く 問 う て い た の で あ る 。 「 失 わ れ た 20 年 」 の 間 , 事 業 ポ ー ト フ ォ リ オ の 再 構 築 を 目 論 む 経 営 者 が 頻 繁 に ロ に し た キ ー ワ ー ド が あ っ た 。 流 行 語 と も な っ た 「 選 択 と 集 中 」 で あ る 。 こ の キ ー ワ ー ド を 言 い 始 め た の は , 1996 年 6 月 か ら 2000 年 6 月 ま で 東 芝 の 社 長 , そ の 後 に 会 長 な ど を 務 め た 西 室 泰 三 氏 で あ っ た 。 カ ン パ ニ ー 制 を 導 入 ( 1999 年 4 月 ) し た の も 同 氏 で あ っ た 。 流 行 語 の 生 み の 親 で は あ っ た が 「 肝 心 の 選 択 と 集 中 で は , ATM な ど 金 融 端 末 事 業 の 売 却 と , 米 キ ャ リ ア と の 空 調 事 業 の 合 弁 会 社 設 立 が 目 立 つ 程 度 。 グ ル ー プ の 事 業 の 再 編 は 限 定 的 で , 実 効 性 が 伴 わ な か っ た 」 15 ) と 評 さ れ て い た 16 ) 。 こ の 後 も , 事 業 ポ ー ト フ ォ リ オ の 構 築 が 首 尾 よ く 運 ば れ た と は 評 せ な い 。 不 祥 事 が 発 覚 す る 直 前 の 2015 年 3 月 期 の セ グ メ ン ト 別 の 決 算 は , 電 子 デ バ イ ス 部 門 (NAND 型 フ ラ ッ シ ュ メ モ リ ー な ど ) の み が 一 定 の 利 益 を あ げ て い る , つ ま り 収 益 の 太 い 柱 は 1 本 の み で あ り , 他 に 太 い 柱 は な い こ と を 示 し て い る 。 そ し て , パ ソ コ ン , 生 活 家 電 な ど の 事 業 か ら 構 成 さ れ る ラ イ フ 13 ) 2 0 年 に 発 覚 し た リ コ ー ル 隠 し , 燃 費 試 験 デ ー タ の 不 正 操 作 問 題 を 起 こ し た 三 菱 自 動 車 と 比 較 し た と き , マ ッ ダ や 富 士 重 工 業 ( ス パ ル ) の 車 種 ( た と え ば , 2 0 年 代 半 ば に 業 績 が 低 迷 し た ス パ ル は 主 力 で あ っ た 軽 自 動 車 の 開 発 か ら 撤 退 ) や 「 売 り 」 と す る 部 分 ( た と え ば , デ ザ イ ン 性 や 安 全 性 ) を 絞 っ た 戦 略 も 対 照 的 で あ る 。 井 上 久 男 「 三 菱 自 動 車 経 営 改 革 が 元 凶 だ っ た 一 - ー 燃 費 不 正 が 生 ん だ 開 発 現 場 と 益 子 会 長 の 深 い 溝 」 文 藝 春 秋 2016 年 7 月 号 176 頁 ~ 177 頁 。 14 ) カ ネ ボ ウ が 最 高 益 を 記 録 し た の は 1973 年 の こ と で あ っ た 。 繊 維 部 門 な ど の 不 採 算 事 業 を 温 存 し , そ れ が 最 終 的 に は 粉 飾 決 算 の 形 の 問 題 化 に つ な が っ た 。 二 品 和 広 「 東 芝 , 特 集 / コ ン プ ラ イ ア ン ス 再 考 ス タ イ ル 部 門 は 赤 字 の 状 況 に あ る 。 現 在 , 韓 国 の サ ム ス ン 電 子 に 次 ぐ 世 界 2 位 の シ ェ ア を 誇 る NAND 型 フ ラ ッ シ ュ メ モ リ ー 事 業 も 1 の , そ も そ も 大 規 模 な 設 備 投 資 が 継 続 的 に 求 め ら れ る 事 業 で あ る 。 ラ イ バ ル の サ ム ス ン 電 子 と の 価 格 競 争 , 次 世 代 製 品 の 開 発 に は 米 国 の マ イ ク ロ ン ・ テ ク ノ ロ ジ ー や 韓 国 の SK ハ イ ニ ッ ク ス の 新 規 参 入 の 表 明 も あ る 。 中 長 期 に わ た っ て 安 定 的 な 収 益 が 見 込 め る , こ こ に 集 中 す れ ば 盤 石 , と い う 事 業 で は な い 。 「 選 択 と 集 中 」 な ど の 形 で 「 旗 を 振 る 」 こ と は し た が 結 果 を 見 れ ば , 本 社 部 門 は な す べ き こ と を な さ ず , そ の 一 方 で , 「 戦 略 そ の も の 」 で は な い 目 標 設 定 の み に 力 を 注 い で き た 。 陳 腐 な 結 論 で あ る が , こ れ が 不 祥 事 の さ ら な る 原 因 で あ ろ う 。 2. 製 品 サ ー ビ ス 市 場 と の 「 対 話 」 ー な す べ き こ と を な す た め に 不 採 算 事 業 が 温 存 さ れ て き た 理 由 に つ い て , 不 祥 事 発 覚 以 前 の 2014 年 の 夏 , 東 芝 の 田 中 久 雄 社 長 ( 当 時 ) は 次 の よ う に 語 っ て い る 。 「 安 易 に 赤 字 事 業 か ら 撤 退 す る 考 え は あ り ま せ ん 。 東 芝 の 139 年 と い う 長 い 歴 史 の 中 で , 現 在 の 主 力 事 業 で あ る 重 電 も 業 績 が 悪 い 時 期 が あ り ま し た 。 当 時 支 え た の が 家 電 や カ ラ ー テ レ ビ で し た ・ ・ ・ ・ ・ ・ 重 電 , 半 導 体 が ダ メ で PC が 屋 台 骨 に な っ た 時 期 も あ る 」 18 ) 切 る べ き は 尻 尾 な の か 」 週 刊 東 洋 経 済 2015 年 12 月 5 日 号 9 頁 , 中 嶋 克 久 「 カ ネ ボ ウ 事 件 」 企 業 会 計 67 巻 10 号 47 頁 。 15 ) 日 経 ビ ジ ネ ス 2 6 年 6 月 19 日 号 44 頁 。 16 ) 「 戦 略 で は な い も の 」 に は , 「 内 部 環 境 ( 自 社 ) 分 析 に 終 始 」 「 外 部 環 境 分 析 に 終 始 」 す る こ と に く わ え て , 流 行 と な っ て い る 「 先 端 的 な 言 葉 」 を 散 り ば め て 戦 略 ( も ど き ) を 語 る と い う パ タ ー ン も 指 摘 さ れ て い る 。 楠 木 ・ 前 掲 注 6 ) 104 頁 。 17 ) 日 経 産 業 新 聞 2016 年 7 月 4 日 付 17 面 。 18 ) 日 経 ビ ジ ネ ス 2014 年 8 月 25 日 号 頁 。 [ Jurist ] October 2016 / Number 1498 33

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る 。 数 字 に は 日 付 が 付 さ れ , 最 終 的 な 日 付 に 向 け て , こ の 四 半 期 , 次 の 四 半 期 , そ の 次 の , と 時 間 展 開 を 語 る 。 こ う し た 定 量 的 な 目 標 に く わ え て , よ り 定 性 的 な 目 標 と し て ビ ジ ョ ン や ミ ッ シ ョ ン な ど と 呼 ば れ る も の も 語 る 。 き ち ん と 日 付 を 付 し て 最 終 的 な 数 値 目 標 , ビ ジ ョ ン な ど の 目 標 を 語 る こ と 自 体 , 何 ら の 問 題 も な い 。 こ れ ら が な い と 戦 略 立 案 は 始 ま ら な い 。 た だ し , 目 標 設 定 そ れ 自 体 は 戦 略 で は な こ う し た 目 標 設 定 と セ ッ ト で 語 り が ち な の が 「 ど う い う 組 織 体 制 で い く の か 」 8 ) で あ る 。 目 標 達 成 の た め に 本 社 や 事 業 部 門 長 直 属 の プ ロ ジ ェ ク ト チ ー ム の 設 置 や 既 存 部 門 の 再 編 な ど の , 組 織 戦 略 が 打 ち 上 げ ら れ る 。 取 り 急 ぎ , メ ン バ ー が 決 定 , 投 入 さ れ る 。 立 案 さ れ た 戦 略 の 実 施 の た め に は , 人 員 配 置 を 含 め て 組 織 編 成 の あ り 方 を 検 討 す る こ と は 必 須 で あ る 。 た だ し , こ れ も 経 営 戦 略 で は な く , 「 箱 物 戦 略 」 で し か な い 。 2. 「 目 標 の 設 定 そ れ 自 体 は 戦 略 で は な い 」 「 戦 略 で は な い も の 」 を 見 て き た 。 こ で 東 1 ) 小 論 で は , 戦 略 立 案 の 前 提 と な る コ ー ポ レ ー ト ・ ガ バ ナ ン ス の 問 題 を 論 じ る , コ ー ポ レ ー ト ・ ガ バ ナ ン ス 論 ( 企 業 統 治 論 ) の 観 点 か ら の 議 論 は 限 定 的 な も の と な っ て い る 。 ガ バ ナ ン ス 論 の 観 点 か ら 東 芝 は , 政 府 や 東 京 証 券 取 引 所 が 定 め る 施 策 に 忠 実 に 従 っ て き た 「 優 等 生 」 で あ っ た こ と が 指 摘 さ れ て き た 。 従 っ て き た 施 策 , た と え ば 四 半 期 決 算 の 開 示 , 社 外 取 締 役 制 度 の 実 質 的 な 強 制 な ど は , そ の 効 果 を 示 す エ ピ デ ン ス が 十 分 に 提 示 さ れ な い , ま た , 反 対 の 声 を 無 視 す る 形 で 企 業 側 に 課 さ れ た と 筆 者 は 考 え て い る 。 櫻 井 通 晴 ・ 専 修 大 学 名 誉 教 授 は 「 見 方 に よ っ て は , 東 芝 は , 政 府 や 東 証 , ア メ リ カ の 機 関 投 資 家 な ど の プ レ ッ シ ャ ー を ま と も に 受 け て , 外 部 の 圧 力 に 屈 し た 被 害 者 で あ っ た と い え な く も あ り ま せ ん ・ ・ ・ ・ ・ ・ 今 後 , 第 2 の 東 芝 の よ う な 粉 飾 事 件 を 起 こ さ な い た め に も , 今 一 度 , 現 在 の 政 策 の 妥 当 性 を 考 え 直 す 時 期 が き て い る の で は な い で し よ う か 」 と 指 摘 し て い る 。 以 後 , 東 芝 に 見 ら れ た 問 題 点 を 指 摘 し て い く 。 た だ し , す べ て の 責 は 東 芝 に 帰 す も の と 考 え て い る わ け で は な い 。 櫻 井 の 指 摘 に 首 肯 し た う え で の 議 論 で あ る こ と を 述 べ て お く 。 櫻 井 通 晴 「 管 理 会 計 か ら み る 東 芝 事 件 」 企 業 会 計 68 巻 5 号 ( 2016 年 ) 117 頁 。 ま た , 以 下 も 参 照 。 加 護 野 忠 男 「 監 査 役 制 度 を な く し て し ま っ て よ い の か ー - ー 東 芝 の 失 敗 か ら 何 を 学 ぶ か 」 監 査 役 656 号 ( 2016 年 ) 36 頁 ~ 40 頁 。 芝 が 2015 年 7 月 に 提 出 し た 第 三 者 委 員 会 の 調 査 報 告 書 を 見 て い こ う 9 ) 。 報 道 な ど で も 再 三 再 四 , 取 り 上 げ ら れ て い る が 何 よ り も , 損 益 改 善 の 要 求 ー 「 チ ャ レ ン ジ 」 と 称 す る 一 が 本 社 部 門 ( コ ー ポ レ ー ト ) か ら 現 業 事 業 部 門 ( カ ン パ ニ ー ) に 突 き つ け ら れ て い た こ と が 見 て 取 れ る ( 東 芝 に お け る 「 カ ン パ ー 」 と は , 「 自 主 経 営 責 任 ( 損 益 責 任 ) を 負 う 東 芝 の 事 業 区 分 ( 組 織 ) 」 10 ) で あ る ) 。 「 チ ャ レ ン ジ 値 」 と の 形 で 具 体 的 な 要 求 水 準 も 示 さ れ て い た こ と も 分 か る 。 報 告 書 の 「 四 全 社 的 な 予 算 統 制 の 概 要 」 に は , 東 芝 に お け る 「 1 中 期 経 営 計 画 ・ 予 算 の 策 定 プ ロ セ ス ( ( 1 ) 中 期 経 営 計 画 ・ 予 算 の 策 定 → ② 中 期 経 営 計 画 ・ 予 算 大 綱 案 の 提 出 ・ 承 認 → ( 3 ) 月 次 業 績 報 告 → ④ 決 算 の 承 認 ) 」 と 「 2 見 込 み ・ 実 績 の 管 理 プ ロ セ ス 」 の 実 態 , PDCA サ イ ク ル の 有 様 が 報 告 さ れ て い る 。 そ の 策 定 プ ロ セ ス に お け る 「 中 期 経 営 計 画 ・ 予 算 大 綱 案 の 提 出 ・ 承 認 」 の プ ロ セ ス に は 「 カ ン パ ー か ら 提 出 さ れ た 予 算 案 に 対 し て , 社 長 か ら 計 数 の 改 善 を 求 め る 『 チ ャ レ ン ジ 』 が な さ れ , 2 ) 会 計 学 分 野 の 研 究 者 の 分 析 を ま と め た も の に は た と え ば , 以 下 が あ る 。 徳 賀 芳 弘 「 最 近 の 不 正 会 計 事 件 か ら 学 ぶ べ き こ と 」 會 計 189 巻 5 号 ( 2016 年 ) 1 頁 ~ 15 頁 。 3 ) 東 芝 の 事 件 以 前 の 各 種 事 例 に つ い て は た と え ば , 以 下 に 一 覧 が あ る 。 竹 内 朗 ほ か 編 著 「 企 業 不 祥 事 イ ン デ ッ ク ス 」 ( 商 事 法 務 , 2015 年 ) 。 4 ) 東 京 証 券 取 引 所 「 コ ー ポ レ ー ト ガ バ ナ ン ス ・ コ ー ド ー ー ー 会 社 の 持 続 的 な 成 長 と 中 長 期 的 な 企 業 価 値 の 向 上 の た め に 」 ( 15 年 6 月 1 日 ) 22 頁 く http://www.jpx.co.jp/equities/ listing/cg/tvdivq0000008j dy-att/code. pdf 〉 5 ) 沼 上 幹 「 経 営 戦 略 の 思 考 法 ・ 一 一 時 間 展 開 ・ 相 互 作 用 ・ ダ イ ナ ミ ク ス 』 ( 日 本 経 済 新 聞 出 版 社 , 2 9 年 ) 3 頁 。 6 ) 楠 木 建 「 ス ト ー リ ー と し て の 競 争 戦 略 ー ー 優 れ た 戦 略 の 条 件 」 ( 東 洋 経 済 新 報 社 , 2010 年 ) 101 頁 ~ 18 頁 。 7 ) 楠 木 ・ 前 掲 注 6 ) 102 頁 。 8 ) 楠 木 ・ 前 掲 注 6 ) 102 頁 。 9 ) 東 芝 「 第 三 者 委 員 会 の 調 査 報 告 書 全 文 の 公 表 及 び 当 社 の 今 後 の 対 応 並 び に 経 営 責 任 の 明 確 化 に つ い て の お 知 ら せ 」 ( 2015 年 7 月 21 日 ) く http://wwwll.toshiba.co.jp/abouレ ir/jp/news/20150721 ー 1. pdf 〉 。 10 ) 東 芝 ・ 前 掲 注 9 ) 調 査 報 告 書 12 頁 。 [ Jurist ] October 2016 / Number 1498

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Number 租 税 判 例 研 究 525 組 織 再 編 税 制 に お け る 行 為 計 算 の 否 認 名 古 屋 経 済 大 学 名 誉 教 授 租 税 判 例 研 究 会 本 庄 資 HonjO Tasuku 最 高 裁 平 成 28 年 2 月 29 日 第 一 小 法 廷 判 決 平 成 27 年 ( 行 ヒ ) 第 75 号 , X 対 国 , 法 人 税 更 正 処 分 取 消 請 求 事 件 / 民 集 70 巻 2 号 242 頁 / 参 照 条 文 : 法 人 税 法 ( 平 成 22 年 法 律 第 6 号 に よ る 改 正 前 ) 132 条 の 2 事 実 的 と す る 株 式 会 社 で あ り , 本 件 合 併 当 時 , c は 代 表 取 に 算 入 し た 。 X は , 情 報 処 理 ・ 提 供 サ ー ビ ス 業 等 を 目 欠 損 金 額 を x の 欠 損 金 額 と み な し て こ れ を 損 金 の 額 の 。 以 下 「 法 」 と い う ) 57 条 2 項 に よ り b の 未 処 理 法 人 税 法 ( 平 成 22 年 法 律 第 6 号 に よ る 改 正 前 の も 係 る 法 人 税 の 確 定 申 告 に お い て 適 格 合 併 に 適 用 さ れ る 日 ま で の 事 業 年 度 ( 以 下 「 本 件 事 業 年 度 」 と い う ) に を し た 。 X は , 同 20 年 4 月 1 日 か ら 同 21 年 3 月 31 合 併 法 人 と す る 吸 収 合 併 ( 以 下 「 本 件 合 併 」 と い う ) ( 以 下 「 本 件 買 収 」 と い う ) , 同 年 3 月 30 日 に b を 被 ( 以 下 「 b 」 と い う ) の 発 行 済 株 式 全 部 を 譲 り 受 け 日 , a 株 式 会 社 ( 以 下 「 a 」 と い う ) か ら b 株 式 会 社 X ( 原 告 ・ 控 訴 人 ・ 上 告 人 ) は , 平 成 21 年 2 月 24 締 役 社 長 , d は 取 締 役 会 長 で あ っ た 。 a は , 国 内 外 の 会 社 の 株 式 等 の 取 得 に よ り 当 該 会 社 の 事 業 活 動 の 支 配 , 管 理 を 目 的 と す る 株 式 会 社 で あ り , 本 件 合 併 当 時 , d は そ の 代 表 取 締 役 社 長 , c は そ の 取 締 役 を 務 め て い た 。 a は , 平 成 17 年 2 月 , 英 国 企 業 か ら b の 発 行 済 株 式 全 部 を 取 得 し , b を 完 全 子 会 社 と し た 。 b は , 同 年 5 月 以 降 , デ ー タ セ ン タ ー 事 業 に 特 化 し て い た 。 b に は 平 成 14 年 3 月 期 か ら 平 成 18 年 3 月 期 ま で 欠 損 金 が 発 生 し , 平 成 20 年 3 月 31 日 時 点 で , 未 処 理 欠 損 金 額 は 合 計 約 666 億 円 で あ っ た が , b の 利 益 は 平 成 19 年 3 月 期 以 降 毎 年 20 億 円 程 度 で あ り , 未 処 理 欠 損 金 額 の 償 却 に は 相 当 な 期 間 が か か る と 見 込 ま れ た 。 本 件 で 問 題 と さ れ た 未 処 理 欠 損 金 額 は , 平 成 15 年 3 月 期 か ら 同 18 年 3 月 期 ま で に 発 生 し た 542 億 6826 万 2894 円 ( 以 下 「 本 件 欠 損 金 額 」 と い う ) で あ る 。 a は , b の 未 処 理 欠 損 金 額 の す べ て を 損 金 算 入 等 で 処 理 す る こ と は で き な い と 見 込 み , b の 未 処 理 欠 損 金 額 の う ち 平 成 14 年 3 月 期 に 発 生 し た 約 124 億 円 は 法 57 条 2 項 の 前 7 年 内 事 業 年 度 に お い て 生 じ た 未 処 理 欠 損 金 額 に 該 当 し な い こ と か ら 事 業 譲 渡 又 は 非 適 格 合 併 に よ り 処 理 し , そ れ 以 外 の も の は , b と a の 他 の 子 会 「 h 」 と い う ) を 新 設 し た 。 b は , 同 年 2 月 20 日 , h 分 割 計 画 を 作 成 し , 同 年 2 月 2 日 , h 株 式 会 社 ( 以 下 セ ン タ ー 事 業 に 関 す る 権 利 義 務 を 承 継 さ せ る 旨 の 新 設 し て い な か っ た 。 b は , 平 成 21 年 1 月 7 日 , デ ー タ 任 の 担 当 業 務 を 有 し て お ら ず , b か ら 役 員 報 酬 も 受 領 て い る が , b の 代 表 権 の な い 非 常 勤 取 締 役 で , b の 専 件 副 社 長 就 任 後 , b の 事 業 方 針 に つ い て 会 議 等 を 行 っ と な る 事 業 上 の 必 要 性 が な い と 判 断 さ れ た 。 c は , 本 れ た 。 従 来 の b 役 員 は , 本 件 合 併 後 に X の 特 定 役 員 合 併 に お い て 特 定 役 員 引 継 要 件 を 満 た す 必 要 が 認 識 さ X が b か ら 本 件 欠 損 金 額 を 引 き 継 ぐ た め に は , 本 件 カ 坏 可 能 で あ っ た た め , 本 件 買 収 及 び 本 件 合 併 に よ り 下 「 施 行 令 」 と い う 〕 112 条 7 項 2 号 ) を 満 た す こ と 令 〔 平 成 22 年 政 令 第 51 号 に よ る 改 正 前 の も の 。 以 て は , b と X と の 間 で 事 業 規 模 要 件 ( 法 人 税 法 施 行 「 本 件 副 社 長 就 任 」 と い う ) 。 当 時 , a 及 び X に お い 12 月 26 日 , b の 取 締 役 副 社 長 に 選 任 さ れ た ( 以 下 d は , c に b の 取 締 役 副 社 長 就 任 を 依 頼 し , c は 同 年 再 編 成 を 行 う 提 案 ( 以 下 「 本 件 提 案 」 と い う ) を し た 。 年 11 月 21 日 X に 対 し , X が b を 買 収 す る な ど 組 織 成 20 年 10 月 , X に よ る b の 買 収 を 提 案 し , a は , 同 社 と の 適 格 合 併 に よ り 処 理 し よ う と し た が , d は , 平 [ Jurist ] October 2016 / Number 1498 155

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判 例 最 高 裁 Comments on Supreme Court Decisions の 譲 受 人 等 の 第 二 次 納 税 義 務 に つ い て 定 め て い る と こ ろ , 本 件 で は , 本 件 納 付 告 知 が 同 条 に い う 「 滞 納 者 の 地 方 団 体 の 徴 収 金 に つ き 滞 納 処 分 を し て も な お そ の 徴 収 す べ き 額 に 不 足 す る と 認 め ら れ る 場 合 」 と の 要 件 ( 以 下 「 徴 収 不 足 要 件 」 と い う ) を 満 た す か 否 か が 争 わ れ た 。 事 実 関 係 の 概 要 は , 次 の と お り で あ Ⅱ る 。 1 A 社 は , 平 成 20 年 12 月 か ら 平 成 21 年 2 民 事 月 に か け て , B 社 か ら 複 数 の 不 動 産 を 譲 り 受 け た ほ か , 別 の 会 社 か ら 譲 り 受 け た 複 数 の 不 動 産 地 方 税 法 11 条 の 8 に い う 「 滞 納 者 の 地 方 団 体 の 徴 収 金 に つ き 滞 納 処 分 を し て も な お そ の 徴 収 に つ い て B 社 を 抵 当 権 者 と す る 抵 当 権 設 定 登 す べ き 額 に 不 足 す る と 認 め ら れ る 場 合 」 の 意 義 記 の 抹 消 を 受 け た 。 こ れ ら の 不 動 産 の 譲 渡 等 に つ い て は , 第 1 審 及 び 原 審 に お い て , 地 方 税 法 最 高 裁 平 成 27 年 11 月 6 日 第 二 小 法 廷 判 決 11 条 の 8 に い う 「 著 し く 低 い 額 の 対 価 に よ る 譲 渡 」 , 「 第 三 者 に 利 益 を 与 え る 処 分 」 に 当 た る 平 成 26 年 ( 行 ヒ ) 第 71 号 , 第 二 次 納 税 義 務 告 知 処 分 取 消 等 請 求 事 件 / 民 集 69 巻 7 号 1796 頁 / 第 1 審 ・ 東 京 地 判 平 成 24 と 判 断 さ れ て い る 。 年 10 月 22 日 / 第 2 審 ・ 東 京 高 判 平 成 25 年 10 月 31 日 2 B 社 に つ い て は , 平 成 21 年 2 月 に 再 生 手 Nakamaru Takashi 続 開 始 の 決 定 が さ れ た が , 同 年 3 月 , 再 生 手 続 最 高 裁 判 所 調 査 官 中 丸 隆 廃 止 の 決 定 が さ れ , 包 括 的 禁 止 命 令 の 発 令 を 経 て , 同 年 4 月 21 日 , 破 産 手 続 開 始 の 決 定 が さ 事 実 れ , 破 産 管 財 人 が 選 任 さ れ た 。 本 件 は , 株 式 会 社 A ( 以 下 「 A 社 」 3 B 社 を 滞 納 者 と す る 本 件 徴 収 金 の 額 は , と い う ) が , 東 京 都 知 事 か ら 株 式 会 社 B 本 件 納 付 告 知 が さ れ た 平 成 21 年 8 月 4 日 の 時 ( 以 下 「 B 社 」 と い う ) を 滞 納 者 と す る 都 税 に 点 で 本 税 と 延 滞 金 を 合 わ せ て 約 16 億 円 で あ っ 係 る 徴 収 金 ( 以 下 「 本 件 徴 収 金 」 と い う ) に つ た が , 東 京 都 知 事 は , 差 押 え 済 み の B 社 の 財 産 の う ち 換 価 未 了 の も の の 配 当 見 込 額 を 合 計 約 い て 地 方 税 法 11 条 の 8 の 規 定 に よ る 第 二 次 納 4.5 億 円 と 検 討 し て い た 。 な お , 東 京 都 知 事 は , 税 義 務 の 納 付 告 知 ( 以 下 「 本 件 納 付 告 知 」 と い う ) を 受 け た た め , A 社 を 吸 収 合 併 し た X ( 原 同 年 6 月 か ら 7 月 に か け て , 破 産 管 財 人 に 対 告 ・ 控 訴 人 ・ 被 上 告 人 ) が , Y ( 東 京 都 , 被 し , 本 件 徴 収 金 の 全 額 を 財 団 債 権 と し て 交 付 要 告 ・ 被 控 訴 人 ・ 上 告 人 ) を 相 手 に , そ の 取 消 し 求 し て い た が , 本 件 納 付 告 知 の 時 点 で は 破 産 財 団 が 未 確 定 で 最 終 的 な Y へ の 配 当 額 の 有 無 が を 求 め た 事 案 で あ る 。 第 二 次 納 税 義 務 と は , 納 税 義 務 者 が 租 税 を 滞 不 明 で あ っ た な ど と し て , 上 記 の 交 付 要 求 に つ い て は 配 当 見 込 額 に 計 上 し て い な か っ た 。 納 し た 場 合 に お い て , そ の 財 産 に つ い て 滞 納 処 東 京 都 知 事 は , B 社 が 前 記 1 の 不 動 産 の 譲 渡 分 を 執 行 し て も な お そ の 徴 収 す べ き 額 に 不 足 す 等 を し た た め に B 社 に 対 し て 滞 納 処 分 を し て る と 認 め ら れ る 場 合 に , 納 税 義 務 者 と 一 定 の 関 係 を 有 す る 者 が 納 税 義 務 者 に 代 わ っ て 租 税 を 納 も 本 件 徴 収 金 の 額 に 不 足 す る こ と と な っ た と 判 付 す る 義 務 を い い , 国 税 及 び 地 方 税 に つ い て , 断 し , 平 成 21 年 8 月 4 日 付 け で , A 社 に 対 ほ ば 同 様 の 規 定 が 設 け ら れ て い る ( 税 徴 32 条 し , 本 件 納 付 告 知 を し た 。 以 下 , 地 税 11 条 以 下 ) 。 4 破 産 管 財 人 が 作 成 し た 平 成 21 年 4 月 21 地 方 税 法 11 条 の 8 は , 無 償 又 は 著 し い 低 額 日 現 在 の 清 算 貸 借 対 照 表 で は , B 社 に は , 別 除 [ Jurist ] October 2016 / Number 1498 111

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MonthIy Juri-site 10 月 25 日 発 売 / 11 月 号 / 1499 号 定 価 1 0 円 ・ 特 集 に あ た っ て / 小 泉 直 樹 連 載 ・ 柔 軟 性 の あ る 権 利 制 限 規 定 / 国 際 ビ ジ ネ ス 紛 争 処 理 の 法 実 務 ⑧ / 金 子 剛 大 ・ 小 坂 準 記 ・ リ ー チ サ イ ト を 通 じ た 侵 害 コ ン テ 城 山 康 文 / 岩 瀬 吉 和 ・ 山 内 真 之 ン ツ へ の 誘 導 行 為 へ の 対 応 / 中 川 達 也 HOT issue ・ 拡 大 集 中 許 諾 制 度 / 鈴 木 雄 一 字 賀 克 也 ・ 三 角 育 生 ・ 証 拠 収 集 手 続 / 三 村 量 一 ・ 損 害 賠 償 / 飯 田 圭 時 論 / 富 永 晃 一 ・ 均 等 論 / 松 田 俊 治 ・ 延 長 登 録 の 要 件 及 び 効 力 / 城 山 康 文 次 号 予 告 特 集 知 財 シ ス テ ム の 次 な る 方 向 性 ー 立 法 的 課 題 と 裁 判 例 の イ ン バ ク ト 前 号 の ご 案 内 編 集 室 メ モ ・ 特 集 で は , 不 祥 事 の 予 防 ・ 対 応 と い う 観 点 か ア ユ リ 入 ト ら , コ ン プ ラ イ ア ン ス の 最 先 端 を ご 解 説 い た だ き ま し た 。 「 ウ チ は コ ン プ ラ 対 策 バ ッ チ リ だ も ん ね 」 と い う 方 々 に も , 新 た な 発 見 を し て い た だ け る 特 集 で す 。 ぜ ひ ご 一 読 く だ さ い 。 ( 浦 川 ) ・ 「 お 断 り し ま す 」 と お 伝 え し た 訪 問 販 売 業 者 様 が 拙 宅 に 再 度 訪 問 さ れ た の は , 先 週 の こ と で ご ざ い ま し た 。 「 時 論 」 で は , 改 正 特 定 商 取 引 1 0 月 号 / 1498 号 法 ・ 改 正 消 費 者 契 約 法 を , 実 務 の 視 点 か ら 解 説 Oct. 2016 NO. 1498 ( 大 原 ) い た だ き ま す 。 ・ 自 己 責 任 の 名 の 下 に 個 人 至 上 主 義 を 掲 げ る 2016 年 10 月 1 日 発 行 「 社 会 」 と , 善 意 で 個 人 を 縛 ろ う と す る 「 世 間 」 。 毎 月 1 回 1 日 発 行 こ の 2 つ に 挟 ま れ 翻 弄 さ れ る 主 人 公 の 視 点 か 編 集 人 / 亀 井 聡 ら は 現 代 日 本 の グ ロ テ ス ク さ が 浮 か び 上 が る 。 発 行 人 / 江 草 貞 治 「 コ ン ピ ニ 人 間 」 は , ど こ に で も い る 。 ( 川 村 ) デ ザ イ ン / 株 式 会 社 キ タ ダ デ ザ イ ン ・ 小 誌 と は 別 企 画 で す が 著 者 の 先 生 方 と 「 合 宿 」 印 刷 所 / 株 式 会 社 暁 印 刷 に 。 日 常 を 離 れ た 空 間 を 共 有 し な が ら の 検 討 ・ 執 発 行 所 / 株 式 会 社 有 斐 閣 筆 の 場 に 居 て 普 段 の 会 と は ま た 違 う あ り が た み を 感 じ ま し た 。 過 去 の 小 誌 合 宿 企 画 の 存 在 や 様 子 を 仄 聞 す る と , 時 代 の 移 り も 感 じ ま す 。 ( 三 宅 ) 株 式 会 社 有 斐 閣 ・ ジ ュ リ ス ト 10 月 号 校 了 日 の 今 日 も , ま だ 暑 101 ー 0051 い 日 が 続 い て い ま す 。 去 年 を 思 い 出 す と , 夏 か 東 京 都 千 代 田 区 神 田 神 保 町 2 ー 17 ら 冬 に 一 気 に 季 節 が 変 わ っ た 印 象 が あ り ま 〔 本 社 ] す 。 2016 年 の ジ ュ リ ス ト も 11 月 号 , 12 月 号 , 有 斐 閣 本 社 ビ ル 論 究 秋 号 の 3 冊 と な り ま し た 。 ( 足 立 ) 営 業 部 / 電 話 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 03 ー 3265 ー 6811 : 15 開 号 特 集 に 向 け て 書 庫 に 籠 も る 機 会 が 定 期 購 読 係 / 電 話 ・ ・ ・ 048 ー 465 ー 8321 増 え て き た 。 書 棚 か ら バ ッ ク ナ ン バ ー を 出 し て [ ジ ュ リ ス ト 編 集 室 ] は チ ェ ッ ク し 戻 し て は ま た 別 の 号 を チ ェ ッ ク 神 田 神 保 町 ビ ル 10 階 す る 作 業 を 数 十 回 繰 り 返 す と 腕 が プ ル プ ル し 電 話 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 03 ー 3264 ー 1311 て く る 。 こ れ も 158 号 の 「 重 み 」 で す 。 ( 亀 井 ) ・ ・ ・ 03 ー 3264 ー 1250 E-mail ・ ・ ・ ・ ・ ・[email protected] http:〃www.yuhikaku.co.j p 本 書 の 無 断 複 写 ( コ ピ ー ) は , 著 作 権 法 上 で の 例 外 を 除 き , 禁 じ ら れ て い ま す 。 複 写 さ れ る 場 合 は . そ の つ ど 事 前 に , ( 社 ) 出 版 者 著 作 権 管 理 機 構 ( 電 話 0 3 ー 3 5 1 3 ー 6 9 6 9 . F A X 0 3 ー 3 5 1 3 ー 6 9 7 9 . e-mail : [email protected]) の 許 諾 を 得 て く だ さ い 。 Monthlyl Jurist 9 月 号 / 1497 号 定 価 1440 円 特 集 震 災 と 企 業 法 務 鼎 談 ・ 震 災 と 企 業 の 対 応 防 災 ・ BCP を 中 心 に / 松 井 秀 樹 ・ 中 野 明 安 ・ 津 久 井 進 ・ 震 災 と 株 主 ・ 投 資 家 対 応 / 松 井 秀 樹 ・ 震 災 時 の 労 務 対 応 / 荒 井 太 一 ・ 震 災 と 契 約 法 務 / 荒 井 正 児 ・ 震 災 と 金 融 業 務 / 小 田 大 輔 ・ 吉 田 和 央 連 載 ・ 国 際 ピ ジ ネ ス 紛 争 処 理 の 法 実 務 時 論 / 広 瀬 元 康 lnformation Lounge / 木 村 敬 ア ユ リ ス ト 震 災 と 企 業 法 務 JCOPY 160 [ Jurist ] October 2016 / Number 1498