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検索対象: 完訳 日本の古典 第三十二巻 今昔物語集 ㈢

完訳 日本の古典 第三十二巻 今昔物語集 ㈢から 435件ヒットしました。

完訳 日本の古典 第三十二巻 今昔物語集 ㈢


今 昔 物 語 集

完訳 日本の古典 第三十二巻 今昔物語集 ㈢


今 昔 物 語 集 巻 第 一 一 十 九 本 朝 付 悪 行

完訳 日本の古典 第三十二巻 今昔物語集 ㈢


今 昔 物 語 集 巻 第 一 一 十 八 本 朝 付 世 俗

完訳 日本の古典 第三十二巻 今昔物語集 ㈢


凡 例 : 今 昔 物 語 集 巻 第 一 一 十 八 本 朝 付 世 俗 ・ : 近 衛 の 舎 人 共 稲 荷 に 詣 で 重 方 女 に 値 ふ 語 第 一 ・ 頼 光 の 郎 等 共 紫 野 に 物 を 見 る 語 第 一 一 : 円 融 院 の 御 子 日 に 曾 禰 吉 忠 参 る 語 第 三 : 尾 張 宀 寸 ロ 五 節 所 の 語 第 四 越 前 守 為 盛 に 付 く 六 衛 府 の 官 人 の 語 第 五 : 歌 読 元 輔 賀 茂 祭 に 一 条 大 路 を 渡 る 語 第 六 近 江 の 国 矢 馳 の 郡 司 の 堂 供 養 の 田 楽 の 語 第 七 : 木 寺 の 基 僧 物 咎 め に 依 り 異 名 付 く 語 第 八 ・ 禅 林 寺 の 上 座 助 泥 破 子 を 殃 く 語 第 九 : ・ 近 衛 の 舎 人 秦 武 員 物 を 鳴 ら す 語 第 十 : ・ 目 次 原 文 現 代 語 訳 ・ : 三 0 三 ・ : 三 0 五 ・ : 三 0 九 ・ : 三 一 三 ・ : 三 一 四

完訳 日本の古典 第三十二巻 今昔物語集 ㈢


凡 例 : 今 昔 物 語 集 巻 第 一 一 十 八 本 朝 付 世 俗 ・ : 近 衛 の 舎 人 共 稲 荷 に 詣 で 重 方 女 に 値 ふ 語 第 一 ・ 頼 光 の 郎 等 共 紫 野 に 物 を 見 る 語 第 一 一 : 円 融 院 の 御 子 日 に 曾 禰 吉 忠 参 る 語 第 三 : 尾 張 宀 寸 ロ 五 節 所 の 語 第 四 越 前 守 為 盛 に 付 く 六 衛 府 の 官 人 の 語 第 五 : 歌 読 元 輔 賀 茂 祭 に 一 条 大 路 を 渡 る 語 第 六 近 江 の 国 矢 馳 の 郡 司 の 堂 供 養 の 田 楽 の 語 第 七 : 木 寺 の 基 僧 物 咎 め に 依 り 異 名 付 く 語 第 八 ・ 禅 林 寺 の 上 座 助 泥 破 子 を 殃 く 語 第 九 : ・ 近 衛 の 舎 人 秦 武 員 物 を 鳴 ら す 語 第 十 : ・ 目 次 原 文 現 代 語 訳 ・ : 三 0 三 ・ : 三 0 五 ・ : 三 0 九 ・ : 三 一 三 ・ : 三 一 四

完訳 日本の古典 第三十二巻 今昔物語集 ㈢


左 京 の 属 紀 茂 経 鯛 の 荒 巻 を 大 夫 に 進 る 語 第 三 十 : 大 蔵 の 大 夫 藤 原 清 廉 猫 に 怖 る る 語 第 三 十 一 ・ 山 城 介 三 善 春 家 蛇 に 恐 づ る 語 第 三 十 二 : 大 蔵 の 大 夫 紀 助 延 の 郎 等 唇 を 亀 に 咋 は る る 語 第 三 十 三 : 筑 前 守 藤 原 章 家 の 侍 錯 っ 語 第 三 十 四 : 右 近 馬 場 の 殿 上 人 の 種 合 の 語 第 三 十 五 : ・ 比 叡 山 の 無 動 寺 の 義 清 阿 闍 梨 の 嗚 呼 絵 の 語 第 三 十 六 ・ 東 の 人 花 山 院 の 御 門 を 通 る 語 第 三 十 七 : ・ 信 濃 守 藤 原 陳 忠 御 坂 に 落 ち 入 る 語 第 三 十 八 寸 白 信 濃 守 に 任 じ て 解 け 失 す る 語 第 三 十 九 : 外 術 を 以 て 瓜 を 盗 み 食 は る る 語 第 四 十 : ・ 近 衛 の 御 門 に 人 を 倒 す 蝦 蟆 の 語 第 四 十 一 ・ 兵 立 ち た る 者 我 が 影 を 見 て 怖 れ を 成 す 語 第 四 十 二 : 傅 の 大 納 言 の 烏 帽 子 を 得 る 侍 の 語 第 四 十 三 : 近 江 の 国 の 篠 原 の 墓 穴 に 入 る 男 の 語 第 四 十 四 今 昔 物 語 集 巻 第 一 一 十 九 本 朝 付 悪 行 : ・ 西 の 市 の 蔵 に 入 る 盗 人 の 語 第 一 : 多 衰 丸 調 伏 丸 二 人 の 盗 人 の 語 第 二 : : 一 0 三 : ・ ・ : 三 四 0 ・ : 三 四 六 ・ : 三 四 八 ・ : 三 四 九 ・ : 三 五 0 ・ : 三 五 六 ・ : 三 夭 ・ : 三 六 0 ・ : 三 六 三 三 六 四 ・ : 三 六 五 ・ : 三 六 七 ・ : 三 六 八

完訳 日本の古典 第三十二巻 今昔物語集 ㈢


左 京 の 属 紀 茂 経 鯛 の 荒 巻 を 大 夫 に 進 る 語 第 三 十 : 大 蔵 の 大 夫 藤 原 清 廉 猫 に 怖 る る 語 第 三 十 一 ・ 山 城 介 三 善 春 家 蛇 に 恐 づ る 語 第 三 十 二 : 大 蔵 の 大 夫 紀 助 延 の 郎 等 唇 を 亀 に 咋 は る る 語 第 三 十 三 : 筑 前 守 藤 原 章 家 の 侍 錯 っ 語 第 三 十 四 : 右 近 馬 場 の 殿 上 人 の 種 合 の 語 第 三 十 五 : ・ 比 叡 山 の 無 動 寺 の 義 清 阿 闍 梨 の 嗚 呼 絵 の 語 第 三 十 六 ・ 東 の 人 花 山 院 の 御 門 を 通 る 語 第 三 十 七 : ・ 信 濃 守 藤 原 陳 忠 御 坂 に 落 ち 入 る 語 第 三 十 八 寸 白 信 濃 守 に 任 じ て 解 け 失 す る 語 第 三 十 九 : 外 術 を 以 て 瓜 を 盗 み 食 は る る 語 第 四 十 : ・ 近 衛 の 御 門 に 人 を 倒 す 蝦 蟆 の 語 第 四 十 一 ・ 兵 立 ち た る 者 我 が 影 を 見 て 怖 れ を 成 す 語 第 四 十 二 : 傅 の 大 納 言 の 烏 帽 子 を 得 る 侍 の 語 第 四 十 三 : 近 江 の 国 の 篠 原 の 墓 穴 に 入 る 男 の 語 第 四 十 四 今 昔 物 語 集 巻 第 一 一 十 九 本 朝 付 悪 行 : ・ 西 の 市 の 蔵 に 入 る 盗 人 の 語 第 一 : 多 衰 丸 調 伏 丸 二 人 の 盗 人 の 語 第 二 : : 一 0 三 : ・ ・ : 三 四 0 ・ : 三 四 六 ・ : 三 四 八 ・ : 三 四 九 ・ : 三 五 0 ・ : 三 五 六 ・ : 三 夭 ・ : 三 六 0 ・ : 三 六 三 三 六 四 ・ : 三 六 五 ・ : 三 六 七 ・ : 三 六 八

完訳 日本の古典 第三十二巻 今昔物語集 ㈢


143 以 外 術 被 盗 食 瓜 語 第 四 十 ぐ ゑ ず つ を も っ て う り を め す み く は る る こ と だ い し じ ふ 以 外 術 被 盗 食 瓜 語 第 四 十 そ う じ ん き 本 話 の 典 拠 は 未 詳 。 た だ し 、 二 十 巻 本 『 搜 神 記 』 一 所 取 の 呉 の 徐 光 の 話 と の 酷 似 性 よ り 推 し え ん ぎ し き て 、 本 話 が そ の 翻 案 で あ る こ と は ほ ば 疑 い の な い と こ ろ 。 ち な み に 、 瓜 は 『 延 喜 式 』 以 来 大 和 国 の 名 産 と し て 著 名 で 、 広 く 京 人 の 需 要 に こ た え て い た 。 そ う し た 史 的 背 景 を 踏 ま え る 時 、 本 話 の ご と き 大 和 瓜 に 関 連 づ け た 徐 光 譚 の 翻 案 が な さ れ る の も き わ め て 自 然 な 成 行 き で あ っ た ろ う 。 し か し 、 翻 案 者 は 編 者 自 身 で は な く 、 本 集 成 立 以 前 に す で に 翻 案 は 行 わ れ て い た も の と み る 。 七 月 の 炎 天 下 、 大 和 瓜 を 馬 で 京 に 輸 送 中 の 下 衆 共 が 、 飢 渇 し た 老 翁 に 瓜 一 つ を 惜 し ん で 与 え な か っ た た め 、 老 翁 の 幻 術 で 瓜 を 全 部 巻 き 上 げ ら れ た 話 。 題 目 に も し る す 通 り 、 老 翁 は 外 術 目 く ら ま し の 幻 術 の 大 家 で 、 下 衆 共 の 眼 前 で 見 る 見 る 瓜 を 栽 培 完 熟 さ せ 、 下 衆 や 道 行 く 人 と も ど も 瓜 を 食 べ た と い う が 、 そ れ を わ が 物 と も 知 ら ず に 食 べ 、 老 翁 が 去 っ て 後 に 気 づ い て 地 団 太 を 踏 ん だ 下 衆 共 の う か っ さ に は 、 一 銭 を 惜 し ん で 千 金 を 失 う に も 似 た 笑 い が あ る 。 な お 、 ほ う お ん じ ゅ り ん 本 話 は 『 本 朝 語 園 』 七 に 引 か れ 、 一 方 『 捜 神 記 』 所 収 話 は 『 法 苑 珠 林 』 七 六 + 悪 編 綺 語 部 引 証 部 り よ ら ′ ) い し い に 転 載 さ れ 、 類 話 は 後 代 の 『 聊 斎 志 異 』 一 の 四 に も 所 見 。 一 三 現 在 の 京 都 府 宇 治 市 一 四 実 の な ら な い 柿 の 木 。 方 々 に い ま は む か し ふ み つ き ば か り や ま と く に お ほ く む ま ど も に う り お ほ っ ら ね げ す ど も お ほ き ゃ う の ば り 今 昔 、 七 月 許 ニ 大 和 ノ 国 ョ リ 、 多 ノ 馬 共 瓜 ヲ 負 セ 烈 テ 、 下 衆 共 多 ク 京 へ 上 あ る が 、 西 坂 本 か ら 比 叡 山 根 本 中 き た 堂 へ 登 る 途 中 に あ っ た も の は 著 名 。 な ら か き き き あ し た こ か げ ケ ル ニ 、 宇 治 ノ 北 ニ 、 不 成 ヌ 柿 ノ 木 ト 云 フ 木 有 リ 、 其 ノ 木 ノ 下 ノ 木 影 ニ 、 此 ノ 特 殊 な 木 と し て 神 聖 視 さ れ た 。 そ き ( 現 代 語 訳 三 六 〇 ハ ー ) ま く わ う り あ ま う り 三 甜 瓜 。 甘 瓜 。 ↓ 本 話 解 説 。

完訳 日本の古典 第三十二巻 今昔物語集 ㈢


完 訳 日 本 の 古 典 32 今 昔 物 語 集 三 本 朝 世 俗 部 馬 淵 和 夫 ・ 国 東 文 麿 ・ 今 野 達 校 注 ・ 訳 0 ′ ク 0 0 0 小 学 館

完訳 日本の古典 第三十二巻 今昔物語集 ㈢


多 く 採 用 し て 諸 巻 の 体 裁 を 整 え た 、 と み る べ き か 。 編 集 成 立 の 可 能 性 と し て は 、 後 者 が 強 い よ う に 思 わ れ る 。 4 編 集 が も し こ の よ う な 経 過 を も っ て な さ れ た と し た 場 合 、 典 拠 未 詳 話 の 原 話 ( 和 文 ) を 多 数 愛 蔵 し て い た 編 集 者 は 一 体 誰 な の か 。 語 物 既 存 の 著 名 仏 教 説 話 集 中 の 漢 文 説 話 の ほ か 、 多 種 多 様 の 既 存 和 文 説 話 そ の 他 を 多 数 集 め 、 そ の 数 合 せ て 千 昔 今 有 余 、 こ れ を 全 話 に わ た り も の の 見 事 に 独 自 の 文 章 ・ 表 記 に よ っ て 統 一 的 に 書 き 改 め て い る 、 と い う こ と か ら 考 え れ ば 、 そ の 編 者 は 、 名 は 明 ら か で な い に せ よ 、 か な り 文 筆 に 巧 み な 、 そ し て 世 間 話 的 説 話 に 興 味 を 持 っ て い る 中 流 程 度 の 一 貴 族 で あ る に 違 い あ る ま い 。 だ が 、 そ の 貴 族 一 人 の 個 人 的 発 案 で 企 画 さ れ た と み る に は 、 こ の 作 品 は 余 り に 構 想 が 雄 大 で あ る 。 全 く の 推 測 に 過 ぎ な い が 、 こ の 人 物 が 世 間 話 的 説 話 に 関 心 を 持 ち 、 多 く の 和 文 説 話 を 愛 蔵 し て い る こ と を 知 っ て い る 当 時 の 中 央 権 力 者 、 上 皇 か 摂 関 家 の 誰 か か ら 、 こ の 人 物 に 説 話 集 作 成 の 要 請 が あ っ た の で は な か ろ う か 。 要 請 の 理 由 は 、 無 秩 序 ・ 無 道 徳 化 が 次 第 に 顕 著 に な っ て い く 、 権 力 者 ( 国 家 支 配 者 ) に と っ て 好 ま し か ら ざ る 世 相 の 到 来 に か ん が み 、 そ の 世 相 発 現 に 何 か と 関 わ り が 深 い と 見 ら れ る 、 教 養 度 末 熟 で 多 分 に 功 利 的 な 、 し か し 当 時 政 治 的 ・ 経 済 的 に は 無 視 で き ぬ 存 在 で あ っ た 受 領 階 層 の 者 た ち に 対 し 、 仏 教 信 仰 や 王 朝 秩 序 ・ 教 養 ・ 一 般 道 徳 そ の 他 身 に つ け て お く べ き こ と な ど を 、 説 話 と い う 俗 耳 に は い り や す い 話 こ よ っ て 啓 蒙 し よ う と す る こ と で あ っ た の で は な か っ た か 。 こ う い う 政 策 的 ・ 警 世 的 意 味 を も っ 要 請 が あ っ た と す れ ば 、 そ こ か ら 雄 大 な 構 想 、 整 然 と し た 組 織 が 考 え ら れ 、 そ れ に 応 じ た 説 話 選 択 や 原 話 に 対 し て の 適 当 な 加 筆 も な さ れ る で あ ろ う 。 本 集 の 特 徴 と し て 史 実 重 視 、 い さ さ か 堅 さ の 目 だ っ 和 漢 混 交 文 体 と 表 記 法 な ど も そ の こ と と 関 連 す る の で は な か ろ う か 。 編 者 は こ の 世 に お け る 人 々 の 生 き 方 を 二 分 し 、 そ れ を 組 織 の 柱 に 置 し オ イ 、 し 、 こ 。 ム 法 こ も と づ く 生 き 方 と 世 間 的