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検索対象: 完訳 日本の古典 第三十六巻 新古今和歌集 ㈡

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完訳 日本の古典 第三十六巻 新古今和歌集 ㈡


完 訳 日 本 の 古 典 36 新 古 今 和 歌 集 二 峯 村 文 人 校 注 ・ 訳 0 0

完訳 日本の古典 第三十六巻 新古今和歌集 ㈡


完 訳 日 本 の 古 典 第 三 + 六 巻 新 古 今 和 歌 集 ロ 定 価 一 九 〇 〇 円 昭 和 年 貶 月 % 日 初 版 発 行 校 注 ・ 訳 者 峯 村 文 人 発 行 者 相 賀 徹 夫 印 刷 所 図 書 印 刷 株 式 会 社 発 行 所 株 式 会 社 小 学 館 〒 期 東 京 都 千 代 田 区 一 ッ 橋 一 一 ー 三 ー 振 替 口 座 東 京 八 ー 一 一 〇 〇 番 電 話 編 集 ( 〇 三 ) 二 三 0 ー 五 六 六 九 製 作 ( 〇 三 ) 二 三 〇 ー 五 三 三 三 販 売 ( 〇 三 ) 二 三 〇 ー 五 七 六 八 ・ 造 本 に は 十 分 注 意 し て お り ま す が 、 万 一 、 落 丁 ・ 乱 丁 な ど の 不 良 品 が あ り ま し た ら お と り か え い た し ま す 。 ・ 本 書 の 一 部 あ る い は 全 部 を 、 無 断 で 複 写 複 製 ( コ ピ ー ) す る こ と は 、 法 律 で 認 め ら れ た 場 合 を 除 き 、 著 作 者 お よ び 出 版 者 の 権 利 の 侵 害 と な り ま す 。 あ ら か し め 小 社 あ て 許 諾 を 求 め て く だ さ い Printed ぎ Japan ( 著 者 検 印 は 省 略 ◎ H. Minemura 1983 ISBN4 ・ 09 ・ 556036 ・ 3 い た し ま し た )

完訳 日本の古典 第三十六巻 新古今和歌集 ㈡


日 本 の 古 典 」 全 巻 の 内 容 荻 原 浅 男 ( 千 葉 大 学 ) ① 古 事 記 小 島 憲 之 ( 大 阪 市 立 大 学 ) 佐 竹 昭 広 ( 京 都 大 学 ) ー 国 萬 葉 集 木 下 正 俊 ( 関 西 大 学 ) 中 田 祝 夫 ( 筑 波 大 学 ) 日 本 霊 異 記 小 沢 正 夫 ( 中 京 大 学 ) 古 今 和 歌 集 竹 取 物 語 片 桐 洋 一 ( 大 阪 女 子 大 学 ) 福 井 貞 助 ( 静 岡 大 学 ) 囮 伊 勢 物 語 松 村 誠 一 ( 成 蹊 大 学 ) 土 佐 日 記 木 村 正 中 ( 学 習 院 大 学 ) 回 蜻 蛉 日 記 松 尾 聰 ( 学 習 院 大 学 ) 囮 枕 草 子 ロ 秋 山 虔 ( 東 京 大 学 ) 囮 ー 源 氏 物 語 田 阿 部 秋 生 ( 実 践 女 子 大 学 ) 和 泉 式 部 日 記 藤 岡 忠 美 ( 神 戸 大 学 ) 中 野 幸 一 ( 早 稲 田 大 学 ) 紫 式 部 日 記 大 養 廉 ( お 茶 の 水 女 子 大 学 ) 更 級 日 記 鈴 木 一 雄 ( 明 治 大 学 ) 四 夜 の 寝 覚 ロ 堤 中 納 言 物 語 稲 賀 敬 一 一 ( 広 島 大 学 ) 久 保 木 哲 夫 ( 都 留 文 科 大 学 ) 無 名 草 子 橘 健 一 一 ( 東 京 女 子 体 育 大 学 ) 四 大 鏡 馬 淵 和 夫 ( 中 央 大 学 ) 今 昔 物 語 集 国 東 文 麿 ( 早 稲 田 大 学 ) 今 野 達 ( 横 浜 国 立 大 学 ) 本 朝 世 俗 部 新 間 進 一 ( 青 山 学 院 大 学 ) 梁 廛 秘 抄 調 新 古 今 和 歌 集 ロ 峯 村 文 人 ( 国 際 基 督 教 大 学 ) 松 田 成 穂 ( 金 城 学 院 大 学 ) 伊 牟 田 経 久 ( 鹿 児 島 大 学 ) 永 井 和 子 ( 学 習 院 大 学 ) 今 井 源 衛 ( 九 州 大 学 ) 鈴 木 日 出 男 ( 成 城 大 学 ) 石 埜 敬 子 ( 跡 見 学 園 短 期 大 学 ) 方 丈 記 神 田 秀 夫 ( 武 蔵 大 学 ) 永 積 安 明 ( 神 戸 大 学 ) 徒 然 草 と は ず が た り ・ ロ 久 保 田 淳 ( 東 京 大 学 ) 小 林 智 昭 ( 専 大 学 ) 囮 囿 宇 治 拾 遺 物 語 小 林 保 治 ( 早 稲 田 大 学 ) 市 古 貞 次 ( 東 京 大 学 ) 囮 ー 調 平 家 物 語 c 高 囮 謡 曲 集 三 道 小 山 弘 志 ( 国 文 学 研 究 資 料 館 ) 佐 藤 健 一 郎 ( 武 蔵 野 美 術 大 学 ) 佐 藤 喜 久 雄 女 子 短 期 大 学 ) 表 章 ( 法 政 大 学 ) 囮 謡 曲 集 ロ 風 姿 花 伝 北 川 忠 彦 ( 京 都 女 子 大 学 ) 安 田 章 ( 京 都 大 学 ) 囮 狂 言 集 大 島 建 彦 ( 東 洋 大 学 ) 囮 御 伽 草 子 集 暉 畯 康 隆 ( 早 稲 田 大 学 ) 好 色 一 代 男 好 色 五 人 女 東 明 雅 ( 信 州 大 学 ) 好 色 一 代 女 谷 協 理 史 ( 筑 波 大 学 ) 國 日 本 永 代 蔵 万 の 文 反 古 神 保 五 彌 ( 早 稲 田 大 学 ) 世 間 胸 算 用 井 本 農 一 ( 実 践 女 子 大 学 ) 中 村 俊 定 ( 早 稲 田 大 学 ) 図 芭 蕉 句 集 堀 信 夫 ( 神 戸 大 学 ) 堀 切 実 ( 早 稲 田 大 学 ) 栗 山 理 一 ( 成 城 大 学 ) 井 本 農 一 ( 実 践 女 子 大 学 ) 村 松 友 次 ( 東 洋 大 学 ) 近 松 門 左 衛 門 集 森 修 ( 大 阪 市 立 大 学 ) 鳥 越 文 蔵 ( 早 稲 田 大 学 ) 雨 月 物 語 高 田 衛 ( 都 立 大 学 ) 中 村 博 保 ( 静 岡 大 学 ) 春 雨 物 語 囮 蕪 村 集 ・ 一 茶 集 黯 理 一 ( 成 城 大 学 ) CÜ 山 本 健 吉 ( 文 芸 評 論 家 ) 山 古 典 詞 華 集 丸 山 一 彦 ( 宇 都 宮 大 学 ) 松 尾 靖 秋 ( 工 学 院 大 学 ) 増 古 和 子 ( 上 野 学 園 大 学 )

完訳 日本の古典 第三十六巻 新古今和歌集 ㈡


六 0 ・ 一 六 一 一 ・ 一 六 一 三 ・ 一 六 一 七 ・ 一 六 三 0 ・ 一 六 三 一 ・ 一 六 四 0 ・ 一 六 四 一 一 位 権 中 納 言 。 皇 太 后 宮 大 夫 俊 成 の 子 、 人 で 、 延 長 八 年 ( 九 一 = 0 ) 没 か 。 従 五 位 下 加 ほ う き 一 ・ 一 六 毛 ・ 一 六 夭 ・ 一 六 七 四 ~ 一 六 七 七 ・ 一 六 合 ・ 一 七 四 六 ~ 一 七 賀 介 。 好 蔭 の 子 。 望 城 の 父 。 「 大 井 川 行 母 は 前 若 狭 守 親 忠 の 娘 美 福 門 院 伯 耆 ( 加 賀 と も 。 ま た 八 条 院 五 条 局 と も ) 。 隆 信 幸 和 歌 」 「 亭 子 院 歌 合 」 な ど の 作 者 。 三 四 四 ・ 一 八 耄 ~ 一 全 九 ・ 一 九 耄 ・ 一 九 七 九 〔 〕 は 異 父 兄 、 俊 成 女 は 姪 。 本 名 は 光 季 の ち 集 十 六 歌 仙 の 一 人 。 家 集 『 是 則 集 』 。 一 五 一 一 ・ 三 さ い ち ょ う で ん ぎ よ う だ い し 歌 四 五 ・ 六 = 三 ・ 究 七 ・ 一 0 六 九 ・ 一 一 一 一 一 ・ 一 三 契 〔 7 〕 最 澄 ↓ 伝 教 大 師 季 光 、 さ ら に 定 家 と 改 め た 。 天 福 元 年 ( 一 和 ~ い に ′ ほ ろ ′ ー ) ・ 一 れ ま さ け ん と く ・ 一 う = 三 三 ) 出 家 し て 法 名 を 明 静 。 冷 泉 中 将 ( 侍 今 伊 尹 ( ) ↓ 謙 徳 公 西 日 法 師 俗 姓 、 源 。 没 年 未 詳 、 後 鳥 羽 天 ご ん の だ い ぶ し ち じ よ う の い ん の ご ん だ い ぶ 皇 の こ ろ の 人 。 和 泉 守 雅 隆 の 子 。 一 六 天 従 ・ 宰 相 ) ・ 京 極 中 納 言 ( 黄 門 ) な ど と も 。 新 権 大 夫 ↓ 七 条 院 権 大 夫 み こ ひ だ り け 俊 成 を 承 け て 御 子 左 家 学 を 完 成 し 、 『 新 さ が み 相 模 没 年 未 詳 。 脩 子 内 親 王 に 仕 え た 女 房 。 古 今 』 時 代 だ け で な く 和 歌 史 上 に 傑 出 し よ り ゅ う ど さ い よ う ほ う し 源 頼 光 が 義 父 か と い う 。 母 は 能 登 守 慶 滋 た 存 在 。 和 歌 所 寄 人 、 『 新 古 今 集 』 撰 者 西 行 法 師 俗 姓 、 佐 藤 。 文 治 六 年 ( 一 一 九 0 ) 寂 、 ず い じ ん 保 章 の 娘 。 大 江 公 資 の 妻 。 和 泉 式 部 や 能 の 一 人 。 の ち 『 新 勅 撰 集 』 を 独 撰 。 晩 年 歳 。 徳 大 寺 家 の 随 身 で 鳥 羽 上 皇 北 面 の 因 法 師 ら と 歌 交 が あ っ た 。 本 名 は 乙 侍 従 。 は 古 典 の 書 写 校 勘 に つ と め 、 後 世 に 数 多 武 士 。 左 兵 衛 尉 。 左 衛 門 尉 康 清 の 子 、 母 三 十 六 歌 仙 の 一 人 。 家 集 『 相 模 集 』 。 一 一 0 く の 証 本 を 残 し た 。 記 録 『 明 月 記 』 、 歌 は 監 物 源 清 経 の 娘 。 歳 の と き 出 家 、 法 三 ・ 三 0 九 ・ 一 宅 = ・ 四 一 0 人 0 四 ・ 一 0 七 九 ・ 一 一 六 六 ・ 一 三 五 = ・ 一 三 尻 論 『 近 代 秀 歌 』 『 詠 歌 大 概 』 『 毎 月 抄 』 な 名 は 円 位 、 西 行 、 大 宝 房 と も 。 以 後 、 修 三 ・ 一 一 一 一 九 四 ・ 一 九 七 四 〔 Ⅱ 〕 ど 、 家 集 『 拾 遺 愚 草 』 。 夭 ・ 四 0 ・ 四 四 ・ 六 三 ・ 九 一 ・ 行 ・ 歌 作 ・ 旅 を つ づ け て 生 涯 を 終 っ た 。 さ き の だ い じ よ う だ い じ ん の り き ょ 一 三 四 ・ 一 三 = ・ = 三 五 ・ = 四 七 ・ 一 一 五 四 ・ 一 一 一 六 三 ・ 四 = 0 ・ 哭 0 ・ 哭 七 ・ 前 太 政 大 臣 藤 原 頼 実 。 嘉 禄 元 年 ( 一 = = 五 ) 俗 名 は 義 清 ( 憲 清 ・ 則 清 ・ 範 清 と も ) 。 吾 一 = ・ 六 七 一 ・ 六 七 = ・ 七 三 九 ・ 天 八 人 九 一 ・ 九 三 四 ・ 九 五 = ・ 九 吾 一 ・ 『 新 古 今 集 』 で は 最 も 入 集 歌 が 多 い 。 家 没 、 れ 歳 。 従 一 位 太 政 大 臣 。 大 炊 御 門 左 突 八 ・ 九 八 0 ・ 九 全 ・ 一 0 八 = ・ 一 一 宅 ・ 一 一 三 七 ・ 一 一 四 一 一 ・ 一 一 九 六 大 臣 経 宗 の 子 、 母 は 中 納 言 清 隆 の 娘 。 卿 集 『 山 家 集 』 『 西 行 法 師 家 集 』 『 聞 書 集 『 聞 書 残 集 』 、 「 御 裳 濯 川 歌 合 」 「 宮 河 歌 一 一 位 兼 子 は そ の 妻 。 家 を 六 条 ま た 中 山 と 号 し た 。 建 保 四 年 出 家 、 六 条 入 道 太 政 大 合 」 な ど 。 セ ・ 毛 ・ 巴 ・ 七 九 人 六 ・ 一 = 六 ・ = 一 七 ・ = 天 ・ 一 一 六 = ・ = 六 三 ・ 一 一 究 ・ 三 00 ・ 三 六 = ・ 三 六 七 ・ 四 哭 ・ 四 七 = ・ 五 0 一 ・ 臣 と も 。 = 一 一 ・ = 実 ・ 四 = 六 ・ 0 ・ 一 0 会 〔 5 〕 八 七 = 〔 恥 〕 さ き の ち ゅ う な ご ん の り も り の は は さ だ い え の あ そ ん の は は ふ じ わ ら の さ だ い え の あ そ ん の は は 定 家 朝 臣 母 ↓ 藤 原 定 家 朝 臣 母 五 0 = ・ 吾 穴 ・ 毛 0 ・ 夭 五 ・ 六 0 三 ・ 六 一 一 五 ・ 六 毛 ・ 六 九 一 , 六 九 七 ・ 前 中 納 言 教 盛 母 没 年 未 詳 。 待 賢 門 院 に さ だ ふ ん 七 九 三 人 三 一 人 三 七 人 三 八 人 会 ~ 会 七 ・ 九 三 七 ・ 九 三 八 ・ 九 大 仕 え た 女 房 。 藤 原 家 隆 の 娘 。 平 忠 盛 の 妻 。 貞 文 ( 最 ) 平 。 定 文 と も 。 延 喜 元 年 ( 九 0 一 ) 一 三 究 〔 1 〕 没 、 余 歳 。 従 五 位 上 左 兵 衛 佐 、 三 河 権 さ - 一 ん さ ん じ よ う の い ん の に よ く ろ う ど さ こ ん 会 ・ 一 一 九 三 ・ 一 = 00 ・ 一 = 0 五 ・ 一 = 三 0 ・ 一 一 三 一 ・ 一 = 六 七 ~ 一 一 一 左 近 ↓ 三 条 院 女 蔵 人 左 近 守 。 左 中 将 好 風 の 子 。 色 好 み の 典 型 と し さ だ い え 六 九 ・ 一 = 九 七 ・ 一 = 九 八 ・ 一 三 0 七 ・ 一 四 七 0 ・ 一 吾 一 0 ~ 一 吾 四 ・ 一 五 定 家 藤 原 。 仁 治 二 年 ( 一 一 一 四 一 ) 没 、 歳 。 正 て 業 平 と な ら び 称 さ れ 、 『 平 中 物 語 』 に

完訳 日本の古典 第三十六巻 新古今和歌集 ㈡


四 歌 恋 読 人 し ら ず 四 第 君 だ に も 思 ひ 出 で け る 宵 々 を 待 つ は い か な る 心 地 か は す る 巻 1234 せ い し ん こ う ち ゅ う じ ゃ う は べ 清 慎 公 中 将 に 侍 り け る 時 、 女 に 遣 は し け る 四 よ ひ ょ ひ 宵 々 に 君 を あ は れ と 思 ひ つ つ 人 に は い は で 音 を の み ぞ 泣 く 新 古 今 和 歌 集 巻 第 十 四 せ う し ゃ う し げ も と 少 将 滋 幹 に 遣 は し け る つ か こ こ ち ◆ こ の 巻 は 、 前 の 巻 の 歌 境 を 受 け 、 契 っ た 男 女 の 、 逢 わ な い 間 の 苦 し み を 訴 え る 歌 か ら は じ め て 、 相 手 の 薄 情 を 恨 む 歌 、 忘 れ ら れ て い く 身 を 嘆 く 歌 、 逢 っ た の を 遠 い 昔 の は か な い 夢 と あ き ら め て も あ き ら め き れ な い 嘆 き の 歌 、 し ゅ う え ん な ど を 恋 の 終 焉 に 向 う 流 れ に ほ ば 添 う よ う に 配 し て あ る 。 恋 の 部 五 巻 中 、 本 集 時 代 の 歌 人 の 作 が 最 も 多 く 、 こ の 巻 の 後 部 約 七 十 首 に 集 あ い え ん 中 し て 哀 艶 な 情 趣 の 歌 境 を 展 開 し て い る 。 一 近 衛 府 の 次 官 。 延 長 六 年 ( 九 = 0 一 月 か ら 承 平 二 年 ( 九 三 一 I) 五 月 ま で 在 任 。 ニ 『 清 な か っ か さ 慎 公 集 』 に よ る と 、 中 務 。 三 藤 原 実 頼 。 四 夜 ご と に 。 五 恋 し い と 。 六 声 に 出 し て 泣 、 て ば か り ・ い っ 0 一 『 清 慎 公 集 』 に よ る と 、 作 者 は 中 務 。 ニ 冷 淡 な 君 。 三 ど の よ う な 気 持 が す る こ と か 、 わ か っ て も ら え る の で あ ろ う か 。 1235 あ

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227 巻 第 十 六 雑 歌 上 1439 1440 1437 1438 ゑ ん ゅ う の ゐ ん く ら ゐ の ち ふ な を か ね の ひ 一 円 融 天 皇 の 譲 位 は 、 永 観 一 一 年 ( 九 八 四 ) 八 円 融 院 位 去 り 給 ひ て 後 、 船 岡 に 子 日 し 給 ひ け る に 参 月 二 十 七 日 、 二 十 六 歳 。 ニ 京 都 市 北 区 い ち で う の さ だ い じ ん は つ ね り て 、 朝 に 奉 り け る 一 条 左 大 臣 に あ る 小 丘 。 三 子 の 日 の 遊 び 。 正 月 初 子 の 日 に 、 野 に 出 、 小 松 を 引 き 千 代 を 祝 っ た 行 事 。 き の ふ ま さ の ぶ 四 翌 朝 。 五 源 雅 信 。 六 感 深 い こ と だ 。 あ は れ な り 昔 の 人 を 思 ふ に は 昨 日 の 野 べ に 御 幸 せ ま し ゃ セ 円 融 院 在 位 の 昔 、 親 し く 仕 え 、 と も に 子 の 日 の 遊 び を し た 人 。 ^ 御 幸 な さ っ た の で あ ろ う か 。 0 『 円 融 院 御 集 』 に 、 第 二 包 ・ 昔 の あ ゑ ん ゅ う の ゐ ん の お ほ ん う た 円 融 院 御 歌 と を 」 。 御 返 し 一 う っ て 変 っ て 。 「 ひ き 」 は 「 松 」 の 縁 語 。 ニ よ う す 。 三 昔 を 、 自 分 と 同 じ よ う に 、 ひ き か へ て 野 べ の け し き は 見 え し か ど 昔 を 恋 ふ る 松 は な か 恋 い 慕 う よ う す の 松 。 も う し ゅ ん 典 拠 包 ・ 孟 春 ノ 月 、 東 風 氷 ヲ 解 ク 」 ( 礼 記 ・ り き 月 令 ↓ 一 四 の 典 拠 句 ) 。 一 袖 が 涙 で 濡 れ て い た の を 。 ニ 袖 の 涙 の 氷 。 冬 の 間 、 わ び し さ に 流 し た 涙 が 袖 の 上 で 凍 っ て い た 、 そ の だ い そ う じ ゃ う ぎ ゃ う そ ん 月 の あ か く 侍 り け る 夜 、 袖 の 濡 れ た り け る を 大 僧 正 行 尊 氷 。 「 も 」 は 並 列 の 意 の 助 詞 で 、 池 な ど の 氷 と の き と も に 、 と い う 意 を 表 し て い る 。 三 軒 か ら と そ で 漏 れ て く る 月 の 光 。 春 来 れ ば 袖 の 氷 も 解 け に け り 漏 り 来 る 月 の 宿 る ば か り に ゐ け ん 典 拠 詩 包 ・ 鶯 イ マ ダ 出 デ ズ シ テ 遺 賢 谷 ニ は ・ わ ・ 在 リ 」 ( 和 漢 朗 詠 集 ・ 鶯 鳳 王 ノ ナ ス 賦 か と う 賈 島 ) 。 「 遺 賢 」 は 、 朝 廷 に 用 い ら れ す 、 民 間 く わ ん ぞ う だ い じ ゃ う だ い じ ん み ち ぎ ね 菅 贈 太 政 大 臣 に 残 さ れ て い る 賢 者 。 一 菅 原 道 真 。 ニ 谷 が こ う お ん 深 い の で 。 三 皇 恩 を 暗 示 。 四 雪 の 中 に 包 み 秘 め て い る 。 五 遺 賢 を 暗 示 。 0 参 煮 ・ 鶯 の 谷 よ り 出 づ る 声 な く は 春 来 る こ と を た れ か 知 ら ま し 」 ( 古 今 ・ 春 上 大 江 千 里 ) 。 う ぐ ひ す 鶯 を 谷 深 み 春 の 光 の お そ け れ ば 雪 に つ つ め る 鶯 の 声 お ほ ん か へ 四 あ し た よ そ で ぬ 五 み ゆ き や ど 1437 ち さ と つ か

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五 歌 恋 五 ふ か く さ 第 思 ひ 入 る 身 は 深 草 の 秋 の 露 頼 め し 末 や 木 枯 し の 風 巻 1336 0 こ の 巻 は 、 逢 う こ と が 別 れ に つ な が る 恋 の 嘆 き の 歌 を 巻 頭 に 据 え て 、 恋 の は か な さ を か じ よ じ よ う み し め る 内 省 的 な 抒 情 を 主 調 と す る 。 恋 の 部 の 五 巻 中 、 本 集 時 代 の 作 が 最 も 少 な く 、 わ す か に 十 一 首 。 読 人 し ら ず の 歌 が 最 も 多 く 、 一 一 十 七 首 も 収 め て あ る 。 本 歌 ・ 白 妙 の 袖 の 別 れ は 惜 し け ど も 思 ひ 乱 れ て 許 し つ る か も 」 ( 万 葉 ・ 巻 十 一 一 作 者 未 詳 ) 、 「 吹 き 来 れ ば 身 に も し み け る 秋 風 を 色 な き も の と 思 ひ け る か な 」 ( 古 今 六 帖 紀 友 こ ひ の う た の り 一 ↓ 一 一 0 一 の 注 一 。 こ の 作 の 題 は 、 「 寄 弩 恋 歌 五 風 = 恋 」 。 ニ 「 白 妙 の 」 は 「 袖 」 の 枕 詞 。 三 袖 を あ か っ き 分 っ 暁 の 別 れ 。 四 涙 を も 暗 示 。 五 「 色 」 は 「 白 妙 」 の 縁 語 。 六 「 秋 」 に 、 「 飽 き 」 を か け た 。 み な せ の こ ひ の じ ふ ご し ゅ の う た あ は せ ふ ぢ は ら の さ だ い へ の あ そ ん 藤 原 定 家 朝 臣 ・ こ と に よ ろ し く 侍 り 」 ( 若 宮 撰 歌 合 後 鳥 水 無 瀬 恋 十 五 首 歌 合 に 羽 院 の 評 ) 。 し ろ た へ そ で っ ゅ 0 こ の 作 の 題 「 秋 ノ 恋 」 。 一 京 都 市 伏 見 区 。 白 妙 の 袖 の 別 れ に 露 落 ち て 身 に し む 色 の 秋 風 そ 吹 く 地 名 の 「 深 草 」 に 、 草 深 い 深 草 を か け 、 思 い の 深 さ を も き か せ た 。 ニ は か な い 身 を 暗 示 。 三 約 束 し て あ て に さ せ た 果 て 。 四 晩 秋 ・ 初 冬 に 吹 く 風 。 男 の 心 変 り を 暗 示 。 0 ・ 『 頼 め し 末 の 木 枯 し 』 、 な ほ 寂 し く や 侍 ら ん 」 ( 若 宮 撰 歌 合 後 鳥 羽 院 の 評 ) 。 0 参 考 「 年 を 経 て 住 み こ し 里 を い で て い な ば い と ど 深 草 野 と や な り な む 」 ( 伊 勢 物 語 百 一 一 十 三 深 草 の 女 を 飽 き が た に な っ た 男 の 歌 、 古 今 ・ 雑 さ き の だ い そ う じ ゃ う じ ゑ ん 前 大 僧 正 慈 円 下 在 原 業 平 ) 。 新 古 今 和 歌 集 巻 第 十 五 ニ た の す ゑ こ が ら 五 四 六 ふ ぢ は ら の い へ た か の あ そ ん 藤 原 家 隆 朝 臣 あ き の と も

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中 ふ ぢ は ら の さ ね か た の あ そ ん 歌 藤 原 実 方 朝 臣 題 知 ら ず も み ぢ あ ま 力 は 第 天 の 川 通 ふ 浮 木 に こ と 問 は む 紅 葉 の 橋 は 散 る や 散 ら ず や 巻 っ 0 1652 1651 も ろ み ち も ろ ぎ ね 一 藤 原 師 実 。 作 者 の 父 。 ニ 藤 原 師 道 。 三 川 の 上 流 。 四 見 誤 ら れ る よ う に か か に で う の く わ ん ば く な い だ い じ ん 二 条 関 白 内 大 臣 っ た 。 し 、 り く も み な か み 一 後 鳥 羽 院 が 、 京 都 の 白 川 に 建 立 し た 寺 。 砺 水 上 の 空 に 見 ゆ る は 白 雲 の 立 つ に ま が ヘ る 布 引 の 滝 ふ す ま 1 ↓ 一 毛 七 の 注 一 。 「 障 子 」 は 、 襖 。 こ の 「 障 子 和 歌 」 は 、 承 元 元 年 ( 一 = 0 七 ) の 作 。 ニ 「 天 ー の 枕 詞 。 三 天 上 に 住 む と い う 少 女 。 天 女 。 四 天 ふ ぢ は ら の あ り い へ の あ そ ん 藤 原 有 家 朝 臣 上 。 五 日 光 に 当 て て 干 す 。 本 歌 ・ 狩 り 暮 し た な ば た つ め に 宿 か ら む き り よ 天 の 川 原 に わ れ は 来 に け り 」 ( 古 今 ・ 羇 旅 ひ ら カ た な り ひ ら 在 原 業 平 、 伊 勢 物 語 八 十 一 I)O 一 大 阪 府 枚 方 こ れ た か き ん や よ し つ ね 市 の 禁 野 。 ニ 藤 原 良 経 。 三 昔 、 惟 喬 親 王 が か た の 在 原 業 平 ら と 交 野 で 狩 を し た 時 、 天 の 川 原 で 、 せ っ し ゃ う だ い じ ゃ う だ い じ ん あ ま か は ら す 摂 政 太 政 大 臣 酒 を 汲 み か わ し 、 業 平 に 歌 を 詠 ま せ た こ と が 天 の 川 原 を 過 ぐ と て 伝 え ら れ て い る ( 伊 勢 物 語 八 十 二 、 古 今 ・ 羇 あ ま か は ら 旅 ) 。 四 昔 の 跡 。 五 し み じ み と 見 入 る だ け 昔 聞 く 天 の 川 原 を 尋 ね 来 て 跡 な き 水 を な が む ば か り ぞ で あ る こ と だ 。 0 第 一 一 句 、 「 後 京 極 自 歌 合 」 あ き し の げ つ せ い し ゅ う ・ 『 秋 篠 月 清 集 』 と も に 、 「 天 の 川 原 に 」 。 本 歌 「 天 の 川 紅 葉 を 橋 に 渡 せ ば や た な ば た つ め の 秋 を し も 待 っ 」 ( 古 今 ・ 秋 上 読 人 し ら ず ) 。 一 『 実 方 集 』 の 詞 書 は 、 「 天 の 川 三 筏 の こ に て 」 。 ニ 前 歌 と 同 じ 禁 野 の 川 と 。 四 天 上 の 天 の 川 に あ る と い う 紅 葉 を 渡 ち ょ う け ん し た 橋 。 0 中 国 の 漢 の 張 騫 が 、 武 帝 の 使 い う き ぎ み な も と た な ば た つ め で 、 槎 に 乗 っ て 天 の 川 の 源 を き わ め 織 女 に さ き の ち ゅ う な ご ん ま さ ふ さ 前 中 納 言 匡 房 逢 っ て 帰 っ た 、 と い う 故 事 が あ る 。 さ い - し ト つ し て ん わ う ゐ ー れ さ う じ 最 勝 四 天 王 院 の 障 子 に 、 布 引 の 滝 か き た る 所 四 あ ま を と め な つ ご ろ も く も ゐ ひ さ か た の 天 っ 乙 女 が 夏 衣 雲 居 に さ ら す 布 引 の 滝 き ゃ う ご く さ き の だ い じ ゃ う だ い じ ん ぬ の び き の た き 京 極 前 太 政 大 臣 、 布 引 滝 見 に ま か り て 侍 り け る に ほ り か は の ゐ ん の お ほ ん と き ひ や く し ゅ の う た 堀 河 院 御 時 、 百 首 歌 奉 り け る に う き ぎ 四 ぬ の び き い か だ

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437 巻 第 十 九 神 祇 歌 1854 1857 一 梵 語 Potalaka0 「 光 明 山 」 と 訳 さ れ る 。 イ ン ド の 南 海 岸 に あ り 、 観 音 が 住 む と い さ る さ わ う 山 。 ニ 興 福 寺 の 南 門 の 前 に あ る 猿 沢 の 池 を 補 陀 落 の 海 に 見 立 て て 、 南 の 岸 を い っ た 。 ほ っ け ふ * 一 さ き 三 北 の 岸 の 藤 の 花 。 藤 原 北 家 ( 房 前 を 祖 と す る ) を 暗 示 。 「 北 」 は 「 南 」 の 対 。 「 波 」 は 「 岸 」 の う じ で ら 縁 語 。 四 奈 良 市 に あ る 、 藤 原 氏 の 氏 寺 。 ふ ゆ っ ぐ 五 藤 原 冬 嗣 が 弘 仁 四 年 ( 八 一 三 ) に 建 て た 。 六 「 春 日 」 は 、 藤 原 氏 の 氏 神 、 春 日 神 社 。 奈 良 市 。 「 榎 の 本 の 明 神 」 は 、 春 日 神 社 の 摂 社 。 0 『 袋 草 紙 』 に 、 第 三 包 ・ 家 ゐ し て 」 。 同 書 に 、 こ の 歌 を 春 日 明 神 の 詠 と し て い る 。 一 「 片 そ ぎ 」 は 、 棟 の 千 木 の 端 の 片 側 を 削 ぎ 落 し た も の 。 「 ゆ き 合 ひ の 間 」 は 、 千 木 す み の え の 交 わ る す き 間 。 ニ 住 吉 明 神 。 大 阪 市 住 吉 2 い か ば か り 年 は 経 ね ど も 住 江 の 松 ぞ ふ た た び 生 ひ 変 り ぬ る 区 に あ る 住 吉 神 社 の 神 。 0 『 古 今 六 帖 』 に 、 こ の 歌 は 、 あ る 人 住 吉 に 詣 で て 、 「 人 な ら ば 問 は ま し も の を 住 江 の 第 三 ・ 四 包 ・ か さ さ ぎ の ゆ き あ ひ の 橋 に 」 、 と し よ り ず い の う 『 俊 頼 髄 脳 』 に 、 第 四 包 、 ゆ き あ は ぬ ま よ り 」 。 い く た び お ほ ん か へ 一 住 吉 の 地 の 古 称 。 松 の 名 所 。 ニ 住 吉 松 は 幾 度 生 ひ 変 る ら ん 」 と よ み て 奉 り け る 御 返 し と な ん 言 へ る 。 み か ど 一 帝 の こ と 。 ニ 「 知 ら な ( 「 な 」 は 打 消 し の 助 動 詞 「 ず 」 の 古 い 未 然 形 ) 」 と 「 白 波 」 と を か け た 。 「 白 波 」 は 、 住 吉 ( 住 江 ) が 海 岸 で あ る と こ ろ か ら の 修 辞 。 三 神 社 の 垣 。 「 瑞 垣 の ー で 、 「 久 し き 」 の 枕 詞 。 四 平 安 時 代 に 成 立 し た 歌 物 語 。 作 者 不 明 。 五 「 現 形 は 、 神 仏 が 姿 を 現 す こ と 。 1855 だ う ふ ぢ な み ふ だ ら く 補 陀 落 の 南 の 岸 に 堂 建 て て 今 そ 栄 え ん 北 の 藤 波 六 も と な ん ゑ ん だ う か す が え - 1 う ふ く じ こ の 歌 は 、 興 福 寺 の 南 円 堂 作 り は じ め 侍 り け る 時 、 春 日 の 榎 の 本 の み や う じ ん 明 神 、 よ み 給 へ り け る と な ん 。 し 。 も こ ろ も う す か た あ 夜 や 寒 き 衣 や 薄 き 片 そ ぎ の ゆ き 合 ひ の 間 よ り 霜 や 置 く ら ん す み よ し お ほ ん う た 住 吉 の 御 歌 と な ん 。 み づ が き む つ ま じ と 君 は し ら な み 瑞 垣 の 久 し き 世 よ り 斎 ひ 初 め て き 四 せ も の が た り す み よ し ぎ ゃ う か う お ほ ん か み げ ぎ ゃ う 伊 勢 物 語 に 、 「 住 吉 に 行 幸 の 時 、 御 神 現 形 し 給 ひ て 」 と 記 せ り 。 へ さ か ま お ハ は し る

完訳 日本の古典 第三十六巻 新古今和歌集 ㈡


ぶ だ て も ん ぜ ん 0 『 万 葉 集 』 の 中 の 部 立 名 に は 、 中 国 の 『 文 選 』 に も と づ く と 見 ら れ る 、 交 情 の 歌 を 広 く 含 め そ う も ん た 「 相 聞 」 が あ る が 、 『 古 今 集 』 で は 、 恋 愛 の 歌 を 一 般 的 交 情 の 歌 か ら 独 立 さ せ て 、 「 恋 」 の 部 立 名 を 採 用 し 、 一 一 十 巻 中 五 巻 を 当 て て 重 ん じ た 。 以 後 の 勅 撰 和 歌 集 は 、 い ず れ も 「 恋 」 の 部 立 名 を 採 用 し 、 か っ 、 重 ん じ て い る 。 本 集 は 、 『 古 今 集 』 に な ら っ て 五 巻 を 当 て 、 歌 の 配 列 も 、 『 古 今 集 』 に な ら い 、 恋 愛 の 初 期 の 歌 か ら 末 期 ~ 理 的 経 過 に 合 せ て い の 歌 ま で 、 だ い た い 、 、 い る 。 こ の 巻 は 、 主 と し て 、 人 を 恋 い 初 め た こ し よ う そ う か ん ろ の 、 焦 燥 感 に ひ と り 燃 え ゆ ら ぐ 心 の 歌 を 収 め て い る 。 一 『 和 漢 朗 詠 集 』 に は 、 題 「 雲 」 。 ニ 葛 城 題 知 ら ず 読 人 し ら ず 山 の 高 間 山 。 「 や 」 は 「 の 」 を か ね た 感 動 の し ら - く も か づ ら き た か ま 助 詞 。 「 葛 城 山 」 は 、 大 阪 府 と 奈 良 県 の 境 に あ よ そ に の み 見 て や や み な ん 葛 城 や 高 間 の 山 の 峰 の 白 雲 こ ん ′ 一 う さ ん る 連 山 で 、 「 高 間 山 」 は 、 そ の 最 高 峰 、 金 剛 山 の 別 称 。 0 『 和 漢 朗 詠 集 』 に 、 第 三 包 ・ 葛 城 と し よ り の 」 。 0 源 俊 頼 は 、 こ の 歌 を 、 『 俊 頼 髄 脳 』 に お と ニ よ し の た き と ほ し ろ 音 に の み あ り と 聞 き 来 し み 吉 野 の 滝 は 今 日 こ そ 袖 に 落 ち 「 け だ か く 遠 白 き 歌 」 と し て い る 。 一 噂 に だ け 。 ニ 奈 良 県 吉 野 郡 吉 野 町 。 三 涙 を 暗 示 し て い る 。 0 『 伊 勢 集 』 の 一 け れ 十 本 に あ る 歌 で 、 伊 勢 の 作 か 。 『 伊 勢 集 』 に は 、 第 巻 第 二 句 「 あ り と 聞 き つ る 」 。 新 古 今 和 歌 集 巻 第 十 一 こ ひ の う た 恋 歌 一 そ で ひ と 人 麿 ま ろ