戦前の将棋界・ : 入門のころ ただ強くなりたいだけ / 大阪在住の棋士たち / 内弟子生活 / ありがたい後援者 / 数人だけのプロ棋士 / 希望あふれる 東京棋界 2 名人戦の開始 実力名人制度 / 希望にふくらむプロ将棋界 / 関根さんと坂 田さんの対戦 / 執念の勝利 / 古きよき時代の人情 / 大天才 の土居さん / 意地を貫いた青春譜 3 ゆれる将棋界 仲間割れ / 水掛け論 / 小菅名誉名人 / 坂田さんの活躍 4 木村名人の時代・ 木村実力名人出現 / プロとは一言えなかった / 戦争 / 木村名 人と初顔合わせ / 緩みが見えた / よい訓辞
次 目 戦時下の将棋界・ 悲壮な名人戦 / 笑い話に大まじめの論議 / 本音 / 戦後は遠 くなりにけり / 無理を承知 / うれしかったこと / 棋道報国 会 / 運のよい人間 / 将棋大成会消える 名人への道 : ・ 終戦直後の苦労・ プラス、マイナスの入り混じり / 故郷へ / 順位戦開始 / イ ンフレに悩む / 順位戦の不安 / 任意団体なのには閉ロ 2 高野山の決戦 塚田新名人誕生 / 段位復活 / 高野山の決戦 / 升田さんの鋭 い攻め / 平常心を忘れる / トン死で勝ちを拾う / 対局場設 営の苦労 3 名人位へ初挑戦・ 粉屋をやめる決意 / 悲報 / なぜか燃えない対局 / 勝って望 .0 ・ 9. 111
みをつなぐ / ガンコがマイナス / くやしい思い出 / 名人戦 の移転 / 二度目の挑戦も実らず 4 名人位に就く 社団法人日本将棋連盟 / 毎日新聞将棋休載 / 初の九段位に 就く / 連盟の理想実現 / 話したくないトラブル / 堅い決意 / 変則作戦不発 / トップの座の重み / 念願の名人位に就く / 木村十四世名人 5 永世名人になる 名人位防衛戦 / 花村さんらしい作戦 / 記念すべき年 Ⅲ五冠王時代 : 1 升田さんとの対決・ 会長交代劇 / 屈辱の時代 / なりふりかまわず / 全盛期の升 田さん / 傷心から立ち直る / 名人に返り咲く / 「ライ・ハル」 の言葉に反発 140 1 ろ 9 150
次 目 新棋戦の出現 加藤治郎会長 / 王位戦の誕生 / かけひきだけでは勝てない / 将棋会館完成 3 五冠達成・ 棋聖戦出現 / 五冠王となる / 将棋一筋だった塚田さん / 将 棋界にも新しい波 / 二上さんの振り飛車 / 平常心を忘れる / アマチュア棋界もにぎやかに Ⅳ新世代との対抗 中原名人の誕生・ 大天才出現 / 悔いの最たる一戦 / 恥ずかし千万の大ポカ 将棋連盟会長として・ 現在の将棋会館の完成 / 大きなプラス / 望外の挑戦権 / よ き後継者 / 会長職のむずかしさ / 。フラスか、マイナスか / プロ棋界の損失 / 文化の名の重み 165 182 181
大山康晴 1923 年倉敷市に生れる・ 1935 年木見金次郎 八段に入門 . 1940 年四段 , 48 年八段 . 1950 年第 1 期九段戦で初めてタイトルを獲得・ 1952 年木村義雄名人を破り , 名人位に就 く . 1956 年永世名人の資格を得る . 1963 年 棋聖位を獲得し , 五冠王となる . 1976 年 現役のまま十五世名人となる . 1980 ー 81 年 王将位に復帰 . タイトル獲得数・優勝回数 は 1987 年末までで 124. 現在 , 社団法人日 本将棋連盟会長 , 日中象棋協会会長 . 1955 年第 1 回山陽新聞社文化賞 , 第 1 回倉 敷市文化賞を受賞 . 1970 年倉敷市名誉市民 となる . 1979 年紫綬褒章 , NHK 放送文化 賞 , 岡山県三木記念賞を受賞 . 1987 年東京 都文化賞 , 菊池寛賞を受賞 . 著書多数・ 昭和将棋史 1988 年 1 月 20 日 第 1 刷発行 0 発行者 著者 岩波新書 ( 新赤版 ) 7 定価 480 円 大 緑 おお 山 川 康 やす る 〒 101 東京都千代田区ーツ橋 2 ー 5 ー 5 会社岩波書店 発行所 落丁本・乱丁本はお取替いたします 電話 03 ー 265 ー 4111 振替東京 6 ー 26240 印刷・製本法令印刷 Printed in Japan ISBN 4 ー 00 ー 43087 ー X
桑原武夫編 随筆 赤版 エスプリとユーモア河盛好蔵 食品を見わける磯部晶策読書論 小泉信三万葉秀歌上・下 斎藤茂吉 スペイン断章 堀田善衞 私の読書法 武者小路実篤 茅誠他人生論 女と自由と愛 松田道雄 ートーウエン 論文の書き方 長谷川千秋 清水幾太郎べ マンボウ雑学記 北杜夫 知的生産の技術梅棹忠夫哲学入門 ビープス氏の 臼田昭 秘められた日記 タ ウ 羊の歌 加藤周一日本美の再発見 〔増補改訳版〕 篠田英雄訳 動物園の獣医さん 崎泉続羊の歌 加藤周一 科学と宗教との争ホワイト ド森島恒雄訳 西堀栄三郎 よ塔ものがたり倉田保雄南極越冬言 吉田洋一 世界の酒 坂口謹一郎零の発見 新花火ー火の芸術 小勝郷右 アインシュタイン 日本の酒 坂口謹一郎物理学はいか 「図書」編集部編 私の読書 に創られたか上・下インフ = ルト 石原純訳 「ベトナム以後」を歩く小田実 アラビアのロレンス 中野好夫 読書と社会科学内田義彦 〔改訂版〕 戦中用語集 三國一朗 鈴木大拙 褝と日本文化 北川桃雄訳 現代焼酌考 稲垣真美 書斎の王様 「図書」編集部編 囲碁の世界 中山典之 プロ野球審判の眼島秀之助 0 一日一言 ( 1987. 1 )
記録 乗って 亀山旭 ベトナム戦争 丸山静雄 インド国民軍 ある盲学校教師の モゴール族探検記梅棹忠夫 鈴木栄助 三十年 農民哀史から六十年渋谷定輔 メキシコからの手紙黒沼ュリ子光に向って咲け粟津キョ 北京三十五年上・下山本市朗子ども 太平洋戦争山中恒 たちの 軍政と受難 第四・韓国からの通信「世界」編集部編戒厳令下チリ潜入記「ルケス 川原一之 ロ伝亜砒焼き谷 本間一夫 指と耳で読む よ 徐兄弟獄中からの手紙徐京植編訳 キング 雪山慶正訳 新原爆に夫を奪われて神田 = 一亀男編自由 ~ の大いなる歩み ビルマ敗戦行記荒木進ものいわぬ農民大牟羅良 ハナナと日本人鶴見良行自分たちで生命を 菊地武雄 守った村 朝鮮人女工のうた金賛汀 岩手県農村編 戦没農民共士の手紙 文化懇談会 辻康吾 転換期の中国 尾瀬ー山小屋三代の記後藤允あの人は帰。てこな菊池敬一編 大牟羅良 かった 早乙女勝元 イン。 ( 1 ル作戦従軍記丸山静雄東京大空襲 2 の戦争・広島北畠宏泰編ヒロシマ・ノート 大江健三郎 大江健三郎 モスクワ特派員報告今井博沖縄ノート ヒバクシャ・イン・ << 春名幹男インドで考えたこと堀田善衞 ( 1987. 1 )
子どもの図書館石井桃子女性画家列伝 教育 私は赤ちゃん 松田道雄歌右衛門の六十年 松田道雄 私は二歳 教育とは何かを問い ワーグナー 大田堯 つづけて 自由を子どもに松田道雄 岸田劉生 中内敏夫 学力とは何か おやじ対こども松田道雄 美の近代 ス。ト小さな学校野村庄吾母親のための人生論松田道雄 音楽の現代史 池田潔 太田昭臣自由と規律 中学教師 0 戦後教育を考える稲垣忠彦子どものモスクワ松下恭子 ランガ 知力と学力 波多野誼余夫胎児の環境としての荒井良芸術とは何か 池上・矢野訳 書わが体験的教育論中野孝次 芥川也寸志 音楽の基礎 波 0 ンビータと教育佐伯胖芸術 ギリシアの美術澤柳大五郎 岩自民党と教育政策山崎政人 倉朗秘境のキリスト教美術柳宗玄 日本の耳 山住正己 高階秀爾 日本教育小史 辻荘一名画を見る眼 、ーツ , ルトを聴く海老沢敏続名画を見る眼高階秀爾 0 三上次男 陶磁の道 岩城宏之 楽譜の風景 松田権六 波多野完治 うるしの話 上田篤 子どものものの考え方滝沢武久橋と日本人 上田篤 日本人とすまい 子どもの認識と感情波多野完治グスタフ・マ 1 ラー柴田南雄 小野忠重 版画 脇圭平 勝田守一 フレトヴェングラー 日本の学校 芦津丈夫 中内敏夫ノ 兼子仁抽象絵画への招待大岡信 国民の教育権 若桑みどり 中村歌右衛門 山川静夫 高辻知義 富山秀男 粟津則雄 諸井誠 ( 1987. 1 )
金達寿 ヨーロツ。ハとは何か増田四郎朝鮮 世界史 泉靖一 ス。ハルタとアテネ太田秀通インカ帝国 ヒンドウ 1 教と 十字軍 橋ロ倫介人民の歴史上・下 荒松雄 小林・雪山訳 イスラム教 飯沼二郎 風土と歴史 アメリカ黒人の歴史本田創造 イギリスとアジア加藤祐三 森島恒雄 魔女狩り 猿谷要 西部開拓史 ル フランス革命上・下 小場瀬・渡辺訳 村上陽一郎 ベスト大流行 フランス革命小史河野健二 コンスタンティノー 渡辺金一 プル千年 ナポレオン 井上幸治 りフット マグーン ヒ よポールの社会史 忍足欣四郎訳レーニンと響革命 岡稔訳 新中国近現代史 ル山松第二次世界大戦前夜笹本駿二 岩文化大革命と現代中国安藤正士・太田第二次世界大戦下の笹本駿二 勝洪・辻康吾 インドとイギリス吉岡昭彦 0 ラティモア 平野義太郎監修 中国 修訳 カ 歴史とは何か 清水幾太郎訳中国の歴史上・中・下貝塚茂樹 歴史の進歩とはなにか市井三郎 貝塚茂樹 孔子 ウエルズ 世界史概観上・下 貝塚茂樹 長谷部・阿部訳諸子百家 吉川幸次郎 世界の歩み上・下林健太郎漢の武帝 インド文明の曙辻直四郎ジンギスカン 小林高四郎 ( 1987. 1 )
鈴木良一 近代日本の民間学鹿野政直織田信長 日本史 北島正元 原田勝正江戸時代 日本の国鉄 奈良木辰也 大江志乃夫吉田松陰 靖国神社 世界史 2 〔明治維新芝原拓自 小泉信三 由井正臣福沢論吉 田中正造 北山茂夫 壬申の内乱 内村鑑三 鈴木範久明の舞台裏〔第一一版〕石井孝 村井康彦 茶の文化史 藤井忠俊 国防婦人会 明治維新と現代遠山茂樹 宮田登 神の民俗誌 古屋哲夫 日中戦争 藤村道生 日清戦争 盛田嘉徳 ある被差別部落の歴史岡本良一高杉晋作と奇兵隊田中彰 山辺健太郎 日韓併合小史 森杉夫 飛鳥井雅道 遠山茂樹・今井 黒田俊雄文明開化 寺社勢力 昭和史〔新版〕 清一・藤原彰 今野信雄 書日本中世の民衆像網野善彦江戸の旅 中島健蔵 昭和時代 大江志乃夫 岡義武 波徴兵制 0 近衛文麿 色川大吉 岩自由民権 太平洋戦争陸戦概史林三郎 和久田康雄日本の歴史上・中・下井上清 日本の私鉄 太平洋海戦史 高木惣吉 上田正昭〔改訂版〕 牧英正日本神話 道頓堀裁判 小林行雄 原田勝正古墳の話 満鉄 日本文化史〔第一一版〕家永三郎日本国家の起源井上光貞 北山茂夫 勝俣鎮夫萬葉の時代 北山茂夫 日本旧石器時代芹沢長介大化の改新 直木孝次郎 木簡が語る日本の古代東野治之奈良 林屋辰三郎 竹前栄治京都 O 02 ( 1987. 1 )
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