混浴と日本史

キーフレーズ

混浴 風呂 日本 江戸 温泉 湯女 有馬温泉 湯屋 歌垣 江戸時代 近代化 女性 遊郭 京都 平安時代 銭湯 施浴 男女 東大寺 入浴 禁止 公衆浴場 明治 天武天皇 地方 呼ば 吉原 千人 国家 湯殿 百済 記述 第一 一つ 一万人 湯あみ 仏教 時代 東京 入り込み 奈良時代 事情 廃都 当時 筑摩書房 日本女性 庶民 奈良 場合 意味 日本書紀 聖武天皇 遊女 平安朝 清水坂 誕生 常陸風土記 フランス 想像 知ら 一八 外国人 メートル 出雲風土記 奈良の大仏 思わ 道後温泉 伊勢神宮 名所図会 興福寺 大阪 裸体 天皇 日本人 その後 文化 浴槽 人々 明治時代 草津温泉 功徳 現在 温室 歴史 言葉 貴族 頼朝 男湯 さらに 別府温泉 桓武天皇 三田村鳶魚

目次

はじめに 第一章混浴、歌垣と禊ぎ 〔第 1 節〕『出雲風土記』の混浴と歌垣 〔第 2 節〕『常陸風土記』と東国の世界 〔第 3 節、イザナギ命の禊ぎと歌垣 〔第 4 節〔東南アジアの歌垣 第二章国家仏教と廃都の混浴 〔第 1 節〕国家仏教と「湯ーの語源 〔第 2 節〔奈良の大仏と「功徳湯」 〔第 3 節〕廃都の混浴 25 20

第三章平安朝、風呂と温泉の発展期 〔第 1 節〔湯殿と町湯の始まり 〔第 2 節〕温泉付きの三三か所霊場巡り 第四章湯女の誕生と一万人施浴 〔第 1 節〕湯女の誕生と遊女 〔第 2 節〕「千人施浴」と頼朝の「一万人施浴」 第五章江戸の湯屋と地方の温泉 〔第 1 節〕江戸の銭湯とざくろロ 〔第 2 節〕湯女風呂の誕生と吉原遊郭 115 115 125 108

〔第 3 節〕入り込み湯と混浴禁止令 〔第 4 節〔湯殿姫と湯殿腹 〔第 5 節、地方の温泉と入り込み湯 第六章日本の近代化と混浴事情 〔第 1 節〕明治の近代化と混浴禁止令 〔第 2 節 , 地方の反発と画学生の裸体蔑視 冖第 3 節〕「千人風呂」と「フジャマのトビウォー 〔第 4 節〕現代の混浴事情 亠め A 」が」 210 137 155 168 181 197

奥付

下川耿史 ( しもかわ・こうし ) 一九四二年、福岡県生まれ。著述 家。風俗史家。 著書に、『遊郭をみる』 ( 林宏樹と の共著、筑摩書房 ) 、『盆踊り乱 交の民俗学』『日本残酷写真史』 ( 以上、作品社 ) ほか。編著に、 『環境史年表』 ( 昭和・平成編 / 明 治・大正編 ) 、『近代子ども史年 表』 ( 明治・大正編 / 昭和・平成 編 ) 、『家庭史年表』 ( 昭和・平成 編 / 明治・大正編 ) 、『性風俗史年 表』 ( 明治編 / 大正・昭和戦前編 / 昭和戦後編 ) ( 以上、河出書房 新社 ) 、ほか多数。 混浴と日本史 二〇一三年七月二五日初版第一刷発行 著者下川耿史 装丁倉地亜紀子 発行者熊沢敏之 発行所株式会社筑摩書房 東京都台東区蔵前二ー五ー三〒一一一ー八七五五 振替〇〇一六〇ー八ー四一二三 印刷中央精版印刷株式会社 製本中央精版印刷株式会社 0 Koushi Shimokawa 2013 Printed in Japan ISBN978 ー 4 ー 480 ー 85804 ー 7 C0039 本書をコピー、スキャニング等の方法により無許諾で複製することは 法令に規定された場合を除いて禁止されています。 請負業者等の第一二者によるデジタル化は一切認められていませんので、 ご注意ください 乱丁・落丁本の場合は、左記あてにご送付ください 送料小社負担でお取り替えいたします。 ご注文・お問い合わせも左記へお願いいたします。 筑摩書房サービスセンター電話番号〇四八ー六五一ー〇〇五三 さいたま市北区櫛引町二ー六〇四〒三三一ー八五〇七 にほんし

広告・パブリックドメイン

◎筑摩書碚の本◎ 〈ちくま文庫〉 遊郭をみる さいごの色街飛田井上理津子 近代ヤクザ肯定論 山口組の 8 年 〈ちくま文庫〉 赤線跡を歩く 消えゆく夢の街を訪ねて 遊郭といえば吉原などが思い浮かぶが、人 下川耿史が集まるところ全国津々浦々に、忘れ去ら 林宀ム樹れた大小さまざまな遊郭があった。当時の 貴重な絵葉書で、その姿を再現する。 遊郭の名残りをとどめる大阪・飛田。社会 のあらゆる矛盾を飲み込む貪欲で多面的な 街に、なせ人々は生きるのか ? 長期取材 をもとにした迫真のノンフィクション。 傘下人員 4 万人のヤクザ組織・山口組。神 戸の沖仲仕の群れから生まれた組は、なぜ 巨大軍団へと変貌を遂げたのか。その囲年 の歴史と実態。 戦後まもなく特殊飲食店街として形成され た赤線地帯。その後十余年、都市空間を 木村聡彩 0 たその宝石のような建築物と街並みの 今を記録した写真集。 宮崎学