漱石先生ぞな、もし

キーフレーズ

漱石 明治 吾輩は猫である 先生 坊っちゃん 日本 ロンドン 東京 書い 野々宮 三四 松山 銀杏返し 三十九年 日露戦争 越後 沙弥 イギリス 手紙 時代 万歳 小説 三四郎 美禰子 言葉 三十四年 夏目漱石 自分 一つ 日清戦争 思っ 那美 三千代 当時 弘中 夫人 読ん 昭和 ストレイ・シープ 文学 大正 鏡子 思う 好き 一年 荷風 正岡子規 作品 明冶 子規 日英同盟 三十八年 考え 夏目 本郷 北海道 美彌子 ビール 人間 草枕 夏目金之助 場面 思わ 歴史 調べ 江戸ッ子 朝日新聞 日本人 英文学 云う 博覧会 事実 聞い 神田 江戸 十一 そして 池田菊苗 漱石山房 三十五年 神経衰弱 意味 研究 探偵 留学 二百十日 文部省 戦争 シェイクスピア 半藤一利 喪家の狗

目次

漱石先生ぞな、もし / 目次

第一話「べらんめえ」と「なもし」 ただ一冊の『坊っちゃん』 / 『坊っちゃん』のモデル / 天ふら そば / うれしい東京語 / 坊っちゃんの悪口 / バッタと雪駄 / オ タンチン。ハレオロガス / 落語のなかの悪口雑言 / お清 / 越後の 笹飴 / 日清談判破裂して / なんでも六十点 / そでふりあふ も : : : / 『坊っちゃん』論 第二話漢学を好んだこと 「漱石」のはじまり / 子規の死 / 雅号のはなし / 老荘の哲学 / 喪家の狗 / 俳句の隠し味 / 漱石と魯迅の家 / 禅語でいつばい ロンドンの憂鬱 第三話 池田菊苗博士 / 日英同盟 / 建艦費 / ロンドンの古本屋 / 文明批 評家 / のんきな病人 第四話恋猫や主人は心地例ならず 苦沙弥という名 / 猫クンの大ミス / 東風吹かば : : : / 名古屋弁 の『猫』 / 実業家ぎらい / 猫の死亡通知 / 福の神の到来

第六話 第八話 第五話 第七話 ホームドラマの主人 靴と下駄 / 牛肉とポート / 吾輩は花婿である / 悪妻 / 御多福の 部類 / 清の手紙 / 電話のこと / 風呂のこと / 屁の話 / 級グル メ / 相撲を楽しむ / 本籍が北海道ということ / 反戦的な戦争観 ストレイ・シープ ストレイ・シープ / 野々宮と野々宮さん / 『三四郎』の食いも の / 美彌子の身長 / 琴のそら音 銀杏返しの女たち 銀杏返し / 初恋の少女 / 那美さんとスガ / 兵助と代助 / 匂いの ない文学 教師として師として 一高の教室で / 巌頭の感 / シェイクスピアの講義 / 人間を押す のです / 長塚節の『土』 / 神田を救った門下生 / 永井荷風

第九話汽車とビールと博覧会 汽車と停車場 / なぜ江戸ッ子なのか / 床屋のはなし / いなせと いうこと / 『二百十日』のビール / 二百十日のこと / 文明病と 社会主義 / 藤尾の生年 / 坂牧校長の辞任 / 街鉄の技手となる 第十話ある日の漱石山房 西園寺公望 / 謡曲のこと / 箒をかついだ爺さん / 経政の琵琶 / 鰹節屋のおかみ / ある日の漱石山房 第十一話生涯に三度のバンザイ 八十人のなかの十五人 / 歴史家としての心得 / バンザイの研究 亠の A 」が」 主な参考文献 316

奥付

〈著者略歴〉 一九三〇年東京生れ。一九 五三年東京大学文学部卒業。 同年 ( 株 ) 文藝春秋入社。 以来『週刊文春』『文藝春 秋』各編集長、出版局長、 専務取締役等を歴任。現在 同社顧問。 著書に、『聖断』『原爆の落 ちた日』『日本のいちばん 長い日』『コンビの研究』 『昭和史の家』 ( 以上、文藝 春秋 ) 、『山本五十六の無 念』 ( 恒文社 ) 、『大相撲こ てんごてん』 ( べースポー ル・マガジン社 ) 、『昭和史 の転回点』 ( 図書出版社 ) 、 『山県有朋』『歴史探偵昭 和史をゆく』研究 所 ) 等多数。 漱石先生ぞな、もし 一九九二年九月一一十五日第一刷 定価はカバ ーに表一小してあります 8 はんど - っ ー」 2 っ /. 0 著者半藤一利 0 CO 発行者新井信 株式 発行所 文藝春秋 ′会社 〒一〇一一東京都千代田区紀尾井町三ー一一三 電話〇三 ( 三一一六五 ) 一二一 本文印刷理想社 付物印刷凸版印刷◎ 製本加藤製本 万一落丁乱丁の場合はお取替えいたします