次 目 8 民本主義と教養主義 (IFÅJ) 国家と思想の新段階 / 吉野作造と民本主義 / 民本主義の諸相 / 長谷川如是 閑の文明批評 / 「民衆」の浮上 / 自由教育運動 / 植民地主義批判と「改 造」の機運 / 人生論と哲学プーム / 文化史と文化論 / 学生と教養 / 自由主 義 9 民俗思想 ( 一九 ll) フォークロアの誕生 / 柳田国男と民俗学 / 南方熊楠と禁忌への挑戦 / 「東 国の学風」 / 伊波普猷と沖縄学 / アイヌ文化を謳いあげた人びと / 柳宗悦 と「民芸」 / 今和次郎の民家探求 科学思想 ( 三四 ) 丘浅次郎と『進化論講話』 / 山本宣治の性科学 / 小倉金之助と数学の社会 性 / 社会医学の人びと / 科学論の担い手と時局 Ⅱ社会主義 ( 二三 0 ) 近代日本と社会主義 / 初期社会主義 / 幸徳秋水の帝国主義批判 / 平民社と 非戦論 / アナキズム / マルクス主義 / 三木清の人間学 / 講座派の人びと / 0
是れ至理也 . / 自由民権思想における「西洋ーと「東洋ー / 自由民権思想 と天皇制 / 「自由」の受けつがれ方 / 「平等ーの受けつがれ方 4 欧化と国粋 ( 公 l) 国家構想から文化構想へ / 平民主義と国粋主義 / 「明治ノ青年」と平民的 欧化主義 / 「国粋ーと世界への貢献 / 新しい文化意識 / 「アジアは一つ」 5 信仰の革新 ( 一 00 ) 近代化と信仰の革新 / 創唱宗教の簇生 / 天理教と大本教 / キリスト教の移 植 / 内村鑑一一一 / 仏教の自己改革 / 『歎異抄』の復活 6 国体論 ( 一一 0 水戸学と国体論の構築 / 経典としての帝国憲法と教育勅語 / 挑戦者たち / 農本主義 / 「昭和」と国体 7 生存権・人権 ( 一三九 ) 基本的人権と近代日本 / 『日本之下層社会』と『女工哀史』 / 田岡嶺雲と 「ヒューマニチー」 / 廃娼の思想 / 田中正造 / 全国水平社
次 目 目次 はじめに 思想と向きあう (lll) 「近代日本思想」という主題 / 思想という枠組 / 枠組を拡げる / 思想の歴 史をみる意味 / 構成と姿勢 幕末という時代 ( 三 ) ペリー来航とマインドの騒動 / 「西洋」の発見 / 『西洋事情』 / 岩倉使節 団 / 中国観の転換 / 「日本ーの発見 / 幕藩制を超える視野 / 近代日本思想 の土壌 2 啓蒙思想 ( 三 0 国家の建設と「民心の改革 , / 明六社 / 「西洋ーの導入 / 気風の改造 / 明 六社の群像 / 福沢諭吉と「一身の独立。 / 文明史論 / 翻訳時代へ ろ自由と平等 ( 六 l) 自由民権運動 / 植木枝盛と人民主権論 / 中江兆民と「理」の追求 / 「民権