Software Design - みる会図書館


検索対象: ひなた先生が教えるデバッグが256倍速くなるテクニック : 実践的ソフトウェアデバッギングの手法
4件見つかりました。

1. ひなた先生が教えるデバッグが256倍速くなるテクニック : 実践的ソフトウェアデバッギングの手法

0 書籍イヒに当たっての注意事項 本書は、技術評論社発行の『 Software Design 』に掲載された記事を必要 に応じて加筆 / 修正したものと新規書き下ろし記事を加えて再編集した書籍 です。再掲載記事の中には、動作検証を行った OS のバージョンなどが初掲 載当時の環境である場合がありますので、ご注意ください。 第 1 回 デバッグにおける不確定性原理 Software Design 2005 年 5 月号 第 2 回 バグの発生点と発現点 Software Design 2005 年 6 月号 ニ分法によるバグ発生地点の絞り込み 第 3 回 Software Design 2005 年 7 月号 第 4 回 コールスタックの活用 Software Design 2005 年 8 月号 第 5 回 関数の hooking Software Design 2005 年 9 月号 第 6 回 Software Design 2005 年 1 0 月号 SparseMatrix による logging 第 7 回 proxy object によるバグの再現 Software Design 2005 年 1 1 月号 第 8 回 ケアレスミスはなぜ起きるのか ? Software Design 2005 年 1 2 月号 第 9 回 プログラミングのイディオム ( 前編 ) Software Design 2006 年 1 月号 第 1 0 回 プログラミングのイディオム ( 後編 ) Software Design 2006 年 2 月号 第 1 1 回 例外処理の考え方 Software Design 2006 年 4 月号 第 1 2 回 変数の命名規則 Software Design 2006 年 5 月号 第 1 3 回 関数の返り値はどうあるべきか Software Design 2006 年 6 月号 第 14 回 ホインタと参照との関係 Software Design 2006 年 7 月号 最終回 バグを憎んで人を憎まず Software Design 2006 年 8 月号 掲載号

2. ひなた先生が教えるデバッグが256倍速くなるテクニック : 実践的ソフトウェアデバッギングの手法

まえがき 本書は、 fSoftware Design 』誌での「ひなた先生が教えるデバッグが 256 倍速くなるテクニック」という連載を 1 冊の書籍としてまとめたものです。 今回、書籍化するに当たって連載当時には時間的な都合で書ききれなかっ たことや、書き忘れていた情報をケンイチの講義ノートという形で各章の末 尾に盛り込みました。 また、 fSoftware Design 』誌の連載を読んだ方にも楽しんでもらえるよ うに、書き下ろしで第 15 回に少しその後のケンイチの話を追加しました。 連載時は、ストーリーを構成して、かっ規定のページ数に収めないといけ なかったので、書き手としていろいろ気が回っていないところがありました が、書籍化するに当たり、デバッグのためのノウハウをいろいろ盛り込むこ とが出来たのは良かったのではないかと思います。 「プログラミングなんて、基礎が出来ていれば、どの言語でも一緒だよ」と 言う人がいます。それはある部分では正しいとは思うのですが、使ったこと のない言語を習得するのにはそれ相応のコストが必要です。いくら基礎がし っかりしていて能力の高い人でも、その言語をある程度使った経験がなけれ ば、即戦力にはなりません。 一方、どの言語でも共通して使える考え方というのがあります。それはア ルゴリズムであったり、オブジェクト指向であったり、 DB 設計の手法であ ったり、数学や物理学的な知識であったり・・・そうです。デバッグの手法 ( 考 え方 ) も、どの言語でも共通して使えますね。 ある程度プログラミング経験のある人にとっては半ば常識化しているこの デバッグに対する考え方を初心者にもわかるように体系的に説明しようとし たのがこの連載のきっかけでした。 連載が終わった今になって見直してみると体系的に説明出来ているかどう かは少し疑問の残るところですが、読者の皆様にとって、何か良い刺激にな ればと考えています。 この本が、皆様のお役に立てれば幸いです。 2008 年 9 月 著者

3. ひなた先生が教えるデバッグが256倍速くなるテクニック : 実践的ソフトウェアデバッギングの手法

第 12 回変数の命名規則 ハンガリアン記法の巻 「このころは、ケンイチ君も知ってのとおりハンガリアン記法がブームだな」 「そうですね。僕がプログラミングを始めたのもこのころですね」 「ハンガリアン記法は、今の視点から見ればどうだと思う ? 」 「当時は、コンバイラのチェックが甘かったので、変数名に型を付けなければなら なかったというのはわかります」 「いや、コンバイラのチェックが甘いだけではなかったんだ。 Windows 3. O 以前の SDK (Software DeveIopment Kit) では、各種のハンドルがすべて同じ型だっ たんだ。おまけに、ポインタとしてそのままアクセスもできた。だから、間違って 違う型のものを渡さないように、プレフィックス ( 接頭辞 ) を付けることに大きな 意味があったんだ」 を 0 日臼を 0 0 「あっ、そうなんですか」 「うん」 「そういう状況ならたしかに必要でしようね。ですが、現在の C + + や C # でのプログ ラミングではそういうことは考えられないので、プレフィックスを付けるのは面倒 くさいだけでは ? 」 「どう面倒くさいと思うんだ ? 」 「たとえば、カウンタとして使っている変数を int 型か引 ong 型に変更したくなった とします。そのときに、その変数を参照しているところすべてを iCount から dwCount に変更していくだなんて面倒で退屈な作業じゃないですか ? 」 「そうだろうか ? ケンイチ君が使っている Visu 引 Studio 2005 にはリファクタ機 能があるじゃないか ? 変数名の変更は、あれで一発でできるだろう ? 」 「あっ。たしかに、今はそうですね」 225

4. ひなた先生が教えるデバッグが256倍速くなるテクニック : 実践的ソフトウェアデバッギングの手法

著者略歴 やねうらお 1972 年生まれ。幼少期に TK80 に触れ、砂場で雷に打たれて覚醒する。 1 的 8 年、 BM98 が大ヒット。その後、ゲーム会社を経て独立。 Microsoft MVP Visual C# 装丁・本文デザイン・レイアウト◆ SeaGrape 編集◆原田崇靖 せんせいおし デバッグが 256 倍速くなるテクニック ばいはや ひなた先生が教える 製本には細心の注意を払っておりますが、万一、乱丁 ( ページの乱 定価はカバーに表示してあります。 印刷 / 製本・図書印刷株式会社 03-3513-6166 書籍編集部 電話 03-3513-6150 販売促進部 〒 162-0846 東京都新宿区市谷左内町 21-13 発行所・株式会社技術評論社 発行者・片岡巌 著者・やねうらお 平成 20 年 12 月 10 日初版第 1 刷発行 しゅほう ~ 実践的ソフトウェアデバッギングの手法 ~ しっせんてき Printed in Japan I S B N 9 7 8 ー 4 ー 7 7 41 ー 5 66 8 ー 4 C ろ 0 5 5 ◎ 2 8 やねうらお 複製、あるいはファイルに落とすことを禁じます。 本の一部または全部を著者権法の定める範囲を超え、無断で複写、 でお送りください。送料小社負担にてお取替えいたします。 れ ) や落丁 ( ページの抜け ) がございましたら、小社販売促進部ま oftware es•gn 本書の内容に関するご質問は、下記の 宛先まで FAX または書面にてお送り ください。お電話によるご質問、およ び本書に記載されている内容以外のご 質問には、一切お答えできません。あ らかじめご了承ください。 宛先 : 〒 162P 6 技術評論社書籍編集部「ひなた先生 が教えるデパッグが 256 倍速くなるテ クニック ~ 実践的ソフトウェアデパッ ギングの手法 ~ 」質問係 FAX : 0 351 ふ 6167 なお、ご質問の際に記載いただいた個 人情報は質問の返答以外の目的には使 用いたしません。また、質問の返答後 は速やかに削除させていただきます。