運命 - みる会図書館


検索対象: ゆとり世代の総合表現マガジン さかしま 2017年度号
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1. ゆとり世代の総合表現マガジン さかしま 2017年度号

運命前夜もけはそ耳後の日常括 も囀 / ・ 1 運命、の」を否定はしない , 第述〈者な ~ 、 & 当一」い自な響、の国に住う等一 或る仏て学者一「〔 0 た。 いの積み第ね一淞運命、では个条理 , 悲劇むらのに ( 見なをればとうば・′み ゞ神の定簷大命が第 4 0 を ' の - い一」・」しこ 0 しそ はな するあるの !

2. ゆとり世代の総合表現マガジン さかしま 2017年度号

Kawahara Netarou 1 ` 、 C9 生 学 大 現 の 身 出 岡 福 私は、現役大学生です。市内の大学に通いながら、芸能活動 をしています。作詞作曲や歌、ギターもしています。今回、偶 然募集を見かけ、興味を持ちました。私は、気持ちを声にする のが苦手な分、いかに文字にして気持ちを伝えていけるかを考 えました。「私たちの運命の 1 日」がテーマということで、運命っ てなんだろう。皆さんは、運命って信じますか ? こうして生活 ができていること、毎日生きてることって運命なのかな。人は 支え合いながら生きています。苦しい時、悲しい時、誰かがそ ばにいてくれるだけで人って変われるんです。 / い物る、 齋藤優生 S ait 0 u Yuu 走いも 疾てか カつだ 全な何 き事ル 向」ン ろるヤ ジ てる 人書て をいい 歳辯墻な 寝 6 3 は人て 住段本っ 在普 阪。が分 大中るう 運命の一日がテーマ、という事でこれは困りました。 というのも私には人生において運命の一日と呼ぶべき日がそ もそも思いっかないからです。どれ程いい加減な人生を送って きたのかという声が聞こえてきそうですが、実にその通りです ( 赤面 ) 。 運命といえばやはり定番は進学・就職・結婚、子供がいるな らその子の節目に関わるようなものを挙げるのが無難なやり方 でしようが、あいにく私は高校受験は実に投げやり、大学は 5 回受けたのでどれが運命だか分からず就職活動はまともにしな かったので合格通知や入社式とも無縁、とどめに未婚なのでそ の方面は全滅です。いっそ大病や大怪我でもしていればその切 り口から運命を覗き見ることも出来たかもしれませんが傷病歴 も特になし。 このままでは本題に入れぬまま文字数制限を越えそうで焦る 0

3. ゆとり世代の総合表現マガジン さかしま 2017年度号

CONTENTS 斎藤優生コンテンツ屋 / ゆ 下園知弥 下衆の寄り道 P34 上住断靭 酔い醒め P30 命前夜もしくはその後の日常 P4 ー 25 共同企画 私の運命の 1 日 . P39 キクチミョンサ 四月になれば彼女は P40 つなとしき "Annanias and Sapphiraß' 待子あかね 私たちの運命の 1 日 P42 水天堂 水本まや 仕様のまま帰っても春 P47 河野宏子 運命の一日 P48 川原寝太郎 運命の一日 ~ 俺達の卒回 ~ 山本貴久 P41 P49 戯曲「部屋にて、男と女」 P62 河合拓始 ウンメイの一日たちの一日 ( の運 ) P74 私達の運命の一日 P78 ま 鳩羽ネヲン あんた達みたいになりたかった P77 田中ジョヴァンニ 私たちの運命の 1 日 P76 クワン・アイ・ユウ

4. ゆとり世代の総合表現マガジン さかしま 2017年度号

カ て き 好 x り一 ま 目 見 関 1 刀 催 色 大 色回 数 すュ年 まジ、プ え一りイ こアよラ 聞リ月グ 。かロ 8 ン い声コ年イ たな うん味 0 一 し色趣 明日何か起こるのだろう、という予感がする。信じたくない ような、信じて、心の準備をしておこうか、と迷う。迷って考 えている間、夜が明ける。 朝になる。運命はたいてい昼下がり。目の前がぐるぐると回っ て止まらないけれど、自転車で転んではいけない。ちゃんと、呼 待子あかね , ばれた場所に辿り着けるように、ペダルを踏みこむ。どんな運 命がやってくるその瞬間でも、お腹は空く。こんな日は省略し ようと、思ってみても、このまま眠りにつこうよと思ってみても、 そうはいかない。お腹が鳴る。 日常が運命を覆い、日々は進む。悲しんでいるだけでは、い られない。目覚まし時計に頭の奥をかき乱され、ホットミルク で喉を癒す。分の自転車通勤では、同じ場所で同じ自転車の おばちゃんとすれ違う。ぐるぐる目を回して一日の半分が過ぎ た頃、帰路に着き、また、同じ場所で同じ自転車のおばちゃん とすれ違う。 日常が運命を覆い、日々は進む。 2 年前、編んでくれたセーター はなぜかしら、ずっと押し入れにしまい込んだままだった。押 し入れから、引っ張り出す。引っ張り出して、ひとしきり、泣 いた。声が聞こえる、このセーターを編んでいる姿を見ていた わけではない。このセーターをくれたその時のことを、曖昧な がら、靄がかかっていながら、思い出していた。 引っ張られる運命、運命を引っ張る。どちらも正しくて、ど ちらも正しくない。流れに逆らって、強い意思を守っていたい と思う。そうはいっても、日常を捨てることなんてできないから、 運命の声を今日も聞いている。

5. ゆとり世代の総合表現マガジン さかしま 2017年度号

事しきりですが、強いてあげるなら自分の人生観というか、自己認 識が度変わった瞬間が人生のどこかであった筈なのです。幼少時 私は自分を善良な人間だと信じていました。今、私は自分が善良と は真逆の人間だと認識しており、また ( 驚くべきことに ) そのこと に問題意識を持っていません。この根本的な転換 ( というか堕落 ) を遂げた日こそ、私の運命の一日であり、未だに「その後の日常」 を生きていると言って良いでしよう。ではその日が何年何月何日 だったのか : 。これが、思い出せません。 2 年以上前ではない気が しますが、ここ年の事でもない、その程度しか絞り込めません。 運命を気にする資格があるほど真っ当に生きてない、との結論 に帰着し、結局テーマを未消化なまま筆を置きます ( 汗 ) 。 べてめと 食育眺こ らをる かッめ 味種一眺 趣たルを のしフ靴 近取ンの 最採ゴ関 にラ玄す 住でド。で 在いるとき 岡っ こ好 福たてるも 二週間前に購入したペンギン型抱き枕によって、私の睡眠の 質は大幅に改善された。しっとりすべすべの肌触り、つきたて のモチのような柔らかさ、優しげな顔立ち : ・なんと愛おしい 抱いて寝るだけでは飽き足らず、一緒にテレビを見たり、音楽 2 坂本系 を聴いたりもしている。抱き枕のおかげで人肌恋しい独りの日々 とおさらば出来た。 ペンギンは基本的に暑さに弱い生き物だ。私が抱いて 寝ることに苦痛を感じていないか心配である。南アフリカ等に 生息する、暑さに強い種のペンギンであれば良いのだが、残念 ながら素人の私には判別がっかない・ : なんだか話が脱線しそう になってきた。 私が言おうとしていたのは、このマイフェイバリット・抱き 枕を楽天でポチった日は運命前夜と言えるかもしれないという ことだ。否、運命というにはあまりにもショポい。もう少し頑張っ て考えよう これまでの人生を思い返してみる。色々な出来事があったが、 人生に劇的な影響を与えるような、運命と言えるほどのものは 無い気がする。一番ショッキングだった出来事といえば、恋人 の五股交際が発覚した事だが、それで何かが変わったという感 じもない 自分の人生を大きく変えるような、なにか運命的な出来事に、 いっか、出会えるのだろうか。出会いたい。そのうち。人事を 適度に尽くして、その日を楽しみに待とう。 果報は寝て待てという先人のありがたい言葉がある。それに 倣い、とりあえず私は、今宵も抱き枕を抱き、安らかな眠りに つき、運命の日を寝て待っこととしよう。グウ。

6. ゆとり世代の総合表現マガジン さかしま 2017年度号

は超個人的には成就したと一一一一口えるのかもしれない だとしたら、予言から遡ること 9 ヶ月前にこの世に生まれた上 の子が、私にとってのアンゴルモアの大王だったということなのだ ろう そのアンゴルモアの大王も大きくなり、子供の時代の終わりと 青春の始まりに戸惑う年代になった。彼の世界を滅亡させ新生させ る、彼にとってのアンゴルモアの大王はどんな人なのだろう。 ヴ垢も 義 、王第代日 秘譓時今 神 教。タ章す 尓 ト旅ス一一ま スはイい き 知 住者ルリて 園 在究へコっ 岡研ル 1 張 下 福のイ第頑 クリス・マッカンドレス。またの名を、アレグザンダー・スー ートランプ。クラカワーの伝記によって広く知られるこの青 年は、一一十四歳にして、アラスカの荒野に挑戦し、命を落とした。 この青年の生涯について、時々、思いを馳せることがある。彼 にとっての運命の日は、おそらくは、アラスカを終着点とする 7 旅の始まり、私財のすべてを寄付して放浪の旅へ出た日だろう。 その前夜、彼は何を思っていたのだろうか その決断の日、彼は二十一一歳であった。優秀な成績で大学を 卒業し、文学と人類学に精通していたこの青年が、放浪生活の 最期を想像してみなかったはずがない。その日の前夜、彼はきっ と想像していた。考え得る限りの死の情景を。英雄のように偉 大な最期、乞食のように惨めな最期、誰の記憶にも残らない平 凡な最期。想像が尽きるより早く、眠りに落ちたか、夜が明けた。 そして朝には既に、彼は途方もない決断をしていて、自身の旅 路を歩み始めていた。そうであったに違いない、と私は想像する。 彼の挑戦は、自身の理念と自由意志で以てそれを敢行したと いう点で、卓越したものであった。その卓越性はどこから来た のか何が彼を卓越者たらしめたのか。偉大な冒険者と夢想的 な若者とを決定的に分け隔てたものとは何か。それこそが「運命」 ではないかと私は考える。クリス・マッカンドレスは、あの日、 運命を経験した。運命の導きによって、自らの想像を打ち破り、 荒野に続く道へと現実に踏み入った。運命が訪れて、クリス・マッ ートランプに カンドレスという青年をアレグザンダー・スー 変えた。 私は彼の運命に思いを馳せる。それはアラスカの大自然に挑 戦した偉大な青年への追悼であり、彼に訪れた運命という恩寵 への憧憬であるのかもしれない

7. ゆとり世代の総合表現マガジン さかしま 2017年度号

というものがあるのは多くの方がご存知だと思うけど、僕たちは そのくらいのことを記念日にできちゃう感性を持っているのだか ら、「運命の 1 日」なんてものはそこかしこに存在している。何気 ない日常が大事、なんて一一一口うつもりは全くないけれど、すべての 1 日が現在と未来に作用していることを考えれば、たった 1 日だけ運 命の日を選べなんて無理な話である これが「私たち」になったとき、とある「運命の日」を誰かと共 有することになる。そしてそれは、「私」と「君」の物語になる 地球最後の日 あとーす ( 無間書房 ) テーマが「私たちの運命の 1 日」だと聞いて、すぐさまそれが「地 球最後の日」というテーマに僕の中ですり替わってしまった。それ は何故だろうとずっと考えていた。確かに、「地球最後の日」が「運 命の 1 日」であることに間違いはない。ところが、別に「運命の 1 日」 が「地球最後の日」である必要はない。どうしてすぐにテーマのす り替えが起こってしまったのだろうと考えていた。おそらく、問題 は「私たちの」という部分にある 「私」にとっての「運命の 1 日」であれば、人生のいたるところ に点在している。生まれた日も死ぬ日も、「私」にとっては「運命 の一日」になるだろうし、入学、卒業、就職、結婚、出産、など と人生のイベントには事欠かない俵万智の有名な短歌に 「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日 「君」と出会った日かもしれないし、「君」と結婚した日かもしれな い。あるいは「君」と別れた日かもしれない。解説するのも無粋な んだけど、「君」という甘い響きは当然「恋人」という言葉を導く 「地球最後の日」が「私たちの運命の 1 日」であるならば、「私たち」 というのは人類全員みたいな気がしてしまうのだけど、大抵そうで はない。 これはなんのエビデンスにもならないけど、僕はこれまで に「地球最後の日」をモチーフにした同人小説をいくつか読んでき た。そしてそのどれもが、「君」と「私」の話を書いていた。みん な利己主義的だ。でもそれが当然だ。地球最後の日というのは、み んな死んじゃうからエモいのではなくて、「君」と「私」が同時に 死んじゃうからエモいのだ。しかも、いっ死ぬかわからないという 状況ではなくて、その日にきっかり死ぬとわかっているところが特 徴だ 僕らは基本的に、明日も生きているという想定の上で生活をして いる。これは暗黙の了解だ。「明日死ぬと思って生きろ」なんて比 喩があるけれど、もし本当に明日死ぬとわかっていたら、僕は今こ うして文章を書くなんてことはせずに、おいしいものを食べ尽くし てしまうことだろう。できれば、べろべろに酔っ払って前後不覚の ままで死にたい。なんてことを思うのはきっと僕だけではない。だ から、安直に思考するならば、地球最後の日には 8 億人の利己的な 気持ちが働いて、ひどいパニックに陥ることになる。というのが多 くのアマチュア作家が考えることだ。もしくは、逆張りして意外と 穏やかな終末が描かれる。 という風に書くと、僕と同年代かあるいは少し上の人たちは、「セ カイ系」という一言葉を思い出すかもしれないゼロ年代のサプカル

8. ゆとり世代の総合表現マガジン さかしま 2017年度号

鳩羽ネヲン 2009 年 10 月、思い描く世界観や音楽を創造する為に、 Ba の中田茂を中心に大阪で結成。 6 人編成にて活動開始。関西にて幾多のライプを行うも 2011 年 11 月活動を休止。 その後、 2012 年 11 月より、現在の編成にて活動を再開する。 見た事のある風景であったり、日常の何気ないーコマ、ちょっとした物を題材にした歌詞は独特な世 界観があり それをより具体的な絵 ' へと昇華するような旋律、伴奏により独自の鳩羽ネヲンという世界を表現 している。 Hatoba Neon 運命の前夜。 前夜は何も変わらない日常が流れている。 そんな気がする そして、運命の日。 その瞬間に少し、少しだけ : 軌道が 1 ミリズレる。 前夜に予兆とかそのようなものは、あまり感じない。いくら、 前夜に楽しすぎたって。普通にご飯食べて夜べッドで寝たって。 死ぬ時には死ぬんだし。 あ、でも、虫の知らせっていうやつ。 4 次元的な思考であったり : 実は、神経を研ぎ澄ませば、もしかすると、運命の前夜にも、 なにか、極々小さな変化が起こっていることがわかるのかもし れない なにか、変化が起きるときその予兆。 穴という穴を全開にして、変化が起きる瞬間を逃さずに・ : しつ かり吸い込んで、 運命の前夜に起こる変化をいち早く捉え、次の日の日常を非日 ・と思っている。 常に変化させることができたら・

9. ゆとり世代の総合表現マガジン さかしま 2017年度号

生命線なのい手相を見せながら『いきたいです』から始まる会話 ニ人してディスペラータを注文し友達以上に終止符を打っ これつきり、なのかもしれない前提は無視して別れを交わすじゃあまた 四つ切りの食ハン焦がす朝が来る多分昨日運命前夜 多分昨日運命前夜 のっちえこ 違いは極力少ないほう力しし 四月の魚が泳ぐ那珂川 右ばかり好んで曲がる字路がいくつあっても足りなくなって 待ち合わせ場所へと向かう国道の先は港があって涼しい それが死ぬということなのかわからずに時々歩道橋から落らそうになる 人の死ぬ映画がどれか確かめてほとんど選ぶ余地がなかった 半券のチケット破いてみたくなる ( チクショー ) 万馬券外れたみたいに 空洞の商店街にガランゴロン響くのを待っ福引の列 「運命のことなら母に、川 「五等賞ばかり続くね、鐘の音いカウベルだったら面白いのに」 ハチンコのパの字のライトが消えていて小学生がはしゃいでいる声 端の母に開いたらいい とうよ」 4

10. ゆとり世代の総合表現マガジン さかしま 2017年度号

運命の日がるならば、そ一、 の新と」その、日常が存在ー 継続すを時間の中て記憶 は断片的だが白々ナられ ~. 、一 ガし まけた物必〈粤」 よ想だにし、 我々日常を変えでいく こ、たのか、その 前夜と 日常はどのよ 」っな物だ「たの、本同人誌 、 ~ 一蠱〔参加者達に書いて貰った。 そこにあるのは果てなき社 →会の不条理か、光り輝く生の ー美しさか闇を越え至る夜 けと、沈んだ陽光の淡き黄昏 冫との狭間に、私たちの運命の 、一日がある