「Ⅲ アメリカはイギリスからの 独立後、まだ各州が / 分立していた々 連邦政府をつくる 必要性を訴えて、 < ・ハミルトンらがメ 『サ・フェテ一フリスト』 という論文集を作る。 この中で、ハミルトンらは、 古代の「直接民主制」を 想起させる 「民主制」という 言葉を避け、 「共和制」という 言葉を使って るんご。 、をイをツ物第 7 たカら、ハミルトンらは 「共和制」を採用して、 アメリカの諸州を 束ねるべきだと 訴える。 小さな規模の、 濃密な共同体に おいては、 「直接民主制」は 可能かもしれない たが、大きな規模の、 複雑な国家においては 「直接民主制」は 不可能た 、ノ 8 7
「共同体瀲識」こそ力、 , アテナイ民主政治の 実際上の成功を風 もたらした不可欠の 要素であってお その意識ま 国家宗教一・・ 強化されていたのだ第整 アテナイにあける教育は、 「薫陶」「養成」であり、 道徳的特性や市民的責任感、 共同体ならびに - その伝統と価値との ノ / 成熟した、一体感の涵養 であった。 くんと、つ かんよう ベルシア戦争を、アテナイは スパルタとの同盟軍で 勝利した尸、 だがアテナイは、 もともと土地が痩せていて、 人口が増加すると、 地中海から各地に ひょく 肥沃な主地を求め、 植民活動を始める。 強力な海軍を利用して、 「帝国主義化」したのである。 0 ー 80
そして、 その時代に生き、 民主主義に 懐疑的になった ソクラテス、プラトン、 アリストテレスの = 一大哲学者に 学ぶことは多い / ごーまんなまして 民主主義はなんと 紀元前 5 ー 4 世紀に、 すでにアテナイで 実験されている / それは共同体意識、 ナショナリズムとは 切り離せなりを 知るべきである /
「政治的領域に入った者は、 だれでも、ます自分の生命を 賭ける心構えがなくてはならない。 生命に対して愛着しすぎれば、 それは自山を妨げたし、 それこそ奴隷のまぎれもない印であった。 したがって勇気はすぐれて 政治的な徳となった。 そして勇気を持つ者たけが、 その内容と目的において 政治的である共同体に迎え入れられた。」 20 ー
マッワス・ヴェー 『職業としての政治』で 「国家とは、ある一定の 一一一一領域の内部で、 正当な物理的暴力行使の の独占を ( 実効的に ) 要求する 人間共同体である」 と言った。 「暴力の独占」が 国家の定義であり、 これによって自国の 領空・領海を 「平定」してこそ 「平和」は維持 できるのである / そう力、 平和って 力によって 平定されてる 状態だったの ねっ′ . 0 そ一フとも 国家権力 ( 軍隊と警察 ) なしに 「平和」はあり得ない′・ 4 日本は領空の一部を ・三米軍に「平定」されて —いるので、完全な ・主権国家ではないみ ー 40
ナポレオンは国民による 近代国家を完成させた ガったの フランス銀行や 証券取引所の設立、 間接税の確立、 公教育の実施、 「私は、つねに主権〉 国民にあると考えていた。〔繃 ~ 第 / 高等学校の生徒に制服を 導入することによって 0 一「へ一 7 事実、帝政は一種の . 社会の一員の自覚を 持たせるようにしたのも 0 ( そしてハリの街角に 噴水を設け、 基地や、広場、市場、 河岸を整備し、 ナポレオンは ルーヴル美術館の こ一フも 拡張工事を行い 言っている 凱旋門の建築を 命じた。「、 0 共同体国家 ( ポリス ) 3 が行ったことを この国で実現↓木 . 一一 かったのだ」 ~ 一 でも、ナポレオンって 皇帝になったん でしょ ? それに関しては ナポレオンは こう言っている。 ロ 0 8 5
あくまでも共同体を、 , 命を賭けて守る兵士ガ ' 「市民」なのだガら、 当然、女性と奴隷は 「民会」ガら完全にを 排除された 0 、 基本的に アテナイでは、 家政や生産労働は 「私的領域」として あなど 侮られていたのだ。 ギリシアの都市国家の」 成人男性市民の数は 2000 人から 1 万人が 典型だったようだ々 1 1 厂 0 アテナイには 成人男性市民の数ガ・ 3 万 5000 人から 4 万人も いたとい ? ノ、 . い 1 奴民 セムムー司 がで ゴでで決 担の リのあ定 ァ 2 機 て記 いは 、 , と権 マスメティアガなく、 話し言葉の世界であり、 顔見知りガ多い 対面社会なのてい 普段から政治に関する 議論は積み上げら第っ \ \ ていただろう第、 ー 77
今年から選挙権が歳まで 引き下げられるせいなの々 最近高校生のテモまで、 マスコミガ評価し始めた。 親のスネかじりながら 天下国家に文回言えるほど 「民主化」が進んでいる。 これが果たして 良いことなのだろうか ? 大学生だって、国会前で 抽象的なテモをやるヒマが あるのなら、 自分の住む地域の「町内会」の、 手伝いでもしたらどうか ? 自分の住む共同体の 民主主義には 全然、関ガないくせに、チ 国家大の民主主義なら OZO で集合して大騒ぎ . 、 バトリオティスムなき』・ ナショナリスムは、 右派にも左派にも 流行している。 7 ( 〉 0 ソ 7 6 投票率が低いのは良くない 0 選挙には行くべきというの々 常識とされている々 いガにも善的だ。 ネット投票ならもっと増える と言う奴は、 イカレていると断言する。 すぐ近所の投票所まで 行く気力もない、 し不在者投票の制度もー あるというのに 行かないのなら、 めんどくさいにせよ、 選べないにせよ、 それで結構じゃないか。 切迫感ガないガら 投票しないだけ & 誰が権力を取ろうと、 そう悪くもなるまいと 日本人を信頼してるのだろう第 一を 3 ー 8
個人の財産の無制限な蓄積は 乙スリ乙の基本的行いである きしゃ 五行のひとつ「喜捨」によって 戒められていて、 これによって富の再分配が 行われるようになっている。 世界中で格差ガ拡がれはお「、 ( 貧困層がイスラム教に 回収されるだろう。 そしてその中でも 希望が見えぬ若者たちは鰍 過激なテロリスムに走る 危険性が高まる。 イスラ乙教では、富の追求は 善とされながらも、 それはウンマ ( イスラ乙共同体》」、 全体の利益にならなければ ならない。 0 フランスでは、 人気作家 ミシェル・ウエルべッワの 小説『服従』が 、・ , 話題になっている。 フランスに穏健派 イスラ乙原理主義組織 「乙スリ乙同胞団」による 政党が生まれ、 っこ 0 っこワな 年の大統領選挙に 勝利してイスラ乙政権を 樹立。 ハ丿・ソルボンヌ大学は 「リ・ソルボンヌ・イスラ乙大学」、一、 と改名され、女性たちは 西洋風の衣服を脱ぎ捨て強 べールをかぶることを支持し、 非イスラ乙教徒の 教授たちは改宗しなければ 失職する : という日 近未来小説である「 , 物・第地邵に驪第 30 0 MICHEL HOUEL LEBECQ 233
民主主義の原則は 直接民主主義なんだ / 実はこれを実現した 国は存在しない / 共産主義と一緒で、 ュートビアなんだな。 この言葉は深いね。 真の民主制は 過去にも将来にも、 決して実現しない′ . と言っている。 その上、民主制は 人間には無理とまで = = ロっている′ . ええ 0 つに そりゃあそうたろう。 国民全員の意見が 直接反映される国 なんて、 あり得ない′ . なるほど : 国民主権なんて言っても、 私は女性宮家を 創ってほしいのに 無視されるし、 脱原発も叶わないし、 I—Q-Q- も勝手に 進められるし : ・ 何一つ私の意見は 反映されないもんね。 たカらといって、 次から次にデモやって ゴネてもしようかない の選挙結果が 民意なんだから / 日本だけでなく 多くの近代国家は、 間接民主主義の 共和制なんたから′・ 0 8