一九八 x 年アメリカ合衆国 シアトル郊外 . イユ 情報化社会を知るための基礎知識 コンピュータ用語や業界あれこれ、情報化への動き、データなどをご紹介します。 いやあ、 すばらしい 風景だ /. / んツ ニューヨークやロスとは まったく違う /. 山野証券 システム開発部長 松原龍三郎

ま 第 2 章 ソフトウェアの品質と生産性の向上 知ってのとおり知はカであり、データは資産である。成文 化された情報や知識は、第一義的な経済資源である資本やエ ネルギーにとってかわる、というダニエル・ベルの説を知っ ている人も多いであろう。しかし、ほとんどの有識者は情報 の第一義的役割について儀礼的に述べた後すぐに、あたかも シリコン素子を見つめていれば、将来を予見できるかのごと 2 ードウ くハードウェアについて長々と述べる。明らか : 、、 ェアに固執しているために苦しんでいる企業もある。 ート・・バゼル編 / 宮川公男監訳 ード・ビジネススクールエレクトロニック時代の経営戦略』 ( プリタニカ )

・情報教育の未来ー求められるエンジニア像 エンジニア ソフトウェア人材の育成に関しては プログラマ アプリケーション・エンジニアテクニカル・エンジニアデベロップメント・エンジニアプロダクション・エンジニア 量的な不足に関する問題だけてなく、 ードウェア・ソフ特定分野の最適製品ソフトウェア設計のプログラム設計書に 業務分野に最適の情ハ 報システムを構築トウェア両面ての最やソフトウェアを開コンサルテーション基づいてプログラム 「質」の点にも着目した教育が実施され 要求仕様の定義、シ適システムの構築、発・汎用ソフトウエプログラム開発のプ作成 ステム化の企画、実運用、管理、評価ア (Ocn 、、、ロジェクト・リーダープログラムモジュ 。、ツケージ、言語ププログラムの設計・ ル論理設計・製造 なくてはならない。 容現可能性の検討、シコンサルテーション , モジュール・テスト、 ステム設計と仕様の情報の化と一元ロセッサ、開発支援開発 ツール等 ) 、マイコン工程・品質・原価管理結合テスト 二一言管理 務決定、システム設 *- 現在のプログラマーが担当している プログラムモジュー 職と評価、システムのユーザとメーカの橋組込み製品ソフト等結合、検査 の開発・新技術の開保守 ル保守改善 運用・管理 処理業務に関しては今後いっそう機械 発・供給サイドに立 ューザサイドに立っ った業務 た業務 化・自動化が進むものと予測されてい 特定のシステム資源特定分野の製品開発ソフトウェア工学のソフトウェア工学の 守適用業務知識 る。高度化する時代のシステム・ニ ノードウェア、ソフに関する専門知識専門知識、プログラ知識 要求仕様定義技術 ( 、 ソフトウェア工学のムの設計技術、工程プログラムの設計技 システム分析・設計トウェア、データベ ・品質管理技術、プ法 ス、ネットワーク等 ) 専門知識 「予知手法 ズは、そうしたマシンが代行てきるル システム評価技術に関する専門知識、ココンビュータ科学のログラムテスト技法プログラミング技法 生産性向技術、ツブログラムのテスト ードウ専門知識 ーチン業務用の人材を求めているわけ 需技、一 ' テす , ト技術、一ータの ( ールの活用技術、プ技法 ェア / ソフトウェア技システムエ学の専門 術、システム評価技 ログラム言語の専門プログラムの保守技 れジメント能力 知識 てはない。 皿さ経営管理、経営学術、データベース技製品の開発管理技術知識、コンビ、ータ術 ハードプログラム言語の知 術、情報通信技術、複 ハードウェアの専門科学の知識、 ロ求の知識 ウェアの知識 合システム化技術知識 業務に密着したキメ細かな開発やコ 技術進歩による生産 性向 -= により、増カ ンサルテーションを行な , フェンジニア。技女新規分野の広がりに急増するが、全体にかなり増加 率は押えられ、相対 トロめる割ムロはト る要より、増加 自分の確固たる開発思想を持ち、ユー 大学の情報関係専門大学の情報関係専門大学の情報関係専門専修学校等 れ大学の一般学科 学科及び関連学科 学科及び関連学科高校、短大、大学の 科及び関連学科 ザに提案てきるエンジニア。開発業務さ専修学校等 専修学校等 求供転換、他の職種から短大・高専の情報関プログラマから プログラマから他の職種からの転換 な就業、構造転換係専門学科 に、そうしたインテリジェンスや創造要 専修学校等 主業構造転換 プログラマから 力を盛り込めるソフトウェア開発者が、類プ。グラから 製品開発のエキス。ハ ( な所属 ) ( な所属 ) 分 ( 主な所属 ) システムハウス ソフトウェアハウス ューザ 社会の各分野て求められつつある。 (-n メーカ ソフトウェアハウスソフトウェアハウス ( な所属 ) システムハウス コンサルタント会社メーカ は、やがてこうしプロフェッショナ者 ソフトウェアハウスューザ ューザ ~ 仰備 システムハウス ルへ分化・特化すると考えられる。 技 COLUMN キャリアパスの入口 276

ソフトウェア技術者の絶対的不足に さらにオンライン処理技術者試験の実 対処するとともに、良質の人材育成を施などを検討している。また、産業界 目的として、通産省ては数々の施策をや地域との密接な連携のもとて技術者 行なっている。毎年、受験者が急増し教育を行なおうという情報大学校構想 ている情報処理技術者試験ては、昭和をはじめ、カリキュラム標準化や情報 年度からシステム監査試験を新設し、教育機関への援助も具体化している。 ・通商産業省の人材育成施策 情報処理技術者試験の実施 ・情報処理の促進に関する法律に基づく第二種、第一種、特種、システム監査 ・昭和六十一年度応募者数三四万六、四九〇人合格者累計一六万人 ( 昭和四十四年ー ) 2 ・情報処理開発協会情報処理研修センターによる技術者の養成 ①研修事業年間約一一、三〇〇人累計約二万五、〇〇〇人 ( 昭和四十五年ー ) ②情報処理技術者育成指針の作成初級・中級・上級 ( 昭和四十四年ー ) 3 ・情報大学校構想の推進 ①情報大学校事業 昭和六十一一年度一般会計一億円要求 ( 新規 ) ②情報処理技術者育成用コースウェアの開発 ( システム ) 情報処理技術者育成標準カリキュラムの作成・公表 ( 昭和六十一年七月 ) 昭和六十二年度産投出資六億円 4 ・情報処理振興事業協会による技術者育成事業に要する資金の借入に対する債務保証 昭和六十年度実績一二億円 学校教育におけるコンビュータ利用の促進 教育用情報処理基礎技術調査 ( 財コンビュータ教育開発センター ) 昭和六十一一年度一般会計二 ・二億円 COLUMN 通商産業省の人材育成施策 情報処理技術者試験 試験の区分 , 試験の対象および水準 情報処理システムの監査に主として従事する者を対象とし、大学卒業程度の一般常識を有し、 5 年程 す青凸王里システム 度以上の一般実務を経験し、情報処理システムの企画・開発・運用及び監査に関して、それぞれの 監査技術者試験 専門分野についての知識を有し、システム監査を行い得る者を想定して試験を行う。 情報処理システムの分析、設計に主として従事する者を対象とし、大学卒業程度の一般常識を有し、 特殊情報処理 3 年程度以上の実務を経験し、それぞれの専門分野と電子計算機についての知識を有し、情報処理 技術者試験 システムの分析と設計を行い得る者を想定して試験を行う。 プログラムの設計、高度のプログラムの作成及び第 2 種情報処理技術者等の指導に主として従事 第一種情報処理 する者を対象とし、大学業程度の一般常識を有し、 3 年程度以上のプログラミング経験を有するシ 技術者試験 ニアプログラマを想定して試験を行う。 プログラム設計書に基づくプログラムの作成に主として従事する者を対象とし、高等学校卒業程度の 第 2 種情報処理 一般常識を有し、 1 年程度以上のプログラミング経験を有する一般プログラマを想定して試験を行 技術者試験 277

わかけ - ハ・ハカ ャロウ /. いい つ 今日はたまたま 忙しくて朝メシを ぬいただけだ〃】 メーカは ) にも 着手している社だ。 いま地図出版元と グラフィック・ワーク ステーション製造元を 引き合わせているんだ。 地表上の情報だけでなく 共同溝や上下水道管、 地下鉄などの各種埋設 施設データまでも処理 して作図するマッピング システム計画な これは筒井だけに 教えるんだがな : ・知識獲得システム・知識べースを拡張していくためのサプシステム。推論を行なう ために必要な知識・情報を莎え、分析・体系化を支援する。 俺たちニ人の戦いの 場も一企業内から ゞ一システムへとスケール アップというわけだな。 お互い がんばろうぜ /

フフ : ・知識工堂著・コンビュータに単なるデータ処理だけてなく、専門的かっ知的判断を 行なわせることをめざす次世代のエンジニア。人工知能研究者等も含む。 システム・コンサルティングから - ・ヒ ) A I ( 人工知能 ) 開発まで手掛ける 知識工学者 ( K E =Knowledge Engineer) です / : ところで ーーボブ君。 君の夢を聞かせて くれないか ? - 彡 / 彡み

メーカ系列に縛られず、 横断的に社以上が 参加していることなどを考えて、 我が社ではゞ一を導入したのさ。 システムの 自己増殖だな。 , フむ、これほど エンジニアの才能が 発揮しやすい 環境はない。 将来の広範な ネットワーク化を 考えた標準、 0rn—への準拠 : 中小のソフトハウスや ューザでも 開発ツールを利用したり、 データを共同蓄積したりして、 『主役』の立場で使える。 それに積極的に 使えば使うほど ビジネスの芽もふくらむ。 俺もネットワークへの 期待がいちばん 大きいんだ。 ・知識ペース・知識をデータベース化し、推論などを行なうために、一定の法則をケ えて体系化したもの。人工知能分野への応用が期待されている。 中途採用者も ウチは優遇するよ。 へつ余計な お世話だ /. ちゃんと手は打ってある 商売だってうまいもんさ 金には困っちゃいないよ /. 今日お前が 来たのは、システム幻 への入社希望の ためかい ? ・ : それで 282

さ、急がないと 始まる , : ええ : な : ・なんて 音だ : ・ハッカー・もともとはコンピュータ・マニアの意味だが、知識・技術を悪用し、無 許可て他のシステムやネットワークに入りこむ侵入者を指す場合もある。

イ / ・・が提供。企業内の様々な情報を統合化。情報の加工や戦略的 活用のために知識べース開発支援機能を持っている。—ZTJ の一環。 ウィーンか・ 大学の頃 土産に買ったやつだ 201

女虧 ・ < ーツール・ <—システムの推論エンジンや知識べースの開発を支援する。エディ 夕、デバッグ等て構成されるが、ツール開発自体が一つの研究分野てある。 ゃあ、 松原さん /. 今日は見学 ですか : ・ ? ああ、こちら システム幻の 筒井さん : よろしく。 285