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検索対象: 財務3表一体理解法
128件見つかりました。

1. 財務3表一体理解法

に増え、の左右が一致します。 直接法 0co では、営業の「営業収入」として 300 万円が入ってきます。の一番下 まで計算すると、現金 & 同等物期末残高は 345 万円です。これは、の現金及び預金の 3 45 万円と一致しています。 間接法 oco の一番上にはの税引前当期純利益の「 125 」が入ります。この「 125 」 は今回の現金の動きを反映したものですから、「 125 」をそのまま下に降ろすと、直接法 0 co の営業活動による計の「 125 」と一致します。 101 第 2 章財務 3 表一体理解法 ~ 基礎編

2. 財務3表一体理解法

作は累計で 100 万部を超えました。 「財務 3 表一体理解法」という会計勉強法が世に出てから約川年になりますが、色あせること なく、じわじわと全国に拡がっているようです。独自に考案した勉強法である「財務 3 表一体 理解法」が一定の評価をいただけたこと、また多くのみなさんの会計理解の一助になっている ことを嬉しく思います。 「財務 3 表一体理解法」は、これまでになかった全く新しい会計勉強法です。これまでの会計 しわけ 勉強法は仕訳のルールを一つひとっ覚えていくというものでした。一方で、「財務 3 表一体理 解法」という会計勉強法は、会計の全体像と基本的な仕組みをまずザックリと理解するという 勉強法です。 これを歴史の勉強に例えれば、歴史上の出来事とその年号を一つひとっ覚えることによって、 最終的に歴史の全体像が理解できるといった勉強法と、歴史の中の大きな出来事の流れとつな がりを押さえて、ますザックリと歴史の全体像を理解するという勉強法の違いだと思っていた だければわかりやすいと思います。 これまでは、会計を完全に理解するにはかなりの時間がかかるというイメージがありました し、現実的にもそうでした。まずは仕訳の勉強から始めて、そのうえで何年もの実務経験を経 なければ、完全に理解することができないのが会計でした。これまで、会計を理解するにはそ

3. 財務3表一体理解法

「現金 & 同等物期末残高」は 337 万円になります。こうして、の一番下の 337 万円が の一番上の現金及び預金の 337 万円と一致するのです。どうですか、財務諸表は本当に うまくできていますよね。 これで「財務 3 表一体理解法」の基礎編は終了です。ここまでくれば、会計の全体像と基本 的な仕組みが何となく見えてきたのではないでしようか 186

4. 財務3表一体理解法

買目的有価証券の取得価格「マイナス川」が入り、同様に「投資有価証券取得」と「関係会社 株式取得」にそれぞれ「マイナス幻」と「マイナス」が入ります。すると、 Oco の現金 & 同 等物期末残高は 337 万円となり、これはの現金及び預金と一致しています。有価証券の 取得は営業活動に関係がないので、営業は直接法・間接法ともに動きがありません。 201 第 3 章財務 3 表一体理解法 ~ 発展編

5. 財務3表一体理解法

今回は『財務 3 表一体理解法』と『財務 3 表一体分析法』 ( 書名が変わり、『財務 3 表図解分析 法』になりました ) の同時改訂であり、この機を利用して 2 冊の本の内容を一部入れ替えまし た。理解編は理解法へ、分析編は分析法へ、書籍のタイトルと内容が一致するようにしました。 具体的には、元々『財務 3 表一体理解法』にあった「決算書を読み解くッポ」は『増補改訂 財務 3 表図解分析法』に移し、元々『財務 3 表一体分析法』にあった連結や配当の内容は『増 補改訂財務 3 表一体理解法』に移しました。そして、それぞれの内容を加筆改訂しました。 また、『増補改訂財務 3 表一体理解法』と『財務 3 表図解分析法』で説明してもよい内容で あった、企業価値算定、事業再生のステップ、オリンパスの粉飾決算などについては、紙面の 制約からその詳細説明を『財務 3 表実践活用法』に委ねています。 特に、今回の理解法と分析法の同時改訂により、『増補改訂財務 3 表一体理解法』と『財務 3 表図解分析法』は、 2 冊がセットになってひとまとまりの本になりました。例えば、減資・ のれん・等の基本的な考え方は理解法で解説し、それらの具体的な事例については分析 法で解説しています。是非、 2 冊セットで読んでみてください。理解が深まると思います。 わ 読者のみなさんの中には、本書を読み終えて、さらに会計の勉強を深めてみたいと思った方お もおられると思います。会計研修を実施していますと、研修が終わってから「会計の仕組みは なんとなくわかりました。次のステップとしてどんな本を読んだらいいでしようか」という質

6. 財務3表一体理解法

方、の左側は、この仕入のために現金 150 万円を支払ったので、現金及び預金が 195 万円から菊万円に減り、の左側の合計も 125 万円となります。ですから、の左右が 一致します。 直接法では、商品仕入はまさに営業活動にかかわるお金の動きですから、営業の 「商品の仕入支出」にマイナスで 150 万円を計上します。の一番下まで計算すると、現 金 & 同等物期末残高は菊万円になり、の現金及び預金の菊万円と一致していることが確認 礎 できます。 基 一方、間接法の一番上には、の税引前当期純利益の「マイナス 175 」が入ります。 ~ これは今回の仕入の支出を反映したものですから、間接法で作業はありません。「マイナス 1 75 」をそのまま下に降ろすと、直接法の営業活動による計の「マイナス 175 」と 表 一致します。 さて、ここで疑問を持たれた方がいらっしゃいませんか。「商品を仕入れてまだ販売してな財 いのだから、その商品は『在庫』になるのではないか」という疑問です。もし「在庫」と認識章 第 されるのなら、の資産の在庫に商品 150 万円を記載しなければなりません。しかし、こ こで在庫 150 万円を記載すると、の左右が一致しなくなります。このことについては、 102 ページからの 7 ー 2 で詳しく説明します。

7. 財務3表一体理解法

( 3 ) 配当の仕組みと「株主資本等変動計算書」を理解する ①会社はだれのものか / ②利益と配当との関係 / ③「純資産の部」の構造 / ④「株主資本等変動計算書」とは何か / ⑤「株主資本等変動計算書」がと をつないでいる / ⑥配当金の支払いと任意積立金の積み立て / ⑦の当期純利 益との利益剰余金が一致するわけではない 第 3 章財務 3 表一体理解法、発展編 7 ( 2000 年以降に出てきた新しい会計基準 ) ( 1 ) 2000 年以降に出てきた 5 つの新しい会計基準とは ( 2 ) 一つひとつの取引が財務 3 表にどう反映されるかを理解する 1 退職給付会計を適用し、「退職給付費用」 5 万円を計上する 2 「貸倒引当金」を川万円計上する明 3 金融商品の時価会計 1 「売買目的有価証券」川万円、「投資有価証券」 幻万円、「関係会社株式」万円を現金で取得する 4 金融商品の時価会計 2 期末に評価損発生、それぞれの計上価額を引

8. 財務3表一体理解法

です ) 。表を見る順番は基本的に次のような手順になります。 ①第一に、それぞれの取引がに影響を与えるかどうかを見ます。に影響を与える取 引だと数字が変化しますが、取引によってはの数字が全く動かない場合もあります。 ②次に、の「当期純利益」がの「繰越利益剰余金」とつながっていることを確認し ます ( つながり < ) 。 3 の左側の合計と右側の合計は常に一致します。それぞれの取引でのそれぞれの項礎 目の数字に変化があっても、の左右が一致していることを確認します ( つながり ) 。 法 0 次に、直接法で実際の現金の動きを確認します。 3 直接法の一番下にある「現金 & 同等物の期末残高」が、の「現金及び預金」と一 表 致していることを確認します ( つながり 0 ) 。 ⑥次は、間接法です。間接法の一番上の数字は、の「税引前当期純利益」であ財 り、それが書き写されていることを確認します ( つながり ) 。 ②そして、間接法が完成すれば、最後に間接法の「営業活動による計」が直接第 法の「営業活動による計」と一致していることを確認します ( つながり ) 。

9. 財務3表一体理解法

今は会社を設立した最初の期なので、資本金が 300 万円入ってきただけです。したがって、 現金 & 同等物の増減額は 300 万円のプラスになり、「現金 & 同等物の期首残高」は「 0 」で すから、「現金 & 同等物の期末残高」も同様に 300 万円のプラスになります。そして、それ は、の「現金及び預金」の 300 万円と一致しています。の「現金及び預金」は、現 在会社にある現金の額を表しますから、常に oco の一番下と一致します。 間接法の oco は、との数字から逆算して現金の動きを求めるものでした。の税 引前当期純利益は「 0 」です。この「 0 」が間接法 Oco の一番上とつながっています。今回は礎 基 営業活動に関する現金の動きはありませんから、その「 0 」を下まで降ろして営業活動による 【法 計は「 0 」になり、直接法の営業活動による計と一致しています。 なお、前述したように、直接法 Oco と関接法で違いがあるのは営業だけです。なの 表 で、間接法の投資と財務は割愛しています。 務 財 章 第

10. 財務3表一体理解法

の左側は、この 500 万円の借入金が現金の形で入ってきますから、現金及び預金が 5 00 万円増えて 845 万円になります。では、の右側はどこが動くのでしようか。「短期 借入金」ですね。短期借入金として会社が 500 万円集めてきたことを意味し、これでの 右と左が一致します。 営業活動に必要な運転資金の借入は短期借入金が一般的です。つまり、借りたお金で商品を 仕入れて、その商品が売れて現金が入ってきたら、ひとまず借金は返します。そして、また足 りなくなったら借りる。借りて返してを短期で繰り返していくわけです。 直接法では、借金は会社がお金を集めてくる財務活動ですから財務が動きます。財 務の「短期借入収入」として 500 万円が入ってきます。 (-)Øの一番下まで計算すると現 金 & 同等物期末残高は 845 万円になり、の現金及び預金の 845 万円と一致しています。 間接法 0()n の一番上にはの税引前当期純利益の「 125 」が入ります。営業に動き はありませんから、直接法の営業活動による計の「 125 」と一致します。 110