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検索対象: 本当によい教育を実現するための覚書
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1. 本当によい教育を実現するための覚書

参考文献一覧 宇野常寛・濱野智史「希望論」 宇野常寛・吉田尚記「新しい地図の見つけ方」 漆原直行「ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない」 おおたとしまさ「ルポ塾歴社会日本のエリート教育を牛耳る「鉄緑会」と「サピックス」の正体」 大原扁理「年収囲万円で東京ハッピーライフ」 ☆岡田斗司夫「ぼくたちの洗脳社会」 ☆岡田斗司夫「オタクはすでに死んでいる」 岡田斗司夫「いいひと戦略」 岡田斗司夫「評価経済社会ぼくらは世界の変わり目に立ち会っている」 岡田斗司夫・内田樹「評価と贈与の経済学」 親野智可等「「親力」で決まる ! 子供を伸ばすために親にできること」 陰山英男「本当の学力をつける本」 勝山実「安心ひきこもりライフ」 河野敏久「私塾で世直し ! 実践 ! 「イジメ」「不登校」から子供を救った闘いの記録」 菅野仁「教育幻想クールティーチャー宣言」 菅野仁「友だち幻想」 ☆岸見一郎「嫌われる勇気一自己啓発の源流「アドラー」の教え」 岸見一郎「幸せになる勇気一自己啓発の源流「アドラー」の教え 2 」 岸見一郎「アドラー心理学人門一よりよい人間関係のために」 岸見一郎「アドラーに学ぶよく生きるために働くということ」 工藤順一「国語のできる子どもを育てる」 工藤順一「論理に強い子どもを育てる」 工藤順一「子どもの才能は国語で伸びる」 栗田哲也「子どもに教えたくなる数学」 栗田哲也「数学に感動する頭をつくる」 ケリー・マクゴニガル「スタンフォードの自分を変える教室」 國分功一郎「暇と退屈の倫理学」 ☆木暮太一「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか ? 」 小島寛之「数学入門」 小島寛之「数学でつまずくのはなぜか」 小林公夫「「勉強しろ」と言わずに子供を勉強させる法」 斉藤淳「川歳から身につく問い、考え、表現する力」 齋藤孝「天才がどんどん生まれてくる組織」 115

2. 本当によい教育を実現するための覚書

第 2 部学童保育の問題点 ■子どもを見下した教育思想に酔っているだけの大人 結局ここには「子供たちがよりよい大人になる手助けをしたい」とかいう思いは完全に二の次であり、 「子供の悪事を見張ること」「問題なく一日をやり過ごすこと」しかありませんでした。それでいてい い大人が教育者面をしている。子どもは分かってくれるなどと信じている。そうやって成人君主のよう に振舞うこと、どんな子どももきっと分かってくれるという性善説に立っことに酔っているのでしよう。 しかしこれこそが、昨今の公教育の中でよいとされている価値観ではないでしようか。子供の自由を尊 重すること。人権を尊重しすぎること。子供をお客様のように扱うこと。空気を読みすぎること。とり あえず横並びにしておくこと。小中学校の先生にも多いと思います。自分の中から出した答えじゃなく、 良いこととされている、きっと良いことに違いないという浅い考えで教育者ぶっている。というか教育 を志すような真面目な大学生ほどそういう傾向があります。逆説的ですが。僕もかってはそうでしたか ら。これは思考停止しているとしか思えません。彼らの純朴さ、真面目さは空気の中に溶け込むことに ものすごい適応力を発揮します。逆に、あまりにも規制を厳しくして個性の芽を摘んでしまっている環 境も世の中にはあるのでしよう。どちらにせよ、極端にどちらかに偏ることがいけないのです。この件 に関してはまた後ほど。 自分たちに酔っていた例をもう一つ紹介しましよう。節分の日に「豆まき」をテーマにしたゲームを しようという運びになりました ( 年がら年中、彼らはイベントを企画しなければなりません ) 。このよ うな時節のイベントに関わるものは教育的にもすごく良いと思います。それはまさに歴史について、日 本の伝統について学ぶことになるからです。そしてその内容は、大きな鬼の顔をダンボールでつくり、 ん。 4 2

3. 本当によい教育を実現するための覚書

第 8 部やりたいこと の発育に大きく関係していることが分かっています。そして、最も身近にいる両親の語彙が、そのまま 赤ん坊の語彙に反映されていく。ここでも本がものすごく役に立っということが分かりますね。「子は 親をうっす鏡」という一一一一〕葉もまた真理です。子供は語彙、言葉遣い、人生に向き合う姿勢、世界の見方 など、全て目に入った大人の真似をしているのです。それは小学校に入る前までが特に重要と言われる こともありますが、代のうちであればまだまだ十分効果があるでしよう。 だからこそ大人は、子供に見られているという意識をしつかり持つべきだし、それが教育に携わる人 間のあるべき姿だと思います。そして僕は子供たちに新しい言葉をドンドコ注入していきたい。もちろ ん正しく美しい言葉をです。ほとんどそれが勉強のすべての始まりだからです。陰山英男先生は著書の 中で、親の語りかけの重要性について、こんな寓話を紹介しています。 「昔ある王様が、子どもは神の子だから、人間がしゃべりかけなければ、神の言葉をしゃべりだすと 考え、何人かの赤ん坊を集め、一切の語りかけや笑いかけを禁止して育てたそうです。その結果、多く の子どもは精神に異常をきたし、ひどい子どもは死んでしまったという話です。」 とはいえ、勉強が全てではありません。そもそも向いていないという人もいます。中学生にもなって、 小学生レベルの知識が身についていないのは、その知識の欠落は年々大きくなっていくだろうから、将 来人から尊敬されるような仕事には就けそうにありません。もしかしたらそれは「向いていない」ので はなく「勉強をする気がない」だけなのかもしれませんが、そういう生き方もあって良いのです。特に 高偏差値を謳っていない個別指導塾にはそういう生徒が紛れ込みますが、そうするとただお金と時間を 浪費し、生徒・講師双方ともに精神を削っているという地獄が展開されるだけです。これこそが僕がも っとも駆逐していかなければならないと思った、悪しき現状です。勉強をしないという選択はいいが そういう生徒 ( 親 ) からもお金を搾取するというのは、ダメでしよう。このような状況は、決められた 8

4. 本当によい教育を実現するための覚書

第 1 部教育との関わりについて の情報を選択して与えるかは結局人間が決めることであるということ。ある人間によってその精度が決 まるのであれば、それはやはり人間をどう育てるかという教育の問題に行き着くというのです。コンピ ューターは学習する内容を自分で決めることができない。プログラムを走らせれば勝手に情報を収集し ていくとは言っても、その最初の最初は人間がやることなのだからです。これには驚きました。まさか 人工知能までもが教育の問題だったとは。東氏はそこで、効率や大衆の支持を重視しすぎることによっ て、一般的に重要視されていない哲学や文学の価値が失われていくのではないかと危惧しています。 ■本当によい教育はどこにあるのか 話を戻します。今、学校教育あるいは公教育というものに期待するのは難しい時代ではないでしよう か。モンスターベアレントの問題に、学級崩壊。教師は教師で雑務に追われて超過労働が常態化。勉強 のペースは一番低い子どもに合わせられ、ゆとり教育が始まればそれは学力低下の戦犯とされ、今度は 詰め込み教育に舵を切る。こんなふうに方針を勝手に変えられたら、現場の人間には相当ストレスがあ るでしよう。そして求められる事務書類は増えていくばかり。一方で、勉強が出来る子にとって日本で は飛び級が認められていないことも問題視されています。もしかしたらこちらのほうが日本にとって大 きな損失であるかもしれません。 変に空気を読まされ、周りに合わせる術や強い精神力を持ち合わせていないと、陰湿なイジメの対象 になってしまう。また教師は、少しでも身体に触れるような指導は、すぐに体罰だセクハラだと糾弾さ れてしまう。教室から追い出す、帰らせるのも難しい。首根っこを掴むくらいはときに必要なはずです。 しかしそれも許されない。そうすると今度は子どもの方の悪行がエスカレートしていきます。平均以上 の成績を取れる子どもは、その評価がモチベーションとなってさらに勉強に取り組むようになるでしょ 6

5. 本当によい教育を実現するための覚書

第 8 部やりたいこと 思えば僕は昔、パズル雑誌で「ナンクロ」というパズルにハマりました。マス目に数字が書いてあっ て、同じ数字のマスには同じ言葉が入る。そして意味のある言葉を完成させていく。カナのものや漢字 のもの、いろいろありました。これでだいぶ言葉を覚えたと思います。何しろ言葉を知らないと解けな いのですから。そしてつい先日、宮本哲也『伝説の算数教室の授業』の中で紹介されていた「計算プロ ック」というパズルにハマりました。これはものすごくエキサイティングです。「足し算」「掛け算」「四 ージョンは鬼の所業です。でもこれが頑張れば解ける 則何でもあり」で難易度が違うのが良い。四則バ という絶妙な難易度なのです。良い年こいた大人なのに、深夜のファミレスで 3 時間も没頭してしまい ました。これはぜひ子供にやらせたいですね。「面積迷路」も面白いです。パズルが子どもの学力向上 に最も適していると考えて、パズル職人として活動している東田大志氏は『パズル学入門』『京大・東 田式日本語向上パズル』などの著書でパズル普及に努めています。これらもいい教材になると思いま す。 歳以上の子どもが対象になるようなロールプレイングゲームなどの複雑なゲームは、子どものスト レス発散につながり、創造性や忍耐力を培うのにむしろよい影響があるという研究結果があるそうです ( 『「学力」の経済学』 ) 。歳以上というのはさすがに高度なレベルのものだと思うのですが、僕個人と してはドラクエ、に代表されるから得たものはものすごく多いと感じています。何回やった か分かりません。 『桃太郎電鉄』に関しては、日本の都道府県と名産品を把握するのにこれ以上の教材はないでしよう。 陰山英男『本当の学力をつける本』の中で見たのですが、小学生の段階で都道府県名を集中的に学習す る時間は一時間もないそうです。確かに不思議です。僕自身は間違いなく「桃鉄」で都道府県の大体の 位置、都市名、その読み方、名産などを覚えた記憶がありますが、桃鉄をやっていない人はどうやって 0

6. 本当によい教育を実現するための覚書

第 2 部学童保育の問題点 ように柵を建てようとなり、階段でケガをしたとなれば安全性はどうだったのかという話になる。階段 に安全性もクソもありません。よほどのことがない限り自己責任です。もしかしたらそのようなクレー ムはごく一部なのかもしれません。しかし現実にそういうものがあると周知されると、今度は運営者が 必要以上に気を使うようになり、結果窮屈な職場環境になります。 校庭で遊んでいる中で、子供たちはそもそもケガをしないように、当たっても全く痛くないソフトバ レーボールを使っているのですが、ボールを投げ合う中でたまたまそれがおもいっきり顔面に直撃した りします。あまりの衝撃にビックリした児童は当然泣き出します。それに対して氷で顔を冷やして保護 者に電話連絡しているわけですよ。先輩職員がしていたわけですが、こういうことなんだよなあと思っ てしまいました。氷で冷やすは絶対に違いますよね。まずボールの接触面積がデカすぎて顔のどの部分 を冷やせばいいのか分からない ( 笑 ) 。野球の硬球がぶつかったのと違うんですから。捻挫とか突き指 とかじゃないんですよ。学校で「泣いた」ことを親に電話をするのもどうなんでしよう。結局、後で「連 絡がなかった」というクレームが入るのを恐れているだけで、子供のことなんか何も考えていないんで すよ。自己保身のことしか考えていない。僕がもしその親だったら「くだらないことで電話してくるな ! 」 って逆に言いますけどね。 ■大きな声を出すのは Zc.5 僕がここで最もストレスに感じたのが「大きな声で子どもを叱らない」という方針でした。例えば校 庭で遊んでいる子どもは、職員の目が届かなくなるという理由から禁止されている、「校舎の裏に行く というルールをこそ破ってきます。こちらが「ダメだよ—」と言えば言うほど、楽しみます。むしろ職 員に発見されないと彼らの「職員を困らせる」という遊びは始まらない。僕からすれば、決められたル

7. 本当によい教育を実現するための覚書

第 8 部やりたいこと んです。しかしチャイムが鳴れば、そこで強制的に授業は終わり。それがどれだけ深く没頭している状 態であっても。「子供たちはチャイムを通して、やり遂げるだけの価値のある仕事はないと教えられる」 とは痛烈です。もちろん、言われたことだけを忠実にこなす工場人間を大量に生産するうえでは、理に かなったことなのでしようが。 例えば算数のパズルのようなものに本当にハマってしまったら、それこそ時間を忘れて熱中してしま うものです。それが真剣に頭を働かせているということだからです。休憩なんかは各自のタイミングで 子供が休憩をしたいと言うのは、大抵飽きているだけです。少なくとも大人が気を 勝手に取ればいい。 ここにも大人のエゴがあります。休憩を与えることが優しさだと 遣って取らせるようなものではない 勘違いしている。そして勉強は無理矢理やらせるものではない。林修先生が「子どもの教育を考えう というテーマの講演で「なんで親が子供に勉強しなさいなんて一一一一〕う必要があるんですか ? , と聴衆を煽 っていました ( 笑 ) 。本当に優秀な子供というのは、あるいは勉強が好きになってしまった子供はやり すぎてしまって、親が「あんまり勉強しすぎるなよ」と注意するのが普通なのだから、そして自分もそ う言われてきた、と ( 笑 ) 。影山英夫先生は『本当の学力をつける本』の中で、東大・京大出身の教育 研究者が子どものころに親にどんなことを一番言われてきたかを聞いたところ、「勉強しなさい」と言 われたという人は皆無で、ほぼ全員が「早く寝なさい」だったと書いています。 既存の塾では、決められた曜日に何らかの理由で塾に行けなければ事前に連絡をしなければならない 当日に体調不良になってもコマ移動ができない。学校の用事で遅刻してきても、時間キッカリに終わる。 それでいてコマ数に応じて料金はキッチリ取る。結局それは、勉強が好きでもない子供 ( その親 ) から お金を搾取しているだけなのです。これほど勉強にとって不自然な環境はないでしよう。逆に、目の前 の問題にのめり込んでフロー状態 (= チクセントミハイ ) に入れば、 2 時間でも 3 時間でも際限なく 6

8. 本当によい教育を実現するための覚書

第 2 部学童保育の問題点 ールを破るということ、年長者、大人、先生の一一一一〕うことに従わないという時点で考えられないわけです が、これはつまりまともな教育を受けていないということの証拠でしよう。ポイントは「カづくで何か を従わせたり、大きな声を出したりしない」ということです。大きな声で何かを従わせることⅡ大人と して力不足だと言うかのように。もちろん「叱ってはいけない」ということは多くの教育関連本でも指 摘されているとおりですし ( アドラー心理学では「叱ってはいけない、褒めてもいけない」としていま す ) 、一面的には理解できます。しかし現実はそんなに甘いものじゃない。子どもの好き勝手にやらせ ていいという話ではありません。舐めた態度をとる子どもに対して「ダメだよー」とか「こらー」とい う程度の言い方では、事態が悪くなることはあっても改善されることはありません。ただ調子に乗らせ るだけです。威圧、あるいは恫喝すること ( という言葉は少々きついかもしれませんが ) や、強制的に 帰らせるなどの対応ができないのは、全く間違っている。今から振り返るまでもなく、職員は完全に舐 められていた。最初に威厳を示すことに、完全に失敗しているのです。 そしてミーティングと称して、いい大人が輪になって「最近子供たちの反抗がエスカレートしている。 どう対応しますか」などと話し合っている。何か良い案を職員の話し合いから出そうとしている。「以 前こういう対応をしたらうまくいきました」という体験を共有して、「イイですね—」なんて褒め合っ て良い気持ちになっている。他にも「校庭のサッカーゴールに頭をぶつけるとケガをするから、クッシ ョンを巻くべきか否か」を延々 1 時間話し合ったりしていました。しかしそんな議題が起こる時点で結 論なんか決まっているのです。彼らは子供たちの安全性について考えている、という行為そのものに酔 っているだけなのですから。そして「〇〇小では既にやっています」という情報通がいて、じゃあウチ もやるべきだね、となる。信念も何もなし。その会の最後には「教頭 ( 学校側 ) に提案してみます。」 この人たちはウルトラバカなんだろうなと思いました。少なくとも僕はクッションを巻いたゴールなど でサッカーをしたくありません。サッカーが本当に好きな児童のことなど考えていないに違いありませ 2

9. 本当によい教育を実現するための覚書

第 2 部学童保育の問題点 小学校時代を思い返せば分かるのですが女子でもバリバリの体育会系はやはり強いです。あと女子の体 はデカいです。男子は 5 ' 6 年生でもチビな奴はチビです。彼らは一応上の学年を畏れたり敬ったりし ますが、「 6 年生がいると楽しめない」とかすぐ文句を言います。さて、施設長からゲームを運営する うえで変化を持たせるためのテクニックとして「男女別対抗戦をする」とか「 6 年生は左手で投げると いう縛りを付ける ( 実力者にハンデを付ける ) 」とかいうやり方もあるよとアドバイスされましたが、 どうでもいいと思いました。ドッジボールのゲームルールに変化をつけさせることに全く興味がありま せん。体格差、実力差による理不尽もまた学びでしよう。 4 、 5 年生くらいの男子だと ( 女子でもいる のですが ) 、特に強キャラなやつが仲間に渡ったすべてのボールに対して「寄こせ寄こせ ! 」と要求し、 低学年の子や性格がおとなしめな子からしたら恐怖以外の何ものでもありません。人はここまで自己中 心的になれるのかと驚きます。こういう子供をアスペルガーないしは発達障害というのでしよう ( 「心 の理論」を獲得していない ) 。しかしこれが 6 年生になると余裕をもってボールを譲ったりするので、 子供たちの成長というのは改めてすごいなと感じます。 校庭は、体育倉庫の中のいろんなものをつかって自由に遊ぶのを見守る仕事です。これが最も厄介と いっていいでしよう。というのも、この学童保育においてもっとも重要なのが「ケガをさせないこと」 だからです。例えばジャングルジムやサッカーゴールなどは絶対的な見張りポイントです。ここから一 瞬でも職員の目が離れることは許されません。そして同時に、校庭を広く俯瞰することが求められます ( それができていないと注意されます ) 。ケンカは即刻止めなければなりません。もちろん子どもにケ ガをさせたくないのは僕としても人間的な感情として当たり前なのですが、昨今の学校教育の最も大き な問題が潜んでいるのがここでしよう。学校で、登校してから下校するまでの間に、何かケガなどしょ うものなら責任が問われるからです。子どもに限らず、そこに人間がいるならばケガというのはある程 度避けられないものでしよう。ましてや勝手に走り回ったり、危険を冒すことが本能に組み込まれてい 0 2

10. 本当によい教育を実現するための覚書

参考文献一覧 宝槻泰伸「強烈なオヤジが高校も塾も通わせずに 3 人の息子を京都大学に放り込んだ話」 宝槻泰伸「勉強嫌いほどハマる勉強法」 古川薫「松下村塾」 古川薫「吉田松陰留魂録」 又吉直樹「夜を乗り越える」 マルコム・グラッドウエル「急に売れ始めるにはワケがあるネットワーク理論が明らかにするロコミの法則」 丸山真男「日本の思想」 三浦展「下流大学が日本を滅ぼす ! 」 水島醉「進学塾不要論」 水島醉「国語力のある子どもに育てる 3 つのルールと 3 つの方法」 ☆水野敬也「夢をかなえるゾウ」 水野敬也「 0 > 理論」 水野敬也「たった一通の手紙が、人生を変える」 三田紀房「ドラゴン桜」 三田紀房「汗をかかずにトップを奪え ! 」 三田紀房「個性を捨てろ ! 型にはまれ ! 」 三田紀房「成功の五角形で勝利をつかめ ! 」 三石由起子「「お受験」の内側」 宮台真司「終わりなき日常を生きろ」 宮台真司「歳からの社会学一これからの社会を生きる君に」 宮台真司「これが答えだ ! 一新世紀を生きるための 108 問 108 答」 宮本哲也「超強育論」 宮本哲也「算数と国語を同時に伸ばす方法」 宮本哲也「伝説の算数教室の授業」 村上春樹「職業としての小説家」 村上陽一郎「あらためて教養とは」 村上綾一「人気講師が教える理系脳のつくり方」 森内俊之「覆す力」 山田五郎「人生を面白くする「好きになる力」」 養老孟司「バカの壁」 芳沢光雄「数学的思考法ー説明力を鍛えるヒント」 芳沢光雄「子どもが算数・数学好きになる秘訣」 119