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検索対象: Windows XP/2000のレジストリ入門 : 自分でできる
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1. Windows XP/2000のレジストリ入門 : 自分でできる

W 血社 0 5 i 館 do 5 LLJLJLJ レジストリを閲覧・編集する レジストリの内容を閲覧するだけであれば、左側ペインで目的のキーを選択すればほ ほ目的は達せられます。右側ペインにはキーに格納されているすべてのエントリが表示 され、データ型と値も表示されます。右側ペイン上段のフィールド見出しの境目を左右 にドラッグすると列幅を変更してほとんどのエントリの値を確認することができます。 しかし値の内容がすべて表示されない場合は、右側ペインのエントリをダブルクリッ クして編集モードで確認することもできます。そして値の内容を [Ctrl + C] [Ctrl + Ⅵ の操作でメモ帳などに貼り付ければ値のすべてを確実に確認できます。この場合、編集 画面は [ キャンセル ] で閉じます。 右側ペインのエントリ名の部分をダブルクリックすると編集モードに入り、データ型 に応じた編集画面が現れます。代表的なデータ型の編集画面を右に示しておきます。 [REG_BINARY] 型の編集操作について少し説明しておきます。 このデータ型は不定長のバイナリデータなので、編集画面は 1 バイト単位の 1 6 進数 によるダンプ形式になっています。つまり左側に表示されている 4 桁の 1 6 進数値はア ドレスで、次に 1 バイト単位で 1 行当たり 8 バイト分のデータが 1 6 進数で表示されてい ますが、これが値の内容です。右側に表示されている 8 桁分の文字は左の数値をそのま ま UN ℃ ODE 文字で表示したものです ( 「 IJN ℃ ODE ダンプ」です ) 。 データの編集入力はマウスで変更箇所をクリックすれば中央部の 1 6 進数値でも、右 側部分の文字でも行えます。ただし入力データは上書きではなく、挿入となるので注意 してください。値の入力や編集が終われば [OK] をクリックします。 [ キャンセル ] を クリックした場合は何も変更されません。 工ントリを右クリックしてエントリ名を変更することはできますが、データ型を変更 することはできません。どうしても同じ工ントリ名でデータ型を変更する必要がある場 合は、一度工ントリを削除して改めて新しいデータ型でエントリを作成します。 工ントリを編集する 178

2. Windows XP/2000のレジストリ入門 : 自分でできる

データの格納方式と バイナリモードの編集 Windows XP/2000 のレジストリでは日 EG ー SZ 型 ( 文字列型 ) データを UNICODE で格納するようになりました。従来は ASC コード ( アスキーコード ) と Sh れ - 』 S コード の組み合わせでした。この変更に伴い、文字列型データ (REG-SZ 、 REG-EXPAND-SZ 、 REG_MULTI_SZ) を編集する場合には注意を要する場合があるので説明しておきます。 工ントリをダブルクリックすると、レジストリエデイタではデータ型に応じた編集画 面が現れます。文字型データを専用画面で編集する場合はとくに意識する必要はありま せん。しかしキーボードにない文字を使用するなど、必要に応じてバイナリモードで編 集しなくてはならないケースもあります。この場合はエントリの上で右クリックし、 [ バイナリでバイナリデータの編集 ] を選択します。すると、どのデータ型であっても バイナリモードで編集することができます。ただし文字列型データをバイナリモードで 編集する場合は、ユーザ自身が常に UN ℃ ODE が使用されていることを頭に入れておく 必要があります。 Windows 2000 のレジストリエデイタでは日 EG ー SZ 型と日 EG ー DWO 日 D 型だけが専 用の画面で編集できます。他のデータ型はバイナリモードで編集します。 文字列は UNICODE で格納される まず、文字コードが UN ℃ ODE であるため半角のアスキー文字もすべて 2 バイト文字 になっています ( 上位に OOH を付加します ) 。つまりアスキーコードの半角スペースは 20H ですが、 UNICODE では 0020H 、 'A' は 0041 H となります。 次に格納方式ですが、 UNICODE の 2 バイトデータを数値として格納しているため、 上位・下位のバイトが逆転した形で格納されます (INTEL 製 CPU の仕様です )。つまり 「鈴木勉」 ( スペースは半角 ) という文字列データは [ 34 92 28 67 20 OO C9 52 OO OO] というバイナリデータで格納されますが、ここで 9234H は「鈴」、 6728H は「木」、 52C9H は「勉」の IJNICODE です。 2 バイトことに上位バイトと下位バイト が逆転しているわけです。 そして文字列データの後には終端のマークとして OOOOH が付加されます。通常の文 字列編集画面では表示されませんが、文字列の終端には必ず OOOOH が入ります。バイ ナリ編集画面で終端マークを削除しないように注意する必要があります。 バイナリモードで REG ー SZ 型データを編集する場合の注意点 180

3. Windows XP/2000のレジストリ入門 : 自分でできる

第 5 章レジストリ操作の実際◆レジストリを閲覧・編集する 3 種類のデータ型の編集画面 REG_SZ 型データの編集 画面です。 1 行のテキスト ポックスで編集します 文字列の編集 値の名前退 ) : SC RNS AVE. EXE 値のデータ : D:$MN DOV&Syste m32 ¥ logon. scr OK REG_DWORD 型データの編集画面で す。 32 ビットの数値データで、編集の 際には 16 進数か 10 進数かを選択できま 値の名前 ( す Foreground LockTi meout 値のデータ ( 望 : 3 ロ d4 ロ DWORD 値の編集 〇 10 進 0 OK ②区 バイナリ値の編集 ン ・ 1 " ャ - Ⅱ - - Ⅱ - 0 リ CO - Ⅱ - - Ⅱ - ^ 0 ( の一旧の ・ OYYY OK REG_BINARY 型データの編集画面です ロ解ロ深 0 るロ礎ロ識 UNICODE 文字 次節でも触れますが、 UN ℃ ODE はコンピュータで使用される文字コードの 1 種で、 すべての文字を 2 バイトで表すため全世界で使用される文字を一括して扱うことが できます。これまでは世界中のパソコン共通で使用される半角の英数字は 1 バイト のアスキー (ASCII) コードで、漢字を含む日本語文字は 2 バイトの J 旧コードとい う具合に併用するシステムが採用されていました。しかも J 旧コードはアスキーコ ードと重複して区別できなくなるため Mic 「 0S0 代では J 旧コードを改変した s 印阿 - 訓 S を、 UN Ⅸ系 OS では EUC コードをと、コンピュータシステムによっても使用で きる文字コードがまちまちで統一性がありませんでした。そのうえ日本語文字と 中国語や韓国語など他の言語の文字を同時に利用するにはさまざまな障害があり ました。 UN ℃ ODE を利用すればこうした問題を根本的に解決することができるた め、 Microsoft では Windows 2000 から UNICODE をシステムの既定の文字コードと しています。 179

4. Windows XP/2000のレジストリ入門 : 自分でできる

Wi 0 5 Wi ndo 5 LLJLJLJ REG SZ 型ー [ 文字列値 ] 70 REG_DWORD 型ー CDWORD 値 ] ドを [ 10 進数 ] または [ 1 6 進数 ] に切り換えられます。 ~ + 2 , 147 , 483 , 648 の範囲の値を入力できます。レジストリエデイタ上では編集モー word) の数値です。したがって、 O ~ 4 , 294 , 967 , 295 あるいは -2 , 147 , 483 , 648 て数字として編集できますが、レジストリに格納されるデータは 4 バイト (Double 4 バイトの数値データです。もちろん、レジストリエデイタ上ではキーボードを使っ た文字コードが使用されているからです。 PI 80 を参照してください ) 。 (UNICODE では、従来の ASC コード ( アスキーコード ) や Sh れ - 』 S コードとは異なっ ータをバイナリ形式で編集する際には UNICODE であることを知らないと失敗します ープロなどの編集操作と違いはありません。ただし何らかの事情で、 REG-SZ 型のデ 入力や編集の際にこのことを意識する必要はありません。一般のテキストボックスやワ テキスト形式のレジストリファイル ( 日 EG ファイル ) も IJNICODE です。ただし値の 参照してください ) で格納されるようになりました。レジストリエデイタで出力される Windows XP/2000 の REG_SZ データは、内部的にはすべて IJNICODE ()I 79 を どはこのデータ型のものです。 を閲覧して、エントリの意味や機能をある程度推測したり編集したりできるのもほとん もっとも多く利用されているデータ型です。私たちのような一般のユーザがレジストリ 理解できるキーワードや特殊な符号、ファイル名、一般情報など、レジストリの中では 入力できる文字は何でも使用できます。 Windows システムやアプリケーションだけが まず [REG SZ 型 ] は単純な文字列型のデータです。漢字を含め、キーボードから ついて説明していきます。 では、レジストリ情報を理解するために、ぜひ覚えておきたい 5 つの基本データ型に

5. Windows XP/2000のレジストリ入門 : 自分でできる

第 2 章レジストリ操作の基礎知識◆覚えておきたい基本的なデータ型ーⅡ レジストリエデイタで見る REG ー EXPAN ロ SZ 型、 REG MULTI-SZ 型、 REG-BINARY 型デ- タ ②区 REG EXPAND-SZ 型の入力・編集画面 文宇列の編集 値の名前⑩ : TEMP 値のデータ %LIS E RP RO FIL Local Sett ings*Te mp 0 REG_MULTI SZ 型の入力・編集画面 を区 複数行文字列の編集 値の名前退 ) : 旧ロ 9 ロ 60 田一日 AI 2 ー 11 DI 一日 F5 D ー囲 F805 F530 } 値のデータ : teqnc lass.d Ⅱ 00 旧 sta Ⅱ 0 lass ;spxco ins d Ⅱ . SpxO ss00 旧 st dgsetup. dll.DigiMultiPortOoInstaller idgrpsetu. 引 l. D ig i Mu 旧 PO 「 t00 旧引訓 er REG B 爪 ARY 型の入力・編集画面 ②区 バイナリ値の編集 ・ 0 7 2 2 ・ロ 一つ 7. っこ・ 0 ・ 3 1 5 1 》・ d) ロ 5 1 一口・ > 一 - Ⅱ - Ln - Ⅱ - - Ⅱ - っ 0 0 5 A A ロロ 0 5 A 0 ( - 日 - っ「こっ - Ⅱ - っ 7 - Ⅱ - 日〔 - Ⅱ : Ⅱ : 日 - ( 旧 2A34323 ロ。。 0 リ 0 リ - Ⅱ - 0 リ - Ⅱ - 0 ( 0 3

6. Windows XP/2000のレジストリ入門 : 自分でできる

遷嘉 p 可 De öY 可 0 下 ■方法 2 : バックアップの作成 システムの状態をバックアップする 既存のレジストリキーを削除する 既存のレジストリキーの名前を変更する 新規にレジストリキーを追加する 0 新しいレジストリキーの追加と削除 新しいエントリを追加する際の操作手順 住新しいエントリを追加する バイナリモードで日 EG ー SZ 型データを編集する場合の注意点 文字列は UN ℃ ODE で格納される ■データの格納方式とバイナリモードの編集 工ントリを編集する 工ントリの値を閲覧する ■レジストリを閲覧・編集する レジストリエデイタの起動について Windows XP/2000/NT のレジストリエデイタ "Windows のレジストリ編集ツール 第 5 章レジストリ操作の実際 小さな領域の退避で威力を発揮する システム全体の復旧は難しい ■方法 4 : レジストリエデイタによってレジストリを復元する デュアルセットアップの問題点 何を、どう修復できるか ■方法 3 : デュアルセットアップの利点と注意点 デュアルセットアップで解決できる問題 第 2 の Windows XP/2000 をセットアップする 方法 3 : Windows XP / 2000 をデュアルインストールする 復元する場所を選択する ■方法 2 : バックアップの復元 修復ディスクの作成 住方法 2 : ASR ( 自動回復フロッビ ) または ERD ( 修復ディスク ) の作成 Windows XP の自動回復ディスク (ASR) について システム修復用のフロッピ 方法 2 : ASR ( 自動回復フロッビ ) または ERD ( 修復ディスク ) について 160 160 164 ・ 164 164 166 166 ・ 168 168 170 ・ 170 ・ 170 172 172 172 174 174 ・ 174 ・ 176 176 176 ・ 178 178 ・ 178 ・ 180 180 ・ 180 182 182 185 185 186 187

7. Windows XP/2000のレジストリ入門 : 自分でできる

Wi “ 0 5 Windows LIJLJLJ その他のデータ型 レジストリエデイタを使って新規に作成できるエントリのデータ型は前記の 5 つのデ ータ型ですが、それ以外にも Windows XP / 2000 では多くのデータ型が使用可能であ り、実際に少数ですがレジストリの中で使用されています。これらのうち、 Windows XP のレジストリエデイタはいくつかのデータ型に対応しており、専用の編集画面を利 用できますが、その他のケースでは REG - BINA 日 Y 型と同じく 1 6 進数値をメモリ上の イメージで編集することになります。また中にはレジストリエデイタでは編集できない データ型もあります。 もともとこれらのデータ型は Windows システムやアプリケーションがプログラムレ ベルで作成したり参照したりするもので、ユーザが編集ツールを使って操作するもので はありません。中にはデータの内部を意図的に隠すために特殊なデータ型を採用してい るケースもあります。ソフトウェアメーカーの指示があるなどの特別な事情がない限り、 これらのエントリは編集しないようにしてください。 5 つの基本型以外のデータ型 Windows XP / 2000 で利用可能となっている、その他のデータ型について右ページ に説明しておきます。 Windows の各バージョンのレジストリがサポートするデータ型には多少ながら変動 があり、 Windows XP / 2000 で新たに採用されたデータ型や、逆にサポートされなく なったと思われるデータ型もあります。現在利用可能と考えられるデータ型の中にも、 過去の Windows バージョンとの互換性のためだけに残されているものや、 PC/AT 互換 機以外のコンピュータ・プラットフォームとの互換性を図るために設けられたデータ型 があります。また利用可能ではあっても、現実にはまったく利用されていないものもあ ります。 いずれにしても、一般ユーザとしてはほとんど覚える必要のないものですが、参考の ために掲げておきました。必要が生じた際に参照してください。 その他のさまざまなデータ型 74

8. Windows XP/2000のレジストリ入門 : 自分でできる

第 5 章 レジストリ操作の実際 Windows 95 以降のすべての Windows 製品にはレジストリを 編集するためのプログラムが標準 で付属しており、一般に「レジス トリエデイタ」と呼ばれています。 レジストリエデイタを使用すれ ば、レジストリ内容の閲覧、変更 をはじめいレジストリに関するほ とんどのすべての編集・管理操作 を行うことができます。本章では このレジストリエデイタの使い方 を説明します。

9. Windows XP/2000のレジストリ入門 : 自分でできる

第 5 章レジストリ操作の実際◆新しいエントリを追加する 右側ペインに [ 新しい値 # 1 ] という名前のエントリが作成されますが、このま ま任意のエントリ名を入力できます。ここでは例として CDummy] と入力して ください。 [Enter] キーを押すか、マウスをクリックするとエントリ名の入力が終 了します。 ◆エントリ名の入力に失敗して誤った名前のまま確定された場合 ( よくあることです ) には、後に紹介 する操作でエントリ名を変更してください。 ファイル ( 日偏集 ( 日表示 OØお気に入りヘルプ ( 印 三マイコンビュータ 个名前 種類 王ロ HKEY-CLASSES_ROOT REG SZ ー」 HKEY-OIJRRENT_IJSER REG_SZ 一」 APP Events ーコ Oonsole 王」 Oont 「引 panel ーコ Environ ment ー」 EIJDC 王ー」 ldent it les 王ーコ Keyboard Layout コ printers ー」 sess ionlnfor mat ion ~ ゴ Software ~ 」 0 lasses 王↓」 JASO 国」 Local AppWizard—GeneratE 国一」 M icrosoft マイコンビュータ¥ HK EY_C LI RRE NT_LISE R*Software 工ントリ名の入力画面です 右側ペインで作成したばかりのエントリ名をダブルクリックして、値の編集モ ードに入ります。 表示された値の編集画面でエントリの値 ( データ内容 ) を入力します。ここで は任意の文字データ、たとえはこ自分の名前などを入力してください。 「レラストリエデイタ ( 値の設定なし ) 文字列の編集 値の名前 : Du m my 値のデータ ( 錚木 OK 工ントリ値の編集画面です 入力が終われば [OK] をクリックします。 183

10. Windows XP/2000のレジストリ入門 : 自分でできる

Wi 前 0 5 28 レジストリの知識は時として窮余の蘇生術になる ません。 り知らないよりは知っていた方が、できないよりはできた方が良いのはいうまでもあり ませんが、時としてレジストリの知識はトラブルを解決し、パソコンを救います。やは 一般のユーザがレジストリを操作しなければならないケースがそう度々あるとは思え 深刻な状況に陥ってしまうかもしれません。 どころか、下手をすれば誤った操作によって自分でレジストリを壊してしまい、さらに 在すら知らないユーザであればせつかくのアドバイスを活かすことができません。それ せつかく開発メーカーやべテランユーザからアドバイスを受けても、レジストリの存 レジストリの編集によってしか解決できないトラブルもある ーザ向けプログラムが用意されていないからです。 更では多くの場合レジストリを直接編集して対処します。設定情報を変更するためのユ 更するようアドバイスを受ける場合があるかもしれません。このような予想外の設定変 た不具合に対処するため、開発メーカーや Mic 「 0S0 代自身からシステム設定の一部を変 テム設定の一部を変更しなければならない場合があります。あるいは発売後に発見され しかし、時には新しく開発されたハードウェアやソフトウェアに対応するため、シス の一部の設定項目を変更するためのものなのです。 用意されている設定ツールは、一般のユーザが通常の使用において必要と思われるほん 設定プログラムを用意することは不可能であり、またその必要もないでしよう。実際に それよりもはるかに多く、膨大な数にのぼります。当然、これらすべての項目について 方もいるかもしれません。しかし実際の Windows の機能や動作を制御する設定項目は 読者の中にはコントロールバネルに用意されているシステムツールの多さに驚かれた 設定変更を行うことができます。 さらに、レジストリの編集方法を知っていれば、通常の操作では行えないシステムの 新パソコンを救うこともある