ーカーが席巻することは明確になった。携帯音楽プレ ーヤ 1 は O ( コンパクトディスク ) やインターネッ 板ガムのようなメモリーも誕生 7 トから音楽データをパソコンに取り込み、メモリ 1 カ ードに転送してプレーヤーで再生するという手順で使 次世代記憶装置 う。どのメモリーカ 1 ドを使、つかについて、シャープ や三洋電機は微妙な動きも見せている。 この態度を正式に表明していない有力企業が構成す 模円次世代記憶装置である「次世代メモリーカード」に 場億はソニーの「メモリースティック ( (o) 」、松下電器る第一二グループが、世界標準へのキャスティングボー 市 0 の 0 産業・東芝・米サンディスク連合の「メモリーカドを握るという見方もある。世界のパソコンメーカー そ 0 ード」、三洋電機・日立製作所・独インフィニオンテも態度をはっきりさせていないところが多い。三仕様 とワ】 期 クノロジーズ連合の「セキュアマルチメディアカードの優劣がはっきりしないからである。 時 る (co>o)- があるが、その規格争いが、まず携帯型音 第三グループに属するシャ 1 プは二〇〇〇年三月に す を採用した音楽プレーヤー「イーミューゼーを発 イ年楽プレーヤー分野で本格化した。 レ 2 次世代メモリーカ 1 ドは三つの仕様の争いとなって表した。しかし、シャープは「その時点の技術的完成 場 0 おり、それぞれの陣営は採用メーカ 1 を増やすことで、度だけからソニ 1 製を採用した。陣営に加わ 0 た 市 2 世界標準化を狙う。ソニーのはすでに世界の三〇わけでない。とわざわざ態度未定ということを強調し 社に技術供与し、陣営も七〇社の賛同を得てこのた。 普及を狙い、 o 陣営は—メ 1 カーの富士通を味 三洋電機も一応陣営に名を連ねてはいるが、 方につけた。 一方ではソニ 1 とのライセンス契約を結んでい いずれにせよ、次世代メモリーカード市場は日本メる。
6 7 が特別組織を編成し開発に本腰を入れている。 こうして—は、わが国の革命の一つの目玉 的国家プロジェクトとなっている。カーナビゲ 1 ショ ンと連動した道路状況の情報受信ができる道路交通情 報システムは、九九年から全国の高速道路上でサービ スが開始された。 高速道路の自動料金収受システム (Q+O) は二〇 模円 ( インテリジェント・トランスポーテ 1 ショ ン・システム ) は「高度道路交通システム。のことを〇〇年から東京湾横断道路 ( アクアライン ) 、首都高 市 0 指す。 速の一部で実験が開始されている。電子マネー機能を の そ では、①次世代カーナビゲーションによる道組み込んだ *0 ( 集積回路 ) カードによって、通過ゲ と 期 路の渋滞・事故情報の提供、②有料道路での自動料金 1 トから発信される電波が自動的にカード内容を感知 時 る 収受システム、③交通監視の効率化などが大きな目標して課金を行う仕組みとなっている。料金所で自動車 す ク 年となる。欧州や米国では政府がリーダーシップを発揮が停止して現金で支払う必要がなくなることで、高速 イ レ 3 し、ゼネラル・モーターズ、フォードなどの自動車メ道路上の最大の渋滞原因が除去されることが期待され ーカー、—などのメーカーも— co に対応すている 場 0 市 2 る走るコンピュータ自動車 ( 7 ー⑤参照 ) の 郵政大臣の諮問機関「電気通信技術審議会」による 開発にしのぎを削っている。 推計では、関連の市場規模は国内だけで二〇一 日本では警察庁、通産省、運輸省、郵政省、建設省五年までに累計六〇兆円が見込まれている。の の五省庁が中核となってシステム仕様を決定し、これ国内での本格的サ 1 ビス開始は二〇〇三年と考えられ にトヨタ自動車、日産自動車、東芝、日立製作所などており、次世代カーナビゲーション搭載の自動車は二 自動車にハンドルがなくなる 1 ろ 2
ンスーをゲートウェイと共同開発して、二〇〇〇年一 無電源供給でニ倍以上時間が伸びる。ソフトウ 二月より米国で発売開始する。 1 ェアを換えるだけでの性能アップ このように世界の著名な—メーカー、インターネ ットサ 1 ビス事業者がこぞってクルーソーを採用する 省電力コ 1 ドモルフィング・ 理由は次の三つである。 プロセッサ ーバルズ氏が勤務・クル 1 ソ 1 はインテル互換であると同時に、極めて 模 円リナックス開発者のリーナス・ト 場億する米国べンチャー企業「トランスメタ社、が開発し省電力機能に優れている。特にノートパソコンではバ 市 0 ッテリーの持ち時間が重要となるが、クルーソーを採 の 0 た、インテル互換のマイクロプロセッサ「クル 1 ソー そ 0 とワチップ」に世界の¯e 業界が注目している。クルーソ用するとインテルチップより倍近くバッテリ 1 が長持 期 ちすると、、日立などは説明している。 ーの名は「ロビンソン・クル 1 ソー」から取られた。 時 る クルーソーはウインドウズバソコン、インタ 1 、不ット ・クルーソーは、「コ 1 ドモルフィング」と呼ばれる す ソフト技術によってインテル互換性を実現した。この イ年端末の中核プロセッサとして高いシ、アを獲得するだ レ 2 ろうと予測されている。 ため、インテルが新しい機能を加えた新しいマイクロ すでにウインドウズノートパソコンにクルーソーをプロセッサを発売しても、クル 1 ソーチップを採用し 場 0 市 2 採用すると表明しているメーカーは、—、 z o 、 たパソコンをもっューザ 1 は、新しいパソコンに買い 富士通、ソニー、日立製作所、コンパック、ゲ 1 トウ替える必要がない。 ューザーはトランスメタ社のサー ェイなどだ。さらに世界最大のインターネット接続業ビスセンターにインターネットを介して接続すれば、 「 < ( アメリカ・オンライン ) 」は、クルーソーチインテルの新しい機能を実現する新しいソフトを追加 ップを載せたインターネット端末「アプライアできるからだ。こうしてクルーソーチップを採用した 8
ティングシステム (O (o) やマイクロプロセッサの新 商品が発売されるため、ソフトのバ ジョンアップ作 一億人のインターネット端末機 2 業も面倒だ。またコマース ( 電子商取引 ) を行う場 合、 パソコン操作を不得手とする高額金融資産をもっ 2 デスクトップ・ネット端末 高年齢層はインターネット市場の消費者になってくれ ない。このため開発されたのが、操作も簡単で、ソフ ノソコンに加えて多くのトのバ ジョンアップとい、つよ、つな作業もないデスク 模円インターネット時代には、ヾ 場億種類のインターネット用端末が出揃う時代となる。こトップ・ネット端末だ。 市 0 この分野には、、インテル、日立製作所、ト の 0 の時代を「ポストパソコン時代」と表現するのが一般 そ 0 ソコンチップを支配してきたインテルのアランスメタなどの e メーカーに加え、世界最大のイ とワ的だが、パ 期 ンドリュー・グロープ会長は「パソコンプラス時代」 ンターネット接続事業者 < 0 ( アメリカ・オンライ 時 る と表現するのが、最も市場実態を表現するのにふさわン ) も参入した。この装置には専用のディスプレイが す ソコンが急に消えてなくなるわけ付いているものと、家庭内受像器に接続して使う イ年しいと提一言した。パ レ 2 ではなく、 ハソコンに加えていろいろなネット端末がものなどがある。またインテルが開発し、日本国内で は Z O も販売するネット端末「ドット・ステーショ 場 0 出現するからだとその理由を説明している。 市 2 ハソコンプラス時代のノンパソコンの主力機器としン」には電話機一体型モデルも揃えられている。 てはデジタル家電 ( 2 ー①参照 ) 、次世代電話 ( 2 などのネット端末は消費者向けコマースを本格的 ⑤参照 ) 、ネットワークゲーム機 ( 2 ー⑥参照 ) と並 に開始した世界最大の量販店ウォルマートや、カタロ んで、デスクトップ型ネット端末にも大きく期待が高グ販売大手のシアーズなどに提供される。 まっている。パソコンの操作は難しく、度々オペレー これらの会社は、電源を入れるとすぐに自社のイン
2 のためのマイクロプロセッサやオペレ 1 ティングシス テム (0co) も巨大な市場が期待されている。パソコ 工ホック、 -oco>co がデファクトになるのか ンのマイクロプロセッサを支配したインテルも、英国 ニ〇〇ニ年には一〇億台を突破する アーム社の技術によって「ストロングアーム」と呼ぶ 次世代電話 電話機向けプロセッサを開発した。、日立製作 所、富士通などもプロセッサの量産に向けた投資を活 模 円ドコモなどが世界に先がけて二〇〇一年五月発化している。 場億からサービスを開始する次世代携帯電話「 また電話機の基本ソフトである o oo では、ノキア 市 0 の 0 000 」に使われる電話機が「次世代電話」の代表で ( フィンランド ) 、エリクソン ( スウェーデン ) 、モト そ 0 とワある。 ローラ ( 米国 ) 、そしてわが国の松下通信工業、これ 時 勿論この技術を採用した家庭、オフィスなどの固定に英国の携帯端末トップメーカーのサイオンが合弁設 る す 式の次世代電話も発売される。現在移動電話でデータ立した「シンビアン社」に世界の注目が集まっている。 イ年伝送が最も速いでもその速度は一秒間に六四キこれらの五社は、この市場をマイクロソフトに渡 レっ 0 ロビットで、これで画像を送 0 ても一秒間にせいぜ いさないため大同団結して「エボック ( O o) 」と 六ー七枚である。これに対しー 2000 では、呼ばれる携帯電話やデジタル家電向けを開発し 場 0 市ワ一秒間に一五枚から三〇枚の画像を送ることができるた。 ので、相手の表情や服装を見ながらのテレビ電話 ( ビ この 0 co はソニー、松下電器産業、シャープ、フィ デオフォン ) も可能だ リップスなど有力家電メーカ 1 やも採用するこ — E-* ー 2 0 0 0 で使われる電話機はインターネッ とを決定している。これで次世代電話 oco の「デファ トも利用できる完全なコンピュータである。従ってこクト・スタンダ 1 ド」はエボックに決定したと考える