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1. 図解でわかるサーバのすべて:LAN &インターネット

LAN べ - スのインターネットサーバを構築する これまでの各章で、ネットワーク構成、通信プロトコルの基礎知識、 ネットワーク構築に必要な機器の知識、さまざまなサーバの機能など、 サーバを中心としたネットワークに関する知識を紹介してきました。 本章ではいよいよ、ネットワークの設計から、構築時の検討項目、接 続ネットワークの選択など、実際に LAN べースのインターネットサ ーバを構築するための、実践的な知識を学ぶことにします。

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・トランスペアレントブリッジ 165 ・エンキャブズレーションブリッジ 165 7 ルータ (router) ・・ ■ダイヤルアップルータ■ 1 68 インターネットサーバとは何か、何ができるか インターネットの基礎知識・・ ・インターネットの歴史的背景 1 72 ・インターネットへの接続方法 1 74 ■ダイヤルアップ P 接続と PPP ・ 1 77 2 インターネットサーバに必要なサーバ群・・ ・ WWW サーバ 1 78 ・ URL (Uniform Resource Locato 「 ) ■ 179 ・メールサーバ 180 ・ DNS サーバ 1 80 ・インターネットサーバと周辺環境 1 81 商用利用としてのインターネットサーパ・・・ 3 ・インターネットへの情報公開 1 83 ・インターネット情報顧客とのやり取り 1 84 ・インターネット広告 185 ・インターネットを介した企業間の接続 1 86 4 インターネットサーバと電子商取弓ト・ ・電子商取引とその問題点 1 88 ・文書の暗号化と復号化による盗聴防止 189 ■公開鍵方式のニつの鍵とは・ 1 91 ・電子署名による情報の改ざん防止 1 91 ・ Digita Ⅱ D による電子身分証明 1 93 ・電子マネー■ 1 95 ネットワークに必要なサーバ群とその機能 WWW サーバとその機能 ・・・ 198 ・ WWW と WWW サーバ 1 98 ・・ 1 67 章 ・・・ 1 72 ・・・ 178 ・・・ 183 ・・・ 188 章

3. 図解でわかるサーバのすべて:LAN &インターネット

5 章◆インターネットサーバとは何か、何ができるか 3 ー商用利用としてのインターネットサーバ インターネットサーバを構築してインターネットに専用線で常時接続する からには、設備費や管理費、運営費など、先行投資分に加えランニングコス トがかかるわけですから、それらのコストに見合ったメリットを享受できる かどうかが重要です。 しかし、そのためにはインターネットサーバを構築した場合、実際に商用 利用として考えられる活用方法はどのようなものがあるのかを知っておく必 要があります。 ' こでは、現在までに実際にインターネット上で商用利用目 的として企業がサイトを持っているケースの中から、代表的なものをいくつ か紹介することにしましよう。 ・インターネットへの情報公開 インターネットサーバを構築して自社のイメージや商品などの情報を公開 するという利用方法は最も一般的なものとなっています。単に情報を公開す る場合、プロバイダなどのサーバスペースをレンタルすることでも手軽に実 現しますし、独自のドメイン名で発信をすることも可能 ( レンタルサーバ専 く図 122 : インターネットへの情報公開〉 企業 インターネット きめ細かい 最新情報の提供 多くの顧客、または見込み客 インターネット Web ページ 自社のイメージや 商品情報などの P 日 プロバイダ 専用線

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5 章◆インターネットサーバとは何か、何ができるか 先間、下請企業などとの企業間で各社のネットワークをインターネットを介 して接続する形態が増えています。当然のことながらこれらの企業はインタ ーネットに対して情報を発信することも行いますが、企業間の情報交換を密 にすることや取引先や下請企業などとの仕事の受発注などもインターネット を介して行うことで、書類の流れや業務の簡略化などにより無駄な人件費や 業務のロスなどの軽減を実現しようというものです。 インターネットを介しての企業間の接続は、お互いに専用線による対の接 続にとらわれることがないため、たとえば新たな取引先ができた場合など、 この企業と情報をやり取りするように社内のインターネットサーバを設定し 直すのは簡単に実現できます。このために新たに専用線を追加するなどの設 く図 125 : インターネットを介した企業間の接続〉 備投資も必要がないという利点があります。 取引先企業 インターネット サーバ 取引先企業との間 発注書や請求書、互いの製品情報 などの情報交換が可能。 また、交換された情報はお互い社 内の業務システムで、順次処理が できるため、業務ロスを 低減することができる。 インターネット 本社 インターネット サーバ 支社 インターネット サーバ 本社と支社の間 社内文書、製品資料、顧客情報など すべて web ペ - ジで参照することが 可能となる。 187

5. 図解でわかるサーバのすべて:LAN &インターネット

5 章◆インターネットサーバとは何か、何ができるか ジングを行ったり電子メールの交換などを行うものです。 この方法であれば使いたい時だけの接続となるため、電話料金に加えてプ ロバイダへの接続サービス料を支払えば誰でも気軽にインターネットの世界 へと足を踏み人れることができます ( パソコンとモデム、インターネットを プラウジングするためのプラウザや電子メールのやり取りをするためのメー ラーというソフトは必要です ) 。これは、ユーザーが接続する相手であるプ ロバイダ側が、インターネットに常時接続をするネットワーク環境を持って いて、プロバイダにはインターネット接続に必要な複数のサーノヾ機能が常時 稼働しているから可能なのです。 プロバイダではこのサーバ群のうち、 WWW の公開スペースを会員に提供 するサービスを行っているため、メンバーとなればこのスペースを借りて世 界に情報を発信することも可能となります。 く図 1 17 : ダイヤルアップ旧接続によるインターネット接続〉 モデム / TA 電話 / 旧 DN 公衆回線 モデム / TA 利用者 電子メールのやり取りを行う。 ターネットのフラウジングや してプロバイダに接続、イン 必要なときに、電話回線を介 WWW HTM L 情報 インターネット プロバイダのサーバ群 利用者は、サーバのスペースを借りてホームページなど 情報を公開する インターネットへの二番目の接続方法は、インターネットへの常時接続の 環境と、インターネット上のサービスを活用するためのネットワークやイン ターネットサーバ群をユーザー自らが構築してしまう方法です。この場合は、 電話回線を使わず、プロバイダから提供される専用回線か、もしくは NIT の OCN などの専用回線を用い、これをルータを介して接続することになりま す。 専用回線使用料は、以前は非常に高価なものでしたが、 OCN などの格安 17

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5 章◆インターネットサーバとは何か、何ができるか が、 DNS サーバを活用するのは一般的となっています。 ・インターネットサーバと周辺環境 サーバにケープルを接続するために EISA'S ス用の NIC を、ノートパソコンに るとともに、これらを集線するために 4 ポートのハプを使っています。また、 この例では、サーバとクライアントの接続に IOBASE - T ケープルを使用す 状況などの管理も可能です。 ントであるノートパソコンからは、インターネットへの接続やサーノヾの動作 分にインターネットサーバとして機能しますし、 1 台だけ用意したクライア ーネットサーバと周辺環境の最小規模の構築例です。これだけの構成でも十 図 121 は、個人などによるインターネットへの常時接続をする際のインタ を入手して活用することもできます ) 。 として実績のあるフリーウェアソフト、 EMWAC の InternetMail Service など して重要なメールサーバ機能がありませんが、 NTServer 用のメールサーバ あらかじめ用意されています ()T Server の 4.0 にはインターネットサーバと Server や SoIaris2.6 の SSIE (Sun Solaris Server lntranet Extension) などには ーションをサーノヾ機にインストールする必要があります。 WindowsNT/2()0() 各サーバを実際に構築する際には、それぞれのサーノヾ機能を持つアプリケ く図 1 21 : インターネットサーバと周辺環境〉 インターネットサーバ OS : WindowsNT/2000 0 「 S0后「 is クライアント OS : WindowsMe WWW ;lnternet Expiorer Mail : Outlook Exp 「 essMail ーロ CPU : Cele 「 on 600MHz RAM : 64MB 1 OBASE-T WWW Server Mail Serve 「 DNS Se 「 ve 「 CPU : Pentiumm 800MHz [ = ニ RAM : 256MB ハブ 4 ボート インターネット プロバイダ 181 専用線

7. 図解でわかるサーバのすべて:LAN &インターネット

インターネットサーバとは何か、何ができるか 現在日本においてインターネットへの接続サービスを提供するプロ バイダの数は 2000 を超えるとともに、すでに 700 万人を超える利 用者が日々世界の情報を得たり、自ら情報を発信したりしています。 多くの人々が集う市場には多くの企業が進出するのは当然の成り行き ですが、インターネットサーバを構築し、これを専用線でインターネ ットに接続してビジネスに役立てている企業、役立てようという企業 も少なくないことでしよう。本章では、インターネット接続には欠か せないインターネットサーバがどんなものなのか、説明していくこと にしましよう。

8. 図解でわかるサーバのすべて:LAN &インターネット

・インターネットへの接続方法 先の ARPANYI* で説明したように、インターネットはそれぞれのコンヒ。ュ ータやネットワークが網の目状に接続されることにより構成されています。 そして、バケットはこれらのネットワーク上をルータによってルーティング く図 1 1 6 : 日本のインターネット構造〉 されながら目的の場所まで送信されていきます。 日本の基幹ネットワーク ギ丿スドイツ中国 P'NYÆ< 香港シ冫カ シアネシア 海外のプロバイダ 海外接続 ーっの第一種プロバイダを中心として その回りに第一種や一般二種プロバイ ダが 128K ビット / 秒 ~ 3M ビット / 秒で接続される。また、各プロバイダ には、タ、イヤルアップ P 接続などによ り複数のパソコンが接続されることに なる。 第一種ならびに特別二種プロバイダなどによって日本の基幹ネットワーク が構成されている。お互いのプロバイダは、 1 ~ 45M ビット / 秒で接続 される。 ( 実際は、より多く複雑な構造となります ) インターネットに接続するためには大別して二つの方法があります。 ーっは、一般のインターネットユーザーがインターネットを活用する際に 用いている方法で、インターネット接続サービスを提供する企業 ( プロバイ ダ ) と契約をして、インターネットに接続したいときだけ電話回線によるダ イヤルアップ IP 接続を行い、 ppp プロトコルを用いて Web ページのプラウ 夏 74

9. 図解でわかるサーバのすべて:LAN &インターネット

5 章◆インターネットサーバとは何か、何ができるか 一方的に情報を発信するだけでなく、ホームページにアクセスした相手か ら情報を人力してもらい、それらの情報を人手できるようにページを作成す れば、商品の情報を公開したその場で注文を取ることもできますし、懸賞付 きアンケートなどのページを作成して、相手の住所や氏名などとともにアン ケートの答えを入力してもらうことで、商品のマーケティングリサーチや見 込み客などの取得も可能です。 インターネット上での商品の販売は、ものによって売れるか売れないかの 傾向が分かれるようです。音楽用 CD やゴルフ用品、書籍など、商品名から 探せばどこでも人手できる商品を格安に価格設定したケースでは好調な傾向 にあるようです。こうした商品のインターネット販売で年間 1 億円以上の売 上を上げる企業もあります。米国のコンピュータメーカーがインターネット 上だけで 100 億円近いセールス実績を上げたケースもあります。また、数百 人規模の人員を必要としていた電話注文受付部門を徐々にインターネットに よる注文受付に変更し、売上を落とすことなく人件費を大幅に削減すること に成功した企業もあります。 ・インターネット広告 企業の発信するホームページによる情報は、多くのインターネットユーザ ーによって閲覧してもらわなければ意味がありません。ーロに「インターネ ット上に発信」と言っても、データ自体はインターネットサーバに存在する に過ぎず、インターネットユーザーが自社のサーノヾにアクセスしなければ何 の意味もないのです。 このために、企業はさまざまな PR 戦略をもってページのヒット数 ( 外部 からのアクセス数 ) 向上に努めることになります。この戦略の一つに、他の サーノヾにある人気の高い ( ヒット数の高い ) ページに自社の広告を載せると ともに、自社へのリンク * を張ってもらうというものがあります。 ーズに対応するために、内容の濃いサービスを無償で提供し、 こうした 多くのヒット数を実現させた上で、企業広告を有償で請け負うという企業も 登場してきています。たとえば、インターネットユーザーが頻繁に活用する サイトにサーチェンジンがあります。これは自分の探したいページを単語な 【リンク ( を張る ) 】 www上のページから特定のページへとジャンプできるようにすること。

10. 図解でわかるサーバのすべて:LAN &インターネット

6 ! インターネットを活かすサーバとは 一昔前までは、サーバといえば、機能的な LAN を実現するためにネットワ ークの集中管理を行う「ファイルサーノヾ」 * や「ディスクサーバ」 * を示すこ とが一般的なとらえかたでした。セキュリティ管理や情報の一元管理など、 クライアントが快適にネットワーク運用を行うための中心的な役割をするコ ンピュータがサーバだったわけです。 しかし、最近では LAN 以外にも、世界的なネットワークであるインターネ ットの活用が重要なポイントとなってきています。このため、「インターネ ットサーバ」というものが注目されるようになってきました。インターネッ トを介しての情報や電子メールの交換、 WWW による企業情報の発信など、 世界をネットするインターネットが企業にもたらしてくれる利点には非常に 大きなものがあります。このために、インターネットに常時接続をして、イ ンターネット上のネットワークやユーザーと情報をやり取りするための専用 サーバが「インターネットサーノヾ」です。インターネットサーバの中にはそ れぞれ機能に応じていろいろなサーバがあり、これらのサーバ群をひとまと めにしてインターネットサーバといいます。 ( この点については、第 6 章で 詳しく説明を進めます ) 。 図 16 は、社内に構築されている LAN をインターネットに接続するための基 本的な構築例です。図の中心に描かれているファイアウォールサーバを中心 として、上部が外部ネットワーク、下部が内部ネットワークとなっています が、外部ネットワークに属するルータまでは社内に構築されたものです。 こでいう外部とはインターネット上に公開されたガードのかかっていないネ ットワークのために、インターネット上の誰もが訪れることのできる領域で す。内部ネットワークとは、社内の人間のみが利用するネットワークです。 ーパはクライアント間での情報共有にはあまり向いていない。 スクサーパ内のファイル割り当てテープル (FAT) を取得して読み込む必要がある。したがって、ディスクサ 内の情報を読み込んでクライアントに送付する。それに対し、ディスクサーパの場合は、クライアントがディ 【ファイルサーバとディスクサーバ】ファイルサーパが、クライアントからの要求に対して、自らの また、外部ネットワークには DNS サーバ、メールサーバ、 WWW サーバの この境目にあって門番的な役割をするのがファイアウォールサーノヾ です。 そして、