メールサーバ - みる会図書館


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1. 図解でわかるサーバのすべて:LAN &インターネット

6 阜◆ネットワークに必要なサーバ群とその機能 2 、メールサーバ 207 いうソフトを活用します ) 。 メールサーバ間のメールのやり取りは、クライアントに用意するメーラーと ことで、 A 氏からのメールを確認することができるのです ( クライアントと 氏はダイヤルアップ IP 接続をしてプロバイダのメールサーバにアクセスする により、 A 氏からの電子メールが届いていることを知ることができます。 C この後、 B 氏が社内のメールサーバに対して自分宛メールを確認すること 送信され、ここで管理されます。 ネットを介して C 氏がメールアカウントを持つプロバイダのメールサーバに バによって管理されることになります。 C 氏宛てのメールの場合、インター 社内であっても直接相手のノードに届くのではなく、あくまでもメールサー 持っている C 氏に対してメールを送信しています。送信した電子メールは、 のです。ここでは A 氏が社内の B 氏と他のプロバイダにメールアカウントを 図 138 はメールサーバの働きと電子メールの流れをわかりやすく現したも IP 接続をする場合はプロバイダのメールサーバによって実現しています。 ノヾによって、またプロバイダに電話など公衆回線網を介してダイヤルアップ 電子メールの送信は、 LAN 上にメールサーバがある場合はそのメールサー ・メールサーバの働き す。 サーバが機能することによりインターネットを介した交換が実現するので れるコミュニケーション手段となった電子メールは、プロバイダ間のメール サーバです。今やビジネスだけでなくプライベートにおいても頻繁に使用さ 引き渡すといった、一般の手紙で考えるならば郵便局に相当する働きをする 信し、届いた電子メールを保管してクライアントからの照会があったときに メールサーバとは、クライアントからの要求にもとづいて電子メールを送

2. 図解でわかるサーバのすべて:LAN &インターネット

インターネットにおけるメールサーバは、 SMTP (SimpleMailTransfer Protocol) と POP (post Offce protocol) によって成り立っています。 SMTP とは、インターネット上で TCP/IP をベースとするメール送信に使われるプ ロトコルです。これに対して POP とは、メールサーノヾに届いた電子メールを クライアント間とやり取りするためのプロトコルで、これらの働きをするそ く図 141 : SMTP サーバと POP サーバ〉 インターネット く図 140 : メールアドレス〉 aaaa@bbb.cccc.co.jp ユーザログイン名 . プロバイタなどにメールアカウントを が受け、スプールに書き込む。 ホスト名 組織名 組織属性 国コード ・ SMTP と POP 持つ場合ユーザ旧がこれにあたる . メールサーバのホスト名 通常プロバイダ名や企業名が用いられる 日本の場合「 co 、 0 「、 ac 」など 日本の場合「 jp 」 ② STMP サーバがクライアント からのメールを受けとり、ス プ - ルに書きこむとともに、 宛先へ送信 SMTP サーバ POP サーバ メール 2 夏 0 送信する。 がメールを ①クライアント スプール ファイル ③到着したメールを SMTP サーバ スプール ファイル メール POP サーバ S MTP サーバ て引渡す。 らメールを取り出し スプールファイルか 確認。 ⑤ POP サーバがユーザを ④クライアントが POP サーバ に対してメールの確認 ーヨ

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6 阜◆ネットワークに必要なサーバ群とその機能 子メールを送信する際には相手先の IP アドレスが必要になるためです。 なお、図 139 にある MTA (Message TranferAgent) とは電子メールを配送 するためのプログラムで、これに対して利用者がメールの読み書きを行うた インターネット く図 139 : MTA がメールを送信するまで〉 めのプログラムを MUA (MailUserAgent) と呼びます。 DNS サーバ る IP アドレスを DNS サー aaa@bbb.co.jp に対応す ②メールサーバの MTA が 「 IP アドレスは ③ DNS サーバが回答。 メールサーバ MTA (MessageT 「 ansfe 「 Agent) aaa@bbb.co.jp ルータ ④ IP アドレス メールを送信。 ① A 氏がメールを送信 ( 宛先 aaa@bbb.co.jp)o バに問い合わせる。 A 氏 にこ = = コー ■メールアドレス■ 電子メールを相手に届けるためには、相手のメールアドレスを知っている 必要があります。メールアドレスはユーザーログイン名とドメイン名から構 成されており、また、ドメイン名はホスト名、組織名、組織属性、国コード から成り立っています。送信時にはドメイン名を元に DNS サーバが相手先 の旧アドレスを求め、この旧アドレスによってメールがインターネット上 に送信されます。 20 今

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く図 138 : メールサーバの処理とメールの流れ〉 あるため、そのプロバイダへ送信。 ボックスに登録、 C 氏宛は他のプロバイダ向けで 日氏宛のメールは、社内メールであるためメール メールサーバ (SMTP ・ POP) B 氏宛 Mail C 氏宛 Mail ルータ A 氏 プロバイダ内メールサーバ C 氏宛 Mail インターネット B 氏 A 氏は、 B 氏と C 氏にメールを 送信。 B 氏は社内にメールア カウントを、 C 氏は他のプロ バイダにメールアカウントを 持っている。 くメールサーパ・アプリケーション例〉 アプリケーション名 Sendmail lnternet Mail Service Netscape Mail Serve 「 Sendmail with POP3 AItaVista Mail Serve 「 社内のメールサーバにアクセ スすることで A 氏からメール が届いていることを知り、そ のメールを受け取る。 開発・販売元 t=== ー C 氏 モデム C 氏がメールアカウントを持 つプロバイダにアクセス。 A 氏からメールが届いている ことを知り、そのメールを受 け取る。 UNIX 実装 ( バージョンアップ版はインターネットから ) EMWAC(F 「 eewa 「 e) Netscape Communications ( 株 ) アスキーネットワークテクノロジー DEC 対応 OS UNIX WindowsNT また、社内メールが独自のグループウェアソフトなどによって管理される ものである場合には、インターネットに接続するためのゲートウェイを介し て、 LAN 上のメールプロトコルとインターネットメールプロトコル (SMTP : SimpIe Mail Transfer Protocol) を相互変換する必要があります。 実際にメールサーバがクライアントから受けた電子メールをインターネッ トに向けて送信するには、 DNS サーノヾ ( 213 ページ参照 ) への IP アドレスの 問い合わせを行います。これは、電子メールにある宛先が相手先のメールア ドレスによって表記されているのに対し、インターネットに向けて実際に電 208

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・メールサーバ いサービスに、電子メールの交換が挙げられるでしよう。今や電子メールは 自らインターネットサーバを立ち上げるのなら、 WWW とともに活用した 夏 80 る。なお、 BIND は、米カリフォルニア大学パークレー校で開発された DNS サーパソフトである。 Microsoft DNS サーパや BIND for NT などを、また、 UN Ⅸ系 OS の場合は B ー ND というソフトウェアを主に用い 内で動作させることで、限られた範囲内のⅣアドレスの解決が可能となる。 WindowsNT / 2000 の場合は、 【 DNS サーノし補足】 DNS サーパは、 WindowsNT/200() や UNIX 系 os を用いる場合、社内に構築する一 AN も IP アドレスを指定することでインターネット上の通信は可能となります バが DNS (Domain Name System) サーバです。 DNS サーバを使用しなくて かりやすい名前に置き換えれば便利になります。この変換を行うためのサー すいものではありません。そこでこれを「 www.000.co.jp 」など利用者にわ けて 4 つの 10 進数の羅列で表現しているため、人間にとってはあまり覚えや しかし、 IP アドレスは 32 ビットで構成され、これをさらに 8 ビット毎に分 換ができるのはとても便利です。 界のどこのコンビュータであろうとも、国境や距離などを意識せずに情報交 した。相手の IP アドレスさえ知っていれば、インターネット上に存在する世 同士は、 IP アドレスによって互いの通信経路を確立する」という説明をしま 第 3 章のプロトコル部分では、「ネットワークに接続されるコンピュータ ・ DNS サーバ 用意されています ) が必要となります。 Navigator などには標準添付されています。またフリーウェアソフトも多く lnternet Explorer やネットスケープコミュニケーションズ社の Netscape 引き出すためには、メーラーというメール専用ソフト ( マイクロソフト社の なお、メールサーバに対して、クライアント側から要求をかけてメールを メールを取り出したり削除したりといった処理を行うものです。 ールをユーザー毎に管理し、クライアントユーザーなどからの要求に応じて やり取りを行うためのものであり、 POP は自分のドメインに宛てて届いたメ (Post Office Protocol) によって構成されます。 SMTP は実際に電子メールの 電子メールのやり取りは、 SMTP (Simple Mail Transfer ProtocoI) と P()P ンターネット接続を活用していた機関なども多くありました。 ても WWW などのサービスが画一しない頃には電子メールの実現のためにイ 企業間でも盛んに活用されるメディアとなりましたし、インターネットにし

6. 図解でわかるサーバのすべて:LAN &インターネット

1 章◆サーバがあればこんなに便利 3 台のサーバが構築されています。 DNS サーバとはインターネット上のサ ーノヾに割り振られた 192.1.1.1 などの名前 ()P アドレス ) を www.000.co.jp など 利用者のわかりやすい名前に変換するためのサーバであり、メールサーバは インターネット上のユーザと電子メールのやり取りを行うためのサーバ、ま た、 WWW サーバとはインターネット上に社内の情報をホームページとして 公開するためのサーノヾです。図 16 では、それぞれのサーバを別々のサーノヾ専 用機にインストールする形で構築していますが、インターネット上とのやり 取りを頻繁に行う必要がない場合やサーバとなるコンピュータの性能などに よっては、これら三つのサーバは 1 台のサーバ専用機にまとめてインストー ルして運用することも可能です ( これらの各種サーバの種類と機能について く図 1 6 : インターネット接続サーバ群〉 は第 6 章で詳しく説明することにします ) 。 インターネット DNS サーバ メールサーバ ファイルサーバ クライアント A ファイアウォール サーバ クライアント B WWWサーバ 外部向けネットワーク 内部向けネットワーク クライアント C ()P アドレス ()P Address) 】 IP (lnternet Protocol) で使用される宛先や送信元を特定するためのア ドレス。 32 ビットによって構成される。 8 ビット毎に区切られ、それぞれを 10 進数で表現する ( たとえば。 「 192.1.1.1 」というかたちになる。詳しくは 41 ページ参照 ) 。

7. 図解でわかるサーバのすべて:LAN &インターネット

6 章◆ネットワークに必要なサーバ群とその機能 れぞれを SMTP サーノヾ、 POP サーバと分けて表現することもあります。 電子メールを送信する場合、メールサーパ内の SMTP サーノヾ部が DNS サー ノヾに間い合わせを行うことで得た IP アドレスで宛先の SMTP サーノヾに SMTP に則した手順で送信を行うとともに、 SMTP サーバ部に届いた電子メールは クライアントが POP サーバ部にアクセスを行うことで、着信メールの確認や メールの取り出しを行うことになります。 ・電子メールの形式 インターネット上でやり取りされる電子メールは、ヘッダ部とボディ ( メ ール内容 ) の二つから構成されています。ヘッダ部は電子メールを正確に相 手先まで届けるための情報として重要な役割を示し、 RFC822 などで明確に 定義されたフォーマットによって構成されます。 また、メールのやり取りには MIME (Multipurpose lnternet Message Extensions ) * という機能があり、画像や音声、プログラムやデータなどのバ イナリ情報を添付することが可能となっています。 以下にインターネット上でやり取りされるメールのヘッダ部とボディ、ヘ ッダーの中の主なフィールドの内容を説明しています。 く図 142 : E - ma ⅱヘッダフィールド〉 ヘッダフィールド From To Received Cc Subject Date Message-ID Reply-tO 内容 送信元の E - ma ⅱアドレス 送信先の E - ma ⅱアドレス E - ma ⅱ転送経路 参考送付 E-maiI のタイトル E - ma ⅱ送信日時 E-mail ID 返信指定 【 MIME (Multipurpose lnternet Message Extensions) 】文字しか扱えない電子メール において、動画や音声、パイナリデータなどを扱えるようにする規格。

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1 章◆サーバがあればこんなに便利 ただし、周辺機器の共有を実現するためには、ネットワークに接続される クライアント機側でも、周辺機器共有の設定をしておく必要があります。 く図 1 3 : 周辺機器の共有〉 0 CD-ROM ) ロ スキャナ ・電子メールを使う ディスク プリンタ ネットワーク上では、どの クライアントでも他機の CD - 日 OM を使用したり、他 機のスキャナから読み込ん だ画像を別のハードティス クに格納したり、プリンタ で印刷することが可能だ。 サーバ専用機にメールのやり取りを管理するためのメールサーパソフトを インストールすることで、クライアント間での電子メールのやり取りが可能 となります。現在、インターネットやパソコン通信では盛んに交換が行われ る電子メールですが、社内の活用用途もまた非常に幅広いものがあります。 社内で電子メールの交換が実現すると、たとえば社長などからのメッセージ を全スタッフに通達することや、スタッフ間の打合わせ、部下への指示と上 司への報告など、今までは書面などによる回覧に頼っていた情報伝達を、素 く図 14 : 電子メールの交換〉 メールサーバ ー LOVE YOU! ILOVE YOU!

9. 図解でわかるサーバのすべて:LAN &インターネット

インターネット LAN & イット ・サーバの基礎知識から、サーバ導入のメリット、 サーバ構築に必要な知識、導入までのプロセス等を 豊富な図解を駆使してわかりやすく解説。 ・インタ ~ ネットサーバを中心に、 LAN からインターネット接続してネットワークを 構築する具体的な導入法まで紹介。 ・ LAN 、通信プロトコル、ネットワーク OS 、 暗号化ファイアウォール、接続メディアなど、 ネットワーク理解に不可欠な知識が一冊で身に付く。 ・サーバに関する知識が一冊で身に付く、 ネットワーク関連を学ぶには必携の書。 I S B N 4 ー 5 5 4 ー 0 2 7 2 5 ー 7 C 0 0 5 5 \ 2 5 0 0 E 定価本体 2500 円 ( 税別 ) 日本実業出版社 図解でわかる サ→ミ のすべて 9 7 8 4 5 5 40 2 7 2 5 2 Ⅷ朋Ⅲ引川川馴Ⅲ 1 9 2 0 0 5 5 0 2 5 0 0 ろ 図解でわかる サ→、 のすべて 図でサ人のすべて。 , LAN & インタネット 小泉修著 WWWサーバ/FTP サーバ / メールサーバ / ファイアウォールサーハ / DNS サーバ / DHCP サーバ/ リーバ専用機 クライアント ロ コ ロ プリンタ 、ⅥⅣサーバ 修 インターネット ファイアウォー】し サーバ メール サーバ サーバ フリンタ サーバ クライアント D クライアント C クライアント日 クライアント A 日本実業出版社 2725 * F 2500

10. 図解でわかるサーバのすべて:LAN &インターネット

インターネット LAN & イット ・サーバの基礎知識から、サーバ導入のメリット、 サーバ構築に必要な知識、導入までのプロセス等を 豊富な図解を駆使してわかりやすく解説。 ・インタ ~ ネットサーバを中心に、 LAN からインターネット接続してネットワークを 構築する具体的な導入法まで紹介。 ・ LAN 、通信プロトコル、ネットワーク OS 、 暗号化ファイアウォール、接続メディアなど、 ネットワーク理解に不可欠な知識が一冊で身に付く。 ・サーバに関する知識が一冊で身に付く、 ネットワーク関連を学ぶには必携の書。 I S B N 4 ー 5 5 4 ー 0 2 7 2 5 ー 7 C 0 0 5 5 \ 2 5 0 0 E 定価本体 2500 円 ( 税別 ) 日本実業出版社 図解でわかる サ→ミ のすべて 9 7 8 4 5 5 40 2 7 2 5 2 Ⅷ朋Ⅲ引川川馴Ⅲ 1 9 2 0 0 5 5 0 2 5 0 0 ろ 図解でわかる サ→、 のすべて 図でサ人のすべて。 , LAN & インタネット 小泉修著 WWWサーバ/FTP サーバ / メールサーバ / ファイアウォールサーハ / DNS サーバ / DHCP サーバ/ リーバ専用機 クライアント ロ コ ロ プリンタ 、ⅥⅣサーバ 修 インターネット ファイアウォー】し サーバ メール サーバ サーバ フリンタ サーバ クライアント D クライアント C クライアント日 クライアント A 日本実業出版社 2725 * F 2500