手塚治虫の 漫画家デビュー 70 周年企画 協力・手塚プロダクション 企画・濱田高志 国民的漫画家・手塚治虫が極私的に描き続けた工ロティックなデッ いイメージは、いつ、何のために生み出されたのか ? 謎に充ちた モルフォーゼ ( 変身 ) へと向かう「手塚治虫の最も深いところにあ 775
初孫の歩をとりあげた翌年に、脳溢血であっけなく亡くな った祖母よねの、長野で生まれ、東京で学び、枝留で助産婦 になるまでの道のりが、いったいどのようななりゆきだった のか、歩はなにも知らされていなかった。 ものごころっく前に亡くなった祖母の顔は、仏壇のなかに おさめられた一枚のモノクロの写真でしか知らない。よねの 夫であり、歩の祖父である眞蔵は、そのあともしばらく生き ていたが、家にいない時間も長く、無ロだったせいもあり、 ◆連載第十六回 光の犬 松家仁之 324
伸仁はなにも応じず、タネの家に人ると冷蔵庫や洗濯機や その京橋駅で別のホームの片町線に乗り換える。大阪の東 簟笥類などの重いものを明彦とふたりでトラックの荷台に運 のほうへまっすぐに奈良との境まで行く電車だ。 び始めた。 片町、京橋、鴫野、放出、徳庵、鴻池新田、住道、野崎、 「ノブちゃん、一回では無理やで。すまんけど、二回に分け四条畷。 て運んでくれよ」 京橋から住道までは三十分くらい。駅前の商店街を抜け と明彦は申し訳なさそうに言った。 て、田圃や畑のある地域を行くと踏切がある。それを渡り、 「積み方が下手やねん。蒲団をもっとぎゅうぎゅうに圧縮し さらに生駒山のほうへと歩くと小さな新興住宅地がある。ア たら、この机と五つの段ボール箱は載せられるで。ぼくは意 。ハートはそのなかだ。住道駅からア。ハートまでは歩いて二十 地でも一回で全部の荷物を運ぶ。またこの蘭月ビルに戻って 五分くらい。 くるのはいやや。蘭月ビルとは、きようで永遠におさらば 部屋は四つ。一階の奥が家主の住まい。その上は家主の妹 が住んでいる。私が引っ越すのは家主の隣りの部屋だ。私の 伸仁は言って、すでにトラックの荷台に積んだ蒲団を降ろ部屋の二階は空き家なので、もし引っ越すのならそこにして した。 はどうかと房江さんに勧めているのだ。 西隣に住む朴一家のおばあさんが、一升瓶を抱えて家から 「遠いなあ」 出て来て、これは手をかけて作ったドプロクで、国ではマッ と朴家のおばあさんは言った。 コリという酒だと言った。餞別として用意しておいたとい 「さあ、全部積めた。アキ坊、ロープをそっちから投げてく れ」 朴家は北朝鮮に行かず、ここに残った数少ない韓国人一家 伸仁は薄手のセーターを脱いで、額の汗を手の甲でぬぐい なのだ。 ながら言った。 すみのどう おばあさんは、大東市の住道というところは、尼崎からは 四トントラックには三人しか乗れないので、房江と千佐子 どう行くのかと聞いた。 は電車で行くことになっていた。 タネはいつもののんびりとした悠長な話し方で説明を始め 伸仁の運転するトラックが行ってしまうと、房江は朴家の おばあさんに挨拶して阪神電車の尼崎駅まで千佐子と並んで 阪神尼崎から梅田に行き、そこから国鉄環状線の外回歩いて行った。 りというのに乗る。天満、桜ノ宮、そして京橋。 駅のホームで梅田行きの電車を待ちながら、 こ 0
二〇一四年、文学界にある事件が起きた。『池澤夏樹個点だと論じた。そして、彼が英国の近代文学の到達点の一つ 人編集日本文学全集』 ( 河出書房新社 ) の一巻を割いて吉田 と見做したのが、自らが翻訳したイーヴリン・ウォーの小説 健一が取り上げられ、これまでの日本文学全集に必ず収録さ 『プライヅヘッドふたたび』だった。吉田はウォーの長編 れていた小林秀雄が排除されたのだ。その理由を編者の池澤『プライヅヘッドふたたび』、『黒いいたずら』、『ピンフォー 夏樹は「彼 ( 筆者注 " 吉田健一 ) のおかげでぼくたちは小林秀ルドの試練』、短編『スコット・キングの現代ヨーロツ。ハ』 雄から逃れることができた」と語っている。 を翻訳しただけではなく、ウォーについて四つの評論を書い 吉田健一は特異な批評家だった。彼は文壇的なアクチュア てさえいる。『英国の近代文学』所収の「刈ウオオ」、『英 リティとはほとんど無縁だった。長谷川郁夫が浩瀚な評伝国の文学の横道』所収の「イイヴリン・ウオオの近作に就 『吉田健一』 ( 新潮社、二〇一四 ) で論じたとおり、吉田は「言 て」、自らが編纂した『イーヴリン・ウォー 加世紀英米文 葉」の批評家だった。その例は安易な思想になどは微塵も頼学案内』所収の「人と生涯」 ( 「イイヴリン・ウオオ」として っていない『文学概論』や『文学の楽み』において顕著であ 『英国の文学の横道』にも収録されている ) 、『書架記』所収の る。吉田は批評家という人種において稀有であるが、断言を 「プ一フィズへッド再訪」である。 好まない。吉田の批評は流れるような文章で綴られている。 私がイーヴリン・ウォーにのめりこむようになったのは高 長谷川が前掲書で、吉田は作家の逸話についてよく語った、 校生の時だった。福武文庫から出ていたウォーの処女作 という辻邦生の証言を虚偽として退けたとおり ( 「吉田さんは しミき d Fall の邦訳、『ポール・。へニフェザーの冒険』 『文壇の駄弁』を嫌ったように、『逸話』などに関心を持たなかっ を何気なく新刊で買ったのだ。そこに描かれていた毒々しい た」『吉田健一』 ) 、吉田は作家の逸話に興味を持たなかった。 アイロニーに満ち満ちたドタ・ハタ喜劇は私の心を強く掴んで 彼は常に文学作品の「言葉」に拘った。 離さなかった。早速、原書を取り寄せただけではなく、ウォ 吉田は『英国の近代文学』で「英国では、近代はワイルド ーの邦訳されている作品を片っ端から集めて読み漁った。そ から始る」 ( 「ワイルド」 ) と書いたようにオスカー・ワイ んな中で私はウォーの主要翻訳者である吉田健一と出会うこ ルドの評論「芸術家としての批評家」を英国近代文学の出発とになる。 152
な質問を投げかけられた。 魂というのは何でできていると思う ? あなたはもしかして、実在の方ですか ? ミロクは哲学談義なんかには付き合いたくなかったが、 それも奇異な質問だが、「そのつもりです」というミロク 「空気」と適当な答えを返した。 の答えも間が抜けていた。 スピノザって人は偉いね。同時代のデカルトは有形の肉 ああ、それはよかった。何だか映画でも見ているような 体の中には物理法則に支配されない魂が存在すると考え、以気分で、自分の頭がどうかしちゃったのかと。どうも周囲の 来、肉体と魂が別々にあると思い込まされて来たが、何のこ環境についていけなくて。 とはない、魂も肉体の一部で、物質に過ぎないとスピノザは ここ三ヶ月で何もかもすっかり変わってしまったので、こ わかっていたんだね。彼は神も自然の一部に過ぎないと考え の人のように適応し切れない人が出てくるのも当然だった。 ていた。 それでも葉山や逗子には思ったより人が残っていたことに すみません、ほかの人は何処に行ったか知りませんか ? 希望が持てる気がした。彼らはここでどんな暮らしを営んで 行きたいところに行ったんだろ。しかし、自分が何処に いるのだろう ? 近くの漁港やヨットハー・ ハーから船を出し 行きたいかなんてことは誰にもわからない。人間は自由意志 て、近海の魚を釣ってきたり、山側の畑で野菜を栽培してい に基づいて行動しているというのは美しい幻想に過ぎない。 るのか ? カタストロフ後は小集団ごとに自給自足の暮らし オレは自分の欲望を意識することはできるが、その欲望が生を営むのが最適だと多くの人が思っているに違いない。 じた原因はわからない。 ミロクが海辺の家に戻ろうとすると、小説家がミロクを呼 これ以上、小説家の相手をしてもしようがないと思い、駅び止め、こういった。 前に集まった人たちが何をしているのかを確かめようとし 仲間を探しているんだろ。同じ世界に暮らしている限 り、必ず会える。昔流行ったな。繁華街や住宅街、公園に隠 れているモンスターを探して集めるゲーム。小学生の頃、仲 すみません、ここで何か始まるんですか ? 間とかくれんぼをしたんだが、絶対見つからない場所に隠れ 駅前のべンチに座って、誰かを待っている様子の中年女性ようと思って、人の家の屋根に登ったんだ。確かに見つから に訊ねてみた。その人は困惑顔でミロクを見上げ、「何が何なかったが、そのうち陽が暮れ、みんなオレを放置して、家の だかさつばりわからない」といった。何がわからないのか訊 に帰ってしまった。しかも、いつの間にか梯子が外され、屋明 ねてみると、「何がわからないのかもわからない」と全く要根から下りられなくなった。オレはこのまま屋根の上で餓死 領を得ない。この人も駄目かとミロクが行きかけると、こん することになるかもしれないと思った。誰にも探してもらえ引
「いいわけねえだろ」と加藤は苦笑した。「つづきは明日や る。夜にライトをつけて作業をすると、遠くからでも確認で きる。山は昼の方が隠れやすい。死体を引きずって山に人る ところを見られたくなかっただけだ」 「でも、昼は人がくるんじゃないんすか」 「道をはずれたら、山に人なんかいないよ」 加藤は死体を引きずった跡を、足で掃くようにして消しな がら一一一口った。 「今日は車で寝て、明日、ホームセンターで、剣スコとノコ を買う。つづきはそれからだ」 道の駅まで降りると、東の空がすこし白みはじめていた。 エンジンをかけたまますこし眠り、国道沿いの牛丼屋で朝飯 を食べた。平井はほとんど口をつけなかった。ホームセンタ ーでスコップと剪定用のノコギリ、着火剤を購人し、野本の 死体を置いた沢の人り口に戻ったときは、昼前になってい ( 0 おどおどしている平井を見て、加藤は「普通にしていろ」 と言った。「登山者か地質調査員だと思っていればいい」 「加藤君はどうして山のこと知ってるんすか」と平井が聞い こ 0 加藤は黙って靴を履き、剣ナタを腰に下げた。オジイの剣 ナタを手にするのは一〇年振りだった。 加藤は中国地方の田舎に育った。父親はなく、母親は悲し くなるほど無能だった。知能が足りなかったのではないかと いまは思う。家は、親戚の敷地に建つ納屋を改造したあばら 屋だった。生活というものが成り立っていなかった。自分の 出生について聞いたことはない。というか母親とまともな会 話が成立したことがない。 小さい時から一人だった。家に帰っても、映りの悪いテレ ビを見ている垢染みた母親がいるだけだったので、いつも外 をぶらぶらしていた。そんなとき山のオジイに出会った。 薄汚い作業服に地下タビを履き、竹の背負カゴを背負った オジイは、加藤を見て「よお」と言った。加藤に挨拶をする ものなど近所に誰もいなかった。「人間じゃったら挨拶せえ。 ケモノなら食うで」とオジイは笑った。 「よお」と加藤が挨拶を返した。 「ウグイ、食うか」とオジイはビクを叩いた。「加藤のとこ ろのガキじやろ。オカンは足りんが、お前は違うみたいじゃ 加藤はオジイの家に出人りするようになった。オジイの家 は最後の集落から、壊れかけた林道を歩いて小一時間ほど人 った山奥にあった。加藤の家と同じく水道も窓もなく、外と の仕切りは障子と雨戸だけだった。むかしの焼畑と炭焼きの ための仮小屋だったと後で聞いた。傾斜地に小さな畑があ り、鶏を飼い、農具と工具と木材が雑然と整理されていた。 に 猟 かまどで炊いた飯と、庭の野菜と、うまい卵を食べさせてく 狩 れた。 子 加藤が顔を出しても、いつもオジイは一言挨拶するだけ息 で、まるで加藤などいないかのように、黙々と自分のやるこ
前回までに扱った「デザイン」や「スタイル」のように、 ム」は、作家が自称することもあれば、批評家などの第三者 日常に入り込んだ一一一口葉は厳密な定義を共有し続けるのが困難から名称を与えられることもあった。あるいは戦後、アル なため、意味が拡散していきがちである。言葉はそもそも生 テ・ポーヴェラやアンフォルメルのように批評家が類似の作 き物であり、時代によって移り変わるのは当然だと言える。 風を持っ作家をひとつの概念でくくることがなされてきた。 とはいえ、意味が拡散したまま放置すると、話し手と聞き手 未来派やシュルレアリスムのように、誰がその分類に属す のあいだにひとつの言葉に対する共通理解が得られなくな るのか決定する主導者がいる運動であればその内実を理解す り、コミュニケーション不全におちいってしまう。それゆえ るのはきわめて容易である。だが、モダニズムのように、明 チューニングのように、言葉の意味をーーかりそめのもので確な運動体として存在していない分類法の場合はそうではな あってもーー固定していく作業が必要となる。 い。誰かがそれを定義しなければ、その指示対象が何なの ファッションの用語で意味が不明瞭なのは、上記のような か、あるいは誰なのかわからない。ここで美術を例に出すの 日常語として使われているがために意味が拡散したものだけ は、美術史においては研究者や批評家などがその役割をきち ではない。いわゆる専門用語も同様である。芸術のあらゆる んと果たしてきているからだ。誰かが定義を試み、それをま ジャンルで、歴史を理解するために時代区分が必要とされた た別の誰かが批判的に検証する。そうした積み重ねによって 、作家や作品を理解する補助線としてさまざまな概念が規言葉が共有の財産となる。これは辞書の役割とは全く異な 定されたりする。たとえば、美術の歴史であれば、ゴシッ る。辞書は実際の用法をもとに意味を固定していくものなの ク、ルネサンス 、バロックといったようにその時代の特徴に で、理論家が自身の考えで定義を試みるのとは逆の作業であ よって分類されてきた。一九世紀後半以降は、さまざまな る。ファッション史あるいはファッションデザイン史を振り 「イズム」が生まれ、そして消えていった。印象派、未来派、 返ると、こうした定義の試みが全くと言っていいほどなされ シュルレアリスム、モダニズム、象徴主義、ミニマリズム、 てこなかったのが実状である。 シミュレーショニズム、キュビスム・ 。これらの「イズ たとえば「モダニズム」は、一般には二〇世紀初頭にプロ 2
愛ならきっと、歯を食いしばってでも、守り通さないとい けないんでしようね。だって、誓い合ったりするじゃない、 一生愛しますだなんて。わたし、そういうのが大っ嫌いな の。粋じゃないわ。性欲はもっと、さつばりしていて、飾り 気がなくて、楽しいもののはずよ。大らかだし、一々言葉で なんか、確認し合わなくてもいいのよ。嫌になれば、おしま いにすればいいんだから。 あなたは、妾のわたしにも、一生、自分に性欲を抱き続け ろだなんて、無粋なことは命じなかった。わたしが進んでい やらしい気持ちになるように、いつもあの手この手で工夫を : そうじゃな して。挙げ句にこんな家まで建てちゃって ! いと、あなた自身が興奮できないものね。ほんのちょっとで も、いやいや、つきあわされてるって感じが見えたら、たち だからわたし まち、興醒めしてしまう臆病なあなた。 も、あなたが望むことは、なんだってしてあげた。あなたに このからだを、好きなようにさせてあげるのが楽しかった。 あなたって、本当に、妾を囲うために生まれてきたみたい な人ね ! 天性の旦那だって、わたしが保証してあげる。き っと、全国の旦那を集めて品評会をやっても、十年に一人の ・ ( 笑う。 ) 逸材だって、感服されるわね。 ( 本心を押し殺して、突き放すように。 ) それで、 : この家が焼かれたら、わたしたち、どうなる 声 肉 さあ ? : : 別に難しい話じゃないわ。わたしは、飼い猫が のかしら ? 婚姻届がお役所で焼かれても、あなたと奥様と は、きっとまだ夫婦ね。・ : : 戦争に負けて、この国がなくな野良猫になるみたいに、飼い妾から野良妾になるだけ。新し っても、やつばりそうなのかしら ? : わたしたちは ? わたしは、この家がなくなって も、まだあなたと、まぐわい続ける理由があるかしら ? い いえ、その気があっても、本当に気持ちよく、前みたいにま ぐわえるかしら ? : : : あなた、焼け跡にたった一人で立って るわたしと出会って、昔みたいに上手に口説き落とせる ? その時、あなたがもし無一文だったとしたら ? いいえ、わ たしがお腹を空かせてて、あなたがもし、大根とさつまいも を持ってたとしたら ? ( 大声で笑う。 ) どうしたの ? そんな大声で「止めてくれ ! 」だなんて。 あなたらしくもない。怖いの、その時のこと考えると ? ・まさか。そんなこと信じてるの ? 性欲って、人懐っ こいのよ。無邪気な子供みたいに。満たしてくれさえするな ら、誰だって構わないのよ、相手は。だって、この家が焼け ちゃったら、あなたはわたしに、もう何も言う権利はないで 、しよ、 . っ ? ・
リーチ先生 文鳥文庫 第二弾 「ふたり」 「刺青」谷崎潤一郎 「雪もち」幸田文 「四月のある晴れた朝に 1 パーセントの 女の子に出会うことについて」村上春樹 「雨のなかの噴水」三島由紀夫 「初恋」尾崎翠 「メリイクリスマス」太宰治 「賢者の贈り物」オー・ヘンリ 「バッタと鈴虫」川端康成 日本の美を愛した、英国人 陶芸家バ 1 ナ 1 ド・リ 1 チ。 東洋と西洋の架け橋となった 生涯を描く、感動のアート小説Ⅱ 最新刊・発売中 本体 1 、 800 円 明治年、高村光太郎の勧めで日本を訪れた 歳のリーチ。柳宗悦、濱田庄司、富本憲吉ら 若き芸術家と親交を重ね、陶芸家としての才能を 開花させていく。深遠な美にすべてを注いだ その生涯を、ある陶工父子の視点から描く傑作 原田マハ ー柴田元幸訳 、田マ りー′ナ先生 手のひらに 文学を。 文鳥文庫は、長くても 十六ペー ジしかありません 十分くらいで 読めてしまうものばかりです 慌ただしい社会で、 せわしない毎日を、 過ごしているみなさまへ ちょっと一息つきながら、 文学にでも触れてみませんか 第社 文鳥文庫 3 く好評既刊 / 電子書籍版も配信中〉 ジヴェルニーの食卓集英社文庫・本体 560 円 集英社・ 表示価格は本体価格です。別途、消費税が加算されます。 〒 101-8050 東京都千代田区ーツ橋 2-5-10 http. //WWW. shueisha. CO. jp 写真 / 森栄喜
ングプロデューサー。年生。「オ・サ「終曲」「 Phew 」「 VIEW 」「 OUR 村田喜代子 ( むらた・きょこ ) 作家。恥 る怠け者の冒険」「夜行」 ムシに伝えて」「こころにアトム」 LIKENESS 」「ニューワールド」 年生。「鍋の中」「故郷のわが家」「光湯浅学 ( ゅあさ・まなぶ ) 作家・音楽評 天童荒太 ( てんどう・あらた ) 作家。古川日出男 ( ふるかわ・ひでお ) 作家。線」「ゆうじよこう」「屋根屋」「八幡論家。年生。「大音海」「音楽が降り 年生。「家族狩り」「永遠の仔」「悼む年生。「アラビアの夜の種族」「»-ao 炎炎記」「焼野まで」「人の樹」 てくる」「ポプ・デイラン」 人」「歓喜の仔」「だから人間は滅びな」「聖家族」「南無ロックンロールメレ山メレ子 ( めれやま・めれこ ) プロ渡邉大輔 ( わたなべ・だいすけ ) 映画 い」「ムーンナイト・ダイ・ハー」 二十一部経」「女たち三百人の裏切りガー・エッセイスト。芻年生。「メレ史・映像文化論。年生。「日本映画の 長谷川郁夫 ( はせがわ・いくお ) 評論の書」「あるいは修羅の十億年」 ンゲが腐るほど旅したい」「メメント海外進出」 ( 共著 ) 「イメージの進行形」 家。町年生。「美酒と革嚢ー第一書前田英樹 ( まえだ・ひでき ) 批評家・立モリ・ジャーニー」 綿矢りさ ( わたや・りさ ) 作家。年 房・長谷川巳之吉」「堀ロ大學」「知命教大学教授。年生。「倫理という力」森見登美彦 ( もりみ・とみひこ ) 作家。生。「インストール」「蹴りたい背中」 と成熟」「吉田健一」 「絵画の一一十世紀」「剣の法」「定本小 四年生。「太陽の塔」「夜は短し歩けよ「かわいそうだね ? 」「ひらいて」「大 服部文祥 ( はっとり・ぶんしよう ) 登山林秀雄」「小津安一一郎の喜び」 乙女」「ペンギン・ハイウェイ」「聖な地のゲーム」「手のひらの京」 家・作家。年生。「狩猟文学マスタ万城目学 ( まきめ・まなぶ ) 作家。祐年 1 ピース」「百年前の山を旅する」「サ生。「鴨川ホルモー」「鹿男あをによ ハイ・ハル登山入門」 し」「プリンセス・トヨトミ」「とっぴ 新潮〔第百 + 三巻第 + 二号〕 濱田高志 ( はまだ・たかゆき ) 音楽評論んばらりの風太郎」「悟浄出立」「・ハべ 重松清氏「荒れ野にて」は二〇一 家。年生。「ミシェル・ルグラン風ル九朔」 特別定価一〇三〇円 七年一一一月号再開予定です。 のささやき」 ( 著書 ) 「ミシェル・ルグ松家仁之 ( まついえ・まさし ) 作家・編 発行 平成二十八年十二月七日 「新潮」ホーム。ヘージのアドレス ラン自伝」 ( 監修 ) 集者。年生。「火山のふもとで」「沈 ( 十一月七日発売 ) は左記の通りです。 平野啓一郎 ( ひらの・けいいちろう ) 作むフランシス」「優雅なのかどうか、 www. shinchosha. co. 」 p/shincho/ 編集兼発行者ー矢野優 家。年生。「日蝕」「葬送」「決壊」わからない」 index. html 「ドーン」「空白を満たしなさい」「透宮沢章夫 ( みやざわ・あきお ) 劇作家・ * 御投稿作品は、全て「新潮新人印刷者。・、・・、・・・・、北島義俊 明な迷宮」「マチネの終わりに」 作家。年生。「不在」「ポプ・デイラ 印刷所ーーー大日本印刷株式会社 賞」応募原稿として受付けます。 東京都新宿区市谷加賀町 日和聡子 ( ひわ・さとこ ) 詩人・作家。ン・グレーテスト・ヒット第三集」 尚、原稿は返却致しませんので、 な年生。「びるま」「火の旅」「おのご宮本輝 ( みやもと・てる ) 作家。町年必ず「ピーを取 0 てから御投稿願発行所ー・・・・・・・・。株式△社新潮社 ろじま」「螺法四千年記」「御命授天纏生。「螢川」「流転の海」「三十光年のいます。 〒一六一一・八七一一東京都新宿区矢来町七一 電話 ( 編集 ) 〇三ー三一一六六ー五三七一 佐左目谷行」「校舎の静脈」「砂文」 星たち」「満月の道」「田園発港行き * 本誌からの無断転載、コピーを 電話 ( 営業 ) 〇三ー三一一六六・五一一一 ーミュージシャン。 ( ふゅ ) 自転車」「長流の畔」 禁じます。 編集部 352