四六判 192 頁檀上寛 永田和宏・永田淳・永田紅編四六判 336 頁佐藤正明 あなた河野裕子歌集 % 日刊天下と天朝の中国史 4 日刊まんが政治政治まんが 7 人のソーリの 2 年 庵功雄 加藤典洋 菅英輝 判 352 頁やさしい日本 2 日刊 ー多文化共生社会へー 災後と戦後 冷戦と「アメリカの世紀」 ー政治・社会論集ー ーアジアにおける「非公式帝国」の秩序形成ー 柤田修 判 248 頁自獣圭ロ動物たちと、どう向き合うか 杉本均編 岩波新書 240 頁 日刊 東京新聞・中日新聞経済部編四六判 224 頁プータン王国の教育変容 4 日刊 【再録】四日刊 人びとの戦後経済秘史 ー近代化と「幸福」のゆくえー 渡辺将人 岩波新書 240 頁 判 80 頁 山本秀也 日刊 〈リーディングス戦後日本の思想水脈 3 〉 アメリカ政治の壁 4 日刊 〈岩波ブックレット〉 宇野重規編 ー利益と理念の狭間でー す 判 352 頁南シナ海でなにが起きているのか 民主主義と市民社会 絽日刊 ま ー米中対立とアジア・日本ー 岩波ジュニア新書 2 4 0 頁 家正則 1 日羽 . 、ツブル宇宙を広げた男 あ 四六判 272 頁河合隼雄 / 河合俊雄編岩波現代文庫 320 頁ノ が大田昌秀・佐藤優 1 日刊 〈物語と日本人の心〉コレクションⅡ 1 日 吉川幸次郎著 / 興膳宏編〈杜甫詩注〉 合沖縄は未来をどう生きるか 物語を生きる 判 344 頁 第十冊成都の歌 e る ー今は昔、昔は今ー 四日刊 れ 四六判 288 頁 猪熊葉子 松沢弘陽・植手通有・平石直昭編 絽日刊 〈岩波講座教育変革への展望 4 〉 更大人に贈る子どもの文学 定本丸山眞男回顧談下 佐藤学・秋田喜代美・志水宏吉・判 288 頁 変 小玉重夫・北村友人編集委員 十 6 岩波現代文庫 4 00 頁 日刊 四六判 208 頁 日鈴木大裕 片日刊学びの専門家としての教師 垳崩壊するアメリカの公教育幻日刊 柴崎聰編 岩波現代文庫 368 頁ュリアン・プレス作・絵 / 大社玲子訳 ー日本への警告ー 片日刊 目 石原吉郎セレクション くろグミ団は名探偵石弓の呪い 書 菊判 128 頁 〕藤森品子〈岩波現代全書〉 横光利一 4 日刊 岩波文庫 608 頁 片日刊 既本丸刈りにされた女たち四六判 192 頂 旅愁山 セシル・ジョスリン文 / モーリス・センダック絵 の「ドイツ兵の恋人」の戦後を辿る旅 たにかわしゅんたろう訳判変型 48 頁 中村健二訳 岩波文庫 512 頁そんなときなんてい、つ ? 【再録】 4 日刊 片日刊 キ 1 ッ詩集 新予橘省吾 判 128- 頁 lh 〈岩波科学ライプラリー〉 セシル・ジョスリン文 / モーリス・センダック絵 幻日刊九鬼周造 判変型 48 頁 岩波文庫 416 頁こみやゅう訳 店听星くすたちの記憶 人間と実存 片日刊そんなときど、つする ? 【再録】 4 日刊 ー銀河から太陽系への物語 皮月 マージェリー・シャープ作 ルソー / 増田真訳 岩波少年文庫 240 頁 岩波文庫 176 頁渡辺茂男訳 落合理〈岩波数学叢書〉 判 384 頁一言語起源論 日刊 幻日刊 ミス・ピアンカひみつの塔の冒険片日刊 岩澤理論とその展望 ー旋律と音楽的模倣についてー 四六判 288 頁 4 日刊 岩波新書 304 頁 四日第 岩波新書 256 頁 1 日甲
西田は北條からことのほか可愛がられ、 洪川老師がおられたが、すぐ遷化せらされた万国宗教会議に赴いて講演を行っ その家に寄宿していた。西田は、その頃れたので、君は宗演和尚の鉗鎚を受けた。西洋社会に漢字文化圏の仏教が発信 ることとなった。暫く大学に来た事もされるようになったのはこれを以て嚆矢 の次のような思い出を書き留めている。 「私が先生の御宅にいた頃かと思う。 あったが、全然雲水同様にして苦修錬とするが、その講演稿の英訳を任された 一日、東京から e 君が来て先生と話し磨した」 ( 「『褝と日本文化』序」、『西田幾のが大拙であった。宗演はこの訪米で宗 教学者ポール・ケーラス (paul Carus 一八 ている時、先生は黙って私と e 君に多郎随筆集』頁六九 ) おらてがま 『遠羅天釜』〔白隠の仮名法語〕を一冊ず右に書かれているとおり、大拙が師事五二ー一九一九 ) と親交をもつようにな っ下さった。 e 君は褝というものはどしてわずか数か月後、明治二五年 ( 一八り、ケーラスの著 The G 。ミ。ト B に ういうものかというようなことをいっ九 (l) 一月に洪川が急逝し、大拙はそのを大拙に翻訳させて日本で出版した たら、先生は脇腹に刃を刺し込む勇気後をついだ釈宗演につづけて参じた。漱 ( 『仏陀の福音』明治二七年・一八九四 ) 。そ があったらやれというようなことをい石が宗演の下に参禅に来るのはその二年うした縁から、明治三〇年 ( 一八九七 ) 、 われた。ただそれだけである。」 ( 「北条ほど後のことであり、『門』に「この居大拙は宗演の紹介でケーラスを頼って渡 先生に始めて教を受けた頃」 / 『西田幾多士〔大拙〕は山へ来てもう二年になるとか米し、二七歳から三八歳までの十一年間 郎随筆集』岩波文庫、頁一七 ) いう話であった」 ( 頁一一〇一 l) というのは実をシカゴ郊外のラサールの地に過ごし 鎌倉円覚寺時代明治二四年 ( 一八九際とよく符合する。後年の著作『褝堂生た。といっても、正規の留学ではなく、 一 ) 、大拙上京。一時、東京専門学校 ( 早活』 ( The T ぎ品。ト zen B ミケーラスの主宰する出版社オ 1 プン・コ ート社で下働きをしながらのほぼ独学の 稲田大学の前身 ) や東京帝国大学文科大学ミ。一九三四年 / 横川顕正訳、大蔵出版、 哲学選科などに在籍はしたものの、その一九四八年 ) は、大拙のこの時期の僧堂体生活で、その暮しはきわめて貧しく侘し いものであった。しかし、その間、読書 生活はまったく鎌倉円覚寺での参褝を主験をふまえたものにほかならない。 とするものであった。西田はいう 在米時代洪川遷化の翌年、漱石参褝と思索を深めて独自の思想を形成し、初 の英文著作『大乗仏教概論』 ( 0 ミ守ご。ト 「我々が大学へ人る頃、君〔大拙〕は独の前年にあたる明治一一六年 ( 一八九一一 l) 、 り円覚寺の僧堂に行った。その頃なお宗演らが、シカゴ万博の一部として開催新ききミ一九〇七年 / 佐々木閑
【高精細カラー版】貴重な古典籍を新編成・新解題で影印す 税 0 天理図書館善本叢書 全 5 期巻【隔月配本】定期予約募集中 ! 筌て分売可〕 * 3 第—期国史古記録全 6 巻【完結 ! 】菊倍・判横 / 上製本 第 2 期古辞書全 6 巻【刊行開始】平均予価三八、〇〇〇円内上 4 月刊⑧三宝類字集高山寺本本体三〇、〇〇〇円詳 8 第 3 期源氏物語全巻【刊行開始】各巻予価三四、〇〇〇円 6 月刊⑩ 源氏物語池田本一桐壺・帚木・空皹・タ顔・若紫 【 4 月刊】 兼見卿記第五 ( 全 , 冊予定 ) 橋本政宣・岸本眞実・金子拓・遠藤珠紀校訂 判上製・頁・本体一三、〇〇〇円 2 ワ 3 【 4 月刊】地域の記録から、近世 5 近代の記憶の継承を探るル 〒 0 地域の記録と記憶を間い直す 白井哲哉・須田努編 判上製・頁・本体九、八〇〇円 【 6 月刊】相関図・ビジュアル資料等から作品を解説ー 菊池寛現代通俗小説事典 片山宏行・山口政幸・若松伸哉・掛野剛史編 判上製・頁・本体九、八〇〇円 こ用済みのご蔵書をお譲り下さい 古書全般案内書から趣味、肉筆類まで 正しい評価でのお引取りにつとめております。 多少によらずお間合せ下さい。 ☆取扱う古書 ・哲学、思想、キリスト教、西洋古典、仏教 ・東洋西洋史、近代現代史、社会科学、伝記 ・辞事典、言語学、書誌、雑誌、近代文学研究 ・美術 ( 画集、評論、随筆、図録雑誌、版画入本 ) ・映画、演劇、写真集、音楽、陶芸、趣味 ・明治から昭和 40 年頃までの小説、詩集、句歌集、 署名入本、著名作家の肉筆類、限定本 ・外国文学の明治からの翻訳、研究書、作家論 ・全集、叢書、各分野の個人全集、岩波他の文庫 ・文科系の英独仏、ギリシャ、ラテン語の洋書 ・明治前の和本、唐本もご相談下さい。 都内・地方ともご都合に合わせお伺いします ・地方からのご送本は「着払い」をご利用下さい。 ・当店のご案内は筑摩書房「ちくま」もご参照下さい。 info@tamurashoten.com 田村書店 〒 101- 開 51 千代田区神田神保町 1 ー 7 谷 03 ( 3291 ) 0563 ー 4 03 ( 3295 ) 0039
さかさ町 岩波書店 / 既刊 ◎おどろきと発見がいつばいの物語 F. エマーソン・アンドリュース作 ルイス・スロポドキン絵 / 小宮由訳 リッキーとアンは , くさかさ町〉で一泊すること になりました . そこでは建物は上下さかさま , 買い物にいくとただでものをくれます ! A5 判・上製・ 96 頁本体 1400 円 978 ー 4P0 ー 116000P C8097 【対象】小学 2 ・ 3 年から 百まいのドレスを当 エレナー・エスティス作 ルイス・スロポドキン絵 / 石井桃子訳 いつも色あせた青い服を着ているワンダが「あたし , ドレスを百まい持ってる」と言い張るので , クラスの 女の子たちはからかわずにいられませんでした・・ A5 判・上製・ 92 頁本体 1600 円 4-0 15579 ー 6 C8097 【対象】小学 3 ・ 4 年から A4 判変型本体各 900 円【対象】 4 ・ 5 歳から おさるのジョーシ おさるのショーシ キやンプにいぐ。ジ きようりゆうはつけん ものノヨー・ きようりゆうは 0 けん 化石をさがす岩山で 森のなかでまいごに ジョージのおこした奇跡 . なったジョージは・・・ M. & H. A. レイ原作 M. & H. A. レイ原作 福本友美子訳 福本友美子訳 978 ー 4-0 1 Ⅱ 106 ー 4 C8798 4-0 1 1092 午 8 C8798 おさるのショーシ おさるのショーシ アイスクリームいすき うみへいく ・み , リームだいすき 暑いときはアイス カモメのえさやりに クリームがいちばん ! 夢中になっていると・・ M. & H. A. レイ原作 M. &H. A. レイ原作 福本友美子訳 福本友美子訳 978 ー 4-0 1 1 ⅱ 0 5 C8798 4-0 1 1093 1 C8798 第 62 回 青少年読書感想文 全国コンクール課題図書 ( 小学校中学年の部 ) さかさ町 んイス・ス 0 ン物 小働訳 既刊 19
◎沈黙の戦後。なせ語れなかったのか ? 尋問室で何があったのか ? 第二次大戦中、太平洋の激戦地で 捕虜となった日本兵。その尋問録 音記録に残されていた衝撃の告白 とは。国が戦争をするのではない、 密室の戦争 人が人を殺すのだーー味方も所属加明売 日本人捕虜、よみがえる肉声 製 o 本発 もない一個人が対峙した戦争の真吐 3 2 一日 片山厚志・スペシャル取材班 実。尋問室での壮絶な闘いを再現。旭体】劇囲 ◎植民地支配の思い出し方をめぐって ふだんは忘れられている「植民地 支配ーの記憶。だがその傷痕は日頁 本国内に残っている。字部、北海 道、紀州、知覧 : : : 朝鮮人犠牲者←館 忘却された支配 ノ円書史 を追悼しようとする人びとの試みカ o ト歴売 ー日本のなかの植民地朝鮮ー 製 0 般本発 をたどる。思いはなぜすれ違うの並 2 2 一日 ( いとうともなが氏は、毎日新聞編集委員 ) かー、ー、新聞連載を一兀こ単一丁本ヒ。判 伊藤智永 。、彳イ六体田 他 の ◎記憶のさまざまな断片から生起する、あの愛しい街輝くコバカバーナ海岸。甘やかな そ ポサノヴァ。至福のカーニヴァル。頁 6 随 忘れがたい魔法を帯びた街、リオ の魅力を、プラジル文学と音楽の← ( リオデジャネイロに降る雪 研究者である著者が、眩い筆致で加明売 ー祭りと郷愁をめぐる断想ー 波 製 O 本発 綴る。遥かな距離や時を超えて胸 8 2 一日 福嶋伸洋 ( ふくしまのぶひろ氏は、共立女子大学准教授 ) 打つ、人びとの孤独と幸福の調べ。体 本粉・
今年二〇一六年は、漱石没後百周年と験をふまえて書いた小説『門』に「剽田幾多郎 ( 一八七〇ー一九四五 ) 、山本良吉 いう。それに比べれば注意されることは軽な羅漢のような顔をしている気楽そう ( 一九七一ー一九四一 l) 、藤岡作太郎 ( 一八七 稀であろうが、今年は D. T. Suzuki こな男」 ( 岩波文庫、頁二〇一 l) と描かれてい〇ー一九一〇 ) らと出逢い、終生の心友と と、鈴木大拙の没後五十周年でもある。 るのが若き日の大拙、「もっと、ぎろりなった。大拙や西田が禅に関心をもった 半世紀と一世紀であるからずいぶん離とした所」 ( 頁一二五 ) をもって来いと迫るのもこの頃のことで、それは数学の教師 ときゅき れているようであるが、漱石が生まれた恐ろしげな老師が円覚寺の釈宗演 ( 一八であった北條時敬 ( 一八五八ー一九二九 ) の のは慶応三年 ( 一八六七 ) 、かたや大拙は五九ー一九一九 ) 、そして主人公宗助の世感化によるものであった。北條はのちに 明治三年 ( 一八七〇 ) の生まれで、幕末と話をしてくれている宜道という若い禅僧広島高等師範の校長、東北帝大の総長、 明治の差こそあれ、実際の歳の差はわずが宗演の弟子の釈宗活 ( 一八七一ー一九五学習院の院長などを歴任した高名な教育 か三年ほどに過ぎない。現に明治一一七年四 ) であったことは、よく知られている。者であるが、と同時に、かって鎌倉円覚 ( 一八九四 ) の一二月一「ヨ日から翌年一月金沢時代大拙は金沢の儒医の家に生寺で釈宗演の師である今北洪川 ( 一八一六 七日にかけて漱石が鎌倉円覚寺で参禅しまれたが、早くに父が没し、没落士族の ー一八九一 l) に参じた本格の居士 ( 在俗の修 た際、寄寓さきの帰源院に先客としてい貧窮と悲哀のなかで成長した。石川県専行者 ) でもあった。大拙自身は家計の困 たのが大拙であった。漱石がその時の経門学校 ( のちの第四高等学校 ) に人学し、西窮のため学校をつづけられなかったが、 永遠の未完 ーーー大拙没後五十年にあたって きんらかん ひょう 隆
完訳論語 岩波書店 / 既刊・電子書籍・雑誌 ( 月刊・季刊 ) ほか ◎対話のなかに紡がれた、力強い肯定の思想ー ゃい井波律子訳 「仁ーとは誠実な思いやり、人間愛 のびやかにして剛毅、おおらかな楽観主 学 義と陽性の健やかさに満ちた、人間・孔 子。はつらっと弟子たちと語り合い、学頁 。分 問や音楽を心から愛し、どんな不遇のど [ ん底でもユ 1 モアを失わずに生きぬいた、バ円書 力強い「肯定の思想」とは。今こそ新鮮 8 引】 上 8 な大古典の魅力を存分に味わえる、必携判 2 平リ 言千・の一冊。 好既 6 月の省子文庫・新亭ニア新亭科学ライプラリー少年文庫を毎月定期配信 / ・岩波文庫く 1 点 3 冊〉「風と共に去りぬ」 ( 1 ・ 2 ・ 3 ) マーガレットミッチェル / 荒このみ訳・・・価格 1 ・ 2 = 84 。円 / 3 = 1020 円・岩波新書く 4 冊〉「ことばと思考」今井むつみ・・・価格 8 。。円「ガルプ レイス - アメリカ資本主義との格闘」伊東光晴・・・価格 800 円「学びとは何かーく探究人〉になるために」今井 むつみ・・・価格 800 円「 1 8 歳からの民主主義」岩波新書編集部編・・・価格 840 円・岩波ジュ ニア新書く 1 冊〉「知ろう食べよう世界の米」佐藤洋一郎・・・価格 820 円・岩波科学ライ プラリーく 1 冊〉「数の発明」足立恒雄・・・価格 12 。。円・岩波少年文庫く 2 冊〉「ドリトル先 生と緑のカナリア」ヒュー・ロフティング作 / 井伏鱒二訳・・・価格 760 円「ドリトル先生の楽しい 家」ヒュー・ロフティング作 / 井伏鱒二訳・・・価格 720 円 * 6 月 1 6 日以順次配信 / 詳細は小社ホームページをこ覧ください / 表示価格は税別 * 8 頁のこ案内も合わせてこ覧ください 0 いつも . どこも『広辞苑』 ケータイ , スマートフォン , iPhone でも「広辞苑」がこ利用頂けます月額 = 100 円 ( 税別 ) http:〃kojien.mobi/ ※本案内中の各種のこ案内に対してお送りいただいた個人情報は . 当該物の発送および小社のマーケティングに利用させていただきます . 23
新刊案内に表示した発売日は小社出庫日です 7-2016 戦後日本の思想水脈 ~ 〈内容案内進呈〉 ◆発見し、省察し、未来に問いかける互いのことば 刊本体各 4200 円 頁 他 の 2 3 そ 学 文 膨張の野望 国 18 9.4 ー 19 ・つ 14 カ 〔編集〕張競・村田雄ニ郎〔編集協力〕飯塚容・及川淳子・王雪萍・小野寺史郎・篠崎美生子・鈴木将久 2 敵か友か 当・ 9 [ 9 ・つ ~ -0 ー 9 ・ 3 ・ 6 第 5 回 5 3 < 8 9 7 2 ー 3 侮中と抗日胃 5 0 図売 国交回復を経て蜜月をむかえた日中関係は、歴史認識をめぐる軋轢により暗転し 1937 ・ 1944 第 0 羽般発 ・ 2 圓一 た。世界が多極化し中国が大国化するなかで作家たちは未来に何を託したのか。 0 断 ~ 父と連帯 5 体劇囲 19 ・ 4 ー 19 ・冖イ— 司馬遼太郎、山崎豊子、余華、辺見庸、閻連科、張承志らの作品を通して見る。 咥本国・ ◆現代に活かす思想資源を探訪する名作読本 既刊本体 4800 円 0 平和国家の 頁 2 5 アイデン一一 3 3 民主主義と市民社会 〔編集委酒井哲哉・金森修・塚原東吾・宇野重規・鶴見太郎・苅部直・井上順孝・中島岳志・西部忠 類 0 日常からの挑戦上 ・ 2 [ 6 「藝術」と 5 3 「アート」のあいだ < 8 館 科学技術をめぐる抗争 6 社会の変容と宗教の諸相明 金森修・塚原東吾編圧倒的な力で人間 0 生を変革してきた科学技術を、戦後日本社会 2 現代 ~ 0 反逆とし保守→醗 はどのように受け止めてきたのか。原爆の衝撃から歩みをはじめた科学と平和・進歩との 9 経済からみた 体劇 本引関・ 共存関係が崩壊していく過程をたどりながら、〈 3 ・Ⅱ〉後の科学思想の行く末を模索する。国家と社会 日中の脚年文芸・評論作品選 0 蜜月と軋み -6
京で二重の本もあり、思い切って知り合リストたちは。ハリでのテロ決行者と関わ震が発生した。最初はこの激震が本震と りがあるらしい。 いの古本屋で処分した。 考えられていたが、ほぼ一日後に本震が 熱海に運んできた資料を整理しなが 二〇〇四年にはマドリッドで列車テロ見舞い、九州を分断する大災害になっ ら、「終活」とはこんな作業かな、と思が、その翌年にはロンドンで同時多発テた。 ったりした。 口が発生した。 次から次に事が起こる。 もはや地球上に安全な場所はないよう 日常の暮らしがいかに大切かと思いっ 。ハリのテロから五カ月も経過しないうにさえ思える。だが、人は生きていかねつも、なにをしてよいのか分からない。 ( つづく ) ちにプリュッセルで再び大規模なテロがばならない。苦しくても哀しくてもふだ ( さえきやすひで・作家 ) 起こった。 んの暮らしが待っている。そんな暮らし 空港の受付カウンターでの自爆テロを自爆テロという名の暴力で奪い去るの だ。さらに一時間後、メトロで自爆テロは許せない。 が繰り返された。このテロで三十五人が石畳の家で本を整理しながら、そんな 死亡し、二百人余の負傷者が出た。日本散漫なことを考えている。 人二人もこのテロに巻き込まれた。テロ折しも四月十四日未明、熊本県で大地 四六判上製 戦国最強の軍団、ここに誕生 、・・信長、秀吉、家康の盛衰 毎月犯日発売 谷 9 西国の儀任せ 岡 置かるの由候 ④甲信の戦国史東の戦国史毛利輝元 日 0 光成準治著劣等感に悩み、時代に翻弄 / 、 ( 武田氏、こ山の民の興亡 天下人を輩出した流通経済の要衝 されつつも、明治維新に繋がる萩藩の礎ア駆 笹本正治著 頁 / 3500 円 頁 / 3500 円 小和田哲男著 全 を築いた生涯を描く。 38 。。円ウ皿 毛一兀就岸田裕之著 3800 円 ). 京 9 あシリーズ続刊 , 驫②関東の戦国史⑥畿内・近国の戦国史⑧四国の戦国史 集田基樹著 太田匯司著 須藤茂樹著 ネ 宇喜多直家・秀家渡邊大門著 3 。。。円 田①奥羽の戦国史④北陸の戦国史⑦山陰・山陽の国史⑨九州・琉球の戦国史 東四柳史明著 福島金治著 『業野俊之著 〒凪価 真田氏三代笹本正治著 3 。 8 円 ミネルヴァ日本評伝選
d 、ミ C ミきミ ( 一九五九年 ) はそと著述のうちに過ごし、彼の地に熱烈な様のご多幸を、心よりふかくお祈り申 の増補改訂版である ( この両書とその時代「 Zen 」プームを巻き起こした。その後、 し上げます。」 ( 『全集』第三十九巻「書簡 四」、頁四〇一、訳文小川 ) 背景については、リチャード・ジャフィ昭和四一年 ( 一九六六 ) 七月一二日、九六 Richard Jaffe 「いま、大拙を読む—Zen 歳で世を去るまでは主に松ケ岡文庫で過それから半世紀が過ぎた今年、大拙の 4 こ、ミ c ミき二〇一〇年版解説」参ごしたが、死の直前まで仕事の手は休め著作『禅堂生活』『大乗仏教概論』『浄土 照。『思想』二〇一四年・第六号 ) 。太平洋られることなく、死後もなお新刊がつづ系思想論』の三点が新たに岩波文庫に収 戦争の期間、英文による海外への発信のけて出た。昭和四一年六月一一日付けめられた。禅・仏教一般・浄土の三方面 道を断たれた大拙は、愛妻ビアトリス、 死去のまさに一か月前ーーアメリカの成果を示すとともに、この順序で、そ よこがわ 愛弟子横川顕正、心友西田幾多郎らの相の知人に宛てた手紙に大拙が記した次のれぞれ大拙の鎌倉円覚寺時代・在米時 次ぐ死去に慟哭しながらも、『褝思想史言葉は、その生涯を象徴する、いわば大代・大谷大学時代の経験と思索を代表す るものともなっている。これを機に、大 研究』『禅の思想』『日本的霊性』などの拙末後の一句と言ってよい。 日文の主著を精力的に書きあげていっ 「ともあれ、一つ申し添えたきことは、拙の永遠なる未完の歩みがさらなる読者 た。その一方で戦争末期には、西田や小 われわれ人間の完成は未完成のうちにに伝わってゆくことを切に願う。 ( 本稿は、ステファン・・グレイス 泉信一二・長谷川如是閑らとともに、終戦こそ在る、ということです。人間の完 Stefan peter Grace 『鈴木大拙の研究ー現 をめざす海軍内部の秘密会議にも加わっ成は、永遠に自らの未完成を悟ろうと ていたという ( 古田紹欽『大拙の思想に見る しつづけること、そして未完成を自覚代「日本」仏教の自己認識とその「西洋」 に対する表現』に多くを負う。駒澤大学学 択一と複合』松ケ岡文庫、頁三六 ) 。 しつづけ、それを完成に至らしめよう 戦後戦後は鎌倉東慶寺内に財団法としつづけることに在るのです。人生術機関リポジトリ所収 ) ( おがわたかし・中国禅宗史 ) 人「松ケ岡文庫」を創設。昭和二四年は完全なるものに向かう終わりなき闘 いです。そして完成は死を意味するの ( 一九四九 ) から同三四年 ( 一九五九 ) 、すな わち七九歳から八九歳までの約一〇年で、われわれがそこに到達することは 間、ほとんどの期間をアメリカでの講義永遠にあり得ないのです。あなたと奥