件と一九六〇年代の若手考古学研究者集まりではなく、すべてはほかのすべ男性が戦士ということは、別の社会に たちが考えたからであり、さらにその てに関係しているのである。システム対する防衛という側面も絡まってくる。ル 社会は別の社会と関係し合っている 背景には、アメリカ文化における科学は部分とそういった部分の一連の体系 窓 至上主義もあるだろう。 的関係から成り立っている。これらのと同時に、その社会を取りまく自然環の 部分と部分同士の関係は、同一システ境とも関係しあう。この自然環境との書 アメリカ考古学のシステム論 ム内でも違う場合がある。さらに違う関係については、抽象的な三つの属性 さて、一九八一一年秋学期のミシガン からモデル化できる。社会は環境から システムは違うあり方で機能する。そ 大学の学部の「先史考古学概論」の担ういった様々なシステムのなかで、文エネルギー、もの matter 、情報を取 ート日ウェロン 当者は、理論派のロバ 化システムも数多くの特性から構成さ り入れ、また環境に戻すのである。社 Robert Whallon 教授で、ヨーロッ れているが、社会組織、経済、技術が会システムはエネルギー、もの、情報 ハ後期旧石器時代が専門である。第一主なものである。ではこれらがどのよを環境に適応・対応するために活用す 講は「考古学の目的」がテーマで、こ うに相互に関連しあっているのか。 る。そして、エネルギー、もの、情報 れは日本の大学の「考古学概論」と変 例えば、民族学的に知られる農耕社をいかに効果的に大量に取り入れるか が、社会システムが他の社会システム わらない。日本と全然違うのは第一一講会を例にとってみよう。その社会には のテーマで、「システムとしての社会」年齢階梯制度があって、どの年齢階梯と競争していく上で鍵となる。エネル であった。内容は次の通りである ( 講に属するかによって、どの農地を耕すギー、もの、情報をより効果的に取り 義はノートを必死でとったが、当時は かが決まっている。その社会は父系優入れる方法が開発されれば、社会シス テムはより発展する。もちろん、そう 英語力が十分ではなく、自宅ですべて先である。そして、男性には戦士とし いった発展の潜在的可能性はどこにで テープ起こしして聞き漏らした部分をての役割が期待されている。つまり、 補った ) 。 年齢階梯制度という社会組織が農地と も存在する。 システムとは、様々な特徴の単なる いう経済的側面と関係しており、また

も様々な問題が存在する。第二講の によって維持される。考古学的には、 アメリカ考古学の課題 「社会をシステムとして捉えるーとい 特別な副葬品を有する子供の埋葬や集 うのは、どの社会もシステムとして捉 落の階層分化 ( 拠点集落と小集落 ) な 以上が第三講の概要である。聞いた 窓 えうるので、学問的に問題はないだろの 当時はまだ一〇代で、知識もなかった どに基づき把握できる、とされる。 書 うが、第三講の所謂「文化進化論」が 国家は階級社会であり、専業の支配ので大いに感銘を受けた。確かに、例 一九六〇年代、七〇年代当時は地域、 階級による、大変強力な、往々にして えば弥生時代は首長制段階と演繹的に 中央集権的であり、成文法によって裏考えたとき、再分配の証拠をどのよう文化を超えて通用すると考えられてい たのは、大きな問題である。これにつ に検出できるのか、あるいは首長が生 付けられた政府を伴う。社会の紐帯は いては、こういう考え方が当時のアメ 地縁関係に基づき、高度に階層化が進前活動していた集落は、一般集落から リカ合衆国帝国主義の影響という九州 どのように区別されるのか、といった む。居住形態も血縁や婚姻関係よりも、 問題意識をもった調査が出来る点は評大学溝ロ孝司教授の意見があり、賛同 職業的専門化に基づく場合が多い。国 家は徴兵、徴税し、貢納品を取り立て価できると思う。特に、土器や遺跡したい。つまり、アメリカ合衆国の考 ることができる。経済構造は、互酬制 ( 墓地や集落など ) といった考古資料え方がどの地域でも通用するはず、と いう暗黙の前提があったのである。も と再分配の両方、さらに往々にして市は当時の社会の極一部の側面しか語っ てくれないから、集落の階層分化を把ちろん、日本の古墳時代と中国の龍山 場の存在で特徴づけられる。戦略的な 品物やサービスを優先的に入手できる握した時点で、経済構造も再分配のメ文化を国家形成期と捉え、比較研究を エリート カニズムで機能していたはず、と先行試みるのは有効であろう。しかし、メ ( 一般的に世襲の ) が、その してモデル化できるのは学問的に有効ソボタミアの国家形成過程を説明する 経済の大半をコントロールしている。 モデルで、マヤ地域やあるいは中国、 そしてそのエリートが、高官に採用さ だと思う。 しかしながら、三〇年前ミシガン大日本列島における国家形成を理解でき れる階層を形成する。 ると考える日本人研究者はいないであ 学で主流であったこのような考え方に

〈特集「北極をめぐる法と政治ーーその 基礎理論』 神前禎 イ・ 現代的課題、ーー」〉 伊藤信哉著『近代日本の外交論壇 法學論叢第巻第 3 号 北極における領有・境界問題の展開 と外交史学ーーー戦前期の『外交時 〈論説〉 陸地と大陸棚を中心に 報』と外交史教育』 酒井哲哉株主平等の原則の機能と判断構造の 窓 深町朋子 ( 国際法学会発行、定価一一五〇〇円 ) 検討 ( 一 ) 山下徹哉の 北極における国際政治ーーグローバ 不法行為法における法的評価の構造 書 ル・ガバナンス、下位地域協力、国家 ヨーロッパ不法行 と方法 ( 一 l) 法學論叢第巻第 2 号 間政治の交差の中で 大島美穂〈論説〉 為法原則 ( --2 ) と動的システム 〈研究ノート〉 論を手がかりとして 澤田廉三・美喜と岩崎家、昭和天皇 山本周平 北極をめぐる現代的問題の状況 奈良岡聰智瓦斯事業法の成立と市町村ガス報償 加藤喜久子不法行為法における法的評価の構造 契約 ( 三 ) ・完ーー近代日本におけ 〈紹介〉 ヨーロツ。ハ不法行 と方法 ( 一 ) る公益事業規制主体の移行 森大輔著『ゲーム理論で読み解 為法原則と動的システム 小石川裕介 く国際法】国際慣習法の機能』 論を手がかりとして 山本周平日米一一国間交渉と多国間貿易レジー 廣瀬和子 ドイツにおける行政執行の例外の諸 ム ( 二 ) ーー電気通信分野を事例 松井芳郎著『国際環境法の基本原 相 ( 一 l) ・完ーーー即時強制及び略式 長久明日香 則』 磯崎博司 手続の法的構造ー・ー・ 重本達哉地方財政赤字の政治経済学 ( 三 ) ・ 阿部浩己著『国際法の暴力を超え 政党の政策に対する有権者の注目 完ーー来英独仏との比較における日 桐山孝信 ( 一 l) ・完ーー・支持、投票からの「離 和足憲明 佐藤宏美著『違法な命令の実行と 脱」に関する継時的検証ーー大村華子司法的決定作成の行動と動機の制度 国際刑事責任』 稲角光恵司法的決定作成の行動と動機の制度 的構成と制約 ( 一 l) ・完ーー歴史的 制度主義の見解ーー 的構成と制約 ( 一 ) ーー歴史的制 劉武政 Hiroko Yamane, lnterpreting 、 PS: Glob ミミ 度主義の見解ーー・ ( 京都大學法學會発行、定価九〇〇円 ) 劉武政 ロンドン海軍軍縮問題と日本海軍 tellectual Property ミ s 0 d Access to Medicines 法學論叢第巻第 4 号 中川淳司 平松良太〈論説〉 松岡博著『アメリカ国際私法の ( 京都大學法學會発行、定価九〇〇円 ) 澤田廉三・美喜と岩崎家、昭和天皇

部族社会は基本的に平等社会ではあされる。首長制社会は首長の社会的地 アメリカ考古学の文化進化論 るか、 丿ーダーの地位が存在する。 位が世襲される階層社会である。その 以上が第一一講の要旨である。そして、 ーダーは共同体祭祀を司り、共同体一他の社会的身分も世代を超えて継承さ 第三講のテーマは「社会は時間ととも般成員よりはプタなどの資産を多く保れることが通有となる。首長は往々に にどのように進化するかーであった。 有する場合が多い。しかしながら、ニ して神格を有し、それだからこそ、貢 社会は、完全に平等なバンド band 社 ュー・ギニア高地人の社会のように、 納品を要求することが正当化される。 会、 丿ーダーが存在する部族 tr 一 be 社 そのリーダーの地位は社会に奉仕する また、親族を中、いに、家来によって囲 会、首長の社会的地位が世襲される首ことで維持される。もし、共同体一般まれている。手の込んだ儀礼を執り行 長制 chiefdom 社会、そして官僚機構成員へのサービスを怠れば、リーダ そのために専門の神官をおく。首 を備えた国家と進化する、と学んだ。 としての地位から追われるし、リー ダ長が神官であるケースも多い。首長の バンド社会の近代民族例として現代で ーの子がリーダーになれるかは、その ポストは、首長個人の存在とは別に規 も狩猟採集経済を営む南アフリカ、カ子が成長し、社会への奉仕が評価され定され、従って首長が死ねば、死んだ ラハリ砂漠の先住民をあげることがでるかどうかによる。つまり、社会的立首長と同じ階層出身の別の人によって、 きる。バンドでは家族が社会の区分単場が世代を超えて継承されることは絶そのポストを埋めねばならない。経済 位である。狩に際しては自分の矢を使対ない。社会の紐帯は血縁関係である構造も、再分配といって、物資が一度 ってはいけない ( 狩りの手柄が特定の が、基本単位は家族よりも大きな集団拠点に集められて、各地に搬出される 人物に帰されることがない ) など、平 ( 一族など ) である。考古学的には、 という流通システムの重層化が始まる。イ 等社会の中で有力者が生まれないよ , つ新石器時代の農耕社会が社会進化の過技術の専業化もより進むが、エ人達が に様々なルールがある。考古学的には、程のなかで部族段階といわれる。 独立した階層を形成することはない。 窓 旧石器時代の社会が社会進化の過程の 次の首長制社会は民族学的には一五社会の紐帯は地縁や職業に基づくもの斎 書 なかでバンド段階といわれる。 世紀ハワイの先住民社会によって代表ではなく、部族社会と同様、血縁関係

間、組織、地域、国家の相互依存関係は 相手の行動を際限なく読み合うならせている現在、わが国の若い世代の多 くのゲーム理論研究者が国際的な研究ますます強まっています。有限の資源 ゲーム理論の最も基礎的なナッシ の第一線で大いに活躍しています。日や領土、経済利益の獲得を求めて利害 ュ均衡点のモデルになります。また、 ここまでは、プレイヤーは将来のゲー 本学術振興会の科学研究費補助金 ( 基の対立や競争が激しくなる結果、地球 盤 (n) 研究課題として研究プロジェク・環境問題、財政危機や金融危機、国際 ムのプレイを考慮しないとしました ト「ゲーム理論のフロンティア】理論政治システムの不安定性などさまざま が、もし将来の不確実な事象を確率的 に予想し期待利得を最大化するべイズと応用ーが採択され、毎年三月に開催な問題が生じています。「競争的な社 的合理性をもっプレイヤーを想定すれされるゲーム理論ワークショップで 会経済環境において異なる価値を追求 、ゲーム理論や経済理論の標準的な は、人文・社会科学や自然科学、数理する人間はいかに協力社会を創造する モデルになります。 科学の研究者によるゲーム理論の最新ことができるかーを探究することがゲ このように、ゲーム理論は、合理性の研究成果が報告されています。 ーム理論の大きな課題です。『ゲーム のさまざまなレベルに応じた分析ツー 実証科学としてのゲーム理論の研究理論〔新版〕』が読者の方々の学習の ルを提供しています。例えば、文化人課題は、「ゲーム状況でプレイヤーは手助けとなり、多くの方々がゲーム理 類学の分野では、さまざまな部族の住どう行動するか」ということです。ま論に興味をもたれるようになれば、私 、規範科学としてのゲーム理論の研にとってこれ以上の喜びはありません。 民に交渉ゲームをプレイしてもらい 最後に、この場をお借りして、『ゲ 究課題は、「ゲームのプレイはどうあ 人間行動に関する比較文化の研究が行 るべきかーということであり、戦略的 ーム理論』の初版と新版の編集、出版 われています。ゲーム理論の理論予測 に関して大変お世話になった有斐閣編 は、行動と文化の関わりを研究する基行動ばかりでなく、正義、効率性、公 準として有効です。 平性 ( フェアプレイ ) などの政治、経集部の石塚務氏と尾崎大輔氏に深く感 済、社会規範の意味内容が研究されて謝申し上げます。 イ総合社会科学に向けて ( おかだ・あきら " います。 グロ ーヾル化した国際社会では、人 ゲーム理論がこのような広がりを見 窓 の 斎 一橋大学大学院経済学研究科教授 ) 書

判・ 582 頁 / 3780 円 池田修・前田雅英 【第 4 版】 読書と人生日高義博 刑事訴訟法講義 町込 保Ⅳ 局ーー刑法学者による百学百話 神よ・ 判・ 534 頁 / 5880 円 松下満雄・渡邉泰秀編 版 = 版著者の専門家としての地下水脈を形作 0 てきたも田 のに、幅広い書物との付き合いがある。それを省察区 * し、ときに遊び、直感とイメージ豊かな随想の世界田 = アメリカ独占禁止法版】一出 代 0 学 0 学は限りなく広い。 読書と人生Ⅱ読書随想千芋 橘木俊詔・高畑雄嗣 Ⅲ滞独随想Ⅳ坐忘居随想新書判七三五円都 京 5 。判・ 256 頁 / 29 。。円大 0 大 働くための社会制度京修市民のためのコミュニティ・哥一 東専ビジネス入門 〒 徳田賢ニ・神原理編地域再生、住民の生きがい作りな 国際関係論講義 どに取り組むビジネスの入門と実践編。一六八〇円 円 吉田克己著 8 編込構 市場・人格と民法学 訳組示 民法と憲法、民法改正、民事特別法制の意義等民法学の重要論点を網羅 予を 泰吉 て 辺崎 した論考集。市場の論理と人格的価値の相克・緊張関係を念頭に置きな がら、年代以降の日本法システムの変容を鋭く読み解く。 7980 円 版偏 田神在編超和ル京 指円 六存 高大接続テスト 一【之の平数・ 出 佐々木隆生著旺格 による再生 ム圏幸雅会周指一 出大学入試の終焉ー 四現冊究 術訳。研テ 7 存田カ澤社村発陽衛 「大学全入」と高校の国民教育化がもたらした高校・大学間接続の機能酌 [ 学 1 ・ 80 ) 0 円 0 ) A.. 不全にどう対処するべきか。達成度テストへの転換を提唱。 彦デ - 域ス 8 生藤柳木峯 吉 道越境する日韓宗教文化第ヾ第 ー韓国の日系新宗教日本の韓流キリスト教日韓の研究者によるト幌 脇河 7350 円 ランスナショナルな視点から現状を分析 ! ノし の盤宏 -x 京む 都全生 ゴイギリス国立公園の現状と未来 京劇矗座一告 , ー進化する自然公園制度の確立に向けて 〒 -- - -0 温質全 5880 円 畠山武道・土屋俊幸・八巻一成編著 山影進 判・ 312 頁 / 2940 円

中京圏の綿糸取引信用をめぐって 奈良岡聰智 検討 田辺俊介 不法行為法における法的評価の構造 橋ロ勝利親との関係良好性はどのように決ま ヨーロツ。ハ不法行 と方法 ( 三 ) 仏領インドシナにおける対日漆貿易 るか 筒井淳也 為法原則と動的システム の展開過程ーー一九一〇年代 5 一九 離婚による女性の社会経済的状況の 論を手がかりとして 四〇年代初めの現地日本人商店からの 山本周平 村上あかね 考察ーー 発展指向型国家の多様性と財政政策 湯山英子日本人の幸福感 の相違 (ll) ・完ーー・日韓における 一一〇世紀初頭、上海電力市場の形成 宍戸邦章・佐々木尚之 財政赤字の政治過程ーー 安周永 と取引慣行の確立過程瀬戸林正孝高齢者の社会的ネットワークにおけ リス・オーリウによる公産の所 る加齢変化とコホート差 有権概念 ( 一 D ・完ーー主観的権利 日本腕時計産業における高精度時計 4 林江里香・ Jersey Liang 概念による行政法体系と所有権ーー の大量生産ーー服部時計の事例を中 〈投稿論文〉 心に ( 一九〇〇ー一九六〇年 ) 福重さと子 日本における音楽祭の変遷とオーセ ビエール日イプ・ドンゼ ンティシティ 神祇令の特質とその前提 ( 一 l) ・完 宮本直美 ーー古代国家祭祀の理念と現実ーー イギリスの大西洋奴隷貿易とインド 伝統港湾都市・鞆における社会統合 久禮旦雄 産綿織物ーーートマス・ラムリー商会 の編成原理と地域開発問題 の事例を中心に ロンドン海軍軍縮問題と日本海軍 小林和夫 森久聡 ( 社会経済史学会発行、定価一一四八〇円 ) 〈書評〉 平松良太 宮内洋・好井裕明編『〈当事者〉を ( 京都大學法學會発行、定価九〇〇円 ) 社会学評論第巻第 3 号 めぐる社会学』 伊藤智樹 〈特集複合社会調査データ分析の新展開〉山口誠著『ニッポンの海外旅行』 社会経済史学第行巻第 3 号 特集【複合社会調査データ分析の新 新井克弥 〈論説〉 展開によせて 青木秀男編『ホームレス・スタディ 一九三〇年代日本農村における無尽 吉川徹・木村好美 麥倉哲 講と農村負債整理事業ーー長野県 世代間移動における出身階層測定の 西原和久著『間主観性の社会学理 下伊那郡座光寺村を事例として 再検討 三輪哲 論』 島村賢一 小島庸平日韓のナショナル・アイデンティテ ( 日本社会学会発行、定価一五〇〇円 ) 一九二〇年恐慌前後の日本綿業ーー イの概念構造の不変性と異質性の 〈研究ノート〉 書斎の窓 2 似 2. イ

顧客志向をいかにして実践に結びつけるか 栗木契著 神戸大学准教授 マーケティング・コンセプトを問い直す A5 判並製カ / ヾー付 260 頁 予価 3 , 150 円 状況の思考による顧客志向 978 ー 4 ー 641 ー 16394 ー 2 市場において繰り返し誕生し消減する「状況」が , マーケティングの実務と理論に及ぼす影 響を解明し , 経験至上主義と法則至上主義の見直しを鋭く迫る。いかなるアプローチが今後 のマーケティング戦略に必要となるかを深く考察。マーケター , ビジネスパーソン必読。 序章状況の思考としてのマーケティ 3 マーケティングの基本図式 主 第 2 章事業システムの競争プロセス ング・コンセプト な 目 1 マーケティング・コンセプトを 第 2 部戦略の感度 次 問い直す意味 第 3 章顧客志向の標的 2 本書の構成と貢献 第 4 章プロットで読み解くマーケティ 第 1 部立ち上がる秩序 ング 第 1 章マーケティングの生成を振り返 第 3 部制御の迷宮 第 5 章競争行動の罠 る 1 マーケティングの現在 第 6 章デザインの罠 2 マーケティングの生成 第 7 章マーケティング・リサーチの罠 0 有斐閣アルマ Specialized ( 4 月下旬発売予定 ) あおきゅきひろにいくらたかし ささきそうたろう まっしたこうじ 青木幸弘・新倉貴士・佐々木壮太郎・松下光司著 学習院大学教授・法政大学教授・和歌山大学准教授・中央大学准教授 四六判並製カノヾー付 消費者行動論 420 頁 予価 2 , 310 円 978-4 ー 641 ー 1 2463 ー 9 消費者情報処理の理論を軸に , 様々な段階の消費者選択に焦点を当てながら多様な消費者の 行動を整理し , 理解するための基本理論を易しく解説。消費者行動分析をマーケティング戦 略 , ブランド戦略につなげるための枠組みも提示する待望のスタンダード。 第 I 部消費者行動分析の基本フレーム 第 9 章購買意思決定の分析 第 1 章消費者行動とマーケティング 第 10 章購買前の情報処理 目 第 2 章消費者行動の分析フレーム 第 11 章購買時の情報処理 次 第 3 章消費者行動研究の系譜 第 12 章購買後の情報処理 第 V 部消費者行動分析の応用 第Ⅱ部環境要因の変化と消費者行動 消費者の購買意思決定プロセスと 第 4 章消費行動と消費パターンの分析 第 13 章 第 5 章消費者行動の変化とその諸相 マーケティング 第 14 章 消費者の購買意思決定の特性と 第Ⅲ部消費者情報処理の分析フレーム 第 6 章情報処理のメカニズム マーケティング 第 15 章 プランド構築と統合型マーケティ 第 7 章情報処理の動機づけ 第 8 章情報処理の能力 ン ! グ・コミュニ - ケ・一ション 第部購買意思決定プロセスと情報処理 77 ( 4 月下旬発売予定 ) けい くりき