地域 - みる会図書館


検索対象: 保育ナビ 2016年10月号
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1. 保育ナビ 2016年10月号

利用者にとっても一方的に園を決め とっては何の半分なのか、根拠がよ につながっているなと実感していま られているのです。 くわからないのです。 す。 自園は私立保育所ですが、この地大方】きようだいで同じ園を卒園し 一方、今、保育料の見直しを考え ています。自園の 3 ・ 4 ・ 5 歳児の域では認定こども園の幼稚園型と幼たい、自分が卒園した園に子どもも 預かり保育料は月極めで 1 万円でし 保連携型が今年度新たに各 2 か所で入れたいというのは当たり前のこ と。大阪はもともと地域性が強いエ たが、大阪市では春から 5 歳児の幼き、途中で転園する方も出てきてい リアで、子育てを地域福祉と捉えて 児教育費が無償になったので、 1 号ます。保護者としては自宅近くの園 に入りたいのですが、人園がポイン取り組んできた歴史があるだけに、 と 2 号で月々の費用を比較すると、 1 号認定で預かり保育を利用するほ ト制になってから第 1 希望の園に人引き離される感覚が強いのだと思い ます。特に今は、子どもの貧困が増 うがぐっと安くなるのです。 るのが難しくなっているのです。 え、地域での継続的支援の必要性も 大方】ポイント制の影響で希望園に 大方 . 市の幼児教育費の無償化は 1 高まっているはずです。 号認定の 5 歳児が対象です。保育所人園できないのでは地域に密着した 等の 2 号の 5 歳児の保育福祉的なケア、継続的なケアができ 子どもたちに負担の少ない 料は、教育費相当額部分なくなってきます。 職員の働き方を考える が無料になるということ本田】待機児童対策がメインになっ 大方】長時間保育が増える中、シフ で半額になりました。教てしまい、もともと地域に住んでい トの組み方など職員の働き方はどの る子どもたちとの関係が切られてい 育部分だけを無償化する ように工夫していますか とのことですが、保育所く印象です。保護者が園を家からの の場合、どこからが教育距離や保育方針で選ぶというのは、 本田】自園は午前 7 時分 5 午後 6 なのかは難しいところで 今の大阪では難しい 時分と短めですが、それでも超過 辰巳】地元できちんと地元の子ども勤務しないように管理するのは難し ~ 、、宀すよね。 をサポートしていきたいのに、知ら 本田先生 ( 以下、本田 ) 】 いです。今は午前 7 時分 5 午後 3 ないエリアから人園してくる。また、 そうなのです。保育所に 時分、午前川時分 5 午後 6 時 25 保育ナビ

2. 保育ナビ 2016年10月号

園長@役割 人材育成 社会とつながる { 幼稚園になるための 第 7 回 横浜で鮭の 稚魚の放流 ? 地域の一員としての園のあり方が問われる時代。幼 稚園が、地域や社会全体と調和しながら持続的にか かわる秘訣を、伝統園の具体的な事例で紹介します。 執筆 / 渡邉眞ー ( 学校法人初音丘学園理事長 ) 以前、この連載において、行政か商店街が山田町一色となりました。 らの補助金の使い方の工夫について る 人が集まってくる 紹介した際、鮭の稚魚の放流につい く 催しにするにはどうするか ? てふれました。しかし、「なぜ、横浜 て で鮭の稚魚の放流 ? 」と不思議に感 このク復興・絆バザールクは、商 っ 店街の青年団が、手探りしながら、 一民画じた方もいら「しやるかと思います。 一からっくりあげて地域行事に育て 止今回は、その取り組みの経緯につ ていきました。 いて紹介してみたいと思います。 企画の立ち上げ前は、どうしたら のえ 東日本大震災の 大勢の人が集まってきてくれるのか ち与 復興支援からはじまる 大いに悩んでいました。何か妙案は ないかと、みんなで頭をひねりまし むた夢今から 5 年前。平成四年に起きた た。あわせて地域の皆さんからもた 、王、一 J 東日本大震災。その被災地の 1 日も の、っち早い復興を願「て、スカイィッ幼くさんの意見が寄せられたなか、そ 稚園の地元、横浜市保土ヶ谷区天王 の声を大きく分けると、「子どもたち 分根た 町で商店街の青年団が中心となって を中心とした、大勢の人が集まる企 自にも ク復興・絆バザールクがスタートしま画にしたい」「大勢の人が集まって、 がちど した。 町に元気が生まれ、商店街に経済効 鮭ま子 被災した岩手県山田町の人々を応果をもたらすものにしたい」という 援するために山田町の特産品を販売 2 つに集約できました。 しながら、それに合わせて、各種催 そして、これらを反映させた催し し物を行い商店街自体も盛り上げて とは何かみんなで話し合っていた時、 いこうというものです。この時期、 山田町出身のある方から、思いもよ ※ P48 のゴリラのイラストは、渡邉眞ー先生が 45 年前にはじめて受けもった園の子どもたちにつけられたニックネームゴリラ園長”にちなんだものです。 8 4

3. 保育ナビ 2016年10月号

されます。 行事の中で可能なものを地域にオー 防活動に協力したり、施設の一部を 省の プンにしたり、園が地域の祭りやイ 地域交流スペースとして提供した彊 生保 地域の公的な社会資源として 厚 べントなどに積極的に参加したりす 園 り、地域のエコ活動を展開したりと 講幼 るなどして、相互に交流する機会を 一方、地域の公的な社会資源とし いった取り組みも考えられます。 常ち 非た 院か つくることが求められます。 ての役割は、地域社会の存続や活性 学の 地域あっての園だからこそ 大育 化に貢献することです。少子高齢・ 大の 地域の " 空気。を変える 子代 人口減少社会を迎えた現在、一部の これらの地域貢献活動は、必ずし女世 様々な交流を通じて互いに理解が人口集中地域を除けば、多くの市町も園の運営や経営に直接的なメリッ 表 深まることで、地域住民の園や子ど村は人口減少地域となり、地域社会 トがあるわけではありません。けれ所ケ もに対する認知度も高まり、見ず知の機能低下は避けられません。そう ども、どんな園であっても、地域と援 2 らずの他人ではなくなるという意味ならないためには、地域の公的な社無関係な存在ではなく、地域そのも で、寛容な心が醸成されることが期会資源である園が地域の存続や活性のが衰退していけば、園も存続する一 3 。営 待できます。 化に一定の貢献をすることが求めら ことが難しくなります。 れます。 地域の方々が園や子どもに対して 地域が健全に存続し、安定的に維 締、た 寛容になり、少しでも子どもに対す 具体的には、例えば、大地震が発持されてこそ、地域と共に園もその る温かい気持ちが生まれれば、子ど生した時、園の防災倉庫の備蓄品を活動を継続することができます。地 も環境としての地域が改善されたこ近隣住民にも配ったり、在園児かど域の有益な社会資源として、公益性・氈 とになります。ともすれば送迎時の うかを問わず地域の子どもに居場所公共性の高い公共財として、地域のほ 混雑や騒音など、地域の迷惑施設と を提供したり、緊急一時的な避難場存続や活性化のために何ができるの認 見られかねない風潮の中で、地域の所として園舎を開放したりといった か、それを考え続け、少しでも実践報黼 z ク空気クを変えることは重要です。 ことも考えられます。あるいは、日 につなげていくことが、これからの吉靴監 それによって、子ども・子育てにや常的に高齢者と園児との交流の機会園にとって大切な役割だと言えま→ 7 ロ障と さしいまちづくりが進むことが期待を設けたり、地域の見守り活動や消す。 プ保性 29 保育ナビ

4. 保育ナビ 2016年10月号

カ連樹 らない提案をいただきました。 のエサと、育て方がまとめられた冊おかげさまで大盛況となりました。 、稚 それが「鮭の放流」でした。 子を添えて、幼稚園・小学校・高 もちろん、山田町の海産物も売り切漲竝 校・自治会・商店街・行政関係など れです。そして、この。復興・絆バ稚腺 ザール。の締めとなるのが、鮭の稚駈 子どもたちに夢を か所に配布しました。こうして、 各所で一斉に鮭の飼育が始ま「たの魚の放流です。 5 ' 匹の稚魚が一 科益福 究公 ( 山田町の漁業協同組合から鮭の卵 です。 帷子川へと放たれました。 学気理 を分けてもらい、それを孵化させ、 ロ月下旬から翌 1 月にかけて孵化 参加者は 1 ' 人あまり。地元童会原 児会育 院談保 稚魚に育ったところでわが地一兀を流 がはじまります。 3 学期開始早々、 の私鉄である相模鉄道のスタンプラ懇 かたびら れる帷子川に放流するという内容で その育ち行く姿に子どもたちから驚 ーや、地元企業社からの資金援著 す。育てた稚魚がいずれ鮭になり、 きの歓声があがります。「大きく育っ助などもあります。この成功で、。復竝 帷子川に戻ってくる。子どもたちに て ! 」。放流への期待がい「きに膨ら興・絆バザール。が地域の新たな行事 1 夢を与えることを願っての提案だっ みます。 に加わ「たことを確信することができ省 たのです。 ました。 育冂文 復興・絆バザールの 早速、地域の皆さんにも相談した 大勢の人が集まるとにぎやかにな 締めくくりに ところ、すぐに了承されました。こ り、町に活気が出ます。そうなるとお一砒 うして、子どもたちに夢を与える大 今年、当園からは、子どもたちに 金が回りだし、商店街も活性化しま体会」 引団盟フ 事業がスタートしたのです。 人気の横浜・野毛大道芸人を会場に す。この循環をもっと大きくできれば その年のロ月中旬、鮭の卵が幼稚園派遣しました ( 費用は、以前本誌で よいのにと思います。この鮭の放流べ人教一 な法園リ に届きました。 1 年目、 2 年目は 3 ' もふれた、横浜市の補助金から捻出は、川年は続けたいと考えています。の社幼、ハ 般立フ 個だったのですが、 3 年目には しました ) 。その他にも、キックボク 歳を迎えた私ですが、子どもた眞。県族 邊長川家 4 ' ooo 個となり、 4 年目の今年は、 シングをはじめとした各種団体の出ちを介して、もっと地域に貢献がで園神た 5 ' 000 個もの卵が届きました。 し物などがあり、商店街の大通りは きないか、まちに恩返しができないかィッ会 フィ前 この卵に、孵化した際に与える鮭人でいつばい。 好天にも助けられ、 と思いをめぐらしているところです。プ有合村 49 保育ナビ

5. 保育ナビ 2016年10月号

を第第・物第新を第第を体物・設 読第を第第・重・録釜を隊発・発輦 第設ま第・第・強第ま第校を第新を # を物 新・第を・第を第を第を・設第第新・物量物 羲を鵞第を第新を・ををを・・第・・・・をを ・新を洋を第鋼を・物、慶・新設・物材画・第・・・・第望物第・ ・物最・第喜第を - 第第を第金第を第・ - 鋼第・を第・第を ( 薗の理念再点検物 、物・第・強第強・・望を強を第を・最第・着高物を第高′ 画を量・載・・・腐産第物・第を殻第第第・強第′ を第を物鋼第 & 第・・第・第第物金巻強物第当隊喜・第物第気・ 第を洋洋を・、第 & 第、・を物第第新を洋を第をを物第 ・物・貨をを画を重を & 強 & 物・第 ( 第釜 第を・最第第物・第まをを・を物「第 を第を第を・・物・新第ー強ま蓄 第第を・第・第藤ま第第箋 第・をを第を 園経営 管ー理職アーンテーナ 執筆 / 吉田正幸 ( 保育システム研究所代表 ) 園は今後一層、保護者の選別の目にさらされることが予想され、そこでは、 " ぶれない " 園長の 姿勢を示すことが重要になります。園長が園経営の方向性を示す時に検討すべきポイントを 整理します。 地域における園の役割をどう考えるか を・まをを・ 物第最鋼 第第優を 第、第物 第 7 回 認定こども園や保育所、幼稚園に えた時、園だけで子どもの健やかな は、その社会的責任として、地域社育ちを保障することはできません。 会との交流や連携をはじめ、地域社園と家庭と地域社会が連携・協力 会に貢献することが求められていますることではじめて、子どもの四 す。そこには、 2 つの役割があると時間、 365 日を視野に人れた対応 考えられます。 1 つは、子ども環境 が可能になります。 として地域社会を捉えた場合、子ど ただ、家庭や地域社会の機能が低 も環境の機能の再生・向上という役下しているなかで、園と家庭と地域 割があります。もう—つは、地域の 社会が連携するためには、家庭や地 公的な社会資源として、地域社会の域社会の機能の再生・向上を図るこ 存続や活生化に貢献するという役割 とが不可欠です。そのためには、園 です。 が家庭や地域社会に対して様々な支 援や働きかけを行う必要がありま 子ども環境の機能の再生・向上 す。それが、広い意味での地域子育 まず、子ども環境の機能の再生・ て支援と言えます。 向上については、家庭を含めて地域 具体的には、園児のいる家庭だけ の子育てカ、教育力が低下している でなく、未就園児のいる子育て家庭 現在、かって地域社会がもっていた に対しても、育児相談や教育相談、 力を取り戻すことが必要であり、そ親子のふれあいの場の提供、子育て のための役割を果たすことが園には家庭同士の交流の機会の提供、子育 求められています。 てに関する講演会の開催など、多様 な支援を行うことが求められます。 子どもの四時間、 365 日、そし て子どもの発達や生活の連続性を考 また、地域社会に対しては、園の 8 つ」

6. 保育ナビ 2016年10月号

食育で園の魅力を伝える ー園の食育でめざすもの 報を合わせて更新するという、地域 明確な目標と連携が大切 多職種や地域との連携について の園との連携もとることができます。 ク子どもの心とからだの健全な育 事例 1 のさゆり幼稚園では、食農 事例 3 の山口市立堀保育園では、 ちクのために、乳幼児期の食育でめ中心の食育活動を園内だけで成長さ保育士と調理師が協力しています。 ざすものとして私が提案しているの せていくことに限界を感じて、地域保育士だけでなく調理師 ( 員 ) も、 は、①成長・発達を保証すること、 の人々との交流を行うようになりま子どもや保護者の様子を「見る」の ②食を営む力の基礎を培うこと、③した。そのなかで、専門家の指導を ではなくて、子どもの成長を踏まえ 人間 ( 親子 ) 関係を含めた生活の質仰ぐことで、子どもや保護者の食へ て注意深く「観る」ことが大切です。 調理師 ( 員 ) の仕事は、単に食事 (Quality ofLife 【ÜO=) の向上の関心・意欲の高まりがみられるよ です。 うになりました。 作りだけでなく、子どもに適切な食 これら 3 点の実施には、食育に取 事例 2 の日野市立保育園では、 事を提供し、その食事をとった子ど り組む目標を明確にすることが重要「クックパッド」を利用したレシピの もがどのような心身の育ちをするの です。同時に「多職種および地域と 公開で、地域の保護者にも広く活用か確認することです。ですから、子 の連携」、さらにはそれらの「連携されています。また、栄養士は職場どもが食べている現場に行くこと、 の継続性」が欠かせません。これら で 1 人職種であることが多く、仕事保育士と園での子どもの様子を共有 に取り組んでいれば、自ずと地域に の相談を身近にできる人がいない場すること、保護者と家庭での食生活 ク食育で園の魅力を伝えるクことが 合もありますが、このシステムを利 について話すことなどは、補足的・ 可能となるでしよう。 用すると別々の園に勤める栄養士が 付随的な仕事ではなく、調理師 ( 員 ) それぞれ作業を進めて、お互いの情の仕事そのものなのです。 執筆 / 堤ちはる ( 相模女子大学教授 ) 0 20 0

7. 保育ナビ 2016年10月号

0 地域とつながる 食育活動 る 地域の生産者の力を借りて 年で川年になりますが、保護者のロ 当園では、食農を中心とした食育コミ、地域のつながり、ホームペー 組 よ 活動を行っています。日常保育の中 ジでの発信などを通して、最近では 年 る てで、「そだてる活動」「つくる活動」「ふ れ 「食育に熱心な幼稚園」として地域 日 の れる活動」の 3 つの活動を行いなが ナる信 では認知されるようになりました。 ら、さらに深めたい希望者のための長年続けてきた活動に手応えを感じ 借に 課外活動「あおぞら教室」、保護者ています。 つ」 ( 動を部 行 舌力外 を 一、〕のに対象の「おひさまクラブ」などがあ 新たな発見を皆で楽しむ 第第 ~ イ収方的 ります。それぞれを連動させながら 一 9 期の極 活動していくうちに気づいたの ↓ 野長域積活動を進めています。 地を ル回の そこで常に意識してきたのが、活は、地域とのつながりは子どもや保 , 1 たずや動 、 ~ ' 亂せ者活動を園内にとどめないよう、地域の護者だけでなく、生産者など活動を 。ンをはで収理護の 提供する側にもメリットがあるとい を一一、無保園生産者と交流する = とです。直接話 を聞いたり、実際の現場を見たりふ うことです。彼らは消費者の声を求 れたり体験したりすることで、子ど めています。食育活動は直接、消費 もや保護者に、食への関心・意欲を者の声が聞ける貴重な機会だと受け 高めてほしかったからです。 止めてくれているようです。 こうした活動に取り組み始めて今 5 月に保護者対象の「おひさまク 事例 1 食育活動の ポイント 学校法人さゆり学園 さゆり幼稚園 ( 埼玉県飯能市 ) 園児数 232 人 ( 3 歳 72 人、 4 歳 73 人、 5 歳 87 人 ) WWW. hannousayuri.com/ お話をうかがった人 副園長西村純先生 1 撮影 / 竹中博信 ( P. 1 5 いちばん下の写真は園提供 ) 4

8. 保育ナビ 2016年10月号

あり、保護者はインターネットやロ んでいる活動に参加してほしいとい グ、食事相談、保育園の給食見学な コミなどから情報を得て利用する場 どがあります。給食見学では、保育う思いはあっても、一緒にできるこ と、できないことがあるので、バラ所を選んでいるように思います。「利 士が子どもたちに給食を食べさせて ンスやニーズをみて活動計画を考え用者を増やしたい」と気にすること いる様子を見て、「こんな食べさせ ていこうと、改善点をその都度、職もありましたが、「いつでも笑顔で 方もあるのね」「無理強いしなくて 受け入れられるよう準備することを しいのね」と安心したり、刺激になっ員同士で話し合っています。 また、地域のボランティアの方に大切にしよう」と職員で話し合いま たり、様々な発見があるようです。 もご協力をいただいています。食育した。 また、保育園では夏祭りやクリス これまでの地道な活動が、今では ではありませんが、読み聞かせや中 マス会でバイキング給食を行ってい 地域の方にも受け入れられ、輪が広 ーし科の先生の ます。以前は「すくすくハウス」の学生とのふれ合い、小月 がってきていると感じています。当 お話などです。 T 利用者親子をそこに招待していまし 園は、地域の子育て拠点として、地 たが、大きい子たちに圧倒されてし 地域の子育て拠点として 域に根ざした活動に取り組んでいく ェイまい、なかなか落ち着いて食事がで 一時、「すくすくハウス」の利用必要があります。これからも安心し 一きませんでした。最近は同じ料理を 埓当がな て遊びに来てもらえる子育て支援セ 者が少ない時期がありました。人口 、」をを。る華「すくすくハウス」に持ち込んで、 ンターとして、丁寧なかかわりやエ の少ない地域ということもあります でゆったりバイキングを楽しんでもら が、市内にはたくさんの支援拠点が夫をしていきたいと思います。 うようにしています。保育園で楽し 普り がで % は盛 も子 作る ずて 必れつ はを味 グ程を 、、一ンエさ キるし ンれ ッき楽 キ作 クでる のい作 を 回伝に 1 手緒 月お一 グ複 广乙 7 二 . ) ◇第一 . 盤 中交学校 月 1 回発行するおたよりに、 来月の予定を掲載して、参 加者を募るようにしている 19 保育ナビ

9. 保育ナビ 2016年10月号

園デーク 人材育成 保護署・地域と一結に 魅力ある園づくり ~ 事例で見る保護者・地域の協働・参画 ~ 保護者や地域に園の保育を知ってもらい巻き込むことで、それ ぞれの園文化が魅力あるものに構築されます。ここでは様々な園 の、保護者や地域とのコラボレーション事例を紹介します。 監修大豆生田啓友 ( 玉川大学大学院教授 ) 若葉台バオバブ保育園では、木の で作った特製豚汁と浅漬けに、家か ぬくもりを感じられる温かい保育園ら持ってきたおにぎりでパーティー を目指し、家具も無垢にこだわって、 です。味噌は園で毎年大量に作って 家具職人に依頼し一つひとつ手作り おり、園児や保護者の要望に応えて、 で作ってもらっています。 親子味噌作りの日も設けています。 そこには「子どもにこそ本物を ! 」希望者は瓶持参で集まり、豆は調理 を という思いがあります。木は使うほ員が調理室の大なべで煮ます。参加 源 どに味が出ます。言葉にならない安者は在園児だけでなく、子育てひろ 資 心感があります。当園では壊れても ばに来た地域の方や卒園児もいます。 る 何度でも直しながら大切に使い続け 保育園というところは、子どもに わ まつわる資源がたくさんあります。 るという生活体験を大切にしていま っ す。そこで、毎年ワークショップを子育て、食育、健康についてなど、 こる お伝えできることがいつばい。也域 開き、家具のメンテナンスを行って います。おかげで家具はますます貫の子育て中の方はもちろん、これか 育陏 禄が出てピカピカ。子どもたちの出ら出産を迎える方に 番もあります。大人の背中を見なが も足を運んでもらえ たら、安心して子育 の域ら、いっかは僕もやりたいと思う作 てができると思って園 園地業もいつばい。「もう小学生になった からできるよ ! 」と大きなスコップを開放しています。 で手伝う卒園児の姿もありました。 「おしゃべり会」や 物を大切にするということは、手「赤ちゃんの会」、「双 間かかかることでもあります。 子の会」などのサーク 汗を流した後は、園の自家製味噌 ル支援も大好評です。 執筆 若葉台バオバブ保育園 園長伊藤裕子 若葉台バオバブ保育園 - 。・東京都稲城市 田 120 人 http://wakabadaibaobabcc.jp/ 4

10. 保育ナビ 2016年10月号

次 保育ナビ 2016 の・。つながり。で食育活動の充実を 保育ナビが伝えたいこと 今月の特集の事例からはクつながることで園の食育活動の充実度が高まっていることがうかがえます。地域の生産者やレスト一フンと。市の複数園の 調理師・栄養士同士で。在園児以外の子育て家庭と。そうした園外の人ともつながることで、既存の形におさまらない新しい物の見方を得られる 保育ナビ編集部 そのことが活動を輝かせてもいるのでしよう。食育から園の魅力をまた 1 っ増やすヒントを見つけてください 小さな太陽その後 保育ナピ』スペシャル対談 子ども本来の輝きに心が動く瞬間を写す 篠木眞 x 秋田喜代美 管理職のアンテナ 認定こども園における法律問題 < 時代を読む園の理念から再点検する認定こども園のいま アレルギ 1 対応での法的責任 地域における園の役割を岐阜県・かみいしづ ど一フ考えるか こどもの森の場合 ( その 1 ) これからの園のかたち 2016 愛知県一宮市みづほ保育園 平成年実施一二法令同時改訂 ( 定 ) 解説 保護者・地域との連携がカギ 「食育」で魅力あふれる園に 巻頭 園経営 第 1 特集 第 2 特集 8 ・ 2 3 ・・ 4 ・・ 8 .2 check 1 check 2 保育活動の一環、 として定着した 感のある「食育」 ですが、その実情は園によって 様々です。本特集では、創意工 夫をしながら食育活動で保護者 や地域の評価を得ている事例を 見ながら、園の食育について考 えます。 異分野、異業種のリーダー をお迎えし、経営やマネ ジメント、保育の世界との 共通点や保育でも活用できる思考法を教 えていただくコーナーです。今回は、カ メラマンの篠木眞さんをお迎えします。 保育でもよく活用される写真 。 " 子ど もの輝く瞬間 " を捉えるためのヒントを うかがいます。