出合ってきました。そこに見られる子どもたちは、 『子どものしあわせ』誌での連載では、彼女の 「戦争の中でも決して逃げ惑うような哀れな存在作品『見えない雲』を紹介しました。『見えない雲』 ではなく、実に主体的で、むしろ大人よりもきび というのは、ドイツの原子力発電所が爆発したと しい直感的な英智と人間愛を持ち、大人たちの行 いう想定で、そこから逃げていく子どもたちの話 動を冷静に観察し、愚かさを笑い、むしろ自分た です。卓抜な想像力から生まれた話ですが、日本 ちのカで未来を切り開こうとする」存在です。 では 3 ・Ⅱ以後、これは現実となりました。お読 デンマークの作家、エリック・ホガードの『月 みになられた方もいらっしやることと思います。 さな魚』 ( 大飼和雄訳、冨山房、一九六九年初刷 ) この作品は、ドイツの反核運動の一つのテキスト という作品があります。舞台は第二次世界大戦の になったとも言われています。 イタリア戦線。主人公の少年がイタリア半島を逃 同じ著者がもっと以前に書いたものに『小さな げ惑う話です。ナポリからカッシノへの道を、少逃亡者』 ( 吉田則子訳、草の根出版会、一九八八年 ) 年は女の子とその弟という二人の子どもたちと連という作品があります。一九四五年、ナチスドイ れ立って旅していきます。その間、空襲に遭い ツがソ連に進攻して多くの人々を殺しました。そ さまざまな人たちとの出逢いかあります。エリッ の後、反撃に転じたソ連がドイツに進攻。ヒトラー ク・ホガードは少年たちを、大人よりも賢い子ど が自殺して、ナチスは終わります。 もとして描いています。とてもすばらしい作品で 主人公は、ソ連が攻めてくるということで、お すので、ぜひお読みいただければと思います。 母さんと兄 ( 一六歳 ) 弟 ( 六歳 ) と家を捨てて逃 げ出します。お父さんは前線へ出ています。乗っ 戦火の中の兄弟のたくましさ た電車が爆撃機にやられ、お母さんは負傷して病 ドイツでは、グードルン・パウゼヴァングとい 院へ送られますが、幼い二人の兄弟は、そのまま う作家がたくさんのいい作品を書いています。 電車から降りて逃げます。大砲の轟きが東から聞
越えて多くの作品を子どもたちに送り出してきま 年 した。反戦と平和の思いをこめた「戦争児童文学」 和ペ 昭の も多く書かれました。 談最 の 私の『子どものしあわせ』誌の連載では、その 勇 ころに書かれた作品をいくつか取り上げていま 文 日 す。当時の戦争児童文学には、非常に貴重な作品 う存在が、はじめに子どもの本を読むのだと思っ がたくさんあります。ただ、今回は「平和祈念集 ていました。日本は皇国であると本を通じてあた 会」ですので、平和への強い思いが語られた作品 り前のように思っていたわけです。 を中心に取り上げよ、つと思います。 なお現在、協会の七十周年を記念して、長編に 反戦と平和への思いをこめ よる「文学のピースウォーク」のシリーズが刊行 日本児童文学者協会では、一九六〇年前後に、 されています。反戦と平和の思いを、新しい書き 若い書き手たちによる「戦争を子どもたちに伝え手の方が書き継いでくださっています。 るー運動がはじまりました。背旦示には、アメリカ 子どもたちにいかに伝えるか が南太平洋で核実験をしたり、日本の再軍備問題 が出てきたり、日米安保条約により日本中に軍事 戦後七十年を迎えた昨年、安保法案が強行採決 基地が作られたりということがありました。また、 されたことか示すように、この国の行く末、子ど ベトナム戦争がはげしくなり、子どもたちにもっ もたちの未来が再び歪められようとしています。 と平和の尊さを伝えたいという思いも、たくさん 今回の参議院選挙の結果は、予測されていたこと の児童文学を生み出しました。「現代児童文学ー ですか、改憲の動きをさらに加速させるものとな と呼ばれる作品が書き始められ、以後、半世紀を りました。平和憲法を守るということが非常に大 久賀山代雅高秋 当陽第見宮橋父 宮宮官宮毅宮下下 家家家家ー下家家 台費の光第を鷭はる 東薄竹北東物製覧 畚本光 川第 家家家家編家家第
野だと思います。 事になってきていると思います。 私どもは、「子どもの本・九条の会」という団 とりわけ、シンプルな言葉で本質を捉える、と 体をつくっております。作家、絵本作家、編集者、 いう児童文学の特徴は、平和を伝えることにおい 読書運動に携わっておられる方々などがメンハ て優れています。しかし伝える相手は戦争を全く です。この間も選挙後にミ 1 ティングをもち、こ 知らない世代ですので、伝え方については様々な れからど、つしたらいいだろ、つと話し合いました。 方法が模索され、工夫されてきました。今西祐行 さんが「あるハンノキの話」で試みられたように、 子どもの本という、平和を伝えるには非常にふさ わしい分野に関わっている私たちが、もう少し頑 一本の木に広島の悲惨さを語らせるという例もあ 張っていこう、これからもあきらめないでやって ります。真実をそのまま伝える事も大切ですが、 フィクション化は大事な方法であり、それがない いこ、つと申し合わせました。 と子どもたちは読んでくれません。いかに興味深 子どもたちの貧困、奨学金返済の厳しい状況、 い物語として描くかが非常に難しい課題です。 若者の非正規雇用の問題など、未来に希望を持ち にくい状況になっています。さらに、出版状況も 日本の戦争児童文学のニつの問題点 号 非常に厳しく、私たちの作品もなかなか読者に届 月 だいぶ前に発刊したものなのですが、長谷川潮 きません。そういう中で、児童文学に何ができる 年 か、どのような作品を書いていくかが大きな課題さんと私との共著に「子どもの本から『戦争とア 歩 です。 ジア』が見える」があります。これを編集する作せ の 文学というのは一見、迂遠な方法のようではあ業の中で、日本の戦争児童文学が陥りやすい、とあ 私 し の ても大きな問題点が浮き彫りになってまいりましの ります。しかし、迂遠であっても、真の意味での め の「教育ーの一環として、子どもたちの心に何かを 子 平 一つには、皆さんもよくご存知の土屋由岐雄さ 伝え、また平和の種を蒔くことのできる大切な分 こ 0
絵親も子も育ち合おう、折り紙で を 宀第盲導犬 今回は〈盲導犬〉を折りましよう。 昨秋、視力障害者と盲導犬が、トラックにひかれ て命を落としました。運転手が当然しなければなら ないバックの合図をしないで運転したためでした。 今秋、日本ライトハウス盲導犬訓練所が、千早赤坂 村で一周忌の弔いをする際、盲導犬の折り紙作品を 千頭つるして供養するのだそうです。 原作者は河野陽子さんです。が、折り方・折り図は、 折りやすいように、私なりの工夫を加えて変えました。 、色紙をク外おもてで、対角線を交差させて、 折ります。 2 、一本の対角線に正方形の四辺を合わせて谷の 折り目をつけます。もう一本の対角線の中央 部を山の折り目にします。そして、 x 印の折 り目は折らないで、今つけた折り目に従って まとめると、 3 になります 3 、図のように、折り目をつけ、重なっているう ちの上の方をまとめてたたむと 4 になります。 4 、図のように向こ、つ側に山折して細くします。 左の前足です。向こう側も同じように折って 右足を作ります。 5 、図のような手順で折る位置をきめて、谷折り します。 6 、 5 の折り目の外側に縦に斜めに折り上げて、 後足と尾をバランスよく作ってくださいこ の図の横方向の山折りで、胴体の下部の出っ ばりかなくなって、かっこよくなります。後
もをテーマにした話の中にも大人が登場します。 点もあります。自由な想像力、自由なイマジネー ションで書けるからです。 しかしその描き方は本当にさまざまです。 連載で取り上げさせていただいた、エーリヒ・ さらに戦後七十年がたった段階で、いろいろな 新しい事実が私達の前に現れています。戦争を実ケストナ 1 の『飛ぶ教室』という作品があります。 際に経験された方からは、「実際にはこんなもの ケストナーはそのよく知られた序文で「子どもの ではなかった」というご指摘もあるかもしれませ 涙が大人の涙より小さいなんてことは絶対にな んが、戦後世代には、今までとは違うパースペク むしろ子どもの涙の方がずっと重たいことが テイプで書くことができるという利点もあります。 ある」と述べています。 たとえば、児童文学ではありませんが、浅田次 『飛ぶ教室』は、子どもと大人との関係を理解 する上でも大変面白い作品です。子どもと大人と 郎さんの『終わらざる夏』という作品があります。 浅田次郎さんは戦後世代ですので、戦争を知らな の関係では、肉体的にも金銭的にも大人の方が優 いわけです。それでも疎開体験をよく調べて、す位です。子どもたちにとって大人が圧倒的な存在 であり、強者であることに変わりありません。子 ぐれた小説を書きました。また、中脇初枝さんに は『世界の果ての子どもたち』という作品があり どもは社会的には弱者です。それゆえに、戦争や号 ます。中脇さんも戦後世代です。しかし満州開拓虐待で、子どもの心は大人よりはるかに深い傷を 年 受けやすいのです。戦争はもちろん大人にとって 民のことを本当によく調べて書かれています。 歩 も大変なことですが、子どもにとってはより大変せ 子どもの涙の方がすっと重たい わ の あ であるということです。 私 し の の 子どもと大人の問題ということに話を転じま め 大人よりも賢い子ども ど のす。児童文学のなかでも、子どもが主人公ですが、 子 今まで私は、戦争を描いた児童文学にたくさん 平一大人が登場しない児童文学はないわけです。子ど
酒井寛著『花森安治の仕事』 ( 朝日新聞社刊 ) 教育は、戦争への道につながっているのではない によれば、広告を一切取らないことで知られてい でしようか。そんな問いかけをしながら、人権の るこの雑誌の商品テストは、ふだん家庭で、素人 あり方についてともに考えたのです。 が使っているようなやり方でテストすることを基 平和な社会づくりと「とと姉ちゃん」 本にしたそうです。人手をかけ、時間をかけての いまの朝ドラとして放映中の「とと姉徹底した実証主義こそが、博士号を持つ者が百何 ちゃん」は人気上昇中です。この作品に登場して十人もいる大メーカーに立ち向かう方法でした。 いる編集長の花山は、雑誌の名編集長として有名「人さまが命がけで作っている物を、 わるいとか批評するのだから、商品テストは命が な花森安治さんがモデルです。 けだ」という花森さん。不正を憎む氏は、政治に 「これはあなたの手帖です いろいろなことがここに圭き付けてある 対してもこんな一言葉で怒るのでした。 この中のどれか一つニつは 「・ : 政治家よ / あなたのこころのなかから急速に 失われていったものを知っているか / それは、〈い すぐ今日あなたの暮しに役立ち せめてどれかもう一つやニつは たわり〉だ / あなたはあなたといっしょに生き号 て暮らしている人たちへのいたわりを忘れて すぐには役に立たないように見えても 年 しまった / じぶんだけの損得と名聞にとらわれて やがてこころの底ふかく沈んで いっかあなたの暮し方を変えてしまう あなたといっしょに生きて暮らしている人たちの苦せ そんなふ一つな しみを平気で踏みにじっている / ばくらはほとあ し の んどあなたに絶望しようとしている」 これはあなたの暮しの手帖です」 この怒りの言葉を、いま平和を踏みにじる改憲 言、つまでもなくこの言葉は、雑誌『暮しの手帖』 子 勢力の政治家に届けたい。 に刻まれている花森安治さんの願いでした。
平和のための私の一歩 こえてくるので、大砲の音が聞こえてこない方向なかをはしった日』 ( チョン・シューフェン作、 にどんどん逃げるのです。戦乱のなかでの非常に 中由美子訳、童心社、一一〇一六年 ) です。子ども 象徴的な光景が見事に描かれています の感覚と大人の感覚とではすいぶん違うというこ 兄弟は、助けてくれる大人たち、あるいは冷た とを示した優れた作品です。 く扱う大人たちと出会います。そして、森の中に 台北に向かう高速道路は、渋滞するので有名で 住んでいて、二人の息子を戦死させている老夫婦す。車の中には、お父さんとお母さんと小さな女 に助けられます。旅の最後には、負傷したお母さ の子が乗っています。なかなか車が進まないので んと伯母さんの家で再会するという非常に児童文お父さんとお母さんはちょっとイライラしていま 学らしいラストシ 1 ンになっています。 す。でも後の席に坐っている女の子はファンタ 世界にも戦争を描いたすばらしい作品がたくさ ジックな幻想を抱きます。 んあります 女の子にとっては、車が海の中にいるような感 覚なのです。車の外を見るたびに、海の中を走っ 子どもと大人の感覚は違う ているような感じになって、やがて本当の海の中 戦争文学とは離れますが、最近、台湾の絵本出 になり、大きな魚がやってきます。いろいろな海号 版がとても盛んです。ご紹介したいのは、『海の の生き物との出合いが起こります。 年 作 グ年 ン 8 たエ年 せ わ っフ訳 1 亡サ訳 1 あ 3 ' 「。し一子 0 し ュ美 逃仔衾 なヾ貝 の をシ由 さ 7 田版 ン吉出 のヨ 子 「の グ 小さな逃亡者 0 ををえ第のわグ 毎、
マッキーの共育讃歌 55 人間は平和・平等・あたりまえ 聖カタリナ大学山本万喜雄 「プロフィール」 やまもとまきお 1946 年愛媛県に生まれる。健康教育学専攻。都立高校 ( 定時制 ) 教諭を経て、 1974 年より 2012 年まで愛媛大学教育学部に勤務。 この間 4 年にわたって教育学部附属養護学校校長を併任。地域に 根ざした健康教育、子育て支援活動に関わっている。主な著書と して「えひめの教育未来へのかけ橋』 ( 青磁社 ) 「共育はよろこび」 ( 創風社出版 ) 「いまこの一冊』 ( 愛媛民報社 ) 「マッキーの子育 て讃歌』 ( 草土文化 ) などがある。現在、愛媛大学名誉教授、聖カ タリナ大学特任教授。 日常のくらしをあたりまえに 一一〇一六年七月、今治市人権教育玉川支部から 「人権教育講演会の講師をーという依頼がありま した。長年交流を続けてきた地域であったので、 「平和・平等・あたりまえ」というテーマでよけ ればやりますと返信しました。このことばは、ト 森香子詩集『花梨』 ( 青磁社刊 ) に収められてい る作品「あたりまえに」の中からお借りしたもの です。 「ろうあ者は同じ一つの手話で語る 平和・平等・あたりまえという 三つのことばそれこそ ばくらにとって一つの心だ」 ( 「朝日新聞」一九七ニ・ニ・ニ九 ) その夜の語りは、ます「あたりまえ」から展開 しました。排泄は、食・睡眠・運動と同じように 基本的な生活維持活動の一つであるのに、なぜは ずかしがられるのか病気のとき、排泄がどんな に大切か、わかるでしよう。また「トイレのない マンションのようなものーと言われるが、放射性 0
イカやサメ、タコがみんな出てきて、実に楽し こうした児童文学や絵本は、本質的に平和や人 いのです。もちろん、海の中を走っているという権の大切さを伝えるのにふさわしく、また子ども 感覚は、女の子の幻想です。お父さんとお母さん たちに大きな影響力を持つものですので、これか は、女の子と違って、渋滞する高速を抜けてやっ らも大事にして活用していきたいと思います。 と着いたという気持ちでいるだけです。車の中で この夏には台湾の台東で、第十三回目になる「ア 見た海の中を走っている幻想については、お父さ ジア児童文学大会」が開催されます。すでに日・ んもお母さんもまったくわかっていません。子ど 中・韓では「平和絵本 , の同時出版が進んでおり、 もと大人とは感覚が違うということについて、非 アジアとの交流においても、子どもの本の果たす 常に面白く物語っています。 役割かこれからもますます大きくなっていくこと でしよ、つ。 アジアとの交流でも 『子どものしあわせ』連載の中では、山形県の 米軍射撃演習場があった村の子どもたちを描いた 『山が泣いてる』 ( 鈴木実他 ) や、イギリスの学童 疎開の中で大人と子どもが出会っていく『おやす みなさいトムさん』 ( マゴリアン ) 、子どもたちの 遊びの世界と戦争の現実を重層的にとらえた 『ヒョコタンの山羊』 ( 長崎源之助 ) 、医師として 現代の戦場に赴いた父親の安否を、子ども独自の 論理で考えるオランダの『小さな可能性』 ( ホフ ) など多くの作品を紹介させていただきました。 編集部より きどのりこさんの連載「児童文学の中の子ども と大人」は単行本化され、本の泉社から一一〇一六 年秋に発売される予定です。
売上が急向上しているという報道もありました。 ン 0 を受信」と書いてあったり、帰りの ()n で教室に入ると殆どの生徒が机の下にスマホを隠 広島平和記念公園に しながら夢中になる姿が見られたといいます。廊 顧問をしている部活の生徒たちを引率して広島 下ですれ違った生徒に尋ねると、「自分はそんな の全国大会に参加して来ました。大会終了の翌日、 面倒くさいことはしない。ガキくさい」とい、つ生 八月四日に生徒たちと一緒に広島平和記念公園に 「今日は早く帰って街の中や公 徒もいましたが、 行きました。実物の原爆ドームを初めて見た生徒 園で早速ゲームをする。楽しみーとニコニコして は三六〇度から写真を撮ったり、崩れかけた建物 いる生徒が大半でした。 の一部を見つけて今後の心配をしていました。 夏休みの報道 「原爆の子の像」の前では、海外の方や親子連 れの方が「二度と戦争が起こりませんように」と 夏休みに入り、他人の敷地内への侵入や深夜徘 徊、交通事故等、予想以上の問題行動に関する報鐘を鳴らしていました。像の周辺にたくさん飾ら れている多種多様の折り鶴作品を見て生徒は感激 道がありました。しかし、一方では「孫と一緒に 号 していました。生徒達は佐々木禎子さんのことを ポケモンをして共通の話題ができた。自分は 月 運動不足を解消できるし、使いようによっては良知らなかったので、簡単に説明をし、世界の人達 年 の寄付で像ができたことや全国各地から持参して いものだ」という新聞の投書や、「自分の寺の境 飾られる千羽鶴にどのような思いが込められていせ 内にあるスポットを積極的に公開している。寺に わ るか話をしました。禎子さんの話は世界各国で知あ 来てもらい仏教に興味を持ってもらうきっかけに られ、オバマ大統領もこの像の前に来たことも話の したいー と僧がコメントしているニュース番組も しました。生徒達は黙って聞いていました。 ありました。経営不振に陥っていたマクドナルド 子 原爆資料館には世界各国や日本各地から様々な はスポット地点になっているため、お客が急増し、