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1. UP 2016年9月号

今月の新刊 しみすかっとし 們水克俊 ( 名古屋大学大学院経済学研究科教授 ) 金融経済学 あおきひとし 亠冂木人士ハ ( 一橋大学大学院法学研究科教授 ) 日本の動物法第 2 版 現実経済が急速に複雑化するなかで進展著しい金融経済学。扱う領域もコーポレート・ ファイナンス、アセット・プライシング、バンキング、デリバティブ、金融政策と広範 囲に及ぶ。本書は、この一冊だけで、その領域が拡大し高度化する金融経済学の全体を、 日本の金融市場の実態をふまえて着実に学べるテキスト。練習問題・索引も充実。 〈主要目次〉 序文 ( 堀内昭義 ) —部価値評価と企業の意思決定第 1 章投資の価値評価 第 2 章金融資産の価値評価 / 第 3 章企業の資本構成と金融資産の価値 / 第 4 章企業の財務戦略 / 第 5 章コーポレート・ガバナンス第Ⅱ部金融市場 と金融機関第 6 章資本市場と資産価格 / 第 7 章債務市場と利子率 / 第 8 章 デリバテイプ市場 / 第 9 章金融機関の機能 / 第川章金融機関のリスク・マ ネジメント / 第Ⅱ章金融機関の規制 / 第肥章金融市場のメカニズムと制度 第Ⅲ部金融政策とマクロ経済第章金融政策 / 第章金融政策のマクロ経 済学的基礎 <LO 判・五ニ八頁 / 定価 ( 本体六三〇〇円十税 ) 一 SBN978 ー 4 ー一 3 ー 040278 ー一 0 企業分析入門第 2 版パレプほか / 斎藤監訳定価 ( 本体四八〇〇円 + 税 ) 動物法の決定版ー動物愛護管理法の最新の改正をふまえて改訂。や鳥インフル エンザに係る家畜伝染病予防法、外来種に係る外来生物法の改正にも対応。さらに「動 物の権利」について、法学の視点からの検証を試みる。 〈主要目次〉 はじめに第ー部動物法とはなにか第 1 章動物法の歴史 / 第 2 章動物法の 体系ーー・構造的成り立ち / 第 3 章西欧法と日本法ーー動物法の対比第Ⅱ部 人と動物の関係からみた動物法第 4 章人が動物をまもるーー動物愛護管理法 / 第 5 章人を動物からまもるーー・家畜伝染病予防法・牛海綿状脳症対策特別措 置法・狂大病予防法 / 第 6 章人と動物が住む生態系をまもるーー外来生物法 / 第 7 章人が動物をつかうーー身体障害者補助大法 / 第 8 章「まもる」と 「つかう」の法原理第Ⅲ部これからの動物法第 9 章動物法の現状ーー動物 の「福祉」はどこまで進んだか / 第 2 章動物法の未来ーー動物に「権利」は 四六判・ニ八八頁 / 定価 ( 本体三四〇〇円 + 税 ) あるか / 第章動物法の担い手ーー動物保護団体になにができるか / 第章 一 SBN978 ー 4 ー一 3 ー 063346 ー 8 日本社会と動物法おわりにーー第 2 版にあたって

2. UP 2016年9月号

会社法 今月の新刊 会社法習得の新たなステージへ たなかわたる 田 [ い日 ( 東京大学社会科学研究所教授 ) 待望の刊行 ! ! A5 判・ 800 頁 / 定価 ( 本体 3800 円十税 ) BN978 ー 4 ー 1 3 ー 032372 ー 7 初学者向けの基礎事項から実務家向けの最新トピックまで、会社法のすべてを解き明かした 概説書。基本原則や制度趣旨など初歩から分かりやすく解説するとともに、実務上の運用や 争点など実践的な知識も数多く提示する。丁寧な判例紹介と具体的なケーススタディ、重要 論点を掘り下げたコラムなど理解を促す工夫を凝らし、この一冊で完全マスターへと導く。 体書の特徴〉 ・法学部・法科大学院の講義用から司法試験 ( 予備試験 ) の受験用まで、この一冊で充分。 ・基本原則や制度趣旨など根幹から分かりやすく解説、基礎を確実に身に付けられる。 ・図表を数多く掲げ、判例分析やケーススタディ、コラムなどを活用しポイントを整理。 ・簿記についてのルールなど、会社法の習得に不可欠な法律以外の知識も丁寧に説明する。 ・実務上の運用や争点など実践的な論点も提示、会社法制のリアルな姿を映すビジネス書。 住要目次〉 第 1 編総論 第 1 章序説ーー会社と会社法 第 2 章会社法総則 第 2 編株式会社 第 3 章 第 4 章 第 5 章 第 6 章 株式と株主 機関 計算 資金調達 第 7 章設立 第 8 章定款の変更 第 9 章買収・結合・再編 第 10 章解散・清算・倒産 第 3 編持分会社および国際会社法 第 11 章持分会社および組織変更 第 12 章外国会社・国際会社法

3. UP 2016年9月号

今月の新刊 ガバナンスをめぐる議論には、現代の世界および日本がかかえる課題が凝縮している。 東京大学社会科学研究所 東京大学社会科学研究所による 5 年に渡るプロジェクトの成果本。本巻では社会科学の 大沢百理おおさわまり ( 東京大学社会科学研究所教授 ) 一粡諸分野におけるディシプリンに立ち戻り、理論的系譜から現代的課題を突き詰めゑ 【全 2 巻】 佐藤山石夫さとういわお ( 東京大学社会科学研究所教授 ) 〈主要目次〉 刊行にあたって序論ガバナンスを問い直すーーなにが問題か ( 大沢真理 ) 第—部ガバナンスとは何か第 1 章政治思想史におけるガバナンス ( 字野重 規 ) / 第 2 章経済ガバナンスの目的と手段 ( 加藤晋 ) / 第 3 章ガバナン ス・アプローチと研究 ( 平島健司 ) 第Ⅱ部なぜガバナンスか第 4 章企 ガバナンスを間い直す— 業統治と法制度の役割ーー会社法制を中心に ( 田中亘 ) / 第 5 章歴史の中 越境する理論のゆくえ のガバナンス ( 五百旗頭薫・字野重規 ) / 第 6 章参加と協働に潜む葛藤ーー 地域における福祉ガバナンス ( 朴姫淑 ) 第Ⅲ部ガバナンスで捉える第 7 章 「再生産」とガバナンスーー、政治社会学から ( 武田宏子 ) / 第 8 章世代間問題 <IO 判・一一七ニ頁 / 定価 ( 本体四〇〇〇円 + 税 ) とガバナンス ( 佐々木弾 ) / 第 9 章ガバナンス ( 論 ) における正統性問題 一 s B N 978 ー 4 ー一 3 ー 030207 ー 4 ( 藤谷武史 ) あとがき ( 佐藤岩夫 ) 東京大学社会科学研究所大沢真理・佐藤岩夫編本巻では市場と社会の変容がもたらした現代行政国家・福祉国家の改革から、「ニ、ー ガバナンス論」の脱構築を模索する。 〈主要目次〉 第—部家族・生活・地域第 1 章家計生産のガバナンスと社会の均衡・ーー「家 事分担に関する妻の選好」を例に ( 不破麻紀子 ) / 第 2 章日本における女性 就業の地域差 ( 安部由起子 ) / 第 3 章多極化する都市空間のガバナンス 境界を開く法の役割 ( 高村学人 ) / 第 4 章災害と民主主義・多様性ーーリス ガバナンスを間い直すⅡ ク・ガバナンスの 3 次元理論に向けて ( スティール若希 ) 第Ⅱ部企業・市場 市場・社会の変容と改革政治 第 5 章株主価値最大化がもたらすものーー労使関係論から ( 南雲智映・中村 圭介 ) / 第 6 章経済政策のガバナンスとはーー、構造改革は事態を悪化させた ( 大瀧雅之 ) 第Ⅲ部改革政治第 7 章イギリスにおける政権交代と福祉ガハ ナンスの変容 ( 今井貴子 ) / 第 8 章消費税増税と日本のガバナンス ( グレゴ 丿ー・・ノープル ) / 第 9 章「政治司法化」とガバナンス ( 佐藤岩夫 ) 総括 <LO 判・一一八八頁 / 定価 ( 本体四ニ〇〇円十税 ) 一 SBN978 ー 4 ー一 3 占 30208 ー一本プロジェクトの意義と拓かれた課題 ( 大沢真理・佐藤 ) あとがき ( 大沢 ) 【全 2 巻】

4. UP 2016年9月号

今月の新刊 おおにしあきこ 大・西日「卞 ( 東京大学国際本部国際センター准教授 ) キャン。ハスの国際化と留学生相談 多様性に対応した学生支援サービスの構築 適切な脳波の計測と解析が、この一冊でできるようになる ! 脳波研究の魅力とその測 開一夫ひらきかすお ( 東京大学大学院総合文化研究科教授 ) , 粡定方法の基礎を押さえた上で、最新の脳波解析技術ではどんなことがわかるのか、フリ 金山範明かなやまのりあき ( 広島大学大学院医歯薬保健学研究院特任助教 ) ーのソフトウェアである LLIUJO—J<O 、のチュートリアルを含む、具体的な解析 ( 株 ) ATR-P 「 omotions 方法と合わせて解説する。 河内山隆紀こうちゃまたかのり 脳活動イメージングセンタ研究員 〈主要目次〉 松本敦まつもとあっし ( 情報通信研究機構脳情報通信融合研究センター研究員 ) ~ 者 脳波研究へようこそ スウォーツ計算神経センター 第 1 章脳波研究と認知科学の未来 ( 開一夫 ) 宮腰誠みやこしまこと カリフォルニア大学サンディエゴ校ポスドク研究員 第 2 章脳波の測定・収録 ( 金山範明 ) Ⅱ脳波解析の実際 第 3 章収録データから脳波を抽出する ( 宮腰誠・金山 ) 第 4 章認知活動との関連を探る 1 【事象関連電位 ( 松本敦 ) 第 5 章認知活動との関連を探る 2 時間周波数解析 ( 金山 ) 第 6 章認知活動との関連を探る 3 独立成分分析クラスタリング ( 宮腰・金山 ) <IO 判・ニ五六頁 / 定価 ( 本体三八〇〇円 + 税 ) 第 7 章認知活動との関連を探る 4 〕を用いた脳波解析 ( 河内山隆紀 ) 一 SBN978 ー 4 ー一 3 ー 9 2 一ごー 8 終章新しい解析をどう使うか ( 松本・宮腰・金山・河内山 ) 政策と連動して進められてきた留学生受け入れの実態と、支援体制の歩みをふまえた上 での、留学生相談の現場からの提 1 气アンケート調査から実践事例、インタビュー研究 まで、様々な次元・側面から得られたデータを統合して、「日本の」大学に求められる支 援のあり方を探る。 〈主要目次〉 第 1 章大学の国際化と学生支援の課題 第 2 章日本の留学生受け入れと留学生支援の展開 第 3 章留学生支援の拡充に向けた研究の動向 第 4 章学生相談の中の留学生相談ーー実態調査からみた留学生支援の現状 第 5 章学生相談従事者からみた留学生ーー実態調査を踏まえて 第 6 章なぜ留学生は学生支援サービスを利用しないかーー障壁要因を探る 第 7 章留学生支援サービスの実践事例ーー利用者データ分析を踏まえて 第 8 章留学生と学生支援サービスをつなぐ視点ーー質的研究から <LO 判・ニ八八頁 / 定価 ( 本体五ニ〇〇円 + 税 ) 第 9 章多様性に対応した学生支援サービスの姿 一 SBN978 ー 4 ー一 3 ー 9 ご 44 ー 7 第川章キャンパスの国際化再考ーー学生支援サ 1 ビス構築の視点から 脳波解析人門

5. UP 2016年9月号

今月の新刊 「日本人の意識」調査のデータ公開により、人びとの意識や価値観の変化につい て実証的な裏付けのある研究が可能になった。格差拡大や雇用の流動化が進む現在、近 代化論やポストモダン論は日本社会にどこまであてはまるのか。社会学における巨大な 謎に挑む。 〈主要目次〉 1 章後期近代と日本における価値意識の変容〕研究の背景と枠組み ( 太郎丸 博 ) / 2 章デ 1 タと分析法〕価値意識変容の研究に必要なこと ( 太郎丸 ) / 3 章いかなる時代・世代において日本人の生活目標は変化したのか ? ( 阪ロ 祐介・柴田悠 ) / 4 章生活満足感に対する加齢効果・コ 1 ホ 1 ト効果・時 代効果 ( 小林大祐 ) / 5 章性役割意識はなせ、どのように変化してきたのか ( 永瀬圭・太郎丸 ) / 6 章仕事の価値と人びとの価値志向 ( 田靡裕祐・宮田 尚子 ) / 7 章日本人の政治参加】投票外参加のコーホート分析 ( 伊藤理史 ) / 8 章グロ ーバル時代におけるナショナリズムの変化 ( 永吉希久子 ) / 9 章 リゼーションの効果 <LO 判・ニ四〇頁 / 定価 ( 本体三六〇〇円十税 ) 外国イメージのコ 1 ホート分析〕好きな外国へのグロー 一 SBN978 ー 4 ー一 3 ー 059 89 ー 7 ( 藤田智博 ) / 川章後期近代の価値意識はどう変化したか ( 太郎丸 ) 壹ロ川努みやがわっとむ ( 学習院大学経済学部教授 ) 〈主要目次〉 淺羽一戊あさばしげる ( 早稲田大学ビジネススクール教授 ) 粡序章無形資産投資と日本の経済成長 ( 宮川努 ) / 第 1 章生産性向上と無 形資産投資の役割 ( 宮川努・枝村一磨・尾崎雅彦・金榮愨・滝澤美帆・外木 細野 ~ 熏ほそのかおる ( 学習院大学経済学部教授 ) 好美・原田信行 ) 第—部無形資産と企業の生産性第 2 章組織の〈重さ〉 ーー組織の劣化現象の測定とその解消に向けて ( 佐々木将人・藤原雅俊・坪山 雄樹・沼上幹・加藤俊彦・軽部大 ) / 第 3 章経営管理と企業価値ーー組織 インタンジプルズ・エコノ、くー 改革は生産性に影響するか ? ( 川上淳之・淺羽茂 ) / 第 4 章経営管理と & 活動ーー日韓インタビュー調査を元にした実証分析 ( 枝村一磨・宮川 無形資産投資と日本の生産性向上 努・ Kim Young Gak ・ Jung Hosung) / 第 5 章成果主義賃金と生産性 ( 加藤 見えざる資産が経済成長や企業成長に果たす役割を実証する。主に、企業の隆夫・児玉直美 ) / 第 6 章人事方針と人事施策の適合と企業成長 ( 西岡由美 ) 経営組織及び人材育成に与える影響、金融市場における評価基準と無形資産 第Ⅱ部無形資産と資金市場第 7 章資金制約下にある企業の無形資産投資と企 に対しての資金調達について考察する。無形資産をとりまく経済的・経営的 業価値 ( 滝澤美帆 ) / 第 8 章開業・廃業と銀行間競争ーー都道府県別産業別 課題を浮き彫りにする。 データによる分析 ( 式見雅代 ) / 第 9 章未上場企業によるの動機と上 <LO 判・三ニ〇頁 / 定価 ( 本体五ニ〇〇円十税 ) 場後の企業パフォ 1 マンス ( 細野薫・滝澤美帆 ) 一 SBN978 ー 4 ー 1 3 ー 0461 1 8 ー 4 4 」ろ , っ土 6 るひろ、し 太郎丸博 後期近代と価値意識の変容 日本人の意識 1973 ー 2008 ( 京都大学大学院文学研究科准教授 ) 粡

6. UP 2016年9月号

今月の新刊 少子高齢化が進む現在、新しい「コミュニティ」のあり方が求められている。行政ー市 民、営利企業ー市民、行政ー市民ー企業間の連携を軸とした「コミュニテイデザイン」 の仕組みづくりを、経済・法律的な支援から、都市戦略ゃー eo の活用まで含めて総合 的に解説する。 〈主要目次〉 はじめに序章コミュニテイデザインの歴史的展開と本書のねらい第—部 住民によるまちづくり第 1 章総合的支援の構築 / 第 2 章経済的支援の構築 / 第 3 章提案権の導入と計画形成支援の構築第Ⅱ部まちづくりへの協働事業 第 4 章住民自治の促進と再構築 / 第 5 章住民・と行政の連携 / 第 6 章住民主体による私有空間を活かしたまちづくり / 第 7 章社会資本のリノ べーションによる地域活性化第Ⅲ部協働を超えて第 8 章協働フレームワ ークとしてのコミュニティ戦略 / 第 9 章情報・をまちづくり支援に活 かす <LO 判・ニ五六頁 / 定価 ( 本体三ニ〇〇円十税 ) 一 SBN978 ー 4 ー一 3 ー 06 一一 33 ー 6 0 ファイバーシティ大野秀敏 + 定価 ( 本体一一九〇〇円 + 税 ) 東京大学生産技術研究所教授 メガシティに避けがたく生じる課題に高密度居住がある。高密度居住はどのように生成 村松伸むらまっしん 総合地球環境学研究所客員教授 してきたのか。本巻では、ジャカルタにおける高密度居住に着目し、マイナス面だけで はなく、そのメリットも見すえつつ、メガシティの望ましい居住環境を展望する。 岡部明「卞おかべあきこ ( 東京大学大学院新領域創成科学研究科教授 ) 一全 6 巻 / 第 4 回配本】 林害 ~ 五ロはやしけん、 ) ( 総合地球環境学研究所センター研究推進支援員 ) 〈主要目次〉 、雨宀呂知彦あめみやともひこ ( ュニテイデザイン一級建築士事務所 ) シリーズ刊行にあたって ( 村松伸 ) / 第 1 章総説〕メガシティと貧困 / 第 2 章貧困・都市・気候変動 / 第 3 章ジャカルタのカンポン〕スラム化と集 住の知恵 / 第 4 章チキニにおけるミクロ実践 / 第 5 章スラム化の経緯と実 メガシティ⑥ 態、超高密度が生む知恵〕チキニを事例に / 第 6 章ラディカル・インクリメ ンタリズム / 〈座談会〉高密度化するメガシティ 高密度化するメガシティ 0 メガシティ全 6 巻村松伸編各巻定価 ( 本体三四〇〇 5 四八〇〇円 + 税 ) 【既刊】①メガシティとサスティナビリティ / ③歴史に刻印されたメガシティ / ④新興 <LO 判・一三四頁 / 定価 ( 本体三八〇〇円十税 ) 国の経済発展とメガシティ 一 SBN978 ー 4 ー一 3 ー 065 一 56 ー一【続刊】②メガシティの進化と多様性 / ⑤スプロール化するメガシティ 小泉秀樹 コ、くュニテイデザイン学 その仕組みづくりから考える こいすみひでき ( 東京大学大学院工学系研究科准教授 ) 粡 編

7. UP 2016年9月号

今月の新刊 〈主要目次〉 序論フランクフルト学派のアクチュアリティ第—部救済の美学第 1 章 竹峰我和東京大学大学院総合文化研究科准教授 ) 「無声映画の革命的潜勢力」ーー初期べンヤミンにおける〈沈黙〉と〈音楽〉 / 第 2 章解体と再生の遊戯ーーベンヤミン「複製技術時代の芸術作品」につい て / 第 3 章補論 1 外来語の救済ーー初期アドルノにおけるクラウス的な主 〈救済〉のメーデイウム 題をめぐって第Ⅱ部メーデイウムとしての芸術作品第 4 章芸術の認識機能 ペンヤミン、アドルノ、クルーゲ アドルノのシェーンベルク論をめぐって / 第 5 章破壊と救済のはざまで アドルノ美学におけるキッチュの位置 / 第 6 章補論 2 挑発としての擬 べンヤミン、アドルノ、クルーゲが対峙した映画や音楽、テレビといったメ態ーーアドルノ文化産業論再考第Ⅲ部変容する投壜通信第 7 章投壜通信か ーデイウム。それらはありえたはずの過去と来るべき未来が交錯し、〈救済〉らメディア公共圏ヘーーアドルノとクルーゲ / 第 8 章労働のメタモルフォー の瞬間が顕現する媒体でもあった。彼らのテクストを内在的に精読することゼーーネ 1 クト / クルーゲ『歴史と我意』 ( 一九八一 ) をめぐって第 9 章マ で、そこに孕まれるアクチュアリティを再起動し、〈救済〉の音楽を鳴り響か ルクス主義の死後の生ーークルーゲ『イデオロギー的な古典古代からのニュー せる。 四六判・四七ニ頁 / 定価 ( 本体五九〇〇円十税 ) 一 SBN978 ー 4 亠 3 ー 9 9 39 一 0 政治の美学田中純定価 ( 本体五〇〇〇円 + 税 ) 世界経済に大きな影響力をもつ中国の実態をどうとらえるか。国家の体制が大きく変遷 久保 ~ 甼くばとおる ( 信州大学人文学部教授 ) するなか、いかに成長してきたのか、近代から現代まで通史的に描きだす。アクセスが かじまじゅん ( 横浜国立大学大学院国際社会科学研究院准教授 ) 加島潤 困難な中国の経済状況を、統計的データを用いながら具体的な産業、農業、商業、エネ ルギー産業といった分野ごとを分析することによって、中国の全体像を理解する。 、きごしよしのり ( 名古屋大学大学院経済学研究科准教授 ) 木越義則 〈主要目次〉 序章中国近現代経済史への招待—中国経済のプロファイルⅡ近代工業の発 展綿業 / 製糸業 / 製粉業 / その他の軽工業 / 化学工業 / 機械工業・造船業 / 鉄 鋼業Ⅲ交通通信の近代化鉄道 / 汽船 / 自動車 / 電信鉱業・エネルギー産 業の発展石炭産業 / 石油産業 / 電力産業 > 商品的農業の拡大商品作物栽培 統計でみる中国近現代経済史 の普及 / 米穀生産の増加と商品作物化 / 農家経営と土地制度の変遷Ⅵ商業・ 金融業の変遷商業 / 金融業Ⅶ対外経済関係の構造的変容貿易 / 投資Ⅷ財 政経済政策の展開財政 / 幣制 / 経済政策終章中国の経済発展の趨勢 <L-O 判・一三八頁 / 定価 ( 本体ニ九〇〇円十税 ) 0 中国経済史入門久保亨編定価 ( 本体三八〇〇円 + 税 ) 一 SBN978 ー 4 ー一 3 ー 042 一 44 ー 7 0 現代中国の歴史久保亨ほか定価 ( 本体一一八〇〇円 + 税 ) たけみねよしかす

8. UP 2016年9月号

もなう生産活動の持続可能性」の二つを対象とした認証制度がる人ばかりであるというのが、本書のこだわりだ。多様な資 含まれる。天然水産物に対してはがあり ( 一九九七年設源、しかも日本と東南アジアの事例を一冊に含めた野心的な内 容になっている。それは、さまざまな資源に対する認証の証で 立 ) 、養殖水産物に対しては ( 二〇一〇年設立 ) がある。 先に紹介した Na ( u ュ and のオーガニックエビ認証、、 < あるエコラベル付商品が、案外われわれの身近で売られている (-no 、また、国際資源管理認証の最初の成功例ともいわれる森からでもある。魚売り場で、 >CO(-) エコラベル付の魚 ( 写真 林認証 (r-æruoo) や、近年注目されるようになったアプラヤシ 3 ) を買い、その横にはエコラベルの付いたサケも並ん に対する認証 (ß<coæo) を網羅した一冊が今年一二月に出版さでいる ( 写真 4 ) 。飲料コーナーでは、紙パックにエコラ れた『国際資源管理認証ーーエコラベルがつなぐグローバルとベルを見つけ、石鹸にはロゴがある。と、日常の買い ローカル』 ( 東京大学出版会 ) である。各章の担当者全員が、現もので国際資源管理認証を受けた製品と頻繁に遭遇している 現在のところ、国際資源管理認証は大手企業の社会的責任 場で生産者の立場に立って国際資源管理認証の活用を考えてい 写真 2 オーガニックエビ生産者の食卓。 シーフードのエコラベル 52

9. UP 2016年9月号

今月の新刊 現代日本の「見えないレイシズム」に迫る 竹沢泰子たけざわやすこ ( 京都大学人文科学研究所教授 ) 編集代表 ・、わーレ↓ : : っへ ー良ロ・平 ( 武蔵大学人文学部教授 ) 竹沢泰子 人種神話を解体する 3 「血」の政治学を越えて ・内容見本呈 <LO 判・平均三八六頁 / 各巻定価 ( 本体四八〇〇 5 五〇〇〇円十税 ) 人種神話を解体する全 3 巻刊行開始 ・血や QZ< の差異に基づいた「人種」の実像を掘り下げ、 ①可視性と不可視性のはざまで 定 特その構築過程を解明 予 斉藤綾子・竹沢泰子編 ( 川月刊 ) の・映画や文学の被差別イメージから、ゲノム研究や医薬品行 刊科学と社会の知 一政策に現れる「人種」問題まで幅広く論じる 坂野徹・竹沢泰子編 ( Ⅱ月完結 ) ・アイヌ、沖縄、在日外国人、「ハーフ」の人びとの語りを成 シ 紡ぎ、いまここに生起する課題として向き合う 問「血」の政治学を越えて Ⅱ島浩平・竹沢泰子編 ( 9 月刊 ) 複数のルーツをもつ人びとは称揚と差別のもと「何者」として社会に位置づけられる のか。また彼らは当事者としてどのような葛藤・交渉を経ながら自らの生き方を模索 しているのか。アイヌ、沖縄、在日外国人、「ハーフ」の歴史と現在に迫る。 〈主要目次〉 序 ( 竹沢泰子 ) 第—部表象と帝国・占領・植民地主義「ハーフ」をめぐる言 説 ( 岡村兵衛 ) / 一九三〇年代の映画が描いた「混血児」とその「母」 ( 高美 哿 ) / 日本における「混血児」のディスクール ( 成田龍一 ) / 人種化される 欲望 ( 菅野優香 ) 第Ⅱ部「混血」「ミックス」から歴史を読み直す植民地統治 下の「混血」 ( 水谷智 ) / 黒人アスリートの人種意識 ( 川島浩平 ) / 日系ア メリカ人とミックスレイスの歴史、一八六八ー一九三〇年 ( ・ウィリアム ート・ジャパニ 1 ズ」アーティス ス ) 第Ⅲ部自分らしい生き方を求めて「パ トのアイデンティティ ( 竹沢 ) / 在日朝鮮人Ⅱ日本人間「ダブル」の民族経 <o 判・三四四頁 / 定価 ( 本体五〇〇〇円 + 税 ) 験 ( 李洪章 ) / 差異の交渉とアイデンティティの構築 ( 工藤正子 ) / 沖縄の 一 SBN978 ー 4 ー 1 3 ー 054143 ー 5 ミックスレイスとその曖昧なはざま (> ・ウェハラ・カータ 1 ) 編

10. UP 2016年9月号

その度を重ね、大正十年九月の『国本』に時の東宮殿下帰 つぎになぜ十一月の「十日」という日まで問題なのか、とい の 朝に関する先生の感想が載ったのを初として、暖々先生のうことだ。おそらくこの執筆者は当時存在していた山川健次郎 意見が同誌上に発生せられることとなった。 ( 『男爵山川先の日記の記述からこの日付を書いたのだろうが、この日に山Ⅱ て れ 生伝』第十五章「強化運動関係」三九五 5 三九六頁 ) と太田耕造とのあいだで重要な約束が交わされたと推測する。 書 国会図書館で雑誌『国本』を調べると、山川が最初に登場す そ なぜ私の目がこの文章に留まったかというと、それはこの同るのは一九二〇年五月号の巻頭言「日本民族生存の本義ーとい じ一九二〇年十一月に『帝大新聞』の創刊資金が提供されて、 う短い文章である。またこの約三年後の、通称「第二次国本発 同年十二月二十五日に創刊号が発行されているからである。 社」という大規模な組織化に際しては、斎藤実 ( 元首相 ) 、井 「ああ、同じ月にこんなことがあったんだな」という、最初は上良馨 ( 海軍元帥 ) らとともに国本社の顧問に就任している。 太 発見と小さな感慨だった。永井了吉は別の所で、それから三千この山川と国本社との最初の接点が、この一九二〇年の十一月 東 人の読者を集め、また原稿依頼をして年末に『帝大新聞』創刊なのだ。 で 号を発行したと書いているので、十一月というのも下旬では難 太田耕造と永井了吉の接点は ? しく、資金のタイミングとしては十一月も最初の方のことであ 謎 っただろう。 さていま手元に、永井了吉の晩年の著書『随想集・混沌』 の 金 資 創 一八〇〇円 真渕勝著 高見勝利編 全 3 巻完結 土森田朗著日一八〇〇円 慈学選書金森徳次郎著作集憲法の産婆役格第 ネ会議の政治学Ⅲ中医協の実像風格の地方都市 あなたの医療費を決める人たち行政学案内第 2 版一八〇〇円 —一一六〇〇円・Ⅲ三六〇〇円体 研 本 の の 四〇〇〇円 戒 ~ 北通孝著占領期日本で発表の作品群 ェビデンスに基づく合理的決定は佐藤満著 聞 既刊好評 新 厚生労働省の政策過程分析近世の成立と神権説九〇〇〇円一、 慈 大 四〇〇〇円 中村仁著 法律時評 九四〇〇円一社 一八〇〇円 帝 会議の政治学 東学 クリエイテイプ産業論 法律講話法学入門の古典一 = ニ〇〇円 期 一八〇〇円 不会議の政治学Ⅱ 初 慈 四〇〇〇円、 秋月謙吾・南京兌編 アンス・ケルゼン著作集 全六巻・完結五八〇〇円 5 九四〇〇円 制度設計の政治学一〇〇〇〇円地方分権の国際比較 図書出版 二 11 ロ