利用促進 事業 を導すを 題 は も べ か る 育、 解 ら 考 子出を学 が 日 る し た必カ 変楽 才受 む習す入校 ん 、た指取れ図 で業理 要 る ら で の め導 を科 た す も と り る書 いで 調 取 に要組茅館 ょ いす め の や い は領み野を べ り 3 っ か 本笑学入会行 、がは市活 と と っ の考 れだ為考 目 を 。習 り ん標 を ど る ん わ 要 け そ し ⅱ冗 み そ で調 ま け素 る と れれた や 、れ 考をカ る と な ' し し も を へ 資 に ん 身 ユ牽調 わ に く る た て 料応 に判し け し る っ 断 す学 を で ま ど と と る た ん 収 る けす に 教 す / ク る 習 し め の 集 た る 生 た教直育 る で教 か に た カ す 育 科結長 き は の に 、体で る 長授 、め て し の表カ 、教育 か業 も ま な 師 に指現 打 調問 で調 す に は館館配 ( 右から ) 平出信次さんにども読書活 / ヾ 作 の長置能 る 動応援センター長 ) 、牛山英彦さん ( 教 れ重 に と さ た 育長 ) 、奥原貴美子さんにども読書活 ま 要任 と せ め 動応援センター ) せ性命 も る の 市こども読書活動応援センターを中心に、 ん を に必情 し 認ま 、要報 学校と生涯学習課との相互連携のもと、 学識 し を セ 読書活動の一環として、これまで 6 回の 校 た し ン 図 て の じ タ 「地域コンクール」を開催してきた茅野市。 書 も 権小 応募数は少しずっ増加し、 6 回目は 館 ら 限中図 と 1 回目の 3 倍になりました。そのわけは ? か わ の学書 し 子な あ校整 て 実は地域に根ざした「読書活動」か 「図書館を使った調べ学習ナビ」 ど の 備 い る の テーマのしぼりこみ方からまとめ方 学 教育長の音頭のもと定着していたのです ! も ト 全や と までのコツを児童生徒にもわかりやす た ッ校司 校 どんな取り組みが実施されているのか、 くまとめ、図解とともに解説されていま プ長書図 ち い 教育長をはじめ、関係者の皆さんに を教書 す。著作権のことから「調べ学習シート」 に の い お話をうかがいました。 教環図図諭館 の記載の仕方まで網羅されていて、先 育境書書 の を 生方に活用されています。 茅野市の読書に関するキーワード ・ブック・プレゼント ・こども読書活動応援センター ・読書の森読り一む in ちの ①ファーストブックは出生届け時と 4 か月 「調べ学習コンクール」の実施事務局を担 子どもたちの読書活動を公民協働で支援 健診時の 2 回プレゼント②セカンドブッ い、子どもの読書に関して、幼稚園・保育 する読書推進組織。 クは小学校入学時に 30 冊のリストの中か 園、学校図書館、地域の読書の支援や相 ・「朝の 1 0 分間読書」 ら 1 冊プレゼント。 談に応じるなどの推進活動を実施。 「毎日、実施すること」をモットーに、市内 ・読書教育公開研究会 の幼稚園・保育園・小学校・中学校・高 「ファーストブッ ク・プレゼント」 読書教育研究指定校を毎年 1 校、指定して 校のすべてで実施。 「読書教育公開研究会」を実施。 ・司書教諭と学校司書 すべての小中学校に専任の学校司書を配 置するとともに司書教諭の発令をしている。 ・校長を学校図書館長に任命 学校図書館長を校長が兼務。 「地域コンクール」で「図書館を使った 調べる学習」活動賞を受賞した 長野県茅野市 の取り組み 図書館を使った 周べ学習ナヒ 茅野市教育員会 一三 0 「セカンドブック・ プレゼント」 小学校の朝の読 書の時間 28
における役割を果たすべく『学校図書館経営方「図書館を使った調べる学習」と、あえて図書なく、遠足の日も卒業式の日も朝読。ブックト ークなどを見てもら , っ『読書参観』もあります」 針』を毎年、提出してもらったり、『読書教育館を強調して、調べる学習に取り組んでいます。 おのすと読書に親しむ環境に置かれた子ども 公開研究会』を開催しています」と図書館活用なぜ、ここまで図書館に力を ? たちですか、それは子どもだけではありません。 「調べて、新しい知識を得たときの子どもたち に力を入れていると言います。ここ 2 、 3 年は 「教師は知的なものだけでなく、生き方そのも の、喜びに満ちた表情がすばらしいんで す。与えられた問いではなく、自ら疑問をのを教える授業をしなければ、生きる力は育ま いのる 招校贈前 を学を手持ったことに対して考えた結果ですかられない、と思っていますから、ます、校長先生 生各本気 」 1 日ペ 美剩物満足度も高い。そ , 。いうことがキ「カケ自らが本を読まなければならない、 ージの読書を奨励しています」 。「ぐ喜。入山でいろんなことに関、いか出てきて、ど , っ 田校牛 してだろう、どうすれば情報が得られる「調べ学習コンクール」はこども読書活動応援 秋究咩 の研翔笋 学開下をんだろう、と物事を深く考える思考力がセンターか事務局を担当するなど、調べ学習と 大公真 京育写ン 図書館がうまく機能する茅野市です 育まれます。その場が図書館なんです」 東教 ( プ まだまだ、こんな取り組みもあります。「地域コンクールの実施委員長は私。活動賞に ン 上読 写の劬「学校のある日は毎日、朝読です。例外応えるべく、今年もがんばります」と教育長。 「調べ学習コンクール」 1 年の取り組み 毎年、年度末には % の教職員が人事異動で入れ替 わる茅野市。調べ学習がスムーズに行われるよう、 指導マニュアル『図書館を使った調べ学習ナビ』を 使っての研修などが徹底されている。 その 1 年間の実際をまとめました。 4 月コンクールの実施について各学校に通達。 各学校は参加・不参加の意思決定をする。 5 月 1 回目の「調べ学習コンクール実施委員会・ 審査委員会」を開催。実施内容やスケジュ ール、審査方法について検討する。 実施委員長一教育長 審査委員長一校長会の読書担当校長 ( 副審査委員長は教頭会の読書担当教頭 ) 委員一市内の小中学校の司書教諭 1 3 名と 学校司書 2 名、共催団体の「読り一む in ちの」 の代表者 6 月コンクールの実施要綱の発表。市内ほかに、 ボスターや実施要綱を配布。 司書教諭、学校司書を対象に「調べ学習研 修会」を実施。 7 月広報紙や市のホームページに告知。 茅野市図書館において、過去の作品展示。 調べ学習相談会を開催。 8 ・ 9 月学校では生徒への直接指導実施。夏休み中、 数日、学校図書館を開館する学校もあり。 夏休み明けに作品の提出。校内審査を実施 し、市のコンクールへの出品作品を決定。 1 0 月地域コンクールの審査会実施。 1 1 月表彰式。入賞作品の提示。全国コンクール へ応募。各学校で、入選作品の紹介と研究 会を実施。 1 ・ 2 月実施委員会で、今年度の反省と次年度の課 題について検討する。
館 2013 年秋号目次 2 。 12 年度図書館振興助成事業報告②ー 地域の絆保存プロジェクト東松島市図書館 ( 宮城県 ) ライプラリアン育成事業名古屋大学附属図書館 ( 愛知県 ) 「堺市史」フルテキストデジタル化による一般公開システム事業 ( 大阪府 ) 読書のちからまちを元気にする北海道恵庭市 読書の条例制定ー 第回「図書館を使った調べる学習コンクール」 入賞作品紹介 ! 可進ー・ 優秀賞・図書館振興財団賞ほか肥作品 調べて学ぶ喜びを知っているからこそ 多くの人に伝えたい可讐第 「世界を救うキャップ』 ( 第川回 ) と『火山のおいたち』 ( 第回 ) で コンクール入賞した仲濱佳穗さんの今 地域コンクールレポート長野県茅野市の取り組み第 これまで 6 回の「地域コンクール」を開催し、 「図書館を使った調べる学習」活動賞を受賞 図書館振興財団 助成事業のススメー 助成申請から決定まで / これまでの助成事業一覧 冖特集〕 表紙の写真函南町立図書館撮影小林キュウ 2
天下の中、待ち合わせのホテルのロビーに現 れた宮田昇さん。元編集者で、後に翻訳出版 の著作権会社を創設して代表取締役にもなられまし 人生を本とともに過ごされた、わか国の出版文 化の生き字引のような方です。 宮田さんは、戦後、社会科学系の本や個人文学全 集を読むために、上野にあった国立国会図書館支部 上野図書館によく通ったと言います。 「図書館にはさまざまな形でお世話になりました。 若いころは教養を得るために通いましたし、編集者 や出版エージェントになってからは調査や資料集め のために国会図書館をよく利用しました。ですか、 敗戦後から本を買えない時期が結構長かった私にと って、本を持っことは夢だったんですね。買った本 は貴重品のように扱いました。それに職業柄、本は 身銭を切らなければきちんと評価できないと思う習 性もありました。そ , ついったことから解放されて、 純枠に読書のために地元の図書館を利用するように なったのは、仕事から引退した 2007 年ごろから なんです」 一利用者として街の図書館に通うようになると、 , ) れまで気づかなかった課題が見えてきた、と宮田 さんは丁寧に言葉を選びながら語ります 「たとえば、人気の作品を読むためには数百人待ち です。東野圭吾さんの『マスカレード・ホテル』は 借りるまでⅡカ月かかり、池井戸潤さんの『下町ロ ノ、カカ , り 6 した。こん一は ケット』に至っては 1 年近 ) 0 今、一市民として、 街の図書館に通う日々に思うことは 宮田昇さん 宮田昇さんの人生は本とともにありました。海軍航空隊にいた宮田さんは、 敗戦後、家族を養うために雑誌の編集のアルノヾイトや貸本屋を始めます。 その後、早川書房に入社し「ポケットミステリ」の創刊に関わり、後に翻訳出版工ーシェントに。 現在は、一市民として図書館を利用する日々の宮田さんが図書館の課題に切り込みます。 取材・文品川裕香 ( 教育ジャーナリスト ) 情シ日く改上目 も手れめこに 報そョはりさ善し配の袋、たと待 がれンほ読らさたり ををシ 開かのん書にれのしも家しどろあさ 示ら場とは ロたかだつになもはるれ にうでうよ さ しと持いあ、でる れ図なにきとう理たも、ちりエしと な書っそま に由の込読 い館てうせ多感はか むめ書タう本 のがいなんくじよ、のたまきテ もどなっ。のてく利問三せ込イそよ 問ういて学図いわ用題とんみンれっ 題いんし習書まか者はでもメかて でうでま室館すりの しあンらは まモ図らたるト、興 す本すいとは をよまい席せラ書れ。な系図味 今購。すつもんル館た女どの書を た少がそがく房汚本館失 の入 、の本らに レ感な はをつ クじく今ものい本表利て はの汚で不が紙用し ののリで 工、ゆ随がれし潔多がしま 図か ー休っ分向にてなく崩始う 書 ・・当公立物料本動事物 ( 。言田昇 図書館に通 - ? みすず書房 『図書館に通う当世「公立無料貸本屋」事情』 みすず書房 ( 2013 年 ) 60 余年に及ぶ出版界での経験から生まれた鋭い 洞察と、第一線を退いてからの一利用者としての目 で図書館への感想や疑問、提案を綴る。
2 6 オ第 ・まんのう町立図書館 紙と電子の両方の書籍を楽しめる「ハイプリッド図書館」 町内初の公共図書館。 500 冊が読める電子書籍端末を貸出 キッズルームを設けているほか、 生涯学習などに利用できる多目的ルームも 356 , 746 人 市の人口 〒 569-1027 〒 766-0022 ( 2013 年 5 月末現在 ) 大阪府高槻市浦堂ニ丁目 1 5 番 1 号 香川県仲多度郡まんのう町 , 敷地面積 2 , 21223 電話 072-668-1085 吉野下 957 番地 1 , 657.06 開館火・水・金曜日 延床面積 電話 0877-56-4055 蔵書冊数 1 0 : 00 ~ 19 : 00 開架約 10 万冊 開館 10 : 00 ~ 18 : 00 木・土・日曜日・祝日 蔵書収容力約 22 万冊 休館毎週火曜日、年末年始、 単独館 特別整理期間 10 : 00 ~ 17 : 30 休館月曜日、第 2 木曜日 基本設計 ( 株 ) 田平田設計 市の面積 194.33 大阪事務所 ( 館内整理日 ) 、年末年始、 市の人口 1 9 , 858 人 蔵書点検期間など ( 株 ) 大建設計 実施設計 ( 2013 年 7 月 1 日現在 ) 市の面積 105.31 焔 大阪事務所 敷地面積 18 , 74172 帚 高槻市立服部図書館 図書館と市行政サービスコーナーを併設 南面に大きく窓をとり明るく開放的な室内 住民票・戸籍・除籍、所得証明書の発行なども扱う (laia 延床面積 760 蔵書冊数 4 万 2 千冊 複合館ほかにスポーッセンター まんのう 設計監理社 ( 株 ) 山下設計、 シーラカンス K & H 事業契約金額 8 , 1 59 , 343 , 555 円 を」 ' イ 飯能市立図書館 国内初情報探索支援システム 「カーリルタッチ」を導入 地元産の西川材をふんだんに使用した 木の香り漂う館内 情報発信と調査相談を通して 利用者の課題解決をサポート→ 2013 年 7 月 1 日 data 〒 35 祚 0031 埼玉県飯能市山手町 1 9 番 5 号 電話 042-972-21 14 開館火ー金曜日 9 : 30 ~ 1 9 : 00 土・日曜日・祝日 9 : 30 ~ 18 : 00 休館月曜日 ( 祝日の場合は開館 ) 、 最終金曜日 ( 祝日の場合は開館 ) 、 年末年始、特別整理期間 市の面積 193.18k 市の人口 81 , 520 人 ( 2013 年 7 月 1 日現在 ) 敷地面積 6 , 291.85 延床面積 2 , 712.46 蔵書冊数約 20 万冊 単独館 設計監理社 ( 株 ) 石本建築事務所 総工費 10 億 7608 万円 34
工 0 電 振興助成 事業 「堺市史」フルテキスト ( 全文 ) デジタル化による 一般公開システム事業 堺市 ( 大阪府 ) 昭和 5 年 ( 1 9 3 0 ) 発 行の『堺市史』第 7 巻 ( 別編 ) 検索閲覧システム TRC-ADEAC に搭載 【助成期間】 【助成金額】 2012 年 9 月 ~ 2013 年 3 月 6 , 912,000 円 【事業目的・内容】 昭和 5 年 ( 1 930 ) に刊行された『堺市史』は、『大 阪市史』や『長崎市史』とならんで日本三大市史の ひとっとして学術的に高く評価されています。しか しながら、約 80 年前に出版されたもののため、索引 などが不十分であり、現在では必ずしも使いやすい 資料とは言えませんでした。 『堺市史』をフルテキスト ( 全文 ) デジタル化し、検 索閲覧システムを構築することにより、本文をさま ざまな観点で自由に検索することが可能となり、新 しい堺に関する研究が期待できます。 なお、本事業では、以下の業務を実施しました。 ・『堺市史』第 7 巻 ( 別編 ) ( 本文 897 頁 ) の版面デジ タル化 ( フルテキスト化・ PDF 化 ) ・掲載図版等の元写真からのデジタル化 ・電子書籍化 ・史資料の画像処理 ・目録データの作成 平成 22 年 ( 2010 ) に『堺市史』刊行 80 年を記念して、堺市立 中央図書館において 資料展と講演会を開 催しました 版面の PDF 化とテキ スト化のみでなく、掲 載図版を堺市立中央 図書館で所蔵してい るオリジナルの印画 紙写真よりデジタル 化し、拡大して精細な 画像を閲覧していた だくことができます 利用したオリジナル 写真の例 【事業成果】 ・『堺市史』を広く公開することにより、豊かな歴史・ 文化資源を貴重なまちの資産として、市民が共有 することができ、あわせて全国に堺の魅力を発信で きます。 ・『堺市史』掲載の人物肖像や絵図などは学習教材 としても幅広く利用でき、各学校等で地域の学習を 行う際にもインターネットを通じて簡単に閲覧がで きます。 第一・第明期 ( 市の第物より南北朝第代 第一編人物第 行・は和第・大第を第第の人、一日本第第記に . 製物・城を 1 ) 人に作る ] ( ー・山第第物 を . 元学宿・日第住生当・記 ) 信版、大物☆・のし年生まる . ( ー・山家第寺起 元物・一十石歳出第して行と病し . い・第山第第寺物起 ) 大ー飛物物に ) 、り . 新■価 ■・に就いて . 強、 . 電盟等を学 ( を ( 元宿・一名を行基と改め . い - 第山第第寺物起 ) 道 . 鳳。義第につて . 第・・を究め、第第を年の第礎の第めに - 家第のイを周版して 物寺とし . ーー・山第第み起 . 行第年宿 ) 自ら大相の生第山に・して . を田に・・を・く したが . 田の報・ . 出て四角にん 0 第生を化・した . 一行・大・第行鱸記 - 行第年・ ) 第 をる重 . 物依・岌するもの第十人にし・を元年四月には第に行第び員徒を、新するに った . ・ ( して第・を・をして行化にカめ、第ねて t 本を第して屋料を一つた . をいで平 十石年第式大第増第橋道立の本・を起したまふに富り . 物をし 1 ・勢にき . 太宮の確 託を議ひ . ( 第大寺物ーチ・近江の第・第宮に・して、第画第第・第立のめ . めて物 地を開かる、に方り . 第第子を第の ( 第を・した . ( ・日本紀 ) 切を以て十 7 、年動して行 【課題と将来計画】 ・『堺市史』第 1 巻 ~ 第 3 巻 ( 本編 ) 、第 4 巻 ~ 第 6 巻 ( 資料編 ) のデジタル化 ・本市図書館情報システムとの連携 12
読書の ちから まちを元気にする 北海道恵庭市、 圭の条例制定 ! ロ儿日 いうものです。店舗や喫茶店などの経営者一人ひと 恵庭市は 201 3 年 4 月 1 日、読書のまちを推進 りが館長になっておすすめの本でオリジナルの本棚 する道しるべとなる「恵庭市人とまちを育む読書条 を作り、訪れた人は館長との会話と交流を楽しむと 例」を施行しました。 いうものです。市立図書館の内藤和代課長は、「市 市民ワークショップを 201 2 年 4 月から IO 月ま には、以前からお客様のために本を置いているお店 で 6 回にわたり開催し、条例に盛り込む内容を話し が多くあります。そういう土地柄ゆえか、参加希望 合いました。また、市議会や図書館協議会での議論、 はたくさん集まっています」と話します。「まちじゅう バブリックコメントを経て、約 1 年をかけて策定の 図書館マップ」や店頭に掲げるフラッグを準備して 運びとなりました。市民の意見を十分に反映し、市 民の手で作成したこの条例は、子どもにも読み取れ いるそうです。 るわかりやすい文章で表現されています。 横浜市や岐阜県中津川市などでも、読書を旨と 同様の条例は、秋田県、秋田県仙北市、宮崎県高 する条例を制定する動きがあります。これから、自 千穂町に続き、全国で 4 例目です。 治体が住民の読書活動を支援する新しい動きがさ らに広がることが期待されます。 全国的にも珍しい読書条例の制定を、子どもか ら大人まですべての市民に知ってもらうため、さま ざまな事業が実施、計画されています。 市立図書館は 5 月 26 日に、読書条例制定記念事 業「話してつながる読書のまち市民カフェ」を開 催しました。まず最初に、本を媒介に人の縁をつな ぐイベント「まち塾@まちライプラリー」の提唱者・ 礒井純充氏と、「交流と創造を楽しむ、文化の拠点」 小布施町立図書館まちとしよテラソ前館長・花井 裕一郎氏が、「本のまちづくりってどんなこと ? 」を テーマに対談。つづいて「 IO 年後の『読書のまち』 未来予想図」をテーマにカフェ形式で参加者全員 で話し合いました。市民のほか、近隣市町村の図書 館関係者などおよそ 50 名が参加し、終始なごやか な雰囲気で、活発に意見が交換されました。 また聿のまちをイメージするシンボルマーク の募集が始まっています。来月 IO 月に決まる最優 秀作品は、以後、市の公式文書等で使用される予 定です。 そして、条例で読書月間と定める IO 月からは、 「まちじゅう図書館」事業が計画されています。市内 各所に本を置いて、まちじゅうを図書館にしようと 読書のまち市民カエ がる 0 デ上当ーい 市民カフェは、「読書のまちづくり」の先覚者によ る対談で幕をあけました。 読書のまちの中心となる恵庭市立図書館 13
振興助成 事業 2012 年度図書館振興 助成事業報告② 東松島市図書館、名古屋大学附属図書館、堺市からの報告です からすると非常に意義があるだろうと思う。 ICT 地域の絆 保存フ。ロジェクト 東松島市図書館 ( 宮城県 ) 2012 年 7 月 ~ 201 3 年 3 月 7 , 597 , 914 円 【課題】 今回、この事業の取り組みが数多く報道され、問 い合わせやホームページのアクセスが多い状況に ある一方で、震災発生時の動画 ( 津波の映像 ) の提 供依頼が多くあるが、残念ながら提供者が少ない 状況となっている。 【助成期間】 【助成金額】 【将来計画】 今後も、コンテンツの充実 ( 学校・復興サポート 支援センター・各行政機関と連携し、収集 ) を図り、 市民が利活用しやすい資料整備を行うとともに、支 援から連携のツールとして活用されていくよう、ホ ームページなどを充実させていきたい。 【目的】 ①ふるさとの再生 ( 大切な人・物を忘れない ) ②震災の体験を風化させない ③震災の悲劇を繰り返さない ④震災の体験を将来に活かす ⑤防災教育に役立てる 新聞は記事ごとにノヾーコードをはり、データ入 力しやすいように準備 【内容】 ①本市震災関連掲載の資料収集 ( 行政発行物・避難所や仮設住宅でのミニコミ紙・ 新聞折込チラシなど含む ) ②本市の被災地域の郷土芸能等の映像収集、また は撮影 ③本市震災関連掲載記事の整理及び、見出しなど のデータ入力 ④震災の体験談の収集 ( 撮影し映像化・録音し PDF 化 ) ⑤震災当時の写真・動画などの収集 【事業成果】 避難所・仮設住宅の住民に向けた、 ニコミ紙や チラシなど、役割を終え、人々の前から消えていく 資料。さらには、記憶 ( 生の資料 ) は時間とともに風 化し、消えてしまう資料。これらの資料を積極的に 収集・整理・保存ができたことは、今回の事業目的 入力や編集を待つ震災関連の資料と編集機材
市の人口一 188 , 276 人 〒 319- ー 1222 ( 2013 年 6 月 1 日現在 ) 茨城県日立市久慈町 3-24-1 電話 敷地面積 4 , 649 0294-29-1 125 延床面積 1 , 398 開館 水曜日以外 9 : 30 ~ 18 : OO 水曜日 9 : 30 ~ 19 : OO 蔵書冊数約 9 万 3 千冊 ( 計画 ) 休館 毎月最終月曜日 ( 祝日の 単独館 設計監理社 ( 株 ) 日立建設設計 場合は開館 ) 、年末年始 ( 12 月 28 日 ~ 翌年 1 月 4 日 ) 、 総工費約 6 億円 特別整理期間 市の面積 222.55 箕面市立小野原図書館 「多文化交流センター」と一体の市内 7 番目の図書館 児童書のコーナーは明るい窓際にあり、 親子でゆったりと楽しめる絵本コーナーも 多言語の新聞、雑誌、小説、絵本などが充実 小野原図書館ön 。ト”山町 小野第館 9 ッ驪材き ・日立市立南部図書館 日立電鉄久慈浜駅舎跡地に建設された 市内 4 番目の図書館 外観は日立港にちなみ大型船をイメージ。一般と子ども向けの 図書室に区分けし、親子連れが読書しやすい環境 2013 年 5 月 1 1 日 オープン ! 年日ン 12 プ 0 月一 2 4 オ 朝 daia daia 縁鬯住当 敷地面積 1 , 427.61 〒 562-0032 大阪府箕面市小野原西 5-2-36 延床面積 2 , 21524 電話 072-749-5176 ( 図書館 263.63 開館 10 : 00 ~ 17 : OO 蔵書冊数 約 3 万 4 千冊 休館月曜日、第 1 金曜日 ( 1 月は除 複合館多文化交流センター内 く ) 設計監理社株式会社小河 12 月 29 日から翌年 1 月 4 日 建築設計事務所 図書整理点検期間 市の面積 47.84 市の人口コ 33 , 423 人 ( 2013 年 6 月末現在 ) 津野町立図書館かわうそ館 旧保育園を活用した町内はじめての図書館 床や書架などの大部分に県産材を使用 「おやこ読書室」や授乳室など親子利用にも配慮し、 児童書や暮らしなどの分野を充実 172 , 415 人 市の人口 〒 757-0216 〒 785-0202 山口県宇部市大字船木 361 番地 6 ( 20T3 年 6 月 1 日現在 ) 高知県高岡郡津野町 電話 0836-67-1277 敷地面積 6 , 803.42 姫野々 433 番地 2 開館火・水・金曜日 9 : OO ~ 18 : 00 約 1 , 815.99 延床面積 電話 0889-55-3001 木曜日 9 : OO ~ 1 9 : 00 ( 図書館 650 開館 10 : 00 ~ 1 8 : 00 土・日曜日 9 : 00 ~ 17 : 00 蔵書冊数 約 4 万冊 休館火曜日、毎月第 4 金曜日、 休館月曜日、祝日、月末、 12 月 29 複合館ほかに博物館、学習スペース 祝日、年末年始、 日から 1 月 3 日、特別整理期間、 設計監理社 ( 株 ) 美建築設計事務 特別整理期間 月末休館日の代替休館日 ( 原則と 所 町の面積 197.98k して月末が土曜日・日曜日に 総事業費約 1 1 億 1 , 400 万円 町の人口 6 , 407 人 当たる月の翌月第 1 木曜日 ) ( 2010 年国勢調査 ) 市の面積 28771 krrf 宇部市学びの森くすのき 図書館と博物館、学習機能を備える 市民の学習・文化・創造活動の拠点施設 木のぬくもりのあるフロアに、高い天井と大きな開口部からの 採光で、開放的で快適な空間 2013 年 5 月 12 日 2013 年 5 月 19 日 敷地面積 7132.14 延床面積 801.59 蔵書冊数約 1 万 5 千冊 単独館 設計監理社 ~ 株式会社若竹 まちづくり研究所 総工費 , 513 , 000 円 33
2 0 1 0 年 2 0 1 0 年 工ル・ライプラリー 移転拡張計画 財団法人大阪社会運動協会 ( 現 : 公益財団法人 ) "The Nagasaki Shipping List and Advertiser (NSLA) デジタル化事業 NSLA デジタル化実行委員会 幕末の 1861 年に長崎の外 国人居留地で英国人 A. W. ハン サードにより発行された "The 3 ! hi ⅲ明 Nagasaki Shipping List and Advertiser" (NSLA) は、英 字新聞としてのみならず、近代 的な新聞としてもわが国初のも のですが、今日、その原紙を所蔵するのは英国図書館だけです。 私たちは、現存する記事の全紙面と全文を電子化し、それ らを検索して閲覧するための Web データベースを構築しました。 現在は長崎大学附属図書館が運用しています。 http://gallery.lb.nagasak ト u. ac. jp/nsla/ 窓がない閲覧室に壁を切り抜いて窓を作り、オープンで広い 「見せる書庫」へ。図書館の存在をアピールでき、来館者が 倍増。 3.1 1 の震災後には耐震工事も追加しました。 2 0 1 0 年 明治維新史関連書籍のデータ べース化及びデジタル化事業 萩市立萩図書館 新萩図書館の開館を 機に、所蔵している明 治維新史関連などの貴 を・央ま羅ー 重資料について、同館 いを一し第一、を気物 : ! ・す で発行した目録のデー タ化とともに、継続的 な資料のデジタル保存 や管理を行うことができ る機器の整備を行いま した。また、電子図書館システムを導入することなどにより、 デジタル化した貴重資料を、デジタルアーカイプとして公開する ことが可能となり、所蔵する貴重資料の閲覧の機会を広げるこ とができました。 2 0 1 0 年 「法情報コンシェルジュ」 養成プログラム ローライプラリアン研究会 「法情報コンシェルジュ 養成講座」を公募・展 開するプロジェクトを実 施しましたところ、全国 7 つの公立図書館から 応募があり、のべ 300 人以上の図書館員の 方々に、法律情報の意 味、内容から検索の初 歩について研修プログラムを展開することができました。図書 館総合展でしか提供できなかった研修を各地で開くことができ、 会員も研修講師の経験を積むことで更に教育スキルをアップさ せることができました。 2 0 1 0 年 4 地域づくり事業 「図書館の力」プロジェクト 出雲市 本事業では、「①地域特性のあ る蔵書づくり」と「②郷土資料案 内冊子『出雲市ブックガイド』の 作成」を実施しました。①では、 蔵書による市立図書館 6 館の特徴 の方向づけと役割分担を行い、② では、市内各地域の代表的な郷土 の本を紹介する冊子を作りました。 自治体合併により広域的な広がり を持った新たな出雲市において、 今後さらにく図書館のカ〉が発揮 できるよう、本事業をより一層深化 させていきたいと考えています。 7