えきこうきようたてもの 「バリアフリー」ということはを、このごろよてスロ 1 プにする、駅や公共の建物にエレベ たかかべ せっち ーターやエスカレータ 1 を設置する、ノンス く聞きます。「バリア」とは高い壁という意味 です。人と気持ちをかよい合わせようとするテップバスやリフトハスをふやす、車いす用 ア」、つい」、フ ちゅうしやじよ、っせっち ときに、さまたげになるもの、あるいは行動のトイレや駐車場を設置するなど、いますぐ じっげん をおこそうとするときに行く手をふさいてし実現してほしいことはたくさんあります。 とよだ 豊田小学校でも、ふたりが入学してから、 まうもの、それが「ハリア」てす。「バリアフリ かべ ー」とは、そういったさまざまな壁をとりのぞ学校のなかのようすが変わってきました。大 こ、つしやこ、フてい へんか こうれいしやしようかい くことです。高齢者や障害のある人びとすべきな変化のひとつは、校舎と校庭の出入り口 にんさ あんしん かいてきせいかっ てか、安心して快適な生活をおくることかでの段差かなくなり、スローフになったこと。 きるように、わたしたちの身のまわりのさま もうひとつは、階段のそはにエレベーターが ゅうき かんきようせいび ざまなバリアをとりのぞいて、環境を整備しできたことです。菜穂ちゃんも勇輝くんも、 うんどう べんり ていこうというのがバリアフリ 1 の運動です。車いすでの移動かとても便利になりました。 せいかっ こうしたバリアフリーたけではなく、「、いの さあ、あなたが車いすにのって生活してい ハリアフリ 1 」もだいじです。あなたの心に、 ると思って、身のまわりのことをチェックし げんかんいま てみてくたさい。あなたの家の玄関や居間に障害をもつ人たちへのバリアはありません にんげん じぶん だんさ ふろば 段差はありませんか。お風呂場のシャワーのか。なんとなく自分たちとはちがう人間だと おも く思ったり、あるいは、かわいそうな人だとき 高さはどうですか、手がとどきますか。近 のスー パ 1 は、車いすにのったまま人れますめつけたり、なかまはずれにしたり。そうし でんしゃ か。ひとりでバスや電車にのって、買いものた心のバリアや偏見をとりのぞいていくこと いじよ、つ かんきようせつびめん にいけますかむすかしいてすね。 が、環境や設備面でのバリアフリ 1 以上に、 ぐちだんさ 町のなかやビルの出入り口の段差をなくし大切であることはいうまでもありません。 まち ・町と学校のバリアフリー たいせつ いい J 、つ かいだん へんけん よう < 「よいしよ、よいしよ / 」 かいだん ちから 階段ては、みんなてカ ゆうき を合わせて勇輝くんの 車いすを運びあけます。 かいじよいん 勇輝くんは介助員にた かいだん すけられて階段をのぼ ります。 イ、ーを第
- 自立をささえる介助犬 とよだ すうにん 菜穂ちゃんと勇輝くんのかよう豊田小学校活をしている人たちは、日本にはまだ十数人。 も、つど、フけん り′力い ふか たいけん くんれんし では、盲導犬について理解を深めようと体験 トレ 1 ナ 1 ( 訓練士 ) の育成もこれからの課題 カくしゅつかい かいじよけん じゅう りよう 学習会かひらかれました。盲導犬といっしょです。また、介助犬といっしょに自由に利用 やくわり こうきよ、フしせつ に暮らしている女性が、盲導犬の役割や盲導できる、ス 1 ーマーケットや公共施設はま 犬とのつきあい方について話してくれましだほんのわすかです。介助犬かいるというこ ぢか た。菜穂ちゃんも勇輝くんも、ま近で盲導犬とさえ、知らない人のほうが多いでしよう。 しよ、つ、力い もうどうけん くにせいしきにんていきかん を見るのははじめてだったので、障害をもっ 盲導犬とくらべて、国の正式な認定機関や育 かぞくゆう せいかっ せいきかん 人たちの生活をささえているのが、家族や友成機関がなく、介助犬についてのとりくみは、 せんもんきかん にんげん 人、先生や専門機関の人たちなど人間だけでやっとはじまったばかりです。 かいじよけん もの はないことを知って、とてもおどろきました。 もし、介助犬といっしょに買い物をしてい しよう力いしゃ くんれん 訓練をうけて、障害者のパートナーとしてる人を見かけたら、どんなことに注意をすれ もうどうけん やくわり かいいレよけ・んきよ、つかい の役割を果たしているのは盲導犬だけではあばよいのでしようか。「介助犬協会」のトレ みずかみ りません。からだの不自由な人の手足となっ ーナーの水上さんに聞きました。 て、電気のスイッチを入れる、ドアをあける、 「犬がかわいいからといって、声をかけたり、 しんぶん しょっ力い 落ちたものをひろう、新聞をもってくるとい 頭をなでたりしないでくださいね。障害をも かいじよけん さぎようてつだ ・かい D よ しゅ、フちゅう しごとぜんしんけい った作業を手伝う、介助犬という犬がいます。つ人の介助という仕事に全神経を集中して かいじよけん 日本では一九九七年に「日本介助犬アカデ いるのですから。でも、やさしい気持ちで見 しやかいてき ミー」か発足して、介助犬についての社会的 」り・、力し しよう力いしゃ 理解を深め、介助犬とともに暮らす障害者の しやかいさんかすいしん うんどう 社会参加を推進していこうという運動がはじ かいじよけん まりました。しかし、介助犬といっしょに生 じん ふか ほっそく じよせい ゅ , つき かっ ちゅ、つい カたい 省リ 1 を 1 トを ま、ト・しよ・を かいじよけんはい 、 < 介助犬も入れるように なったスーバーマーケ ット ( ダイエー ) 。
でんき つよ ひもをひっぱって電気をつけたり消したり。強すき よわ るとひもが切れてしまうし、弱いとスイッチが入り ません。 ゆかお れんしゅうかいじよけん ▽床に落ちたものをくわえてわたす練習。介助犬ペテ くんれん ロの訓練は、はじまったはかりです。 け まも 守ってくだされば、犬たちは、そういうみな さんの心をちゃんとうけとめていきます。」 もうどうけん かいじよけん 盲導犬のように、日本でも介助犬といっし ょに暮らしていく人がふえていくといいです しやかい ね。介助犬を社会がうけいれるということは、 1 レよ、フカい まち 障害をもつ人びとが、町のなかでふつうに おうえん 暮らしていくことを、みんなが応援していく ことでもあるのですから。 はい こを 30 かいじよけん れんしゅう くつ下をぬがせる練習をしている介助犬ペテロ。 ひだりがわ みずかみ せんぞくかいじよけん 左側の人は、ペテロ専属の介助犬トレーナーの水上さん。
言脳性マヒ」ってどんな障害 ? ふじゅう にゆ、つじのう の、つ 菜穂ちゃんと勇輝くんのからだが不自由な うことかあります。赤ちゃんや乳児の脳はと このよ一つに原因はちか一つものの、脳になに のうせい しんだん いへん しんけい しよ、つ。力し のは、脳匪マヒだからです。脳性マヒと診断てもやわらかくて、ちょっとしたトラフルに かの異変かあったために、神経が障害をうけ えいきよ、つ ふじゅう のうせい されて、車いすなどをつかって生活している も影響をうけてしまうからてす。 て、からたが不自由になるのが脳性マヒだと なんぎん さん 4A っ あたまあっ 人はたくさんいます。 えるでしよう。 たとえは難産で、産道で赤ちゃんの頭が圧 のうせい しよ、つ力し いちじてきのうさんそおく へん 脳性マヒってどんな障害なのでしようか 迫され、一時的に脳に酸素が送りこまれなく 赤ちゃんの発育のようすかどうも変だ、な かしじよ、フたい いへん ねがえ どうして脳性マヒになるのてしようかいっ なり、仮死状態となった赤ちゃんの脳は異変かなか首かすわらない、寝返りもうたない、 なお にゆうじきすいまくえん さい かは治るのでしようか をおこします。また、乳児期に髄膜炎にかかっ : とい一つ一」 A 」か、り 二歳になっても歩けない : つよ びよういん しんだん のうせい それらについてこたえるのは、とてもむすたり、強いけいれん発作かおきたために、脳病院にいき、脳性マヒと診断されることか多 のうせい いへん かしいことです。なせなら、脳性マヒは子ど に異変かおこることもあります。 いようてす。 しよ、つ力い ものからだの障害のなかでは、もっともよく げんいんしようじよう みられる障害でありなから、その原因も症状 も、ひとりひとりちがうからです。 わたしたちが歩いたり走ったりできるの のう か / 、きかん めいれい は、脳かからだの各器官にうごくように命令 をだし、その命令をからだしゅうにはりめぐ しんけい かくきかん 文ち らされた神経が、各器官にったえているから じゅ、つようはたら のう です。これほど重要な働きをする脳ですが、 かんせい う 脳は赤ちゃんが生まれたときに完成している わけではありません。赤ちゃんの成長ととも はべ はったっ 足お 遠た に、脳も発達していくのです。 のつ はったっきのう へん ところが、発達期の脳に異変がおきてしま のうせ くるま ゅ、つき せいかっ せいちょう ー ) よ、つ、刀も ー脣 / を , 7 のう げんいん
じぶん 訓練をつつけていけに、いっか自分の足で 歩けるようになるかもしれない、 と菜穂ちゃ きぼう んは希望をもっていました。 あしくび 足首をまげたり、ひざをまっすぐにのはす こかんせつ ことかできないのは、股関節がかたくなり、 またじゅうぶん 股か十分にひらきにくくなるからで、いまの しゅじゅっ さいはん おと , っと うちに手術をしたらどうたろう、という話が でも、菜穂ちゃんは、一歳半になった弟 いほどわかりました。でも、たとえ手術をう しゃ しゅじゅっ ゅうた かぞく のうせい うんどうしようがいかんぜん お医者さんからありました。でも、手術をしの悠太くんがかわいくてなりません。家族と けたとしても、脳性マヒの運動障害を完全に かんぜん いいレよ、つ にゆういんせいかっ なお ても完全に歩けるようになるわけではありま三か月以上もはなれて、ひとりで入院生活を治すことはできないのです。そのことを菜穂 しゅじゅっ せつめい せん。手術と手術後のリハビリテ 1 ションをおくるなんて、とてもできそうにありません。ちゃんにどう説明すればいいのでしよう。お にゆ、ついん ひつよう みおく かお 入れると、三か月は入院する必要がありま 菜穂ちゃんの手術の話は、見送りとなりま父さんは、菜穂ちゃんの顔をしつかり見つめ かえ しゅうまっ した。 す。そのあいた、家に帰るのは週末だけで、 ながら話しました。 すうねん しゅじゅっ なほ 学校にかようことはできません。それに数年手術は見送ったものの、三年生のクリスマ 「菜穂、自分の足で歩きたいという気持ちは さいしゅじゅっひつよう ばあい 後には再手術が必要な場合もある、と聞いてスのとき、菜穂ちゃんはこういいました。 よくわかる。でもざんねんなことに、それは りようしん 両親はまよいました。いま、足の手術をうけ 「わたしね、今年のクリスマスはプレゼントできないんだよ。歩けなくても、菜穂には可 のうせい るべきかどうか、菜穂ちゃんの気持ちをだい はいらないから、歩けるようにしてほしいっ 能生がいつばいあるんだ。それに、お父さん てがみ ゅうた しにしようと、手術の話を菜穂ちゃんにったてサンタクロースに手紙をかこうかな。歩け もお母さんも悠太も、 いまのままの菜穂が大 おかやま えました。 るようになったら、ひとりで岡山のおばあち好きだよ。」 しゅじゅっ 菜穂ちゃんは手術をうけることの意味を、 ゃんの家にもいかれるでしよ。 菜穂ちゃんはだまって聞いていました。 一生けんめいに考えてみました。歩いてみた お母さんには、菜穂ちゃんの気持ちがいた そして、クリスマスかすぎたある日、菜穂 いっしよう くんれん 障害と向きあう菜穂ちゃん いみ ことし さとみ マ友だちの理美ちゃんの家 あそ に遊びにきました。夕方 たの までの楽しい時間です。 ゆうがた たい
ゅ , つき よこはま 菜穂ちゃんと勇輝くんのかよう学校は横浜 」、フり・つ 市の公立小学校です。 ゅうき にゆっカく 菜穂ちゃんと勇輝くんが人学したとき、お むか 母さんたちは学校への送り迎えをしていまし くるま た車いすをひとりでうごかして、学校にか ようのはまたむりたったからです。 たしし′、じゅ、よ、つ また、体育の授業のときの着がえやトイ きよ、つしつ しし J 、つ かいだん レ、教室の移動や階段ののほりおりなど、ク てだす ラスの子どもたちの手助けだけではできない ことや、あぶないことも多く、菜穂ちゃんや 、かいバレよ まいにち 勇輝くんのお母さんは、介助のために毎日学 交にいっていました。 ~ と、フ A 」 やがて菜穂ちゃんに弟か生まれました。勇 しようしゅ , フなんにち 輝くんのお母さんも、むちうち症で週に何日 つういん も通院しなけれはならなくなりました。その ことがきっかけとなって、お母さんたちは校 ーかいいレよ 長先生に介助の人をつけてくださいと申しで ました。 よこはまし ふじゅう 、力し 横浜市には、「からだの不自由な子ともの介 。力いレよ ほごしゃびようき 助をおこなっている保護者が病気などで介助 じよ からだに障害のある子と介助員制度 ・も、つ ゅう むか かえ △お母さんが迎えにこられない日は、クラスの友だちが、車いすを押して帰ることもあります。 1 愛 てんき あそ △天気のよい日、休み時間は外で遊びます。車いすを、、 押しているのは先生。 なほ きゅうしよくとうばん 菜穂ちゃんは、きようは糸合食当番です。せまいテー じようず プルとテープルのあいだを上手にうこきまわれるよ かいじよいんてつだ う、介助員が手伝います。
なほ 菜穂ちゃんの車いすと、勇輝くんの車いすのちかいに 気かっきましたか ? じそうがた 菜穂ちゃんの車いすは自操型といって、自分の手で車 りん かいじよ 輪をまわしてうごかします。介助の人が押すこともでき ゅうき でんどうくるま ます。勇輝くんの車いすは電動車いすで、右手のひじあ そうさ ぜんごさゆう じゅう てのレバーを操作することで、前後左右、自由にうごく じゅうりよう ことができます。バッテリ 1 を積んでいるので、重量 き刀 でんどうくるま かいいレよ は二十五キログラムもあります。電動車いすは、介助の 人が押すこともできます。 じようたい 車いすは、つかう人のからだの大きさや、マヒの状態 のす こんなん すま に合わせてつくられています。歩くことが困難な人たち ーしーし にとっては、車いすは足がわりであり、また、休んだり しよくじ べんきよう 電ま 勉強したり、食事をするときのいすでもあり、とても大 切なものです。 レっ じようず プだ クラスの友だちは車いすを押すのがとても上手です。 ラん . トく なほ もうなれているのですね。だって一年生のときから菜穂 一つた田 ゅうき ゆる ちゃんや勇輝くんといっしょですから。それに「車いす じゅぎよう たいけんがくしゅう 体験学習」という授業を二年生のときにうけて、車いすうし かいじよ たいけん かお押 にのったり、介助をする体験をしました。 、かいドレよ あなたは車いすの介助をしたことがありますか。車い びき輝 礙遊勇 すの人たちをどう介助してあげたらいいのでしようか 車いすと介助 くるま くるま ゅ、つき かお
ちょう とくべつはいりよひつよう おも 「はじめは特別な配慮が必要かと思いました しんばい ほとんど心配ありませんでした。わたし より子ともたちのほうかよく気かついて、高 ゅ、つき いところのものをとってあげたり、勇輝くん さんかくじようぎ じよ、つき くるま 菜穂ちゃんが、三角定規やコンパスをつかめ、ノートや定規をおさえにくいことがあり かいきたいところに車いすを押していった ずけい ゅうき しぜんてだす って図形をかいています。勇輝くんは作文をますか、字や絵をかいたり、テレヒゲームでり、自然に手助けしますよ。一、二年生から しよ、つ力い うできんにくきん あそ かいています。障害のために、腕の筋肉か緊遊んだり、 ハソコンのキーポ 1 ドを打っこと いっしょの生活で、なれているのでしようね。 ゅび じゅぎよう きようしつない 張しやすかったり、指にカか入りにくいた はできます。 教室内の授業では、ほとんどこまることは 算数や音楽の授業 さんすう おんかく しゅぎよう さくぶん かいりよう 改良リコーダーの れんしゅうねっしんゆうき 練習に熱心な勇輝 かえ くん。「早く帰ろう せ」と、友だちの たなか 田中くんは待ちく たびれたようす。
じようず おなりよういく 勇輝くんも同じ療育センタ 1 で、毎月 しどう オーティ 1 オキュペイショナル の指導だけではなく、 O (()ccupational セラピストさぎようりようほうし まつもとまさえっ Therapist 作業療法士 ) の松本政悦先生のる しどう 指導を、月に二回うけています。 ほ、つはみ , っ トレーニングの方法は、その人のからだの じようたい 状態に合わせてプログラムか組み立てられ ゅ、フき るので、菜穂ちゃんと勇輝くんのトレーニン ないよう グの内容はちがいます。 ゅうき うで 「勇輝くんは足だけではなく、腕や手にもマ じゅう ぶぶん ヒがあって、自由にうごかせない部分がありを う品木 にちじようせいかっ ます。そのために、日常生活や学校生活て困 " 体 ッん 難なことがありました。たとえば、くつやく レせ もじ じようぎ トま っ下をはく、文字をかく、定規やコンパスをスせ とか 生か欠 つか一つ、リコーターをふく、というようなこ 先に どうさ じようず部め とです。こうした動作を、勇輝くんなりに上手阿た にできるようにする、それかトレーニンクの もくひょ、フ 目標でもあります。」 ですね。 日。くっ底からふくらはぎまで、長い金属の オーティー ぼ、つ ほご と、の松本先生は、勇輝くんがつづけて 一回一時間のトレーニング。ほんとうは放棒で足を保護するくつです。このくつをはく 、、よ、つり . よ , つはは一つ せつめい かご あそ じめん いる作業療法について説明してくれました。 課後、友だちと遊びたいときだってあるけれことで、足の裏が地面につきやすくなります。 くんれんきようつう げんざい たいじゅう ふたりの訓練に共通しているのは、現在のど、やはりトレ 1 ニングは欠かせません。 そうすると、足で自分の体重をささえやすく の , っーり・よ′、 うんどう からだの能力、とくに手と足の運動能力を維「終わったときにね、からだかふわあってい なります。からだの成長とともに足の大きさ きんにノ、 かん ほそ、フぐ 持していくこと、筋肉をやわらかくほぐすこ う感じになって気持ちいいよ。」 も変わるので、足の大きさに合わせて補装具 じぶん ゅうき ひつよう すんぼう とです。自分のからだをよく知って、もっと と勇輝くん。からだか気持ちかいし ) って、とをつくりかえる必要があります。足の寸法を 力。た 上手に自分のからだをつかえるようにするの ってもだいじなことですね。 はかったり、石こうで型をとっているのは義 、もくひょ、つ ほッて、つ《、 しそ , フぐし か、トレーニングの目標てもあるといえそう きようは勇輝くんの補装具の仮り合わせの肢装具士とよはれる人です。 なん ティ 1 ゅ、つ」 まいっきピー こん ゆうき ぞこ 、フら せいちょう きんぞく
せいちょうき ます。また、成長期の人は、から だの成長に合わせて、つくりなお す必要があります。 しゅどうしき 車いすの種は、大きく手動式 でんどうしき と電動式に分けられます。 しゅどうしき じそう かいバレよ 手動式には自操タイプと介助タ じそう イプがあります。自操タイプは大 とくつよ、つ くどうりんこうりん きな駆動輪 ( 後輪 ) が特徴で、駆 どうりん 動輪についているハンドリムを自 分でまわして、すすませることが さんしよ、つ できます ( Ⅷ参照 ) 。それに対して ヤ」、つりん かいいレよ 介助タイプは、後輪が小さくて、 お 介助の人に押してもらいます。 でんどうしき 電動式の車いすは、モ 1 ターと バッテリ 1 かついていて、ジョイ スティックというレハ 1 を指てう そうさ ごかして操作するものや、チンコ そうさ ントローラーという、あごで操作 するものなどがあります。電動式 の車いすは重いのか難点ですが、 さいきん かる 最近では、軽くておりたたみので じそう かんいカた きる簡易型の電動車いすや、自操 タイプの車いすにつけて、電動車 いすにするユニットもあり、ちょ 力いしゆっぺんり っとした外出に便利になってい ます。またスポーツを楽しみたい きよ、つ 人には、バスケットボール用、競 そうよう 走用、スキー用などの車いすもあ ります。 ひつよう し ゆ る なんてん しゅどう 、手動の 自操タイプの車いす くるま きようそうようくるま △競走用の車いす ジョイスティック 0 、ゞ くるま でんどう △電動ユニットをつけた車いす くるま しゅどうかいじよ 手動の介助タイプの車いす でんどうくるま △電動車いす くるま しようがいしゃ 車いすをつかっている障害者 としょ きカる力いしゆっ やお年寄りが、気軽に外出できな もんだい りゅう い理由のひとつに、トイレの間題 があります。 みなさんは外出して、トイレに いきたくなったら、駅やお店など りよ、フ のトイレを利用できますね。駅や お店がなければ、わけを話して、ふ か いえ つうの家のトイレを借りることも りよう できますが、車いすで利用できる トイレは、まだそれほど多くはあ りません。 かんこ、っちょ、つ そこで官公庁や、多くの人が利 こうえん たてもの 用する駅などの建物、そして公園 にも、車いすで利用てきるトイレ せっち を設置していこう、というとりく かくち みが各地でなされています。 せつけい また、トイレの設計をするとき いけんき・はう に、車いすの人の意見や希望を人 さいよう れたデサインを採用したり、障害 としょ 者だけではなく、お年寄りや赤ち あんしん ゃんをつれた人も、安心して利用 せつけい できるように設計されたトイレも と、つじよ、つ 登場しています。 車いすとトイレ くるま えき みせ