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検索対象: バリアフリーの本6 からだに障害のある子といっしょに
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1. バリアフリーの本6 からだに障害のある子といっしょに

よ、フ′」 の一ら 校クかす 学スくま 養すても でっち 朝のだ 一つ のに友 もスう ゅうき 菜穂ちゃんと勇輝くんのクラスは、みなさ 先生は、スクールバスから車いすにのった おなふつうがっきゅう ふじゅう んと同じ普通学級ですが、からだが不自由だ ままおりてくる、ひとりひとりの子どもに声 びようき うんどうきんし ったり、病気のためにはげしい運動を禁止さをかけています。 じようちよしよう力い れている子どもや、情緒障害をもっ子ども先生は朝のあいさつをかわしながら、さり しんしようがっきゅうよう′」 ひょ、つじよう たちのために、心障学級、養護学級、なかよ げなく子どもたちの表情を見ています。その なまえ たいちょう きぶん じようたい し学級などといった名前のついたクラスか設日の体調や気分がどのような状態にあるか かくにん 置されている学校もあります。こうしたクラを、確認するためでもあります。みんな重い ふつうがっきゅう とくしゅかっきゅ、フ 、ひょ、つ * 」しよ、つ力い きせつか スは、普通学級にたいして特殊学級とよばれ病気や障害をもっているので、季節の変わり たいちょう ています。 目などは、すぐに体調をくすしてしまうこと とくしゆがっきゅう もうがっこう 特殊学級だけではなく、盲学校、ろう学校、が多いからです。 しようにん せいとすう 養護学校というように、障害をもっ子どもた たいしよう すう きんにくきんちょう たいりよく ちを対象とした学校があります。養護学校に数です。筋肉の緊張をほぐし、体力をつけて ちてきしよう力い たいそう わり せいかっしゅうかん は、おもに知的障害の子どものための養護学 いくためのリズム体操やストレッチ体操も、 割をくふうしながら、子どもたちに生活習慣 したいふじゅうじ いいレよ、つ へんけい 校と、肢体不自由児のための養護学校などが これ以上からだの変形をすすませないためにを身につけさせるということもだいじな学 しゅう おんがく あります。 欠かせません。みんなが好きな音楽やリズム習になっています。 きゅうしよく しようかい おな ある養護学校の一日を紹介しましよう。 に合わせて、楽しくやります。ギターをひき給食の時間が大好きなのは、みんな同じで とうちゃく ごぜん すね。 午前九時すぎ、スクールバスが学校に到着ながら、先生は大きな声でうたいます。 じゅぎよう とお 、けこう しました。かなり遠くから通学してくる人も養護学校の授業は、ふつうの学校とはちが 午後三時、下校の時間です。スクールバス えがお かえ あした います。先生たちが笑顔でバスを出迎えます。 います。学校生活のリズムはゆっくりしてい にのって帰ります。「また明日ね / 」 しよう ます。からだにむりが生じないように、時間 「おはト ( 一つ /. 」 ある養護学校の一日 よう つ、つカく こ、つ でむか よ、つ′」 よ、つ」 あさ せいかっ おも だいす

2. バリアフリーの本6 からだに障害のある子といっしょに

ちいきふつう ないよう かいじよひつよ、つ こうたい こんなん かいじよいんはいち が困難になったときに各学校に介助員を配置の授業など、介助が必要なときに交代でふた内容は少しずっちかいますが、地域の普通学 かぞく 校にかよう障害をもっ子どもたちと家族にと する」とい一つきまりかあるからです。 りの介助につきます。 こころづよ しえんたいせい とよだ げんざい かいじよいん せいかっぜんばん このように、学校生活全般にわたって、障っては、む強い支援体制のひとっといえるで 豊田小学校の介助員は、現在十一人。ほと しえん プ」、ってき 、力し かいじよいんせい んどか豊田小学校にかよう子どものお母さん害をもっ子どもを支援する、公的な介助員制しよう。 しよ、フ けんし たちです。教室の移動、トイレの使用、体育度がふえてきました。県や市によって制度の い」、フ じゅぎよう しよう 「ぼくだってできるよ。」 かいじよいんてだす 介助員に手助けされて机を運ぶ勇輝くん。 つくえはこゆうき

3. バリアフリーの本6 からだに障害のある子といっしょに

あなたの友だちに しようがい 〈からだに障害のある子〉はいますか ? 車いすに乗っていたり、 片腕がなかったりする子 この本は、そういう子の世界を理解して、 友だちになるための本です。 かたうで い り 文・野辺明子 ( のべ・あきこ ) 上智大学文学部卒業。長女の障害をきっかけに せんてんせいしししようがいじ 先天性四肢障害児父母の会の活動を始める。 以後、障害者の医療や福祉、生命倫理などに親 の立場から発言を続けている。著書に「さっちゃ んのまほうのて ( 共同制作 / 偕成社 ) 、「魔法の 手の子どもたち ( 太郎次郎社 ) 、『障害をもっ子 のいる暮らし』 ( 共編著 / 筑摩書房 ) などがある。 写真・平井伸造 ( ひらい・しんぞう ) 1949 年長崎生まれ。東洋大学社会学部社会学 科卒業。 1983 年、カラコルムヒマラヤ。ナンガバ ルバット峰冬季登山隊に同行取材。 1997 年 「 PAKISTAN NORTHERN AREAS 」、 1998 年 「カラコルムの人々と自然」と個展を開く日本 の子どもの心をライフワークとして撮影している。 くらもとゆうき 表紙・カバー写真・元気いつばいの倉本勇輝くん みずしまなほ でんどうくるま 扉 ( p. 1 ) 写真・電動車いすに乗った水島菜穂ちゃん PubIished by KAISEI-SHA, T0kY0, Japan とびら

4. バリアフリーの本6 からだに障害のある子といっしょに

あなたの友だちに しようがい 〈からだに障害のある子〉はいますか ? 車いすに乗っていたり、 片腕がなかったりする子 この本は、そういう子の世界を理解して、 友だちになるための本です。 かたうで い り 文・野辺明子 ( のべ・あきこ ) 上智大学文学部卒業。長女の障害をきっかけに せんてんせいしししようがいじ 先天性四肢障害児父母の会の活動を始める。 以後、障害者の医療や福祉、生命倫理などに親 の立場から発言を続けている。著書に「さっちゃ んのまほうのて ( 共同制作 / 偕成社 ) 、「魔法の 手の子どもたち ( 太郎次郎社 ) 、『障害をもっ子 のいる暮らし』 ( 共編著 / 筑摩書房 ) などがある。 写真・平井伸造 ( ひらい・しんぞう ) 1949 年長崎生まれ。東洋大学社会学部社会学 科卒業。 1983 年、カラコルムヒマラヤ。ナンガバ ルバット峰冬季登山隊に同行取材。 1997 年 「 PAKISTAN NORTHERN AREAS 」、 1998 年 「カラコルムの人々と自然」と個展を開く日本 の子どもの心をライフワークとして撮影している。 くらもとゆうき 表紙・カバー写真・元気いつばいの倉本勇輝くん みずしまなほ でんどうくるま 扉 ( p. 1 ) 写真・電動車いすに乗った水島菜穂ちゃん PubIished by KAISEI-SHA, T0kY0, Japan とびら

5. バリアフリーの本6 からだに障害のある子といっしょに

でんどうくるま こ、つÄ」、つはんけ・い ひろ 「電動車いすにしてから、ほんとうに行動半径が広がり ぶんいじよう ました。二十分以上もかかるお友だちの家に、ひとりで あそ かえ 遊びにいって、ただいま / と帰ってきたときのうれし じしん そうなこと。とってもいい顔してるんですよ。自信がっ き いてきたのではないかしら。」 しゅじゅっみおく 足の手術を見送って、電動車いすに切りかえた菜穂ち せいちょうかん ゃんの成長を感しるお母さんです。 ほ一思 じぶんきも 「自分の気持ちや考えを、きちんと人に話すことはとて もだいじなことなんだ。菜穂は、おしゃべりが好きなん だから、自分のことばでいろいろな人と気持ちをかよい せかい あわせていくとゝ しいよ。世界がぐーんと広がるそ。」 ぞ十刀 か家 します。 と、お父さんは菜穂ちゃんにいゝ せかい 電動車いすで広かる自分の世界 / すてきですね。 もし、あなたが、お気に人りの電動車いすにのった菜 穂ちゃんや勇輝くんに会ったら、「こんにちは / 」って声 しようがい をかけてくださいね。ふたりには障害かあるために、あ おな う なたと同じようにはできないこともあります。ても、ふ き たりとも、みんなといっしょにいろいろなことをやりた いのです。そのときはちょっと手をかしてください。そ しいえ、ふたりだ うすれは、菜穂ちゃんも勇輝くんも、 けではなく、たくさんの障害をもっ子どもたちも、みん なといっしょに生きていけるでしょ一つ。いろいろな人か たす いて、おたがいに助けあってなかよく暮らしていける社 ゅ引 / 会でありたい。それか菜穂ちゃんや勇輝くん、そして家との 族の願いです。 ねが かお しゃ だいす さい

6. バリアフリーの本6 からだに障害のある子といっしょに

ゅ , つき よこはま 菜穂ちゃんと勇輝くんのかよう学校は横浜 」、フり・つ 市の公立小学校です。 ゅうき にゆっカく 菜穂ちゃんと勇輝くんが人学したとき、お むか 母さんたちは学校への送り迎えをしていまし くるま た車いすをひとりでうごかして、学校にか ようのはまたむりたったからです。 たしし′、じゅ、よ、つ また、体育の授業のときの着がえやトイ きよ、つしつ しし J 、つ かいだん レ、教室の移動や階段ののほりおりなど、ク てだす ラスの子どもたちの手助けだけではできない ことや、あぶないことも多く、菜穂ちゃんや 、かいバレよ まいにち 勇輝くんのお母さんは、介助のために毎日学 交にいっていました。 ~ と、フ A 」 やがて菜穂ちゃんに弟か生まれました。勇 しようしゅ , フなんにち 輝くんのお母さんも、むちうち症で週に何日 つういん も通院しなけれはならなくなりました。その ことがきっかけとなって、お母さんたちは校 ーかいいレよ 長先生に介助の人をつけてくださいと申しで ました。 よこはまし ふじゅう 、力し 横浜市には、「からだの不自由な子ともの介 。力いレよ ほごしゃびようき 助をおこなっている保護者が病気などで介助 じよ からだに障害のある子と介助員制度 ・も、つ ゅう むか かえ △お母さんが迎えにこられない日は、クラスの友だちが、車いすを押して帰ることもあります。 1 愛 てんき あそ △天気のよい日、休み時間は外で遊びます。車いすを、、 押しているのは先生。 なほ きゅうしよくとうばん 菜穂ちゃんは、きようは糸合食当番です。せまいテー じようず プルとテープルのあいだを上手にうこきまわれるよ かいじよいんてつだ う、介助員が手伝います。