英史 - みる会図書館


検索対象: バリアフリーの本8 重い障害のある子といっしょに
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1. バリアフリーの本8 重い障害のある子といっしょに

バリアフリ - の本 しようがい 「障害」のある子も、みんないっしょに ' 恵ほか = 写真 しようがい てんじ 竹内恒之 = 文 / 折原恵 = 写真 耳に障害のある子といっしょに 石井みどり = 文 / 平井伸造 = 写真 はしめての点字 目に障害のある子といっしょに しようがい し 0 わ しゅわ 矢沢国光・長谷川純子 = 文 / 石森愛彦 = 紜 はしめての手話② 矢沢国光・長谷川純子 = 文 / 石森愛彦 = 紜 はしめての手話① 廣田栄子 = 文 / 星川ひろ子 = 写真 かつどう しようがい おも しようがい ちてきしようがい 障害のある人へのホランティア活動 石崎朝世。一松麻実子 = 文 / 星川ひろ子 = 写真 重い障害のある子といっしょに 石井葉・湯汲英史 = 文 / 渡辺眸 = 写真 知的障害のある子といっしょに 野辺明子 = 文 / 平井伸造 = 写真 からたに障害のある子といっしょに しようがい 藤田雅子・湯汲英史 = 文 / 折原 . 「障害」ってなんたろう ? 瀧澤利行 = 文 / 折原恵 = 写真

2. バリアフリーの本8 重い障害のある子といっしょに

バリアフリ - の本 しようがい 「障害」のある子も、みんないっしょに ' 恵ほか = 写真 しようがい てんじ 竹内恒之 = 文 / 折原恵 = 写真 耳に障害のある子といっしょに 石井みどり = 文 / 平井伸造 = 写真 はしめての点字 目に障害のある子といっしょに しようがい し 0 わ しゅわ 矢沢国光・長谷川純子 = 文 / 石森愛彦 = 紜 はしめての手話② 矢沢国光・長谷川純子 = 文 / 石森愛彦 = 紜 はしめての手話① 廣田栄子 = 文 / 星川ひろ子 = 写真 かつどう しようがい おも しようがい ちてきしようがい 障害のある人へのホランティア活動 石崎朝世。一松麻実子 = 文 / 星川ひろ子 = 写真 重い障害のある子といっしょに 石井葉・湯汲英史 = 文 / 渡辺眸 = 写真 知的障害のある子といっしょに 野辺明子 = 文 / 平井伸造 = 写真 からたに障害のある子といっしょに しようがい 藤田雅子・湯汲英史 = 文 / 折原 . 「障害」ってなんたろう ? 瀧澤利行 = 文 / 折原恵 = 写真

3. バリアフリーの本8 重い障害のある子といっしょに

いちじほ 日一時保護・ うんどうくんれん さく ・・・ 26 運動訓練 8 , 9 , 10 力、い 26 介護実習・ じっしゅう キューオーエル ・・・ 20 い 住 6 ん そうぐ 装具 たいけんがくしゅう 体験学習・・ ちてきしようがい 知的障害・・ ちょうふくしようがいじ 重複障害児・ てんかん・・・ ノヾリアフリー ほうもんがっきゅう ・・・ 12 ・・・ 20 ・・・ 39 ・・・ 24 ・・・ 22 , 23 , 39 QOL 24 , 25 こうりゅうがくしゅう 交流学習 1819 したいふじゅう 施設内学級・・ しせつないがっきゅう コミュニケーション・エイド・・・・・ 16 , 17 ・・・ 39 11 39 肢体不自由 訪問学級 38 ホーム・ドクター ほこうくんれん 歩行訓練・ ホランティア ようごがっこう ・・・ 24 , 25 , 38 ・・・ 28 , 29 したいふじゅうじ 肢体不自由児・・・ じゅうしようしんしんしようがい 重症心身障害・・ せんざいのうりよく 潜在能力・・ バリアフリーの本 しようがい ・・・ 6 , 39 ・・・ 16 養護学校 4 , 5 , 9 , 18 , 38 , 39 レスノヾイト・ケア・・・ ・・・ 26 ・編集委員 藤田雅子 ( 文教大学教授 ) 湯汲英史 ( 発達協会事務局長 ) ・協力 横浜市立上苜田養護学校 / さくらん ほ会 大平重信・薰・優希・鈴木重和 有沢重雄 / 川原みゆき ・編集協力 日一 coco ( 清水良子・馬場紅子 ) ・装丁・本文テサイン つだかつみ ・イラスト ISBN4 ー 03 ー 543280 ー 6 NDC378 40P.28cmX23cm 1999 年 12 月 1 刷 文・石崎朝世 / ー松麻実子 写真・星川ひろ子 事「バリアフリーの本」商標登録出願中 「障害」のある子も駅みんないっしょに″ 重い障害のある子といっしょに おも しようがい 印刷所 製本所 発行者 発行所 今村正樹 難波製本 小宮山印刷 htto: 〃 www. kaiseisha . CO. Jp/ 容ロ 3 ー 3260 ー 32 田 [ 販売 ] 、 03 ー 3260 ー 3229 [ 編集 ] 〒 162 ー 845 ロ東京都新宿区市谷砂土原町 3 ー 5 偕成社 ◎ 1999 , Asayo ISHIZAKI, Mamiko Hitotsumatsu, Hiroko HOSHIKAWA, Published by KAISE ト SHA, lchigaya Tokyo 162 ー 8450 , printed in Japan. * 落丁本・乱丁本はおとりかえいたします。 * 偕成社は、平日も休日も 24 時間、電話でも FAX でも本のこ注文をお受けしています。こ利用ください。谷 03-3260 ー 3221 ( 代 ) FAX 03 ー 3260 ー 3222

4. バリアフリーの本8 重い障害のある子といっしょに

1 しりようへん ・資料編・みんなで調べよう 問して、教育をおこなうというも うけながら、教育をうけられるこ ほ、つもんかいす、つしゅう もくてき たいしよう のです。訪問回数は週に二—三回、 とを目的としています。対象は、 じゅ」よ、つ びようじゃくしたいふじゅう ちてきしよう力い 一回あたり二時間ほどの授業で】病弱、肢体不自由、知的障害、 ちょ、つきかんにゆ、ついん じゅうしようしんしんしようがい す。病院などに長期間入院する子【重症心身障害などの子どもた ばあい ほ、つもんしど、つ ちです。 どもの場合は、病院内で訪問指導 かおこなわれることもあります。 一九六八年度からおこなわれてい ますが、養護学校でのうけ入れが りよ、つ ふえるにつれて、利用する子ども かず おな しよ、つ力い の数はヘってきているといわれて みんなと同じように、障害のあ さんぽ います。 る子にとっても、散歩したり、お しせつないがっきゅう また施設内学級は、子どものた【店に入ることは楽しみでもあるし、 しり・よ , っ しげ・き ふくししせつ めの福祉施設や医療施設などに 刺激となります。 けんじようしゃ せっち ちりようくんれん 設置されています。治療や訓練を ところが健常者とちがって、障 きがるがいしゆっ 害のある人が気軽に外出したり、 みせりよう ためのスロープ、エレベーター お店を利用することは、またまだ あるか、あれば高さ、②入り口の よ、フ げんじよ、フ てんじ できないのが現状です。みんなの】車いす用のトイレ、点字プロック 幅は車いすかとおれるように新セ いレよ、つ あんない しゅうへん ′し小、つ 町のバリアフリ 1 はすすんでいま や点字案内があるか、周辺の道路ンチ以上あるか、③車いすで利用 だんさ も、つど、つけん すか ? 友だちや先生といっしょ に段差はないか、などをかきこん できるトイレがあるか、④盲導犬 しら 力いレよ でまとめましょ一つ に調べてみましよう。 が入れるか、詹の人は介助して ど、フろ しせつ くれるか、の五つにしましよう。 ・道路や施設のバリアフリー ・お店のバリアフリー しら えきこうみんかんとしよかん ないよ、つ みせ 町には駅、公民館、図書館、学 みんなの町のお店のバリアフリ 調べた内容は、町の地図をつく しせつどうろ ち り、かきこむよ一つにします . 。かき 校などの施設、道路があります。 ーはどうでしよう。店の人にイン ばしよしら ばあい も ど タビューしなければいけないの いちどにいろいろな場所を調べる こむスペ 1 スかない場合は、調べ 子 じかんたい ないよ、つ る のはたいへんなので、施設をきめ で、いそがしい時間帯はさけ、店 . た五つの内容のマークをつくり、 す きよか 学 ましょつ。 マークをかきこむよ一つにするとい の人の許可をえて、失礼のないよ の通 しゅ、つ なまえ しせつ にしましよう 施設をきめたら、その施設と周 いでしよう。店の名前となんの店 3 校 しら じっさい ないよ、つ へんず 学 辺の図をかきます。そして図に、 実際には調べる内容はたくさん か、そして店のおすすめ品なども だ、んさ 編んさ くるま よ かきこみましょ一つ。 △ . 入り口の段差がないか、車いすの あるのてすが、①入り口に段差が 0 みせ 町のバリアフリー を調べよう みせ 0 0 0 しつれい 3

5. バリアフリーの本8 重い障害のある子といっしょに

しょ , っ力い 障害が重くても、学校にいけて ぎむきよういく 義務教育をうけられるようにな ったのは、一九七九年からでした。 まんにん それまでは、一万人ちかくの障害 しゅうがくめんじよ の重い子たちが、「就学を免除」さ じたくふくし しせつ れ、自宅や福祉の施設ですごして いました。また学校ばかりでなく、 いちぶ ようちえんほいくえん 一部をのぞいて幼稚園や保育園に かようこともできませんでした。 じゅうよ、っせい ぜんこく ホームドクターの重要性につ このため全国で、障害をもっ子 じしゅてき いては、幻ページでもふれました。 のための自主的な保育グル 1 プが、 しようがい かさ で、 重い障害のある子どもたちにと いくつもの障害が重なること かさらに重くなったりしてしまう つくられていきました。ページ しようかい 力し って、お医者さんにかかることは もあります。いろいろな障害をき こともあります。また、てんかん で紹介した「さくらんば会」は、そ か り - 力い ほっさ 欠かすことのできないことです。 ちんと理解し、それぞれにたいし】発作をおこす子どもも多いので、 のようなグループのひとつです。 いりようくんれん ひつよう けんじよう というのも、医療にはつぎのよう て適切な医療や訓練をするために、 障害があるからこそ、健常な子 し やくわり しんだん それをコ→トロ 1 ルする必要があ しやくわり いりようちゅう いじようせんもんてききよういくひつよう な役割があるからです。 医師の診断をうけることはとても ります。医師の役割は、医療の中 ども以上に、専門的な教育が必要 げんいんし しようがい しん じゅ、つよ、つ ①障害の原因を知る 心としてとても重要です。 なことはいうまでもありません。 大切なことです。 ちりよ、つ びよういんし かる どうしてそうなったのか、その【 3 治療する また、医師とともに、病院や施〔教育によってはじめて、障害を軽 しようがいしんだん げんいん せつ せわ 原因をさぐります。 くできるだけではなく、さまざま 障害を診断し、原因がわかると、 設にいる子どもたちの世話をする しようがいしんだん ちり . よ、つ かんごふ まな しやかいさんか ②障害の診断をする すべてではありませんが、治療す 中心となるのが看護婦です。家で なことを学び、社会参加ができる かい。こ ることができるものがあります。 障害かなんなのかを知り、その よ一つになります 暮らす子どもの介護のしかたなど ていこうりよく かぞく よう。こがっこう 診断をおこないます。障害とはい 重い障害のある子は抵抗力が についても、家族や介護する人に 養護学校にかようことができな おお いくし えいよう っても、ひとったけとはかぎりま】弱い子が多いので、たとえかせと】教えてくれます。育児や栄養につ いほど、重い障害をもっ子たちに うんどう ちてきはたら ゆだん ほ , つもんがっきゅう せん。運動や、知的な働きのほか はいっても油断できません。とき いても、相談にのってくれます。 は訪問学級があります。訪問学級 しり・よく 4 つよ、フり . よく . な カてい に、視力、聴力などさまざまな面 には、かせで亡くなったり、障害 とは、養護学校の先生が家庭を訪 医療のはたす役割 みんなで 調べよう りよ、フ しゃ へん りよう いり・よ , っ 資料編 ら し やくわり めん よわ たいせつ てきせつ 0 、の ウイルス そうだん 重い障害を もっ子が学ふ環境 しよ、つ力し 0 まな かんきよう

6. バリアフリーの本8 重い障害のある子といっしょに

お母さん もうすくま新しし節にむがら ~ 簇の年みがまります。 ちいき おな ゆうき これからも地域のなかで生きていくのですか 優希は、わたしにとってはふつうの子と同じで ら、まわりの人に、いっぱいかわいがってもらい す。ほんとうに変わりません。とってもだいじな さんほ たいですね。いまでは、散歩をしていると、いろ 子。生まれてすぐから、心配ことは多かったので げんき いろな人から声をかけてもらえるようになりまし すが、それにもなれました。元気に、毎日ほんの た。そういう人たちに優希のことをわかってもら 少しでも、楽しいことを感じてくれればいいなと えれば、たとえば、わたしがいないときにも、「優 思います。 かん 希ちゃんはこういうことが好き」というぐあいに たとえば、わたしたちが感じないようなちょっ ゆうき かわいがってもらえますから。優希のことをわか との風でも、優希は感じると思います。そんな風 ってくれる、そういう人がもっとふえてほしいな や、小さな虫の声にも八ッと気づけて、楽しめる と思っています。 ようになってもらいたいですね。 しんばい まいにち ゆうき おも かぜ むし

7. バリアフリーの本8 重い障害のある子といっしょに

ゆうきおとうと 優希の弟は、小さいのになんでもできるので かんしん 感心しますが、優希は一生赤ちゃんみたいなも おも さき のだと思っています。だから、「優希より先に死ね おも せわ ないな」と思います。世話をしてやらなくてはい けないから。でも、それはむりだろうから、優希 が生きていける環境を、がんばってのこさないと いけないと考えています。 優希か生まれたときから何年かは、かなり落ち こみました。でも、小学生になったころから、優 しせん 希のことを自然にうけとめられるようになりま した。これからもみんなから好かれるような子に 育ってほしいなと思っています。 〈お父さん・お母さんの願い お父さん いっしよう かんきよう ゆうき なんねん ゆうき せいちょう v 優希ちゃんの成長とともに、お父さん・お母さんの つよ 心もすいふんと強く、たくましくなりました。 DAYS.

8. バリアフリーの本8 重い障害のある子といっしょに

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9. バリアフリーの本8 重い障害のある子といっしょに

ゅうき ゅうき 優希ちゃんのおじいちゃんがこんな話をしんは学校にいったよ」と聞いたりすると、「こ えています。優希ちゃんとしつかりとっきあ てくれました。 んなことしてられない」と思いなおして、仕 っていると、だんだんそれがわかるようにな 事にでます。 ります。心かかよいあ一 , つよ一つになります。そ じしん もう、「優希かいない」ということは考えら わたし自身、あの子が生まれてから変わりして、優希ちゃんのまわりの人は、優希ちゃ れなくなりました。そういうことがもしもあました。もともとは、わがままだったんですんだけでなく、人の気持ちをよく察すること ゅ、フき ったら、生きていくはりあいがなくなるとも けれどもね。それか変わりました。優希かよ かできる力をもらいます。 かん ゅうき 思います。ただ、生きていてくれることだけ いほうにみちびいてくれていると、感じてい 優希ちゃんは、ストレ 1 トに、わたしたち あんしんかん ます。 で、安心感があります。 の心にむかって話しかけてくれます。みんな むがむちゅう かぞく げんき はじめのころは無我夢中でした。優希のひ あの子のおかげで、家族のきずなもしつか は、優希ちゃんに元気でいてほしいと思って いっきいちゅう とつひとつのことで、一喜一憂していました。 りしています。ひとりひとりが、 ほかの家族 います。できれはいつの日か、優希ちゃんと ほっさ そんざい なにしろ、なれないものですから、発作のとき にとってなくてはならない存在になっていま しっしょに歩いたり、お話ができたりすれば かおいろ など顔色が変わるだけでおろおろしていましす。 いいなと思っています。 むすめ ゅうき た。娘から「それくらいでおろおろしていたら 優希ちゃんは、話しかけてくれるだけでな さいきん ゅうき だめよ」と、よくしかられていました。最近に 優希ちゃんはほとんどうごけす、お話もでく、このように、まわりの人たちからやさし ずうずう しあわ ねが なって、やっとなれてきました。ただ、図々きないので、一見わたしたちになにもったえい気持ちやほかの人の幸せを願う心を、引き しくなってしまったのかもしれませんが られないように見えますが、そうてはありま だしてくれています。 し′」と へんか ゅうき わたしはいまでも仕事をしています。ときせん。ちょっとした声の変化や、ちょっとし優希ちゃんは、とてもふしぎな力をもって おも ひょうじようへんか どき休もうと思ったりもしますが、「優希ちゃ います。 た表情の変化で、さまざまな気持ちをつた ゅうき ゅ、つき ごと いつけん だいく きんじよ、す 近所に住むおレいちゃんは かんかく おし ー教えてあけたいと、ふたっては にかいだ ~ ける望階建てのはきものをつく りました。

10. バリアフリーの本8 重い障害のある子といっしょに

, 第を霻イ 4 久 :. い 第わは、 〈優希ちゃんのカ ~ ゅつき 優希ちゃんのことを知っている人は、学校 ちいき だけではなく、地域にもたくさんいます。優 希ちゃんは、ほんとうにいろいろな人たちに かこまれています。 ゅうき 優希ちゃんが外にでかけると、いろいろな 人が声をかけてくれます。外出のときに話し かけてくれるだけでなく、身のまわりのこと てつだ を手伝ってくれる人もいます。そういう人た ちは、お母さんともよくお話をして、優希ち ゃんのことを、いろいろとたずねます。いっ げんき しんばい も、元気かどうかを心配してくれます。 おも 話せす、思うようにからたをうごかせない ゅうき 優希ちゃんですが、こんなにもたくさんの人 からおばえてもらい ときにやさしく一つけい れられています。みんなは、優希ちゃんに少 しでも成長があれは、とてもよろこんでくれ ます。優希ちゃんに元気がないと、とても心 配にもなります。 ゅう せいちょう がいしゆっ ちから