やりたいことは 与えられる ものではなくて : 自分でつくる ものなんだと 思います 何をしたいか : ・なんて 考えていた自分は 何もわかって いなかったんだと 気づきました 今のわたしは ここで テッセイで働きたい みんなと

具体的に、リ ーダ 1 シップとは次の 5 つの要素に集約されると思います。 ・自分の会社のどこに解決すべき課題があるかをよく知っている ・その課題をどう解決すれば、 しいかを考えられる ・みんなを説得し、納得してもらう能力がある ・みんなと一緒にあれこれ施策を練ったり試したりできる心の余裕を持っている 課題か解決したときには、みんなと一緒にその成功を喜ぶことかできる ーダ 1 だけがやる気を持 0 ていても、一人では何もできません。スタッフみんなが 新しい試みに興味を持ち、一緒に悩んで解決をし、目的を達成できたときは、自分だけ で成し遂げた成功以上に喜ぶーーそれが私の考えるリーダーシップです。 0 現場力はリーターシップか強くする 「現場カ . というと、実際に現場で立ち働くスタッフたちの力だと想像される方も多い ようです。しかし私は「現場力とは、総合力と本社力」だと考えています。 1 40

ーによって必要な情報伝達が疎かに ようなものもできてしまいます。その結果、メンハ なるようなことも起きる可能性があります。それを防ぐためには席を指定し、メンバ 1 同士で分け隔てなくコミュニケ 1 ションをとれるようにすることが大切なのです。 0 礼に始まり、礼に終わる テッセイのトレードマ 1 クとして認知されるようにもなった、ホームでのお辞儀です が、一般的な感覚からすれば清掃スタッフに求められる以上の仕事かもしれません。事 実、「自分は掃除の仕事をしに来たのだから」と抵抗し、テッセイを辞めていった人もい ました。 しかし、このお辞儀は「自分たちの仕事は清掃だけではない。お客様に気持ちよく新 幹線をご利用いただき、かけがえのない旅の思い出をつくっていただきたい」という思 といえなかった現場の いの表れです。このお辞儀をするようになってから、あまりいい 雰囲気もどんどんよくなっていきました。 すると、今度はお客様からも私たちの態度に対して、「礼儀正しいね」「気持ちがいい。

やる気革命を 引き起こすために SWITCH 05 自分たちにしかできないことを 見つけてそれをブランドにする

自分が ではないってことを ク誰にも気づかれていない存在。 みんなに実感して もらいたいのよ

やる気革命を 引き起こすために SWITCH 06 礼は「自分たちの仕事は 清掃だけではない」という誇り

ば、「スタッフへのおもてなしは経営者の仕事です。なぜなら人は自分がされて嬉しかっ たことは、必す人にもしてあげたくなるものだからです。だからこそテッセイの「スタッ フに対するおもてなしーは、回り回ってお客様への気持ちのこもったおもてなしになり、 サービスの質の向上につながります 鉄道のようなマニュアルが重要な職場になると、どうしても規律をつくり、それに従わ せることが経営者の仕事のように感じてしまいますが、「管理」と「コントロ 1 ル」に頼っ ているうちは、スタッフの仕事の意欲も仕事への愛情も生まれません。 よりよいサ 1 ビス 現場のスタッフが大切な役割を担っていることを実感してもらい : のためにどうすべきかをお互い考えてアイデアを出し合い、仕事がどんどん楽しく自分 たちのものになっていくーーその流れをつくることが必要なのです。 言葉にすると数行で終わってしまう、この変化を生み浸透させることは正直、簡単では ありませんでした。テッセイのお掃除の仕事同様、毎日の小さな試みを重ねて、やっとこ こまでたどり着いたのです。 日本には本来、目に見えないものを大切にすることや、職人たちへの高いリスペクトの

お客様の笑顔と 感謝の一一 = ロ葉をいただくことで わたしたちの気持ちも どんどん向上していった お客様の幸せのために 存在するんだってね 自分たちは ただの清掃員じゃない

お客様にそして 社会に見られること 自分がみ見られている % と 感じることで緊張感も やりがいも生まれる エンジェルリポートもそうね イ間たちに 会社に見られることで やる気につながる

自分の仕事が終わったら ほかの仕事を手伝う わたしたちの目標は 一本の新幹線の清掃よ それを完遂させるための チームなのだから 担当が違っても 固執せずに助ける 助け合い 完遂する これがチーム