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検索対象: 完訳日本の古典 第16巻 源氏物語(三)
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1. 完訳日本の古典 第16巻 源氏物語(三)

肖・三・河 ) ーままには 昭立ちきて ( 証・幽 : 柏・吉・玉・横・ 9 こと ( 明・証・幽・吉・横・陽・池・肖・ 池・飯・肖・三・河 ) ーたちて 三・河 ) ーことの 明・証・幽・柏・吉・大 ( 底本 ) 新 7 来 ( 明・証・幽 : 柏・△吉・横・陽・池・ ・横・陽・池・肖・三・河 △肖・三 ) ーまいる 物 新はべりつれど ( 証 : 幽・柏・吉・横・ 氏 7 名をや ( 明・証・幽・△柏・吉・横・ 源陽・池・肖・三 ) ー名や 陽・池・肖・三 ) ー侍れと ついたちのひ 朔日の ( 明・証・幽 : 柏・吉・横・ 7 御夢にも ( 明・証・幽・△柏・吉・横・ 陽・池・肖・三・河 ) ーっいたちのひ 陽・池・肖・三・河 ) ー夢にも 2 舟を ( △明・吉・横・陽・池・三 ) ー舟 8 雲間もなくて ( 明・証・幽・吉・横・ 陽・池・肖・三 ) ー雲まなくて 3 浦に ( 明・幽・吉・横・陽・肖・河 ) ー浦 あ いとど ( 明・証・ 6 ひき開くるより、 幽・吉・横・陽・池・肖・ lll)—ひきあくよ 8 はべりつる ( 証・柏・吉・横・陽・池・ 三・河 ) ー侍る り・・、いと一ゝ うつつ いとあやしき ( 明・証・幽・△柏・横・ 現の ( 明・証・幽・柏・吉・横・陽・ 池・肖・三 ) ーうつゝさまの 陽・池・肖・三・河 ) ーにあやしき 3 昔の ( 明・証・幽・柏・吉・横・陽・ 吹き出でつつ ( 明・証・幽・吉・横・ 池・肖・三・河 ) ー昔 陽・池・肖・三・河 ) ー吹いててに 3 今日 ( 幽・柏・吉・横・陽・池・三 ) ーけ 矼 1 心細さぞ ( 明・証・幽・吉・横・陽・ 池・肖 ) ー心ほそさ ( に ) 矼 5 何ごとをか ( 明・証・幽・吉・横・陽・ 貶悲しきに ( 明・証・幽・△柏・吉・△大・ 横・陽・池・肖・三・河 ) ーかなしさ 池・三 ) ーなに事かい ほどは ( △明・△幽・吉・横・陽・池・ 5 犯しかと ( 明・証・幽・柏・吉・横・ 陽・池・肖・三 ) ーをかしか 肖・三 ) ー程に 3 後の世のこと ( 明・証・幽・柏・吉・ 1 所には ( 明・証・幽・柏・吉・横・陽・ 横・陽・池・肖・三 ) ー後世のこと 池・肖・三・河 ) ー所に 2 ままに ( 明・証・幽・吉・横・陽・池・ 田 1 なっかし ( 証・幽・柏・吉・横・陽・ 8 矼 池・三 ) ーなっかしき 田Ⅱ見尽くし ( 明・証・幽・吉・横・陽・ 池・肖・三・河 ) ーっくし いかで思ふ心を ( 明・証・幽・△柏・ 吉・横・陽・池・肖・三 ) ーおもふ心を 7 ものをも ( 明・証 : 幽・吉・横・陽・ 池・肖・三・河 ) ーことをも 8 見知りて ( 明・証・幽・吉・横・陽・ 池・肖・三 ) ーしりて 花 6 しいづ ( 明・証・幽・吉・横・陽・池・ 肖・三・河 ) ーしいてつゝ 2 池水に ( 明・証・幽・吉・横・陽・池・ 肖・ = I) ー池水 2 出でしさま ( △明・証・幽・△柏・吉・ 横・池・肖・三・河 ) ーいてしさまに 聞こゅ。ふる人は ( 明・証・幽・柏・ 吉・横・△池・△陽・肖・三 ) ーきこゆる人は 弾き出でたり ( 明・証・幽・吉・横・ 陽・池・肖・三・河 ) ーひきたり さんだい 三代 ( 明・証・幽・柏・吉・横・陽・ 池・肖・三・河 ) ーしたい これ ( 明・証・幽・柏・吉・横・陽・ 池・肖・三 ) ーこれの ( も ) め わらは 女の童の ( 明・証・幽・吉・横・陽・ 池・肖・三・河 ) ーめのわらは 思ひつるを ( 明・証・幽・吉・横・陽・ 池・肖・三・河 ) ー思ひつる -4 ・ 0

2. 完訳日本の古典 第16巻 源氏物語(三)

四 8 圏 1 書きたまひて、奥に ( 明・証 : 幽・ いと恥づかしげなる ( 明・証・幽・ △柏・吉・横・陽・池・肖・三・河 ) ーはつか 吉・横・陽・池・肖・三 ) ーかき給て しけなる 圏 7 書きて、はてに ( △明・証・△幽・吉・ 9 つつましう ( 明・証・幽・吉・横・陽・ 横・陽・池・肖・三 ) ーかきて 池・肖・三・河 ) ーっゝまし Ⅱ身とは ( 明・証・幽・横・陽・池・肖・ 三 ) ー身と 町 1 人も同じ心に ( 明・証・幽・△柏・吉・ 横・陽・池・肖・三・河 ) ーおなし、いに 4 過ぐしたまふが ( △明・証・幽・吉・ 訂 2 重ねん ( 明・証・幽・吉・横・陽・池・ 横・陽・池・肖・三・河 ) ーすく ( こ ) し給ひ 肖・三・河 ) ーかさねんと 2 御諫めをも ( 明・証・幽・吉・横・ 1 ことども ( 明・証・幽 : 柏・吉・横・ △陽・池・肖・三 ) ー御いさめを 陽・池・肖・三・河 ) ーことも 9 心づくしに」と ( 明・証・幽・吉・横・ 5 見あはせ ( 証・△柏・吉・△横・陽・池・ 陽・池・肖・三・河 ) ー心つくしにかと 肖・三・河 ) ーめみあはせ 2 さぶらはす ( 明・証・幽・柏・吉・横・ 5 御目に ( 証・柏・吉・横・陽・池・三 ) ー 陽・池・肖・三 ) ーたまはす 9 やる方なきに、面影そひて忘れがた 御めい ( 大 ) きに ( 明・証・幽・吉・横・陽・池・肖・三 ) ー 1 秋は ( 明・証・幽・吉・横・陽・池・ 肖・三・河 ) ー秋 やる方なきに 4 目に ( 明・証・幽・吉・横・陽・池・ % 2 慰めわびて ( 明・証・幽・横・陽・池・ 肖・三・河 ) ーめにも 肖・三・河 ) ーなくさめわひては 2 十一一三日の ( 明・吉・横・陽 : 池・河 ) 3 もののはじめに ( 明・証・幽・柏・吉・ ー十三日の 横・陽・池・肖・三・河 ) ー物はしめに きロ 御供の人 ( 明・証・幽・柏・吉・横・ 付新 7 あらじとすらむと ( 明・証・幽・吉・ 訂横・陽・池・三 ) ーあらしと 陽・池・肖・三・河 ) ー御との人 校新けしきことに ( 吉 : 柏・横・陽・三・ よろこび泣きも ( 明・証・△幽・吉・ 河 ) ーけしきはかり 横・陽・池・肖・三・河 ) ーよろこひなきと 皿 2 たてまつらんは ( 明・証・幽・吉・横・ 陽・池・肖・三・河 ) ーたてまつらん Ⅱ御時より ( 明・証・幽・△柏・吉・横・ 陽・池・肖・三・河 ) ー御時 四 5 かきくづし ( 幽・吉・△横・△陽・池・ 肖・三 ) ーかきつくゆし 9 聞こえたまへば ( 明・証・幽・吉・横・ 陽・池・肖・三・河 ) ーきこえ給へり 3 返る波につけて ( 明・証・幽・柏・吉・ 横・陽・池・肖・三 ) ーかへる浪に 7 むすめの ( 明・証・幽・吉・横・陽・ 池・肖・三 ) ーむすめ 明・証・穂・幽・柏・吉・大 ( 底本 ) 澪標〔 ・家・横・平・池・肖・三・河 3 沈みたまふらん ( 明・証・穂・幽・柏・ 吉・家・横・平・池・肖・三・河 ) ーしつみた まえむ 2 嘆きたまへる ( 明・証・穂・幽・柏・ 吉・家・横・平・池・肖・ = l) ーなけき給っ る した Ⅲ 1 慕ひやせまし ( 穂・吉・家・横・平・ 池・三 ) ーしたひやしなまし Ⅲ 5 ゅめに ( 明・証・穂・幽・柏・吉・大・ 家・横・平・池・肖 ) ー夢に Ⅲ 3 世のありさまかな」と ( 明・証・△穂・ 幽・柏・家・平・池・肖・三・河 ) ー世の有さ まなと Ⅲ 7 見せたてまつり ( 穂・吉・家・横・平・ 池・河 ) ーみせたてまつらせ

3. 完訳日本の古典 第16巻 源氏物語(三)

横・池・飯・肖・三・河・別 ) ー身つから 貶なくてや ( 明・証・幽 : 柏・吉・横・ 池・飯・肖・三 ) ーなくや 8 仕うまつる ( 明・証・幽・柏・吉・玉・ 須磨〔 横・池・飯・肖・三 ) ーっかまつる 1 明日とての ( 明・証・幽・柏・吉・玉・ △横・飯・肖・三・河・別 ) ーあすとて 9 人目もなし ( 明・証・幽・△柏・吉・ とりなされむと ( 明・証・幽・△柏・ 玉・横・池・飯・肖・三 ) ー人もなし 5 御物語はた ( 明・証・幽・△柏・吉・ 物 氏吉・横・池・肖・三 ) ーとりなさむと 四 5 多かりけるを ( 明・証・幽 : 柏・吉・ 横・肖・三・河 ) ー御ものかたりは 源 1 たまふに ( 明・証 : 幽・柏・吉・玉・ 玉・横・池・飯・肖・三・河・別 ) ーおほかり御世だに ( 明・証・吉・横・飯・肖・ ける 三・河 ) ー御世にたに 横・池・飯・肖・三 ) ー給にも 四 8 父親王は ( 明・証・幽・△柏・吉・玉・ 3 都 ( △明・証・△幽・△柏・吉・玉・横・ % 8 思ふ ( 明・証・幽・柏・吉・玉・横・ 横・池・飯・肖・三・河 ) ーちゝみこ 池・飯・肖・三・河・別 ) ーみやこを 池・肖・三・河・別 ) ー思なり 7 えうけたまはり ( 明・証・幽・△柏・ 3 いまとしも ( 明・証・幽・柏・玉・横・ 涙を ( 明・証・幽・柏・吉・玉・横・ 池・飯・肖・三・河 ) ーなみた 池・飯・肖・三 ) ーいっとしも 吉・玉・横・池・飯・肖・三 ) ーうけ給はり みかげ この御蔭に ( 明・証・幽・△柏・吉・ 9 雲隠れて ( 明・証・幽・△柏・吉・玉・ 3 参り来て ( 明・証・幽・柏・吉・横・ 池・飯・肖・三・河 ) ーまいりて 横・池・飯・肖・三・河・別 ) ーかくれて 横・池・飯・肖・三・河・別 ) ー御かけに みじかよ 2 3 短の夜のほどや ( 明 : 証・幽・柏・ 心地して ( 明・証・幽・柏・吉・玉・ 3 思うたまへれど ( △幽・吉・玉・横・ △吉・△玉・横・池・飯・肖・△三 ) ーみしかよ 横・池・飯・肖・三・河・別 ) ー心して 池・三・河 ) ーおもふ ( ひ ) 給へれと はばか のほとや 御かはりとて ( 明・証・幽・△柏・吉・ 6 憚るべき ( 明・証・幽・柏・吉・玉・ △横・池・肖・三・河・別 ) ーはかるヘき 1 仕うまつり ( 明・証・△幽・柏・吉・ 横・池・肖・三 ) ー御かはりにて つばね 横・池・飯・肖・三 ) ーっかまつり 局にとて ( 明・証・幽・柏・吉・玉・ 7 見たまふるに ( △証・△柏・吉・玉・横・ 池・飯・肖・三・河 ) ー見たまふに 5 またさるべき ( 明・証・幽・柏・吉・ 横・池・飯・肖・三・河 ) ー御つほねにとて 5 ものしはべらむ ( 明・証・幽・△柏・ 1 はべなるは ( 吉・玉・横・池・飯 ) ー侍玉・横・池・飯・肖・三 ) ーさるヘき 吉・玉・横・池・飯・肖・三・河・別 ) ーもの るなるは 9 所どころの ( 明・証・幽・△柏・吉・ 思うたまへ慰め ( 明・証・幽・柏・吉・ 玉・池・飯・肖・三・別 ) ー所 / 、 し給らむ 6 このかた ( 明・証・幽・△柏・吉・玉・ 玉・横・池・肖・三 ) ー思給なくさめ 2 花散里などにも ( 吉・玉・池・飯・肖・ Ⅱ月ごろを ( 明・証・幽・柏・吉・玉・横 三・河・別 ) ー花ちるさとなとも 横・池・飯・肖・三・河 ) ーこのかみト 四Ⅱ下には ( 明・証・幽 : 柏・吉・玉・ ・池・飯・肖・三 ) ー月ころ 四 8 思ひたまへ出づるのみなむ ( 明・証・ △横・池・飯・肖・三・河・別 ) ーしたに 昭みづからも ( 明・証・幽・柏・吉・玉・ 吉・玉 ) ー思給いつる 13 行 明・証・幽・栢・吉・玉・大 ( 底本 ) ・横・池・飯・肖・三・河・別 加

4. 完訳日本の古典 第16巻 源氏物語(三)

御・横・為・楙・池・肖・三・河・別 ) ーまい ゐたりつるは 池・肖・三・河 ) ーちいろ かうちのかみ . り・、かへり・・ 9 たまへりけり ( 明・証・幽・栢・吉・ 7 河内守 ( 明・証・穂・幽・柏・吉・横・ 7 せまほしけれど ( 明・証・穂・幽・柏・ 楙・池・肖 ) ーかはちのかみ 横・楙・陽・池・肖・三・河・別 ) ー給へり おまへ 吉・御・横・為・楙・池・肖・三・河・別 ) ー ä 2 御前 ( 明・△幽・△柏・吉・御・横・楙・ 明・証・幽・柏・吉・御・大 ( 底本 ) せましけれと 陽・肖・三 ) ー御こせむ あと 絵合〔 ・横・楙・陽・池・肖・三・河・別 8 思ひ出でてなむ ( 明・証・穂・幽・柏・ ä 7 昔の跡に ( 明・証・幽・柏・横・陽・ 池・肖・三・河・別 ) ーむかしのあとに 吉・御・横・為・楙・池・肖・三・別 ) ー思い 8 うちみだりの箱 ( 明・証・幽・柏・吉・ 御・横・楙・陽・池・肖・三 ) ーうちみたれ さまギ、ま ( 明・証・幽・柏・吉・御・ てゝ のはこ 横・楙・陽・池・肖・三・河・別 ) ーさま 明・証・穂・幽・柏・吉・大 ( 底本 ) Ⅱわざとがましかめり ( 明・証・△幽・ 昭伝へ ( 明・証・幽・柏・△吉・△御・横・ 関屋〔 ・横・楙・池・肖・三・河・別 柏・吉・御・横・楙・池・ = l) ーわさとかま 陽・池・肖・三・河・別 ) ーうたへ 旧 5 なく ( 穂・△柏・吉・楙・池・肖・ lll)— しかむめり 6 うちしほたれ ( 明・証・幽・柏・吉・ なくて 御・横・楙・陽・池・△肖・三・別 ) ーうちし 悃思して ( 明・証・幽・柏・吉・御・横・ 楙・陽・池・肖・三・別 ) ーおもほして ほたれ 6 いささかの ( 明・証・穂・幽・柏・吉・ 横・楙・池・肖・三・河 ) ーいさゝかかの 5 したまへど ( 明・証・幽・柏・吉・御・ 3 また残りの ( 明・△幽・△柏・吉 : 御・ 横・楙・陽・池・肖・三・河・別 ) ーのこりの 創 8 はづれ出でたる ( 明・穂・吉・横・楙・ 横・楙・陽・池・肖・三・河・別 ) ーしまへと 池・三 ) ーく 貶たまひければ ( 明・証・幽・柏・吉・ つれいてたる 御・横・楙・陽・池・肖・三・河・別 ) ー給へ 創今は ( 明・証・穂・幽・柏・吉・横・ 楙・池・肖 ) ーいま けれは ゑもんのすけ 創 2 衛門佐 ( 明・証・幽・柏・吉・横・楙・ 捌 6 心深く知らで ( 明・吉・御・横・楙・ 己池・一一 l) ー右衛門のすけ 陽・△池 ) ー御心ふかくしらて 1 三ロ 8 御心どもには ( 明・証・△幽・柏・吉・ 付Ⅲ 2 衛門佐 ( 明・証・穂・幽・柏・吉・横・ 訂楙・池・三 ) ー右衛門のすけ 御・横・楙・陽・池・肖・三・別 ) ー御心とと ひとひ - もに十 6 校Ⅲ 2 参れり。一日 ( 明・穂 : 幽・柏・吉・ 横・楙・池・肖・三 ) ーまいりてそ 2 いとど ( 明・証・幽・柏・吉・御・横・ ひとひ 0 れ 2 1 人 1 楙・陽・池・肖・三・別 ) ーいと 思ひゐたり。「一日は ( 明・証・穂・ △幽・柏・吉・横・楙・池・肖・三・別 ) ー思ひ貶千ひろ ( 明・証・柏・吉・横・楙・陽・

5. 完訳日本の古典 第16巻 源氏物語(三)

5 隔つる ( 明・証・幽・△柏・吉・横・池・ △横・池・飯・肖 ) ーみ給ふ など ( 明・証・幽・柏・吉・玉・ 5 たまひける ( 明・証・幽・柏・吉・玉・ 飯・肖・三・河・別 ) ーへたゝる 大・横・池・飯・三・河 ) ー御ねんすなと 横・△池・肖・三 ) ーたまける 6 泣き沈みたまへる ( 明・証・幽・柏・ 3 父の入道ぞ ( 明・証・幽・柏・吉・横・ 吉・玉・横・池・飯・肖・三 ) ーなきしつみ 6 人 ( 明・柏・吉・玉・横・池・飯・ lll)— 池・飯・肖・ lfl)—ちゝ入道そ この君に ( 明・証・幽・△柏・吉・玉・ たまへるを たはぶごと 3 かかるをりならずは ( 明・証・幽・ 横・池・飯・肖・三・河・別 ) ーこの君にを 6 何くれと戯れ言 ( △明・△証・△幽・△柏・ 吉・玉・横・池・飯・肖・三・河・別 ) ーなに 柏・吉・玉・横・池・飯・ lll)—かゝらぬお 肥御妻をさへ ( 明・証・幽・柏・吉・玉・ くれと 横・池・飯・肖・三・河・別 ) ー御めさへ りならは 6 何ごとにも ( △幽・△柏・吉・玉・横・ 奉れ ( 証・幽・吉・横・池・飯・肖 ) ーた 2 御さま ( 証・幽・△柏・吉・玉・横・池・ 飯・肖・三 ) ーさま 池・飯・肖・三・河・別 ) ーなに事も てまつり 8 涙の ( 明・証・幽・柏・吉・玉・△横・ 8 御むすめ ( 幽・△柏・吉・玉・横・池・ 脱ぎ捨てたまへる ( 明・証・幽・柏・ 飯・肖・三・別 ) ーむすめ 吉・玉・横・池・肖・三・河 ) ーぬきすて給池・飯・肖・三・河・別 ) ー涙 つる 8 南殿の桜は ( 証・幽 : 柏・吉・池・ 9 映えたまへるは ( 明・証・幽・柏・吉・ かく思し嘆く ( 証・幽・△柏・吉・玉・ 玉・横・池・飯・肖・三・別 ) ーはえ給へる 飯・肖・三・河 ) ー南殿のさくら てうど 横・池・飯・肖・三・河 ) ーおほしなけく 7 調度ども ( 明・証・幽・吉・玉・横・肖 ) 9 人々の ( 明・証・幽・柏・吉・玉・横・ ーーて、つと・も Ⅱ浅くは ( 証・幽・柏・吉・玉・横・池・ 池・飯・肖・三 ) ー人 / 、 すぐろくばん 飯・肖・三・河 ) ーあさく 1 身はなたす ( 明・証・幽・柏・吉・玉・ 8 双六の盤 ( 明・証・幽・柏・吉・△横・ 池・飯・肖・三 ) ーすくろくはむ かばかりに ( 証・幽・△柏・吉・横・ 横・飯・肖・三・別 ) ー身をはなたす たいめむ 池・飯・肖・三 ) ーかはかり 4 対面たまはらんとすらん。さりとも 6 語るに ( 証・幽・△柏・吉・玉・横・池・ 飯・肖・三・河 ) ーかたる かくてやは ( △証・幽・柏・吉・玉・横・池・ 8 いささかにて ( △明・証・幽・△柏・吉・ 飯・肖・三 ) ーたいめむは 己玉・横・池・飯・肖・三・河 ) ーいさゝかか 3 泣きたまふを ( 証・幽 : 柏・吉・玉・ 横・池・飯・肖・三・河・別 ) ーなき給ふ 7 人は ( △明・証・幽・柏・吉・玉・横・ 付きて 池・飯・肖・三・河・別 ) ー人 わづらはしとて、絶えて ( 証・幽・ 訂年月は ( 明・証・幽・柏・吉・玉・池・ 校飯・肖・三・河・別 ) ーとし月 △柏・吉・玉・横・池・飯・肖・三 ) ーわっら図Ⅱ多くなん」と ( 証・幽・吉・玉・横・ 池・飯・肖・三 ) ーおほくなと はーしと ) て 8 思ひうむじて ( 明・△幽・柏・吉・横・ おましどころ 5 見たまふにも ( 証・幽・△柏・吉・横・ 5 御座所は ( 明・証・幽・柏・吉・玉・ 四池・飯・肖・三 ) ー思うして 7 見たまふは ( 証・幽・柏・吉・玉・ 池・飯・肖・三 ) ーみ給ふに 横・池・肖・三・河・別 ) ーおまし所 ニ = ロ 四

6. 完訳日本の古典 第16巻 源氏物語(三)

剏限りなし ( △幽・吉・御・横・為・楙・ Ⅲ 7 手など ( 明・証・幽・柏・吉・家・横・ 明・証・穂・幽・柏・吉・御・大 ( 底 池・三・河 ) ーかきりもなし 平・池・河 ) ーふてなと 蓬生〔 はなちるさと 本 ) ・横・為・楙・池・肖・三・河・別 4 棄てて ( 明・穂・幽・柏・吉・御・横・ Ⅲ 9 花散里を ( 明・証・穂・柏・吉・家・ 為・楙・池・肖・三・河・別 ) ーすて Ⅲ 2 さまざま ( △明・証・穂・幽・柏・吉・ 語横・平・池・肖・ = l) ー花ちる里なとを 御・横・為・楙・池・肖・三・別 ) ーさま / 、 5 すこし ( 穂・△幽 : 柏・吉・御・横・ 物Ⅲ 9 あれはて ( 明・穂・柏・吉・家・横・ 為・楙・池・肖・三・河・別 ) ーいますこし 氏平・池・別 ) ーあ ( か ) れはて たちばな つまど 従ひて ( 穂・△柏・吉・御・横・為・楙・ 9 橘には ( 明・証・幽・柏・吉・横・池・ 源 3 妻戸には ( 明・穂・・幽・吉・家・横・ △楙・池・肖・三 ) ーたちはなに 池・三・河・別 ) ーしたかひては 平・池・△肖・三・河 ) ーっまとに かみしも 築地も ( 穂・幽・御・横・為・楙・池・ 盟昭人けはひ ( 証・柏・吉・家・横・平・池 ) Ⅱ上下の ( 明・穂・△幽・柏・吉・御・横・ 為・楙・池・肖・三・河 ) —かみしも 三・別 ) ーっいひちも ー人のけはひ 1 たづね寄りてを ( 穂・幽・△柏・吉・ 5 所を ( 明・証・穂・柏・吉・御・横・ 1 見物に ( 明・証・幽・柏・家・平・肖・ 為・楙・池・三・別 ) ーところ 御・横・為・楙・池・肖・三・河 ) ーたつね入 三 ) ーものに てを Ⅱわざは ( 明・証・穂・幽・柏・吉・御・ 閉Ⅱたまひて ( 明・証 : 幽・家・平・池・ 9 いささか ( 穂・△柏・吉・御・横・為・ 横・為・楙・池・肖・三 ) ーわさ = l) ーたまて てうど 楙・池・三・河・別 ) ーいさゝかの 御調度どもも ( 明・△証・穂・幽 : 柏・ Ⅱ御祓などことに ( △柏・家・横・平・ あり 吉・御・横・為・楙・池・肖・三・別 ) ー御て 6 忍び歩き ( 証・穂・幽・△柏・吉・御・ 池・三 ) ー御はらへなゝせに 、つと一ゝ。もを一 横・為・榊・池・肖・三・別 ) ーしのひある 盟 9 所 ( 明・穂・△柏・吉・△横・平・池・三 ) Ⅲ 8 とぶらひ ( 穂・△幽・△柏・吉・御・横・ 。ーと一ころほとり・ あ 為・楙・池・三・河・別 ) ー見とふらひ Ⅱ鞭 ( 穂・吉・御・為・楙・池・三・別 ) ー 散れゆき ( 証・穂・吉・家・横・池 ) ー むち Ⅷ 7 いかでか ( 穂・吉・御・横・為・榊・ あかれゆき 旧 7 あめり ( 穂・△幽・柏・吉・御・横・為・ 池・三 ) ーいかて 2 思ひたゆるを ( 穂・△柏・吉・横・平・ 楙・池・肖・三・別 ) ーあへめり 1 まかりなむ ( 明・証・穂・幽・柏・吉・ 池・三 ) ーおもひたるを 横・楙・池・肖・三・河・別 ) ーまかかりな 旧 8 いと近き ( 穂・△柏・吉・御・△横・為・ 9 たまひて ( 明・穂・柏・吉・家・横・ 楙・池・三 ) ーちかき 平・池・三 ) ーたまて む 3 競ひ散り ( 穂 : 幽 : 柏・吉・御・横・ Ⅱ思ふ ( 証・穂・幽・家・横・池・肖 ) ー思剏Ⅱはべりつるなり ( 証・穂・幽・柏・吉・ 為・楙・池・肖・三・河 ) ーまよひちり 横・為・楙・池・肖・三・河・別 ) ー侍へるな ひ 6 参り帰る ( 明・証・穂・幽・柏・吉・ ぶち

7. 完訳日本の古典 第16巻 源氏物語(三)

校訂付記 一、底本の本文を尊重したが、青表紙諸本を参照して、底本の誤脱一、各帖において校訂に使用した諸本の略号を、各帖の巻名の下に と思われるものについて、校注者の私見として、改訂案を提出し 列記した。『源氏物語大成』校異篇に使用された諸本の略号は、 たものである。 校異篇のものを踏襲した。 一、各巻の底本の本文を改訂した部分を、底本の本文と対照して掲一、河内本と別本とは、そのすべての諸本の本文が青表紙本の本文 のいずれかと一致する場合に限って、その部分に「河」または 一、右の校訂に当っては、第三冊においては、『源氏物語大成』校 「別」として掲げ、参考に供した。 異篇に使用された青表紙諸本のほかに、次の諸本を使用した。最一、掲出の仕方は、本書のページと行とを示し、本書の採用した本 初の一字は略号である。 文を掲げ、 ( ) の中に改訂の拠りどころとした諸本の略号を列記 明ー桃園文庫旧蔵伝明融筆写臨模本九帖 し、最後にーの下に底本の本文を掲げた。略号のうち、△を付し 明ー山岸徳平氏所蔵伝明融等筆写本四十四帖 たものは、本行以外の訂正、傍記の類である。 証ー宮内庁書陵部所蔵三条西実隆奥書本五十四帖 一、校訂箇所に示した底本本文に、補入・ミセケチ・傍書のある場 穂ー穂久邇文庫所蔵元応一一年奥書本五十四帖 合は、次のように示した。 旨ロ 幽ー永青文庫所蔵細川幽斎筆写本五十四帖 補入された文字は、その左傍に。印を付した。 付 柏ー陽明文庫所蔵伝後柏原院等筆写本五十一一帖 2 ミセケチにされた文字は、その左傍にーを付した。 訂 3 傍書された文字は、それと並列している本文の右傍に・印を 校吉ー吉田幸一氏所蔵本五十四帖 玉ー鹿児島大学図書館所蔵玉里文庫本一帖 ( 須磨 ) 付し、傍書された文字を ( ) で囲んで示した。 一、右の諸本は、巻によっては河内本または別本とすべきものを含 んでいるが、それらを除き、青表紙本と見うるもののみを用いた。

8. 完訳日本の古典 第16巻 源氏物語(三)

八重立っ山は、さらに島がくれにも劣らざりけるを、松も昔の、とたどられつるに、忘れぬ人もものし たまひけるに頼もし。 ( 松風 ) こう一息にしゃべられては、相手としても本歌を思い浮べて、言葉の意を汲むゆとりはあるまい。女房の ほうは、田舎女とさげすまれたくない一心で、古歌の知識をひけらかしたのにちがいないが、これではかえ 源って程をわきまえぬ野鄙の言動とばかにされるだろう。 最・美こ、ー 歌こ際しての意識的な変形・修正について触れておく。 紅葉賀の巻の引歌「みるめにあく」が本歌の「みるめに人をあく」の縮約形であることは前に述べたが、 それは意味に変りのない単純な簡約にすぎない。 そういうもののほかに、引歌が物語本文にスムーズにとけこむために、しばしば本歌・本詩の形に変形・ 修正を加えられることがある。 ここでは、引詩について例を挙げよう。 かしわぎ 柏木の巻末に、タ霧が柏木の死を悼んで口ずさむ詩句に、「右将軍が塚に草初めて青し」がある。 かかいーレトすノ ありまさ これは『河海抄』によれば、若年で死んだ藤原保忠を悼む紀在昌の詩で、『本朝秀句』 ( 現在散佚 ) 所出の くみ しめいしよう 一句「天善人ニ与スト、吾ハ信ゼズ。右将軍ノ塚ニ草初メテ秋ナリ」を引いたものだという ( 『紫明抄』では、 ありみ 作者を菅原在躬とする ) 。その意味は、「あんなに善人であった保忠が早死にして、その墓は初秋を迎えた。天 は善人に味方するというが、私には信じることができない」である。問題なのは、その末尾に、原詩では 「秋」なのが、物語本文は「青」と変っていることだ。『紫明抄』は、長文の注を施して、これは物語の季節 が初夏なのに合せた作者の改変だといっている。 つか

9. 完訳日本の古典 第16巻 源氏物語(三)

( 原文八八ハー ) にゆうら・い だろうと、入道も極楽往生の祈願を忘れて、君の御入来をひしことも』」などと書いて、「何事につけても、 待ち受けることだけに専念している。いまさら出家の心を しほしほとまづそ泣かるるかりそめのみるめは海人の 乱すのも、まったく気の毒な有様である。 すさびなれども 〔一巴都の紫の上に明石二条の君が、風の便りにでも、この ( あなたを思い出してしおしおとまず泣かすにはいられませ の君の事をほのめかすことをお耳にされるようなことがあ ん。かりそめにほかの女に逢ったのは、海人の戯れごとのよ ったりして、冗談にしろ、隠しだてをしたのだとお疎まれ うなものにすぎないのですけれども ) 」 申すようなことがあってはお気の毒でもあり、自分として とある、そのご返事は、何のこだわりもなくかわいげに書 も恥ずかしかろうとお思いになるのも、ひたすらなご情愛 いて、その終りに、「隠しきれずにお漏しになった御夢語 の深さというものである。これまでにも、こうした向きの りをうかがうにつけましても、私の胸に思いあたることが ことについては、さすがに気にかけてお恨みになったが、 たくさんありますので、 そうした折々、自分はどうしてこんな埒もない遊びごとに うらなくも思ひけるかな契りしを松より浪は越えじも つけて、あのようなつらい思いをおさせ申したのだろう、 のそと などと昔に返りたい気持がして後悔され、この明石の君の ( 思えば正直に信じていたものです、お約束したのですから 有様をごらんになるにつけても都の女君が恋しくてならな よもや浮気心をお持ちになることなどありますまいと ) 」 しので、君ま、、 。しつもよりも手紙を綿々とお書きになって、 おうような書きぶりながら、穏やかならず当てこすってい 石 その末に、「ほんにそういえば、我ながら心にもない浮気らっしやるのを、君はひどくしみじみとした思いで、いっ 沙汰で、あなたにいやがられ申した時々のことを思い出すまでも手に取りあげてごらんになって、そのあと久しく明 明 だけでも胸が痛いのに、またしても変なつまらない夢を見石の君へのお忍び通いもなさらない。 たのでした。こう申しあげる問わず語りで、あなたに隠し 〔一五〕源氏、紫の上を思女は、はたして案じていたとおりの だてをしないわたしの気持の深さはお分りください。『誓う明石の君の嘆き ことがはっきりしてきたので、今こ なみ

10. 完訳日本の古典 第16巻 源氏物語(三)

めの られるので心の中で打ち消していらっしやったのだが、い 〔五〕源氏、明石の姫君あのような田舎ではしつかりした乳 みくらい ま当代の帝がこのように御位におっきになったことを、君のために乳母を選ぶ母などもめったにいないであろうと せんじ は思いがかなってうれしいとお思いになる。自身としては、 お思いになって、かって故院にお仕えした宣旨の娘ーー宮 語 さいしよう 物及びもっかぬ帝の位に至るなどまったくありうべからざる内卿の宰相になって亡くなった人の娘であったが、母など 氏 こととお思いになる。「父院は、大勢の皇子たちの中で、 と死別してから、細々と不如意に暮していたのが、頼りな 源 自分だけをとりわけかわいいものとお思いあそばされたの い有様で子を産んだという話をお聞き及びになっておられ だったけれども、それでも臣下にとお定めになったご心中たので、その人を知る伝があって何かの折に事のいきさっ を考えると、思えば帝の位など自分には無縁だったのであを君のお耳にお入れしたことのある人をお呼びになり、そ る。この帝がこうして御位をふんでいらっしやることを、 れを通してしかるべく仰せになって話をお取り決めになる。 その真相はあらわに人の知るところでないが、相人の予言その女というのは、まだ年が若く、世情にも疎い人で、明 あばらや はまちがってはいなかった」とお心のうちにお思いになる け暮れ人の訪れもない荒屋で物思わしく過す心細い日々で のだった。いま予想される将来を思い描いてごらんになる あったから、深い前後の思案もなく、この源氏の君あたり と、「すべて住吉の神のお導きというもの。本当にあの明の御事となると、一途に結構なことと存じあげて、お仕え ひと 石の女も尋常ならざる宿縁があって、さればこそあの偏屈させていただく由ご返事させた。君は、一方ではその身の 者の父親も分不相応な望みを抱いたのであったろうか。そ上をかわいそうにお思いになりながら、明石へお立たせに なる。 ういうことだとすれば、畏れ多い位にもっくべき人が、あ へんび いなか の辺鄙な田舎で生れたというのでは、いたわしくもあり、 源氏の君は、何かのついでに、たいそうお忍びでその女 もったいなくもあるといわねばなるまい 、ましばら / 、し の家にお立ち寄りになった。女のほうでも、あのようには てから、ぜひ都に迎えるとしよう」とお考えになって、東ご返事申しあげたものの、さてどうしたものかと思案にく の院を急ぎ造らせるよう仰せ促しになる。 れていたのだったが、じきじきのご来訪がまことにもった おそ って