証 - みる会図書館


検索対象: 完訳日本の古典 第22巻 源氏物語(九)
375件見つかりました。

1. 完訳日本の古典 第22巻 源氏物語(九)

9 御さま ( 明・証・幽・柏・天・横・肖・ 榊・三・河 ) ーさま 3 もの思ひの種 ( 明・証・幽・柏・天・ 五ロ横・肖・榊・三・別 ) ー物おもふたね 1 言ロ 物剏昭日ごろ ( 証・△幽・柏・横・肖・楙・ lll) 氏 ーひころも ( 天本脱文 ) 源 Ⅷ 2 見えける ( 明・証・△幽・柏・横・肖・ 楙・三・河 ) ーみえつる ( 天本脱文 ) Ⅷ 9 わたりの ( 明・証・幽・柏・横・榊・ 三・河 ) ーわたり Ⅲ 8 はべるかな」と ( 明・証・幽・柏・横・ 肖・楙・三・河 ) ー侍るなと ( 天本脱文、以 下一七六ページマデ同ジ ) Ⅲ 9 御本性 ( 明・証・幽・柏・横・肖・楙・ 三・河 ) ー本上 ひとよろひ 1 一具ばかり ( 明・証・幽・柏・横・肖・ 楙・ = l)—一よろひ 朧 8 見たまへ困じて ( 明・証・幽・柏・横・ 肖・三 ) ーこうして あらざめりと ( 明・証・幽・柏・横・ 肖・榊・三 ) ーあらさめり 4 思ほす ( 明・証・幽・柏・横・肖・三・ 河 ) ーおもふ 齠 8 いかでかは ( 明・証・幽・柏・横・肖・ 楙・三 ) ーいかゝは たまへる ( 明・証・幽・柏・横・肖・ 楙・三・河・別 ) ー給ふ 173 1 たはぶ 遊び戯れたまひては ( 明・幽・柏・ 肖・榊・三・河・別 ) ーぬれたる 横・肖・三・河 ) ーあそひたはふれては え恥ちあへたまはねば ( 明・証・幽・ 2 おずましかりけれ ( 明・証・△幽・柏・ 11 11 柏・天・横・肖・楙・三・河 ) ーえはち給は 肖・楙・ = l) ーおそましかりけれ ねは ⅢⅡ問へば ( 明・証・幽・△柏・横・肖・楙・ 8 幼げさ ( 明・証・幽・柏・横・肖・榊・ 三・河 ) ーといへは 三・河 ) ーをさなさ 9 いたく ( 証・△幽・柏・横・肖・楙・三 ) 1 ここは ( 明・証・柏・天・横・榊・三 ) ー ツ」ゝま しレいにノ、 わが子ども ( 明・証・幽・柏・横・榊・ 7 思し放っ ( 証・△幽・柏・天・榊・三 ) ー 三 ) ー我 / 、ことも おもほしはなっ 1 うち泣きつつ ( 証・△幽・△柏・横・肖・ 3 御ゆかり ( 明・証・幽・柏・天・横・ 楙・ = D ーうちなけきっゝ ( 天本脱落ココマ 肖・楙・三・河・別 ) ーゆかり 1 1 いとまだ ( 証・柏・天・横 : 榊 : 三 ) ーまた 8 たち返り ( 明・証・幽・柏・天・横・ 肖・楙・三・河・別 ) ー返 1 人わろげにも ( 明・証・幽・柏・天・ 思すらむ ( 明・証・幽・柏・△天・横・ 横・肖・榊・三・河 ) ー人わろけにて 肖・楙・三 ) ーおはすらむ 7 言ひゐたるぞ ( 明・証・幽・柏・天・ 1 1 かくのみ ( 証・幽・柏・横・肖・楙・ lll) 横・肖・楙・三・河・別 ) ーいひたるそ 9 言ふと ( △幽・柏・横 : 肖・楙・三 ) ー 烱 3 え思ひはなつまじう ( 明・証・幽・ いふとて 柏・天・横・肖・楙・三・河 ) ! 思はなるま 11 1 人—> ーー 、とましく ( 明・証・幽・柏・天・横・ ーし、つ 肖・楙・三・河 ) ーおしく 9 細やかに ( 証・幽・柏・天・横・肖・ 題 6 思ひ出でらるれば ( 明・証・幽・柏・ 楙・三 ) ーほそやかにて 天・横・肖・楙・三・河 ) ー思はてらるれは 2 御前にて ( 証・△幽・柏・横・肖・楙・ 7 思ひ出できこえ ( 明・証・幽・柏・天・ 三 ) ーいとおしくみ侍御前にて 横・肖・三 ) ー思はてきこえ 齠 7 濡れたるを ( 明・証・幽・柏・天・横・ 故宮 ( 明・証・幽・柏・天・横・肖・ 175 11 ほそ 四 1 1 よ 1 人

2. 完訳日本の古典 第22巻 源氏物語(九)

烱 8 さし出づばかりにて ( 証・柏・天・ この人 横・肖・三・河 ) ーさし出るはかりにて 5 ありける ( △幽・柏・天・横・肖・楙・ 1 かの ( 証・△幽・柏・天・横・肖・榊 ) ー 三・河 ) ーありけなる この 昭所どころ ( 証・柏・天・横・肖・楙 ) ー 4 ある ( 明・証・幽・柏・楙・三 ) ーおほ所々に いただき かる Ⅷ 4 頂にも ( 明・証・幽・柏・天・横・肖・ 1 べかめるも ( 柏・天・横・榊 ) ーへかめ 、 1 1 上 楙・三・河 ) ーいたゝきに るをしも 御ためも ( 証 : 幽・柏・横・肖・楙・ 悲しうなんあるべき」と ( 証・幽・ 三 ) ー御ためにも 柏・横・肖・楙・三 ) ーかなしうなんと 耳とまり ( 証・柏・天・榊・三 ) ーみゝ ついそう ンゝオり・ Ⅲ 3 追従あり ( 証・柏・天・横・楙・三 ) ー ついそうある 6 なり ( 証・柏・天・横・肖・楙・三・河 ) かみ Ⅲ 6 守は ( 明・証・幽・柏・天・横・肖・ 楙・三・河・別 ) ーかみ Ⅷ 2 さまにも ( 証・△幽・△柏・横・肖・楙・ = l) ーーき、オ 6 に 4 なむ」と ( 明・証・幽・柏・天・横・ 肖・楙・三 ) ーなと Ⅱしたまひけるが ( 明・証・幽・柏・天・ 5 言ひにかはあらん ( 証・柏・天・横・ 横・肖・楙・三・河・別 ) ーし給ける 肖・楙・三・河・別 ) ーいひにかあらん Ⅱたまひぬべかむなれば ( 明・証・幽・ 御腹に ( 明・証・幽・柏・天・横・肖・ 柏・横・肖・楙 ) ー給へかなれは 楙・三・河・別 ) ー御はからひ うち泣きつつ ( 証・柏・天・横・楙・ びん 己 1 便なかるべき ( 明・証・幽・柏・天・ 三・河 ) ーうちなけきっゝ LO 見たてまつれど ( 明・証・柏・横・天・ 付横・肖・楙・三・河 ) ーひんなかりぬへき 訂 5 幼きも ( 明・証・幽・柏・天・横・肖・ 楙・三 ) ーみたてまつれと 校楙・三・河 ) ーをさなきもの 1 されば ( 証・柏・天・横・楙・三・河 ) ー いと ( 明・証・幽・柏・天・横・・ 6 さはれ 三・河・別 ) ーいとゝ 2 さぶらひたまひぬべき ( 明 : 幽・柏・ Ⅲ 9 この人の ( 証・柏・天・横・楙・三 ) ー 横・肖・楙・三 ) ーさふらひぬへき 11 = ロ 147 2 149 12 なさけ 貶あまりいと情なくのたまはせしこと なり」など ( 証・幽・柏・天・横・肖・楙・ = l) ーなと 4 はるかなりつれど ( 明・証・幽・柏・ 天・横・肖・楙・三・河・別 ) ーはかなかり つれと 7 ばかりに ( 明・証・幽・柏・天・横・ 肖・楙・三・河 ) ーひかりに 帳 ( 証・柏・天・横・肖・楙・三・河・ 別 ) ー木丁 2 さし並べたらむに ( 証 : 幽・柏・横・ 楙・三・別 ) ーさしならへたらむには ”ー 00 11 、 1 この御方 ( △明・証・柏・天・横・楙・ 三・河・別 ) ー御かた 1 得たる ( 明・証・幽・柏・天・横・肖・ 楙・三・河 ) ーもたる こそはと ( 明・幽・柏・天・横・肖・ 11 11 楙・三・河 ) ーこそと えたへぬ ( 柏・横・楙・三 ) ーたえぬ 7 わが身ひとっと ( 明・幽・柏・天・横・ 肖・楙・三 ) ーわか身ひとつのと 8 いつもいつも ( 明・証・幽・柏・天・ 横・肖・楙・三・河・別 ) ーいつも 待たれたる ( 明・証・幽・柏・天・横・ 肖・楙・ = l) ーまたれ給 なまめかしう ( △幽・△柏・横・肖・楙・ 三 ) ーなまめかしうあてに

3. 完訳日本の古典 第22巻 源氏物語(九)

ひじり のみ 5 聖よのものの ( 明・穂・幽・柏・横・ 池・三 ) ーひしりのものゝ 9 朝顔を ( 明・証・穂・幽・柏・園・横・ 池・肖・三・河・別 ) ーあさかほ 2 思し弱りにたるなるべし ( 明・証・ 柏・園・横・池・三 ) ーおほしょはりにたる 1 霧たち満ちたる ( △明・穂・幽・柏・ 行 横・池・肖・ = l) ーたちみたる へし 思ひたまへらるる ( 証・穂・御・横・ つまど もみぢ 2 妻戸など ( 明・証・穂・幽・柏・園・ 池・三 ) ーおもふたまへらるゝ 和 4 花紅葉につけても ( 明・証・穂・幽・ 横・池・肖・三・河 ) ーっまと 柏・池・肖・三・河 ) ー花もみちにつけても 3 ことも ( 証・穂・御・池・肖・三 ) ー 絽 8 めざましく ( 明・証・穂・幽・柏・横・ の 池・肖・三 ) ーめさましくは ⅱ品々に ( 明・証・穂・幽・御・池・三 ) ー 薊 6 何ごとにかは ( 明・証・穂・幽・柏・ しカカは ( 明・証・穂・幽・柏・園・ しな / 、にこまやかに 園・横・肖・三・河 ) ー何事にか 横・池・肖・三・別 ) ーいかゝ 2 見なしつると思ふに ( 明・証・穂・ 釀 6 過ぐしつる ( 証・穂・幽・柏・園・横・ 1 きこゅべき ( 明・証・穂・幽・柏・園・ 池・肖・三 ) ーすこしつる 御・横・池・三・河 ) ーみなしつると 横・池・肖・三・河・別 ) ーきこえへき 釀 7 ことも ( 明・証・穂・幽・柏・園・横・ 言ふともなく ( 明・証・穂・幽・大・ 3 もとより ( 明・証・穂・幽・柏・池・ 池・肖・三・河 ) ーこと 横・池・肖・三 ) ーいふとてなく 肖・三・河 ) ーもとよりも この世のみならず ( 明・証・穂・幽・ 幻 9 時々 ( 明・証・穂・御・横・池・三・ 柏・横・池・肖・三 ) ーこのよならす 8 思ほえたまひて ( 幽・柏・園・横・池・ 河・別 ) ーとき / 、は 肖・三 ) ーおほえ給て Ⅱ頼め ( 明・証・穂・幽・柏・園・横・ 5 こまやかにぞ ( 明・証・穂・御・横・ 9 露を ( 明・証・穂・幽・柏・園・横・ 池・肖・三・別 ) ーたのみ 池・三・河 ) ーこまかにそ 池・肖・三・河 ) ー露 鬨 5 過ぐし ( 証・穂・幽・柏・園・池・肖・ 5 心寄せ ( 明・証・穂・御・池・ lll)—心 7 などは ( 穂・幽・柏・横・池・肖・三 ) ー 三 ) ーすこし よせオし なとはた 記 8 道のほど ( 明・証・穂・御・横・池・三 ) 7 あらせたまひなど ( 明・証・穂・幽・ 見たまへし ( 明・証・穂・幽・柏・園・ 柏・園・横・池・肖・河・別 ) ーあらせなと ーみちのほとの 付 横・池・肖・三 ) ー見給し 9 いで ( 明・証・穂・幽・柏・園・横・ 訂 こみや 明・証・穂・幽・柏・園・大 ( 底 池・肖・三・河 ) ーいと 3 故宮 ( 明・証・穂・幽・柏・園・横・ 校宿木〔 本 ) ・横・池・肖・三・河・ 池・肖・三・河・別 ) ーこの宮 鮖Ⅱ見えわたる ( 明・証・穂・幽・柏・園・ 0 聞 たまへりける ( 明・証・穂・幽・柏・ 横・池・肖・三 ) ーみえわたれる ほどにて ( 穂・幽・柏・横・池・肖・三 ) 園・横・△池・肖・三・河 ) ー給へりけり 1 のみそ ( 幽・柏・横・池・肖・三・河 ) ー 早蕨〔 明・証・穂・幽・御・定 ( 底本 ) ・ 大・横・池・肖・三・河・別

4. 完訳日本の古典 第22巻 源氏物語(九)

楙・三・河 ) ーこの宮 5 音す ( 明・証・幽・柏・天・横・肖・ 4 ゐたまひて、とみにも立たれず楙・三・河 ) ーをとする ( 明・証・幽・柏・天・横・肖・三 ) ーゐたま をこに ( 証・△幽・柏・肖・楙・三 ) ーお こに・も ひて 書きたまふ。まだなりあはぬ ( 明・ 7 拭ひつつ ( 明・証・幽・柏・天・横・ 証・幽・柏・横・肖・楙・三 ) ーかきたまふ 肖・楙・三・河 ) ーのこひて 也あはぬ 9 をりななるを ( 明・証・幽・△柏・横・ 楙・三 ) ーおりなるを 网 7 よくと ( 明・証・柏・天・横・楙・三 ) ー キ、よ / 、と すまじく ( 明・証・幽・柏・天・横・ 肖・楙・三・河 ) ーすましき 3 あやまりてかうも ( 明・証・柏・横・ 楙・三 ) ーあやまりてもかう 御ため ( 明・証・幽・柏・天・横・肖・ 楙・三・河 ) ーため 期 4 はやりかならましかば ( 明・証・幽・ みやづかへ 柏・天・横・楙・三・河 ) ーはやりかならま 川宮仕 ( 明・幽・柏・天・横・肖・楙・ ー ) ま . し・も ( かはイ ) 三・河 ) ーみやっかひ わたくし′」ころ ゅゑなからず ( 明・証・幽・柏・天・ 私心 ( 明・証・柏・天・横・楙・三・ 横・肖・楙・三・河 ) ーゅへ / 、、なからす 河 ) ーわたくしの心 8 きこえさせぬ ( 証 : 幽・柏・横・肖・ 橋・三 ) ーきこえぬ 田 5 したばかるらんとは ( 明・幽・柏・ 天・肖・△榊・三・河 ) ーおほしたはかるら 己んと 1 一 = ロ 付Ⅱ弁 ( 明・証・幽・柏・天・横・橋・三 ) ー 訂弁の 校 9 立ちながらやは ( 明・証・幽・柏・天・ 横・肖・楙・三・河 ) ーたちなからや Ⅱ 1 供人 ( 明・証・幽 : 柏・横・肖・楙・ 三 ) ーみとも人 191 11 のご

5. 完訳日本の古典 第22巻 源氏物語(九)

え言はれず ( 幽・柏・横・池・肖・三 ) いはれす またかたはにも ( 明・証・穂・幽・柏・ 園・池・肖・三 ) ーかたわにも 5 思ひたまへわびては ( 明・証・幽・ 柏・横・肖・三・河 ) ー思給わひては . の たまひてよ ( 明・証・穂・幽・柏・園・ 池・肖・三 ) ー給 , ってよ 9 思ほし明かす ( 明・証・幽・柏・園・ 横・池・肖・三 ) ーおほしあかすに 8 中にも ( 明・証・幽・柏・園・横・池・ 肖・三・河 ) ーなるにも 的 3 御忌日 ( 明・証・穂・幽・柏・園・横・ 池・肖・三・河・別 ) ーき日 きゃうほとけ 的 3 経仏のことなど ( 明・証・穂・幽・ 柏・池・肖・三 ) ー経仏なとの事 四 7 書き出でのたまひなどせさせ ( 明・ 証・穂・幽・柏・園・横・肖・三 ) ーかきいて の給せさせ ( 池本脱文 ) 的川人々を ( 明・証・穂・幽・柏・園・横・ 己池・肖・三・河・別 ) ーひと / 、 付とどまり ( 明・証・幽・柏・園・横・ 訂池・肖・三・河 ) ーとまり 校 3 うちわななきたれど語るに ( 明・証・ 幽・柏・池・肖・三 ) ーうちわななきたれと ( 穂本脱文 ) 3 11 1 人 もののたまはせけるを ( 明・証・穂・ ニ = ロ 、 1 0 0 ・》 1 亠 幽・柏・園・横・肖・三・河・別 ) ー物の給は せける はたち 9 二十ばかりには ( 穂・幽・柏・横・池・ 肖・三 ) ーはたちばかりに 鵬 2 などこそ ( 明・証・幽・柏・園・横・ 池・肖・河 ) ーなとゝそ 鵬ふれたらん ( 明・証・穂・幽・柏・園・ 横・池・肖・三・河・別 ) ーふれたらんは Ⅱけ近き人 ( 明・証・幽・柏・園・横・ 池・肖・三・河 ) ーちかき人 6 心せよ ( 明・証・穂・幽・柏・園・池・ 肖・三・河・別 ) ー心よせ 1 1 1 いとめやすく ( 穂・幽・柏・園・横・ 池・肖・三・河 ) ーめやすく 8 何心なく ( 穂・幽・柏・横・池・肖・三 ) ー何心もなく 燗 7 さやうにて ( 明・証・穂・幽・柏・池・ 肖・三・別 ) ーさやにて 燗物よりことに ( 明・証・穂・幽・柏・ 肖・三 ) ーものよりことにて さし出でて ( 明・証・穂・幽・柏・園・ 燗昭 横・池・肖・三・河 ) ーさしいて うち 川心の中 ( 明・証・幽・柏・園・横・池・ 肖・三・河・別 ) ー御心のうち 疑はしき方 ( 穂・幽・柏・横・池・肖・ 三・河 ) ーうたかはしきか よくも ( 明・証・穂・幽・柏・園・横・ 107 11 107 12 池・肖・三・河・別 ) ーよく うつろひいでで ( 明・証・穂・幽・柏・ 園・横・池 ) ーうつろひはてゝ 1 この花 ( 穂・幽・柏・横・池・三・河 ) ー 花 9 わたりは ( 穂・幽・柏・園・横・池・ 肖・三・河 ) ーわたり ならねど ( 穂・柏・園・横・池・三 ) ー な ( あ ) らねと をかしげに ( 穂・幽・柏・園・横・池・ 肖・三 ) ーけおかしけに 1 女ばら ( △明・穂・幽・柏・池・肖・三・ 河 ) ー女房も 鵬 3 こそ ( 明・証・穂・幽・柏・横・池・ 肖・三 ) ーこそは 4 年ごろ ( 明・証・穂・幽・柏・池・肖・ lll)—所 聞こしめしおどろきて、御とぶらひ ども聞こえたまひける ( 明・証・穂・幽・ 柏・園・横・池・肖・三・河・別 ) ー聞え給け る Ⅲ 4 え参でたまはで ( 明・証・穂・幽・柏・ 横・池・肖・三・河 ) ーえまかてたまはて 限りなし ( 明・証・穂・幽・柏・横・ 池・肖・一一 l) ーかきりなしゃ ・」よひ 4 やがて、今宵 ( 穂・幽・柏・池・肖・ 三 ) ーやかて 111 1 111 9

6. 完訳日本の古典 第22巻 源氏物語(九)

8 苦し ( 明・証・穂・幽・柏・園・横・ 開池・肖・三 ) ーくるしき 2 たまはん ( 穂・幽・柏・横・池・肖・ lll) ー給んと 語 Ⅱほどの ( 明・証・穂・幽・柏・園・横・ 物 氏池・三・河 ) ー程 源 3 常よりことに ( 明・穂・幽・園・横・ 池・三・河 ) ーことに Ⅱ僧をがな ( 幽・柏・園・△横・池・肖・ 三・河 ) ーそうもかな 7 御心は ( 明・証・穂・幽・柏・横・池・ 肖・三 ) ー御、いに とみにもえためらはぬを ( 明・証・ 幽・柏・横・池・肖・三 ) ーえとみにもため らはぬを 隔てたる ( 明・証・穂・幽・柏・園・ 横・池・肖・三 ) ー隔たる 6 なりかし ( 明・証・穂・幽・柏・池・ 肖・三 ) ーなり たまひつらん ( 明・証・穂・柏・園・ 横・池 : 肖・河 ) ー給へらん 6 ついでにもや ( 明・証・穂・幽・柏・ 園・横・池・肖・三・河 ) ーっいてにもやと 聞 1 はた、おはする ( 穂・柏・幽・園・横・ 池・肖・三・河 ) ーおはする 聞 7 皿ども ( 穂・幽・柏・園・横・池・肖・ 三・河・別 ) ー御さらなとも 1 よ 00 《 0 1 11 、ー人 い 0 7 ー - 四 8 などにも ( 明・穂・幽・柏・園・横・ 池・肖・三・河・別 ) ーなとに 2 心得ぬまで ( 明・証・穂・幽・柏・池・ 肖・ = l) ー心得ぬまてそ 御事は ( 明・証・穂・幽・柏・園・池・ 肖・三・河 ) ー御事をは おはしけると ( 穂・幽・柏・園・横・ 池・肖・三・河 ) ーおはしけりと 石 6 はべなり ( 明・証・穂・幽・柏・園・ 横・池・肖・三・河・別 ) ー侍り 6 柱のもと ( 明・証・穂・幽・柏・△横・ 池・肖こ二・別 ) ーはしらの . もと 御気色 ( 明・証・穂・幽・柏・園・横・ 池・肖・三・河 ) ーけしき しぞ 囹 2 退きぬるそ ( 明・証・穂・幽・柏・園・ 横・池・肖・三 ) ーしそきぬるに 爲 3 御心の ( 明・証・穂・幽・柏・園・横・ 池・肖・三・河 ) ー心の 例ならず ( 明・証・穂・幽・柏・池・ 肖・三 ) ーれいならすと 7 さまには ( 明・証・穂・幽・柏・園・ 横・池・肖・三・河 ) ーさまに 、いばへとは ( 幽・柏・園・横・池・肖・ 三・河 ) ー心はヘなとは 5 出でて ( 穂・幽・柏・園・横・池・肖・ 三・河 ) ーいてゝは 芻 8 たのみしを ( 明・証・穂・幽・柏・園・ 圏 別 新 横・池・肖・三・河・別 ) ーたのめしを 1 いとど ( 明・証・穂・幽・柏・池 : 肖・ おばえぬべき ( 穂・柏・園・横・池・ 三・河 ) ーおほしぬへき 新 7 奉れ ( 明・証・穂・幽・柏・園・横・ 池・肖・三・河 ) ーたてまつり 9 聞くにも ( 穂・幽・柏・園・横・池・ 肖・三・河 ) ーきくにしも 新 7 したるにか ( 明・証・穂・幽・柏・園・ 横・池・肖・三・河 ) ーしたりけるにか おとなおとなしき ( 明・証・穂・幽・ 柏・園・横・池・肖・三・河 ) ーおとなしき 圏 1 見思ふらん ( 明・証・穂・幽・柏・池・ 肖・三 ) ーみ思はん 1 そひにたる ( 明・証・幽・柏・園・横・ 肖・三・河 ) ーそひたる 4 あやしかるべし ( △穂・幽・柏・園・ 横・池・△肖・△三・河 ) ーあしかるヘし 1 涙の ( 明・証・穂・幽・柏・園・横・ 池・肖・三・河 ) ーなミた ひとよ 5 一夜も ( 穂・幽・柏・園・横・池・肖・ 三 ) ーひとよ けちえん 7 掲焉 ( 明・証・穂・幽・柏・園・横・ 池・肖・三・河 ) ーけちえんに 9 昔の人 ( 穂・幽・柏・園・池・肖・三・ 河 ) ーむかし人

7. 完訳日本の古典 第22巻 源氏物語(九)

つかさ 4 衛府の人に ( 明・穂・幽・柏・池・肖・ 三 ) ーっかさの 暁に ( 証・穂・幽・柏・園・横・池・ 語肖・三・河 ) ーあか月 2 五日の夜は ( 明・証・穂・幽・柏・園・ 物 氏横・池・肖・三・河 ) ー五日のよ 源出 9 多かり ( 証・穂・幽・柏・池・肖・三 ) ー いとおほかり Ⅲ 1 思しわたりつるに ( 明・証・穂・幽・ 柏・池・肖・三 ) ーおほしたりつるに かた 来し方の ( 明・証・穂・幽・柏・園・ 横・池・肖・三・河・別 ) ーきしかた 1 よ 11 ゃうにぞ ( 明・穂・幽・柏・園・横・ 池・肖・三・河 ) ーやうに 貶御中に、はた、さるべき ( 明・証・ 穂・幽・柏・横・池・肖・三・河 ) ー御中には わたさるヘき 盟 6 思ひゐたまへり ( 証・穂・幽・柏・池・ 肖・三 ) ー思給へり 11 ワ 1 さぶらひて ( 明・証・幽・柏・横・池・ 肖・三・河 ) ーとふらひて 盟Ⅱゆかしかりければ ( 明・証・穂・幽・ 柏・園・横・池・肖・三 ) ーゆかしけれは 盟大将の君の ( 穂・幽・柏・園・横・池・ 肖・三・河 ) ー大将のきみ 6 夜さり ( 明・証・穂・幽・柏・横・池・ 肖・三 ) ーよふさり 114 12 いだしぐるま 鵬 9 出車ども十二 ( 幽・柏・池・肖・ lll) 、たし重・と 7 わに 鵬昭あてにしめやか ( 明・穂・幽・柏・園・ 横・池・肖・三・河 ) ーしめやか 4 心をば ( 穂・幽・柏・園・横・池・△肖・ 三 ) ー心を みずいじん 貶御随身ども ( 明・証・幽・柏・園・横・ 池・肖・三・河 ) ーみすいしんともゝ 閉Ⅱたまへりし ( 明・証・穂・幽・柏・園・ 横・池・肖・三・河・別 ) ー給へし 1 人々をば ( 明・証・穂・幽・柏・園・ 横・池・肖・三・別 ) ー人 / 、を かりぎめ 4 狩衣 ( 穂・幽・柏・池・肖・三 ) ーかり きぬすかた あづまぢ Ⅱ東国路を ( 明・証・穂・幽・柏・園・ 横・池・肖・三・河・別 ) ーあつまち あをにび 盟 9 青鈍 ( △明・穂・幽・柏・横・池・肖・ 三・河・別 ) ーあをいろ 盟栗などやうの ( 穂・幽・柏・園・横・ 池 : 肖・三・河 ) ーくりゃなとやうの さうじぐち 5 障子ロ ( 明・証・穂・幽・柏・園・横・ 池・肖・三・河・別 ) ーさうしのくち Ⅷ 6 参で来あひたる ( 明 : 証 : 穂・幽・ 柏・園・横・池・肖・三・別 ) ーまてあひた る たいめん Ⅷ 8 はじめて対面して ( △明・穂・幽・柏・ 池・肖・ = l)—たいめんして のどやかに ( 明・穂・幽・柏・横・池・ 肖・一一 l) ーのとやかにも 母君は ( 証・穂・幽・柏・園・横・池・ 三・河 ) ーはゝ君も 明・証・幽・柏・天・横・肖・ 東屋〔 大 ( 底本 ) ・楙・三・河・別 3 悩ままし ( △明・証・幽・柏・△天・横・ 肖・楙・河 ) ーなやまし 3 ありぬべきを ( △明・△幽・柏・横・肖・ 榊・三・河 ) ーありぬへきょを あづま 東国の方 ( 明・証・幽・柏・横・肖・ 楙・三・河 ) ーあつま方 3 ひきける ( 明・証・幽・柏・天・横・ 肖・楙・三・河・別 ) ーひける 題 4 若人ども集ひ ( 明・証・幽・柏・天・ 横・肖・△楙・三・河 ) ーわか人とも 心定まりて ( 明・証・幽・柏・天・横・ 肖・楙・三・別 ) ー心さたまりても ”ー 00 11 1 上 あてなり ( 証・幽・柏・天・横・肖・ 楙・三・河 ) ーあてなりや 1 思ひまうけて ( 明・証・△幽・柏・横・ 肖・楙・三 ) ー田士っ / 、 3 思ひたちて ( 証・△幽・柏・天・横・ 肖・楙・三・河・別 ) ー思たち 烱 7 そこはかとなき ( 明・証・幽・柏・横・ 肖・三 ) ーそこはかとない 137 12 1 11 11 131 1

8. 完訳日本の古典 第22巻 源氏物語(九)

たはぶ 一二条院での少将は見栄えしな ど言ひ戯れて、うちとけたるは、、 しと見しゃうににほひなく人わろげにも見え 四 いぶざまな存在だったが、ここで こと ひやうぶ ぬを、かの宮なりしは異少将なりけりと思ふをりしも、言ふことよ。少将「兵部はそれなりの品位を備えて見える。 ニ二条院にいたのは別の少将だ ロきゃうのみやはぎ たね ったのだと。二条院での少将のぶ 物卿宮の萩のなほことにおもしろくもあるかな。いかでさる種ありけん。同じ ざまさが強調的に顧みられる。 えん 源 枝ざしなどのいと艶なるこそ。一日参りて、出でたまふほどなりしかば、え折三そう思った折も折、こゑ = 。う ではないか。少将の発言への侮蔑。 らずなりにき。ことだに惜しきと宮のうち誦じたまへりしを、若き人たちに見四以下、二条院の匂宮の御前に 伺候した折の体験を語る。 せたらましかば」とて、我も歌詠みゐたり。中将の君「いでや、心ばせのほどを五同じ萩ながら枝ぶりなどが。 六「移ろはむことだに惜しき秋 九 思へば、人ともおばえず、出で消えはいとこよなかりけるに。何ごと言ひゐた萩を折れぬばかりも置ける露か な」 ( 拾遺・秋伊勢 ) 。 セ少将の心柄の卑小さ。結婚相 るそ」とつぶやかるれど、 いと心地なげなるさまは、さすがにしたらねば、し 手を乗り換えるような心根をいう。 ^ 人前で見栄えのしない意。 かが言ふと、試みに、 九何を一人前に歌など詠んでい るのか。これも少将への侮蔑。 中将の君しめ結ひし小萩がうへもまよはぬにいかなる露にうつる下葉ぞ 一 0 どんな返歌が詠めるかと試す。 = 領有の証に注連縄を引き渡し とあるに、いとほしくおばえて、 た意に、婚約した意を言いこめる。 みやぎの 「小萩」は浮舟。「露」は常陸介の実 少将「宮城野の小萩がもとと知らませば露も心をわかずそあらまし の娘。「小萩がうへ」「下葉」が照 応。「まよふ」は乱れる意。少将の いかでみづから聞こえさせあきらめむ」と言ひたり。 賞賛する二条院の萩の縁で、「う つる下葉」に少将の寝返りを寓す。 ^ ぎ ひとひ ず したば あかし

9. 完訳日本の古典 第22巻 源氏物語(九)

源氏物語 96 ひとがた 慰めん方なきよりはと思ひょりはべる。人形の願ひばかりには、などかは山里一大君の像を作ろうとの発願 ニ大君そっくりの人を、山里の の本尊にも思ひはべらざらん。なほ、たしかにのたまはせよ」と、うちつけに本尊にと思ってよいではないか。 三父宮は浮舟を娘として認知し なかった意。中の君はこの事実を、 責めきこえたまふ。中の君「いさや、いにしへの御ゆるしもなかりしことを、か 浮舟から聞いたことになる。 へぐゑたくみ くまで漏らしきこゆるも、 四父宮の意思に反して言う気持。 いとロ軽けれど、変化のエ匠求めたまふいとほしさ 五薫の「花降らせたるエ匠」 ( 九 にこそ、かくも」とて、中の君「いと遠き所に年ごろ経にけるを、母なる人の愁三ハ , 末 ) を受けて、あなたがそれ ほど切望するのだから、の気持。 はしきことに思ひて、あながちに尋ねよりしを、はしたなくもえ答へではべり六遠国で生い育ったのを。その 母は受領の妻になっているらしい 九 しにものしたりしなり。ほのかなりしかは こや、何ごとも思ひしほどよりは見セ強引につてを求めて来たので。 〈几帳を隔てての対面か。 苦しからずなん見えし。これをいかさまにもてなさむと嘆くめりしに、にな〈劣り腹の境遇の低さからは想 像もできないほど、の気持。 らんは、、 しとこよなきことにこそはあらめ、さまではいかでかはなど聞こえ一 0 母はこの娘の扱いに苦慮して いたようだが。結婚問題をさす。 たまふ。 = 薫の「山里の本尊」を受けた言 い方。薫の思われ人になるのは先 さりげなくて、かく , つるさき心をいかで = = ロひ放つわ、ざもがなと思ひたまへる方として願ってもない幸いだろう が、それに値するほどでもない意。 と見るはつらけれど、さすがにあはれなり。あるまじきこととは深く思ひたま三中の君が何気なく。以下、異 母眛の存在を告げられた薫の、中 けーしトつ へるものから、顕証に、はしたなきさまにはえもてなしたまはぬも、見知りたの君への関心をそらされた気持。 一三中の君の好意に心惹かれる。 まへるにこそはと思ふ心ときめきに、夜もいたく更けゆくを、内には人目いと一四中の君が自分 ( 薫 ) の懸想を。 ほんぞん 六 かる ふ へ 四

10. 完訳日本の古典 第22巻 源氏物語(九)

し、いおきては、なほ、、 一薫が若君を見たがる。 しと重々しく思ひ出でられたまふ。 ニ以下、中の君の心中。 せち 若君を切にゆかしがりきこえたまへば、恥づかしけれど、何かは、隔て顔に三薫に疎々しくは接すまい 語 四迷惑な懸想、それによって恨 四 し。し力でこのまれる以外には。 物もあらむ、わりなきことひとつにつけて、恨みらるるより外こま、 氏 五後見役としての薫の誠実さに たが めのと は、背くべきでないとする。 源人の御心に違はじと思へば、みづからはともかくも答へきこえたまはで、乳母 六語り手の評言。匂宮と中の君 六 の子だから当然かわいい 、の気持。 してさし出でさせたまへり。さらなることなれば、憎げならんやは、ゆゅしき セ薫の現世執着の情。以下、最 まで白くうつくしくて、たかやかに物語し、うち笑ひなどしたまふ顔を見るに、終行まで語り手の、薫への評言。 〈亡くなられた大君。 わがものにて見まほしくうらやましきも、世の思ひ離れがたくなりぬるにゃあ九結婚したばかりの女二の宮。 その間の子の誕生を望まない。 らむ。されど、言ふかひなくなりたまひにし人の、世の常のありさまにて、か一 0 あまりに始末におえぬ心。 = 前述から反転。薫を女々しく ゃうならむ人をもとどめおきたまへらましかばとのみおばえて、このごろ面だ片意地な者と評するのは気の毒。 あかし 一ニ以下、帝の厚遇を証として、 たしげなる御あたりに、、 しっしかなどは思ひょられぬこそ、あまりすべなき君薫のすぐれた性格を推し量る。 一三行政面での薫の思慮、才覚。 一一めめ の御心なめれ。かく女々しくねぢけて、まねびなすこそいとほしけれ、しかわ一四中の君が薫に、幼児を。 一五薫の、中の君への感動。 ろびかたはならん人を、帝のとりわき切に近づけて、睦びたまふべきにもあら一六女二の宮のもとに赴かねばな らぬから。義務感の先立っ結婚。 じものを、まことしき方ざまの御心おきてなどこそは、めやすくものしたまひ宅薫生来の芳香。薫賛美の言葉。 天「折りつれば袖こそにほへ梅 けめとそ推しはかるべき。 の花ありとやここに鶯の鳴く」 ( 古 お みかど せち むつ おも