ギフチョウとヒメギフチョウ 私がギフチョウを初めて採集したのは、今から 50 年も前 こばとけ の昭和 7 年 ( 1932 ) て、あった。高尾山近くの小仏峠て、採集 したのて、あるが、当時まだ小学生て、採集を始めたばかりの 私には、それがギフチョウて、あることは、家に帰って図鑑 を見るまて、は判らなかったのて、ある。その後、ギフチョウ は石老山て、も採集され、次いて、神奈川県厚木市に近い白 山・小倉山などに多産することが判り、多摩丘陵の一部に もいることが判明した。しかし、これらのよ或が東京から 近いことが災いして、昭和 30 年 ( 1955 ) 前後に多数の蝶マニ アが採集に押しかけて、今て、はまったくその姿を見ること がて、きなくなったのは残念て、ある。 親のチョウを採集するだけならばともかく、僅かの或 に群生している食草を根こそぎ持ち去ってしまったのて、、 チョウは完全にその生存を絶たれてしまったのて、ある。食 かえ 草を自宅に持ち帰って栽培し、卵から孵った幼虫を飼育し てチョウまて、の過程を観察することは、それなりの意味を 持っているが、多くのマニアは、飼育といっても、日々の 変化を記録するわけて、もないし、観察結果を発表するわけ て、もなく、ただ新鮮な標本を得たいという目的のために 飼っただけて、、学問的には意味のないことて、あった。その 結果、現在て、は関東地方て、ギフチョウを見ることは極めて 困難なことになってしまった。 ヒメギフチョウを最初に網に入れたのは昭和 13 年 ( 1938 ) の 5 月 1 日て、あった。このチョウが長野県下に多い たかお せきろう ことは聞いていたが、長野県のどこにいるのかについての 情報も乏しく、教えてくれる人もなかった。権威のある図 鑑に上田の太郎山に多産すると書いてあったのを頼りに わざわざ夜行列車て上田に採集にて、かけたのて、あった。当 日は・青の日曜日て、あったが、私のほかには誰も採集者は いなかった。太郎山には確かにヒメギフチョウがたくさん びようぶ 飛んて、いた。雪を戴いて屏風のように連なる北アルプスの 眺めと、優雅に舞う美しいヒメギフチョウの姿に満足して、 採集の一日を心ゆくまて、楽しんだのて、あった。 それから三十数年を経た昭和 51 年 ( 1976 ) 春、私は急にヒ メギフチョウの新しい標本が少し必要になった。その頃に はチョウに関する情報量は膨大て、、ヒメギフチョウカ蔀寉実 に採集て、きる多産地もあちこち知られていたが、私は思案 の末、やはり上田の太郎山に行くことにした。太郎山は環 境が変わってしまって、もうヒメギフチョウはいないとい う話も聞いていたが、やはり少年時代の夢にもう一度浸り たかったのて、ある。 その日の太郎山も前回と同じように快晴て、、眺めもすば らしかった。しかしヒメギフチョウは姿を見せなかった。 正午近くになって、もう諦めて下山しようと思ったとき目 の前にひらひらとヒメギフチョウが現れ、すぐ近くのポケ の花にとまって蜜を吸い始めた。やはり生き残っていたの だ。私はとても採集するにしのびず、今後も元気て、子孫を 残してくれと、ひそかに呼びかけた。 ( 存田俊郎 ) はやすい 貴重な或て、ある。すなわち黒潮洗う紀 伊半島沿岸のアコウ・ヘゴなどが生える 亜性オ衣暖帯性の照葉植材木からつづ くシイ・カシ類林が海抜約 800 メートル まて上り、そこからブナ・ミズナラを主 とした温帯性の落葉広葉樹林が海抜約 1500 メートルまて、生育し、この上下帯の 隙間にモミ・ツガを主とした針葉植材木が て、き、温生林の上はコメッガ・トウヒ を主とした亜寒性の針葉植材木カ可頁上ま て、つづいている。また、赤石山脈、紀伊 半島以西の表日本は地質的にも上知勺一 様て、、島としての海上にて、ていた期間も しせん 古くかっ長く、遠く中国の四川、西康と 関連がある種て、、熊襲 ( 九リ、ト l) 、速水の瀬 きのくに 戸 ( 四国 ) 、紀国 ( 紀伊半島 ) の一字ずっ そはやき をとって組み合わせた襲速紀系種といわ れるコウヤマキ・ヤハズアジサイなどが みられる。日本特産のトガサワラ・トウ ヒ・ウラジロ毛ミなど、また、まれに生 えるケイビラン、生き残り植物といわれ るクサヤッデ・クサノオウバノギクなど、 日本列島の主な植物分布型を網羅してい こういう観点から日本列島の一大自 る。 名直物園といわれ、学術ー E 、また、自然 景観上貴重な或て、ある。なお昭和 56 ~ 57 年 ( 1981 ~ 82 ) に登山道が整備改良さ れている。 ( 南川幸 ) 天然保護区域・ 141
レ物 くろいわやま 黒岩山 ( 長野 ) 0 黒岩山の遠望長野県と新潟県の県境に 連なる関田山系の中央に位置している。 ノ〃 新潟県 岩山 石月 呼丸峠 ・富山 富山県 群馬県 黒岩山は長野県と新冩県の県境 せきた に連なる関田山系の中央に位置し ている。日本特産種であるギフ チョウとヒメギフチョウは、分布 境線がはっきりとして、一般にす み分けているが、黒岩山は数少な い混生地として知られる。 天然イ隻区域としての指定理由 は、それら蝶を採集マニアの乱獲 から保護しようというねらいが大 きい。また、頂上近くにはモリア オガ工ルも生息し、ミズバショウ やユキッパキが見られる。 桂池 黒岩山 939 △ 信濃平スキ場 顔戸 飯山市 中曽根 ①春の山腹ギフチョウやヒメギフチョウ さなぎ は、夏、秋、冬の長い期間を蛹て過ごし、樹 木カを吹き始める春先、姿をあらわす。飛 び立っては、サクラやカタクリなどの花を訪 れる。 中条 lkm ゴ一
特別記事目録 オオサンショウウオの 誕生と成長・・・ ゴイシッノヾメシジミの生態・・ 飜釜な連接時の行動 大雪山讃歌・・・ 十和田湖および 奧入瀬渓流の魅力・・・ 月山の動物・・ 尾瀬にみられる貴重植物・・ 上高地の蝶 ギフチョウとヒメギフチョウ・・ 男女群島の古い石垣・・ 仲間川川口のマヤプシキ・・・ っこ 5 5 8 ・ヨ 59 装幀・レイアウト■ S Ⅸ
0 ギフチョウサクラの開花とほぼ同時に出 現する日本特産のアゲハチョウて、「春の女神」 とよばれる。午前中はサクラやスミレなどを 訪れ吸蜜する姿を見かける。 ①びギフチョウの羽化 幼虫はウスパサイシンを食べ、 6 月ご ようか ろ蛹化し、そのまま越冬する。成虫は翌 年 4 ~ 6 月に出現し、出現期間は約 2 週 間。大体その地方のソメイヨシノの開花 さなぎ と一致する。写真上は越冬中の蛹、写真 中は羽化、写真下は羽化して 10 分彳 0 カタクリの花を訪れるヒメギフチョウ 天然保護区域・ 137
くろいわやま 黒岩山 指昭和 46 年 7 月 5 日 所長野県飯山市寿 せきた という桂池があり、近くには湿原も見ら だせる。峠には、溶岩て、せき止められた 立っているのて遠くからて、もすぐに見出 わり、テレビ局の中継アンテナが何本も 下になだれ防止のコンクリート壁が横た まくようにそそり立っ黒岩山は、項上直 旧道て結ばれている。山麓の集落をとり の中央に位置し、平メび雫て、イ言州と轡変が ひらまる なる標高 1000 メートル前後の関田山系 黒岩山は、長野県と新潟県の県境に連 ら保護しようというねらいが大きい いるが、目にあまる採集マニアの舌リ隻か 然保護区として天然記念物に指定されて て知られている。このうち、黒岩山は天 黒岩山の一部がそのわずかな混生地とし 中流域と長野県内の白馬山麓、斑尾山、 まだらお 学術ーヒ注目されている。山形県の最一日日 るが、この付近て、は、混生地が発見され 線はリュードルフィア = ラインといわれ は一ヨ殳にすみ分けていて、その分布境界 なヒメギフチョウが生息している。両者 本の暖地に分布し、北日本にはやや小形 チョウ科 ) は、四国・九州を除く西南日 日本特産種て、あるギフチョウ ( アケン、 れる。 こには、モリアオガェルが生息 し、ミズンヾショウや日本 ~ 則の多雪地に 特有なユキッパキも多い。かってはブナ 林て、おおわれていたものて、あろうが、今 て、は山項まて、スギやカラマツが植林さ れ、まきや炭用の一冫知木が広がっている。 中腹には、丘スキー場が開発され、民 宿も整ったのて、、自然を求める人々が一 年中訪れるようになってきた。 春のおそい雪国の人達に、あたたかな 季節の到来を告げてくれるのがこのギフ チョウやヒメギフチョウて、ある。山麓に ソメイヨシノの花が開くころ、山腹の雪 どけと共に咲き出す力タクリの花にとび かうギフチョウ達は、「春の女神」や「舞 女とも呼ばれているが、地兀の人々に 140 ・天然保護区域 はどう受けとめられているのだろうか。 年々開発が進むなかて、、懸命になって増 殖を試み、保護を呼びかけている高校生 グループの活躍が期待される。 ( 和田清 ) この峡谷は三重・奈良両県にまたがる ひので 大台ヶ原山の最高峰日出ヶ岳 ( 1695 メー トル ) の北東斜面を V 字型に深くきざん て、流れ下る宮川の源流部て、ある。大杉谷 は延々約 10 キロメートルにわたり、上流 から、水量が多く滝壺が径十数メートル もある堂創竜、 3 段以止に分かれ落差約 かくれ 70 メートルの与八郎滝、奇観を呈する隠 滝、明るい感じて裾が大きく広がる光滝、 数段に分かれそれぞれ滝壺があったこと より名付けられ、現在は上下 2 段に分か れ最も壮観な七ツ釜滝、谷底から約 180 メートルもある絶壁て、、対岸から眺める と屏風を折りまげたように方向の異なっ ぐら た二面岩の平等嵓、ニコニコ滝、河川浸 食て切り立った岩壁に挟まれ濃紺の深い 淵がある最高の景勝地シシ淵、谷底から 約 110 メートル、幅約 250 メートルのほぼ せんびろ 垂直な岩壁の大日嵓、千尋滝など本支流 合わせれば数百もの滝がある。 これらの滝をかこむ 100 メートルを越 える岩壁と、いまだ斧を入れたことのな い原生林とカ繖りなす景観は峡谷美の極 致とすらいえるすばらしいものて、ある。 ご、咼さ約 150 メートルに及ぶものを はじめ、 20 箇所近い吊り橋のかかるこの 峡谷はスリノⅵ岡点の秘境と呼ぶにふさわ しい。それに加えてまれな多雨地帯て、あ り、第三紀地質年代以来ずっと陸地て、あ り、かって伊勢神宮の御造営用材を供給 そまやま する笹財山山として、その後御料林として、 さらに昭和 11 年 ( 1936 ) には吉野熊野国 立公園の特別或として厳重に保護され たため、自然環境にきちんと対応した垂 直的森オ直物帯が原生林のまま残された おおすぎだに 大杉谷 指昭和 47 年に月ロ日 所三重県多気郡宮川村 ふち
天然保護区域 73 ・大雪山旭岳 / 森田敏隆 74 ・御鉢平 / 志賀芳彦 旭岳紅葉 / 豊高隆三 75 ・比布岳からの大雪山の山々 / 村本輝夫 76 ・五色ヶ原 / 高寺志郎 78 ・十勝岳 / 豊高隆三 沼ノ平紅葉 / 午葉克介 79 ・沼ノ平池塘群 / 前田真三 80 ・大雪山の動物 キタキツネ / 久保敬親 ( 上・ ) キタキツネ / 右高英臣 ( お 81 ・エゾユキウサギ / 工ゾオコジョ / 工ゾナキ 海野和男 ダイセッタカネヒカゲ / オオイチモンジ / アサヒヒョウモン / 青山潤二 ウスパキチョウ / 水越武 ギンサンマシコ / 志賀芳彦 ヒオドシ / 久保敬親 工ゾライチョウ / ホシガラス / ノゴマ / コ アカケラ / キセキレイ / 右高英臣 ヤマカケス / ヤマケラ / トラフズク / 工ゾ コウライキジ / シロノ、ラゴジュウカラ / ミ 82 ・大雪山の鳥・蝶 工ゾモモンガ / 右高英臣 / 志賀芳彦 工ゾシカ グマ / 久保敬親 ウサギ / 工ゾシマリス / 工ゾリス / 工ゾヒ チシマキンレイカ / ホソバウルップソウ / シマゲンケ / キバナシオガマ / 久保敬親 工ゾヒメクワガタ / チシマクモマグサ / チ ラ / チシマッガサクラ / リシリリンドウ / イリンドウ / チシマギキョウ / 工ゾコサク 工ゾオヤマノエンドウ / 工ゾツッジ / クモ 84 ・神の庭大雪山の植物 木原浩 88 ・釧路湿原 / 前田真三 キタサンショウウォ / 志賀芳彦 タンチョウの親子 / 伊東利明 釧路湿原空撮 / 伊東利明 90 ・標津湿原空撮 / 佐藤秀男 カラフトタカネキマダラセセリ ヒメヒカケ / 海野和男 標津湿原の内部 / 新庄久志 92 ・松前小島 / 近江澄大 シロオビ 93 ・雪の沙流川源流原始林 / 水越武 沙流川の源流地域 / 関口哲也 94 ・秋の十和田湖 / 山本和雄 オオヤマザクラ / ミヤマスミレ / 千葉克介 95 ・冬の十和田湖 / 山本和雄 96 ・白布ノ滝 / 西岡日出美 三乱れの流れ / 千葉克介 キセキレイ / 伊藤信男 ヤマセご / 小沢好雄 キビタキ / 加々美光男 97 ・阿修羅の流れ / 千葉克介 冬の奥入瀬渓流 / 森田敏隆 燗・月山の雪田 / 吉田範雄 バラモミ沢 / 太田威 102 ・弥陀ヶ原池塘 / 樋口徹 103 ・コパイケイソウ / 中村秀雄 弥陀ヶ原 / 吉田範雄 ・月山の植物 イワカガミ / コ′くイケイソウ / オタカラコ ウの群落 / 柏倉信亠 タチギボウシ / チングルマ / 工ゾオヤマリ ンドウ / 太田威 ヒナウスユキソウ / 中村秀雄 結城嘉美 108 ・尾瀬空撮 / 大森弘一郎 ニッコウキスゲ / 森田敏隆 ・ワタスゲ / 大橋治二 リュウキンカ / 白籏史郎 110 ・ミズバショウ / ヒッジグサ / 白籏史郎 111 ・ミズバショウ / 木原治 スギナモ / 白籏史郎 ヤマドリゼンマイ / 宮嶋康彦 112 ・尾瀬の植物 ジョウシュウアズマギク / ヒメシャクナ ケ / オゼヌマアサミ / オゼソウ / 木原浩 ショウジョウ′くカマ / ホソ / くヒナウスユキ ソウ / ミッガシワ / オゼコウホネ / ギンリ ョウソウ / 宮嶋康彦 ャチコタヌキモ / ムシトリスミレ / ナガバ ノモウセンゴケ / シラネアオイ / ヒオウギ アヤメ / アサヒラン / ホロムイソウ / クロ パナロウケ / ヤナギトラノオ / 清水清 Ⅱ 6 ・鳥島 / 長谷川博 アホウドリ / 花輪伸一 アホウドリの生息環境 / 中央火口丘 / イソ ギクの花 / クロアシアホウドリ / 長谷川博 Ⅱ 8 ・南硫黄島 / 奥富清 Ⅱ 9 ・上野楢原のシオジ林 / 井上喜代司 122 ・黒部峡谷十字峡 / 糸賀正一 ミヤマシオガマ / トウヤクリンドウ / 123 ・白竜峡 / 剣大滝 / 半月沢 / 白竜峡残雪 / 水越武 田代池 / 梓川 / 大正池 / 森田敏隆 127 ・ウラシマツッジ / ヤマサクラ / 斎藤嘉明 126 ・上高地涸沢 / 近江澄大 イワヒバリ / 土居富紀夫 ルリビタキ / 鈴木茂也 メポソムシクイ / 伊藤信男 カヤクグリ / 野鳥の会 猿飛 / 岩田恒雄 125 ・剣岳 / 水越武 S 字峡 / 水越武 貶 4 ・奥鐘山の大断崖 / 服部政信 128 ・上高地の動物 明神池 / 今野岳志 コガラ / 鈴木茂也 カモシカ / アナグマ / 水越武 センダイムシクイ / 加々美光男 ホシガラス / 園部浩一郎 カワガラス / 野鳥の会 ミソササイ / 斎藤嘉明 ゴジュウカラ / 前田栄 ・上高地の植物 タケシマラン / ケショウヤナギ / カラマ ツ / ナナカマド / サンカョウ / カラマツの 花 / ヤマオダマキ / クロュリ / ショウジョ ウバカマ / ゴゼンタチバナ / 斎藤嘉明 ズミ / 木原浩 1 ・上高地の蝶 ミヤマモンキチョウ / ャリガタケシジミ / オオイチモンジ / キべリタテハ / クモマべ ニヒカケ / クモマツマキチョウの羽イヒ / 栗田貞多男 アサギマダラ / タカネヒカケ / 羽化したミ ヤマモンキチョウ / タカネキマダラセセ リ / クモマツマキチョウ / ヒメシジミ / 斎藤嘉明 ・黒岩山遠望 / 宮本辰雄 春の山腹 / 斎藤嘉明 137 ・ギフチョウ / 栗田貞多男 ヒメギフチョウ / 栗田貞多男 ヒメギフチョウの羽化 3 点 / 宮本辰雄 1 ・大杉谷光滝 / 尾白明夫 大杉谷の原生林 / 服部政信 ・七ツ釜滝 / 服部政信 142 ・男女群島 / 伊藤秀三 阿値賀島 / 伊藤秀三 143 ・双石山 / 熊田達夫 ヤマネ / 青木保 ミカドアケハ / 栗田貞多男 146 ・稲尾岳 / 熊副穣 147 ・神屋 / 越間誠 湯湾岳 / 越間誠 トケネズミ / 越間誠 アマミノクロウサギ / 大高成元 ケナガネズミ / 浅尾省吾 148 ・与那覇岳 / 青木保 オキナワノコギリクワガタ / 海野和男 149 ・アカギカメムシ / 海野和男 ナナホシキンカメムシ / 栗田貞多男 オキナワサナ工 / 東清二 オキナワトゲネズミ / 岩合徳光 シリケンイモリ / 海野和男 ャンバルクイナ / 小野紀之 ノグチケラ / 与那城義春 151 ・星立御嶽ヤ工ヤマヤシ自生地 / 平井順光 浦内川マングロープ林空撮 / 宮城和雄 キノボリトカケ / 栗田貞多男 ・ 167