秋田駒ヶ岳高山植物帯 ( 秋田 ) 那須火山帯に属する秋田駒ヶ岳 は、秋田と岩手の県境にある複式 めだけ の休火山。火口内に女岳の中央火 おだけおなめ ロ丘があり、外輪山に男岳、女目 だけ 岳 ( 1637 メートルて最高峰 ) など がある。典型的な火山性の高山植 物群落を形成し、とくに山項付近 は、コマクサの群生地として知ら れている。 コマクサは 7 月から 8 月にかけて、溶岩が 砕けて小石状になった大斜面にいっせいに花 を開く。繊細な葉、細い茎、独特の花形など から「高山植物の女王」とよばれるが、他の 花と混生することを好まない性質もまた女王 然としている。高さ 5 ~ 10 センチ。 ①なだらかな稜線を描く秋田駒ヶ岳の外輪 山の山々。 う ? トよトぐ
秋田駒の植物を訪ねて 東北の山は北アルプスや南アルプスに比べると低い。し かし、項上に立つまて、のアプローチは長く、それだけ山が 興架いことを意味している。秋田駒ヶ岳は女性的な優美な 泉を見せる山だが、複雑な火山地形、湖沼や ~ 尠美、 岩場などもあわせもつ、変化に富んだ山て、ある。 登山口はいろいろあるが、最も簡便なのは 8 合目にある 駒ヶ岳山荘まてンヾスを利用する高原口コースて、ある。 から項上まて、は、ゆっくり登っても 1 時間て着く。最高峰 おなめ の女目岳の山腹を巻くように行くと、やがて道は平坦にな りお花畑が展開する。 6 ~ 7 月にはヒナザクラやヒナウス あ ユキソウの群落が美しい所て、ある。静かに水をたたえた阿 弥陀池から、女目岳項上まて、は一息だ。山項に立っと眼下 に田沢湖が光る。 1000 メートルをこす標高差て、見下ろす田 秋田駒て、高山植物を観察しようと思う人には、国見温泉 口から横岳を経由するコースを勧めたい。ダケカンパ・ミ ヤマハンノキなどの材木帯を 2 時間ほどて抜けると、タ粹侖 山の一端につく。このあたりから高山性の小灌木となり、 べニバナイチゴ・ハクサンシャクナゲ・ウラジロヨウラク などが見られ、ミヤマハンショウズルも濃紫色の花をから だいしようさ みつかせている。大焼砂に着くとコマクサの大群落が圧巻 て、ある。横岳の南西斜面に広がった火山礫帯の、黒褐色の 地肌と対比して、息をのむ美しさて、ある。周辺に目を移す と、ミヤマダイコンソウ・ウルップソウ・イワプクロなど も風にゆれている。横岳から阿弥陀池にかけては、チング ルマ・イワイチョウなどが楽しめる。 秋田駒の山々を巡りながら、豊富な高山植物との出会い を楽しんて、いると、この生育地が海抜わずか 1600 メートル 沢湖は、円形の鏡のようて、、 て、ある。 あきたこまたけ 秋田駒ヶ岳高山植物帯 指大正年 2 月 24 日 所秋田県仙北郡田沢湖町生保内 闇田沢湖町 こからの眺望もまたネ軒勺 前後にすぎないことに、あらためて驚く。 ( 安藤博 ) 秋田駒ヶ岳 ( 1637 メートル ) は成層火 山て凍北地方としてはかなり広く高山植 生が分布している。大焼砂にはコマク サ・タカネスミレ・イワプクロなどから なる高山荒原植牛刎羊落がみられ、秋田駒 ヶ岳の高日」植牛刎羊落を特徴づけている。 また高山風衝草原、風彳蝋氏木群落、岩隙 植牛刎羊落、雪田草原などがそれぞれの立 地に対応し成立している。 おもな草本類、矮小低木類は次の通り て、ある。タカネヒカゲノカズラ・コミヤ マヌカボ・ミヤマスカボ・タカネノガリ ャス・コメススキ・コタヌキラン・イト キンスゲ・イワスゲ・ミネハリイ・タカ ネクロスゲ・チシマゼキショウ・イワショ ふうしよう ウブ・ヒメイワショウブ・ハクサンチド リ・オノエラン・オヤマソノヾ・コミヤマ ハンショウヅル・ミヤマキンボウゲ・イ ワテハタザオ・ホソノヾイワべンケイ ヤマダイコンソウ・チングルマ・ミヤマ キンバイ・コガネイチゴ・シロバナトウ ウチソウ・マルノヾシモッケ・ガンコウラ ン・イワオトキリ・キバナノコマノッメ・ ウスノヾスミレ・タカネスミレ・シラ不 ンジン・イワウメ・ヒメイワカガミ・コ バノイチャクソウ・コメバッガザクラ・ イワヒゲ・シラタマノキ・イソッツジ・ ミネズオウ・アオノッガサクラ・ナガバ ツガザ、クラ・エゾツッジ・コメッツシ・ コケモモ・ヒナザクラ・ツマトリソウ・ ミヤマリンドウ・ハナイカリ・タテヤマ ウッポ、グサ・ヨッパシオガマ・エゾシオ ガマ・イワプクロ・ムシトリスミレ・ハ クサンオオバコ・ウサギギク・ハリオニ アザミ・ウゴアザミ・ミヤマコウゾリナ・ タカネニガナ・ミヤマウスユキソウ・ウ スユキソウ・ミヤマキタアザミ・ヤハズ るが、踏みつけ、盗採等による植生の破 監視員によるパトロールは行われてい ある。 リスミレ・ミヤマウスユキソウは稀少て、 ミレ・エゾツッジ・イワプクロ・ムシト ワスゲ・ホソノヾイワべンケイ・タカネス にとくに豊富て、はないが、コマクサ・イ 東北地方の諸高山とくらべ、フロラ的 トウヒレンなど。 壊、攪乱が進んて、いる。 ( 月陸夫 ) 高山や岩石地の植物群落・ 29
0 食虫植物のムシトリスミレは秋田駒ても 0 丸い 5 弁の花を開いたチングルマ。花のあ 見られる。沼の食虫植物タヌキモの仲乢 と、実から出る長い毛も美しい。 ちごぐるま 秋田駒ヶ岳の花 チングルマの大群落。名前は「稚児車」か ら変化したものて、実の様子からついた。 ゞ・ , - 当霍を第第ィをを - し挙ト 0 東北地方から北、アラスカやシベリアまて、 寒地に広がる工ゾツッジ。 O 秋田駒をはじめ東北の高山に分布するミ ヤマウスユキソウ ( ヒナウスユキソウ ) 。 きはん 高山のやや湿った草地を好むウサギギク。 花の基部に W 字の黄斑があるオノエラン。 おねすじ 残雪のまわりに多い 日本特産の野生のランて、尾根筋て見かける。
写真撮影・提供 高山や岩石地の植物群落 13 ・白馬連山高山植物帯 / 森田敏隆 14 ・アポイ岳高山植物群落 アポイ岳から吉田山 / 高寺志郎 キパナカワラマッノ、 / イプキジャコウソ ウ / 高寺志郎 ヒダカソウ / ヒダカイワサクラ / アポイア ズマギク / アポイキンパイ / 木原浩 アポイハハコ / 白籏史郎 16 ・後方羊蹄山の高山植物帯 後方羊蹄山 / 野呂希一 工ゾノッガサクラ / サマニョモギ キンバイ / チシマフウロ / 市原信男 岩手山高山植物帯 / 川村貞一 縫道石山・縫道石の特殊植物群落 / 古木誠 20 ・早池峰山高山植物帯 雲海上の早池峰山 / 尾白明夫 ハヤチネウスユキソウ / 高寺志郎 22 ・早池峰山の花 イワウメの群落 / 尾白明夫 木原浩 23 ・ナンプイヌナズナ / ヒメコサクラ / ミヤマ ナンプトラノオ / ミヤマアズマギク / ミヤ マオダマキ / 吉田範雄 ョッパシオガマ / チングルマ / 北條光陽 25 ・秋田駒ヶ岳高山植物帯 コマクサ群生地 / 千葉克介 秋田駒ヶ岳の外輪山 / 高寺志郎 26 ・秋田駒ヶ岳の花 ムシトリスミレ / チングルマ / ミヤマウス ユキソウ / 工ゾツッジ / オノエラン / ウサ ギギク / 千葉克介 27 ・チングルマの大群落 / 千葉克介 28 ・コ / くイケイの群落 / 工ゾイソッツジ / ヒナ サクラ / 木原浩 30 ・白馬連山高山植物帯 シナノキンバイの大群落 / 水越武 32 ・ハクサンイチケの群落 / ハクサンコザク ラ / 木原浩 カキッパタの群落 / 白籏史郎 33 ・ミヤマキンボウケ / 山本和雄 クルマュリとオンタテ / 白籏史郎 34 ・白馬連山の花 コマクサ / イワべンケイ / タカネスミレ / チングルマ / ウルップソウ / ミヤマダイコ ンソウ / 木原浩 チシマギキョウ / アカモノ / ハクサンコサ クラ / 服部政信 キヌガサソウ / トウヤクリンドウ / 栗田貞多男 シロウマオウギ / 木原浩 38 ・長走風穴高山植物群落 / 千葉克介 コケモモ / 千葉克介 武甲山石灰岩地特殊植物群落 / 森田敏降 チチプイワサクラ / 伊藤良郎 長幕崖壁および崖錐の特殊植物群落 / 平井順光 39 ・長走風穴オオタカネパラ / 千葉克介 長走風穴ゴゼンタチパナ / 千葉克介 長幕 / 平井順光 中山風穴地特殊植物群落 / 吉田範雄 石巻山石灰岩地植物群落 / 小原直久囲 / 服部政信囿 沼・湿地の植物群落 42 ・女満別湿生植物群落 / 志賀芳彦 43 ・芝谷地湿原植物群落 / 千葉克介 トキソウ / 千葉克介 赤井谷地沼野植物群落 / 吉田範雄 ミズゴケ / 吉田範雄 44 ・霧多布泥炭形成植物群落 ワタスケ群落 / 渡辺直昭 46 ・霧多布泥炭形成植物群落 / 村本輝夫 / ヒオウギアヤメ / 藤田麻生 50 ・三宝寺池沼沢植物群落 / 岩田恒雄 箱根仙石原湿原植物群落 / 近江澄大 アケポノソウ / キセルアサミ / アキノキリ ンソウ / 近江澄大 チダケサシ / 木原浩 51 ・雄国沼湿原植物群落 / 佐竹宏 52 ・雄国沼のニッコウキスケ群落 / 吉田範雄 54 ・駒止湿原 ヤマドリゼンマイの大群落 / 吉田範雄 55 ・ワタスケ / 秋元満正 タテヤマリンドウ / 木原浩 ミズバショウ / 深沢達治 58 ・霧ケ峰湿原植物群落 八島湿原のニッコウキスケ群落 / 高寺志郎 59 ・初冬の八島湿原 / チャミズゴケの群落 / 西村豊 60 ・踊場湿原 / 西村豊 車山湿原 / 西村豊 61 ・コオニュリ / ウメパチソウ / サゼンソウ / ヤナギラン / シモッケソウ / 西村豊 62 ・霧ケ峰の花 ヤマラッキョウ / リンドウ / アヤメ / カワ ラナデシコ / ヤマホタルプクロノコギリ ソウ / マッムシソウ / コバイケイソウ / 西村豊 霧の八島湿原 / 西村豊 66 ・金生水沼沢植物群落 / 森田敏隆 御池沼沢植物群落 / 小原直久 鯉ケ窪湿生植物群落 / 中村昭夫 67 ・新宮藺沢浮島植物群落 / 森田敏隆 深泥池水生植物群落 / 大橋治三 70 ・原生沼沼野植物群落 / 熊田達夫 藺牟田池の泥炭形成植物群落 / 森田敏降 71 ・藺牟田池の浮島 / 熊副穣 川南湿原植物群落 / 日永典生 サギソウ / 74 ・大島海浜植物群落 / 太刀川正夫 海浜の植物群落 モウセンゴケ / 熊田達夫 イネズ / 太刀川正夫 ガクアジサイ / 75 ・トべラのトンネル / 太刀川正夫 厚岸湖牡蠣島の植物群落空撮 / 伊東利明 熊田達夫 ハイビャクシンの実 / 78 ・辰の島海浜植物群落 / 熊田達夫 ハマヒルガオ / 斎藤尚義 太東海浜植物群落 / 斎藤尚義 アッケシソウ / 姉崎一馬 沼田西の工ヒメアヤメ自生南限地帯 / ホサキノミミカキグサ / イシモチソウ / ム 95 ・成東・東金食虫植物群落 / 斎藤尚義 ナガバノイシモチソウ / 清水清 94 ・成東・東金食虫植物群落 山口県の自生地 / 竹重満憲 愛鰀県の自生地 / 岡崎禎広 宮崎県の自生地 / 熊副穣 佐賀県の自生地 / 矢野豊 工ヒメアヤメ自生南限地帯 91 ・沼田西の工ヒメアヤメ / 竹重満憲 竹重満憲 小串町ェヒメアヤメ / 竹重満憲 竹重満憲 90 ・小串町工ヒメアヤメ自生南限地帯 / 熊副穣 栗野町ハナショウブ自生南限地帯 / 花輪堤ハナショウブ群落 / 佐藤敏弘 89 ・斎宮のハナショウブ群落 / 森田敏降 唐川のカキッパタ群落 / 西谷友一 小堤西池のカキッパタ群落 / 森田敏隆 大田ノ沢のカキッパタ / 木本義一 86 ・大田ノ沢のカキッパタ群落 / 大貫茂 田島ヶ原サクラソウ自生地 / 大橋治三 83 ・十ニ町潟オニバス発生地 / 小原直久 82 ・オニバス / 岩田恒雄 湿地・樹林下・山地の植物 石波の海岸樹林 / 日永典生 平井順光 アッ / くクコ / ポロジノニシキソウ / 南大東島東海岸植物群落 / 平井順光 木原浩 79 ・室戸岬海岸植物シオギク / アゼトウナ / 岡崎禎広 室戸岬亜熱帯性樹林および海岸植物群落 /
天然記念物目録 ■高山や岩石地の植物群落 アポイ岳高山植物群落ー 後方羊蹄山の 高山植物帯一口 岩手山高山植物帯ロ 縫道石山・縫道石の 特殊植物群落ロ 早池峰山高山植物帯 20 ー 23 秋田駒ヶ岳高山植物帯 25 ー 28 白馬連山高山植物帯 30 ー 35 長走風穴高山植物群落 38 ー 39 武甲山石灰岩地 特殊植物群落 38 長幕崖壁および崖錐の 特殊植物群落 38 ー 39 中山風穴地特殊植物群落 石巻山石灰岩地植物群落 ・沼・湿地の植物群落 39 39 女満別湿生植物群落 42 ー 43 芝谷地湿原植物群落 43 赤井谷地沼野植物群落 43 霧多布泥炭形成 植物群落 44 ー 46 三宝寺池沼沢植物群落 50 箱根仙石原湿原植物群落 50 雄国沼湿原植物群落 5 ト 53 駒止湿原 54 ー 55 霧ケ峰湿原植物群落 58 ー 63 金生水沼沢植物群落 66 御池沼沢植物群落 66 鯉ケ窪湿生植物群落 66 ー 67 太東海浜植物群落 75 厚岸湖牡蠣島の植物群落 75 大島海浜植物群落 74 ー 75 0 海浜の植物群落 川南湿原植物群落引 泥炭形成植物群落 70 ー刀 藺牟田池の 原生沼沼野植物群落 70 深泥池水生植物群落 67 新宮藺沢浮島植物群落 67
やや湿った斜面には、ミヤマハンノキの低 木林にはさまれてコバイケイソウの群落カ昿 がっている。 北海道の高山に多い工ゾイソッツジは、秋 田駒ヶ岳にも数カ所自生している。 雪田のおそい雪溶けを待って、 7 月にやっ と花を咲かせたヒナザクラ。
特別記事目録 秋田駒の植物を訪ねて・・ 白馬鑓温泉を巡って 霧ケ峰の四季・・・ 海に沈んだ ? 天然記念物・・ 田島ヶ原サクラソウ 保護の歴史と、今後の問題点・ 食虫植物の世界 シダ植物の一生・・・ 9 7 5 7 CV 3 6 7 装幀・レイアウト■ S Ⅸ
イ . 一ー 4 をを第 第第一を ① 0 芝谷地湿原植物群落 ( 秋田 ) かって の京植物の宝庫も、今はヨシカ町受入して価 値を弱めている。右はトキソウ。 めまんべつ 0 女満別湿生植物群落 ( 北海道 ) 湿生地 内のハンノキやャチダモ抃木に囲まれた、 ズンヾショウの群落。植物の不頁は多い しばやち あかいやちしようや 0 ①赤井谷地沼野植物群落 ( 福島 ) 標高 が 520 メートルと低いが、高層湿原の特徴を 備え、ミズゴケも上している。 沼・湿地の植物群落・ 43
ながばしりふうけっ 0 長走風穴の風の出口 ( 中央の黒い部分 ) 周 辺に生育するコケモモ。 長走風穴には、高山のバラて、あるオオタカ 不ノヾラが自生している。 ながばしりふうけつ 0 長走風穴高山植物群落 ( 秋田 ) 山腹 の穴から吹き出る冷たい風の影響て、、地中の 温度が下がり、海抜 165 メートルの低」或に 高山性の植物が生育している。風穴のロをと りまく草や木は、そのまわりの一殳の植生と は明らかに区別て、きる。 亜高山帯の日陰の場所を好むゴゼンタチ バナが、風穴の周辺て生育している。 ながまくがいへき ぶこうざん がいすい ①武甲山石灰岩地特殊植物群落 ( 埼玉 ) 秩父盆地にひときわ目立っ白い山、石灰岩の武 ①長幕崖壁および崖錐の特殊植物群落 甲山には周辺の山と異なる植物カ吽育している。消滅が懸念されるチチプイワザクラ ( 写真 ( 沖縄 ) ート形の葉をしたヒメタニワタリ ( 写真中央 ) は、ここと小笠原のみに自生する。 左 ) は、かっては岩壁て、ふつうに見られた。
執筆者一 荒木徳蔵 宮崎県立博物館 安藤博 薬用植物研究家 石沢進 新潟大学助教授 礒田洋二 覧 ( 50 音順 ) 埼玉県立大宮武蔵野高等学校教論 岩瀬徹 熊本大学助教授 今江正知 国立科学博物館植物第二研究室長 井上浩 長崎大学教授 伊藤秀三 北海道大学教授 伊藤浩司 淑徳保育生活文化専門学校講師 大滝末男 岡山大学農業生物研究所 榎本敬 千葉県立千葉高等学校教論 佐藤千芳 佐賀県果樹試験場 貞松光男 東北女子大学助教授 斎藤宗勝 静岡大学助教授 近田文弘 和歌山県立南紀高等学校教諭 後藤伸 豊橋短期大学講師 倉内一 写真家 木原浩 富山大学教授 河野昭一 神戸大学助手 角野康郎 福島大学教授 樫村利道 東邦大学教授 加崎英男 鳥取大学教授 越智春美 東京農工大学教授 横浜国立大学環境科学研究センター助教授 奧田重俊 鹿児島短期大学教授 大野照好 10 ・ 奈良女子大学教授 菅沼孝之 都留文科大学講師 清水清 金沢大学講師 里見信生 態本商科大学附属高等学校教諭 菅原亀悦 岩手大学教授 杦村喜則 島根大学講師 須股博信 大分県立碩南高等学校教諭 橘ヒサ子 北海道教育大学教授 辻井達一 北海道大学助教授 外山三郎 長崎大学名誉教授 外山三郎 宮崎大学名誉教授 豊原稔 堺市立科学教育研究所 中越信和 広島大学理学部植物学教室 中西哲 神戸大学教授 永野巌 埼玉大学教授 新納義馬 琉球大学教授 西村豊 写真家 沼田眞 千葉大学名誉教授 野田光蔵 新潟薬科大学名誉教授 延原肇 習志野市立習志野高等学校教諭 服部保 神戸大学大学院自然科学研究科 藤原一絵 横浜国立大学環境科学研究センター助手 右田清治 長崎大学教授 南川幸 名古屋市立保育短期大学長 南谷忠志 宮崎県立高鍋高等学校教論 宮城康一 琉球大学講師 宮田逸夫 島根大学教授 村田威夫 千葉県立佐倉東高等学校教論 望月陸夫 秋田県立大曲農業高等学校教諭 矢野悟道 神戸女学院大学教授 山中二男 高知大学教授 結城嘉美 山形県文化財保護審議委員 和田清 信州大学教授