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検索対象: 日本の天然記念物 3 植物Ⅰ
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1. 日本の天然記念物 3 植物Ⅰ

目 眞 植物系天然記念物の 実態と間題点沼田 天然記念物目録 執筆者一覧 特別記事目録 高山や岩石地の植物群落 神社や寺の森 藻類・細菌類の発生地 コケ類の生育地 シダ類の自生地 湿地・樹林下・山地の植物 海浜の植物群落 次 4 7 に 0 川 8 82 74

2. 日本の天然記念物 3 植物Ⅰ

コケ類の生育地 コケ類は、正しくはセンタイ植物という。モウセンゴケ・クラマゴケなどのように、名前はコケて、もセンタイ植物て、 はないものもある。コケ類は、陸上の植物の中て、はからだのつくりが簡単て、、多くは湿った . 上地に生育する。天 然記念物のコケは少なく、特殊な種類に限られている。 よしみひやつけっ 吉見百穴ヒカリゴケ発生地 指昭和 3 年Ⅱ月 30 日 所埼玉県比企郡吉見町 置吉見町 史跡として有名な「吉見百穴」は、凝 灰岩の岩壁に人工的な横穴がたくさん掘 られている。ヒカリゴケは横穴群のなか て、も、一番下の二つの横穴の中に自生し ている。昭和 54 年 ( 1979 ) 1 月の調査て、 は、さらに別の三つの横穴からも発見さ れた。ヒカリゴケは彳田な原始的なコケ 植物だけに環境の変イヒにたいへん弱い 自生する横穴の湿度を一定に保っ地元の 人達の工夫が成功したためと思われる。 しかし、量的に少ない付近一帯の大 気汚染と乾燥化が進んて、いるため、一層 のイ隻対策カまれる。 ヒカリゴケは胞子から発芽した原糸体 が、光を黄緑色に反射する特徴をもって いる。北アメリカ、アムール、ヨーロッ パなどに分布し、日本て、は中部以北の本 州と北海道に自生する。ー殳に亜寒帯針 葉材木中の洞くつや岩の割れ目など、他 の植物が生活しにくい特殊な場所て生き ている。当時、吉見百穴のヒカリゴケ自 生地は、関東平野のなかて、、しかも標高 がたいへん低いのが指定理由とされてい た。近年、都内皇居の千鳥ケ淵に沿った 石垣の隙間からも発見されている。 ( 永野巌 ) 122 ・コケ類の生育地 えどじよう 江戸城跡のヒカリゴケ生育地 脂昭和 47 年 6 月図日 所東京都千代田区北の丸公園 皇居外苑管理事務所 コケ類の胞子は発芽して原糸体とよば れる細長い、糸状の構造となり、この上 に出来た芽が大きく生長して、普通にみ るコケの体になる。原糸体の細胞はやや 細長く、葉緑体をたくさんもっている。 ヒカリゴケの原糸体は冷涼な地にある 洞穴とか、大木の根兀の穴の中など、う す暗い、湿った上ーヒに生え、原糸体を構 成する細胞は球形のレンズ細胞とよばれ るものが大部分て、ある。レンズ細胞は洞 穴などに入って来る光の方向と直角にな るように、平面的に並んて、いる。洞穴に 入って来る光はこのレンズ細胞の中の葉 緑体に反射され、あたかもヒカリゴケの 原糸体が光っているかのようにみえる。 ヒカリゴケの光は反射光て、あるのて、、暗 黒の中て、は光らないし、明るい所て、も光 をみることは出来ない。また、ヒカリゴ ケが光るのは原糸イ村ごけて、、原糸体から 生長した体は光らない 皇居の堀端の一部にヒカリゴケが生育 することが発見されたのは昭和 44 年 ( 1969 ) 4 月 29 日のことて、、千鳥ケ淵の 附近て、ある。この生育地の周辺は堀の近 くとはいえ、すぐ近くを首都高速が走り、 一首路にも車が多く、本としてはヒ カリゴケの生育地としてまったく不適な 場所て、ある。 江戸城跡のヒカリゴケの生育地は、都 心という特異な環境て、、通常の生育地と

3. 日本の天然記念物 3 植物Ⅰ

藻類・細菌類の発生地 藻類とは、水中に生活し、陸上の植物に比べてからだのつくりがはるかに簡単て、、花の咲かない植物て、ある。 いわゆる水草とは別ものて、ある。種類はたいへん多く、その特徴によって緑藻類、輪藻類、紅藻類などに分け られる。中て、も藍藻 ( 分裂藻 ) 類は最も原始的なっくりて、ある。細菌類はすべて単細胞て、、普通は他に寄生し らん て生活する。 しやじくそうるい シラタマモの属する車軸藻類は、輪生 枝て綴られた一見マッモをおもわせる緑 色窈わ植物て、あるが、緑藻類に比べる と高等て、あり、陸七のコケ植物に近い特 徴もみられ、ちょうどこの両者の間に位 置する特殊な独立の分類群とされてい る。現生の車軸藻類は 1 科 6 属の小さな 群て、、ことに日本て、はシラタマモ属を含 む 4 属が知られるにすぎない。しかもこ の 4 属のうち、シャジクモ属とフラスコ モ属が大部分て、、ほとんどの不頁はこの 両属に属し、残りのシラタマモ属とホシ ツリモ属はそれぞれ 1 不頁ずっ知られて いるだけて、ある。一方地質時代の車軸藻 類は、化石から 6 科 20 属ほどのものカ薛長 告され、極めて繁栄していたものとみら れる。したがって車軸藻類は全体として 過去の地史日罸にの花形て、あり、現存のも のはその生き残りという見方がて、きる。 ことにシラタマモ属のような小さな属は 絶滅寸前の状態にあるとさえいえる。最 近のような水域環境の汚染と破壊の烈し い中て、、一度その生育地を失えば容易に 回復て、きず絶滅してしまう恐れが極めて 強い。シラタマモにはシャジクモ属とフ ラスコモ属の中間の特徴を示す形質もあ り、また、車軸藻類の中て、は例タ勺な塩 生種て、もあり、生きた化石としてその系 統的な意義は極めて大きいものといえ る。この意味て、出羽島の大池は、日本て、 でばじまおおいけ 出羽島大池のシラタマモ自生地 囮昭和 47 年 3 月日 所徳島県海部郡牟岐町 126 ・藻類・細菌類の発生地 の、またアジア東部て、の唯一の産地とし て極めて貴重て、あり、天然記念物として 指定され、保護されるようになったもの て、ある。シラタマモは以前、半塩水湖て、 あるノ潟て、の生育が知られていた。し かしこの発見も干拓直前という昭和 39 年 ( 1964 ) て、あり、その後干拓の進行と 共に保護の手を加える暇もなく壊滅して しまったという苦い歴史がある。幸いに も出羽島て、の再発見があり、海岸にすぐ 接した塩水混入の手頃な池にはこの貴重 な不頁がまわりを柵て、かこまれて保護さ れ、青々と生育している。シラタマモは 付着器官て、ある仮根の節部に 1 ミリほど の美しい純白の小球体が 1 ~ 2 個っき、 ときには固集まって付くという特徴が ある。これは一種の繁殖器官て、あるが、 シラタマモの名はこれにもとづくものて、 ある。 ( 加崎英男 ) スイゼンジノリ発生地 指大正年に月 9 日 所熊本県熊本市神水町上江津湖 間熊本市 「吸物はまず出来されし水前寺」と芭蕉 す、池んじのり の句にもあるように、水前寺苔は江戸時 代から広く知られた高級料理の材料て、 あった。また、水前寺や、それに続く江 : 翡胡の清澄な湧水中に発生するスイゼン ジノリを乾燥させた製品は、肥後藩から 将軍家へ自慢の献上品て、あった。 それが学問的に注目されたのは明治 5 年 ( 1872 ) 、オランダの植物学者スリンガ ルが乾燥品をもとにフイロデルマ ( 扁平

4. 日本の天然記念物 3 植物Ⅰ

シダ類の自生地 シダ類は一般に高温多湿な環境を好む。ある地域に自生するシダの種類数を調べ、そこから地域の温暖さを 見当づけるという方法もある。かって気候が温暖な時代に、南から分布を広めてきたシダ類が、現在の環境の もとに踏みとどまっている姿に注目したい。指定地は分布の北限地や、それに近いところが多い。シダ類の保護 には、自生地の地形や植生全体の維持を図ることが重要て、ある。 山以外に 2 ヵ所が知られている。 黒髪山カネコシダ自生地 ウラジロ科には日本て、は 3 種 ( ウラジ 指昭和 2 年 4 月 8 日 ロ・コシダ・カネコシダ ) が知られてい 所佐賀県杵島郡山内町宮野 るが、そのうち、カネコシダのみは分布 間山内町 或が限られている、生育面積が狭いな ど特異な性質をもっ学術的にも価値が高 黒髪山 ( 海抜 518 メートル ) は県西部に あって、全山景勝に富み、岩石や植物の いシダて、ある。 ( 貞松光男 ) 不頁も多く、とくに植物は、特産種をは じめ珍奇種が多いことて、学術的にも注目 されている山て、ある。また、史跡や伝説 も多く、県立公園に指定されている。 ナチシダ自生北限地 カネコシダは、ウラジロに似るが葉の 指昭和 28 年 3 月引日 裏は白くなく、小葉片の先が尖っている 所静岡県賀茂郡河津町 のて、区別されるシダて、、明治 39 年 ( 1906 ) 闇岡運平 に村里 ( 旧姓、金子 ) 保平氏が黒髪山て、 初めて発見し、牧野富太郎博士によって この自生北限地は、小説「伊豆の踊子」 あまぎ 発見者にちなんて、命名されたものて、あ て、知られる天城峠を北から南へ越えた景 ななだる 勝地にある。 こは、河津七滝と呼ばれ 黒髪山におけるカネコシダの自生地は る滝が河津川に連続してかかる所て、、 おおだる 山内町側の東斜面に数カ所が知られてい のうち最大の大滝の滝壺の周囲にナチシ るがいすれもきわめて狭い面積に限られ ダの旺盛な群落がある。ナチシダはアジ ている。 アのと亜滞を中心に分布している 自生地は、シイやヒノキ ( 植林 ) の疏 イノモトソウ科のシダて、長さ 2 メート 林内やリョウブ・ヤブッパキ・ネズミモ ルに達する大きい葉をつけ、群生する。 チなどの亜高木、ヒサカキ・コガクウッ この自生地は、ナチシダが密て、旺盛な ギ・コックバネウッギなどの低木が散在 群落をつくっている北限として価値の高 し、林床にわずかに日が射すところて、、 いものといえる。大滝の一ド流左岸の小さ ウラジロと混在するのが普通て、ある。ウ な沢筋に幾ヵ所にもわたって群落が見ら ラジロより環境に対する砌芯性カ觝いよ れ、特に七滝温泉の温水が流れる沢の周 うて、、高木層が発達して林床が暗くなる 辺には見事な群落がある。一帯は温泉旅 とともに消滅した例がある。したがって、 館天城荘の敷地内て、あり、良く保護され 指定地の保護にあたっては、環境の変化 ている。 ( 近田文弘 ) に気をつける必要があると思われる。 本種は、その後、長山奇県・熊本県・鹿 児島県に分布が知られ、佐賀県ても黒髪 くろかみやま み彡 110 ・シダ類の自生地

5. 日本の天然記念物 3 植物Ⅰ

キジノオシダ・オオキジノオ・カナワラ ビ・オオバノイノモトソウ・シケチシダ・ シケシダ・ミゾシダ・ホソノヾシケシダ・ イワガネソウ・イワガネゼンマイ・ヌリ ワラビ・チャセンシダ・イノデ・イノデ モドキ・サジラン・クラガリシダ・ミヤ マノコギリシダ・リョウメンシダ・クジャ クシダ・ジュウモンジシダなど、中には 温帯域にも産する不頁を混生し、大群落 をつくっている。とくに、この地にイヨ クジャク・イワヤシダが生育することは、 暖地性シダ類の分布の北限或として貴 重な存在て、あるのて、、この地域 59.17 アールが、天然記念物に指定された。 ( 菅沼孝之 ) 闇安芸市 所高知県安芸市伊尾木 囮大正馬年田月 20 日 伊尾木洞のシダ群落 いおきどう わってきているが、群落のいたみはそれ 以前にくらべて、周辺の環境も多少変 状態の群生地はほかに見られない 類の多い高知県て、はあるが、このような もともと温暖な土地て、、シダ植物の種 ン・コモチシダなどが多い マイて、、その他マッザカシダ・クリハラ 目につくのがホウビシダとシロヤマゼン 性のシダ類が群落を作っている。とくに 門を抜けると、両側は崖となって、暖地 口にはホウライシダが群生している。洞 小さな流れが洞門を作って、その入り よりの国〕丘くにある。 伊尾べ同は、安芸市のはずれ、室戸岬 ほど見られない ( 山中二男 ) 御橋観音シダ植物群落 指昭和 26 年 6 月 9 日 所長崎県北松浦郡吉井町 置御橋観音寺 御橋観音は佐世保市の北を東から西へ 流れる佐々川の中流右岸の丘陵地にあ る。この丘陵は第三紀の砂岩を主とした 水成岩よりなり、南面する中腹に高さ 20 メートル、長さ 25 メートル、幅 4 メート ルの天然の大石橋がかかっている。この 橋下の南方に観音堂がある。昔から平戸 八景の一つに数えられた景勝地て、ある。 この境内の斜面にはオガタマノキ・コ ノヾンモチ・ヤマモガシ・カンサプロウノ キ・モッコク・リンボ、ク・シロノヾイ・ル リミノキ・ヤマヒハツ・ヤナキイチゴな どの暖地性樹木が茂り、樹下には工ビ ネ・ガンゼキラン・ツルギキョウなどの 草本も見られる。 しかし、これらよりさらに貴重なのは、 暖地性の 40 種を越すシダ植物て、ある。そ のうちの主なものを挙げるとシロヤマセ、 ンマイ・シロヤマシダ・ミヤジマシダ・ ホウライシダ・ヌリトラノオ・サイゴク ホングウシダ・ノコギリへラシダ・ホウ ビシダ・オオノヾノハチジョウシダ・ツク シャプソテッ・オリヅルシダ・カッモウ イノデ・スジヒトッノヾ・クルマシタ。・ツ ルホラゴケ・ハイホラゴケなどて、ある。 この狭いよ或に、これほど珍しい暖地 性のシダの見られるのは奇跡というほか はない。なかて、もホウライシダ・スジヒ トッノヾ・シロヤマゼンマイ・ミヤジマシ , こがル、ト体上西側の一つの ダなどは、 北限て、ある。 ただ、シダ好きの人たちによって、次 第に荒らされてきたことは、残念て、ある。 ( 外山三郎 = 長崎 ) おはしかんのん シダ類の自生地・ 115

6. 日本の天然記念物 3 植物Ⅰ

とが ①、一ダ自生地 ( 和歌、、、 ) 霜 0 = う 葉 0 占 0 、まう暖地性 0 ーダて、、湯 泉の地て ' 最初に発見された。 シダ類の自生地

7. 日本の天然記念物 3 植物Ⅰ

は海浜植物群落より若干多いが、改めて眺めてみる と、いかにも恣意的て、、系統的て、ない。日本の代表 的自然というのには、お粗末なリストアップといえ その他の草本植生として 26 カ所があがっている 地、自生南限地帯といった形のものが扱われている。 こには植生というより、特定植物の発生地、自生 が、それらの一部は湿生植物群落にいれてもよいが、 自生地、生育地、群落があげられるが、名称の不統 ッコソウ、細菌類、藻類、蘚苔類の産地、発生地、 いとが併用されている。その他、ツチトリモチ、ヤ 特定のシダ類の自生地と自生北限地 ( 帯 ) のような扱 こて、もシダ群落といった扱いと、 をあげてある。 草本植生の中て、もシダ類についてはべつに 10 件 の巨樹名木的扱いと一脈相通ずるものといえよう。 自生地とか南限、北限のようなものは、木本の場合 的に再検討すべきて、あろう。草本の場合の特定種の 物天然記勿としては植生と特定種の扱い方を全面 こにはない。シダなどて、はて、てくるが。やはり、植 限があれば北限というのもあってよさそうだが、こ 発生地とか自生地というのも面白い言葉て、ある。南 ーが目につく。 思うが、このリストて、みる限りほとんどネ艸 E 林て、あ ある。お寺の森もいくつか指定すべきものがあると い方がなされているが、特定植物名を冠したものも どが用いられている。おおむね群落全体としての扱 39 件つづく。この名称も社叢、樹叢、植材木、群落な 本書て、はこのあとに神社林やそれに類似のものが る。前にわが国の社寺林の調査が行われ、その報告 書 ( 上井林学振興会 ) もたくさんて、ている。やはり全体 的な見直しが必要て、はなかろうか。 キリスト教の教会の場合は教会の森というのがな ことがよくいわれるが、それに対してわが国の社 寺林は自然林に近い形のものが畏敬の対象としてよ く残されてきたことに、外国の学者は賞讃を惜しま 。 1974 年に国際植生学会があった時、あわせて 環境教育の国際会議を開いたが、その折、イタリー のビニャッティ教授は、日本人の自然観を賞讃した。 西欧て、は個人主義、合理主義の伝統のもとに自然を 克服するということて、自然科学を発達させた。キリ スト教の教会の囲りに自然をのこさないのも、その ような合理主義の象徴て、あるが、日本て、は人間と自 然がうまく共存しており、その典型的な姿が社寺林 だといった。少しほめすぎの感があって、くすぐっ たい思いて、その発言をきいたのて、あったが、やはり 神域としての神社林は結果的には自然保護の原点と して長く維持されてきたのて、ある。 ある地域の極相林を推定するような場合、一番よ い手がかりになるのが社寺林て、ある。社寺林はもち ろん人手が加わっており、人工的な杉林になってい ることもあるが、一般的には人手を加えることが控 えられており、その地域の自然林に近くなっている。 愛知県て社寺林の成立年代と森林の発達段階を調べ た例 ( 倉内、 1953 ) によると成立後 500 年くらいて、極相 林に近くなることが分った。 明治神宮の森は献木て、作られた人工林て、あるが、

8. 日本の天然記念物 3 植物Ⅰ

てばじまおおいけ 00 出羽島大池のシラタマモ自生地 ( 徳島 ) アジア東部て、唯一の貴重な自生地。生きた化 石として高い価値をもつ : わ植物て、、細い仮 根の節に 1 ミリメートル弱の白い球体をつけ ている。 ① ( 下中 ) 菊池川のチスジノリ発生地 ( 熊 せんだい ① ( 下 ) 川内川のチスジノリ発生地 ( 鹿児 チスジノリは日本特産の淡水に生育する て、、形が血管に似ているため和名となった ( - ド ±)0 菊池川本流の山鹿市内 ( ード中 ) と、川内 ひしかり 川の菱刈町 ( - ド ) が指定地域て、ある。 ①識名園のシマチスジノリ発生地 ( 沖縄 ) ①スイゼンジノリ発生地 ( 熊本 ) 最も原始的 沖縄本島のみに生育しル、 l•l のチスジノリとは な植物に属するスイゼンジノリは、寒天質に 別種の淡水産の紅藻。体はひものような形を 包まれた細胞カ坏定形な群体となって、清水 し、湧水の井戸に生育する。写真は県指定天 に生育する藻類て、生きた化石としての価値 然記念物の今帰仁村て、の水中撮影て、、国指定 が高い。水の汚染のため減少が著しいが、江 の識名園 ( ード ) て、は絶滅した。 : 翡胡の一角て一隻されている ( 下 ) 。 業類・細菌類の発土 ' : しきなえん

9. 日本の天然記念物 3 植物Ⅰ

, →宀 , 第。 = 第、を・ル嶂 霧多布一帯は海霧がたびたび発生し、夏も涼しい広大な湿原の中心部が指定地て、ある。 ズゴケ類が発達し、上部を多種の京植物がおおっている。 7 京内のアヤメが原て、、いっせいに花を咲かせたヒオウギアヤメ。 ・ゞ早亠 ( こ物ー

10. 日本の天然記念物 3 植物Ⅰ

辰の島海浜植物群落 78 室戸岬亜熱帯性樹林 および海岸植物群落 78 南大東島東海岸植物群落 石波の海岸樹林 79 82 ー 83 79 ・湿地・樹林下・山地の植物 宝蔵寺沼ムジナモ自生地 コウシンソウ自生地 97 吐山スズラン群落田 0 向淵スズラン群落田 0 96 細谷暖地性シダ群落Ⅱ 2 室生山暖地性シダ群落Ⅱ 2 伊尾木洞のシダ群落Ⅱ 3 御橋観音シダ植物群落Ⅱ 3 へゴ自生北限地帯Ⅱ 6 ーⅡ 7 八束のクサマルハチ自生地Ⅱ 7 十二町潟オニバス発生地 田島ヶ原サクラソウ自生地 大田ノ沢のカキッパタ群落 小堤西池の カキッパタ群落 86 ー 87 唐川のカキッパタ群落 86 久々利のサクライソウ自生地 不動院ムカデラン群落田 0 カザグルマ自生地刪 内海のヤッコソウ 発生地田 4 ー田 5 鈴が峯のヤッコソウ発生地 ャッコソウ発生地 4 沢谷のタヌキノショクダイ 田 0 田 4 83 86 ー 87 斎宮のハナショウブ群落 89 花輪堤ハナショウブ群落 89 栗野町ハナショウブ 自生南限地帯 89 小串町工ヒメアヤメ 自生南限地帯 90 ー引 沼田西の工ヒメアヤメ 自生南限地帯 90. 引 工ヒメアヤメ自生南限地帯 成東・東金食虫植物群落 発生地田 5 キイレッチトリモチ 自生北限地田 5 キイレッチトリモチ産地 ■シダ類の自生地 黒髪山カネコシダ 自生地田 8 ー田 9 ナチシダ自生北限地 田 5 田 8 94 ー 95 ユノミネシダ自生地田 9 鬼ケ城暖地性シダ群落Ⅱ 2 ■コケ類の生育地 吉見百穴ヒカリゴケ発生地 江戸城跡の ヒカリゴケ生育地 岩村田ヒカリゴケ産地 猪苗代湖ミズスギゴケ群落 ■藻類・細菌類の発生地 出羽島大池のシラタマモ 自生地に 4 菊池川のチスジノリ発生地 スイゼンジノリ発生地に 4 識名園のシマチスジノリ 発生地に 4 川内川のチスジノリ発生地 に 0 4 4