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検索対象: シャルリとは誰か? 人種差別と没落する西欧
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1. シャルリとは誰か? 人種差別と没落する西欧

ひとつのリスクには違いありません。 二〇一五年一〇月一一五日 エマニュエル・トッド

2. シャルリとは誰か? 人種差別と没落する西欧

シャルリとは誰か ? 人種差別と没落する西欧 エマニュエノレ・トッド 堀茂樹〔訳 ] 文春新書 1054

3. シャルリとは誰か? 人種差別と没落する西欧

文春新書 1054 シャルリとは誰か ? 人種差別と没落する西欧 エマニュエフレ・トッド 堀茂樹 [ 訳 文藝春秋

4. シャルリとは誰か? 人種差別と没落する西欧

文春新書 II ⅢⅧⅢⅡ服 II Ⅷ 旧 BN978-4-16-661054-9 C0298 ¥ 920E 人種差別とエマニュエル・トッド シャルリとよ唯 ~ 一”カ ? ・没落する西欧堀茂樹〔訳〕 シャルリとは誰か ? 人種差別と没落する西欧 一一〇一五年一月の『シャルリ・エブド 襲撃事件を受けてフランス各地で行 われた「私はシャルリデモ「表現 の自由を掲げたこのデモは、実は 自己欺瞞的で無自覚に排外主義的で あった宗教の袞退と格差拡大によっ て高まる排外主義がヨーロツ。ハを内 側から破壊しつつあることに警鐘を 鳴らす 1054 9 7 8 41 6 6 61 0 5 4 9 エマニュエ ) レ・トッド 襯川 4 〃″ e / 7 わイイ 1951 年生まれ。フランスの歴史 人口学者・家族人類学者。国・地 域ごとの家族システムの違いや人 ロ動態に着目する方法論により、 「最後の転落』 ( 76 年 ) で「ソ連 崩壊」を、「帝国以後」 ( 2 開 2 年 ) で「米国発の金融危機」を、「文 明の接近」 ( 07 年、共著 ) で「ア ラブの春」を次々に戔予言洋。「「ド イツ帝国」が世界を破減させる』 ( 文春新書 ) は、 13 万部を超える 大ベストセラーに 訳者 堀茂樹 ( ほりしげき ) 1952 年生まれ。慶應義塾大学総合 政策学部教授 ( フランス文学・思 想 ) 。翻訳家。アゴタ・クリストフ の「悪童日記」をはじめ、フラン ス文学の名訳者として知られる。 定価 ( 本体 920 円 + 税 ) シャルリとは誰か ? 人種差別と没落する西欧 エマニュエフレ・トッド 堀茂樹訳 ] 1 9 2 0 2 9 8 0 0 9 2 0 4 文春新書 文藝秋

5. シャルリとは誰か? 人種差別と没落する西欧

エマニュエル・トッド (Emmanuel Todd) 1951 年生まれ。フランスの歴史人口学者・家族人類 学者。国・地域ごとの家族システムの違いや人口動態 に着目する方法論により、「最後の転落』 ( 76 年 ) で 「ソ連崩壊」を、「帝国以後」 ( 2 開 2 年 ) で「米国発の 金融危機」を、「文明の接近」 ( 07 年、共著 ) で「ア ラブの春」を次々に予言ヾ。「「ドイツ帝国」が世界 を破滅させる」 ( 文春新書 ) は、 13 万部を超える大べ ストセラーに ( 訳者 ) 堀茂樹 ( ほりしげき ) 1952 年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部教授 ( フ ランス文学・思想 ) 。翻訳家。アゴタ・クリストフの 「悪童日記」をはじめ、フランス文学の名訳者として 知られる。 文春新書 だれ シャルリとは誰か ? じんしゆさべつばつらく 人種差別と没落する西欧 2016 年 ( 平成 28 年 ) 1 月 20 日第 1 刷発行 1054 せいおう 著者 訳者 発行者 エマニュエル・トッド 堀茂樹 飯窪成幸 発行所文藝春秋 〒 102 ー 8 開 8 東京都千代田区紀尾井町 3-23 電話 ( 03 ) 3265 ー 1211 ( 代表 ) 印刷所 付物印刷 製本所 理想社 大日本印刷 大口製本 定価はカバーに表示してあります。 万一、落丁・乱丁の場合は小社製作部宛お送り下さい。 送料小社負担でお取替え致します。 @EmmanueI Todd 2016 Printed in Japan ISBN978 ー 4 ー 16 ー 10 引ー 9 本書の無断複写は著作権法上での例外を除き禁じられています。 また、私的使用以外のいかなる電子的複製行為も一切認められておりません。

6. シャルリとは誰か? 人種差別と没落する西欧

朝日新聞 朝日新聞記者有志 色彩の世界地図幻世紀研究会編 日本型組織の崩壊 ◆世界の国と歴史 新自由主義の自滅菊池英博 食の世界地図幻世紀研究会編下 【池・上彩 黒田日銀最後の賭け小野展克新・戦争論 武器の世界地図幻世紀研究会編容 佐藤優 池上彰 鍛冶俊樹ま 大世界史 戦争の常識 佐藤優 二十世紀をどう見るか野田宣雄フランス 7 つの謎小田中直樹の 亀山郁夫切 歴史とはなにゝ 岡田英弘ロシア闇と魂の国家 佐藤優品 前田洋平 金融恐慌とユダヤ・キリスト教島田裕巳チャーチルの亡霊 新共同訳イタリア人と日本人、フアプリツイオ・ 新約聖書— グラッセッリ 佐藤優解説どっちがバカ ? 新約聖書Ⅱ 佐藤優解イタリア「色悪党」列伝フグラセノ 福田和也 ローマ人へのの質問塩野七生二十世紀論 グロー 丿ズムがエマニュエル・トッド ハジュン・チャン他 民族の世界地図幻世紀研究会編世界を滅田す 第一次世界大戦はなぜ 別宮暖朗 新・民族の世界地図幻世紀研究会編 始まったのか 法律の世界地図幻世紀研究会編イスラーム国の衝撃池内恵 「ドイツ帝国」がエマニュエル・トッド 堀茂樹訳 地名の世界地図幻世紀研究会編世界を破滅させる 人名の世界地図幻世紀研究会編日本の敵 宮家邦彦 国旗・国歌の世界地図幻世紀研究会編 常識の世界地図幻世紀研究会編 イスラームの 幻世紀研究会編 世界地図

7. シャルリとは誰か? 人種差別と没落する西欧

層から離れています。ムハンマドを侮辱するのでは、フランスというネイションを再建するの には不十分なのです。 社会的崩壊のこのプロセスを、『シャルリとは誰か ? 』は、一月七日のテロという最初の悲 劇的事件から出発して描いているのです。新たな危機の一つひとつが、この同じ崩壊プロセス をその度に改めて明白化するわけで、そうした危機が今後数年にわたって増えていくのではな いかと心配されます。今のところ、『シャルリとは誰か ? 』の結論部の核を成している短期 的・中期的な悲観的未来予測の正しさが、悲しいかな、確認されているといえるでしよう。 日本語版のためのこの短い一文は、一一月一三日のテロについて私が書いた最初の文章です。 『シャルリとは誰か ? 』を発表したことで六カ月にわたって多くの侮辱を受けた私はついに、 表現の自由が、そしてとりわけ討論の自由が、現時点においては、フランスでもはや本当には 保障されていないと認めるに到ったのです。 二〇一五年一二月八日 注 エマニュエル・トッド 3 。 6

8. シャルリとは誰か? 人種差別と没落する西欧

の違いを説明します。フランスのシステムの脱線は、西洋のシステム、より正確にはヨーロッ ハのシステムの脱線の一構成要素にすぎません。さらに、究極の謙虚さをもって述べておきま しょつ。ヨーロ ッパにおけるイスラム恐怖症の震源は、後述のとおり、フランスの外に、もと もとプロテスタンティズム、なかでも運命予定説の不平等主義的概念を不幸にも受け継いだル ター派信仰の強かった地域に位置しています。この事実確認に、カトリシズム側のどんなルサ ンチマンも関係していません。なにしろ、本書の著者の出自にカトリシズムはほとんど縁がな いのですから。 私は特別な思い人れをもって、この論述の冒頭にウィリアム・プレイクの詩の最終節を掲け ました。この詩節が人間について、神的なものについて述べているからですが、同時に、プレ イクを読むことがいつも私に勇気を与えてくれたからです。私はまた、これが本書のフランス 語原典にも英語で載るように意を用いました。フランス人たちに、世界には彼ら以外に多くの 人びとが存在することを思い起こさせようとする意図的配慮です。 エマニュエル・トッド

9. シャルリとは誰か? 人種差別と没落する西欧

安田浩一 ネット空間から街頭やサッカー場にまで侵出 刊 する、愛国を騙る卑劣な表現を徹底取材。耳秋 ヘイトスピ 1 チ を塞ぎたくなる主張は「自由な言論」なのか 「愛国者」たちの憎悪と暴力 藝 文 イスラーム国はなせ不気味なのか ? どこが 池内恵 新しいのか ? 組織原理、根本思想、資金源、 イスラ 1 ム国の衝撃 メディア戦略から、その実態を明らかにする 池上彰・佐藤優 領土・民族・資源紛争、金融危機、テロ、感染 症。これから確実にやってくる「サバイバル刪 新・戦争論 の時代」を生き抜くためのインテリジェンス 僕らのインテリジェンスの磨き方 エマニュエル・トッドハジュン・チャン 世界デフレ不況下での自由貿易と規制緩和は、 柴山桂太中野剛志藤井聡堀茂樹 解決策となるどころか、経済危機をさらに悪嘱 療グロ 1 スムか世界を滅ばす化させるだけであることを明らかにするー 評 好 書エマニュエル・トッド堀茂樹訳 ウクライナ問題の原因はロシアではなく、冷 春「ドイツ帝国」か世界を破滅させる戦終結と統合によるドイツ帝国の東方拡 大だ。ドイツ帝国がアメリカ帝国と激突する 日本人への警告 1013

10. シャルリとは誰か? 人種差別と没落する西欧

その複合的マルチ・ナショナル・システムがヨーロッパ 〔 Europe 〕、あるいはむしろ、ヴァレ 丿ー・ジスカールデスタンが著書のタイトルの選択によって正直にも示唆したように「オイロ町 。、は、フランスのネイション概念を大陸規模に拡 〔ドイツ語 E 譬。で。〕なのだ。オイロー けて実現するような、自由で平等なネイションの連合ではない。オイロ ー。、は、一つのネイシ ョン、ドイツに支配される階層システムであり、他のネイションはきめ細かなグラデーション によって、フランスの自主的隷属から南欧の国々の純然たる隷属にいたるまで、さまざまに配 分されている〔詳しくは、エマニュエル・トッド『「ドイツ帝国ーが世界を破滅させる』 ( 堀茂樹訳、 文春新書、二〇一五年 ) を参照のこと〕。オイロー ハの存在を念頭に置いて眺望すると、一月一 一日の大々的なデモ行進も、システムの中の一地方で展開された地域的現象だったということ になる。イスラム恐怖症の重心はフランスではない所にあって、地理的にすれた二つの円環状 に配置されている。 イスラム恐怖症のダイナミズムは、一面から見て、ユーロ圏全体の特徴であり、そのユーロ 圏は、不平等主義的気質のゾンビ・カトリシズム諸地方によって構造化されている。このイス ラム恐怖症 0 型 ( カトリシズムの頭文字「 0 」 ) は、カトリック教会から受け継いだ普遍主義 的センスの残滓によって少し和らけられているが、ユーロの失敗によって活性化されようとし ている。ューロの失敗が支配階層に煩悶をもたらし、スケープゴートを求めさせるからだ。ス ケープゴートは、、 しうまでもなくイスラム教である。ューロ圏の指導階層はおそらく、できる