あるとも、 てなけりや何が あると思ってた ? 何も : だってあそこは 世界の果てだ もの : 世界の果て ? 世界はこんな 狭いものじゃない おれはずっと広い 世界を見てきた : ・ 向こ、つに・ 世界があるの ? ここ AJ 同じなの ? , てこもツー一フィ っていうの ? どんな世界なの ? ク壁の向こうの 世界って : ・ 、いや、向こうは ツーライじゃなく ムランジといってた。 そのまた向こうは また別の名だったな。 ここと似たよ、つなところさ。 似たような人間がいて、 やつばリモボクを育てていて、 そしてやつばリク壁の 一中だけて生きている : と、つして ? ・ 一一一彡 = 一第 ~ 一世界を渡るの ? ああ : おれはいくつもの ク壁を越えて いくつもの世界を 渡ってきた : ・ そんなに たくさん : / 世界が / あるの ? どうしてかな・ いつの間にか、 それがおれの 生き方になっち まったんだ : 1 17 [ 追伸 ] 夢の本の下で

途中て落ちて 死んてもい、 おれは絶望の中て、 不可能だと思って いた壁ッ越えに 挑戦した。 世界の果てから 向こう側の 虚無の中へ落ちても 、いと思って だカ壁の 向こ、つは 虚無じゃ なかった。 0 一 おれは 新しい世界を 発見し、 別の生き方を 見つけた。 しかも、おれが ク壁をを越えたことを 知られてからは、 / おれは命も 危なくなった : 新しい世界て どんなことが 待っていたの 同じさ おれはモボクを 持たない流れ者の スドラてしかなかった。 7 おれは再びみ壁を 越えねばならなかった。 無論、元の世界てはなく、 その先の別の世界へ 一逃げたのさ。 そこの住人は おれを恐れ、 すぐにそれは 敵意と憎悪に 変わったんだ。 120

ィ - ンチ′ テべク、 大丈夫 ? 、 . 少し休も、つか ? ・ おれは今まて 何度もク壁を \ 、越えた : そして新しい 世界に来るたびに 幻減した : そのままて : 聞いてくれ : ・ ムーラ・・ 29 信じたいんだ。 い」こかに 今まてとは全然 違う世界がある そうやって 同じような世界を いくつも渡って きたが : てなければ本当に 世界の果てが あると : 133 [ 追伸 ] 夢の木の下で

壁・ : 壁 : ・ 壁 : ・壁 : ・ い J こま。ても ク壁に囲まれた 世界 ても、どこかに本当の 羹世界の果てが きっとあるわ。 新しい世界も : / みイ テべク、見てて。 あたしきっと 行ってみせる : 34 ノ , ラ多 - 138

渡分お考 よ基違大 こよ多 い っ断れえ う本いな らのう分 な的はリーてさはて な世な きれいも 世にあ小 い界人 れ ーたたくみ 界はつな のて間 の が世つろ だ似てリ だはは ったも ろ をの た う しおッ隠壟新そ ままーすしれ っえラよをい以 たにイう越世来 が見ににえ界お彡 なら来したへれ 三れたてこ行は : て時きとっ はたはて い」、つして ? ・ 誰もてきなかった ことをしたのに とい、つ一】とは、 かってはみんな ク壁を越えて ・ ( 一行き来することが てきたという 一 ) レ」じゃないか ? ・ てなければ、こんなに 似た世界がいくつも てきるわけがない。 あんたと 会ってから あたし夢が 変わったの : ・ おまえも 自分の夢など 見たがらない ことだ ど、つした ? 今まて見たことも ない夢なのよ もしかした、ら 自分の夢が混じって いるのかも : ? て、つかも しれない・ 樹液も飲んているし モボクの下て 寝ているけれど、 いつもの夢が途中から 少し変わるの : ・ ッ′召ノ・ 121 [ 追伸 ] 夢の木の下で

ー・。・第第壑物を物第をまこ : ノ第 彡 ' 7 ンみイ号 私もうつらうつら していたか、 ついに彼らと同じ夢を 見ることは できなかった。 どうやって 戻ったのか 記憶にない。 ガイドはニ度と 目覚めなかった。 彡ア : : ) ンユビ人は 夢を見ない 種族だから : とつやら 夢うつつのまま そこを離れ、 荒れ地を さまよい ジュビ人の隊商に 拾われたらしい 24 私はその巨大な 植物からこの世界の 夢を見ることを 拒否されたのだ。 私は結局のところ 異邦人であり 自分の世界の夢を 見ることしか 許されないのだった。 ンク 104

ぎノ おれはまた 木の根を掘リ 岩虫を捕って一一 命をつなぎ、 幻減して去る : そのくリ返し どこかにおれみたいな 男ても、生きていける 世界が : だが命懸けてク壁を 一越えても、また同じ み壁に挟まれた細長い 一世界があるばかりだ。 ここは違、つわ , あたしが毎日 樹液バターと ハンを食べさせて あげる , このままだと おまえもモボクを 失って、おれと 同じになる。 もう隠せない このモボクは 枯れかけている それても だめだ : ずっと気が つかないふリを してきたが : 冫ノ , てしたら あたしもあんたと ムーラ 大変だよ、 / 一一 あんたの 母さんが : ムーラ、 ムーラ 126

きみは ツーライの 地へ行った あるかね ? あリます 私もツーライ人の 末裔てすから・ : ツーライの地は かっては とても広くて、 世界の半分は ツーライだったとも 言われています。 そうだった のか ツーライ人が 生活を変えると 共に、その世界も 幻のように 消えたのてす。 この広大な荒れ地や、 砂漠もかっては ツーライの一部 だったのです。 思こ特そ さそツどで えとにの えうーこも なと不話 曖でラま今 -- ーー . ーー かは思は 昧なイでは三豸をン - み毒こ - ー っ議私 でかだがどーー - ー、 たなに は すつつ 。たたか ののら いつの間にか 半分以下に 減 0 ていた。一心 運転手は 道を知っている 者がいるのか いないのか それすら わからなかった。 097 遠い国から [ 第四信 ] 荒れ地にて

知らなかった、 こんな平穏で、一 ~ ' 静かな世界 だとは : 知っていれば もっと早く ここへ来るべき】 ~ だったかも しれない : 第・ノ。ノ えイ 161 海の中

遠い世界 諸星大一一郎 諸星大ニ郎特選集 第 3 集 DaiJi 「。 Morohoshi SPECIAL SELECTION BIG COMICS SPECIAL