ダンポール七変化 材料は、たった 1 枚のダンボール ! それがさまざまなものに形をかえていく、わくわくするような工作だよ。 まずはダンボールをくるくるとまいて、うずまきをつくるところからスタートしよう。 用意するもの ・片面ダンボール (50cmx 50 ( m ) ・・・ 1 枚 表面はでこばこ、裏面はつるつるしたダンポールのこと。 文具店やホームセンターなどで手に入るよ。 【道具類】 接着ざい ( 木工用接着ざいなど ) 、 ハサミ、カッター、定規など 基本形をつくったら、今度はそれをいろいろな形にかえてみよう。 さらにカーブを うずまきをつくる のりしろを ■つくる でこばこした面をはじから 1 cm 、カッ ターで切って取りのぞく。 うら 形成 つなげる つるつるした面を切り取ったダン ポールと、 2 を接着ざいではり合 わせる。 丸める つなぎ合わせたダンポールをすき間 のないようにくるくる丸める。 いろいろな形をつくる 57
打楽器をつくってみよう S T E P 打楽器は、手や棒などでたたいて音を出す楽器のこと。 高い音や低い音が出るドラムをつくって、リズミカルにたたいてみよう。 「ポンポン、コンコン、トントン」 たたくとお もしろい音が出るものを集めた、楽しいドラムだよ。 ストラップもつけて、首からかけて使おう。 トンコロリン 用意するもの グルーガンなど ) 、ハサミ、カッター、定規、かざり 【道具類】ガムテープ、接着ざい ( 木工用接着ざい、 ・竹の割りばし・・・ 2 本・ひも・・・ 2 ~ 3m ・木のビーズ ( 直径 15mm 程度 ) ・・・ 2 個 ・あきカンや金ぞく管など・・・ 2 ~ 3 個 ・工作用紙 (15cmx 15cm ぐらい ) ・・・ 5 ~ 6 枚 ・紙管 ( 直径 5 ~ 10 ( m ぐらい ) ・・・ 5 ~ 6 個 しかん ・ダンボール (50cmx 40 ( m ぐらい ) ・・・ 1 枚 つけ用の材料、絵の具や筆など たたくときに使うバチ ( マレット ) 2 本と、紙管でつくったドラムの / ヾーツをつくろう。 マレットとバーツをつくる 接着ざいを ーっける 割りばしを ーさしこむ 紙管とは・・・ ? 紙管とは、紙でできた 管のこと。はじの部分 に工作用紙をはってた たくといい音が出るよ。 紙管に紙をはる 割りばしをビーズの穴にさしこみ、接 着ざいがかわくまでおいておく。 割りばしの先に接着ざいをつける。 ダンボールに、紙管ゃあきカンのドラムのパーツをセットするよ。 楽器の本体をつくる 同じものを 2 つつくっ たら、マレットの完成 ! 紙管に工作用紙をはり、まわりをきれ いにカットする。 しるしをつける パーツの大きさに合わせてしるしをつ ける。 108 カッターで切る カッターで 8 分割になるように切れこ みを入れる。 紙管ゃあきカンを上からさしこん で取りつける。 取りつける 取リつけ方 はずれないように、グ ルーガンなどでしつかり 接着する。
3 国 20 ハットしてカーニバル フラワーコサージュがポイントの手づくりぼうし。 自由にかざリつけして、かわいいおしやれをめざそう ! ぼうしの型となるのは、カップめんのあき容器。ここに色とりどりの和紙をはりつけていくよ。 接着ざいを水でとく 用意するもの ・カップめんの容器 ( 大きさや形は好みのものを選ぶ ) ・・・ 1 個 ・和紙 ( うすめのもの。 10 ( m 角ぐらいに切る ) ・・・ 10 枚ぐらい ・紙ナプキン ( 10 ( m 角ぐらいに切る ) ・・・ 10 枚ぐらい ・その他デコレーション用の材料 ( コサージュ、 ビーズ、ス / ヾンコール、リボンなど ) ・・・適量 ・水・・・適量 【道具類】 木工用接着ざい、ハサミ ぼうしの本体となる部分に、和紙や紙ナプキンをはっていくよ。色づかいも工夫しながらはっていこう。 紙ナプキンをはる 和紙をはる のりをつくる 木工用接着ざいを平た いお皿などに出す。 2 ~ 3 回円をえがくくら いの分量が目安。 るロ 少しずつ水を入れて、 手でかきまぜながらと いていく。 本体をつくる のりを つけて はる 少しずつ重ねるようにして和 紙をはっていこう。 のりに和紙をベタベタとひたす。 全体がぬれるぐらいたっぷりと。 和紙をはったら、 その上にさらにの りをつけた紙ナプ キンをはる。
ダンポール水泳 つきは、ダンボールでプールをつくり、水泳を楽しむ工作だよ。 水泳選手がプールでけんめいに泳ぐようすは、もリ上がることまちがいなしだよ。 まずは大きなダンボールを広げて、さまざまなパーツを切り出していくよ。 ダンボール箱を ■広げる 用意するもの ・ダンボー几箱・・・ 1 個 ・ストロー (18cm) ・・・ 2 本 ・たこ糸 ( 長さ 1.5m ) ・・・ 4 本 【道具類】 接着ざい ( 木工用接着ざいなど ) 、キリ、 ハサミ、カッター、定規、絵の具や筆など ロロ ダンボールをカットする プールの底を切る ダンポールの輪になっている部分 青色の部分がプールの底になるよ。底はなるべく折り目 を切って、一枚のダンポールにな のない大きい面のダンポールを使うと、じようぶにつく るように広げる。 れるよ。 プールサイドを 選手のバーツを切る 一切る 黄色の部分がプールサイドのわく とレーンの部分になるよ。 あまった部分で、選手と選手をつり下 げるための天びんを切る。天びんのサ イズは、 10cmx 5cmo プールサイドのわくのノヾーツはうまく切れたかな ? こんどはそれをプールの底にはりつける作業だよ。 わくに折り目をつける 折リ目の部分に カッターで切りこみを入れる 折り線の表面にカッター を入れるときれいに折れ→ るよ。 プールサイドのわくを組み立てる プールの底にはリつける プールの底に、接着ざいでプールサイドのわくの パーツをはりつける。 わくをたて 3 等分したところに しるしをつけて折っていくよ。 58
管、けん、打を合わせた楽器をつくってみよう 管に息をふきこんで、音を出すのが管楽器。 管とげん、打の要素がすべて入った楽器をつくって、みんなで演奏してみよう。 用意するもの ・牛乳パック ( 1 リットル ) ・・・ 2 個 ・ペットボトル ( 牛乳 / ヾックと底のサイズが合うもの ) ・・・ 1 本 ・ポリぶくろ・・・ 5 ( mx5cm ぐらい ・あきカン・・・ 2 個・輪ゴム・・・ 1 本 ポリぶくろの選び方 【道具類】両面テープ、ビニールテープ、接着ざい ( 木 手でにぎってみて、カ 工用接着ざい、グルーガンなど ) 、ハサミ、カッター シャカシャと音が出る 定規、ホチキス、かざリつけの材料、絵の具や筆など ようなうすいふくろが 「ウー、ウーツ」と声を出して演奏する楽器だよ。「カ 適しているよ。 ズー」と呼ばれる円とう管の部分がしん動して、音 が出るしくみだよ。輪ゴムをはじいたり、カンをた たきながらふいても楽しいよ。 ※ペットボトルの切り口などでけがをしないように気をつけよう。 まずは牛乳ノヾックとポリぶくろでカズー ( 音を出す部分 ) をつくろう。 牛乳バックを 両面テープを 一切る ーはる くだ ブーブーブー カズーをつくる ポリぶくろを ■はる 牛乳バックの図 サイドと中央の穴の周囲に両面テープ 棒などに巻きつけて丸め、穴のまわり に両面テープでポリぶくろをはる。 をはる。 牛乳パックを右の図のサイズ通りに切 る。中央に穴をあける。 カズーをセットするための本体は、ペットボトルと牛乳パックを使うよ。 牛乳バックを切る カズーをつける 7cm 楽器の本体をつくる ペットボトルの底と ■合わせる ペットボトル の底もカッ ターで切り、 牛乳パックの 底と合わせて グルーガンな どで固定す る。 牛乳パックの ロの部分にカ ト・、ズーをはさ み、ホチキス でとめる。 牛乳パックの 底の部分を カッターで切 り取る。 110
てくれ 、イちからマスター まつもとがりう 松本雅隆さん けん楽器をつくってみよう 子どもたちに音楽 の夢をはこぶ「ロ バの音楽座」代表。 昔の楽器や空想の げん楽器とはバイオリンやギターのように、げんをつかって音を出す楽器だよ。 楽器などで、さま ざまな音楽をつく 基本のつくり方はとてもかんたん。急がず、ていねいにつくってみよう。 レ、りあげている。 用意するもの ・ダンボール ( 大きさは両手でかかえられるぐらい ) ・木の実 ( 石ころなど ) ・・・ 20 個ぐらい ・あきカン・・・ 1 個 あな ・ゴムチューブ ( 穴の直径が 3 ~ 6mm ぐらい ) ~ 2 m ( ダンボールの大きさとげんの数によって調整 する。なければ太めの輪ゴムでも O K) ・ひも・・・ 2 ~ ゴムチューブ 【道具類】ガムテープ、接着ざい ( 木工用接着ざい、 中が空どうになったゴ グルーガンなど ) 、ハサミ、カッター、定規、かざり ム。ホームセンターな チューブのゴムをはじいて音を出すしくみ。ふって どで手に入る。 つけ用の材料、絵の具や筆など も、たたいても音が出るので、行進したり、 ダンス をおどったりしながら演奏すると楽しいよ ! まずはダンボールを使って、楽器の本体をつくろう。 中に木の実などを ストラップを ー入れる ーっける G 3 【ジースリー】 楽器の本体をつくる ストラップは、 楽器を首にかけたリ、 こしに固定するために つけるよ。 ガムテープで . とめる ダンポールの底をガムテープでとめて、 ストラップ用のひもをふたの部分に通 ガムテープでとめる。 ふたを閉じて、 中に木の実や小石などを入れる。 してむすぶ。 つぎは、ダンボールにゴムチューブのげんを取リつけよう。 ゴムチューブを あきカンを ■まきつける ーはさむ ゴムチューブの両はじをかたくむすん げんとダンポールの間に、 あきカンを でからダンポールにまきつける。同じ はさむ。 ように何本かまきつける。 げんを取りつける 立合わせの しかた あきカンをずらし たりして、音の高 低を調整しよう。 を 107
音楽のちから 05 手づくり楽器でアーティストになろう ! オリジナル楽器をつくろう ! カラフルでユニークな楽器がいつばいだね。 みんなも、 , 思い思いに色をぬったり、かざりつけをしてみよう。 すべて合体する 輪ゴムを固定する もうひとつの あきカンと 7 でつくったあ きカン、本体 ール 管・げん・打の要素がすべてそろった、スペシャ テープでセッ ルな手づくり楽器の完成だよ。 トする。 あきカンに輪 ゴムをかけ、 ビニールテー プで固定する。 すてき ! やってみよう ちからんどの仲間がつくった作品たち おまけ 1 好きな形に板をカットする。 2 ダンボールなどで周囲のわくをつ くリ、板の周囲に接着ざいでつける。 金づちで板にくぎを打つ。 3 このとき、中に入れるビー玉が ころがるぐらいのはばをあける。 4 自由に色をぬって デコレーションする。 こんな かんたんな 楽器でも、 すごくステキな 音が出せる んだね ~ 森のオルゴールをつくってみよう 板の上をコロコロころがるビー玉 がくぎに当たると、オルゴールの ような美しいひびきをかなでるよ。 材料ー ・板 ( 厚さ 1 cm 、大きさ は 30 x 30 ( m など自由 ) ・わく用のダンボールや板 音の出し方 ・くぎ伏小 ) ・・・適量 左右にかたむけて中 ・ヒー玉や丸い小石など のビー玉をころがす と音が出るよ。 111
管楽器をつくってみよう 身近にあるもので、いろいろな音の出る笛をつくってみよう。 ぐうぜんできた音ていが、とってもおしやれな音楽に変身するよ。 用意するもの ・ダンボール (50cmX 40 ( m ぐらい ) ・・・ 2 枚 ・ビンやボトル ( いろいろなサイズ、形のもの ) ・ホース ( 太さ約 1.5 ( m ) ・・・ 60 ( m ぐらい ・ペットボトル ( 500mD ・・・ 1 本 【道具類】ビニールテープ、接着ざい ( 木工用接 ビンの選び方 着ざいなど。グルーガンがあればなおよい ) 、ハ ビンやポトルはなるべく太 サミ、カッター、かざりつけ用の材料、絵の具や さが同じものを選ぶと、セッ 筆など トしやすいよ。息をふきこ ビンやプラスチックのあきポトルを使った、いろい むと、どんな音が出るかな ? ろな音が出る笛。ホースをつけるとラッパにもなる よ。絵をかいて、お面にしておどっても楽しいね。 ※ペットボトルの切り口などでけがをしないように気をつけよう。 まずは本体をつくろう。ビンやボトルをダンボールではさむようにしてセットするよ。 ラッパ用の穴を ダンボールを切る ーあける 音楽のちから 05 手づくり楽器でアーティストになろう ! S T E P ようせいの笛 本体をつくる ビンやボトルを ■セットする ビンの高さを そろえてなら べ、グルーガ ンなどでダン ポールにつ け、もう 1 枚 もかぶせるよ うにしてつけ る。 完成した本体に、さらにホースのラッパをつけてみよう。 ペットボトルをつける ホースのラッパをつける 音の出し方 ラッパやビン ( ポトル ) の 口に息を「フーフー」とふき 本体にセットする ホースのはじに、 ペットボトルの 上の部分をビ ールテープで とめる。 日第