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検索対象: PHP 1 : はじめてのPHPプログラミング
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1. PHP 1 : はじめてのPHPプログラミング

・ 66 第 3 章 PHP の基本と変数 プログラムを書くためのツール 本的な書き方を説明します。 実際の PHP の命令などを解説する前に、 こでは PHP のプログラムのごく基 KEYWORD ・テキストエデイタ ・テキストデータ ・統合開発環境 (IDE) 注 3 ー 1 改行コードも実際には文字の一 種ですので、エデイタで作られる テータは基本的に文字以外の情 報を含まないことになります。 注 3 ー 2 代表的なところではマイクロソフ トの FVisuaI Studio 」、 Java など の開発に利用するオープンソース の「 EcIipse 」などがあります。 まずプログラムを記述するためのツールについてですが、通常はテキスト工 ァイタを使ってコードを記述します。たとえば、 Windows に標準で付属してい るテキストエデイタに「メモ帳」があります。メモ帳の起動は簡単です。 W ⅲ dows のスタートメニューから「すべてのプログラム」を選択し、「アクセサ リ」のカテゴリーの中から「メモ帳」を選択してください。 図 3-1 メモ帳 年題 - メモ帳 ファイ ) 区日編集 ( 印書式 ) 表 Y ) ~ レプ但 ) テキストエデイタは Word などにも近い外観ですが、文字の情報 ( テキスト データ ) だけを編集するツールです。ワードプロセッサなどでは文字の大きさや 飾りつけ、レイアウトなども編集できますが、エデイタができるのは文字を打ち 込んだり改行を入れたりという操作に限られます。作成されるデータも、 W 。 rd などには文字の大きさやレイアウトなどの情報が含まれますが、テキストエディ タで作られたデータには純粋に文字情報だけが含まれます ( 注 3-1 ) 。 PHP に限らす、一般的なプログラミング言語ではテキストエデイタを使って コードを記述します。テキストエデイタで作成したテキストデータをコンパイラ やインタブリタで処理します。プログラムの作成をサポートするさまざまな機能 を盛り込んだ統合開発環境 (IDE : lntegrated Development Environment) ( 注 3-2 ) もありますが、プログラミング学習の基礎はテキストエデイタで開発す るものと考えてよいでしよう。 PHP の場合もメモ帳などで開発可能ですが、メモ帳はエデイタとしてほとん ど最低限の機能しか備えていませんので、より機能が充実したツールを利用し

2. PHP 1 : はじめてのPHPプログラミング

KEYWORD ・ファイルシステム ・リソース KEYWORD ・テキストデータ ・バイナリデータ 8-4 ファイル操作 ます。 ファイルを「開く」ファイルの「リソース」を取得 図 -5 リソースを使用する PHP のファイル操作 り解放します。 て利用しなくなったファイルのリソースは PHP の「ファイルを閉じる」操作によ 「読み書き」のアクセスを行います。ファイルを開いてからさまざまな処理を経 し示す単位になります。「ファイルのリソース」を取得したらリソースに対して なります。リソースは「資源」といった意味があり、プログラム中でファイルを指 ファイル名は「 readme. txt 」や「 stat.log 」などのファイルシステム上の名前に readme. txt ファイル リソース 閉じられたリソースは「解放」され、 ふたたび開くまで利用できなくなる 使わなくなったリソースは「閉じる」 テキストデータとバイナリデータ PHP プログラム リソースを使って「ファ イルの読み書き」 ファイルには種類が 2 つあります。人間が解釈できるテキストの文字列で構成 されたテキストデータのファイルと、 0101 という数値の羅列から構成された画 像や動画、プログラムなどのバイナリデータです。たとえば、 HTML は「テキス トデータ」ですし、デジカメで撮影した JPEG 画像は「バイナリデータ」となって います。 これら 2 つのファイルはそれぞれ役割が違います。「テキストデータ」はテキ スト ( 文字 ) のみを扱うのに対して「バイナリデータ」は文字以外のデータも扱 うことができます。これら「テキスト」と「バイナリ」は用途に応じて使い分けま すが、一般的な掲示板システムやプログッールなどではほとんどが「テキスト データ」で構成することができます。

3. PHP 1 : はじめてのPHPプログラミング

この章のテーマ 4 章までに学んだ内容を利用すれば単純なデータの演算や表示のプログラムが作 成可能です。しかし、 PHP にはより多くのデータを管理するための機能がありま す。本章で学ぶのは汎用的なデータに名前を付けておける「定数」の機能、さらに 複数のデータをまとめて利用するための「配列」と「連想配列」の仕組みです。「変 数」「定数」「配列」はそのほかの多くの言語でも利用できるプログラミングの仕 組みです。これらの使い方を覚えるとプログラミングにおける基本的なデータの取 り扱いをマスターしたことになります。 5-1 定数 定数と変数の違い 予約語 あらかじめ用意されている変数 定義済みの定数 5-2 配列 配列とは 配列の作成 配列へのアクセス ■データの代入 e 要素の追加 C 配列の演算子 5-3 連想配列 連想配列とは 連想配列の作成 連想配列へのアクセス データの代入 連想配列の要素追加 この章を学習すると以下の知識をマスターできます。 ・汎用的なデータを定義しておく「定数」の利用法 ・定数に利用できない言葉、 PHP の予約語 ・複数のデータをまとめることのできる「配列」 ・キーワードによってアクセスできる「連想配列」 ・配列のデータへのアクセスや要素の追加

4. PHP 1 : はじめてのPHPプログラミング

7 32 第 5 章定数と配列 第 5 章定数と配列 配列とは 学 ・配列とは複数のデータをまとめて名前を付けたもの ・データは配列名と「キー」で特定される ・キーは 0 から始まる数字で、添字、インデックスともいわれる ・配列の作成には array 命令を使う ・配列のそれぞれのデータを「要素」という ・配列の各要素には $ 配列名 [ キー ] でアクセスする ・ PHP の配列は異なるデータ型の要素も格納できる ・各要素は変数と同じように利用できる ・キーを指定することで作成済みの配列への代入ができる ・配列には $ 配列名 [ ] = 値で要素を加えられる ・配列は演算子を用いることで結合や比較が可能 ・配列の結合を行うとキーの重複する要素は消えてしまう 配列の作成 配列へのアクセス データの代入 要素の追加 配列の演算子 KEYWORD 配列・・・複数のデータをまとめて変数名を与えたもの キー・・・添え字またはインデックスともいう。配列の中のデータを特定する

5. PHP 1 : はじめてのPHPプログラミング

3-3 データ型 型とは 8 7 ・ 型は値 ( データ ) がどのような意味を持っ値であるのかを表している表現のこ とで。同じデータでもその型が持つ意味によってプログラムの処理が変わって きます。以下の例を見てみましよう。 / / 文字列として 123 を表現 / / 数値として 123 を表現 これら、変数 a も変数 b も「 123 」という値を持っていますが、コンピュータに とって、「 123 」が文字列として表現される場合と、数値として表現される場合と では、処理方法そのものが違ってきます。 以下は、メモリ上での「 123 」が文字列として扱われる例と、数値で扱われる ー 123 $b = 123 ー 図・ -6 データ型による扱いの違い 例をごく単純に示したものです。 b 1 123 2 3 メモリ上では、文字列は別々の 箱に格納される 数値の場合、その値 1 つで 1 つ の箱に格納される 文字列として格納されている変数 a の「 123 」は数字そのものではなく「 1 」「 2 」 「 3 」という「文字を表したデータ」が格納されているだけです。 a の場合、コン ピュータ上ではたんなる文字でしかないので、そのままでは計算はできません。 一方、数字として格納されている変数 b の「 123 」なら計算に用いることが可能 です。このようにそのデータの型が何かによって、メモリ上での扱われ方はまる で異なります。例では「文字列」と「数値」の 2 種類ですが、プログラム上ではもっ と多くの「型」が扱われているため、プログラマはデータの型を気にしながらプ ログラミングをしなければなりません。 図 3-7 変数のデータ型の違い 123 文字列ー 123 b 数値

6. PHP 1 : はじめてのPHPプログラミング

第 3 章 PHP の基本と変数 第 3 章 PHP の基本と変数 学習のポイント 変数の作り方 ・データを格納するための箱のような概念を「変数」と言う ・変数は「 $ { 変数名 } 」と表記する ・変数を作る作業を「宣言」と言う ・ PHP では変数宣言は不要 ・変数にデータを格納することを「代入する」と言う ・数字から始まる変数名は使用できない ・変数は echo コマンドなどで値を取り出すことができる ・変数の値は書き換えることができる ・変数に格納する文字列は「、 ( シングルクオート ) 」や卩 ( ダブルクオート ) 」 で囲む 値の格納 変数の利用 KEYWORD 変数・・・データを格納するための箱のような概念、名前を付けてデータを管理 する 代入・・・変数に文字列や数字などのデータを格納すること 変数の作り方 PHP やその他プログラミング言語には、 数と呼ばれる値 ( データ ) を格納し た箱に例えられる概念があります。また、値についてもその値がどのような意味 を持つのかを示す型という概念があります。 プログラミングを行ううえで、これら概念は外せない存在ですので、 こでは 変数と型について整理していきましよう。 KEYWORD 数 変値型

7. PHP 1 : はじめてのPHPプログラミング

1 -3 Web アプリケーションについて知ろう ・ HTML (Hyper Text Markup Language) KEYWORD HTTP は、主として HTML (Hyper Text Markup Language) キストデータを送受信しますが、ほかにも JPEG や PNG などの画像データ、 PDF などの文書ファイル、 MPEG や Flash などの映像やアニメーションなど、 多くのデータに対応しています。 プラウザは、 Web サーバーから送られてきたデータを元に画面上にそのデー タを表示していますが、基本的には HTML データを扱うものです。プラウザは HTML に記述されているテキスト情報を元に、それらを解釈した結果を画面へ と描画しています。たとえば、次のような HTML のデータは、 Web プラウザに と呼ばれるテ 解釈されて、画面のように表示されます。 図① -14 HTML とブラウザによる表示 HTML まイれていますを く /html > く /bodY> く p style = “ C010 て : て ed 表示されていますか ? く /P> く hl > こんにちは ! くな 1 > く b0dY> く /head> く t 土セ le > He110 ! く / セ le > <head> く html> こんにちは ! ブラウザ ・つンビュータ 4 を一ド : 第新 Web アプリケーションでは HTML をプラウザに送信し、 HTML を画面に表 示させることで多彩な表現が実現します。 HTML データだけでは単純な表現し かできませんが、 HTML に画像データなどを組み合わせることで、プラウザの 表現の幅は広がっています。 Web アプリケーションの特徴②一日語ー Web アプリケーションで実行されるサーバーサイドアプリケーションは、さ まざまなプログラミング言語で記述できますが、基本的な動作の仕組みは同じ です。

8. PHP 1 : はじめてのPHPプログラミング

注② -5 「 Content-Type 」へッダについて は後ほど解説します。 KEYWORD ・リクエストバラメータ KEYWORD ・レスポンス行 2-2 Web アプリケーションの基礎 前 = 値」という文字列 ( リクエストバラメータ ) を付けておくことで、 POST 時と タ項目と値を送ることは可能です。「リソース」の部分に「 ? 」で連結された「名 ため、ボディの部分は省略してメッセージを送信します。しかしこの場合もデー また、 GET を用いる場合にはリソースで指定されている値を取得するだけの ( 注② -5 ) 。 「 & で区切る」「データ項目名 = 値」というデータの形式が通信先に伝えられます のです。 application/x-w•wrvv-form-urlencoded と指定することで、 リクエスト時の Content - Type ヘッダは送信するデータの形式を指定するも Content-Type : application/x-www-form-urlencoded しています。 こうした送信するデータの形式は、送信時の「 Content-Type 」へッダで指定 いう値が格納されているという意味になります。 データ項目に「 123 」という値が格納され、 b という名前のデータ項目に「 456 」と このように、「 GET 」でメッセージに値を含めるときはリクエストパラメータ GET /hoge. PhP?a=123&b=456 日 TTP / 1.1 同じように値を指定することができます . HTTP のレスポンスメッセージは、送信されたリクエストメッセージを元にク HTTP レスポンス が利用できます。 ライアントへ送られる返信メッセージです。 レスポンスメッセージの先頭行は、レスポンス行です。 図② -4 レスポンス行 HTTP/I . 1 200 OK HTTP バージョンステータスコードステータスメッセージ レスポンス行は H 幵 P バージョン、ステータスコード、ステータスメッセー で構成されます。 シ

9. PHP 1 : はじめてのPHPプログラミング

・ 250 第 8 章 PHP のいろいろな機能 ファイル全体を読み込む / 書き込む ファイルへのノにスに配置されているファイルの内容を読み取り、その内容を文字列として返す。 ファイル全体を読み込む場合、いままでは fopen 関数でファイルリソースを開 き、 fgets 関数などで 1 行ごとに読み込み、 fclose 関数で閉じていました。 file get ー contents 関数はこれら一連の処理をまとめて行うことができます。次の例 は、 fgets 関数のときに利用した「 fgets. txt 」をすべて読み込むサンプルになりま す。 file get contents ( ファイノレヘのノにス ) string く ?php $contents = echo ーファイルの内容 : く p て e ゾ file get contents い fgets. txt' ) $contents, 4 行めのデータ 3 行めのデータ 2 行めのデータ 1 行めのデータ ファイルの内容 : 実行結果 0-30 file_put_contents ( ファイノレヘのノ ( : ス ファイルへのノに配置されているファイルに対して バイト数を返す。 土 n セ 文字列 ) - / を書き込む。書き込み後書き込んだ file—get—contents 関数同様、 file—put—contents 関数は一連のファイルへ文字 列を書き込む処理をまとめて行う関数です。 <?php $data = は行めのデーター ウ行めのデーター $data file__put contentg い file put contents. txt• $data); file get_contents い file_put contents. セ x セつ一 $contents = echo ー書き込んだ内容 :<P て e $contents,

10. PHP 1 : はじめてのPHPプログラミング

8 ー 4 ファイル操作 意味 読み込み / 書き込みモードでファイルを開き、ファイルポインタを終端に配置する。 ファイルが存在しない場合は作成する。 書き込みモードでファイルを開き、ファイルポインタを先頭に配置する。ファイルが存 在しない場合は作成し、もしファイルが存在する場合は、 fopen は失敗し工ラーとな る。 読み込み / 書き込みモードでファイルを開き、ファイルポインタを先頭に配置する。 ファイルが存在しない場合は作成し、もしファイルが存在する場合は、 fopen は失敗し 工ラーとなる。 また、このモードには「 b 」を付けることでバイナリモードでファイルを開くこ string す。この fgets 関数を試すため、以下のようなファイルを fgets. txt として用意し fgets 関数はファイルポインタから 1 行読み込みを行い、その文字列を返しま ファイルポインタから 1 行読み込む。 fgets ( リソース ) ファイルの読み / 書き b001 fclose ( リソース ) 指定されたリソースのファイルを閉じる。 fcl 。 se 関数を用いてリソースを開放し、ファイルを閉じます。 f 叩 en 関数で開いたリソースは fclose が行われるまで開いた状態となります。 合は「 rb 」のようにバイナリモードを付けてファイルを開きます。 とができます。 Windows で PHP を開発していて、バイナリデータを利用する場 ファイル「 fgets. txt 」 ました。 <?php 4 行めのデータ 3 行めのデータ 2 行めのデータ 1 行めのデータ このデータを使って読み込みを行う例です。 fgets ($resource) echo I<P > 1 行読み込みます : fopen い fgets. txtl $ re S 書式 a 十 X 十