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検索対象: 統合マネジメントシステムのつくり方
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1. 統合マネジメントシステムのつくり方

区分 ISO 9001 : 2000 システム 5.3 品質方針 【 PLAN) トッブマネジメントは , 品質方針に ついて次の事項を確実にすること . a) 組織の目的に対して適切である . b) 要求事項への適合及び品質マネジ メントシステムの有効性の継続的な 改善に対するコミットメントを含む . c) 品質目標の設定及びレビューのた めの枠組みを与える . d) 組織全体に伝達され , 理解される . 46 トッブマネジメントは , 組織内のそ 5.4.1 品質目標 5.4 計画 る . e) 適切性の持続のために レビューす 表 2.2 ISO 14001 : 1996 4.2 環境方針 最高経営層は , 組織の環境方針を定 め , その方針について次の事項を確実 にしなければならない . a) 組織の活動 , 製品又はサービスの , 性質 , 規模及び環境影響に対して適 切である , b) 継続的改善及び汚染の予防に関す る約束を含む , c) 関連する環境の法規制 , 及び組織 が同意するその他の要求事項を遵守 する約束を含む , d) 環境目的及び目標を設定し , 見直 す枠組みを与える , e) 文書化され , 実行され , 維持され , かっ全従業員に周知される , f) 一般の人が入手可能である . 4.3.3 目的及ひ目標 組織は , 組織内の関連する各部門及

2. 統合マネジメントシステムのつくり方

表 2.2 区分 ISO 9001 : 2000 ISO 14001 : 1996 システムまた , 品質マネジメントシステムの有 【 CHWK 】効性の継続的な改善の可能性を評価す るために適切なデータを明確にし , そ れらのデータを収集し , 分析すること . この中には , 監視及び測定の結果から 得られたデータ及びそれ以外の該当す る情報源からのデータを含めること . データの分析によって , 次の事項に 関連する情報を提供すること . a) 顧客満足 ( 8.2.1 参照 ) b) 製品要求事項への適合性 ( 7.2.1 参 照 ) c) 予防処置の機会を得ることを含む , プロセスと製品の特性及び傾向 d) 供給者 8.5 改善 8.5.1 継続的改善 組織は , 品質方針 , 品質目標 , 監査 結果 , データの分析 , 是正処置 , 予防 処置及びマネジメントレビューを通じ て , 品質マネジメントシステムの有効 性を継続的に改善すること . 100

3. 統合マネジメントシステムのつくり方

辰巳製作所株 2001 ー 04 ー 02 TMS ー 40000 マネジメントマニュアル 制定 改定 44 / 53 第 1 版 ( 3 ) この際の校正又は検証結果及びそれに伴う処置について記録する . 8.3 データの分析 8.3.1 データの収集 次の目的のために , 「データ分析規定」 ( TMS ー 83001 ) で示される担当部署は , 適 切なデータを収集し , 分析する . 監視及び測定から得られるデータ並びにその他の 情報源からのデータを含む . ( 1 ) マネジメントシステムの適切性及び有効性を実証するため . ②マネジメントシステムの有効性の継続的改善に関する可能性を評価するた め . 製品とプロセスの特性及び傾向 , 並びにこれから得られる予防処置の機 環境法規制への適合性 : 8.23 項参照 製品要求事項への適合性 : 「品質計画書」への適合 顧客満足度 : 8.2.1 項参照 ァータの分析によって , 次の事項に関連する情報を得る . データ分析による情報 ( 4 ) ③ ② ( 1 ) 圧 3.2 202 に改善する . 置並びにマネジメントレビューを通じて , マネジメントシステムの有効性を継続的 当社は , 社長方針 , 目的及び目標 , 監査結果 , データの分析 , 是正及び予防処 8.4.1 継続的改善 8.4 改善 ( 5 ) 供給者における品質管理状況及び環境の要求事項の実施状況 会 : 7.6 項及び 8.2.2 項参照

4. 統合マネジメントシステムのつくり方

つ づき ( 35 / 37 ) OHSAS 18001 : 1999 ( 要旨 ) をとり , うまく分析して活用することが求め られている . 見直し時点でその約束に照らしてシステムの で継続的改善について約束し , 経営層による 条項はないが , 最高経営層が , その方針の中 2 ) ISO 14 1 / OHSAS 18001 の場合 , 個別の は , 立派な改善となる . 変更に伴い目標の達成が容易になった時など が実施しやすくなった時 , またはその活動の 品質マネジメントシステムで規定された活動 善」のことではない . この場合 , 具体的には , ムの有効性の改善」のことであり , 「品質改 1 ) 継続的改善とは「品質マネジメントシステ 析 , データ採取が必要となる . 用いるかが最も重要であり , それに合った分 3 ) 分析することが目的ではない . 何のために 用することも重要である . 2 ) 監視・測定している項目以外の情報源を活 有効性を判断することになっている . 2.5 ISO 01 / ISO 14 冊 1 / OHSAS 18 1 規格要求事項の比較 1 似

5. 統合マネジメントシステムのつくり方

表 2.2 ISO 9001 : 2000 / ISO 14001 : 1996 / ISO 14001 : 1996 区 この 32 分 般 ISO 9001 : 2000 4. 品質マネジメントシステム 4.1 一般要求事項 っ , 継続的改善を達成するために必 どおりの結果が得られるように , か f ) これらのプロセスについて , 計画 び分析する . e) これらのプロセスを監視 , 測定及 情報を利用できることを確実にする . の支援をするために必要な資源及び d) これらのプロセスの運用及び監視 方法を明確にする . 実にするために必要な判断基準及び のいずれもが効果的であることを確 c) これらのプロセスの運用及び管理 関係を明確にする . b) これらのプロセスの順序及び相互 用を明確にする ( 1.2 参照 ) . なプロセス及びそれらの組織への適 a) 品質マネジメントシステムに必要 組織は , 次の事項を実施すること . システムの有効性を継続的に改善する ること . また , その品質マネジメント し , 文書化し , 実施し , かっ , 維持す て , 品質マネジメントシステムを確立 組織は , この規格の要求事項に従っ 組織は , これらのプロセスを , 要な処置をとる . 4. 環境マネジメントシステム要求事項 4.1 一般要求事項 組織は , 環境マネジメントシステム を確立し , 維持しなければならない . そ の要求事項は , この 4. 全体で述べられ る .

6. 統合マネジメントシステムのつくり方

く速かった . サービス業での採用も極めて多く , 特に地方自治体は関心が強く , その導入が急増しており , 今後とも広がっていくものと思われる . 2.2.2 要求事項の概要 環境マネジメントシステムの規格ではあるが , 品質マネジメントシステム規 格より先に PDCA の考え方を導入した . 要求事項は PDCA サイクルに沿って 記述され , これに従ってマネジメントサイクルをうまく回す運用ができれば , スパイラルアップができ , 継続的改善が達成できるような内容にまとめあげら れた . この意味で , IS014001 規格はわかりやすくなっている . ものをつくることを特に意識する必要もなく , またマネジメントシステムに ついての要求事項の記述もシンプルなものになっているので , いろいろな種類 の組織においても使用できる . IS014001 規格の「図 1 この規格の環境マネジ メントシステムモデル」を , 図 2.4 に示す . 継続的改善 環境方針 計画 経営層による 見直し 点検及び 是正処置 実施及び運用 ( 出典 ) JISQ 14001 「環境マネジメントシステムー仕様及び 利用の手引」 , 日本規格協会 , 1996 年 . 図 2.4 IS014001 規格の環境マネジメントシステムモデル IS09001 : 2000 規格と異なる点は , まずどんな環境影響を与える原因がある かを洗い出し , またどんな法規制が適用されるかを明らかにして , これをベー 20

7. 統合マネジメントシステムのつくり方

辰巳製作所株 TMS ー 62201 第 1 版 5 / 9 頁 6. 教育訓練・能力認定の計画 , 実施及び記録 6.1 計画 幻 6 師 , 期日及び時間 , 受講者氏名 , 使用テキストなどを含む . 保管する . 人事課にはその写しを送付する . 記録には , 教育訓練の内容 , 講 ( 1 ) 計画に基づいて教育訓練を実施した , 又は主管した部署が記録を作成し , 6.4 記録 る . 該当業務に 2 年以上従事しなかった場合は , その認定を中止するものとす ②認定の中止 なかった場合は , 有効性が維持されていると判断し , その認定を継続する . 該当業務に継続して従事し , その間 , 特に品質あるいは環境管理上支障が ( 1 ) 認定の継続 づき , 下記要領にて再評価を行う . 各主管部署は , 3 年ごとに認定された者の該当業務就業状況を調査し , それに基 6.3 能力の再評価 ( 4 ) 能力があると認定された者のリストは , 各主管部署が作成し保管する . 定する . ( 3 ) 表ー 1 の要件を満たす者を , 最終的に各主管部署の部長が「能力あり」と認 合格をもって修了とする . ②表ー 1 の教育訓練については , 訓練の有効性を確認するための試験を行い , の実施内容を決めて実施する . ( 1 ) 教育訓練及び能力認定の主管部署は , 年間計画に基づき , 個別に教育訓練 6.2 実施 容 , 社内又は社外の別 , 人数 , 時間・期間などを明示する . 度計画を立て , 統括部長が承認する . 計画書には , 教育訓練及び能力認定などの内 提案する . 人事課は各課の提案を総括 , 調整し , 全社の教育訓練及び能力付与の年 各課は , 各年度末までに次年度の教育訓練及び能力認定計画を立てて , 人事課へ

8. 統合マネジメントシステムのつくり方

OHSAS 18001 : 1999 要求事項の比較表 ( 1 / 37 ) OHSAS 18001 : 1999 ( 要旨 ) 4. 労働安全衛生マネジメントシステム の要素 4.1 一般要求事項 らない . その要求事項は , この 4. 全体 システムを確立し , 維持しなければな 組織は , 労働安全衛生マネジメント で述べられる . 1 ) ISO 14001 及び OHSAS 18001 では , 単なる 緒言に過ぎないが , IS09001 では , 品質マネ ジメントシステムの有効性を継続的に改善す るために必要な事項を概説している . あくま でも基本的要求事項を述べたものであり , 詳 細は 4.2 項以降で要求される . その意味では , a) ~ f ) 項が自組織のマネジメントシステムの どの部分で決められているかを説明できれば , それでよいはずである . 4 ) アウトソーシングについて , ISO 981 で追 大きさで捉えるのも一法である . ては , 1994 年版の各条項のタイトルぐらいの に各組織が決めればよい . 1 つの考え方とし セスで捉えるかは , " 管理できること " を要件 要のようだ . しかし , どういう大きさのプロ を工夫した表現 ( 図 , 表など ) で示すことが必 味で , プロセスが何かを示し , その相互関係 係について記述するよう求めている . この意 プロセスの特定 , 並びにその順序及び相互関 の構築にあたっては , そのシステムに必要な 3 ) ISO 9001 によれば , マネジメントシステム きる . は , ISO 14001 及び OHSAS 18001 にも適用で ④維持 , ⑤有効性の継続的改善であり , これ メントシステムの①確立 , ②文書化 , ③実施 , 2 ) ISO 9001 が求めているポイントは , マネジ 2.5 ISO 9001 / ISO 14 冊 1 / 0 Ⅱ SAS 18001 規格要求事項の比較 33

9. 統合マネジメントシステムのつくり方

区分 システム 【 DO 】 ISO 9001 : 2000 システム 5.6 マネジメントレビュー 【 ACT 】 5.6.1 一般 トッブマネジメントは , 組織の品質 マネジメントシステムが , 引き続き適 切で , 妥当で , かっ , 有効であること を確実にするために , あらかじめ定め られた間隔で品質マネジメントシステ ムをレビューすること . このレビュー では , 品質マネジメントシステムの改 善の機会の評価 , 品質方針及び品質目 標を含む品質マネジメントシステムの 変更の必要性の評価も行うこと . マネジメントレビューの結果の記録 は維持すること ( 4.2.4 参照 ) . 5.6.2 マネジメントレビューへのイン マネジメントレビューへのインブッ トには次の情報を含むこと . 表 2.2 ISO 14001 : 1996 部コミュニケーションのためのプロセ スを検討し , その決定を記録しなけれ ばならない . 4.6 経営層による見直し 組織の最高経営層は , 環境マネジメ ントシステムが継続する適切性 , 妥当 性 , かっ有効性を確実にするために , 自 ら定めた間隔で , 環境マネジメントシ ステムを見直さなければならない . 経 営層による見直しのプロセスでは , 経 営層がこの評価を実施できるように 必要な情報が確実に収集されなければ ならない . この見直しは , 文書化され なければならない . 経営層による見直しは , 環境マネジ メントシステム監査の結果 , 変化して いる周囲の状況 , 及び継続的改善への 約束に照らして , 方針 , 目的 , 及び環 境マネジメントシステムのその他の要 素の変更の必要性に言及しなければな らない .

10. 統合マネジメントシステムのつくり方

TMS ー 40000 4.1 マネジメントシステムの概要 4. マネジメントシステム マネジメントマニュアル 辰巳製作所株 2001 ー 04 ー 02 制定 改定 10 / 53 第 1 版 辰巳製作所 ( 株 ) ( 以下 , 当社という ) は , 以下のことを実施することにより , マネ 768 化された手順 , 及び当社がプロセスを計画 , 運用 , 監視及び管理するために ②二次文書 : 部署間にまたがる共通的文書 , 規定 ( ISO 規格が要求する文書 ( 1 ) 一次文書 : マネジメントマニュアル . る . それらは , 次の体系で示される . 文書へのつながりに関する情報を確実にするようなかたちで文書を確立し , 維持す 当社は , マネジメントシステムの核となる要素及びその相互作用 , 並びに関連 42.1 一般 4.2 文書化 面の管理については , 7.8 項「環境上の運用管理」による . 理するが , 詳細は 7.4 項「購買」による . 認識できる供給者の著しい環境側 ( 6 ) 製品の適合性に影響するようなプロセスを外注委託する場合は , これを管 4.2 項以下に示す . ⑤規格の要求事項に従って , これらのプロセスを運営管理する . その概要を 達成できるように , 必要な是正及び / 又は予防処置をとる . ( 4 ) 計画通りの結果が得られるように , またこれらのプロセスの継続的改善が 情報を利用できるようにする . ( 3 ) これらのプロセスを運用及び監視・測定・分析するために必要な資源及び 項「監視及び測定」及び 8.5 項「内部監査」などに示す . ②これらのプロセスを効果的に運用 , 監視及び管理するための必要事項を 8.2 する . し , 並びにそれをどう当社に適用するかを本マニュアル 4.2 項以降で明確に ( 1 ) マネジメントシステムに必要なプロセス , その順序 , 相互関係を図ー 1 に示 性を継続的に改善する . ジメントシステムを確立し , 文書化し , 実施し , 維持し , かっこのシステムの有効