この本を編集するにあたって ご指導・ご協力をいただいたり、 お話を聞かせてくださったり , 写真を貸してくださったりした方々 敬称略 / 順不同 ◆ 2 ページ◆ 日比野正己 ( 長崎純心大学大学院教授・現代福祉学科教授 ) ◆ 5 ページ◆ 炭谷茂 ( 環境省事務次官 ) ◆ 6 ページ◆ 金沢市長土堀公民館 ( 石川県金沢市 ) ◆ 7 ページ◆ 行政法人「国際協力機構」 ( 東京都渋谷区 ) / 鳥取砂丘新 京大学気候システム研究センター ( 東京都目黒区 ) / 独立 独立行政法人「国立環境研究所」 ( 茨城県つくば市 ) / 東 ◆ 18 ~ 19 ページ◆ 炭谷茂 ( 環境省事務次官 ) ◆ 1 7 ページ◆ 埼玉県越谷市立南越谷小学校 ◆ 1 6 ページ◆ ービン株式会社 社会福祉協議会」 ( 富山県下新川郡字奈月町 ) / 象印マホ 市教育委員会 ( 千葉県野田市 ) / 社会福祉法人「字奈月町 営利活動法人「まちづくり役場」 ( 滋賀県長浜市 ) / 野田 田町社会福祉協議会」 ( 新潟県西蒲原郡吉田町 ) / 特定非 / 新潟県西蒲原郡吉田町立吉田南小学校 / 社会福祉法人「吉 社団法人「新座市シルバー人材センター」 ( 埼玉県新座市 ) ◆ 1 1 ~ 1 5 ページ◆ 局 問題研究所 ( 東京都千代田区 ) / 厚生労働省 / 総務省統計 野田市教育委員会 ( 千葉県野田市 ) / 国立社会保障・人口 ◆ 8 ~ 9 ページ◆ 「天寿園」施設長 ) 米満淑恵 ( 社会福祉法人寿量会総合ケアサポートセンター 発見伝実行委員会 ( 鳥取市 ) / 環境省 / 全国地球温暖化防止 活動推進センター ( 東京都渋谷区 ) / 特定非営利活動法人 「気候ネットワーク」 ( 東京都千代田区 ) / 気象庁 ◆ 21 ~ 29 ページ◆ NPO 法人「屋久島うみがめ館」 ( 鹿児島県熊毛郡上屋久町 ) / 大牟田一美 / 埼玉県越谷市立南越谷小学校 / 坂本金吾 ◆ 30 ページ◆ AP/WWP ◆ 31 ページ◆ 小山内美江子 ( 脚本家 / 「 JHP ・学校をつくる会」代表 ) ◆ 32 ~ 35 ページ◆ 株式会社綜合社 / 株式会社集英社 / 特定非営利活動法人 「 JHP ・学校をつくる会」 ( 東京都港区 ) / 財団法人「ケア・ ジャパン」 ( 東京都豊島区 ) / 特定非営利活動法人「国境 なき子どもたち」 ( 東京都新宿区 ) /NPO 法人「世界の子 どもにワクチンを日本委員会」 ( 東京都千代田区 ) / 海 外教育支援協会 ( さいたま市 ) ◆ 36 ~ 43 ページ◆ 社団法人「協力隊を育てる会クロスロード編集室」 ( 東京 都渋谷区 ) / 柴田孝博 / 中島美佐子 / 倉知美雪 / 伊藤丈和 / 細川恵実子 / 鈴木由香 / 財団法人「日本フォスター・プ ラン協会」 ( 東京都世田谷区 ) / 東京都北区立十条中学校 / 海外教育支援協会 ( さいたま市 ) / 埼玉県越谷市立越谷 小学校 ◆ 44 ~ 47 ページ◆ 熊本県熊本市立桜山中学校 / 熊本県熊本市立奥古閑小学校 ◆ 48 ~ 49 ページ◆ 日比野正己 ( 長崎純心大学大学院教授・現代福祉学科教授 ) 50
知る “ちょボラ” 高新会とは「細のまちづ《り」 ちょうこうれいしやかい ゅめ じんるいたいけん しやかい 超高齢社会には夢があります。それは、かって人類が体験したことのない社会だから、やりが おも としょ みらい いのあることがたくさんあると思います。お年寄りのためだけでなく、未来のおとな、つまりあ ちえゅうきはっき あたら なたたちにとっても、知恵と勇気を発揮した新しい " ちょボラ。や " ほんボラ。が生まれるでしよう。 しやかい お年寄りを支えるために、社会には ねんきん かいご お年寄りに支給される年金や、介護が かいごほけん 必要になったときのための介護保険な せいど ど、さまざまな制度があります。 い亠まはたら ねんだい 今は働ける年代のおとなが中心にな ささ せいど ってこうした制度を支えていますが、 人口が減ってくるとおとなのひとりひ ふたん とりにかかる負担が、これまで以上に 大きくなると考えられます。 としょ ちょうこ、つれいしやかい これからの超高齢社会では、お年寄 一、刀い げん りが活躍する機会が増えてきます。元 としょ 気なお年寄りはもちろん、そうでない ひとふく さんか 人も含めて、みんなにできるだけ参加 しやかいぜんたいささ ふく してもらい社会全体で支えていく「福 すす 祉のまちづくり」を進めていくことが みらい たいせつです。それは、未来のおとな げんざい しごと である現在の子どもたちの重要な仕事 になるでしよ、つ 〇〇 おお じんこ、つ ひつよう としょ かつやく としょ しきゅう かんが ささ こ じゅうよ、つ ちゅうしん いじよう
直 0 会ってどんな絵会 ? むかしくら はなし 「昔に比べると、ずいぶん子どもが減った」という話を聞いたことがありますか ? 日本は、 すく さいいじよう こうれいしやおおしやかい いきお 子どもが少なくて歳以上の高齢者が多い社会へと、すごい勢いで変わっています。どうしてお としょ おおしやかい しようらい かんが 年寄りの多い社会になるのか、将来の日本はどのようになるのかを考えてみましよう。 じんこう 日本の人口は、平成年 ( 2 0 0 2 おく がっげんざい 年 ) 川月現在で 1 億 2 7 4 4 万人。こ さいいじよう こ、つれいしゃ まん のうち歳以上の高齢者は 2363 万 合 そ、つじんこう 人で、総人口の絽・ 5 にあたります。 こ、つれいしやわりあい じんこ、つ 高齢者の割合が人口の以上を占め しやかい こ、つれいしやかい る社会を「高齢社会」といいますが、 としょ 釞 % 1 わりあいおお 7 1 2 日本はさらにお年寄りの割合か多い 会社 ちょうこ、つれいしやかい すす イ社齢 高齢齢高 超高高超 「超高齢社会」に向かって進んでいます。 りゅうひと じんへいきんじゅ その理由の一つは、日本人の平均寿 みよう せかいいち 命が伸びたからです。日本は世界一の ちょうじゅこノ、 、り・ゅ、つ 7 3 3 1 8 7 一は 年国 & 2 & 長寿国です。もう一つの理由は、生ま 1 四降」 以ロ かずへ ラ国国 フ中韓 計 国 8 1 5 1 れる子どもの数が減ったこと。日本の 1 1 2 推 じよせい かず 9 6 1 2 2 査の 本メ国 、 5 女性が一生の間に生む子どもの数は、 調本 日ア英 勢日 ねんねんへ つづ すく っ国 & 7 9 3 5 4 1 1 1 2 2 2 【省売九 年々減り続けて世界の中でもかなり少 務研比 総題 ちょうこ、つれいしやかい カ 5 2 お 6 る 7 は問「を一 2 3 6 表較 幻幻でロ なくなっています。超高齢社会とは、 じんこう わりあい 寿翳 人口に占める子どもの割合がどんどん 社。 , 平働の 2 寿 としょ わりあい 労人均 0 。計立移の生本平平 厚日 ( 減って、お年寄りの割合が増える、こ 2 の省位位界 しやかい 日労年 ( 世 んな社会なのです。 ・世界の高齢化率を比べる ※高齢化率 : 全人口に占める 65 歳以上の人の割合 ・高齢社会の考え方 0 レ一 0 0 -0 0 LO 0 -0 0 61. 0 85. 3 79. 0 69.63 59.9 日本 イギリス ・ひとりの女性が一生の間に生む子どもの数 資料 : 国立社会保障・人口問題研究所 日本人の将来推計人口 ( 平成 14 年 1 月推計 ) より アメリカ ナイジェリア インド ロシア ( 人 ) ゝ LZ 5 0 5 0 5 0 1 0 0 2.13 1 .68 1 .36 イギリス アメリカ フフンス こ いっしようあいだ こ せかい ひと しし なか こ ねん いじよう まんにん
巻◇超高齢社会の課題 よねみつよしえ 0 お年寄りの「カ」を引き出すお手伝いを : ・ ( 米満淑恵 ) ・ し = 知る " ちょボ一 7 しやかい ちょうこうれいしやかい 超高齢社会ってどんな社会 ? あなたたちがおとなになるころは ちょうこうれいしやかい どうして超高齢社会になるの ? 知る " ちょボ一 7 ふくし ちょうこうれいしやかい 超高齢社会とは「福祉のまちづくり」 ◆わたしたちができる " ちょボ一ア わたしたちにしてもらう " ちょボ一 じっせん " ちょボ一 7 実践 こうりゅう としょ 地域のお年寄りと交流しよう としょ わはい お年寄りの輪に入ろう・ としょ お年寄りが子どもたちに教える " ちょボ一ア こうれいしゃ 高齢者パワーを " ちょボ一アに しやかいさんか いつまでも社会に参加したい・ としよみまもひっしよう ひとり暮らしのお年寄り見守り必勝リレー みまもりほっとライン ひびのまさみ " ちょボ一アって何だろう ? ( 日比野正己 ) : もくじ 目次 こうけん せかいひとびとしあわ ちきゅうまも 地球を守り、世界の人々の幸せに貢献するのは、 とつけん わかきみ すみたにしげる 若い君たちの特権です ( 炭谷茂 ) ・ し ちいき ぐ こ なん おし 9 9 8 13 12 15 15 14 まな かんきようもんだい すみたにし 0 環境の問題について、学ぶことから始めよう ( 炭谷茂 ) : し 知る " ちょボ一 7 みらいちきゅうかんきようよそく 未来の地球環境を予測すると : じよじよきおんじようしよう 徐々に気温が上昇 みどりき 緑が消えていくー ひ しんりん せかい 世界から森林がなくなる日 ? し ちきゅうかんきよう 地球環境についてもっと知りたいときは・ 考える " ちょボ一 7 ちきゅうせいめいまも うつく 美しい地球と生命を守るために ちきゅうかんきようもんだいてん ◆地球環境の問題点 ◆わたしたちにできること・ " ちょボ一 7 で調査 りよ - っ かそく なつやす 夏休みを利用して、家族でウミガメの せいたいちょうさ 生態調査に " ちょボ一ア し せいたい ウミガメの生態は、まだまだ知られていません せいかっし ウミガメの生活史 じっせん " ちょボ一 7 実践 しぜん ビオトープで自然のしくみを知ろう なに ビオトープって何 ? つく ビオトープを作ってみました・ みちかしぜんし 身近な自然を知って " ちょボ一に生かします おくじよう 屋上もビオトープ・ かんが 今地球環境の課題 ちょうさ し ーし はじ 19 19 19 18 21 20 25 24 22 29 28 27 26
げんき てもお元気な方もたくさんいらっしゃ ラ〃です。 さいしょ 生タ います 最初は、「ちょっと恥ずかしい」と としょ ほんらいあカ え宙純設 本来、赤ちゃんからお年寄りまで、 いう気持ちがあるかもしれません。し げんきひとびようき しよう】かい よ : ー園 かし、その気持ちを乗り越える小さな 元気な人も病気や障害のある人も、 っサ寿 ひと ゅ、つ一 じぶん いっしよせいかっ ろいろな人が一緒に生活できるのがあ勇気を持って、まずは自分にできる身 米天 はじ しやかい じぶんしようがい たりまえの社会です。自分が障害を持近なことから始めてみませんか こま ひとびと こ、つれいしやかい だれ 誰かが困っているところを見たら、 日本は、高齢社会を迎え、現在、超っことになっても、いろいろな人々と こ、つど、つ こ、つれいしやかい すす じぶん あんしん せいかっ しせんこころうご 高齢社会に向かって進んでいます。そ 緒に、自分らしく安心して生活でき 自然に心が動き、行動できればとても みな こ、つれいしゃ しやかい さいしょ して、皆さんも、必すいっかは高齢者る社会を作るための最初の一歩が″ちすばらしいことです。そして、それま としょ ゅ、つ、 こうれいしやもんだい よボラ〃といえます。また、お年寄りでのあなたのように、小さな勇気を持 になります。高齢者の問題は、今から さき じしんもんだい みな 先のあなた自身の問題でもあります は、皆さんよりすっと長く生きてこらてなかった人も、あなたを見て、きっ ひと おも こ、つれいか こ、つれい だいせんばい 高齢化の問題の一つに、高齢になれれた大先輩でもあります。 と「自分もやってみよう」と思ってく としょひとり きのうていか ばなるほど、身体の機能が低下したり、 「お年寄り人が亡くなると、図書れるはすです。 びよう医、 かんひとうしな おな じぶんみまわ やす 自分の身の回りから地域へ、そして いろいろな病気にかかり易くなり、そ館を一つ失うのと同じ」 ことば みな 」 ~ ほ′ル ともなしようがい かのうせいたか 日本だけでなく世界に、″ちょボラ / れに伴う障害をもっ可能性が高くなる という言葉があるように、皆さんの知 ひろ ぞんじ ことがあげられます。 らないことをたくさんご存知です。でを広げていきましよう。 としょ ひとびととも こ、つりゅうとお ちきゅうす しかし、身体の機能が低下しても障すから、お年寄りとの交流を通して、 地球に住むすべての人人が共に生き としょ ひと みぢか 、刀し じぶん 害があっても、すべてのことができなお年寄りからいろんなことを教えても る「人」として、自分でできる身近な せいき たいせつ くなるわけではありません。ちょっと らうこともとても大切なことです。そことから取り組んでいくことが幻世紀 としょ ちきゅう おお ふくし てつだ したお手伝いがあれば、できることもして、このようなお年寄りの「カ , をの「福祉の地球づくり」にとって大き ちから こ、つれい てつだ たいせつ たくさんあります。また、高齢になっ 引き出すお手伝いも、大切な″ちょボな力となるでしよう もんだい しんたい しんたい かなら きのうていか むか げんざいちょう しよう つく なが ひと ちから としょ ぢか じぶん ひと せかい ちい ちいき ちい
0 “ちょボラ 福社の⑤ ーを まちづくり 体験と実践を通してはぐくむ 「勇気と優しさ」 21 世紀の “福祉の地球づくり " 監修・指導 = 日比野正己 長崎純心大学現代福祉学科教授 / 社会福祉学博士 0 広げよう 世界に
福社の 体験と実践を通してはぐくむ 「勇気と優しさ」 “ちょボラ ランナ 7 セ c 21 世紀の “福祉の地球づくり” 監修・指導 = 日比野正己 長崎純心大学現代福祉学科教授 / 社会福祉学博士 まちづくり 0 世界に 広げよう 0
NDC369 監修・指導 / 日比野正己 ( 長崎純心大学大学院教授 ) ぶくし “ちょボラ”で福祉のまちづくり ⑤ " ちょボラ " を世界に広げよう 21 世紀の " 福祉の地球づくり " 学習研究社 2004 52P 26.4cm I S B N 4 - 0 5 ー 2 0 2 0 0 4 ー 9 C 8 5 5 7 とっとりさきゅうしんはつけんでん 鳥取砂丘新発見伝 とやまけん一なづきまち 富山県荢奈月町・・ なつやす 夏休みボランティアスクール・・ にいし じんざい 新蓙市シルバー人材センター 日本の乂目 日本フォスター・プラン協会 ねっちゅうしよう 熱中症・ ねんきん 年金 ひえいりそしき 非営利組織・ ビオトープ・・ ひせいふそしき 非政府組織 フォスター・ペアレント・・・ ふくし 福祉のまちづくりマップ・・ ふくしようぐ 福祉用具・ プラチナプラザ フロン へいきんじゅみよう 平均寿命 ぽきんかつどう 募金活動 かつど - ボランティア活 だんたい ボランティア団体 ほんやくえほん 翻訳絵本・ マラリア・ みなみこしがやしようがっこう 南越谷小学校・ みなみかぜ 南の風タイムスペシャル みまもりほっとライン・・ やくしま 屋久島うみがめ館・ やさいこうほう 野菜工房・ やせいせいぶつ 野生生物・ よしだみなみしようがっこう 吉田南小学校・ よほうちゅうしや 予防注射・ ワクチン・ ぽきん ワクチン募金ダイヤル 0 本書の主な字句や事項をのせてあります。 し じこう さがだ 知りたい事項がどこにあるか、探し出すと つか きに使います。 i ボット・・・ いき けんり 生きる権利・ ウミガメ・ NGO ・ えほん 絵本ボランティア・・ えんじよかつどう 援助活動 おくこがしようがっこう 奥古閑小学校 オゾン層 おたよりネットワーク・・ としよ お年寄りが子どもたちに教える " ちょボラ " おんしつこうか 温室効果ガス・ ・・ 20 、 21 かいがいきよういくしえんきようかいジョ工ス 海外教育支援協会 ( JOES ) ・・・ 35 、 38 、 40 かいごほけん 介護保険・ がいらいしゅ 外来種 ・・ 26 かがくぶっしつ 化学物質・ ・・ 20 かつどう 活動する " ちょボラ " ・・・ 34 かていさいえん 家庭菜園・ かんが 考える " ちょボデ かんきようおせん 環境の汚染 ・・・・ 22 かんきようしう 環境嗇 きしよう 気候ネットワーク・・ きしようへんか 気象変化シミュレー ション くるま 車いす・ ケア・ジャパン ・・ 34 こうけいとくしゆいっせいりつ 合計特殊出生率 こうれいしかい 高齢ネ主会 ・・ 8 こうれいしやじんこう 高齢者人口・・ こうれいしゃ 高齢者パワー こうれいしやふくししせつ 高齢者福祉施設 こくさいきようりよく 国際協力フェスティバル・・ こくさいしやかい 国際社会の課題・ こくさい 国際ボランティア・ こくさいもんだい 国際問題 さくいん じこう ほんしよおも 由立環損嶄 こく 0 ん 国連 ・・ 33 、 36 由なきネどもたち ( KnK ト ・・・ 34 ざいらいしゅ 在来種 ・・・ 26 さくらやまちゅうがっこう 桜山中学校 ・・・ 44 さばくか 砂漠化・・ ・・・ 1 9 、 20 、 36 さんせだいどうきょ 三世代同居 がっこっ 目・学校をつくる会 ・・ 34 しえんぶっし 支援物資 ・ 40 しがいせん 紫外線 しやかいこうけんかつどうだんたい 社会貢献活動団体 ・・ 35 じうじうちうがっこ一 十桑申学寝 ・ 38 、 40 しよくりようぶそく 食糧不足・ ・ 20 し 知る " ちょボラ " ・・・・・・ 8 、 10 、 1 8 、 32 、 36 じんざい シルバー人材センター ストリート・チルドレン・・ ・・・ 37 せいねんかいがいきようりよくたい 青年海外協力隊 36 せかい 「世界の子どもにワクチンを」日本委 いんかいジ : イシ - ブイ 員会 ( JCV ) ・・・ ・・・ 35 ぜんこくちきゅうおんだんかほうしかつどうすいしん 全国地球温暖化防止活動推進センター ジ : イシーシーシーエー ダイオキシン タガログ語 ・・・ 35 、 39 、 41 のの簡・ ちきゅうおんだんか 地球温暖化 ・・・ 1 8 、 20 ちきゅうかんきよう 地球環境・ ・・・ 1 6 、 1 8 、 20 、 22 ちょうこうれいしかい 超高齢紅会 6 、 8 、 10 ちょうじゅこく 長寿国・ " ちょボラ " 実 ・・・・ 1 2 、 26 、 38 " ちょボラ " で調香 ・・ 22 じゅんび " ちょボラ " への準備 ・ 42 ディサービスセンター ・・・ 1 2 テロ ・・・ 32 でんせんびよう 伝染病 とうきようだいがくきしよう けんきう 東京大学気象システム研究センター 1 8 アイ ・・・ 37 22 、 25 ・・・ 33 、 34 、 35 ・ 33 、 35 ・ 38 ・ 33 、 34 46 ・ 20 エヌジーオー 8 7 9 0 3 きようかい かい ・・ 35 ・ 21 、 26 、 28 35 ・ 37 ・ 42 ・ 20 ・ 32 ・ 8 ・・・ 21 、 41 ・・・・ 38 、 40 ・・ 26 ・・ 22 、 24 ・ 20 ・・ 32 ・・ 35 、 37 、 43 ・・ 35 かん ちょう大 ・ 30 ・・ 36 、 41 ・・ 34 かだい
よ、つしゃ 】か′、、もん 「ボランティア学」は新しい学問で れきし おんこちしんことわざ すが、温故知新の諺のように歴史など おお を学ぶと多くのヒントがあります。 むざいななせ たとえば仏教の「無財の七施」とは、 ことば ろ、つ な ざいりよく 財力が無くても笑顔や優しい言葉や労 どうせきゅず 働、席を譲るなどの施しを意味するの おな で、″ちょボラ〃と同じです。 こんご おやこ、つこ、つ ふか 「親孝行」も深めると今後のボラン 1 」か′、しよう、刀い 、刀し いる会があります。視覚障害の人が車 し いす使用者の「足」となり、車いす使 ひと め 1 レ、か′、しよう】かい 用者が視覚障害の人の「目」となって ボランティアできるからです。これま おも でボランティア「される側 . と思われ ひと ていた人が「する側」になることも ふくし 「福祉のまちづくり」でしよう。 かつどうひろ なぜ、ボランティア活動は広がって いくのでしようかそれはボランティ かべ ア精神にはバリア ( 壁 ) かないし、だ ふくし かぎ こ、つふく れもが幸福になる「福祉のまち」も限 、も′、ひょう りない目標だからです。 せいしん まな 親孝行は世紀の しよ、つしゃ ぶつきよう えがおやさ がわ ほどこ あたら がわ くるま み ひと くるま きゅう おやかんが ティアのヒントになります。 ゆた ちょうこ、つれいしやかい 第 1 は超高齢社会を豊かにするため ろ、つじん です。孝行の「孝」は子どもが老人を すがた おんぶしている姿であり老人を敬い大 切にすることです。みなさんが赤ちゃ おや んだったころ、親からしていただいた まごころちょうこ、つれいしやかいおんがえ 真心を超高齢社会に恩返しするボラン 0 ティアといえるでしよ、つ 、っちゅうち ちきゅうかんきようもんだい 第 2 は地球環境間題です。字宙で地 球ほど美しい星はありません。地球を 親と考えれば、私たちは子どもといえ しぜんはかい せんそうちきゅうきす ます。自然破壊や戦争は地球を傷つけ かな 悲しませます。かけがえのない地球へ の孝行もボランティアといえるかもし れません。 せつ 際会 国社 気齢会、球境 い高社タ = 地環 うつく わたくし ろうじんうやまたい こ あ ちきゅう ちきゅう わたくしちゅうごくじんりゅう こくさいしやかい 第 3 は国際社会です。私は中国人留 ) か′、せ一い 学生のホストファミリー ( ボランティ りゅうカノ、せい ア ) ですが、その留学生がいずれだれ 0 かのホストファミリ 1 になるでしよ、つ AJ 十つきゅう・か あたら こくせき だれもが国籍を問わす「新しい地球家 れんさはん ぞく 族。へ孝行すれば、その美しい連鎖反 こ′、さいしやかい のう 応が国際社会を平和にしていきます 」ば、つ じゅうれんたい せいき 幻世紀を自由・連帯・共生・希望・ ゅめあい み ふくし 夢・愛などに満ちた「福祉のまちーに するために、シリ 1 ズで学んだことを はじ かつどう 活かしてボランティア活動を始めてく ださい。ボランティアは世のため・人 じぶんこころ じはってきこ、つど、つ のための自発的行動ですが、自分の心 ふしぎゅた も不思議と豊かになります さあ、あなたも″ちょボラ〃や″ほ はな んボラ〃で 3 つの美しい花をこの地球 0 に咲かせましよ、つ よ 世のために美しい花を咲かせる 人のために美しい花を咲かせる わたくし 私のために美しい花を咲かせる さんびか 三美花とは、だれもが幸福になる花 ふくし えがおまんかい であり笑顔満開の「福祉のまち」です。 ひびのまさみかんしゅうしゃ 日比野正己 ( 監修者 ) さ ひと うつく うつく うつく うつく うつく きようせい まな こ、つふく よ 0 さ さ さ ちきゅう 0 ひと
◆監修・指導◆ 日比野正己 ( ひびのまさみ ) 長崎純心大学大学院教授 ( 現代福祉学科教授 ) 。 わが国初のデザインのできる社会福祉学博士。 1948 年生れ。名古屋大学建築学科卒、京都大学大学院修 士課程、名古屋大学大学院博士課程修了。東洋大学大学院 福祉社会システム専攻教授を経て現職。福祉のまちづくり、 バリア・フリー・デザインなどの先駆者。主な著書は『福 祉のまちづくり』 ( 水曜社、 1978 ) 、『福祉のまちづく り研究 ( 博士論文、 HM 研究所、 1997 ) 、最近の編集 ・監修は『福祉のまちづくり関連の先駆的文献シリーズ全 3 巻』 ( HM 研究所、 2000) 、『未来に広がる「福祉の 仕事」』 ( 全 8 巻、学習研究社、 2001 ) 、「図解居住 バリア・フリー百科』『図解交通バリア・フリー百科』 『図解痴呆バリア・フリー百科』 ( T B S ブリタニカ、 2002) 。「重度被爆者「渡辺千恵子の家」』 ( 1978 ) など。バリア・フリー・デザイン作品も多数。 H M 研究所 http://www.hibino-hm.com/ 長崎純心大学 http://www.n-junshin.ac.jp/ 0 ◇ 0 表紙イラスト = 五味太郎 表紙・本文デザイン = きやらめる ( 田原幸則 / 青木朗 ) 本文イラスト = 末続あけみ / 比留間幸子 / プレーンドット ( 表・地図 ) / 結城嘉徳 写真 = 山下雅美 編集協力 = オフィス朔 ( 松本紀子 / 宮下志津子 / 伊藤菜子 / 堀本木 綿子 / 吉田香 / 鈴木佳子 / 秋山弘美 / 深井敦子 / 加藤 洋子 ) / ガーリックプランナーズ ( 弘中ミエ子 ) / 木村泰子 / 田中奏生 企画編集 = 渡邉健ニ / 秋山豊 / 宮本康之