この本を編集するにあたって ご指導・ご協力をいただいたり、 お話を聞かせてくださったり , 写真を貸してくださったりした方々 敬称略 / 順不同 ◆ 2 ページ◆ 日比野正己 ( 長崎純心大学大学院教授・現代福祉学科教授 ) ◆ 5 ページ◆ 炭谷茂 ( 環境省事務次官 ) ◆ 6 ページ◆ 金沢市長土堀公民館 ( 石川県金沢市 ) ◆ 7 ページ◆ 行政法人「国際協力機構」 ( 東京都渋谷区 ) / 鳥取砂丘新 京大学気候システム研究センター ( 東京都目黒区 ) / 独立 独立行政法人「国立環境研究所」 ( 茨城県つくば市 ) / 東 ◆ 18 ~ 19 ページ◆ 炭谷茂 ( 環境省事務次官 ) ◆ 1 7 ページ◆ 埼玉県越谷市立南越谷小学校 ◆ 1 6 ページ◆ ービン株式会社 社会福祉協議会」 ( 富山県下新川郡字奈月町 ) / 象印マホ 市教育委員会 ( 千葉県野田市 ) / 社会福祉法人「字奈月町 営利活動法人「まちづくり役場」 ( 滋賀県長浜市 ) / 野田 田町社会福祉協議会」 ( 新潟県西蒲原郡吉田町 ) / 特定非 / 新潟県西蒲原郡吉田町立吉田南小学校 / 社会福祉法人「吉 社団法人「新座市シルバー人材センター」 ( 埼玉県新座市 ) ◆ 1 1 ~ 1 5 ページ◆ 局 問題研究所 ( 東京都千代田区 ) / 厚生労働省 / 総務省統計 野田市教育委員会 ( 千葉県野田市 ) / 国立社会保障・人口 ◆ 8 ~ 9 ページ◆ 「天寿園」施設長 ) 米満淑恵 ( 社会福祉法人寿量会総合ケアサポートセンター 発見伝実行委員会 ( 鳥取市 ) / 環境省 / 全国地球温暖化防止 活動推進センター ( 東京都渋谷区 ) / 特定非営利活動法人 「気候ネットワーク」 ( 東京都千代田区 ) / 気象庁 ◆ 21 ~ 29 ページ◆ NPO 法人「屋久島うみがめ館」 ( 鹿児島県熊毛郡上屋久町 ) / 大牟田一美 / 埼玉県越谷市立南越谷小学校 / 坂本金吾 ◆ 30 ページ◆ AP/WWP ◆ 31 ページ◆ 小山内美江子 ( 脚本家 / 「 JHP ・学校をつくる会」代表 ) ◆ 32 ~ 35 ページ◆ 株式会社綜合社 / 株式会社集英社 / 特定非営利活動法人 「 JHP ・学校をつくる会」 ( 東京都港区 ) / 財団法人「ケア・ ジャパン」 ( 東京都豊島区 ) / 特定非営利活動法人「国境 なき子どもたち」 ( 東京都新宿区 ) /NPO 法人「世界の子 どもにワクチンを日本委員会」 ( 東京都千代田区 ) / 海 外教育支援協会 ( さいたま市 ) ◆ 36 ~ 43 ページ◆ 社団法人「協力隊を育てる会クロスロード編集室」 ( 東京 都渋谷区 ) / 柴田孝博 / 中島美佐子 / 倉知美雪 / 伊藤丈和 / 細川恵実子 / 鈴木由香 / 財団法人「日本フォスター・プ ラン協会」 ( 東京都世田谷区 ) / 東京都北区立十条中学校 / 海外教育支援協会 ( さいたま市 ) / 埼玉県越谷市立越谷 小学校 ◆ 44 ~ 47 ページ◆ 熊本県熊本市立桜山中学校 / 熊本県熊本市立奥古閑小学校 ◆ 48 ~ 49 ページ◆ 日比野正己 ( 長崎純心大学大学院教授・現代福祉学科教授 ) 50
“ちょホフ ′・マこヾ . ロビオトープで日のし《みをるう ちいき やせい りよ一つ ばしょ ビオトープとは、その地域にもともといる野生の生き物たちが暮らしたり利用したりする場所 ちいきひとびとしぜん ばしょ さいたまけんこしがやしりつみなみこしがやしようがっこう のことです。地域の人々が自然とふれあう場所でもあります。埼玉県越谷市立南越谷小学校の児 どう かんさっ せわ しぜんかんきよう 童たちはビオトープを観察し、その世話をすることで自然環境のたいせっさを知りました。 ニを第 みなみこしがやしようがっこ、つ とち ほんらい 南越谷小学校には、その土地の本来 ひろ しせんさいげん の自然を再現した広いビオトープがあ ひとて くわ しぜん ゞな、 ) モります。人の手をあまり加えずに自然 じようたいたも げん 0 オ一一加な状態を保つことが、ビオト 1 プの原 そく ま則です。しかし、例えば、外来種のセ どくだ 窈イタカアワダチソウは根から毒を出し ざいらいしゅ 、。ャま判て、在来種を枯らしてしまうので刈り ひと とひつよう 取る必要があります。また、一つの植 しよくぶつお 、物が極端に繁って、ほかの植物を追い やるようなら刈り取らなくてはなりま ブオノト よ、っちゅう ません。そしてカプトムシなどの幼虫が はやしなか 登」芽すめるように林の中に枯れ葉を積み上 かんきようづく げるといった環境作りも必要です。人 ノこうてきつく キエ的に作った池に、泥がたまり、運び ゆた しせんそだ 学 出すこともあります。豊かな自然を育 おお てるために多くの活動をしています いもの こ ぶつきよくたんしげ ビオトープって何 ? かつど、つ どろ ひつよう 力いらいしゅ はこ じん しよく
第 5 巻目次 じゅんび あなたも作ってみませんか ? ふくし " ちょボ一アで福祉のまちづくりマップ き テーマをまず決めよう ふくし ◆福祉のまちづくりマップの作り方・ しどうしやかた 指導者の方へ そうごうてきがくしゅう かつどう 総合的な学習からサークル活動まで じっせん さくせいさんこう 実践プラン作成の参考になります くまもとしりつさくらやまちゅうがっこうそうこうてきがくしゅうじかん ◆熊本市立桜山中学校の総合的な学習の時間での試み くまもとしりつおくこがしようがっこう ◆熊本市立奥古閑小学校のボランティア活動の試み・ どくしゃ かんしゅうしゃ 監修者から読者のみなさんへ きようりよくしゃいちらん 協力者一覧 かんしゅうしどうしやしようかいへんしゅう 監修・指導者紹介 / 編集スタッフ : さくいん・ せかいお 0 世界で起こっていることは、決して他人事では おさないみえこ ありません ( 小山内美江子 ) し 知る " ちょボ一 7 もんだい せかいかか 世界が抱える、さまざまな問題とは ? かつどう 活動する " ちょボ一 7 く こくさいもんだいと エヌジーオー 国際問題に取り組む日本の ZOO がっこ一つつく ◆学校を作る ぶんほうぐおく ◆文房具を送る じつじようし ◆実情を知る おく ◆ワクチンを送る えほんおく ◆絵本を送る エヌピーオーエヌジーオー ZQO ・ ZOO って何 ? 知る " ちょボラ。 こくさい あなたにもできる国際ボランティア えん ◆こづかい—OOO 円でできる " ちょボ一ア まいっき えんささ ◆毎月—OOO 円で支える " ちょボ一ア じっせん " ちょボ一 7 実践 おく ほんやくえほんつく 翻訳絵本を作って贈ります ぜんこうせいときようりよく 全校生徒が協力 にん 初めは 9 人だった こくさい 国際ボランティア こくさいきようりよく 国際協力フェスティバル・ し ◆国際社会の課題 なに ひとごと 35 35 35 34 34 34 37 37 36 41 41 40 38 つ つくかた こころ かつどうこころ 52 51 50 43 42 47 46 44 44
NDC369 監修・指導 / 日比野正己 ( 長崎純心大学大学院教授 ) ぶくし “ちょボラ”で福祉のまちづくり ⑤ " ちょボラ " を世界に広げよう 21 世紀の " 福祉の地球づくり " 学習研究社 2004 52P 26.4cm I S B N 4 - 0 5 ー 2 0 2 0 0 4 ー 9 C 8 5 5 7 とっとりさきゅうしんはつけんでん 鳥取砂丘新発見伝 とやまけん一なづきまち 富山県荢奈月町・・ なつやす 夏休みボランティアスクール・・ にいし じんざい 新蓙市シルバー人材センター 日本の乂目 日本フォスター・プラン協会 ねっちゅうしよう 熱中症・ ねんきん 年金 ひえいりそしき 非営利組織・ ビオトープ・・ ひせいふそしき 非政府組織 フォスター・ペアレント・・・ ふくし 福祉のまちづくりマップ・・ ふくしようぐ 福祉用具・ プラチナプラザ フロン へいきんじゅみよう 平均寿命 ぽきんかつどう 募金活動 かつど - ボランティア活 だんたい ボランティア団体 ほんやくえほん 翻訳絵本・ マラリア・ みなみこしがやしようがっこう 南越谷小学校・ みなみかぜ 南の風タイムスペシャル みまもりほっとライン・・ やくしま 屋久島うみがめ館・ やさいこうほう 野菜工房・ やせいせいぶつ 野生生物・ よしだみなみしようがっこう 吉田南小学校・ よほうちゅうしや 予防注射・ ワクチン・ ぽきん ワクチン募金ダイヤル 0 本書の主な字句や事項をのせてあります。 し じこう さがだ 知りたい事項がどこにあるか、探し出すと つか きに使います。 i ボット・・・ いき けんり 生きる権利・ ウミガメ・ NGO ・ えほん 絵本ボランティア・・ えんじよかつどう 援助活動 おくこがしようがっこう 奥古閑小学校 オゾン層 おたよりネットワーク・・ としよ お年寄りが子どもたちに教える " ちょボラ " おんしつこうか 温室効果ガス・ ・・ 20 、 21 かいがいきよういくしえんきようかいジョ工ス 海外教育支援協会 ( JOES ) ・・・ 35 、 38 、 40 かいごほけん 介護保険・ がいらいしゅ 外来種 ・・ 26 かがくぶっしつ 化学物質・ ・・ 20 かつどう 活動する " ちょボラ " ・・・ 34 かていさいえん 家庭菜園・ かんが 考える " ちょボデ かんきようおせん 環境の汚染 ・・・・ 22 かんきようしう 環境嗇 きしよう 気候ネットワーク・・ きしようへんか 気象変化シミュレー ション くるま 車いす・ ケア・ジャパン ・・ 34 こうけいとくしゆいっせいりつ 合計特殊出生率 こうれいしかい 高齢ネ主会 ・・ 8 こうれいしやじんこう 高齢者人口・・ こうれいしゃ 高齢者パワー こうれいしやふくししせつ 高齢者福祉施設 こくさいきようりよく 国際協力フェスティバル・・ こくさいしやかい 国際社会の課題・ こくさい 国際ボランティア・ こくさいもんだい 国際問題 さくいん じこう ほんしよおも 由立環損嶄 こく 0 ん 国連 ・・ 33 、 36 由なきネどもたち ( KnK ト ・・・ 34 ざいらいしゅ 在来種 ・・・ 26 さくらやまちゅうがっこう 桜山中学校 ・・・ 44 さばくか 砂漠化・・ ・・・ 1 9 、 20 、 36 さんせだいどうきょ 三世代同居 がっこっ 目・学校をつくる会 ・・ 34 しえんぶっし 支援物資 ・ 40 しがいせん 紫外線 しやかいこうけんかつどうだんたい 社会貢献活動団体 ・・ 35 じうじうちうがっこ一 十桑申学寝 ・ 38 、 40 しよくりようぶそく 食糧不足・ ・ 20 し 知る " ちょボラ " ・・・・・・ 8 、 10 、 1 8 、 32 、 36 じんざい シルバー人材センター ストリート・チルドレン・・ ・・・ 37 せいねんかいがいきようりよくたい 青年海外協力隊 36 せかい 「世界の子どもにワクチンを」日本委 いんかいジ : イシ - ブイ 員会 ( JCV ) ・・・ ・・・ 35 ぜんこくちきゅうおんだんかほうしかつどうすいしん 全国地球温暖化防止活動推進センター ジ : イシーシーシーエー ダイオキシン タガログ語 ・・・ 35 、 39 、 41 のの簡・ ちきゅうおんだんか 地球温暖化 ・・・ 1 8 、 20 ちきゅうかんきよう 地球環境・ ・・・ 1 6 、 1 8 、 20 、 22 ちょうこうれいしかい 超高齢紅会 6 、 8 、 10 ちょうじゅこく 長寿国・ " ちょボラ " 実 ・・・・ 1 2 、 26 、 38 " ちょボラ " で調香 ・・ 22 じゅんび " ちょボラ " への準備 ・ 42 ディサービスセンター ・・・ 1 2 テロ ・・・ 32 でんせんびよう 伝染病 とうきようだいがくきしよう けんきう 東京大学気象システム研究センター 1 8 アイ ・・・ 37 22 、 25 ・・・ 33 、 34 、 35 ・ 33 、 35 ・ 38 ・ 33 、 34 46 ・ 20 エヌジーオー 8 7 9 0 3 きようかい かい ・・ 35 ・ 21 、 26 、 28 35 ・ 37 ・ 42 ・ 20 ・ 32 ・ 8 ・・・ 21 、 41 ・・・・ 38 、 40 ・・ 26 ・・ 22 、 24 ・ 20 ・・ 32 ・・ 35 、 37 、 43 ・・ 35 かん ちょう大 ・ 30 ・・ 36 、 41 ・・ 34 かだい
一ネ一第ツニ す〆贏 めいじしよきみなみ た同校のビオト 1 プは、明治初期の南 まこしがやしせんふくげん 嚼、越谷の自然を復元したものです。校庭 気物、がだったところにコナラやクヌギなどの いけおがわっく 0 【一・ ' イル「」木を植えたり、池や小川を作 0 たりし 凵て 1997 年に完成しました。先生と ちいきひと じどうピーティーエー 児童、や地域の人たちも協力し て作りました。 1 ・ び、、 っちみす 鬱 , カ土や水を入れた発泡スチロ 1 ルを並 てと おくじよう 合、廴、ブツ、べ、屋上にビオト 1 プを作る活動も授 業中にしています。自分が並べた発泡 くさめ でそだ スチロ 1 ルの土から草の芽が出て育ち かんしんいっき 中はじ の始めると、ビオト 1 プへの関心は気 ねっしん なんどおくしよう たか に高まり、何度も屋上に行って熱心に ねん なか かんさっ 観察をする児童もいます。中でも 5 年 いちねんとお そ、つご、ってき カ′、しゅう す生は「総合的な学習ーで一年を通して おお ビオト 1 プとふれあうことが多いた おも つよ め、ビオト 1 プに対する思い入れが強 ねんせい いようです。また 5 、 6 年生のメンハ と、つ いいん、刀い こ、っせい 中 1 で構成されるビオトープ委員会は当 つき まいあさかんさつほうこく の番制で、毎朝、観察報告をしたり、月 に一回手入れなどをしています “ちょホフで 世界を “福祉のまち”に 第ヤ、を日当 こ こ 新しい池を作るために、穴を掘りました。 こ 景 ばんせい いっかいてい ど、つこ、つ つく ビオトープを 作ってみました じど、つ っち はつま、つ たい つく かつど、つじゅ きようりよく こ、ってい なら
◇熊本市立奥古閑 小学校のボラン ティア活動の試み しようがっこ、つ ふくしきよういくじっせん 福祉教育の実践として、小学校のす ちか とくべつよ、つごろ、つじん ぐ近くにある特別養護老人ホ 1 ムとの こ、つりゅう おこな いせん 交流を以前から行っていました。 19 99 年に、ホ 1 ムのほ、つから、これまで こ、つりゅう はってん の交流をより親密なものへと発展させ ていあん たの たいとの提案があり、ホ 1 ムの「お楽 、刀し てつだい しみ会」のお手伝いをしてくれる子ど かつど、つ もたちを募ったのがクラブ活動の始ま なづ りです。「ふれあいクラブ」と名付け られたこのクラブは、やがて、子ども しゆたい まいっき たちが主体となって毎月、ホ 1 ムで たの 「お楽しみ会」を主催するようになり、 こんにちいた 今日に至っています しんがっき 5 、 6 年生を対象にして、新学期に どようびおもかつどうび クラブ員を募り、土曜日を主に活動日 たの 、刀し にしています。「お楽しみ会」の計画 じゅんび いんおこな と準備はクラブ員が行いますが、「お たの 、刀し 楽しみ会」でのボランティアは、だれ少キ、〔、、 でも参加できます。詳細は、 3 巻の 6 ペ 1 ジで紹介しています。 ねん いんつの つの ねんせいたいしよう しんみつ しよう、かし しゆさい こ はじ こ ヨモギを採ってきて、お年寄りと団子作りです。 手作り押し花カードをプレゼント。 七夕飾り。お年寄りといっしょに作ります。 《お楽しみ会の年間計画 ( 年度によって行事のいくつかを変えている ) 》 行事名 6 月 「七夕飾り」 お年寄りといっしょに短冊に願い事を書いてつるす。 7 月 「天寿園祭り」 お楽しみ会はなし。天寿園の行事に力を入れる。 8 月 9 月「敬老の日」 お年寄りに喜んでもらう事をそれぞれ考えてする。 10 月「秋の押し花を作ろう」 押し花カードや、しおりをお年寄りと作る。 11 月 「いきなり団子作り」 お年寄りといっしょに 「いきなり団子」を作って食べる。 12 月 「クリスマス会」 お楽しみ会はなし。天寿園の行事に力を入れる。 「おもち焼き会」 お年寄りとカルタをしたり、焼いたおもちを食べたりする。 2 月 「ゲーム大会」 空き缶ボウリングなどのゲームをいっしょにする。 3 月 「よもぎ団子作り」 いっしょに団子を作って食べる。 △・
“ちょボラ " 國口本を物って旧ります とう こま かあ せかい 「勉強するのはイヤだ」と言ってお父さんやお母さんを困らせていませんか。世界には勉強し こ えほんとど ひと たくてもできない子どもたちがおおぜいいます。そんな子どもたちに絵本を届けている人たちが てつだ とうきようとじゅうじようちゅうがっこうかつどう しようかい います。そのお手伝いをしている東京都の十条中学校の活動のようすを紹介します。 どの絵本を仕上げるか友 だちと相談します。厳し くチェック。 べんきよう 絵本が届くのを楽しみに待っている子どもたちのためにがんばろう。 この 1 冊で何人の子どもたちが喜んでくれるだろう。 クラス全員でいっせいに スタート。みんな真剣で まいとし と、つきようときたくりつじゅうじようちゅうがっこ、つ 東京都北区立十条中学校では、毎年、 よ、つごがっこ、つろ、つじんようごしせつほいくえん お養護学校、老人養護施設、保育園など たいけんがくしゅう でボランティアの体験学習をグル 1 プ おこな たと で行っています。例えば、 3 年生新名 、もときようし ぜんいん かねこたみえ の全員が、元教師の金子多美江さんが かつどう 力い力いきよういくしえんきようかい 活動している海外教育支援協会 ( の「絵本ボランティア」に協力 しています。 しようすうみんぞくす 少数民族が住むフィリピンのルソン ほくとうさんがくちたい むら ます 島にある北東山岳地帯の貧しい村で びようご は、学校はもちろん、病気でも病院へ 行けない子どもがおおせいいます。そ むらしきじがっ んな子どもたちのために、村に識字学 としよかんつくうんどうつづ 校や図書館を作る運動を続けているの がなのです ねん 1998 年には学校を建て、 2000 と、つ ジョエス 全校生徒が協力 がっこ、つ こ こ えほん がっこ、った ねんせいめい べんきよう びよういん きようりよく
・指導している教師が「奥小ふれあいクラブ」の活動を写真で記録しまとめたものです。 の不自由なお年寄りを手伝う子どもがいたり、それぞれのテープルでいろいろな交流がありました。 いきなりだんごを蒸している間に七夕の飾り付けをします。用意していただいた短冊に、願い事を 書いていきますが、自分で願い事をかけないお年寄りの分は、子ども達が願い事を聞いて代わりに 書いてあげました。飾り付けが済んだあとは、蒸しあがったいきなり団子をみんなで食べます。ふ れあいクラブの子ども達は、みんなにお茶とおだんごを配るお手伝いをします。みんなたくさんお 代わりをして、楽しくいただきました。 食べ終わった後はみんなで歌を歌います。始めにふれあいクラブの子ども達が学校で習った歌を お年寄りに聞いてもらいます。 5 年生は「いつでもあの海は」を、 6 年生は「星空はいつも」を歌 いました。その後「たなばたさま」を参加者全員で歌ってお楽しみ会は終了です。お年寄りをお部 屋まで送っていって、机やいすの後片付けをして、ふれあいクラブのお手伝いも終わります。 ( 2 ) 天寿園の行事のお手伝い 天寿園では、入居者とその家族の方や地域住民も参加する行事を年に数回催されまふれあい クラブもその中のいくっかに参加し、奥古閑小学校の子どもたちをリードして行事を盛り上げます。 《夏祭りへの参加》 毎年 8 月に天寿園の夏祭りがあり、ふれあいクラブはこの時に模擬店を 1 っ受け持ちます。模擬 店の中身については、子ども達の意見を尊重しますが、子どもなので食品は扱えないため、ヨーヨ ーっりなどに決まります。材料などの準備はすべて天寿園でして下さるので、仕事は当日の準備と 販売が主です。模擬店は子ども達だけでは心な部分も出てくるので、奥古閑小の職員もボランテ ィアで 3 名ほど参加します。模擬店の他に、 1 日園長やお楽しみ抽選会のお手伝いもふれあいクラ プの子ども達がします。今年もたくさんの奥古閑小学校の子どもが遊びに来ました。 《クリスマス会への参加》 1 2 月はお年寄りとその家族の方を招いてのクリスマス会があります。プログラムの中に奥古閑 小学校の子ども達による出し物の時間もあり、ふれあいクラブが主体となって全校に参加を呼びか け、参加する子ども達との事前の打ち合わせやリハーサル、当日の司会などをしていきます。昨年 のクリスマス会には約 8 0 人の子ども達が参加し、学年ごとにグループを作って、歌や合奏などを 披露しました。ったない出し物でしたが、かわいらしい子ども達の姿にお年寄りはとても喜んでお られました。 4 、活動の成果と課題 ( 1 ) 活動の成果 ①天寿園の行事への、奥古閑小学校の子ども達の参加がとても多くなりました。ふれあいク ラブの子ども達が企画から運営までかかわっているので、低学年の子ども達も安心して参加 できるようです。お楽しみ会への参加は、最近では平均して全校児童の 4 分の 1 の参加があ ります。たくさんの子ども達が、お年寄りとの交流を通して大切なことを学んでいきます。 ②ふれあいクラブの子ども達自身も、意欲的に活動してくれています。責任ある仕事を任さ れているという喜びと、自分達のやっている事がまわりの人から感謝されているという実感 が、子ども達の意欲を高めているようです。月曜日は 5 時間授業なので、放課後に誘い合っ て、お年寄りの身の回りのお世話のお手伝いに進んで行くようになりました。 ③子ども達のお年寄りとのかかわり方が上手になってきました。我々大人でさえ、経験がな ければ、お年寄りとふれあうことについて躊躇なくできる人はなかなかいません。しかし、 お楽しみ会に参加している子ども達は、とても自然にお年寄りと話したり、お年寄りに配慮 した行動をしています。何回も天寿園を訪れる事で、知らない間にそれを身につけてくれて いるのだと思います。 ( 2 ) 課題とこれからの展望 教師も子ども達もボランティアとして活動するので、授業の枠にとらわれないという自由 度がある反面、打ち合わせや準備などの時間を確保するのが大変なときもあります。ただ、 それを補って余りあるくらいの収穫があるというのが現状です。これからも、さらに豊かな 交流ができるよう、ふれあいクラブの活動に工夫と改善を加えていきたいと考えています。 別紙様式 活動のタイトル ~ 老人ホームと学校をつなぐ、子ども達のボランティア ~ 小ぶあい万力の動 所属・団体名熊本市立奥古閑小学校 代表者 所在地 電話番号 1 活動のねらい 奥古閑小学校では、「思いやりの心」の育成をめざした福祉教育の実践を以前より続けております。 特に、学校のすぐそばにある特別養護老人ホーム「天寿園」との交流は、本校の福祉教育の中心に位 置付けられ、天寿園が設立された 1 1 年前から、様々な取組みがなされてきました。その長年の積み 重ねの成果で、各学年における交流学習も、深まりのある豊かなものになってきています。 ただ、放課後や休みの日など学校を離れた場で、子ども達が自発的に天寿園を訪問し、お年寄りと の交流を深めていくという点では、期待するような成果が得られない状況でした。 そこで、学校での学習体験が子ども達の主体的な交流へと発展していくことをねらって、休みの日 や放課後の交流については、交流の計画から児童への呼びかけ、当日の運営にまで関わっていく子ど も達のリーダーを育成することとし、「奥小ふれあいクラブ」を結成することにしました。今年は、 6 年生 1 3 人、 5 年生 1 0 人の 2 3 人の子ども達が加人して活動をしています。 ボランティアサークルとしてのクラブなので、学校での活動はすべて休み時間か放課後に行います。 2 活動のきっかけ 2 年前の 4 月に天寿園の方から、これまでの交流をより親密なものへと発展させたいので、お楽し み会のお手伝いなどをしてくれる子ども達を募ってもらえないかというご相談があり、当時 6 年生の 子ども達に呼びかけたのが活動の始まりでした。当時本校では福祉教育の発展で、子ども達が主体と なってリサイクル活動等を行うボランティアクラブというものがあり、ふれあいクラブはその中のひ とっとして発足しました。今年で 3 年目の活動になります。 3 活動の実際 ( 1 ) お楽しみのお手伝い 天寿園のお楽しみ会は、毎月第 3 日曜日に行われる、主に奥古閑小の子どもとお年寄りが参加す る行事です。ふれあいクラブの子ども達は、そのお楽しみ会に打ち合わせの段階から参加していき ます。打ち合わせは天寿園のおもちゃ図書館で行われ、天寿園の職員の方とお年よりの代表、ふれ あいクラブの子ども達と奥古閑小の担当職員が参加します。話し合いで決まった内容は、ふれあい クラブの子ども達が、給食の時間などに各学級をまわって知らせ、児童に参加を呼びかけます。 お楽しみ会の様子について、 6 月の「七夕飾り」を例に説明します。 《七夕第り》 6 月は、 7 月の七夕の飾り付けといきなりだんご作りをお年寄りと一緒にしました。奥古閑小の 子ども達は 1 年生から 6 年生まであわせて 4 6 名の参加でした。 ふれあいクラブの子ども達は、お楽しみ会の 3 0 分前に集合し準備を手伝います。この時はいき なり団子を作るので、テープルにビニールを敷いたり、お団子の生地を作ったりしました。 時間になったらお年寄りを部屋までむかえに行きます。車橋子を押したり、手をひいてあげたり してお年寄りをテープルまで案内し、始めはいきなりだんご作りです。準備した生地でさつまいも を包んでいきます。上手に包んで、隣の子どもにも包み方を教えられるお年寄りがおられたり、手 添付資料 資料 1 《平成 12 年度のお楽しみ会の年間計画》 行事名 内 「七夕飾り」 お年寄りと一緒に短冊に願い事を書いてつるす。 「天寿園祭り」 お楽しみ会はなし。天寿園の行事に力を人れる。 9 月「敬老の日」 お年寄りに喜んでもらう事をそれぞれ考えてする。 1 0 月「秋の押し花を作ろう」押し花のカードや、しおりをお年寄りと作る。 1 1 月「いきなり団子作り」お年寄りと一緒にいきなり団子を作って食べる。 1 2 月「クリスマス会」 お楽しみはなし。天寿園の行事に力を入れる。 「おもち焼き会」 お年寄りとカルタをしたり、焼いたおもちを食べたりする。 2 月「ゲーム大会」 あきかんポーリングなどのゲームを一緒にする。 「よもぎ団子作り」 一緒にお団子を作って食べる。 3 月 ※平 1 2 年の計画が 6 月からよのは、 1 1 年のふれあいクラが 6 年」だったので、その 子達が卒業した後に新たな子ども達を募集しなければならす、 4 月からの活動ができなかったため である。その反省から、昨年度からはふれあいクラブを 5 ・ 6 年生で編成する事にした。本年度は 昨年 1 年間経験した新 6 年生が、年度当初から活動をしてくれている。 資料 2 「お楽しみ会七夕飾り」 資料 3 「クリスマス会」「夏祭り」 容 司会をするふれあいクラブ児童 模擬店の準備の様子 出番が終わってご褒美のケーキ 資科 4 「 9 月行事クッキー作り」 クッキーを食べながら、子どもが書いた似絵を嬉 しそうに見られるお年寄り お手伝いの様子 七夕飾りの様子
あなたにもできるロ製ランティア せかいかくちおお だんたい こくさい かつどうさんか ないよう きよういく いりよう 世界各地で多くの団体が、国際ボランティア活動に参加しています。その内容は、教育や医療、 でんきすいどうせつび じぶんぎじゅっい くにひと せいかっ ゆた 電気・水道の設備などさまざまです。自分の技術を生かして、その国の人たちの生活をより豊か せかい ふくし おお ひとさんか なものにし、世界を「福祉のまち」にするために、多くの人が参加しています。 こ′、さい 国際ボランティアとして、よく知ら セネガルの小学校で開カンボジアの孤児生プルキナフアソ。日本外が遣る真 海員派い写 せいねんかい力いきようりよくたい いた折り紙教室。紙飛徒といっしょに英語版の文化を紹介するため 年隊にての れているのは「青年海外協力隊」でし 青カ国れきす〃 行機を飛ばしていま「大きな栗の木の下で」に「七夕」の行事を行 ちゅうなんべい ※協各さとで = 一 を歌って踊っ っています。 よ、つ。アジアや中南米、アフリカなど かいはっとじようこく まいとしおお きようりよくたいいん の開発途上国に、毎年多くの協力隊員 はけん じぶんしかくとく が派遣されています。自分の資格や特 技を生かしてボランティアをできるの わかひとすく で、海外生活に挑戦する若い人が少な くありません。 みんかんこくさい 民間の国際ボランティア組織にも、 さばノ、か さまざまなものがあります。砂漠化を かんそ、っちいき 防ぐために乾燥地域で木を植える団 体、水道のないところで井戸を掘る活 カっこ、つつノ、 動を続けているグル 1 プ、学校を作る そしき ながつづ 運動を長く続けている組織もありま こくれん こ、ってき きかんひと す。国連などの公的な機関の人ばかり みんかんしみん でなく、民間の市民グループなど、さ たちばひと こ′、さい まざまな立場の人たちが国際ボランテ ィアにかかわっているのです。 バラグアイの小学校。ニ ) 、 ールの中学校イン。ネシアのノ乂 祭りのためにリコーダで、理科 してで生 / し ーを吹きながら行進のいる生徒たち。 る栄養士さ 練習。 、つんどう たいすいどう どうつづ ふせ 、刀し】かい廿一い、かっ ちょうせん そしき 、つ だん かっ 36
ちいきこくさい たいけん ほんぶかねこ たく 地域、国際ボランティアを体験します。ことになりました。本部の金子さん宅 ねんかつどう ほきんかつどうしえん げんち 2003 年の活動は、募金活動と支援で、現地の子どもたちの話を聞きなが こ′、さい にんせいと かっ ぶっしせいさく せいとしようがっこ、つ じかんす 国際ボランティアは 9 人の生徒の活物資の製作でした。ある生徒の小学校ら、充実した時間を過ごした 9 人。そ はじ じゅうじようちゅうがっこ、っそ、つ せんせい おも ねんせいせんいんきようりよく 動から始まりました。十条中学校の総のときの先生が p--aoæco で活動してい の思いが、 3 年生全員の協力につなが ご、つがくしゅうふくし きよういくぶんかざい 、かんきよう ほんやくえほん てつだ 合学習は福祉、教育、文化財、環境、たことから、翻訳絵本づくりを手伝う っていったのです。 ソンの子とすにる、を彡、こたワ、レイ莠トしたツ 男女子も了いな , て件亨ドッ飄ん 0 どう ・赤ラン元ア体・ 海外荻育覆に。 ) へて 初めは 9 人だった 齟間朏皿翡川 ジョエス 、え代なイえり ) いて ( よ・フ かつどう ア・第 先生も一卑しあて じゅうじっ 6 つの色 不 0 と体 こ はなし 金子多美江さんが撮った写真をはりつけて、 会員のみんなに報告しました。 40