「ちひろちゃん ! さいごまでがんばれ ! 」 あお こうふんしたおばあさんか青いかたかけを リまわします。ムーはおうえんのおかあさん たちの足のあいだをすリぬけて、いちばんまえに はしリでました。 あし
おなかも か、らたもほっこり , あたたまリました。きもちよくて、ムーののどか ゴロゴロなリます。 ( おばあちゃん、おいしかった。あリがとう。 ) おばあさんはこたつのなかで、ふちがやぶれた しやしんをみつめていました。おばあさんと、 子どもたちと、そのお父さんとお母さん。 おばあさんのうでのなかには、ムーとおなじ おお います。 しまもよ、つの大きなねこか と、つ かあ
よく日、あさか、らおばあさんはちかいました。 もしやもしゃあたまをとかすと、ばリっとした よ、つ・、 ) く にきかえたのです。 ( わ、おばあちゃんじゃないみたい おばあさんは 、んじゅ、つのかをかけ・ると、 ひっくリ しているムーをおいて、でかけて おばあさんがかえってきたのは、おひるすこし まえ。、 A く、らんだカみ ) A くろをさけていました。 じっ
ムーは、おばあさんにだきかかえられて、いえに つれもどされました。 「ともかくおか、んり・。、よ、つは風もつよいよ」 おばあさんは、「いいね」と、ねんをおしました。 かぜ
が、ら ガラリととひらがひらき、はい色のもしゃ もしゃあたまの おばあさんが、 しかめつらを してあらわれました。 ( こわそうなおばあちゃん。 ) おもわすムーは、あとすさリしました。ところか 目をまあるく おばあさんはムーをみるなリ、 してわらったのです。 め
つかまえよ、つとするおばあさん。もがくムー め その目のまえで、ちひろちゃんがしやがみこみ、 ゴホゴホとせきこみだしたのです。 「だいじよ、つ ) カね ? ・」 おばあさんとムーは、あわててかけよリました。 すこしやすめば : ちひろちゃんはせきのあいまに、 と、れと、れに こたえました。 0
たおれこんだちひろちゃんのからだが、 カくがくとなみ、っちます。のどがや ) れそ、つな せき。 「ちょっと、どいて , ・」 おばあさんとムーはおうえんのひとたちを おしのけて、かけよリました。 「よくやった、ちひろちゃん ! すごいよ、 ほんと、つにす ) いよー・」 おばあさんはないていました。かおを
もくばさんをさがしてたびをつづける こねこのムーは、つかれてひとりぐらしの おばあさんの えにとめてもらいました。 でもおばあさんは、ム 1 のことを ちびとら いって、いえじゅ、つの 「チビトラ」と かぎをかけて、そとへだしてくれません。 たびのとちゅ、つのム 1 は、どうしたら いのでしよ、つ :
ちひろちゃんがかえったあとも、おばあさんは ゞし ( いました、。 たのしいこともおこるものだね。 「おもいがけ・な わるいことばかリときめつけちゃ、いけないね。」 が、ら。と おばあさんはガラス戸を大きくひらきました。 な一。ひと、ら 「ごめんよ。チビトラじゃないのにとじこめていて。 も、つ力、は かけないおま、んはじゅ、つだよ。」 ち - ・ひと、ら ( おばあちゃんはぼくのこと、チビトラだと おもっていたかったんだね。 おお
ました つぎのあさはやく、ムーはおわかれを ( おばあちゃん、あリかとう。ぼく、でかけます。 さよ、つな、ら。 ) てとによ。こ オ火ないよ , ・」 「だめだめ ! せったい、 おばあさんがこわい声で、とおせんぼしました。 「だれもかれもでていって、おばあちゃんを ひとり , に するんだ。」 、んにとじこめ たいへんです ! おばあさんの 、られては、くろいもくばをさがすことも、ナナ