まらそんた、カ、 ( くろいもくばさん。しゆっぱっは、マラソン大会が おわってからにするよ。ぼく、おばあちゃんと っしょに、ちひろちゃんをお、つえんするんだ。 ) きっと、すごくさひしかったんだね。 ) ムーは、おばあさんの足にすリよリました。 あし 第をー

かおいろも ちひろちゃんのせきがとまリ よくなってくると、おばあさんがたすねました。 まらそんた、カ、 「そんなにマラソン大会で、一と、つになリたいの ? 」 ちひろちゃんがおどろきました。 「ひリからニばんになリたいだけよ。」 「ひリから一一ばん ? 」 こんどはおばあさんが、あきれたと なリました〇 0 、、つカお

「わたし、、つんどうはなにをしても、ひリなの まらそんたいカ、 一年生のマラソン大会は、とちゅうでやめ ちゃったし みんなからのろまっていわれ ても、『わたしは からだがよわいし、 、か、らしかたカない。』って、すっと あきらめてたの。でもね、おばあちゃん。」 うみ ちひろちゃんは、毎がてリかえしてくる ひかリを、ぐっとみつめました。 いちねんせい

まらそんたいか、 いよいよ、マラソン大会がせまってきました。 よっよっ す す 「スースー 、ツ、ツって、い、して ) 予らん」 、な一、ろ 「わたし、はじめは、ゆっくリ はしるわ。一キロ あるか、ら、ちか、らをのこしてはし、らなくちゃ。」 けんきゅ、つをして、さくせんをたて、まい日 ねっしんにれんしゅうもしました。でも とる ちひろちゃんは、ど、つしてもせんメートルを はしリぬくことかてきません。あと とる ひやくメートルをのこしたところで、いきが め め

「、よ、つも、てくれた、の ? ・」 ちひろちゃんが、手をたたいてよろこひました。 ち一、ひと、ら 「おばあちゃんもチビトラも、ちひろちゃんの お、つえんにまい日くるよ。」 「、つれしいな ! ひとリきリよリすっと、やるきか てるよ ! 」 とる め まらそんた、カ、 「マラソン大会は、なんメートルはしるのかね ? 」 とる め ・カっ ( 」、つ にねんせい 「ニ年生は、せんメートル。学校の 、つ / んど、つじよう 運動場を五しゅうするの。」 て

風のなかをはリきってれんしゅうをはじめた ちひろちゃんは、三かいお、つふくしたところで、 、きかくるしくなってしやがみこんでしまいました。 「すこしやすも、つ。あつい こ、っちやでものも、つよ。」 おばあさんが声をかけました。 まらそんた、カ、 げつ 「マラソン大会まで、あと一か月。それまでに、 、ち一、ろ わたし、一キロはしれるよ、つに な、らなくちゃ。」 ち一、ひと、ら 「ちひろちゃんと、おばあちゃんと、チビトラの さんにん 三人でがんばろうね。」 さん っ 0 0 4 0

「あんた、ちひろちゃんだね。 よく、ひょ、つきをしていた子だね。こんな さむいところで、なにやってんの ? 」 まらそん 「マラソンの : れんしゅ、つ : 「とんでもない すぐやめるんだよ。かぜを ひいて、はいえんになるよ。」 くひを ) , ました。 ちひろちゃんは、つよく まい日はしるって : 「よ、つカ ) きめたんだもの。」

まらそん 「わたし、ちひろよ。ニ年生なの。マラソンの れんしゅうをしているのよ。」 ちひろちゃんとムーはすなはまにすわリ うみ かぜ からうまれるあたらしい風を、むねいつばい すいこみました。 、つみ うみ 「わたし、がだいすき。毎を みて〔ると元気になるの。」一 : ) 一 まくだって ! ) ムーはしつ。ほを 、ねんせい ) , ました、。 2 よ

つづかなくなって、しやがみこんでしま、つのです。 大会は、もうめのまえなのに。 「ちひろちゃん、むリだとおもったらあるけば いいんだよ。ここまでがんばったんだから、 どんなけつかでもじゅ、つぶんだよ」 とる 「でもわたし、せんメートルせん ) はしリたいの。 ひリからニばんをとリたいの。」 「そのきもちは、わかるけどねえ。」 おばあさんは、 小火なためい、をも、らしました。 め

ころにのこる 江崎雪子の本 こねこムーシリーズ橋本淳子・絵 ' 87 児産文芸家 こねこムーのおくりもの 協会新人賞 ' 88 プえっちゃんとこねこムー 課題図書 第こねこムーとえっちゃんのともだち 第ヒねこムーとナナちゃん こねこムーとちひろちゃんの海 こども童話館 。さよならほくのトラマル 。ともだちはんさい ポプラ。ノンフィクション 。きっと明日は ' 90 ー雪子 20 年の闘病記ー 課題図書 かみやしん。絵 く以下続刊〉 岡本順・絵 長谷川知子・絵 4 1