そんなようすを , かいがんでうか がっていたジャンバが , いらいらし てさけびました。 「ええい , およぎにいくぞ ! 」 シャンバは , 海にとびこみ , いき なり , スティッチの足をつかんで , カまかせにひきすりこみました。 スティッチは , もがきくるしみ , リ口にしがみついたまま , 水中へ。 あし ちから すいちゅう 28 「うわあああ ! 」 ごばごば , ぶくぶくぶく・・ リロは , おばれそうです。 おどろいたナニが , スティッチか ら , リ口をひきはなそうとしました。 ぶくぶく , ぶくぶく・・ 「たいへん , たいへん ! 」 ナニは , ディヴィッドとふたりで 力をあわせて , ひっしで , リ口をた すけました。 ちから
センターでは , ナニとリ口が , ペッ トをもらうてつづきをすませたとこ ろでした。 「さあ , これでオーケーよ。すきな わんちゃんを , えらびなさい。」 「はあい。わんちゃあん・・・ , わん ちゃんは , どこかな。」 リ口がへやにはいっていくと , 大 たちはみんな , 工イリアンのせいで , ひどくおびえていました いぬ 16 VS 「ノ、ツ ェイリアンは , かべにはってある ポスターをみました。もらわれたペッ トが , かいぬしとだきあっている絵 がかいてあります。 工イリアンは , 6 本の足のうちの 2 本と , せびれを , からだのなかに かくしました。そしてポスターのま ねをして , しつかりとリ口にだきつ きました。 ほん ほん す 00 員ヤ
やはり , ふたりは , はなればなれになるのでしようか 小さなリ口には , どうせつめいしても , なかなかわかっ てもらえそうもありません。 そのばん , ナニは , リ口にうたってきかせました。 「アロハ = オェ , アロハ = オ工 , またあう日まで・・・・・・。」 それはかなしく , うつくしい , わかれのうたでした。 ちい 30
「リロ ! また , ちこくしたね。 8 さかな せんせい せんせい ッパターがなくって・・・・・・。」 の。だけどね , うちには , ピーナッ ナツツバター・サンドをあげる日な だから , パッシっていうお魚にピー 「あのね , 先生 , きようは木よう日 あきれて , リ口にたずねます。 フラダンスきようしつの先生か , ぬれなんだい ? 」 それに , どうしてそんなにびしょ 0 おんな さかな せんせい リ口をなかまはすれにします。 ほかの女の子たちも , あきれて , と , わけわかんないわ。」 「なにいってんの。あんたのいうこ いになっちゃうから でしよ。パッジにあげたら , ともぐ だもん。ねえ , 先生 , ツナって , 魚 の。うちには , ツナしかなかったん 「それで , おみせへ , かいにいった 「それで , どうしたんだね , リロ。」
ぎちょう 議長は , スティッチをつれてかえろうとしました。 でも , リ口が , スティッチをかばって , いいました。 「スティッチは , あたしのよ。 2 ドルはらって , かった 47 にんめい うします。あなたたちを , せわがかりに任命するわ。」 かれのついほうさきを , ちきゅうにへんこ んだから。つれていったら , どろばうよ。」 「では・・・
せい リ口がながれ星だとおもったのは , トゥーロ星からだっ そうしてきた , ェイリアンのうちゅうせんでした。 「オオン ! ガルルルルル・・ オオン , チーキー ! 」 ェイリアンは , わけのわからないうなり声をあげなが ら , いきおいよく , どうろにとびだしました。そこへ , さとうきびをつんだトラックがはしってきました。 ェイリアンは , トラックにひかれて , べっちゃんこ。 うちゅうふくも , もっていたじゅうもふっとびました。 13
スティッチも , 森ににげこんでい ました。めちやめちゃにこわれた家 のそばでみつけた , リロのかぞくの しやしんをもって・・ しやしんをじっとみつめながら , スティッチはつぶやきました。 し、え リロー ! どこにいるの ? 」 こわいことなんかないんだから。 「リロー ! だいじようぶよ , もう , きました。 ナニは , リ口をさがしに , 森へい リロ ! 」 「リロ ! にげだしました。 ばやくくるまをおりて , 森のなかへ らそっているあいだに リロは , す コプラ = ノヾプルスとナニがいいあ ソバニイル。 オハナハ , カゾク。 「オハナ・・ ナニガアッテモ・・ カゾクハイツモ , 37
0 0 「こら , やめなさい ! やめて ! 」 かけつけたナニが , スティッチを ひきはなそうとして , のみものをか けました。 さわぎはおさまりましたが , みせ のマネージャーは , かんかんです。 「ナニ , それは , きみの大かね ? まったく , けしからん ! きみは , あしたからもう , こなく ていいから。」 そのうちに , スティッチは , ジャ ンバがしかけた肉のにおいにつられ て , リ口からはなれました。 「ははっ ! つかまえたぞ ! 」 ジャンバが , すきをみて , とびか かりました。 「ワーツ ! シャンバ ! 」 スティッチは , 大あばれ。てじよ うをかけようとするプリークリーの 頭にかみついて , はなれません。 いぬ あたま
「リロー ! 」 「リロー ! 」 38 を , そっとリ口にかえしました。 スティッチは , かぞくのしやしん 「グルルル , オー , オー と , スティッチがあらわれました。 すると , 目のまえに , ひょっこり リロは , むちゅうでにげました。 プルスの声がおいかけてきます。 さがしまわる , ナニとコプラ = バ ほん それから , かくしていた 2 本の足 と , せびれをもとにもどして , 正体 をあらわしました。 「うわあ。あんた , ほんとは , 工イ リアンだったの ! 」 リロは , びつくりして , さけびま しようたい 「あんたのせいで , めっちゃくちゃ よ。もう , しらないからね。あんた なんか , どっかにいっちゃえ ! 」
・すいちゅう 水中では , スティッチとジャンバ , プリークリーたちが大かくとう。 スティッチにさんそボンべをかみ ちぎられ , ジャンバたちはふっとび ました。ひゅ ~ ん・・・ しすんでいくスティッチは , ヴィッドにたすけられました。 みんな , ぐったり・・ コプラ = ノヾプルスカヾ , ゆっく やってきます。 ディ りと 「あ , あのう , バブルスさん , これ はけっして , ごしんばいいただくよ うなことではなくて・・・・・・。」 「きみががんばっているのは , よく わかるがね。」 コプラ = バブルスは , ナニのこと ばをさえぎって , いいました 「リロのしようらいのことを , かん がえてごらん。気のどくだが , あし たの朝 , リ口をむかえにくるよ。」