おお ダイヤモンドを ノノドヾッドは、手当たリしだい かんが ひろいあつめましたが、すぐに考えこみました。 「この谷から、はいあがれるだろうか。 まえ そのとき、とっぜん目の前にドサッと、 大きなかたまリがおちてきました。 「おお、肉だー これは、ダイヤモンドとリの人が なげた肉にちかいない しめた ! 」 ノノドヾッドは、にやリとわ、らいました。 ま、え 前に、肉を谷になげて、その肉がささった ダイヤモンドを、にひろわせるという話を てあ ひと 192

あかねちゃんの目からなみだがこばれないうちに、 しそいでおばさんにきいた。 ま、え ま、え 「プリンは、おくにおいてあるのよ。前の前の 3 くたや ふるみせ 古い店のころは、福田屋はプリンだけしか 作らなかったの。今は、毎日きまった数しか 作らないの」 おばさんはロに手を当てて、おかしそうに わらった。 だけどばくたち、一番のリだったから、三こも 3 くだや 『福田屋のプリン』は、すぐ売リきれるんだって。 ばん ( いに . ち - かず 158

分で 読める名作 ニ年生 選者Ⅱ 日本児童文芸家協会前理事長 岡信子 日本児童文学者協会会長 木暮正夫 学研

1 分で める名乍 ニ年生 の、 選者日 日本児童文芸家協会前理事長 岡信子 日本児童文学者協会会長 木暮正夫 学研

「ん ? 」 ばくは、足を止めた。 【フクダヤケーキショップ】 「あかねちゃん ! ここじゃないか ? 」 「でも、カタカナの『フクダヤ』だよ。」 みせ 「うん。店も古くないしね。 みせまえ かんばんを見ながら、しばらくのあいだ店の前に 立っていたら、ドアがあいた。 「ああら、さむいのにまっててくれたの ? はや ごめんなさいね。早くお入リなさいな。 あし の、 る み 156

きつねのクイズはヘんてこクイズ 「やあ、おみごと、おみごと。 きつねが、また、大よろこびで、ばちばちと、手を たたきました。 「さて、さいごにのこリましたのは、 ジャングルジムのもんだいです。どうぞ、 こちらへ。」 まえ ふたリは、ジャングルジムの前へ、やってきました。 「ごらんのように、これは、どこにでもある、ふつうの ほん ジャングルジム。でも、中は、本ものの ジャングルになっておリまして、そこを、 おお なか て 129

福田屋のプリン 話さなくなったの。あたしのことも わからないみたいだったんだけど : きゅうに『あかねちゃん』て、よんだんだ。」 あかねちゃんは、目になみだをうかべていた。 「『福田屋のプリンて、何 ? 』ってママに きいたら、東町にある福田屋っていう よ , つがしゃ 洋菓子屋さんのプリンなんだって。ママが ま、ん 子どものときのもっと前から『福田屋の プリン』はおいしいって有名だったらしいの。」 ひがしまち ゅうめ 、める 149

ま , ん あかねちゃんは、大じいちゃんの前のテープルに、 プリンのおさらをおいた。 しろ ちゃいろ 白いおさらの上で、茶色のカラメルがかかった たまご色のプリンが、プルルンとゆれている。 おお ふくだや 「大じいちゃん、プリン食べてね。『福田屋の プリン』なんだよ。」 大じいちゃんはうなずいて、スプーンを手に とった。そして、ゆっく プリンをすくって口に 入れた。 ふくだや 「『福田屋のプリン』は、おいしいねえ。 おお , つ、ん おお 164

「ママが、『今もあるかとうかわからないけど、 東町へ行ったとき、買ってきてあげる』って 言ったんだけど。でも、そのとき大じいちゃん、 またあたしのことわすれちゃうかも オいだからあたし、おこっかい しれないじゃよ せんぶもって、ママにないしょで出てきたの。 じゃあさ。大じいちゃんが 「そうなんだ あかねちゃんのことわすれないうちに、それ 貝ってくるよ , フにしょ , フよ。 あしもと ま , ん きたかぜ いてきて、足元に 北風が、前からびゅーっとふ ひがしまち おお おお で 150

三子サルの赤太郎 ある日、春夫が、岩あなの入リ口にサツマイモを おくと、子ザルがあなのおくから、ちょこちょこと ま , ん 走リでてきて、春夫の目の前で、えさを ひろいあげました。 このことかあってから、子ザルはきゅ , フに、 はるお 春夫になっきだしました。 はるお 春夫の手から、えさをとるようになリました。 はるお 春夫の既を見ると、うれしそうに、 こ はるお はるお あかたろう