大男 - みる会図書館


検索対象: 10分で読める名作 二年生
13件見つかりました。

1. 10分で読める名作 二年生

男の子は大男のほおにキスしました。 これを見たほかの子どもたちは、大男が いじわるでもわがままでもないことを知って、 もどってきました。 大男はおのをふるってへいをとリこわすと、 子どもたちに言いました。 「いつでもあそびにきておくれ。」 まいにちおおおとこ こうして子どもたちは毎日、大男と日ぐれまで あそぶようになったのです。けれど、大男にキスを おとこ 小さな男の子は、あれから一度も おとこ おおおとこ こ おおおとこ ( ちど おおおとこ おおおとこ

2. 10分で読める名作 二年生

はなし せガい ちい 気あすなしくてわがままな大男が、小さな男の子ならあくられたものとは・・ おおおとこ わがままな大男 げんさく 原作・オスカー・ワイルド文・木暮正夫 \ 世界のあ話 あああとこ ぐれまさお ぶん えおくだれい あるところに、大男の やしきがあリました。 ひろ やしきはにわが広く 木もたくさん あリましたから、 子どもたちのまたとない あそび場でした。 大男は、友だちの ひとく 人食いおにのやかたへ 長いあいだ、 なか おおおとこ とも おおおどこ

3. 10分で読める名作 二年生

あばれました。 このため大男のやしきのやねはあちこち ゆき ゃぶられ、へやには北風やあられや雪が ふきこむあリさまです。 「ああ、なんてさむいんだ。いつになったら 春が来るんだろう : ふゅ 大男は冬のままのにわをながめては、 ふる , んていました。 あたリが夏になっても、大男のやしきの にわは冬げしきでした。花一つさこうとしません。 おおおとこ おおおとこ なっ きたかぜ おおおとこ つん

4. 10分で読める名作 二年生

あそび昜にしてやろう。 大男がにわへ出ていくと、子どもたちは おそれて「わっ ! 」とにげだしました。でも、 おとこ にわのすみの 小さな男の子だけはにげようと しませんでした。なみだで大男が 見えなかったからです。 おおおどこ 大男は男の子をそっとだきあげ、木のえだに きたかぜ ゆき のせてやリました。すると、雪もしもも北風も まあられもきえさって、木には花がさきだしました。 トのさ , んず - リもきこ , んてきました。 おおおとこ おとこ おおおとこ

5. 10分で読める名作 二年生

そのまま秋になっていきました。 おおおとこ そんなある朝のこと。大男は小鳥の声を耳に しました。ひ癶」し ) 小 ト鳥のさえずリは、 おんがく どんな音楽よリすばらしく、大男を , フキ ) , フキ ) 癶」せました。 「わしのにわに、ようやく春が来たんだー 大男がにわをながめると、いっ入リこんだのか、 こし」 子どもたちがそれぞれの木のえだに かけてあそんでいました。よろこんだ木は花を 小っています。 つけ、そのえだをしずかに おおおとこ あき あさ おおおとこ こと こレ」 みみ

6. 10分で読める名作 二年生

はなし かせ よく見てみてください。お日さまや、風さん、雨さんがかいたお話って、どん はなし なお話かしら ? おちばの絵本を、ぜひ、読んでみましよう。 ふゅ 『どうぶったちの冬ごもり』 : : 牛は、わがままななかまたちをゆるし、 ちからあ 屋に入れてやります。みんなで力を合わせ、くまたちから、みをまもることが たの できました。くま、きつね、おおかみの、ゆかいなあわてぶりも楽しめます。 おおおとこ 『わがままな大男』 : ・ : 子どもたちをおいだしたにわは、すっかりさみしく はるき なりますが、小さな男の子があらわれて、にわに、また、春が来ました。大男 おおおとこ にやさしくされた男の子は、大男にすはらしいおくりものをしましたね。 『おちばの絵本』 : ・秋に、まいちる色とりどりの、おちば あめ やけんちから びようきはは 『岩あなのサル』 : ・ : おもい病気の母ザルは、野犬と力いっぱいたたかって、 えほん おとこ おとこ えほん 。ひろって、 おおおとこ 197

7. 10分で読める名作 二年生

わがままな大男 きたかぜ みあ へいを見上げては、 たの にわだったのになあ 「楽しい と、みんなでためいきをつきました。 春になリました。でも、大男のやしきのにわは 冬のままでした。子どもたちが来ないため草も 木もさみしがって、花をさかせようとしません。 小鳥も、おとずれてはくれません。 ゆき しつまでも冬のままのにわをよろこんだ雪と しもは、北風をよんでなかまにしました。すると、 北風は、友だちのあられをよびよせ、 こと きたかせ とも おおおとこ 0

8. 10分で読める名作 二年生

うたれたきすあとがのこっています。 「だれが、おまえにこんなひどいことをしたのだ。 わしがしか , んしをしてやるー 大男がかけよっていってさけぶと、男の子は ほほ , んみを , つかべてこ , フ亠 = ロいました。 「これは、かみさまにあたえられたきずなのです。」 こ、ん おおおとこ おだやかでおごそかなその声に、大男は ま、ん にひざますきました。男の子はさらに 大男の子の前 言いました。 「あなたは、いっかわたしをこの木のえだに おとこ おおおどこ おとこ おどこ

9. 10分で読める名作 二年生

あらわれません。大男はあの男の子に会いたくて、 子どもたちにたすねました。ところがだれも 知らないと宀一口います。 どこの子なのでしよう。 やがて大男はおじいさんになリました。体も くな「て、にわであそぶ子どもたちを ながめてくらしていました。 そうしたある年の冬の朝でした。にわの 小さな男の子が すみの木の下に、あのときの リようて 立っていました。男の子の両手と両足には、くぎで おおおとこ おおおとこ おとこ かゆあさ おとこ りよう亠め」ー ) おとこ からた

10. 10分で読める名作 二年生

か ) ん 出かけていました。しば一らく ) め 、リに帰ってきてみると、 子どもたちがにわをかけまわっていました。 木のえだに ) 小、ら癶」がったリ、 小鳥の声に耳を います。 すましている子どもも 気むずかしくてわがままな大男は、子どもたちが すきではあリません。 で 「出ていけ , ここはわしのにわだぞー こ一ん と、からから士尸でどなリました。 子どもたちが にげだすと、大男はいそいで にわをへいでかこってしまいました。子どもたちは で おおおとこ こと おおおとこ みみ