お話を読みおわって いですね。この詩に出てくるおばけは、ねぼけたり、ねむれなかったり・ とも こんな、おばけなら、お友だちになれるかもしれませんね。 ハヌマーン』 : このお話は、ハヌマーンというさるが大かつやく しんわ するインドの神話です。インドでは、ハヌマーンはかみさまなのです。インド はなし には、たくさんのかみさまのお話があります。 、よ おも 『シンド、ハッドのぼうけん』 : ・船のりのシンドバッドは、つぎつぎに思い つくばなし がけないことに出会いますが、ちえをはたらかせて、きりぬけます。作り話だ とわかっていても、つい引きこまれてしまう、わくわくするお話です こころ いなあかねちゃんとともくんのやさしい心を、しつかりと読みとってください たの 『おばけ』 : ・・おばけは、どこから、なぜやってくるのか、考えてみると楽し そら 『空とぶ であ で はなし かんが はなし 199
に隸子 めいさく ねんせい この本は、一一年生のみなさんに、せひ読んでもらいたい名作をあつめました。 む、 , 岡日本のお話が六話、外国のお話が四話、詩が一一編おさめられています。 たの さくひん ぶんかん どれも、十分間ほどで楽しめる作品はかりです。一気に読めないときは、 とも くどかにわけて読んでもいいのです。お友だちゃ、おうちのかたと読んだり、 あさどくしょ ときには、声に出して読んでもいいですね。「朝の読書」にもびったりです。 さくひん この本には、むかしのあじわいぶ力い作品もとりあげました。今は、あまり ちゅう つかわれないことはなども出てきますが、文中の " 注。を、見ながら読んでみ いちどよ どよ てください。一度読んでわからないときは、時間をあけてから、もう一度読ん でみましよう。さいしょは気づかなかったことや、べつのいみが見つかったり こた するものです。お話にはきまった答えはないのですから。 であ はなしなか お話の中では、いろいろなことに出会えたり、できそうにないたひや、ぼう たの けんも楽しめます。さひしいとき、お話のせかいで楽しいたいけんをすると、 どくしょ あか 明るい気もちになります。読書って、すはらしいですね。 ほん ほん はよし はなし ふんちゅう じかん たの
やま その子どもがすんでいました。 やけん 野犬の子どもたちは、いつも、おなかをすかして、 キャンキャン鳴きながら、食べものを ほしがっていました。 やけん 野犬と いうのは、かい犬か、のら犬になって、 山に入リこんだものです。 やけん この野犬は、山の中の、いちばんの にくまれものでした。 つか みつか シカを見つければ、ニ日でも三日でも、 おいまわして、シカがっかれて、うごけなくなった やま なか
183 169 139 117 99 世界のあ話 お話を読む前に まんまる月夜のバトロール きつねのクイズはヘんてこクイズ 福田屋のプリン おばけ 空とぶハヌマーン シンドバッドのほうけん そら 三 = 0 し まなし や よ アラビアン・ナイトよリ文・岡信子絵・スズキコージ さくうちゃまとみこ 作・内山登美子絵・小笠原まき まらん つきょ , 1 ・イ田・鳩「す絵・鈴木博子 ぶんすすきちとせ インドの神話文・鈴木千歳絵・マノジュ・マントリ のんおかのぶこ しんわ 1 % 癶」く まさおかけい 作・正岡慧子絵・山西ゲンイチ おざわただし 作・ト尺正絵・西川おさむ お話を読みおわって まなし よ さく 表紙絵スドウピウ 装丁奔保彰良十 MY REAL VISION
おちばの絵本 かぜ あっ風さんもかいた それからね雨さんもかいた よ だれがだれが読むの おちばの絵本 わたしが読むの 小鳥さんも読むの それからねけむしさんも読むの こレ」 よ えほん あめ よ よ
あき ひ、ら、らひ、ら、らま , フよ , んほん おちばの絵本 秋のお話 よ よ 読みたいな読みたいな 0 はなし 0 成本和子 ( なるもとかずこ ) 1932 年岡山県に生まれる。主 な作品に詩集『生まれておいで』童話『むしのびようい ん』などがある。 出典 : 『児童文芸 11 月号』所収ぎようせい 1999 年 40
福田屋のプリン あ ジュースの空きかんが、ころがってきた。 やま 山のようにつんだでかいトラックが、歩道 すれすれにドドドドッと、走っていった。 それからばくは、あかねちゃんの外がわを / もママも、 歩くことにしたんだ。だってね ほくと っしょに歩道を歩くときは、いつも ばくの外がわを歩くからね。 しんごうのあるところを、四回こえた。 「ともくん、つかれたね。東町まだかなあ。 あかねちゃんが言った。 そと あ ひがしまち あ 、刀し そと にもつを、 1 5 1
ちか 子ザルの方に近づいていきました。 ぬほう いていました。 風は、犬の方にむかって やけん それで、岩あなに いる、お母さんザルも、野犬が しのびよってくることに、気づきませんでした。 はるお 春夫と子ザルは、ねむリこんでいました。 やけん このままでいけば、野犬は、おそいかかって、 そのするどいきばでかみつくことでしよう。 ところが、 , フんのよいことに、風のむキ ) か やけん びようキ ) かわリました。風は、野犬のにおいを、病気の お母さんザルのところに、おくリとどけました。 かあ かぜ かぜ かあ かぜ
やくそう でも、ようやく薬草を見つけたときには、もう じかん 夜が明けようとしていました。時間のない やくそう ハヌマーンは、薬草だけでなくなんと、その山ごと カ , ん かついで、いそいでランカー島に帰リました。 おとうと 4 わ , っド ) やくそう しきを 薬草を食べた弟王子は、 ひやくば、 ふきか、んしました。これで、さるたちはゆ , フき百倍 たたかえます。 ラーマ王子のまほうの矢が、わるいあくま ラー、ハナの首をつらぬきました。ラーバナは、どっと たおれて、そのまましんでしまいました。 の , フド ) ど一、つ やま 180
新美南吉 ( にいみなんきち ) 一九一三年愛知県に生まれる。主な作品に『ごんぎつね』『おじいさんのランプ』 『あかいろうそく』『手袋を買いに』『花のき村と盗人たち』などがある。一九四三年没。 「そういえば、きみのみどリだって、すばらしいよ。」 と、黄色のかえるが言いました。 そこでニひきのかえるは、 「もう、けんかはよそう。」 と亠 = ロいあいました。 よくねむったあとでは、人間でも、かえるでも、 きげんがよくなるものであリます。 きいろ にんげん 出典 : 『校定新美南吉全集』所収大日本図書 1973 年 つん