HAC K # 18 80 2 章 ファイルとファイルシステム い、アクセスできなくなってしまう。 常にマウントしておくべきファイルシステムについては、この機能を逆に利用す るとよい。 / mnt の下のマウントボイントのディレクトリに日 EADME ファイルを 置き、このファイルの中に、例えば次のように書いておけばよい。「このファイル が見えた場合、管理者に連絡してほしい・ こでは / floppy という名前のマウントボイントを作成する。 のマウントボイントを使用する。 # mkdir /floppy 一般的なエラーメッセージ この Hack ではこれ以降、 このあたりで、一般的なエラーメッセージを説明しておくのがよいだろう。信じてほしい。 筆者は、 mount 作業に熟練する前に、 こで取り上げるエラーをすべて経験した。その当時、 自分が何を間違ったかを見抜き、どうやって修正すればよいかを判断するために、エラー メッセージの一覧表があればよいのにと望んでいた。 まず次の出力を見てみる。 # mount /dev/fdo /mnt mount : /dev/fd0 on /mnt : incorrect super block 最初の mount コマンドを覚えているだろうか。そのときは直ちにプロンプトが戻ってきた ので、正しくマウントできたことがわかった。今回 mount コマンドは、要求どおりに実行し なかった理由を報告しているので、正しくマウントできなかったことがわかる。 このエラーメッセージは、実際の言葉の響きほどには悪くない。フォーマットのタイプの スイッチを指定することを忘れたので、 mount は UFS を使用していると仮定した。実際には、 このフロッピーは FAT12 フォーマットなので、単にファイルシステムを理解できなかっただ けだ。 次のエラーメッセージも非常に不快に見える。 fd0: hard error cmd=read fsbn 0 0f 0-3 ()0 status) msdosfs : /dev/fdo: lnput/output error このエラーメッセージが出たら、他の誰かに気づかれないうちにすばやくフロッピードラ イプに近寄って、フロッピーを差し込めばよい。フロッピーを挿入し忘れた可能性があるか らだ。

HACK # 14 62 2 章 ファイルとファイルシステム man whereis man WhatiS ・ man find ・ man grep H A C K 役に立つ。 grep は、ファイルの中を検索して、特定のテキストが入っている行を報告する。 の中身の一部は覚えている」ことがあるだろう。そんなとき、奇妙な名前の g て ep コマンドが 特定のファイルを見つける必要があるとき、「ファイルの名前は思い出せないが、ファイル ー grep は、名前は奇妙だが、とても役に立つ grep を最大限に活用 ・ ] ; then user="$USER"; fi mount-user:if [ "$user" - override $USER as the user t0 backup ・ mount-user: echO [-u user] mount-host :mounted=$()f ー grep "$ALM AFP MOUNT/$USER") del-user:if [ "$USER" ! = " て 00t " ] ; then " ] ; then user="$USER"; fi bu-user:if [ "$user" bu-user: ech0 [-u user] - override $USER as the user t0 backup ・ add-user:if [ "$USER" ! = " 印 ot " ] ; then % grep - 5 ・ $USER ・ * してみればよい。 複数のシェルスクリプトから "$USER" というテキストを検索したいとする。次のように試 テキストを探す mount-user mount-host del-user bu-user add-user % grep -15 ・ $USER ・ * プションを付ければよい。 テキスト $USER が入っているファイルの名前だけを知りたいとする。この場合には、 -1 オ あっても、 grep はエラーメッセージを出さない。 一重引用符で囲む。 - s オプションを付けると、検索対象がファイルでなくディレクトリで 入っている行をすべて表示した。シェルが特殊文字を解釈することを防ぐため、テキストを この例では、 grep はカレントディレクトリのすべてのファイルを検索し、テキスト $ USER が

HACK # 18 84 ー 2 章ファイルとファイルシステム あと少しで完成だ。最後に必要なのは、ユーザがマウントボイントを所有しなければなら ないことだ。ユーザのマウントボイントを置く最適な場所は、そのユーザのホームディレク トリである。したがって、一般ユーザのアカウントでログインし、次のように実行すれば よい。 % mkdir N/f10ppy この段階で、 mount コマンドは新しいマウントボイントを認識するだろうか。 % mount N/floppy mount : /home/dru/floppy: unknown special file or file system 何ということだ。振り出しに戻ったように見える。 /etc/fstab のエントリは root のマウン トボイントだけを参照することを覚えておいてほしい。したがって、自分のマウントボイン トを参照するためにショートカットを使用することはできない。 mount コマンドを使用する権 限を得るのはすばらしいが、筆者はとても無精なので、 mount -t msdos /dev/fdo N/f10ppy と 入力するのは面倒だし、覚えきれるものではない。 幸い、ェイリアスの恩恵にあすかることができる。自分の ~. ( shrc ファイルの工イリアスセ クションに、以下の行を追加してみるとよい。 alias mf alias uf そうすれば、 mount -t msdos /dev/fdo N/f10ppy umount N/f10ppy フロッピーをマウントしたいときには mf と実行し、フロッピーのマウントを 解除したいときには uf と実行すればよい。またはキーポードショートカット ( [ Hack # 4 】を参 照 ) を作成してもよいだろう。 フロッビーをフォーマット フロッピーのマウントとマウント解除を簡単に実行できるようになったので、フロッピー ーでも、フロッピーのフォーマットに必要 のフォーマット方法を学ぶときがやってきた なデフォルトの実行方法から始め、後で手順を単純化する方法へと移ることにする。 Windows または DOS システムでフロッピーをフォーマットすると、以下のことが起こる。 1. 2. フロッピーを低レベルでフォーマットし、ディスク上にトラックとセクターを割 り振る。 ファイルシステムをフロッピーにインストールし、 FAT テープルのコピーを 2 つ書 き込む。

79 Wmdows システムでフロッピーをフォーマットし、ファイルをコピーした。そして、その フロッビーをマウント DOS のフロッピーを使用 でほしい。デバイスをマウントすると、マウントボイントの下にあるファイルは隠れてしま イントを作成してもよい。マウントボイントのディレクトリを空にしておくことを忘れない ルトのマウントボイントとして /mnt がある。望むなら、もっと便利な名前で別のマウントボ ファイルシステムへのポインタとなる空のディレクトリだ。 FreeBSD システムには、デフォ 2 番目の引数に「マウントボイント」を指定する。マウントボイントとは、マウントする /dev/fdo は、最初の⑨フロッピードライプ ( fd ) のデバイス ( / dev ) であることを意味する。 どちらのコマンドも 2 つの引数をとる。最初の引数に、マウントするデバイスを指定する。 # mount m5d05f5 /dev/fd0 /mnt 用してもよい。 め、 -t スイッチでフォーマットのタイプを指定した。代わりに、 mount msdosfs コマンドを使 こでは、このフロッピーを msdos べースのシステムでフォーマットしたことを示すた # mount -t m5d05 /dev/fd0 /mnt Password : % su こで、スーパーユーザになり、 mount コマンドのデフォルトの起動方法を実行してみる。 に、特に指定しなければ、 UFS ファイルシステムを使用することが前提になる。 File System) のどちらのフォーマットのフロッピーでも使用できる。名前から予想できるよう ロッピーには常に FAT12 ファイルシステムが入っている。 BSD は、 FAT12 または UFS (Unix Unix には別のファイルシステムをマウントできるという柔軟性もある。 Windows では、フ 況を変更してみる。 ルトでは、一般ユーザにはファイルシステムのマウントを操作する権限がない。後でこの状 こで、「管理者」という言葉を使用したことに注意してほしい。デフォ 解除を実施できる。 る柔軟性を与えている。管理者は、必要に応じて、ファイルシステムのマウントとマウント ければならない。最初は奇妙に聞こえるかもしれないが、このことが実際には Un ⅸにさらな ことはできない。つまり、フロッピーの内容にアクセスする前に mount コマンドを使用しな Unix では、ファイルシステムを「マウント」するまで、その中のファイルにアクセスする で、 FAT12 というファイルシステムを使用していることになる。 「ファイルシステム」が必要になる。フロッピーを Windows システムでフォーマットしたの ( 媒体 ) である。フロッピーにファイルを格納するので、ファイルの場所を追跡するために ファイルを FreeBSD システムに移したいとする。実際には、そのフロッピーは記憶メディア HACK # 18

HACK # 72 F 「 eeBSD の復旧手順を実施 Fixit# mount -0 rw /dev/ad0s1a /mnt Fixit# ー 359 mount コマンドが成功するとプロンプトが戻ってくる。そこで ls /mnt と実行すると、ハー ドディスクのルートファイルシステムにアクセスできるようになったことがわかるだろう。 mount コマンドが失敗した場合、ファイルシステムがクリーンな状態になるまで fsck 幵 s を Fixit# ln -f - 5 /mnt/etc/group /etc Fixit# ln -f - 5 /mnt/etc/*pwd. db /etc そして、以下のようにシンポリックリンクを作成する。 Fixit# mount -u -0 rw /dev/adosl /mnt 821 files, 27150 used, 99689 free ( 985 frags, 12338 blocks, 0.8 % fragmentation) * * Phase 5 - Check 〔 yl groups * * Phase 4 - Check Reference Counts * * Phase 3 - Check Connectivity * * Phase 2 - Check pathnames * * Phase 1 - Check blocks and Sizes * * Last Mounted on /mnt * * /dev/adosl Fixit# fsck 幵 5 /dev/adosl 実行し、その後でファイルシステムをマウントする。 のコマンドセットだけなので注意してほしい。 sysinstall ユーティリティに付属しているものだ。シェルプロンプトで使用できるのは、 F i x i t # プロンプトで 2 組のコマンドセットを使用できる。最初のコマンドセットは が、 [ タブ ] による補完は働かない。 Fixit# プロンプトが現れているとき、 [ ↑ ] ( 上向き矢印 ) でヒストリをたどることができる 要があるからだ。代わりにハードディスク (/mnt) 上のファイルを /etc にリンクする。 してほしい。 mnt2 ( 修理用フロッピー ) を / et ( に結びつけている既存のリンクを上書きする必 シンポリック (-s) リンクを作成するとき、強制 (-f) スイッチを付ける必要があるので注意 Fixit# 15 stand arp* boot crunch* camcontrol* ( P10 * dhclient* dhclient-script* etc/ gunnp* gnp* help/ hostname* ifconfig* mltllgzlp nfS* newfs* route* rtsol* sed* slattach* sysinstall* test* tunefs* usbd*

HAC K 82 ー # 18 2 章 ファイルとファイルシステム /dev/adosle /dev/adoslf /dev/adosld /dev/fd0 257838 616 13360662 2882504 9409306 257838 28368 1424 1 1423 208844 236596 0 % 23 % 12 % 0 % /tmp /usr /var /floppy または、引数を付けないで mount コマンドを実行してもよい。 # mount /dev/adosla on / (ufs, 10 ( al ) devfs on /dev (devfs, 10 ( al ) /dev/adosle on /tmp (ufs, 10 ( al , soft-updates) /dev/adoslf on /usr (ufs, 10 ( al , soft-updates) /dev/adosld on /var (ufs, 10Ca1 , soft-updates) /dev/fdo on /floppy (msdosfs, 10 ( al ) このシステムは現在、 / floppy にフロッピー / dev / fd0 をマウントしている。したがって、フ ロッピーを取り出す前に umount コマンドを実行する必要がある。 mount コマンドを使用してマウントしたのはフロッピードライプだけなのに、このシステム は、他にもいくつかのファイルシステムをマウントしている。これらのファイルシステムを、 いつ、どうやってマウントしたのだろうか。その答えは /etc/fstab にある。このファイルは、 プート時にどのファイルシステムをマウントすべきかを指定する。筆者のシステムでは、 /etc/fstab は次のようになっている。 # 側て e /etc/fstab # Device /dev/adoslb /dev/adosla /dev/adosle /dev/adoslf /dev/adosld /dev/acdo proc linproc Mountpoint none /tmp /usr /var な drom /proc F Stype SWap ufs ufs u fs u fs ( d9660 procfs 0ptions SW ro, noautO /compat/linux/proc linprocfs Dump 0 1 2 2 2 0 0 0 Pass# 0 1 2 2 2 0 0 0 このファイルの各行に、マウントすべきファイルシステムのエントリがある。それぞれ、固 有のマウントボイントと、ファイルシステムのタイプを定義している。マウントボイント な d て om のオプションが、 rw でなくて 0 , noauto となっていることに注目してほしい。 noauto は、 プート時に CD-ROM をマウントしないことを指示する。 CD-ROM の場合にはこのような設 定が好ましい。プート時に CD ドライプに CD が入っていないと、カーネルはエラーメッセー ジを出すか、またはファイルシステムを探すために数秒間だけ止まってしまう。 一方、次のように実行すれば、いつでもデータ CDROM をマウントすることができる。 # mount /cdrom

HACK # 72 360 ー 7 章 find* fsck 幵 s* 高度な手法 usbdevs* zcat* 2 番目のコマンドセットは、 mnt2 にマウントしたフロッピー自体に入っている。 Fixit# 15 mnt2/stand bsdlabel* chgrp* chmod* chown* chroot * dd* disklabel* dmesg* echO* expr* fdisk* fixit crunch* kill* ls* mkdir* mknod* mount* mount ( d9660 * mount msdosfs* reboot * restore* rmdir* rre store* sleep* swapon sync* telnet* umount* VI* view* さらに、最小限の注意書きも入っている。 Fixit# 15 stand/help ステムが入っている。例えば、 ftp://ftp.freebsd.org/pub/FreeBSD/releases/i386/IS0-IMAGES/ ISO イメージの CD を作成した場合、そのリリースの 2 番目のイメージにライプファイルシ てみる。購入した CD セットの中に、「ライプ (live) 」という印の付いた CD がある。自分で こで少し立ち止まって、修理用の fixit フロッピーをライプファイルシステムと比較し ライプファイルシステムを使用 が入っていることにも注意してほしい。 また、バックアップューティリティとして pax を使用した場合を除き、復旧ユーティリティ は、終了するときに :q" と入力すればよいことを覚えておいてほしい。 だし cat と view でファイルを表示することはできる。これまでに view を使ったことのない人 ジ単位で文書を見るコマンドがないことだ。残念ながら more や less などは入っていない。た おそらく最初に気づくのは ( 特にヘルプ文書を読もうとすると必ず気づくだろうが ) 、ペー 5.1 / には以下のファイルがある。 5.1-RELEASE-i386-disc1. iso 630048 KB 5.1-RELEASE-i386-disc2. iS0 292448 KB 5. I-RELEASE-i386-miniinst. iso 243488 KB CHECKSUM. MD5 1 KB 06 / 05 / 03 06 / 05 / 03 06 / 05 / 03 06 / 05 / 03 00 : 00 : 00 00 : 00 : 00 00 : 00 : 00 00 : 00 : 00 これらのうち、 dis ( 1. iso がインストール CD であり、 dis ( 2. iso がライプファイルシステム CD だ。

索引 アプリケーションの実行 . アプレット . Jetty .. john the ripper .. kbdcontrol コマンド . killall コマンド ktrace .. lastlogin コマンド . last コマンド . leave コ、マンド . less コマンド loader . loader. conf ファイル . lock コマンド . .login_conf ファイル . .login ファイル . . logout ファイル . logproc .. ok コマンド ls コマンド . Mac OS X ports をインストール . Unix アプリケーションをインストール .. .. 429 MAC (Mandatory Access ControI) フレームワーク 無線ネットワークを保護 .. … 87 , 1 聞 ... 467 … 470 ... 470 .. 138 .. 14 ... 380 ... 362 .. 458 .. 458 .. 465 .. 115 .. 116 .. 25 … 36 … 35 .. 38 ... 3 聞 .. 461 .. 475 .. 432 … 278 .. 203 .. 39 , 404 ... 37 .. 37 .. 99 .. 353 .. 127 … 479 .. 79 .. 19 .. 236 … 388 , 394 .. 439 , 444 MTA(MaiI Transport Agent) . mtree .. カスタマイズ .. 整合性データベースを使用 . 整合性データベースを作成 .. 記憶装置のデータベースを準備 .. cgd. NetBSD nbtstat コマンド . NAT... MySQL.. mv コマンド . .. 101-1 , 281 … 212 , 326 .. 287 , 291 スケルトンのディレクトリ . ディスクの無駄づかいをなくす .. デフォルトのシェル . なりすまし .. パッケージのピルドを自動化 .. ヘッドレスサーバのログをリモートに記録 483 .. 235 .. 105 ... 283 ... 282 .. 284 .. 88 .. 299 .. 42 .. 205 .. 425 NEFISMB . NFS .. OpenBSD .. 0 MAC アドレス .. make . Makefile .. . mail aliases ファイル . . mailrc ファイル . man コマンド mdconfig コマンド . mergemaster . mfsroot. flp . mllllcom .. MIT マジッククッキー more コマンド mount msdosfs コぐン mount_smbfs コマンド mount コマンド . moused . PF(Packet Filter) . スケルトンのディレクトリ . スワップスペース . ディスクの無駄づかいをなくす .. デフォルトのシェル .. なりすまし ... openssl コマンド . PAM (PluggabIe Authentication ModuIes) . PAE(PhysicaI Address Extension) . OTP(One "lime Password) . OPIE (One-time Password ln Everything) .. 127 .. 166 ... 404 .. 212 ... 321 .. 1 開 … 96 … 206 ... 284 .. 155 .. 155 … 263 .. 14 ト 150 .. 14 ト 150 ド . MSP (Mail Submission Process) . pam—passwdqc . patch コマンド PF(Packet Filter) pg—dump .. pg—dumpall . PHP .. PID ( プロセス ID ) .. .. 447 , 449 .. 170 , 177 .. 213 , 321 .. 287 , 291 .. 124 .. 188 .. 188

サーバなしで Windows の共有ファイルにアクセス ・ man fstab ・ man fdformat ・ man bsdlabel ma n n ewfS 参照 87 HAC K # 19 fFreeBSD Handbook 』の「 Creating and Using FI 叩 pies 」のセクション (http : / / w . freebsd.org/doc/en US. IS08859-1/b00ks/handbook/floppies. html) fFreeBSD Handbook 』の「 Mounting and Unmounting File Systems 」のセクション (http://www.freebsd.org/doc/en US. IS08859-I/books/handbook/mount-unmount. html 、日 本語版は http://www.freebsd.org/doc/ja JP. eucJP/books/handbook/mount-unmount. html) H A C K ストールするための po れ s がある。他のプラットフォームについては、 Sharity-Light の Web 有リソースをマウントすることが可能になる。 FreeBSD には、このアプリケーションをイン 討してみるとよい。このアプリケーションを利用すると、 Unix システムから Wrndows の共 Sharity-Light ( 以前は Rumba と呼ばれていた ) を Un ⅸシステムにインストールすることを検 読者の小さなネットワークに Microsoft と Unix のクライアントが混在しているとしたら、 Sharity-Light をインストールして設定 の鉢に花を植えるために、パワーショベルを持ってくる人はいないだろう。 かもしれない。実際にやりたいことに合わせて、適切なサイズのツールを使用すべきだ。窓 う。 Windows 阪システムと Unix システムとの間で、いくつかのファイルを共有したいだけ きるが、ホームオフィスや小規模なオフィスのネットワークでは、そこまでは必要ないだろ 管理の専門家がいるわけでもない。もちろん、 Samba をインストールして設定することもで すべてのネットワークに、商用のサーバ OS を使用するだけの予算があるわけではないし、 こかに、少なくとも 1 台の NT サーバまたは 2000 サーバが必要になる。 SMB (ServerMessageBlock) の「サーバ」が必要になることだ。つまり、ネットワークのど れらのユーティリティには注意点がある。それは、ファイル共有サーピスを提供するために マウントし、 Microsoft ネットワーク上のリソースにアクセスすることができる。ただし、 mount smbfs ユーティリテイや smbutil ユーティリティを利用して Windows の共有リソースを を利用できるという話を、きっと耳にしたことがあるだろう。例えば FreeBSD では、 Microsoft システム上のファイルにアクセスするために、いくつかの Unix ユーティリティ 最小限の労力で Windows と FreeBSD の間でファイルを共有する サーバなしで Windows の共有ファイルにアクセス

SMBFS で F 「 eeBSD をバックアップー 7 # smbutil login //jwarner@smbserverl Password : Connected tO smbserverl ログアウトするには、次のように実行する。 # smbutil logout //jwarner@smbserverl Password : Connection unmarked as permanent and Will be closed when possible 共有リソースをマウント ホストシステムに手作業で接続を開始できることがわかったら、リモートの共有リソース こでは、 / backup という名前でマウン Connected t0 smbserverl Password : # smbutil login //jwarner@smbserverl 次に、再びホストシステムに接続して、共有リソースをマウントする。 # mkdir /backup トボイントのディレクトリを作成する。 をマウントするためのマウントボイントを作成する。 な設定ファイルが入っているからだ。 FreeBSD のディレクトリ構造の詳細については、 man なくとも、 / et ( と / usr / 10 ( al / et ( を含めることを推奨する。これらのディレクトリには重要 カイプを作成する。自分の必要性に応じて、このディレクトリのリストを変更してほしい。少 このスクリプトは、 / boot 、 /etc 、 /home 、 /usr/local/etc の各ディレクトリを圧縮したアー トリを圧縮するために、簡単なシェルスクリプト bkup を作成してみる。 用してかまわないが、こでは、マウントした共有リソース内の重要なファイルとディレク は、必要なファイルをバックアップしてコピーすることである。好きなだけ複雑な手順を使 ホストサーバに接続してネットワーク共有リソースをマウントしたならば、次のステップ tar と gzip でアーカイプと圧縮を実行 しければ、 - N スイッチを省略すればよい。 ワードを入力しなくてすむ。共有リソースをマウントするときにもパスワードを要求してほ ここで、 mount smbfs に - N スイッチを付けたことに注目してほしい。 こうすれば、再びパス # mount smbfs -N //jwarner@smbserverl/sharename /backup HACK # 35