図書館 - みる会図書館


検索対象: 図書館雑誌 2013年05月号
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1. 図書館雑誌 2013年05月号

2 図書館雑誌 2013.5. 特集☆「図書館の望ましい基準」をどうとらえるか 「図書館の設置及び運営上の望ましい基準」制定の意義 薬袋秀樹 はじめに 2012 年 12 月 , 文科省は , 「公立図書館の設置及び 運営上の望ましい基準」 ( 平成 13 年文部科学省告示第 132 号 ) を改正し , 「図書館の設置及び運営上の望 ましい基準」 ( 平成 24 年文部科学省告示第 172 号 ) 1 ) を大 臣告示した ( 以下 , それぞれ「旧基準」「新基準」とい う ) 。本稿では , 新基準の基本的な特徴と意義につ いて述べる。制定の経緯と背景については , 本号 掲載の文科省社会教育課の報告を参照されたい。 なお , 本稿は筆者の個人的見解を含むものである。 1 . 新基準に関する資料 新基準に関する資料として , 文科省生涯学習政 策局社会教育課『図書館の設置及び運営上の望ま しい基準 ( 平成 24 年文部科学省告示第 172 号 ) につい て』 2 ) があり , これからの図書館の在り方検討協力 者会議 ( 以下 , 「協力者会議」という ) 「図書館の設置 及び運営上の望ましい基準の見直しについて」 ( 以 下 , 「協力者会議報告書」という ) と「『図書館の設置 及び運営上の望ましい基準』の告示について ( 通 知 ) 」 ( 以下 , 「生涯学習政策局長通知」という ) 等を収 録しているので , 参考にしていただきたい。 1. 1 協力者会議報告書 「 I 基本的な考え方」「Ⅱ『設置及び運営上望 ましい基準』の具体的な内容」「参考資料」があ る。 「 I 」は , 1 . 検討の経緯 , 2 . 図書館の現状 , 3 . これからの図書館に求められる「設置及び運 営上望ましい基準」の視点からなる。 3 は , ( 1 ) 社 会の変化や新たな課題への対応 , ②図書館法の改 正への対応 , ( 3 ) 情報化の進展への対応 , ④都道 府県及び市町村の役割の明確化 , ⑤新基準の構成 からなる。 「Ⅱ」は , 1 . 図書館法改正を踏まえて新たに盛 り込む内容 , 2 . 「これからの図書館像 ( 報告 ) 」 の提言及びこれまでの協力者会議等での議論を踏 まえて盛り込むべき内容からなる。 3 . その他留 意すべき事項では , ( 1 ) 数値基準で , 「目標基準例」 を参考に , 各地方公共団体が数値目標を設定し , その達成に努めること , 都道府県が域内の図書館 に共通する基準を策定し , その達成を支援するこ とが望ましいと述べている。②国の役割では , 先 進事例の収集・分析にもとづく成果の普及 , 基準 の見直し , 図書館の在り方や関連施策の提示 , 研 修を挙げている。 ( 3 ) 国立国会図書館の役割では , 国内の各種図書館とのより密接な連携・協力を挙 げている。④読書では , 読書活動の推進における 図書館の重要な役割について述べている。 「参考資料」の 2 では , 「目標基準例」を挙げて いる。 1.2 生涯学習政策局長通知 「 I 改正条文の概要」「Ⅱ留意事項」からな り , 「Ⅱ」では , 私立図書館 , 指定管理者等 7 項目 について解説している。 2 . 新基準の考え方 2. 1 主な規定と文書 新基準に盛り込むことをめざした主な規定・文 書は下記のとおりである。 ・図書館法 ( 1950 ) ・公立図書館の設置及び運営上の望ましい基準 ( 2001 ) ・子どもの読書活動の推進に関する法律 ( 281 )

2. 図書館雑誌 2013年05月号

2 2 図書館雑誌 2013.5. サービスにおいてさまざまな調整を行ってきた経 緯を考慮した記述にすべきである。 4 . 危機管理について 利用者及び図書館員にかかわる不測の事態や , 自然災害等の発生に対して , 予防策を講じるとと もに , 地域ごとの連携・協力体制を構築し , 危機 発生時にどのように対応するかなど危機管理マ ニュアルを作成する。また , 都道府県立図書館を 中心に域内の図書館の状況を把握し , 協力・支援 活動を遅滞なく行うことなども明記する。 ( 説明 ) この項目は総則に新たに設けられた項目 であり , 図書館の特性として多様な利用者と同時 に多様な職員についても明確な記述が必要である。 また , 都道府県立図書館を中心とした被災後の状 況把握や連携・協力体制について明記する必要が ある。 5 . 図書館サービスの計画的実施及び自己評価等 図書館の評価に関しては , サービスの評価のみ ならず , 運営に関する評価も合わせて行う。サー ビスの評価については , 図書館サービスの必要性 , 効率性 , 有効性等の観点から , 各々適切な評価項 目を選定し , 目標数値を掲げること。 ( 説明 ) 「基準」では市町村立図書館の管理運営の 項において , 運営方針 , 事業計画そして点検・評 価について触れているが , 計画の目標や評価の基 準となるものが提示されていない。図書館法第 7 条の 2 , 3 , 4 を実効性のあるものにするには , これらに見合う目標や評価の基準となる数値を具 体的に示す必要がある。 6 . 司書の配置 , 資質・能力の向上 ・図書館には専門的なサービスを実施するに足る 必要な数の司書有資格者 ( おおむね職員数の 3 分 の 2 以上 ) を確保する。 ・館長には , 司書有資格者を配置する。 ・研修の実施にあたって , 文部科学大臣及び都道 府県教育委員会等の役割を明確にする。 また , 司書資格取得科目 , 単位数の改正を機に 従来の研修のみならず現職職員の再教育に積極的 に取り組み , その成果を評価すること等を通じて 司書の専門性を向上させ , 社会的評価を高めるよ う努める。 ( 説明 ) これまで職員の記述については「専門的 職員」とされていたが , 今回の「基準」では一貫 して「司書及び司書補」と具体的な記述としたこ とは高く評価できる。また , 館長についても単に 「司書となる資格を有する者が望ましい」から教育 委員会の責任において「司書となる資格を有する 者を任命することが望ましい」としたことも評価 7 . 資料の収集 , 提供等 図書館 1 館あたりの資料費は 1993 年の約 1600 万 円をピークに年々減少しており , 2009 年度予算で は 936 万円である。住民の要求に応えるサービス達 成のため , 新鮮で豊富な種類及び量の資料を整備 して図書館機能を十分発揮できるよう , 資料費確 保の必要性を強調する。 また , 資料収集の例示として , 大活字資料や DAISY 資料等の入手可能な ( 購入できる ) 障害者 用資料の積極的な収集についても明記すること。 ( 説明 ) 資料費は近年多くの図書館が激減傾向に あり , 年間購入冊数の基準化や蔵書新鮮度の維持 などによる魅力的な図書館資料の整備が求められ ている。今回の「基準」においても図書館資料の 多様化については触れているものの , その量的な 目標数値は示されていない。「基準」にとって最も 期待される事項の一つであり , 今後各図書館の状 況を踏まえた目標数値の指針提示に期待したい。 また , 収集・提供する図書館資料として障害者 用資料についてもこの項目において例示し , 明記 する必要がある。 8 . 電子資料について パッケージ系のみならずネットワーク系情報源 も図書館サービスに積極的に活用するとともに 多様な利用を可能とする情報発信や , インター ネットを通じた図書館利用サービスの拡大に努め る。 ( 説明 ) 「基準」では情報サービスの項で「イン ターネット等や商用データベース等の活用にも留 意しつつ , 利用者の求めに応じ , 資料の提供・紹 介及び情報の提示等を行うレファレンスサービス の充実・高度化に努めるものとする」とし , 積極 的な姿勢を見せている。 9 . 図書館協議会について 委員の構成については図書館利用者や公募の委 員などを中心に , 図書館の役割や機能を十分認識 している多様な人材の参画が望ましい。 運営にあたっては地域の状況を踏まえ , 利用者 の声を十分に反映させることと同時に , 図書館運 営に関する提言や図書館サービス計画及びサービ ス結果についての点検・評価をするなど , その果

3. 図書館雑誌 2013年05月号

2 / 0 図書館雑誌 2013.5. 新しい知識・情報・技術が社会のあらゆる領域 での活動の基盤として飛躍的に重要性を増す「知 識基盤社会」において , 図書館は最も身近な「地 域の情報拠点」として重要な役割を担うことが期 待されている。 これを踏まえ , 図書館の主要サービスの一つと して情報サービスの項目を設けるなど , 情報化推 進のための具体的な項目を規定した。 ・著作権等の権利の保護 著作権法等の法令で規定される各種権利の保護 については , 旧基準においても言及されていた。 しかし , 相互貸借の普及や IT 技術の活用の拡大 , 著作権法の改正などが行われたこと等を踏まえ , 資料の提供等の機会のみならず , 図書館運営全般 に渡り , 権利保護のための取り組みに努めるべき 旨が規定されている。 ・危機管理に関する規定の追加 東日本大震災のような大規模災害から , 迷惑行 為などの日常のトラブルまで , さまざまな事態に おいて利用者の安全を確保するため , 「望ましい基 準」では災害時に備えた危機管理体制の構築 , 防 災・衛生に関する各種設備の設置及び定期的な訓 練の実施などについて規定した。 ②教育基本法・図書館法等の改正に伴う規定の整 備 ・基準の対象として私立図書館を追加 公立図書館と私立図書館は , 担う役割は異なる ものの , そのサービスの向上を図ることが重要で あるということは共通している。「望ましい基準」 においては , 私立図書館についても規定を設ける こととした。 これは私立図書館の自主性・独自性を否定する ものではなく , 「望ましい基準」を活用すること で , 一層私立図書館の特性を生かした運営が推進 されることを期待するものである。 ・運営状況に関する評価の実施 図書館サービスをよりよいものとし , 利用者の 学習活動に資することが , 「望ましい基準」の目的 である。図書館サービスの充実・向上のためには , 図書館サービスを通じて達成すべき目標や , 目標 達成に向けた計画を適切に定めると共に , その達 成状況を評価し , 次なる目標・計画に生かすとい う PDCA サイクルの実施が必要である。 そのため , 今般の改正においては自己評価に加 え外部の視点を取り入れた評価を行うと共に , そ の内容を積極的に公表するよう努めることを規定 ・人材の確保 , 人事交流 , 研修機会の拡充 図書館の管理運営に当たり , 専門的職員である 司書等の確保や能力の向上は欠かすことのできな い重要な事項である。 「望ましい基準」においては , 必要な数の司書等 を確保すべきことを明記すると共に , 職員の質を 担保するため , 図書館の連携する各種団体等との 計画的人事交流や継続的・計画的な研修の実施に 努めること等を規定している。 ・学習成果を活用して行う多様な活動の機会・場 所の提供 社会教育による学習の成果が社会において実際 に活用され , 人々が社会教育を通じた学習の意義 を実感できるような環境を整備することが重要と なる。 図書館におけるボランティア活動は , 住民等が 学習の成果を活用する場であるとともに , 図書館 サービスの充実にもつながる。 「望ましい基準」では , このようなボランティア 等の活動の機会・場所を積極的に提供し , 希望が あれば , 活動を行うための研修などの機会をも併 せて提供するよう努めることを規定した。 ( 参考資料 ) 「望ましい基準」全文 http://www.mext.go.jp/a—menu/() 1 」 / 08052911 / 1282451. htm CNDC 9 : 0162 BSH : 1. 図書館 ( 公共 ) 2. 図書館行政 ]

4. 図書館雑誌 2013年05月号

3 ノ 6 図書館雑誌 2013.5. 『図書館雑誌』バックナンバーのご案内 ( 定価は税込み。各号の在庫状況については , 出版販売係谷 03 ー 3523 ー 0812 に直接お問い合わせください ) 288 年 1 月号 ( VoI. 102 No. 1 ) 平成 19 年度 ( 第 93 回 ) 全国図書館大会ハイライト 980 円 2 開 8 年 2 月号 (VoI. 102 No. 2 ) 特集 = 大学図書館の現在・ 980 円 288 年 3 月号 (VoI. 102 N 。 . 3 ) 特集 = これからの図書館員制度 2 ー具体化に向けて 980 円 288 年 4 月号 (VoI. 102 N 。 . 4 ) 特集 = 図書館における法情報提供サービス 980 円 2 開 8 年 5 月号 ( V 。 1.102 No. 5 ) 特集 = これからの図書館員制度 3 ー投稿から・ ・・ 1 , 38 円 2 開 8 年 6 月号 (VoI.102 No. 6 ) 特集 = デザイン一場としての図書館・ 980 円 2 開 8 年 7 月号 (VoI.102 N 。 . 7 ) 特集 = 図書館における仕事の伝承・ 980 円 288 年 8 月号 (VoI. 102 No. 8 ) 平成 20 年度 ( 第 94 回 ) 全国図書館大会への招待・ ・・ 1 , 38 円 288 年 9 月号 ( V 。 L102 No. 9 ) 特集 = 図書館法改正をめぐって・ 980 円 2008 年 10 月号 ( V 。 1.102 No. (0) 特集 = 子どもの読書環境はいま 980 円 2008 年 11 月号 (Vol. 102 No. 11 ) 特集 = 大学図書館と利用教育 980 円 2008 年 12 月号 (Vol. 102 No. 12 ) 平成 20 年度 ( 第 94 回 ) 全国図書館大会ハイライト / 小特集 = IFLA ケベック大会レポート ・・ 1 , 300 円 2009 年 1 月号 ( vol. 103 No. 1 ) 特集 = トピックスで追う図書館とその周辺・ 980 円 2(1)9 年 2 月号 ( VoI. 103 No. 2 ) 特集 = 学校図書館の現在・ 980 円 2009 年 3 月号 ( V01.103 No. 3 ) 特集 = 検証 : 指定管理者制度・ 980 円 289 年 4 月号 (VOI. 103 No. 4 ) 特集 = 図書館情報学教育の行方・ 980 円 289 年 5 月号 ( VoI. 103 No. 5 ) 特集 = 今 , 図書館ができること一地域の課題と向き合う ・・ 1 , 300 円 2009 年 6 月号 (VoI. 103 No. 6 ) 特集 = ウエプ検索時代の目録・ 980 円 2009 年 7 月号 ( V 。 1.103 N 。 . 7 ) 特集 = 2010 年「国民読書年」に向けて一多様なニーズに応える 980 円 2009 年 8 月号 (VoI. 103 No. 8 ) 特集 = YA サービス新世紀・ ・・ 1 , 300 円 2009 年 9 月号 (VoI. 103 No. 9 ) 平成 21 年度 ( 第 95 回 ) 全国図書館大会への招待・ 980 円 2009 年 10 月号 (VoI. 103 N 。 .10 ) 特集 = 都道府県立図書館のこれから・ 980 円 2009 年 11 月号 ( V01.103 No. 11 ) 特集 = 大学図書館 2009 980 円 289 年 12 月号 ( v 。 1.103 No. 12 ) 特集 = 289 ・トピックスを追う / 小特集 = IFLA ミラノ大会レポート 1 ,300 円 2010 年 1 月号 ( V 。 1.104 No. 1 ) 平成 21 年度 ( 第 95 回 ) 全国図書館大会ハイライト 980 円 2010 年 2 月号 ( VoI. 104 No. 2 ) 特集 = 都道府県立図書館のこれから 2 980 円 2010 年 3 月号 (vol. 104 No. 3 ) 特集 = 学校図書館と協働する一チーム学校図書館・ 980 円 2010 年 4 月号 ( V01.104 No. 4 ) 特集 = 図書館を見せる 980 円 2010 年 5 月号 ( Vol. 104 No. 5 ) 特集 = 学ぶ図書館員・ ・・ 1 , 300 円 2010 年 6 月号 (Vol. 104 No. 6 ) 特集 = 図書館ウエプサイトの展開・ 980 円 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

5. 図書館雑誌 2013年05月号

図 書館雑誌 v 。 I. 107 , N 。 .5 37 / ◆◆◆◆◆◆ 2010 年 7 月号 ( V 。 1.104 No. 7 ) 小特集 = 著作権法改正と障害者サービス 980 円 2010 年 8 月号 ( V 。 1.104 No. 8 ) 平成 22 年度 ( 第 96 回 ) 全国図書館大会への招待・ ・・ 1 , 300 円 2010 年 9 月号 ( V01.104 No. 9 ) 特集 = 国民読書年と図書館 980 円 2010 年 10 月号 ( V01.104 No. 10 ) 特集 = 大学図書館と国際化・ 980 円 2010 年 11 月号 ( V 。 1.104 N 。 .11 ) 特集 = これからの日本図書館協会・ 980 円 2010 年 12 月号 ( V01.104 N 。 .12 ) 平成 22 年度 ( 第 96 回 ) 全国図書館大会ハイライト / 小特集 = IFLA ヨーテポリ大会レポート ・・ 1 , 300 円 ◆ 2011 年 1 月号 ( V01.105 No. 1 ) 特集 = 医療・健康情報を市民へ 980 円 ◆ 2011 年 2 月号 ( vol. 105 N 。 . 2 ) 特集 = トピックスで追う図書館とその周辺・ 980 円 ◆ 2011 年 3 月号 ( VoI. 105 N 。 . 3 ) 特集 = これからの日本図書館協会 2 980 円 ◆ 2011 年 4 月号 ( V01.105 N 。 . 4 ) 特集 = ICT 技術と図書館システム環境の変化・ 980 円 ◆ 2011 年 5 月号 ( Vol. 105 No. 5 ) 特集 = 新たな図書館情報学教育に向けて ・・ 1 , 300 円 ◆ 2011 年 6 月号 ( Vol. 105 No. 6 ) 特集 = 電子書籍と電子図書館・ 980 円 ◆ 2011 年 7 月号 ( V01.105 No. 7 ) 小特集 = ①指定管理者制度の現在 / ②図書館学教育部会 50 周年・ 980 円 ◆ 2011 年 8 月号 (Vol. 105 No. 8 ) 特集 = 東日本大震災と図書館 ・・ 1 , 300 円 ◆ 2011 年 9 月号 (Vol. 105 No. 9 ) 平成 23 年度 ( 第 97 回 ) 全国図書館大会への招待・ 980 円 ◆ 2011 年 10 月号 ( V01.105 No. 10 ) 特集 = 探究学習と学校図書館・ 980 円 ◆ 2011 年 11 月号 ( Vol. 105 No. 11 ) 特集 = 大学図書館 2011 980 円 ◆ 2011 年 12 月号 (Vol. 105 No. 12 ) 特集 = これからの日本図書館協会 3 / 小特集 = IFLA サンファン大会レポート ・・ 1 , 300 円 ◆ 2012 年 1 月号 ( V01.106 No. 1 ) 平成 23 年度 ( 第 97 回 ) 全国図書館大会ハイライト 980 円 ◆ 2012 年 2 月号 ( Vol. 106 No. 2 ) 特集 = トピックスで追う図書館とその周辺・ ・ 980 円 ◆ 2012 年 3 月号 (Vol.106 No. 3 ) 特集 = 東日本大震災から 1 年・ 980 円 ◆ 2012 年 4 月号 ( Vol. 106 No. 4) 特集 = 広がりをみせるパスファインダー 980 円 ◆ 2012 年 5 月号 ( VoI. 106 No. 5) 特集 = 打って出る県立図書館 ・・ 1 , 300 円 ◆ 2012 年 6 月号 ( V01.106 No. 6 ) 特集 = これからの日本図書館協会 4 980 円 ◆ 2012 年 7 月号 ( V01.106 No. 7 ) 特集 = 前進しつづける国立国会図書館・ 980 円 ◆ 2012 年 8 月号 ( V01.106 No. 8 ) 特集 = 観光ポータルとしての図書館・ ・・ 1 , 3 開円 ◆ 2012 年 9 月号 (Vol. 106 No. 9 ) 平成 24 年度 ( 第 98 回 ) 全国図書館大会への招待・ 980 円 ◆ 2012 年 10 月号 ( V01.106 No. (0) 特集 = 「資格認定」の取り組みー協会認定司書を位置づけていくために 980 円 ◆ 2012 年 11 月号 ( Vol. 106 No. 11 ) 特集 = 大学図書館 2012 980 円 ◆ 2012 年 12 月号 ( Vol. 106 No. 12 ) 特集 = 教育の未来をひらく学校司書のしごと / 小特集 = IFLA ヘルシンキ大会レポート ・・ 1 , 300 円 2013 年 1 月号 ( V01.107 No. 1 ) 平成 24 年度 ( 第 98 回 ) 全国図書館大会ハイライト 980 円 2013 年 2 月号 ( V 。 1.107 No. 2 ) 特集 = トピックスで追う図書館とその周辺・ 980 円 2013 年 3 月号 ( V 。 1.107 No. 3 ) 特集 = 東日本大震災から 2 年・ 980 円 2013 年 4 月号 ( V 。 1.107 No. 4 ) 特集 = 図書館をアピールする一調査・研究機能をめぐって・ 980 円 ◆◆◆◆

6. 図書館雑誌 2013年05月号

JLA の新刊 館 & 0 一 図実習 Q &A 川原亜希世・中道厚子・前川和子・ 横山桂著 B5 97p 1 680 円 ( 税込 ) B N 9 / 8 ー 4 ー 8204 ー 1302 ー 8 図書館実習を成功に導くノウハウが満載 ! ・図書館実習について、学生を送り出す司書課程の教員、実習に赴く学生、実習生を受け入・ ・れる公立図書館の 3 者の視点から、 39 の質問を用意。 2007 年以来、この分野の現状調査を ・行ってきた著者が、研究で得た知見を踏まえて、質問への回答と丁寧な解説をまとめました。 : また、サンプル集として、実習のスケジュール、希望調査票、覚書、注意事項など、コピーして ・使える書式も豊富に用意されています。図書館実習を実施しようとする司書課程、学生、受け ・入れる図書館のみなさんに必ず役立っ 1 冊です。 【主な目次】 1. 専門職養成教育と実習 2. Q&A 2.1 関係者共通編 ( 図書館実習の流れ、時期、内容、保険、就職など ) 2.2 司書課程教員編 ( 図書館実習実施のメリット、実習図書館の確保、説明会など ) 2.3 司書課程学生編 ( 学生にとってのメリット、実習先の確保、心構えなど ) 2.4 公立図書館編 ( 実習生受入のメリット、指導する職員、マニュアル、 PR など ) 3. サンプル集 ( 手順とスケジュール、実習希望調査票、覚書、注意事項、日誌など ) 4 参考資料 ( 諸外国の事例、公立図書館での実習受入の現状 ) 社団法人日本図書館協会〒 104-0033 東京都中央区新川 1 -11-14 出版販売係 発行 hanbai@jla.or.jp Tel 03-3523-0812 Fax 03-3523-0842 ( お問い合わせ・ご注文はメールでもお受けします )

7. 図書館雑誌 2013年05月号

図書館雑誌 2013.5. 特集☆「図書館の望ましい基準」をどうとらえるか 公立図書館による「望ましい基準」のとらえ方・活かし方 経営サイクルに関する規定を中心に 叶多泰彦 1 . はじめに ( 改善 ) が確認できる ( 表 1 ) 。 書館法それぞれの条文に Check ( 評価 ) と Action る点があげられる 3 ) 。社会教育法 , 博物館法 , 図 育関連三法で同じ見出しの条をいくつか設けてい 2008 年の図書館法改正の特徴の一つに , 社会教 する評価等」の規定 ②社会教育関連三法の改正と「運営の状況に関 のが今のところ妥当であろう。 しい』事務の在り方を示唆する」 2 ) ものと理解する しい基準は , 一種の指針として , 図書館の「『望ま との指摘がある。図書館法に規定されている望ま 委任規定の有無を総合して判断する必要がある」 1 ) にとどまるかは , 個々の告示の規定内容や法律の 令として効力を有するかそれとも単なる行政規則 おける告示の法的性格については , 「告示が法規命 告示されている。国家行政組織法第 14 条第 1 項に て , 図書館の健全な発達を図ることを目的として 「新基準」は図書館法第 7 条の 2 の規定に基づい (1) 「新基準」の図書館法との関係 , 法的位置づ 2 . 「新基準」のとらえ方 方・活かし方を考えてみたい。 経営サイクルに焦点をあてて「新基準」のとらえ 本稿では , 公立図書館の現場職員の立場から , ( 改善 ) で構成される。 Plan ( 計画 ) ・ Do ( 実施 ) ・ Check ( 評価 ) ・ Action う。経営サイクルは PDCA サイクルともいわれ , かし方の核となるのは経営サイクルの扱いであろ として活用すべきものであると筆者は考える。活 営を定着させ , それをさらに深めるためのツール ましい基準」を以下「旧基準」とする ) は , 現場に経 下「新基準」とし , 「公立図書館の設置及び運営上の望 「図書館の設置及び運営上の望ましい基準」 ( 以 社会 教育法 表 1 . 社会教育関連三法における評価と改善 ( ゴシック太字は筆者 ) 見出し : 運営の状況に関する評価等 について評価を行うとともに , その結果に基 第 9 条博物館は , 当該博物館の運営の状況 置を講ずるよう努めなければならない。 づき公民館の運営の改善を図るため必要な措 について評価を行うとともに , その結果に基 第 32 条公民館は , 当該公民館の運営の状況 博物館法 づき博物館の運営の改善を図るため必要な措 置を講ずるよう努めなければならない。 第 7 条の 3 図書館は , 当該図書館の運営の 状況について評価を行うとともに , その結果 に基づき図書館の運営の改善を図るため必要 な措置を講ずるよう努めなければならない。 ( 3 ) 「附帯決議」・「これからの図書館像」の影響 「新基準」には図書館法改正を反映したもののほ か , 社会教育法等の一部を改正する法律案に対す る附帯決議 ( 以下「附帯決議」 ) 4 ) や , 「これからの図 書館像」 5 ) の内容を反映したものも多くみられる。 「旧基準」に比べ「新基準」の内容が豊富になった 一因もそこにある。「新基準」を的確にとらえるた めには , これらを読み込むことも重要となる。 ( 4 ) 博物館の望ましい基準との比較 博物館の望ましい基準と「新基準」とで P ( 計 画 ) C ( 評価 ) A ( 改善 ) に関して規定した条の共通 した見出しと , 各項の概要をまとめたものが表 2 である。同様の内容となっているのは , 「新基準」 策定にあたり , 先に告示された博物館の基準の内 容を参照し整合性を持たせた結果と思われる。基 準全体としては「新基準」の方がかなり詳細にわ たり具体的な記述をしている。 図書館法

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28 ノ 都道府県 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県 門真市立速見小学校 豊能町立東能勢中学校 学校 名 図書館 寝屋川市立図書館 稲美町立図書館 川上村立図書館 なし 琴浦町図書館 海士町中央図書館 笠岡市立図書館 名 関西大学初等部・中等部・高等部 加古川市立若宮小学校 神戸市立本山中学校 兵庫県立北摂三田高等学校 平群町立平群北小学校 大淀町立大淀中学校 奈良県立畝傍高等学校 和歌山市立八幡台小学校 海南市立中野上小学校 和歌山県立神島高等学校 鳥取市立青谷小学校 米子市立福生西小学校 鳥取県立智頭農林高等学校 浜田市立原井小学校 隠岐の島町立西郷小学校 鏡野町立富小学校 吉備中央町立竹荘中学校 岡山県立東岡山工業高等学校 広島市立彩が丘小学校 廿日市市立玖島小学校 北広島町立川迫小学校 山陽小野田市立赤崎小学校 宇部市立厚東中学校 山口県立萩高等学校 板野町立板野東小学校大坂分校 美波町立由岐中学校伊座利分校 徳島県立名西高等学校 さぬき市立石田小学校 観音寺市立豊浜小学校 香川県立香川西部養護学校 新居浜市立多喜浜小学校 西予市立宇和中学校 愛媛県立弓削高等学校 高知市立潮江中学校 黒潮町立大方中学校 高知県立高知農業高等学校 久山町立久原小学校 北九州市立大蔵中学校 宇美町立宇美南中学校 小城市立岩松小学校 吉野ヶ里町立東脊振中学校 佐賀県立佐賀北高等学校 諫早市立西諫早小学校 佐世保市立天神小学校 長崎県立五島高等学校 宇土市立走潟小学校 菊池市立旭志小学校 尚絅高等学校 臼杵市立市浜小学校 由布市立西庄内小学校 大分県立別府青山高等学校 宮崎市立住吉小学校 日南市立吾田東小学校 宮崎県立延岡星雲高等学校 枕崎市立桜山小学校 日置市立土橋小学校 知名町立田皆小学校 那覇市立城北小学校 沖縄市立宮里中学校 沖縄県立沖縄水産高等学校 図書館雑誌 VOL107 , No. 5 団体 ( 個人 ) 名 おはなしふくろう つくし文庫 加古川おはなしの会 子ども劇場実行委員会 郡山おはなし会 ぶつくさーくるぐりとぐら 絵本グループ「あじさい」 読書ボランティアグループ おはなしポケット 小谷なかよし文庫 徳佐子ども文庫 三木スズエ 朗読グループどんぐり 民話の里・すみの こうち童話の会 ルピナス 尾道市立中央図書館 防府市立防府図書館 徳島市立図書館 さぬき市寒川図書館 八幡浜市立保内図書館 高知市立市民図書館 みやこ町図書館 神埼市立図書館 島原図書館 益城町図書館 なし 延岡市立図書館 南九州市立知覧図書館 なし 久留米市北野町親と子の読書会連絡協議会 宮本共子 おはなしサークル 3 びきのくま おはなし宅配便 おはなしサークルオレンジのとびら おおいた子どもの本研究会 読み聞かせ " 木の実 " 鹿児島県立図書館ボランティア「さざなみ」 松川小学校「虹のシンフォニ

9. 図書館雑誌 2013年05月号

図書館雑誌 Vol. 107. No. 5 ☆ ☆ 霞が関だより ◎文部科学省 第 1 1 5 回 子どもの読書活動優秀実践校・図書館 ・団体 ( 個人 ) 表彰を開催しました。 【代表校・図書館・団体】 平成 14 年度から国民の間に広く子どもの読書活動につ 由布市立西庄内小学校 大分県 いての関心と理解を深めるとともに , 子どもが積極的に 三重県立宇治山田商業高等学校 三重県 読書活動を行う意欲を高める活動について優れた実践を 長野県 山形村図書館 行っている学校 , 図書館及び団体 ( 個人 ) を表彰していま 山形県 いっちゃん会 す。 また , 基調講演は島田洋七氏による「子どもの頃の読 また , 例年 , 「子ども読書の日」 ( 4 月 23 日 ) を記念し , 書は , 豊かな人生の第 1 歩」をテーマに講演いただきま 「子どもの読書活動推進フォーラム」を開催し , 併せて表 した。 彰式を行っております。表彰式では被表彰校等を代表し , CNDC 9 : 019.5 BSH : 読書 ] 下記の学校等が義家文部科学大臣政務官より表彰を受け ました。 △主催者挨拶 . 義家弘介文部科学大臣政務官 △基調講演 : 島田洋七氏「子どもの頃の読書は , 豊かな人生の 第 1 歩」 平成 25 年度子どもの読書活動優秀実践校・図書館・団体 ( 個人 ) 文部科学大臣表彰被表彰者一覧 学校名 図書館名 団体 ( 個人 ) 名 新得町図書館 読書サークル「ライラックの会」 滝川市立図書館 本との楽しい出会いを創る会 五所川原市立図書館 朗読の会秋桜 北上市立中央図書館 読書ボランティアおはなしころりん 蔵王町立図書館 お話びつくり袙 都道府県 北海道 むっ市立大畑小学校 青森県 東北町立第一小学校 青森県立八戸聾学校 宮古市立川井西小学校 岩手県 奥州市立水沢南中学校 仙台市立北仙台小学校 登米市立米川小学校 宮城県 なし

10. 図書館雑誌 2013年05月号

322 図書館雑誌 2013.5. 日時 : 4 月 10 日 ( 水 ) 13 : 30 ~ 17 : 30 会場 . 日本図書館協会研修室 出席者 . 理事長 : 塩見昇 , 常務理 事 : 森茜 ( 理事長代行兼務 ) , 諸田 清 ( 事務局長兼務 ) , 西村彩枝子 ( 事務局次長兼務 ) , 小田光宏 , 佐藤 尚子 , 高橋恵美子 , 谷口豊 , 西野一 夫 , 山本宏義 , 監事 : 土田正 * 協議・報告 1 . 常務理事兼事務局長の異動 新任 : 諸田清 事務局長の退任 : 西野一夫 2 . 理事の交代 ・国立国会図書館 新任 : 佐藤尚子 退任 : 佐藤従子 ・図書館学教育部会 新任 : 小田光宏 ( 青山学院大学 ) 退任 : 山本順一 ・大学図書館部会 新任 : 奥村次徳 ( 首都大学東京 学術情報基盤センター ) 退任 : 江原由美子 3 . 2012 年度事業報告骨子案につい て 「幻 12 年度事業報告」の背景を説明 するものとして「骨子案」が提案さ れ , 「計画の基調」「基本方針」は以 下の意見等を踏まえて文章化し , 「事業ごとの主な計画」は部会 , 委 員会の事業計画を集約してまとめる こととした。 ( 以下意見 ) ・私立図書館にも係る「望ましい基 準」の告示。 ・小中学校図書館への新聞配備と学 校司書配置の財政措置 , 昨年 7 月以 降の学校司書法制化の動向 , 「学校 図書館の現状に関する調査」結果。 ・指定管理者制度導入による運営 ・図書館の自由に関わる事例 ・講習を主体としていた司書の養成 が大学における教育課程主体に展開 した最初の年度であった。 ・国立国会図書館の「私たちの使 ワ常務理事会 ー協会通信一 命・目標 2012 ー 2016 」策定 , オンライ ン資料制度収集 , 「東日本大震災ウェ プアーカイプ」の公開など。 ・東日本第震災支援活動の動向 日図協を窓口とする寄付金が , 本 や図書館に使われることを知る人か ら継続している。それらを要請に応 じて仲介を行っている。陸前高田市 の郷土資料の救済等ボランティアの 支援 , 県立図書館との情報交換等こ れまでの活動で得られたつながりを 生かして活動した。 ・専任職員の減少に伴い非正規雇用 職員が基幹的業務を担う状況が生ま れている。図書館運営を考える状況 が人の面で希薄になっている。どの ような管理運営形態を採用するにし ても主体的な図書館運営が必要であ ・仙台の図書館づくり市民団体が図 書館職員の雇用の問題を学習テーマ に取り上げている。職員の雇用は市 民にとっても重要な関心事になって いる。 ・日図協の大きな政策課題として司 書の問題がある。専門職としての社 会的認知を高めることや図書館以外 の専門職も含めて制度論を考える必 要がある。現状に危機感を抱いてい る側から問題をなげかけられている 状況である。 ・制度論だけで解決するのは難しい 問題である。認定司書 , 図書館情報 学検定試験等の事実を積み上げるし かないのではないか。 ・大学図書館では電子化のほかには , 教育の場に踏み込んだ学習支援 , ニングコモンズが強く打ち出さ フー れている。 ・公共図書館の資料費削減とともに 2012 年度調査で初めて貸出総数が前 年比で減少したことを注視すべきで ある。 4 . 2012 年度決算報告について 「平成 20 年公益法人会計基準」に よる決算が確定していないため口頭 で報告された。「財政再建計画 ( 平 成 24 ー 26 年度 ) 」 ( 2012 年 10 月 4 日理事 会決議 ) の達成状況 , 契約解除等に ともなう支出 , 収入見込み額と実際 との差異について説明があった。 5 . 業務分析 ( 中間報告 ) について 収支バランスに基づく財政基盤の 検討の一環として , 出版・研修・調 査研究・選定の四つの主要事業につ いて収支の分析 ( 2013 年度予算べース ) について報告された。次回に会費収 入 , 寄付金収入 , 固定費の点検 , 長 期借入金の趨勢も含めて収支分析を 報告する予定である。 6 . 「『図書館の設置および運営上の 望ましい基準』の障害者サービス 関連項目について ( 見解 ) 」 ( 案 ) 昨年告示された「望ましい基準」 では「対面朗読」が「図書館資料等 の代読サービス」と置き換えられて いる。このことが現場での誤解や障 害者サービスの理念等が誤って認識 される恐れがあるため標記見解を表 明し , 文部科学省にも提出すること とした ( 「見解」は , 本誌 P292 参照 ) 。 7 . 「障害者のための郵便制度に関 する要望 ( 案 ) 」 第 4 種郵便の特定録音物等郵便物 の無料扱いについて , その対象者を 「視覚障害者」から , 著作権法第 37 条 3 項にいう「視覚障害者等」を対 象とするよう標記要望について , 障 害者サービス委員会と協議し , 内容 と文章の整理を行った上で , 総務省 に提出することとした。 8 . 「子どもの読書活動推進に関す る基本的な計画 [ 第 3 次 ] ( 案 ) 」 への意見 ( 案 ) 児童青少年委員会から出された意 見をもとにとりまとめ , 学校図書館 部会から提出された意見をも併せて , パプリックコメントへの意見とする こととした。 9 . 「図書館における指定管理者制 度の導入について 2013 年調査」の 実施について 例年行っている標記調査を本年も 図書館政策企画委員会で実施する。 10. 映画「図書館戦争」の公開を機 に図書館振興に資する催事等を実 施することについて 関係機関等と調整のうえ , 実施の